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カロのクロ・ジャカンを眺めてます
Jan 08, 2009 by toshiaki |なんかかわいいのです。もう独立して親元を離れた子供と久し振りに会うような感覚ですか(笑)。「お前も立派になったね。お父さんうれしいよ。」
そんな感じです(笑)。
ズングリ底広の独特の瓶形もかわいく見えるから不思議です。
私、病気かも知れません。こんな私を見て家内が心配してます。(笑)
大丈夫です。
ちょっとズレてるかもしれませんが。
皆さん、かわいいと思いません?
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ラファージュさんのエルマセットの値段が下がりました!
Jan 07, 2009 by toshiaki |ラファージュさんのエルマセットの値段が下がりました!
いままで1635円税込みが1470円税込みとなりました。
そうこなくっちゃ。
ラファージュさんのドメーヌのワイン、セントネールとレアも下がります。(新入荷に入れ替わり次第ですが。)
ここ数年ワインは値段が上がる一方でしたから、とても嬉しいです。
とはいえ、為替はまだ安定していませんから、インポーターさんも値下げには慎重なようです。
まあ、徐々にでも下がらなくては理屈が通りませんね。
新年の値下げ第一弾がラファージュさんのワインだとは、なんか今年良いことがありそうだと思いませんか?(笑)
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ひょっとしたらクロ・ジャカン入荷
Jan 06, 2009 by toshiaki |なにが?って
ピエール・カロのシャンパンです。それもクロ・ジャカンです。
ただでさえ数が少ない上雑誌「ブルータス」で絶賛されたため、すっかりレア物になったシャンパンです。
ですから、抱き合わせ販売やプレミアム販売されるようになってしまいました。
もう、うちの出番はないと思っていましたが…。あるところにはあるんですね。
とはいえ数は少ないでしょうし、本当に商品が届くまで半信半疑です。
入荷したらラッキーという感じですね。
すぐにお知らせいたしますので。
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新年です
Jan 05, 2009 by akiko |が、決算たな卸しのため 2日から働いちゃいました。
正月も休めません・・・。
正月も普段とあまり変わらない 我が家の食卓ですが、それでも ちょっと贅沢しよう ということで
頂き物のサーモンやらクリームコロッケやら
並べてみました。とりあわせとしては 変だけど、
やつ頭としいたけの お煮しめも あります。
こ~んなに バラバラな食卓で 重宝するのは、
ローヌの赤。もちろん 若いときから飲める軽めのもの。
やさしい甘さが お料理にもよく合うし、疲れが癒される感じ。
今年は ワインとのどんな出会いがあるかなぁ。
私自身の今年の課題としては、お料理とワインの
組み合わせを 工夫すること。いっつもローヌじゃ
新鮮さがないですもんね。
面白い話題を 提供できるよう がんばります。
今年も マスキューをよろしくお願いします。
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からすみとラモン・ロケッタ白
Jan 05, 2009 by toshiaki |からすみそのものより、オリーブオイルと唐辛子が味わいのつなぎとして大きく作用することを発見しました。
うーん。
そこらへんがミモレットチーズとの食品としての違いなのでしょうか?
からすみと良く似た味わいのミモレットチーズではありますが、海産品と乳製品独特の臭みの違いも含め、調理しなくてはなりませんね。
そこらへんが文化の差異なのですね。
勉強になりました。
差異が分かることにより、アレンジも変わりますから、より美味しい食べ合わせにチャレンジできます。
プロの料理人は日々その努力研究の連続なのでしょうから、頭が下がります。
変人が多いのもわかります(笑)。失礼!
「あんたもだよ!」って
そんなことないと思うんですが?
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からすみパスタにあうワインは?
Jan 04, 2009 by toshiaki |なにがいいでしょう?
あれがまだ冷蔵庫にあります。
フフフ。
からすみです。
そうすればお昼にはこれしかありません。
からすみのパスタ!
