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肝に銘じています

Feb 09, 2012 by akiko |
2月は 輸入元試飲会が 目白押し。店長と交代で あちこち まわっています。
試飲会は 新着ワインや レアな産地のワイン、希少な 大御所のワインなどを 試せるまたとない機会。
とても 勉強になります。ほんと、輸入元さんに感謝です。

試飲会に参加するに当たって 私が肝にめいじていること。それは 即決しない ということです。
試飲会で うん、これはいける というワインに出会っても、その場では注文しないで 店に帰るのです。
帰り道の電車で 試飲リストをじっくり眺めつつ 考えます。
やはり 商売ですから 卸値や売値、在庫ワインとの比較、どんな方にお勧めするか、などなど
考えることはたくさんあります。
商売のスピードとしては ちょっと遅いかもしれませんが、即断即決で 失敗したことがあるので 慎重に。
最終的には 店長と合議の末 決定です。
お互いの好みは 判っているので 相手が好きでないワインを仕入れたいときは
どう説得するか 考えておかなければなりません。けっこう 熾烈な戦いです。
試飲会で 選んで さらに マスキュー仕入れ会議で ふるいにかけて・・・。
たいへんな作業ですが それが また 楽しみでもあります。
2月の マスキュー試飲会に うまく 反映できたらいいですね。




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今日は銀座と渋谷で試飲会の梯子でした

Feb 08, 2012 by weblogland |
あー、疲れました。
今日は銀座と渋谷で試飲会の梯子でした(笑)。

銀座はエイ・エム・ズィーさんです。
どれも美味しかったですね(笑)。新着シャンパンはさすが。シャンパン選びの上手いエイ・エム・ズィーさんの真骨頂ですね。あと気になっていたのがルモワスネの新しいヴィンテージのワインです。ローランが引退後の2006年以降に興味津々です。2006年のシャブリ フルショームを飲みましたが、味わいはさすが!素晴らしい熟成感です。らしいスタイルのワインで安心しました(笑)。

渋谷はワシントン&オレゴン・ワインの合同試飲会です。
レベルアップしてますね(笑)。力づくではありますが、樽香より果実味を前に出す傾向が強まりましたね。カリフォルニアとの差別化ですか?
赤のピノ・ノアールは有名ですが、それに続けるように面白いワインもチラホラ。
あと生産者も来てました。私のお気に入りのウッドワード・キャニオンのオーナー夫妻がいるじゃありませんか!早速接近(笑)。
私「ウッドワード・キャニオンのエステート・バルベラが好きなんですが、1本の樹に何房残しているんですか?」
オーナー「ありがとうございます。6房です。だからちょっとしかできません。」
私「えー!」
オーナー「でもバルベラは房がかなり大きいので6房でも平気なんですよ(笑)。」
あー、ビックリした。やっぱり普通じゃないんですね。
楽しい話が聞けました。ラッキー(笑)!

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有楽町と代官山の梯子です

Feb 07, 2012 by weblogland |
今日は家内が試飲会にいっています。有楽町と代官山の梯子です(笑)。この時期、春に向かいヴィンテージの端境期です。また暇にもなりますからインポーターさんの試飲会が多くあります。

ちなみに明日は私が銀座と渋谷の梯子です(笑)。本当は二人で出掛けたいのですが、店を休むのはちょっとマズイので、交代で行くようにしています。

明日の渋谷の試飲会はあまり知られていないインポーターさんの合同試飲会です。日本では知られていないマイナーなワインがありそうです。

選ぶにあたり、ワインの良し悪しは大前提ですが、マスキューは商売でやっていますから、売れそうな価格でないと折り合えません。とは言え、トレンドや狙いは分かりますから、仕入れるワインがなくとも勉強になります。

うーん。

家内が帰ってきてから話を聞くのが楽しみです(笑)。

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老舗のあるべき姿です

Feb 06, 2012 by weblogland |
見つけました!

