前月   November 2025   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:


 ←ここをクリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。
 ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

今日は新年会でした。

Jan 15, 2012 by weblogland |
タウザでお世話になっている時代屋グループの新年会です。もう13回くらいお邪魔してますね。
人の入れ替わりの激しい業界ですが、長く同席させていただいている方もチラホラ。でも10年前と比べるとスタッフも変わりましたが、サービスの質や技術レベルの進歩を感じます。極端に言えば10年前と同じレシピで今同じカクテルを飲んでも、美味しく感じない自分がいます。おそらくお客様も同じかと。
話をもっと単純化すれば、10年間同じメニューでレストランは営業できない。ということです。確かにこれ以上ない名物メニューも必要ですが、お客様を飽きさせない努力を惜しんではダメですね。
マスキューが同じワインだけ売っていたら、一年もたずに潰れます(笑)。
もちろんバーですから、変わらないものは必要ですが、サービスを含め常に向上しようとするベクトルが必要です。それが店全体のレベルアップに繋がります。
あるソムリエさんが言ってましたが、「ソムリエの資格も持たずにワインを語っても、お客様には相手にされません。資格を取ることは最低限の義務です。」
それはそうですよね。
世の中、強者のワイン・エキスパートが続々と誕生しています。資格を持っていても、勉強が足りなければすぐバレます。

謙虚に努力を続けねば!
肝に銘じました。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

小さな喜び大きな幸せ

Jan 15, 2012 by weblogland |
さすがに陽が落ちると寒いですね。
先日売り切れたシャトー・ド・ブリッサ1999年、皆さんからのリピート率が高いです。

「マスキューさんホームページ見たけどブリッサ無くなっちゃったんですか?酸っぱさに深みがあって良かったですよね。あんなに安いのに旨い(笑)。」

私「ありがとうございました。私も好きだったんですよ。あの味わいを解って下さって、嬉しいです(笑)。」

「確かに独特ですが、ボルドーにあれほどの個性があるとは、勉強になりましたよ(笑)。」

私「そう言って下さって幸いです。またコート・ド・ブールの熟成したワインを探しますから、ご期待ください。」

「ところでブリッサ1999年は10年以上熟成しながらもまだまだ持ちそうでしたけど、なんであんなに安くて熟成するんですか?」

私「ワインの熟成能力は造りに由来しますから、良い造りのワインだったと言うことだと思います。グラン・ヴァンでも10年持たないワインはかなりあります。」

「そうすると価格イコール品質じゃないんですか?」

私「基本的に手間隙かけたワインは安く作れませんが、価格イコール品質になっていないところが不幸かと。」

「それ聞いてホッとしました(笑)。」
グラン・ヴァンは高くてなかなか手が出ないと不幸を嘆くより、安くて美味しいワインを見つけて楽しめるセンスがあれば、幸福なワインライフがおくれます(笑)。

『小さな喜び大きな幸せ』なのです(笑)。この小さな喜びを大きな喜びと感じるようになれば、あなたは一流です(笑)。少なくとも、私は認めます。(説得力ありませんか?)

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ボルドーワインでコストパフォーマンスの良いワイン

Jan 13, 2012 by weblogland |
最近ボルドーワインでコストパフォーマンスの良いワインが目立ってきました。
もちろん円高など関係なくうなぎ登りのグラン・ヴァン以外のワインです(笑)。
特にボルドーの中でもマイナーなアペラシオンやボルドー・スペリュール クラスにコストパフォーマンスの良いワインがあります。家内はコート・ド・カスティヨン、私はコート・ド・ブールのワインを狙ってます(笑)。割と飲み頃になったオールド・ヴィンテージがあったりします。
去年を振り返ってもシャトー・ド・ブリッサ1999年やシャトー・ギヨンナルドー1996年などのレアなワインがありましたっけ。あとマスキュー定番のボルドー・スペリュールのシャトー・ダマース2007年やシャトー・ラジャール2009年なんか素晴らしいワインです。
ボルドーは生産者の数が産地として世界一ですから、名もない隠れた優良生産者やニュー・スターが現れる余地も大です。有名なグラン・ヴァンは中国人にまかせて、コストパフォーマンスの高いお買い得なボルドーワインを捜すしかありませんね。
マスキュー本領発揮できるか(笑)?

今年の目標です!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

粒マスタードは つかえます

Jan 13, 2012 by akiko |
昨晩は 塩コショウした 赤身の豚肉を焼いただけでした。
具たくさんの 野菜スープと 付け合せのサラダに 手間取って なんだか 面倒になったもので。
だけど・・・アルバーナ・ディ・ロマーニャの ちょっと 良いタイプを用意してあるのだし・・・
で、ひらめいたのが 冷蔵庫の常備品 マイユの粒マスタード。
ソテーした 肉にたっぷりつけて たべます。う~ん!!合う合う!!!
ボデイがしっかりして、でも フルーティ。酸がきれいなアルバーナ・ディ・ロマーニャにぴったりです。
マイユの粒マスタードって あまり辛くなくて むしろ フルーティな味わい。それが良かったのでしょうね。
ワインの香りと よく調和していました。
粒粒が 口の中でぷちっとつぶれるのも楽しい感触。溌剌とした果実味に これまた ぴったり。
つかえますね~。マイユ。白ワイン全般に いけるんじゃないでしょうか?
ぜひ お試しください。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

さっむいですね!