合わせるワインはサルデニャのカナイリなんかあるとベストなのですが、もう、売り切れてありません。
うーん、あのカナイリの酸の硬質感がからすみには合うのです。
そうすると代わるワインは?
そうだ!
スペインのラモン・ロケッタの白だ!
このワインアロマチッケでたっぷりしているのですか、割に酸がしっかりとしているのです。
試してみます。
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駒沢公園に行きました
Jan 04, 2009 by toshiaki |なんと陽当たりの良いところでは、梅の花がもうほころびだしていました。
梅の香りもかなりしていました。
ちょっと早いような気もしますが、いつの間に!このまま寒くならないまま春にでもなりそうな気がしました(そんな訳ない?)。2月になってかなり寒い日があるとおもいますが、梅はうまく折り合いをつけるのでしょうね。
ブドウの樹はどうなのでしょう?知りたくなりました。植物には休眠期間が必要なはずですから、ちょっと暖かといえども休んでいてくれた方が安心です。(笑)
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お節料理に合うアラン ブリュモン
Jan 02, 2009 by toshiaki |本年もよろしくお願いいたします。
ところで、今駅伝をみていますが(ちょうど家の窓から見えるのです。)2区の山梨学院大学のモグス選手かっこよかったです。走ってる姿がオーラに包まれてました。人を寄せ付けないほどです。昔の瀬古選手や早稲田大学の渡辺監督の現役当時みたいです。それから日本大学のダニエル選手も凄かったです。人間のレースにまるで馬が参加してるかのようでした。まさに超人的な走りでした。
そうそう、発見しました。アラン・ブリュモンの赤ワインなのですが、なんとお節料理に合うのです。甘く煮しめた椎茸とは別段のマリアージュをします!
あの力強い果実味あふれるワインが椎茸の甘みと絶妙にマッチするのです。
うーん!
新境地発見しました。
試す価値あります。
新年そうそう良いことがありました(笑)。
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この一年のご愛顧誠にありがとうございました
Dec 31, 2008 by toshiaki |最期のバタバタです。
ワインも、さすがにかなり減ってきましたので、タッチの差で欠品すれすれの状態です。
ご希望のものが無くなってしまう事があるかと思いますが、その節はお許し下さい。
私事で恐縮なのですが、毎年大晦日の晩はお寺でおみくじや御守り売りのお手伝いがあります。
今年の大晦日は天気が良いので、ホッとしてます。とはいえ寒そう~。
まあ、毎年のことですから、これが終わってようやく新年が迎えられます。習慣が続くと儀式に近くなりますね(笑)。
皆さんもそんな習慣をお持ちでしょうね。
さぁて、新年は何飲もうかな?(じつはまだ決まっていません(笑))
それでは、皆様良いお年をお迎え下さいませ。
この一年のご愛顧誠にありがとうございました。
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スペインのニューウェイブ、カピトソ セミクリアンサ
Dec 30, 2008 by toshiaki |さすがに結構疲れてきましたね。
そうそう、昨日スペインのカピトソ セミクリアンサ2006年を飲みました。ボデガス アルタンザのリオハワインです。
突然柔らかい果実味に浸りたくなったのです。
このワイン、スペインのニューウェイブなのです。最新の技術を貪欲に取り入れます。なんでもオーナーが一代で財を成した方で、若かりし頃ワイナリーで働いた事が忘れられず、当時の仲間を呼び寄せてボデガス アルタンザを設立したそうです。
ブドウ園は120ヘクタールもあり、収穫の内優良な20パーセントだけ自社で販売し、残りはネゴシアンに売却するほどなのです。目指すところがとても高いのです。
まだまだこれからのボデガですが、このワインの果実味は、いままでスペインワインでは経験したことがない柔らかさなのです。新鮮なブドウのアロマが柔らかく豊かなのです。
フレッシュネスとジェンダリーが同時に成遂げられた新境地なのです。
飲むと果実味でお腹いっぱいになります(笑)。
癒されます!