Tvkの番組欄です(笑)。あー、良かった。
ラジオ欄の端っこに小さくありました。テレビっ子でない私は、普段テレビ欄をほとんど見ません。ですから昔、Tvkが番組欄にちゃんとしっかり載っていた記憶しかありませんでした。失礼いたしました。でもあって良かった(笑)。

昨日は関内に散歩に行きました。普段、毎日のように車で行きますが、昼間電車で行くと見えるものが違いますね(笑)。じつは土曜日の晩に家内がテレビ東京の『アドマチック天国』を見て、行くことになりました(笑)。
久しぶりに勝烈庵で昼ご飯を食べましたが、さすがに混んでいました。でも味わいはいつも通り。熟練の職人の技と伝統のトンカツソースは相変わらず旨いですね。
勝烈庵に行くといつも祖母を思い出します。戦前父に連れられて母子で初めて勝烈庵に行った時の話です。
祖母「初めて食べたトンカツは美味しかったねぇ。箸でトンカツが切れるんだよ。しかもご飯のお代わりができるんだから、ビックリしたなぁ。美味しかったねぇ。」
こんな話を思い出しながら勝烈庵でトンカツを食べるのです(笑)。老舗のあるべき姿です。食べ手に語り継がれる味わいとサービスがあります。
マスキューも見習わなくては!

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ふふふ。

Feb 05, 2012 by weblogland |
ふふふ。

今TvkでラグビーのサントリーVs神戸製鋼の試合を見ました。接戦でしたね。特に神戸製鋼の出足の良いタックルは凄かったです。体の小さな日本人とは思えないスピードとパワーです。辛うじてサントリー勝ちましたが、内容は神戸製鋼の方が良かったでした。

ところで先週ブレアフィンディーさんにTvkでラグビー放映していることを教えていただき、ラッキーと思い、新聞のテレビ欄を捜しました。
ところが新聞のテレビ欄にTvkの番組は載ってないのです!
皆さん知っていました?
テレビ東京はしっかり番組欄にありますが、Tvkはいつのまにか無くなっています。
経営が末期的なんですかね?
番組欄に載せる公共性もないんですかね?
とても悲しい気持ちになりました。
だってBS放送の有料チャネルの方が優先されているのです。あんまりだ!
せめて神奈川版の隅にでも載せてもらえないものですかね?

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シャトー・ラジャール, 『ワイン王国』

Feb 05, 2012 by weblogland |
早速お問い合わせのお電話いただきました。

マスキュー常連のAさんです。
「もしもし、シャトー ラジャール『ワイン王国』に載ってたね。前にマスキューさんで勧められて買ったワインだからすぐにわかりましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました。覚えていてくださいましたか(笑)。まあ、あのようなテイスティングですとインパクトのあるワインが優先して選ばれる傾向はありますが…。まあ、その中でも良かったということなんでしょう。喜ばしいことです。」
Aさん「そーですよね。じつは暮れにマスキューさんで買ったシャトー・ド・ブリッサ1999年やル・モワンヌ2005年の方が旨いと思うのですが…。」
私「ありがとうございます(笑)。あの良さをお褒めいただきありがとうございます。どちらが悪いということではなく、スタイルは全く違います。どちらかと言えばブリッサやモワンヌの方が飽きないクラシックな味わいだと思います。何度も飲んでしまいます(笑)。あとしっかり熟成してますし。」
Aさん「そうですよね。ブリッサとモワンヌは数が限られているから、あまり商業ベースに乗りませんよね。隠れた良いワインと言うことですよね(笑)。」
私「そのようなワインを捜すのが、快感なんです(笑)。」

冗談はさて置き、名前や価格にこだわらず、先入観なしに試すと、美味しいワインに当たることが出来ます。
また、それに気づくのもセンスと経験です。
「小さな喜び、大きな幸せ!」
気づかないだけなんです(笑)。