Jan 12, 2012 by weblogland |
店にいるだけでも寒いのに、バイクなんか乗った日には涙が出ます(笑)。朝、近所の配達でバイクに乗りますが、今日はこの冬一番の寒さでした。
バイクに乗りながら、「こんなに寒いんだから鍋食べたら美味しいな!キムチ味噌味がイイな!竹輪麩も入れたいな!ワインは何がイイかな?」
飲むワインだけはすぐに決まりません(笑)。暖かみのあるタップリした赤か酸がありながらもふっくらした白か?でもあまりにいろいろなワインが浮かび上がり決まりません(笑)。
うーん。
今、店で椅子に座りながら考えています。
たまにはマズールのコート・デュ・ローヌ レ・プラド2000年なんか飲んでみたくなりました。
でも、今晩のおかずが何だか家内にまだ聞いていません。いきなりキムチ鍋食べたいなどと言ったら怒られますから、タイミングを計ってお願いすることにします。もちろん竹輪麩もお願いします。簡単に思い通りにはいきません(笑)。

頼むだけですから、用意周到は男の必定なのです(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

偽ワインの話

Jan 11, 2012 by weblogland |
昨日の続きの話ですが、偽ワインの話です。

前にあるお客様のところで出くわしました。
ちょうどワイン会の準備をしているところに立ち寄りました。
ソムリエFさん「マスキューさん今週末試飲会なんですよ。お客様がワインを用意して下さったんですが、面白いワインがあるんですよ。」
私「へぇー。なんですか?」
Fさん「1922年のカリフォルニアワインなんですよ。ヴィンテージは入ってないんですが…。ちょっと見てみます?」
私「ほうー。カリフォルニア クラレットと書いてありますけど、他に記載がありませんね。液面はわりとありますね。アッパーショルダーくらいですか。コルクがかなり短いですね。しかもキャップシールがさらに短い。古いワインには違いなさそうですね。バックラベルは貼ってませんから、正規に輸入されたものじゃありませんね。 うーん。 ちょっと調べてみます。」

実は1920年代アメリカは禁酒法で商業ベースのワインはつくられてないはず。早速調べるとその時代でした。ミサ用や薬事用に販売はされたようですが、「カリフォルニア クラレット」と売られていません。
禁酒法後は第二次世界大戦でワインどころじゃありません。おそらく1950年以降のものだと思われました。
翌日その故Fさんにはお伝えしました。

まあ、安い価格で入手したワインで、ホストの方が「偽物かもしれないが試飲会の余興」程度と考えておられたら問題はありませんが。
もし大枚はたいていたら、ぞっとします。
今、インターネットの普及で簡単にレアなワインは手に入りますが、ご注意を!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

新アイテム ぞくぞく

Jan 11, 2012 by akiko |
新年早々、マスキュー 飛ばしています。
すでに4銘柄の 新入荷があります。
なかでも 期待しているのが、スペイン リアス・バイサスのアルバリーニョ。
大好きなワインです。日本の食事にも合わせやすい フルーティで硬質な酸のある白ワイン。
なのですが・・・2000年以降 かなり価格が高くなってしまって ちょっと 置けないなぁ状態が
続いていました。諦められず ずっと 探していたのが 功をそうしたか、
やっと 良い感じの価格、素敵な味わいのもの 見つけました!
多分 一月の試飲会でお試しいただけますので お楽しみに。

さてさて リアス・バイサス といえば、若いときの切れるように強靭な酸が 魅力。
若飲みと言われていますが いいものは かなりの長命です。
酸が とろっとして とっても まろやか。舌に粘りつくような感触が素敵です。

リアス・バイサスだけでなく この熟した酸の感じを どう表現するか、なかなか 良いたとえが見つからなかったのですが、さっき ひらめいちゃいました。 
「片栗粉でとろみをつけたような。」  いかがでしょう。わかりやすいかな?・・・
名文句だと 思うのですが、それとも 迷文句   ?

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情

Jan 10, 2012 by weblogland |
『世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情』を読みました。
お客様が暮れに貸して下さった本です。
著者はアメリカ人のベンジャミン・ウォレス訳者は佐藤桂です。

アメリカ草々期の大統領トーマス・ジェファーソンが購入したワインが200年ぶりにドイツで発見され、それが法外な価格でワイン・コレクターに転売された話です。TH.J.のイニシャルが刻まれた1787ラフィットになんと邦貨で約3000万円!オークションの老舗クリスティーズを舞台に並み居る評論家やシャトーを巻き込み、世界的なアメリカの富豪に売られた話です。
結果的には誰もが怪しく思っていながら、騙された訳です。現実にそんなに古いラフィットは飲んだ人がいないし、とは言え1787年にラフィットは確実に存在しており、しかも今同様にボルドーワインの王者として君臨していました。
しかも初めてフランスワインを愛したアメリカ人大統領トーマス・ジェファーソンの買ったワインとなればアメリカのコレクターは飛びつくのは必至。歴史伝説の塊です(笑)。売り方買い方の両方の利害は一致。その上誰もブレーキはかけません。あとは価格だけですから、付いた価格も常識外れです。

競売のあった1985年にジェファーソンボトルの真贋に否定的だったのはジェファーソンの地元モンティチェロのジェファーソン研究家だけでしたが、それでも反論の余地があり決定的な判断をしたとは言い難かったのも不幸を助長しました。その後、放射線測定など様々な科学的立証検証も行われましたが、どれも偽物と立証するに到りませんでした。
最終的に真贋は線刻が当時の円盤型線刻機ではなく、現代の歯科医用ドリルによることが線刻職人によって確認されてからでした。古いアンティーク瓶を買って、それにTH.J.1787 Lafitteと刻んで古いワインを詰め、細工した古いコルクを打ち直したようです。