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お客様の指向はブランドよりもバリュー フォー プライス
Dec 29, 2008 by toshiaki |ところで、今年思ったのですが、お客様の指向がブランドよりもバリュー フォー プライスに向っています。景気が悪いことも原因なのでしょうが、とても良い事だと思います。日本のワイン市場も成熟に向っているようです。
来年になるとインポーターさんも新しい商品に入れ替わりますから、円高の恩恵にあずかれそうです。とはいえ、名前だけの高いワインが売れるとは考えられません。
名前だけの高いワインを飲んで失敗した方が多いからです。
いよいよ我々の出番か(笑)?
まあ、当店の場合かなり扱いアイテムがマイナーな上、偏りがありますから変な期待は持たない方が良いでしょう(笑)。
来年も相変わらずのスタイルでやって行くつもりですので、よろしくお願いいたします。
いけない、いけない!まだ31日まで営業しておりますので、ワインが足りない方の御来店おまちしております。
今年の正月は長いですから(笑)。
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アラン・ブリュモンさんのワイン
Dec 28, 2008 by toshiaki |なにがって?
フランス ガスコーニュのアラン・ブリュモンさんのワインです。
この時期ワインがうれるのは当たり前なのですが、このワインはブッチギリの勢いです。
様々な雑誌でも、コストパフォーマンスの高さが評価されていますから、当たり前と言えば当たり前なのですが。
あと、一度見たら忘れないインパクトのあるラベルも貢献してます。
今、当店のベストセラーワインとなっています。もともと気にいって売ることにしたワインですから、皆さんにご支持されるのはとても嬉しく、冥利につきます。
あとは無くならないのを祈るばかりです。
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シャンパーニュは 絶対 B&Bだっ
Dec 27, 2008 by akiko |ブログもだいぶサボっちゃいました。
先週の土曜日は マスキューの2008ラスト試飲会でした。ご来店 ありがとうございました。
自画自賛では ありますが、今回の試飲内容は
よかったなぁ。スパークリングワインの 個性の違いを
端的に感じていただけたと思います。
家に帰って試飲会の残りを飲みつつ 恒例 夫婦で反省会。
で、シャンパーニュは ブラン・ド・ブランと ブラン・ド・ノワール どっちが好きか 論争です。
わたしは絶対 B&B。
美しく強く 複雑。なにより フィネスがある。
シャルドネだけだと どうしても ふっくら感とかコクが
欠けてしまうけれど すばらしい B&Bは その
欠点をみごとに克服して 豊かさを 備える。
困難を乗り越えた 達成感や美しさが B&Bの
最大の魅力。
そこのところを どうもダンナは理解しないらしい。
結局 いまだに 論争の決着を見ない・・・。
どっちが好きかだから 決着つける必要ないんだけど。
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地酒 司牡丹
Dec 27, 2008 by toshiaki |今年はカレンダーの関係で休みが長い会社が多いようですね。
今日もご夫婦で御来店して下さるお客様が多いです。
我々の商売は今がまさにトップシーズンですが、大方のインポーターさんは出荷が終ってます。もう、在庫のみで補充がききません。在庫切れ欠品がかなり出てきそうです。お許しください。
それから、今年も高知県の地酒 司牡丹の新酒樽酒を瓶詰いたしました。今年は12月前半が暖かかったので昨年より樽香がのっています。やや甘く感じるかもしれませんが、くどくはありません。新酒ならではの爽やかさが心地よいのです。
当店で20年以上続けているこの時期限りの味をお楽しみ下さい。
ちなみにラベルは私が製作いたしました(笑)。蛇足お許し下さい!
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それより今、私が悩んでいるのが、新年用のシャンパンです
Dec 26, 2008 by toshiaki |今日が御用納めの会社が多いようですね。
暗い話題が多くて嫌になりますが、時間は勝手に過ぎますから、余り悩まないことにします(笑)
それより今、私が悩んでいるのが、新年用のシャンパンです。
クリスマスイヴからの懸案事項です(笑)。
それと来年一番初めにどのワインを飲むべきか?シャンパンとこれは別物なのです!