>> マスキューのワイン選び

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タラ

Feb 04, 2012 by akiko |
昨晩は タラが メインでした。
上品な くせのない白身魚ですから ワインには合わせやすい食材で、よく食べます。
でも いつもと同じじゃ 能がないな~。
と いうことで にんじん・レンコン・きのこを いためて 中華風甘酢あんかけにして
こんがり焼いた タラに添えてみました。なかなかの出来栄え。
・・・と 思ったのですが。
ワインが 失敗でした。
イタリアのグレコと アルゼンチンのソーヴィニヨンブラン、この2種類家にあったのですが
グレコのほうは ボディがしっかりして やや甘みが強く出るタイプ。とろみも感じます。
あんかけの 酢が 強すぎて グレコのとろあまと けんかになっちゃいました。
ソーヴィニヨンブランのほうは 比較的おとなしいタイプで、でもきりっとした酸が主張します。
こちらは あんかけの酢とは同調して 良い具合ではありましたが。ちょっと 面白みに欠ける。

酢を使った(特に穀物酢・米酢)料理は なかなか むずかしいですね。
 

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ワイン王国

Feb 03, 2012 by weblogland |
今日発売の『ワイン王国』を有隣堂で立ち読みしてきました(笑)。

じつは先日インポーターさんからお電話いただきました。
インポーターさん「マスキューさん、我社扱いのシャトー ラジャール『エレオノール』2009年が『ワイン王国』の2月発売号で五つ星をとりました!」
私「へぇー。凄いじゃん!良かったね(笑)。」
インポーターさん「はい。ありがとうございます。でも発売前なのに注文が殺到して無くなりそうです。」
私「良いワインだけど、ウチじゃあそんなには売れないけどなぁ(笑)。でもレストランのお客様があるから、切らす訳にいかないし困ったなぁ。」
インポーターさん「雑誌発売前に無くなってしまいます。なんでですかね?一応4月に同じメイクのワインは再入荷する手筈にはなっていますが…。」
そんな訳で、お一人様3本のみとさせていただきます。
事情ご察しくださいませ。
お許しを!

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ラック・コーポレーションさんの試飲会

Feb 02, 2012 by weblogland |
今日はラック・コーポレーションさんの試飲会に行ってきました。会場は帝国ホテルです。毎年この時期に行われるブルゴーニュ中心の豪華版です(笑)。

今回は2009年のブルゴーニュがメインで2007年と2010年がちらほら。2008年はジャンプしてましたね(笑)。
全体に2009年はかなり良い年ですね。どれも旨かったです。酸も糖度もしっかりあり、補糖したようなワインは見当たりませんでした。これほど粒が揃っているのは2005年以来です。
大御所のドメーヌや代替わりした若い生産者、また新たな生産者、どれも秀逸な出来ですね。ブルゴーニュのレベルは確実に上がっていると感じました。
中でも圧巻は、ルフレーヴのピュリニー・モンラッシェ『レ・ピュセル』2007年でした。
ドメーヌによってバラツキのある2007年ですが、一際輝いてました。
さすが!
私の家内はルフレーヴの大ファンですが、やはり認めるべきですね。
あと前にブログで書いたのですが『エポス』(イタリア、ポッジョ・レ・ヴォルピが造るフラスカーティー・スペリュール)が『レ・ピュセル』に匹敵すると書きましたが、2007年の『レ・ピュセル』には及びませんね。でも下のランクでしたら遜色ありません。私は本気でそう思います(笑)。お試しあれ。

あとギカルのエルミタージュ2005年とコート・ロティ『ブリュヌ・エ・ブロンド・ド・ギガル』2005年も飲めました。エルミタージュの方はもう飲めますが、コート・ロティはまだまだ全然飲める状態ではありませんね。あと10年以上は待たなくてはダメです。もの凄いワインでした。

あとシェリーがありましたが、どれも凄いワインでした。驚かされたのはテルガド・スレタのマンサニーリャ『バルビアーナ・ロドリゲス・ラ・カーヴ』です。あんなに強烈なマンサニーリャがあるとは!