たとえまずくて飲めない代物であっても、本物であればコレクターは満足していたところが、コレクターたる由縁。私なら空のボトルでも本物なら十分な記念品ですが(笑)。ましてや200年前の赤ワインは飲める代物でないことは明白だと思いますが…。価値がよく解りません。
ジェファーソンも大統領を辞めたあと晩年はグラン・ヴァンではなくラングドックの赤ワインを取り寄せて愛飲したようです。もちろんモンティチェロで栽培実験したワインも飲んだのでしょうが、『美味しいレベル』になるにはその後150年ほどの時が必要でした。
うーん。
売る方も売る方ですが、買った方も買った方のような気もしますが。でも嘘はイケませんね!騙すだけ騙したあとに「嘘でした!ゴメン!」と言えば世紀の笑い話で済んだのでしょうが(笑)、完全な詐欺ですから許されません。でもこれはワイン流通の真実でもありますから、他人事ではありません。我々は、実際贋物にあたることもありますから注意しなくてはなりません。

この本を読んだ後、『永仁の壷事件』を思い返しました。現代の陶工 加藤唐九郎が巻き起こした贋作事件です。私の師匠、乙益重隆先生から伺った話なのですが。
先生「あの壷が贋作なのを一番先に見破ったのは大場磐雄先生なんだ。並み居る美術評論家は唐九郎の腕の良さに騙されたが、大場先生は一発で見抜いたんだ。壷の底の刻字を見てそれが現代の釘で刻まれたことを見抜いたんだ。往時の釘と現代の釘は造り方が違うから線刻した線の跡が違ってくるんだ。」
あと、こんな事も言ってくださいました。
乙益先生「古美術品のコレクターになってはダメだよ。本物が見たかったら博物館や美術館に行けば良い。欲が出ると正しい判断が出来なくなる。そうなったら研究者としては失格だ。」
肝に銘じなければ。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

映画 善き人 みてきました

Jan 10, 2012 by akiko |
V・モーテンセン主演の映画 『善き人』 みてきました。第一次大戦後 ナチスが急激に台頭してきた頃の
普通の市民が 主人公(とはいっても 彼は大学教授ですから エリートです)。
時代の流れに 巻き込まれることで 彼が得たもの、失ったもの・・・なかなか 味わい深い映画でした。

で、やっぱり ワインやお酒が気になります。
劇中、よく赤ワインを飲んでいたのですが 産地はどこなのかなぁ。フランスから略奪してきたものなのか、
ドイツ国内で 作ったものなのか  とか。
品の良い小ぶりのカットグラスに 注がれた赤ワインが ろうそくの光で とても綺麗 とか。
軍服やスーツの男性たちが持つ ビールの黄金色が 服の色によく映える とか。

映画や小説中の お酒の存在 調べてみると いろいろ 面白そうです。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

今日は静かな成人の日ですね。

Jan 09, 2012 by weblogland |
晴れ着を着た新成人を一人しか確認出来ませんでした(笑)。まあ、マスキューも暇で店の中から見た限りですが。あのぎこちない晴れ着姿はなかなか良いものですよね。普段洋服を着慣れた方が、ああやって振り袖を着ている姿は恥じらいがあって可愛く感じます。親御さんの気持ちも伝わってくるというものです。ついつい親の気持ちになってしまいます(笑)。

暮れから年明けになると、ワインの20年ヴィンテージが気になります。今年は2012年ですから1992年ですね。悪い年ではありませんから、まだシャトーやネゴシアンは持っていそうです。良い状態の20年ものはありそうです。ビック・シャトーに期待しなくともお手軽な価格のワインがありそうです。別にフランスにこだわらなければ、もっと選択肢は広がります。
子供の成人の祝いに生まれ歳のワインを飲むなんてカッコイイですよね。
これは一丁捜さねば!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

昨日今日とラグビー三昧です(笑)。

Jan 08, 2012 by weblogland |
昨日の全国高校大会、東福岡強かったですね。強いだくではなく面白かったところがスゴイ。緻密なだけでなくアイデアがありました。見ていて楽しいラグビーが東福岡にありました。あと東福岡のフルバック藤田君は日本代表選手ですから、出場は反則です(笑)。素晴らしい選手でした。まさに世界レベル。チームプレーも出来ますから、鬼に金棒。東海大仰星は持ち味を出せずに敗北。残念でした。

今日の大学選手権は息を飲む試合でしたね。終わり方も劇的でした。
帝京大学と天理大学のレベルの高さはたいしたものです。社会人相手でも通用しますね(笑)。あの衰えない闘争心と運動量は先々楽しみです。
日本ラグビーは確実に進歩しています。日本選手権が終わるまで目が離せません。
あー。楽しかった(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