シャンパンを飲んだ後どんなワインを飲むべきか、とても重要な事です。ラファージュ教の教祖としてはドメーヌ・ラファージュのワインを飲むべきか?
ブルゴーニュの信奉者としてピノノアールを飲むべきか?
ワイン王国の市民としてボルドーワインを飲むべきか?
ああ!イタリア、スペイン、ポルトガル…。
悩みは尽きません(笑)。皆さんはどうされますか?
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ドメーヌ・サン・ジャクリーヌ ヴュー・リヴサルト1959年で癒される
Dec 26, 2008 by toshiaki |私達はバタバタとあっと言う間に嵐のように過ぎ去りました。
そうそう、なんのシャンパンを飲むか?
悩んでいたのですが。
結局シャンパンは先送りにしました。
クリスマスイヴなのですが、今年はシャンパンではなくワインにしました。
なぜ?
家内と相談したのですが、お客様に先立って数のないものは飲んではいけない!ということになりました。(まあ、当たり前といえば当たり前ですか。)
そこでセラーにひっそりと取っておいたドメーヌ・サン・ジャクリーヌ ヴュー・リヴサルト1959年を飲んじゃいました。
旨い!
すべてが円いのです。
ワインって不思議ですよね。50年も経つとこんなにも完成されるのですから。人間だと50歳になってもこんなに完璧にはなれません。ちなみに私は1959年生まれですから妙に納得しました。
このワインはデザートワインですから冷蔵庫に入れておけば2~3週間に亘って楽しめますので、正月までOKです。
食後にチョビッとずつ楽しむつもりです(笑)。
癒されるのです。
一日の締めくくりにこれを飲むと、生きてて良かったと思っちゃいます。50年生きないとこの味に出会えないですからね((笑)。
さあ!
残りあと数日ですが頑張るぞ!
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クリスマスイヴに何を飲むべきか…。
Dec 24, 2008 by toshiaki |クリスマスイヴに何を飲むべきか…。
シャンパンだと家内はブラン・ドゥ・ブランの王者ピエール・ジモネのフローロンをきっと主張しそうです。私はスーティランのブラン・ドゥ・ノアールがほんとは飲みたいのですが…。
妥協してJ.ラサールのアンジェリーナなら好都合なのですが…。
うーん。
なぜ私がピエール・ジモネのフローロンを避けたがるかというと、好みの問題ではなく、単に本数が無いからなのです。
お客様を差し置いて飲んでしまうか!それとも我慢するか!
今私はハムレットの心境です(笑)。
えーい!
飲んでしまおうかな!
あと1本しかない!
飲むべきか飲まざるべきか!それが問題だ!
そーです。
売れなかったらのんじゃいます。
そうすると売りたいけど、売れて欲しくない(笑)?
悩みは尽きません。
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フフフ。カ・ラ・ス・ミ!?