あー。楽しかった(笑)。

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アナケナのピノ・ノアールが五つ星

Feb 02, 2012 by weblogland |
先日Kさんからお電話いただきました。

Kさん「マスキューさん、どうもどうも。『ワイン王国』の1月号見てたら、アナケナのピノ・ノアールが五つ星でしたよ。前にマスキューさんでアナケナの副社長に会ったでしょ。ピノ・ノアールどうですか?」

実はアナケナの副社長がマスキューに訪問した際にKさんもご一緒していただきました。

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私「それは知りませんでした(笑)。実はアナケナのピノ・ノアール扱ってないんですよ(笑)。」

Kさん「なぁーんだ。ダメじゃない(笑)。」

私「家内も私もまだ扱うには時期尚早かと。でも2010年のピノ・ノアールはまだ飲んでませんから手配してみます。」


到着後早速飲んでみました。
飲んでビックリ。だいぶ良くなりましたね。チリのピノ・ノアールにありがちな臭みが無くなってます。トマトっぽさはありますが、青臭さはありません。あと濃度感も立派なもの。香りに若干の物足りなさ、黒さがありますが。

うーん。

ニュー・ワールドの低価格のピノ・ノアールとしては良く出来ています。オーストラリアのウィマーラのピノ・ノアールには及びませんが、許せるギリギリ。

そんな訳で、今マスキューに並んでいます。

よろしかったらどうぞ。

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寒いときには・・・

Feb 01, 2012 by akiko |
このところの お客様のリクエストが ちょっと いつもと 違います。 
たとえばこんなお問い合わせ。
「あったかい感じの赤ワインは どれですか」 または 「冷やさないで飲める たっぷりした白は?」

そうですよね~。こんなに寒い日が続けば 体はこちこち、気持ちも固まっちゃいますよね。
そんなときの わたしのお勧めは、南のワイン。
フランスなら シャトーヌフ・デュ・パプを中心としたコート・デュ・ローヌやラングドック、ルーション。
スペインのペネデスやフミーリヤ・イエクラ、ポルトガル。イタリアだったら 南部がいいと思います。
あまり樽のきいていない 素直な果実の味わいがよくでたものだと 醤油や味噌にもあわせやすいし、
やさしい甘さは こちこちを ほぐしてくれますよ。

と いうわけで 我が家は スペインのドミニオ・エスピナル赤 おおいに 飲んでいます。
このワインは 単純に濃いのではなく 香り立ちも優れているし、酸も綺麗。
口の中で オレンジや 懐かしいかんじのグレナデンシロップが ふわりと感じられるのがいいですね。

寒い日がまだまだ続きそうな この冬。ワインを 飲んで 乗り切るぞ・

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平成24年経済センサス活動調査票-すっごい無駄!

Jan 31, 2012 by weblogland |
来ましたよ!
何が?って。

平成24年経済センサス活動調査票です。
今テレビで盛んにコマーシャルが流れてます。久保純さんと男性アナウンサーが出ているやつです(男性アナウンサーの名前は失念いたしました。)(笑)。
総務省と経済産業省の管轄と書いてありますね。中を見ると、決算内容などに関わる質問です。

うーん。

別に知りたければ教えてあげますけれど、税務署の資料を見れば正確にわかりますよね。しかも郵送返却ではなく地元の町内会の役員さんがわざわざ集めるそうです。

すっごい無駄!

笑えることに、調査内容を税金の徴収など統計作成以外の目的に使うことはないと明記してあります。

普通税務署にはちゃんと申告しますから、別に痛くも痒くもありませんよね?我々に直接聞くより、税務署の方に聞いた方が正確な資料が得られるはず。

何考えてるんでしょうか?
大馬鹿者ですね。
いったいこの調査いくらかかるんですかね?考えると腹立ちます。

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「小さな喜び大きな幸せ」のワイン-シャトー レスタージュ・シュヴィヨン

Jan 31, 2012 by weblogland |
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一昨日の試飲会のおさらいです(笑)。

シャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年良いですね。たしかに地味で軽いのですが、酸の伸びやかさと樽香、タンニンの美しさ、甘味のバランスがエレガントです。


うーん。


安心できるワインです。

でもレストランやワイン・バーなんかでは扱い難いでしょうね。インパクトがあまり強くありません(笑)。どうしても飲食店ではアタックの強い甘いワインが好まれます。このワインを売るには技術を要しますね。セラーから取り出していきなり注いでも良さが伝わり難いでしょうね。抜栓したものを温度を15度を越えてサービスしないとダメですね。あまり高くないワインですから、そこまで気を使ってサービス出来ませんか(笑)?
そうするとやはり家飲みですね。キッチンのテーブルに前日飲み残して置いたのを、そのまま飲むのがベストな飲み方かも(笑)?ほどほど液温が上がり、空気に触れることで素晴らしく美味しくなっているハズ。