願ったり叶ったりのアペラシオン

Jan 07, 2012 by weblogland |
あー、シャトー・ド・ブリッサ 1999年なくなっちゃいました。 フランス ボルドー コート・ド・ブール の旨すっぱいワインです(笑)。
ブールのワインってマイナーですが、好きなんですよね。鮮烈で密度感があってタイト。しかも、驚くほどの生命力があります。やわなグラン・ヴァンなんか目じゃありません。でもあまり人気もありませんから、安い(笑)。私にとっては、願ったり叶ったりのアペラシオンなのです。
シャトー・ド・ブリッサ飲まれた方どう思われましたか?
私は強い思い込みでワインを評価・チョイスしますから、ブレーキが効きません(笑)。ましてや、それを売り物にしている訳ですから、冷静さを欠いていると冷静に考えるべきです(真面目に)。岡本利秋ワールドなのです。
うーん。
でも治りませんね。
ただ、弱い立場やマイナーなものを無用に批判したりしないように気をつけなくてはいけませんね。メジャーなワインは私ごときがなんと言っても揺らぎませんから、バンバン言わなくては(笑)。まあ、向こうからすれば『別に売ってくれと頼んでないよ。』というところでしょう(笑)。かといってメジャーであることに価値があることも真実ですから、難しい。
価値観も多様であることを忘れてはイケませんね。
ワインは飲まれる限り、どんなワインでも意味があると認識しなくてはなりません。
冷静さが私にはかなり必要かも?
私にとってライバルの家内の冷笑が聞こえてきます(笑)。
今年も部が悪そうです。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

リアス・バイサスを飲みました

Jan 05, 2012 by weblogland |
昨日は久しぶりにリアス・バイサスを飲みました。スペイン ガリシア地方最良の白ワインです。生産者は老舗のパッソ・デ・バランテス。家内ともども好きなんです(笑)。昔はほとんど日本には入っておらず、また生産者の数も少なかったので、幻の生産地域でした。
これが実に滋味深く旨いのです。日本人の嗜好にピッタリの白ワインなのです。

飲んだのは2001年ヴィンテージのワインです。物の本では早飲みのワインとなっていましたが、どのくらい持つか試すためとって置きました。若い時のキメ細かな酸はシットリとし、素晴らしい膨らみと伸びやかさ!
私「うんまい!」
家内「やっぱり持つね(笑)。今が完全にピークだね。」
私「良いアルバリーニョはポテンシャル高いね。あと熟成しても日本人好みの味わいだよね(笑)。」
家内「ボトルごとに偏差があるかもしれないから、もう1本飲んでみようよ。」
私「そーだよね。コルクも限界に近づいているみたいだしね。」
そんなこんなで我が家の宵はふけます(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

書店、ワインショップ

Jan 05, 2012 by akiko |
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。マスキューは昨日から通常営業です。

品揃えのいい 大型書店に行きたいと ず~っと考えていて、
この休み中に 初めて 池袋のジュンク堂書店へ行ってみました。
噂どおりの凄い品揃え。専門書や洋書。憧れの美術書。大好きな地図も豊富で びっくり。
ワイン関係も充実で、バックナンバーもかなりあります。圧倒されちゃいました。

書棚を眺めながら 気がついたのですが、ワインを選ぶことと 本を選ぶことって 似ていますね。
タイトルをみる=産地・銘柄名をみる  作者を確認する=生産者を確認する
発行年度=ヴィンテージ・・・。
自分好みの本を探すとき チェックするポイントが ワインを探すときのものと 一緒なんです。
・・・と 考えていくと、ワインを売る場合も 書店と共通項がありそうです。
品揃えや並べ方 説明のしかた、POPのつけ方・・・。う~ん、センスが重要ですね。
いい書店には 専門知識の豊富な店員さんが 必ずいる と 聞いたことがありますが、
私もいつかは カリスマ店員と よばれたい・・・。

2012も 多くのいいワイン・美味しいワインを ご紹介できるようがんばるぞっ。
皆様 今年も マスキューをよろしく お願いいたします。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

今日からマスキューは仕事です。

Jan 04, 2012 by weblogland |
今日からマスキューは仕事です。皆さんはいつから仕事ですか?
この三が日は家でじっとしていました(笑)。たまには良いものですね。でもじっとしているのも二日が限度でした。休み慣れしていないからですかね?それともまだまだ元気がある証拠ですかね?

まだインポーターさんは仕事が始まっていませんから、ワインの入荷はなく棚ががらっと減ったような感じです。在庫は多過ぎてもいけませんが、少なくなると不安になります。商売人の性分ですね(笑)。実際全部のワインが無くなっている訳ではなく、歯が何本か欠けたようなだけですが気になります。特に売り先が決まっているワインが無くなっていたりしたら、もうダメ(笑)。そのワインが頭から離れません。
うーん。
無いものは無い!
と胸を張って言えない私は小物ですね。
これはいつまで経っても治りそうにありません(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

東洋大学凄かったですね。

Jan 03, 2012 by weblogland |
東洋大学凄かったですね。ぶっちぎりの新記録。一人として穴のないランナー編成は完璧でした。設楽君は兄弟で大活躍ですから反則です(笑)。宋兄弟の再来ですね。

我が母校國學院大学はかろうじてシード権確保!快挙です(笑)。目立ったスター選手はいませんが、小刻みに上手く繋がりました。
やったぁ!
去年は興奮して大手町まで駆け付けましたが、今年は冷静に自宅でテレビ観戦しました。ちょっと余裕が出ました(笑)。間違って5位以内なんかになったら、また大手町に行っちゃうんでしょうね(笑)。
國學院の大学の規模は高校並ですから、他の総合大学と肩を並べて競り合うことだけでも素晴らしいことです。後輩に勇気づけられました。
ありがとうございました!
さあ、今年も頑張るぞ!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

今日は駅伝です。

Jan 02, 2012 by toshiaki |
マスキューは花の2区沿いにありますから、2階の窓から応援です。
母校國學院大学は12位くらいですか。まあまあの滑りだしです。目の前を走っているのを見るとついつい『國學院!』と叫んでしまいます(笑)。弱小校ですし、上位にいる訳でもありませんが、応援に気合いが入ってしまいます。