Dec 23, 2008 by toshiaki |フフフ。
カ・ラ・ス・ミ です。それもなんと台湾のお土産なのです。中華料理の食材でもあったのですね。パッケージには烏魚子と中国語で書かれています。
まあ、たしかにヨーロッパでも地中海沿岸ではかなり広く食されているようですから、日本だけのものではありませんが。灯台下暗しでした。
それも大した大きさなのです。
なかなかお目にかかれないビッグサイズです。
「おー!」
見た瞬間思わず唸ってしまいました。
大好物のからすみのパスタ食べて、それからつまみにして、えーと、それから…。
ビッグなクリスマスプレゼントいただきました。Sさん、どうもありがとうございます。
ところで台湾ではどうやって調理するのでしょうか?中華料理に詳しい方お教えください。
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試飲会の続きなのですが。
Dec 22, 2008 by toshiaki |とくにシャンパンの崩れ方が気になるのです。
いくら良いシャンパン(スパーリング)といえども発泡性ですから普通のワインより味わいが保たないのが通常なのです。ですからつくりの差が如実に現れます。
結論から申上げますとピエール・ジモネのものが一番安定しており、エレガントさが失われません。さすがヨーロッパで高い評価を受けている訳です。
ピオロのロゼシャンパンもかなりのレベルでした。香りをキープするのが難しいと言われているピノノアールだけに拍手ものです。
優良なシャンパーニュとクレマンとの差はこのあたりにもあるのですね。まあ、値段の差からすれば許せる範囲です。
もっともこんなしつこいテイスティングする奴はあまりいませんから(笑)。抜栓後半日からまる1日たったシャンパンをあーでもないこーでもないと議論してるのですから(笑)。
傍目で見たらかなりおかしな夫婦かも知れません。
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昨日の試飲会への皆様のお越しどうもありがとうございました
Dec 22, 2008 by toshiaki |「そうそう、お子さんや車で来る方や飲めない方もいるから今年も出しましょう!」
ということで毎年恒例のブドウジュース ‐ ジュー・ド・レザン2008年が急遽トップバッターとなりました。
「わー!爽やか!」
「これってノンアルコールなのですか?」
「うーん!バイタルが得られるね。」
じつはこのジュース、コニャックの原料なのです。それも一番格付けの高いグラン・シャンパーニュの今年収穫されたばかりのユニブラン種をそのまま瓶詰したものなのです。生産者も小規模ながら高い評価をされているポール・ジローのものです。
天候によって収穫量は増減しますからコニャック用のワインづくりに支障がない量しか出荷できませんので、数は何本貰えるかわかりません。
今年は酸の量がすごく多く甘さが目立たないほどです。
「こりゃー旨い!」
元気がでるのです。
二番手がロワールの瓶内一次発酵のロゼのペティアンです。
いわゆるビオロジックワインです。
最初はビオ臭がするのですが徐々に消えてゆき、ベリー系の深みのあるフレッシュな香りに圧倒されます。
「泥臭いけど、心地いいね。」
「隙間がない感じ」
「初めて経験するタイプですよ。以外に奥深い味わい。何に合わせると良いのでしょう?」
「うーん。シェーブル(結構臭い山羊のチーズ)だったら完璧のような気がします。それもロワール産のサント・モールなんか最高の相性でしょうね。」
つぎは南フランス クレマン・ド・リムー ドメーヌ・J・ローランです。
「つまらないシャンパン飲むよりもいいじゃない!」
そりゃそーです。シャンパンの半額の値段ですから。
「まとまりが良くて飲みやすい。」
「これいいね。」
皆さんコストパフォーマンスの良いワインをご存じです。今回1番の売れ行きでした。
さらにドメーヌ・ビシュロンのクレマン・ド・ブルゴーニュです。
「うわっ!濃い!」
そうなのです。果汁の濃さは普通のシャンパン以上なのです。
「これってなんで濃いの?」
普通のシャンパンが薄過ぎるだけなのです。
さていよいよシャンパーニュの登場です。
ピエール・ジモネの登場です。
「うーん。」
「すんごく複雑で綺麗!」
「やっぱりシャンパンは旨い!」
「このシャンパン レベルが違わない?」
そーです。フィネスがあるのです。このワンランク上のヴァージョンはもの凄いのですよ。
シャンパンのトリはピオロのロゼシャンパン。
「麗しい上、ラズベリーの香りがめちゃめちゃチャーミング。」
「香りがたまらない!」そーです。映画「プリティーウーマン」でイチゴを食べながらシャンパンを飲むシーンがありますが、たまらなく美味しいのです。あなたもプリティーウーマンになってみますか?(笑)
シャンパンの次は、家内の今年心に残ったシャトー モーカン2001年です。
「すんごい香り!」
「あー美しい!」
若いモーカンはただの美味しいワインだったのですが、じつは素晴らしいポテンシャルが潜んでいたのです。重過ぎず軽過ぎないボディーからなんでこんなに香りが吹き出るのか不思議なほどです。ボルドーワインのクラシックな良さがまさにこれです。
最期がオーストリアの貴腐ワインです。世界的に有名なクラッハーのワインです(日本では無名ですが)。
「甘い!でも甘いだけじゃない。」
「オレンジやフルーツの香りが凄い!」
「凄いパワー!でも後味がなんて綺麗なの?」
やっぱり本物は凄かったです。(甘いだけのインチキな貴腐ワインとは違います!)一口このワインを飲んだらもう後戻りはできません(笑)。この味わいに浸るしかありません。
ブルーチーズを食べながらこのワインを飲んだら卒倒するかも?