ところで、2区東洋大学の設楽君カッコイイですね。
実際走っている姿はトップランナーには見えませんが、早い早い。しかもテレビでアップで見ると姿はアイドル並です(笑)。あのままジャニーズに入れそう(笑)。陸上ランナーとしたら、今まで見た中で一番の美形ですね。
実際彼は本当のトップランナーですから、造られたアイドルではありません。リアルアイドルですね。
天は二物を与えたようです。あまりにかっこよくて嫉妬心すら起きません(笑)。
いるんですね。こんな人。楽しみな逸材です。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

明けましておめでとうございます。

Jan 01, 2012 by weblogland |
昨年は震災があり、『おめでとう』と言うのは憚られかも知れませんが、時間は嫌でも過ぎますし、区切りをつける意味でも必要かと。

震災のあと2月の試飲会で飲んだ『ドンナルーチェ』の残りを飲んだ折、その驚くほどの生命力に思わず涙がこぼれました。自然の恐ろしさと素晴らしさが重なり、ポロポロと涙が落ちてしまいました。
自分の無力さと生きる喜び素晴らしさをワインを飲んで実感しました。
生きている限り時間は過ぎて行きます。限られた人生をまっとうするために、頑張るだけでなくたまには立ち止まり、何も考えないことも必要です。
そんな時にマスキューのチョイスがお役に立てれば、冥利につきます。それを目標に今年も家内共々、「あーだこーだ」言いながらいつものペースで続けさせていただきます。

本年もよろしくお願い申しあげます。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

今年もいよいよおしまいです。

Jan 01, 2012 by weblogland |
さすがにマスキューも在庫がめちゃくちゃになってきました。年明け早々に手配をかけなくてはならないワインが山積みです。まあ、これも暮れだけのことですから仕方ありません。欠品お許しを!

ところで、皆さんもう年越しモードですか?ワイン飲み始めましたか?
大晦日、私は恒例の総持寺さんの売店の手伝いがあります。明け方の4時頃までかかりますが、これが終わってホントの終わりです。したがって、元日は寝たきりです(笑)。
でも、起きてから何を飲むかだけは考えてます(笑)。
何がイイですかね?
起きてすぐに泡なんかカッコイイですね。セレブになったみたいですね(笑)。退廃的でイイ!
などと馬鹿な妄想しています。
いい加減にしないと怒られそうですね。でも考えるだけでしたら迷惑はかけませんから、お許しを(笑)。こうしてメールを打つだけでも楽しくてニヤニヤしています(笑)。

マスキューは来年も妄想と愛着のワインショップとして、ワインを飲み続けます。ところで、今年我が家は一年で何本完飲したかざっと計算しました。365日×1.5本=… 多すぎてあまり威張れませんね(笑)。健康に感謝です。

来年も健康な限り飲み続けます!
本年はどうもありがとうございました。
皆様方のご健康・ご健勝をお祈り申し上げます。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

今日は寒いですね。

Dec 30, 2011 by weblogland |
実は今晩忘年会があります(笑)。こんなに年も押し迫っているんですが。まあ、高校時代からの同級生の集まりですから、なんの気兼ねのない集まりです。時間や人数などアバウト。ご都合に応じて三々五々お集まりくださいというものです。
なんの縛りもありません(笑)。
ですから、年末の忙しい私などスルーしても大丈夫なのですが、ついつい足が向いてしまいます(笑)。さすがに一緒になってお酒は飲めませんが(まだ配達やら仕事がありますので)、みんなの顔を見てちょっと話をして失礼します。
この歳になるとなかなか友達は増えませんから、いる友達を大事にしなければ(笑)。
「どうも、どうも、元気だった?」
「相変わらず忙しそうだね。お金貯まった(笑)?」
「貯まってないから、働いているんだよ(笑)。」
「じゃあ、まだ仕事があるから行くけど、『良いお歳を!』」
こんな感じですが、みんなの顔を見てリセットできるような気がします。
持つべきものは友達だと、年を重ねるにつれ実感します。減ったら話もできません(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

今年の暮れは静かですね。

Dec 29, 2011 by weblogland |
マスキューは15号線のロードサイドにありますが、陽が落ちると走っている車が減ります(笑)。渋滞もなくスイスイ流れています。いままでこんなこと無かったような気がします。遠距離トラックもあまり見受けられないような…。
御用納めの29日頃はまだまだ納まらない(笑)のが普通のパターンですよね。
うーん。
景気の悪さなんですかね?
あと特別にお正月だからと言って、買い物が出来ないなどの不便さがありませんから、普通に過ごすことも可能ですよね。有り難みや季節感も薄れていくのですかね?

ところでマスキューですが、さすがにインポーターさんが休みに入り、追加がきかなくなっています。ちらほら欠品が出始めました。いつもなら欠品せずに補充できますが、もう無理(笑)。きょうはまさかのペリグリーノのピニャ・ネロ ロッソが完売してしまいました。定番アイテムですし、ここのところ評判が良いので、厚めに在庫していましたが、一気に無くなってしまいました。やはりコストパフォーマンスの高いワインに集中しますね。年明けにはまた再入荷しますから、お許しを!
さあ、今年もあとちょっとです。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

眠くなったら帰りましょう

Dec 28, 2011 by weblogland |
さっきまで関内・福富町界隈を配達してました。
いやー。
凄い人出ですね。今年一番でしょうね。もちろんあの界隈ですから、おじさん達のグループが中心です(笑)。
今日は仕事納めの会社が多いのですね。明日の心配がありませんから、思い切って飲めますね(笑)。

私はサラリーマン経験がなく、世間ずれしているところがありますが、もうサラリーマンになれませんので大変さが解らないところがあります(スミマセン)。
いつぞや同級生達と飲んだおり。
「岡本!お前飲んでないじゃん。学生時代あんなに飲んだのに?このあと変なところでも行くのか(笑)?」
私「バカを言うな(笑)。俺達自営業者は記憶が無くなるまで飲んでられないんだよ(笑)。」
「うるせー!サラリーマンは記憶が無くなるまで飲まなきゃ、やってられないんだ!(大爆笑)」
気のおけない仲間の一言に、妙に納得しました。

今日明日飲まれる貴兄、ご自愛を!
眠くなったら帰りましょう(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

どんなワインがオールマイティ?

Dec 28, 2011 by weblogland |
もう~ 幾つ寝ると お正月~
お正月には 何飲みましょうか(笑)?

という訳で家内と話ました。

私「お正月って、ワインを飲み慣れてないご高齢の方やアルコールに弱い方もワインを飲む機会だと思うんだけど、どんなワインがオールマイティだと思う?」

家内「確かにそうね。ワインを飲み馴れた方とあまり普段飲まない方の両方を満足させなきゃいけないんだ。」

私「旨いからって、いきなりブルゴーニュのピュリニー・モンラッシェの極上ワインを、初心者に飲ませても飲まされた方が迷惑だもんね(笑)。」

家内「うーん。まず白ワインだったら、アルバーニャ・ディ・ロマーニャピックプール・ド・ピネなんかどうかな?」
私「王道だね(笑)。どっちも完成度高いし、食事の邪魔はしないよね。でも『ドンナルーチェ』なんかどうかな?」

家内「マニアック過ぎない(笑)。」

私「確かにイレギュラーなんだけど、誰もが美味しいって感じるんじゃないかな?ある意味完璧なワインだし。」

皆さんどう思いますか?

私「じゃあ、赤ワインだったら何が良いかな?」

家内「誰もが飲んで美味しく感じる赤ワインか。難しいね。うーん。ジャン・バルモンの『カベルネ・ソーヴィニヨン』か『メルロ』なんかイイんじゃない?」

私「判り易さと満足感が両立してるね(笑)。」

家内「確かにエヴァンスタッド・リザーブなんか誰もが美味しいって言うと思うけど、ここは庶民的に(笑)。」

私「だったら『ヴィプラ・ロッソ』も良いね。溶け込みが良くて、アルコール感も無いし(笑)。」

結論!

安いワインでも、皆で楽しめるワインはあります!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ボルドー コンビ 好評

Dec 27, 2011 by weblogland |
ボルドー コンビ 好評です(笑)。
何が?って。
先日のマスキュー試飲会でお披露目しましたオールド・ヴィンテージの格安ワインです。
シャトー・ド・ブリッサ 1999年 フランス ボルドー コート・ド・ブール
シャトー・ル・モワンヌ 2005年 フランス ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級 の2種類です。



私のような中高年のボルドー・ファンはシャトー・ド・ブリッサ、若いボルドー・ファンはシャトー・ル・モワンヌを好む傾向があります(笑)。

私は基本的にコート・ド・ブールのワインが好きです。あのタイトな酸がたまりません。ちょっと酸っぱい系かもしれませんが、酸の伸びやかさと揺るぎなさは、ボルドーの隠れた良品と思っています。熟成能力もこの価格帯では考えられないレベルなのです。

ただ人気の上ではシャトー・ル・モワンヌの方が上回ってます(笑)。やはりメドックA.C.の力は強い?
などとやっかみを私が言ってどうする!
このワインは2005年という作柄の良さによるところはもちろんですが、カベルネ・ソーヴィニヨンがとてもしっかり作用しているところが凄いのです。香りと言うより、構造の良さに作用しています。ボディーもしっかりしていますから、大物感があります(笑)。

うーん。

あなたはどちら派?

まさか12月に入ってからボルドーの掘り出し物に当たるとは!
最期に良いことがありました(笑)。
クリスマス・プレゼントだと思って感謝しています。
メリークリスマス!あっ、もう終わりましたか。失礼いたしました!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

香り自体の突き抜け方はローヌ・ヴィラージュでもトップクラス

Dec 25, 2011 by weblogland |
先日『ガランス』2009年 を飲みました。ドメーヌ・ルージュ・ガランスがローヌ川西岸でつくる コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュです。
新進のドメーヌでまだ無名ですが、かなりのワインです。
マスキューに来てようやく2ヶ月くらい経ちましたが、だいぶ落ち着きが出てきました。前々回の試飲会ではまだまだ力強さが全面に出ており、ポテンシャルの高さだけが目立ってました(笑)。
うーん。
やはり広がりが凄いですね。
香り自体の突き抜け方はローヌ・ヴィラージュでもトップクラス。あとローヌ川の東側とは明らかな違いがあります。カリニャンが影響している気がします。それは有りがちなチープなものではなく、ワインをタイトにして緊張感を持たせたかのようです。もともとタップリしたボリュームがありますが、散漫にならず揺るがない方向性があります。やはりただ者ではありませんね(笑)。要観察のワインです。
見届ける必要があります。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ボルドーって むずかしい