まさにトリを飾る反則レベルのワインでした。
御来店ありがとうございました。
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試飲会へのご参加感謝
Dec 21, 2008 by toshiaki |夕方集中しちゃいましたので、私も配達で出たり入ったりしてましたので行き届かなく申し訳ございませんでした。
まだ、表で仕事が終わりませんので試飲会レポートは明日いたしますのでお許しを。
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米の原産国表示?
Dec 19, 2008 by toshiaki |なんでも今回の焼酎騒動の反省から日本酒も米の原産国表示をする必要性があると政府でなったそうです。
ところが農林水産省は酒は大蔵省(国税局)の管轄であることから取り合わず、国税局の「中小生産者の保護のために原料米の原産地表示を認めない」(酒団法)方針の一言で頓挫しました。
コラムの筆者は「ただ飲んでる酒がどこの米でつくられたか知りたいだけなのに」と悲観していました。
たしかに中小の蔵元は大変な状況だと思いますが、実際の保護先は大手酒造業者です。
わけのわからない米を使って酒をつくっているのは、大手酒造業者が元凶です。
たとえ中小の酒造業者が経済酒をつくっても採算が合いません。
中小の自立した酒造業者は米の原産地どころか栽培法まで明らかにしています。
安い酒が悪いとは言いません。大手の資本力と技術力をすれば安いコストでより良い酒ができます。それはある意味素晴らしいことだと思います。ですから「米はベトナム産だけど当社の技術力で旨くて安くて安全な日本酒が出来ました。」と胸を張れば良いのです。
国税局が中小の酒造業者保護を考えるなら、彼等に純米酒や吟醸酒などの手間暇のかかるが付加価値の高い酒をつくるよう指導援助すべきです。さらには海外に特定銘柄酒の販路を広げようと努力援助すべきです。あー!でも監督官庁が国税局だと海外生産や販売は局の利益(酒税)にはなりませんからそもそもが無理な話です。
そうすると酒税は国税局で生産流通消費は消費者省?
うーん。訳が分からなくなってきました。
新しいルールづくりが必要です。
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しょうが焼きにモンテプルチアーノ
Dec 18, 2008 by akiko |私のしょうが焼きのタレは けっこう 辛い。
生姜(もちろん生)を50gくらいたっぷり使います。
醤油と味醂1対1で混ぜておいたものに 生姜の絞り汁とすりおろした生姜を 大さじ1杯くらい 加えてできあがり。
これが 通常レシピなのですが、昨日は味醂を切らしちゃって砂糖を使用。(砂糖の場合は醤油が1・5くらいですね。)
この 砂糖バージョンが すっごく美味しかったんです。
味醂のときより 甘さが自然で重みがでます。豚の脂にも 良く絡んで 脂の美味しさが 際立ちました。
生姜の辛さは いつもより フルーティだったし。
びっくりしました。
で、昨日のワインは イタリア・マルケ州の モンテプルチアーノを使った 軽めの赤。タンニンも控えめで、
円みのある果実味と 甘みがきれいなタイプです。
これに もう ぴったり!!
味醂を使う通常版しょうが焼きに 同じマルケの赤を
もってきたときより ずっといい。 ワインの甘さと
砂糖が 調和していました。
調味料の使い分けで、ワインのおいしさも変わってくるんですね。
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無理して入荷させちゃいました
Dec 18, 2008 by toshiaki |無理して入荷させちゃいました。
何って?
スーティランのシャンパンです!