Dec 25, 2011 by akiko |
今日も寒いけど、試飲会当日も相当寒い日でした。にもかかわらず、ご参加くださいまして、
ありがとうございました。
12月ということで、タイプの異なるシャンパーニュを2本 用意しましたが、いかがでしたでしょうか?
私は実はブラン・ド・ブラン派なのですが、やられちゃいました。
ランスロ・ピエンヌは食事にあわせたい ふくらみと優しさの逸品。
Pジモネのパラドックスは 瞑想できそうな複雑さ・奥行きの逸品。どちらも圧巻でした。

さて。ボルドーの赤。むずかしかったですね~。気温が低いこともあり、なかなかひらかない。
本領発揮は7時過ぎになっちゃいました。早い時間にいらした方、申し訳ありませんでした。
つらつら かんがえていたのですが、最近のボルドー、特にそれほど高くない価格帯のものは
とても 飲みやすく作られているものが多いのでは?
栓を抜いた直後から、香りが立ち上がるし、味わいもふっくらと優しく、ほぐれやすい。
濃くてインパクトも十分な果実味は 非常に親しみやすい。
こういったワインを 楽しく気難しい顔で飲まなくてもすむ カジュアルタイプとするなら、
今回 試飲したボルドーは 正反対のタイプ。飲む側も ちゃんと準備をしたうえで 取り組みたい赤です。
どちらもアリの ボルドーワイン、奥深いですね~。面白いですね~。
またまた ワインを 好きになっちゃいました。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

2011年最後の試飲会レポート

Dec 24, 2011 by weblogland |
昨日は寒い中試飲会にお越しくださいましてありがとうございました。

まずはトップバッターはスペインの名門エグレーン家の『メルセデス・エグレーン』カベルネ・ソーヴィニヨン2009年からです。
「かわいい!飲みやすい!」
「これって本当にカベルネですか?タンニンが優しいですよね。」
家内「女性醸造家が造っています。よく女性醸造家が造るワインは優しいって言われます(笑)。」
「なるほど、フェリーヌ・ジョルダンも優しいですよね。」
「女性の方が作業に手を抜かないから、向いているかも(笑)。」
「そういえば、日本酒の蔵元でも女性醸造家が活躍してますよね。」
私「あとカシスの味わいがとても明瞭なのが珍しいです。」
「ガンガン飲めちゃう(笑)。」

続いてボルドーのオールド・ヴィンテージの飲み比べです。
シャトー・ル・モワンヌ 2005年 フランス ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級とシャトー・ド・ブリッサ 1999年 フランス ボルドー コート・ド・ブールです。
「マスキューさん、格安なの見つけましたね(笑)。」
私「まあまあ、飲んでみてください。」
「このメドックの2005年しっかりしてますね。」
「らしいねぇ。すぐにも飲めちゃうけど、でもまだまだ閉じてるんじゃない?」
「これきっと温度の性だよ。グラスを手で温めると香りが出て来るよ。」
「うんうん。膨らみもますね。」
「コート・ド・ブールの1999年もまだまだだね。でも温めると良くなってくる。」
私「さすが!倉庫から出したばかりですから、やはり液温を上げた方が良いですね。」
抜栓後1時間以上してようやくワインが落ち着いてきました。
「ブールのワインは凄い酸の量だね!力があってしかも美しい。クラシックでイイね(笑)。」
私「どっちも今風じゃないんで、今回選びました。個人的にはブールのワイン好きなんですよ。」
「そーいえば昔ブールのワイン売ってましたよね(笑)。」
私「覚えてられましたか?(笑)」
「やはり良いブールのワインは時間がかかりますな。」
「ブールのワインは時間の経過とともにどんどん酸が柔らかくなってくるね。酸っぱさがストロベリーの香りになってきましたね。」
「マスキューさん、なんでメドックのワインはブルジョア級なのにこんなに安いの?」
私「2005年頃はブルジョア級を勝手に名乗れるようだったようです(笑)。」
「勝手にブルジョア級?(大爆笑)。」
「でも真面目に造ってるよね。」
「メドックの方はカベルネが凄くしっかりしてるから香りがまだ追いついてこないよね(笑)。」
家内「確かに。もともと膨らみがあるから見落としますね。」
「両方とも軟弱なワインじゃないね。こんなワインがあるからボルドーは凄いね。」
「ブールのワインはセパージュはなにですか?」
私「カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、マルベックが偏らない配合です。」
「なんでですか?」
私「それぞれの収穫時期がずれますから、秋の天候不良のリスクを避けるためです。」
「ということは作柄によって配分が変わるということなんですか?」
私「収穫時期が同じだと畑が全滅する危険があります。逆に収穫時期がずれていれば、カベルネはダメでもメルロが良かったりする訳です。」
「だからボルドーワインは作柄によって良し悪しがある以上にバラエティーがあるから楽しいですよね。」
私「ブルゴーニュのように単一品種だとどうしても良し悪しになってしまいますよね。」
「ところでなんでメドックの2005年とブールの1999年は同じ値段なんですか(笑)?」
私「疑問に思っていませんでした(笑)。一般にはメドックの方が売りやすいのは事実ですが…。あとでこっそり、どちらか30円くらい値段上げておこうかな(大爆笑)。」
新旧ボルドーファンの意見が分かれる飲み比べでした。