じつは当店のシャンパンの在庫が無くなりそうだったので、ちょうど間に合いました。
普通のシャンパンはどうにかなりそうだったのですが、ブラン・ドゥ・ノアールいわゆるピノノアールからつくった白シャンパンがたりなかったのです。
私はどちらかと言うとシャルドネからつくったブラン・ドゥ・ブランよりピノノアールからつくったブラン・ドゥ・ノアールのほうが好きなのですが、なかなか良いものがないのです。
ビノノアール100パーセントでつくってもあのベリー系の果実味がしないシャンパンが多いのです。ピノノアールが味わいの重さとして作用してしまうタイプのものがとても多いのです。
あのチェリーやフランボアーズの香りがなく、くすんでしまっているシャンパンが多いのです。
よくテイスティングコメンテーターはブリオッシュやナッツの香りがよくするなどと褒めたたえますが。
そんなことより、まずはしっかりとした果実味です!
ちゃんとした果実味があっての上で、それを支えるべくのブリオッシュやナッツの香りなのです。
(ついつい熱くなってしまいました(笑)。)
スーティラン良いですよ。
良いブラン・ドゥ・ノアールはフランス国内で消費されますから、なかなかお目にかかれないのが現実です。
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年末恒例
Dec 17, 2008 by akiko |この 瓶詰め作業をおこなうと、今年も終わりだな~
と、感慨を覚えます。・・それにしても 一升瓶で40本。
中腰での作業なので 年々 辛さが増してきます。
ダンナも私も もうトシです・・・。
この樽酒は司牡丹さんで 樽につめて、マスキューに届けられます。その後 うちで頃合を見て瓶に詰め替えるのですが、これがなかなか むずかしい。たるの香りが
いい具合に酒に移る年と そうでない年があります。
くどい感じなったり、物足りなかったり が、生じちゃうんですね。お天気 特に気温が影響するのではないかと
思うのですが。暖かい冬は 香りが 濃くなるし、寒い冬は 香りが 移りにくい。
私は清酒が苦手なので ちょっとなめただけですが
今年は ちょっと 重めの感じです。
ワインの現場では 樽で寝かしている間 どうなんでしょう。 もちろん 環境の整ったセラー内に置かれているのだから マスキューのように外気の影響を直接
こうむる事はないでしょうが。
ワイン作りの現場、1から10まで つぶさに みてみたいものです。
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やっぱり凄かった,シャトーダマーズ2005
Dec 17, 2008 by toshiaki |抜栓後の翌日は一度落ちる感じがあるのですが、次の日になってようやく本領発揮します。
熟したプラム、甘草、腐葉土やヨードの香りがワインの味わいとして現れます。詰まり方のレベルがかなりのハイレベルです。
この価格帯のワインとしてはちょっとお目にかかれないワインです。
たしかに飲み易さはありますが、味わいを堪能するには時間が必要ですね。何年か先に必ず飲もうと思います。私にとっては楽しみであると同時に勉強出来るワインです。どのくらいの時間で熟成変化するのか観察したいワインです。
そうすることで正しい評価ができますし、経験値になります。ワインの道のりは長いです。
でも、それがとても楽しいのです(笑)。
まあ、天職ですかね?
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シャトー・ダマーズ飲み比べ
Dec 16, 2008 by toshiaki |その前に2004年がラベル変更していました。せっかく雑誌などに取り上げられたのに、水をさすようなものです。でもまあ中味が変わった訳ではないので、おゆるしを。
味わいなのですが、2004年は完全に出来上がっていますね。果実味、タンニン、酸がバランス良く高い次元でまとまっています。クリアネスが昔より増したようです。
2005年は酸が隠れた状態で、もうしばらく置いてから飲んだほうが良いと思います。春過ぎてからバランスが出てくると思います。ボリュームより酸の多さからすると寿命の長いワインのようです。先が楽しみです。好天候の2005年のワインはボリューム感が先行しがちなワインが多いのですが、酸の多さがうかがえますので成長するはずです。
2004年と2005年に共通するのがクリアネスです。おそらくローヌの名エノロゴ ジャン・リュック・コロンボの就任の影響かと思われます。もともと選果が良く綺麗な果実味が長所でしたが、除梗の比率を高くすることで、更に硬いタンニンを減らす方向に向っているようです。ただ100パーセント除梗するとまさに南ローヌみたいなワインになってしまいますから、塩梅が難しそうです。
ミラード社がオー・メドックに所有するシャトーボー・ヴィラージュというプチシャトーが完全除梗でローヌのような濃厚なワインをつくっていました。かなりのハイレベルで旨かったのですが、ボルドー品種の味わいがしませんでした。
まさに南ローヌのような味わいでした。
除梗することがワインつくりのトレンドですが、雑味も味のうちですから、難しそうです。
品種の特徴がないとアイデンティティーに関わりますから。
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今年心に残ったワイン2
Dec 15, 2008 by toshiaki |珍しいコート・ド・ブールのオールドヴィンテージです。古いブールのワインは初体験でした。
あとムーラン・ディッサンの2004年は驚くほどよく出来たワインでした。グランヴァンも下位銘柄をまじめにつくるようになってきたのですね。
ブルゴーニュのアンドレ・ボノームも素晴らしかったです。ある意味完成形です。
あー、そうだ。ローヌのマズール忘れてました。グルナッシュつくらせたらナンバー1です。あとここのドメーヌは古いワインをたくさん持っているのです。常識を覆しました!
今年の心に残るフランスワインはこんなところでしょうか。
皆さんはいかがでしたか?
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今年心に残ったワイン
Dec 14, 2008 by toshiaki |そこで今年心に残ったワインを振り返って見ようと思います。
まずはラファージュさんの一連のワインですね。彼のドメーヌものやブロデュースしたアルゼンチンのドーニャ・パウラやロス・カルドス、あとスペインのレイシスやメメントなど当店では大活躍でした。桝久のワインメーカー オブ ザ イヤーはラファージュさんですね。
あとフランス ローヌの生産者で素晴らしかったのがシャトーデュック、ロッシュ・オードラン、ガントランディーの三人ですね。我が家ではローヌの三銃士と呼んでいます(笑)。
ボルドーではなんといってもミラード社所有の一連のプチシャトーですね。シャトー・ダマーズ、シャトールクーニュなどいっきにブレークしました。まあ人気がでるまでが遅い位ですが。
ブルゴーニュは良いワイン、ドメーヌが一番多いのですがいかんせん高すぎます。そんな中でジェラール・セガンのブルゴーニュ・キュヴェ・シャンタルは白眉な存在でした。
シャンパーニュではJ.ラサール、ピエール・ジモネ、ペウ・シモネ、マイイなどですね。美味しいシャンパーニュはたまりませんね。
あとワインではないのですがウェッター社のアップルジュースには感動しました。
うーん。
まだまだありそうです(笑)。
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ワインの勉強方法は?
Dec 13, 2008 by toshiaki |「じつはワインを覚えようと思うのですが。…どうやって勉強したら良いのでしょうか?資格を取りたいと思うのですが。」ときかれました。
資格は単に勉強すれば良いだけですから。
ただテイスティングとなるとワインスクールでは限界があります。
うーん。
一番身に着くのはちゃんとしたワインを何ヵ月か飲み続けることです。それも同じワインをです。それが一番の近道です。(メルシャンの浅井先生は1年間飲み続けろとおっしゃっていましたが)そうすることでしっかりした味の基準ができますから、あとはその基準に沿って違いが自然とわかるようになります。
「くれぐれもいきなり頂上作戦を展開しないでください。お金の無駄遣いになります。だいいち資格試験では安いワインしか使われませんから(笑)。」
「1000位でもちゃんとしたワインはたくさんありますからご心配なく。」
「我々がいく試飲会にも良かったらお誘いしますから」
何も高いお金を払わなくとも勉強はできるのです。
ただワインを愛してなくてはいけませんが。
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