さて、趣向がかわってイタリア、マルケの至宝ガリアルディが造る渾身のメルロです。
「あの『マッカニャーノ』の生産者ですね(笑)。」
私「前の試飲会で出した『チェリージ』もガリアルディのワインでした。」
家内「この『メルロ』は畑の中の粘土質土壌で特別につくったそうです。似た土壌のボルゲリを意識したらしいです。」
「おー!圧倒的ですね。」
「ネットリしてる(笑)。綿菓子の香り。」
私「メルロらしくないんですが…(笑)。」
「でも、ボルゲリみたいな緩さがないのに好感が持てるよね。」
「そうそう。あの邪魔な樽香がないのがイイ(笑)。」
「とっても濃密ですがスパイスなんかの味がして面白い!」
時間の経過とともに複雑なニュアンスが現れてきました。
「最初から全開ですが(笑)、とても緻密ですね。愚直に丁寧に造ってますよね。」

さて最後はシャンパーニュです。
まずはランスロ・ピエンヌです。
私「ランスロ・ピエンヌはクラマン村のリコルタン・マニュピュラントですが、このシャンパンはピノ・ムニエで造られています。」
「ピノ・ムニエですか?ピノ・ノアールではなくて?」
私「はい。通常はシャルドネとピノ・ノアールが中心で、補助的に使われるのがピノ・ムニエです。ですから、ピノ・ムニエ主体のシャンパンは珍しいんです。」
「おっ!クリームみたい!」
「でも甘くない(笑)。なんで?」
「良いピノ・ムニエは濃厚になるとクリームみたいになります。クリーム系の食材にはピッタリ合います。」
「なるほどね。でもこれだったらデザートにも合わせられますね。」
「フォアグラにも大丈夫かしら?」
家内「幅広く合わせられます(笑)。」
家内「時間が経ってきて、柑橘類の香りが混じってきましたね。ひょっとしたらシャルドネも入っているかもしれませんね。」

さて大トリはピエール・ジモネの新境地『パラドックス』です。
私「マスキュー定番のピエール・ジモネですが、シャルドネ100%のブラン・ドゥ・ブランが有名です。この『パラドックス』は初めてピノ・ノアールが60%入った2004年のヴィンテージ・シャンパンです。はっきり言って、大物です(笑)。」
「うわっ!圧倒的!」
「すべてが巨大ですな。でも香りが複雑。」
皆さん香りに圧倒されます。
「でも、香りの一つ一つがはっきりしている。柑橘類やらアプリコットやら。万華鏡(笑)。」
私「あと薬草のニュアンスもありますね。」
家内「後味にシャルトリューズのような余韻が…。」
「余韻の綺麗なこと…。」
「グレート・ワインですな。」
心揺さぶられましたか?

今年は震災の3月を除いて試飲会が執り行えました。どうもありがとうございました。ワインを皆さんと飲める幸せを実感いたしました。

また、年内マスキューは31日まで休み無しで営業いたしておりますので、お立ち寄りお待ちしております。
ありがとうございました。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

本日は寒い中、ありがとうございました

Dec 23, 2011 by weblogland |
本日は寒い中、試飲会にお越しくださり、誠にありがとうございました。

詳細は後日お知らせいたしますが、まずは御礼まで。
ありがとうございました。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

明日は今年の最後の試飲会です。

Dec 22, 2011 by weblogland |
あっという間の12回でした。毎回6本として72本ですか。
インポーター主催の試飲会ですと、一度に100~200本出ますが、じっくりは試飲できません。
マスキューの店内試飲会だと、我々も2時から8時半までずっと試飲しているようなものですから、ワインの変化をしっかり見ることができます。この点、とても勉強になります。家で毎晩飲むのとは訳が違います(笑)。
試飲会の間は完全にワインの観察を続けますから、そのワインのディテイルを知ることが出来ます。とは言え、良いワインほど簡単に全貌は見せません。試飲会の翌日に残ったワインを飲んでようやく解ることもしばしばです。
あとなんと言っても、皆さんの率直なご意見・ご感想が聞けることが、一番勉強になります。味覚は個人個人で違いますし、感じ方や表現の仕方も違います。口の中に入れた食べ物を言葉にしてアウトプットする作業ですから、同じ意見になるはずがありません。しかも我々にとっては商品としての属性が強いですから、何故人気があったか?何故売れなかったか?我々のチョイスの試金石なのです。
とても勉強になります。

一年間どうもありがとうございました。
明日が楽しみです(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ソース焼きそばにはペリグリーノ・ロッソ

Dec 21, 2011 by weblogland |
null
やっぱりソース焼きそばにはペリグリーノ・ロッソが合います!

昨晩は帰りが遅くなり、夜はソース焼きそばを食べました。たしか『島田や』の麺がもちもちして甘辛い濃厚なソースの焼きそばです。我が家ではすっかり定番になっています(笑)。
これを食べる時、イタリア シチリア島のペリグリーノ・ロッソが実に良く合います。ソースの甘さ酸っぱさがワインと良くマリアージュしちゃうんです(笑)。焼きそばも安いし、ワインも安い(笑)。でも、マリアージュした味わいは格別!
たしかに深遠なマリアージュではありませんが、食べながらとても楽しくなります。疲れて帰ってきて焼きそばを食べるなんて、ちょっと寂しい風景かもしれませんが、食べてる私はとても幸福(笑)。

『小さな楽しみ大きな幸せ!』

このフレーズ使えますね(笑)。私は幸せになれそうです(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ
ページ移動 前へ 1,2, ... ,131,132,133, ... ,189,190 次へ Page 132 of 190