「小さな喜び大きな幸せ」のワインなのです。

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昨日はどうもありがとうございました。

Jan 29, 2012 by weblogland |
昨日は試飲会にお越しいただきありがとうございました。

まずはイタリア美食の地エミリア・ロマーニャの白ワイン2連発です。ファットリア・モンティチーノ・ロッソが造るスタンダード・キュヴェ アルバーナ・ディ・ロマーニャ2010年とその上級キュヴェ『コドロンキオ』2009年の飲み比べです。
「このアリバーナ2009年を前に飲んだんですが、2010年の方が作柄がイイようですな。」
私「2010年の方がアルコール分が0.5%ほど高いですから、2010年の方が糖度が高いです。良くご存知で(笑)。」
「スタンダードは柑橘類やトロピカルなニュアンスがテンコ盛り(笑)。『コドロンキオ』はグレープフルーツの香りが支配的ですがアカシアのハチミツやら…、実に深い。」
「『コドロンキオ』凄いね。言葉を失うね。」
「『コドロンキオ』のハチミツの香りが貴腐のついた証なんですか?」
私「そーです。貴腐がつかないただの遅摘みですとハニーなだけです。複雑な果実の香りに欠けます。あと貴腐がついてると、後味にほんのり感じる苦みも特徴です。安く売っているベーレン‐アウスレーゼやトロッケン‐ベーレン・‐アウスレーゼなんかハニーなだけですから貴腐はついていません。」
「えっ?なんでですか?あれは貴腐ワインじゃないんですか?」
「はい。葡萄の糖度さえ規定の水準を超えればベーレン・アウスレーゼを名乗れます。ですから本物の貴腐ワインではありません。」
「そーだよね。本物の貴腐ワインだったらあんなに安く売れないもんね(笑)。」
私「モーゼルのリースリングを使った貴腐ワインですと1万円は越えます。」
「『コドロンキオ』は辛口だけど、ソーテルヌなんかにも辛口の貴腐ワインありますよね。」
私「良くご存知で。イケムのイグレックなんか代表です。」
「『コドロンキオ』と『イグレック』はどう違います?」
私「基本的には同じですが、『イグレック』は甘い貴腐ワインが造れない年に例外的につくる言わば苦肉のワインです。ですから残糖分にバラツキがヴィンテージによって出ます。『コドロンキオ』は最初から計画的(笑)。出来上がりのワインを想定して畑の葡萄の糖度を管理しています。」
「イタリアの白ワインって美味しいんですね。いままでイタリアの白ワインというとあまり印象にないんですよ(笑)。厚みがあってリッチなワインか、水みたいにがぶがぶ飲めるとか(笑)。」
私「実は私も最近までそうでした(笑)。ガルナッチャ・ディ・サンジミアーノかヴェルメンティーノ・ディ・ガルーラくらいしか美味しい白ワインの記憶がありませんでした。温度管理が出来るステンレス・タンクで完璧に低温管理ができるようになったことが大きな要因です。ここ10年あまりの進歩は目をみはります。」
「あとイタリア人て勝手に人と違うことをやるのが好きですから、面白いワイン造りそうですよね(笑)。」
「そうそう(笑)。法律なんかに縛られない(大爆笑)」
「フランス人みたいに保守的にテロワールに縛られない(大爆笑)。」
私「テロワールは大事にしますが、抜きん出たワインを造ろうとしますよね。フランスでそんなことしたら村八分。」
大盛り上がりの『コドロンキオ』でした。

さてシャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年 から赤ワインが始まります。
「これってメドックのブルジョワ級ですよね。安くありませんか?」
私「グラン・ヴァンは円高になっても安くなりませんが、こういった無名のワインには円高の恩恵があります(笑)。」
「マスキューさん得意技ですね(笑)。」
私・家内「狙ってます(笑)。」
私「このワイン軽いんですが、薄くなくてよろしいかと。クラシックなボルドーらしいワインかと。」
「たしかに軽い(笑)。でもしっかりしてるね。香りもチャーミング。」
「この味。初めて買ったボルドー・ワインの味だ。」
「軽いって言っても酸はしっかり入っているし、伸びが良いですよ。デイリー以上だね。」
家内「翌日になると甘味が増して、プラムの果実がまとまりよくなります。とてもチャーミングになりますよ。」
私「ワイン100本出る試飲会でこのワインが出ても見逃してしまいますが、ちゃんとゆっくり飲むと良さが解るマイナーなワインです(笑)。」
「うん。たしかに。ワインの価値ってインパクトのある第一印象だけじゃ解らないよね。」

そしてマスキュー定番のドメーヌ・フォンデュースの2005年です。
「臭いね(笑)。いかにもビオっぽい(笑)。」
私「フォンデュースは特別ビオと言う訳じゃないんですが、農薬はほとんど使いません。あと低収量を徹底してます。」
「この土臭さはロックフォールなんか鉄板だよね(笑)。いいなぁ。」
「たしかに『キュヴェ・ジュリエット2000年』とは違いますよね。でも共通した旨さがある。」
「南フランスらしからぬエレガントなワイン。ハーモニーが素晴らしい。」
「とても自然ですよね。抗うものがない。」
家内「時間が経つと臭さが抜けて美しさに変わりますよ(笑)。」
「最初の鉄っぽさは何ですか?」
私「まず最初の臭さは瓶熟成から目覚めた還元臭で、続く鉄っぽさはカリニャン由来の味わいです。どちらもゆっくり抜けて行き、果実味が現れてきます。」
「うーん。このワインってかなり凄いワインじゃないんですか?」
私「まだピークには至ってませんが、南フランスとしては異例の熟成能力はありますね。」
私「実は私カリニャンってあまり好きじゃなかったんですが、最近ちゃんと造ったカリニャンが好きになってきました(笑)。」
「安いカリニャンってチープで下品だけど(笑)、良いカリニャンは南フランスの料理には合いますよね。」
家内「そうそう。カスレなんかやっぱりカリニャンですよね。」
「このワインはコーヒーやチョコレートの香りがしますが、何由来なんですか?」
私「このワインは木樽熟成しません。ですから瓶内熟成の結果の葡萄果由来のブーケです。木樽由来の場合はもっとはっきり主張します。液体に溶け込んで中からホンノリと漂うコーヒーやチョコレートの香りこそ葡萄果由来の熟成香です。」

さてこれよりクライマックスです。スペインのヘビー級の登場です。
『マス・コレット』2008年 赤 カプサネス協同組合がつくるニュー・スタイル。このワインは今風にパリックを使いますがすべて古樽です。かたやティント・ペスケラ・クリアンサ 2008年 ティント・ペスケラ スペイン リベラ・デル・デュエロ 新樽のバリックを使うニュースパニッシュの成功者。
「『マス・コレット』は木樽を使ってないみたい。果実の酸がもの凄い!」
「『ペスケラ』のゴージャスさはいかにも、らしくて好きだな(笑)。」
私「『ペスケラ』はアメリカで『スペインのペトリュス』と評価され大ブレークしました。『マス・コレット』はイギリスの評論家が高く評価してますが、まだブレークしてません(笑)。」
「『マス・コレット』ゴージャスじゃないけど中味の詰まり方がもの凄い!」
私「『マス・コレット』はスペインの新しい銘醸地プリオラートを囲う新進の産地です。一方『ペスケラ』のリベラデル・デュエロは『ベガ・シシリア・ウニコ』の産地、スペインワインの最高峰ワイン産地として有名です。」
「マスキューさん『マス・コレット』好きでしょ(笑)?」
私「『ぐっ』(答に詰まる)」
家内「大好きなんです(笑)。」
私「プリオラートとちょっと違った洗練されたワインかと。この膨大な量の酸が、これほど整っている様はいままでのスペインワインにはないスタイルだと思います。」
「私は単純に『マス・コレット』のラベルが好き(笑)。」
「『マス・コレット』は協同組合のワインですよね。協同組合というとちょっと格下に思いがちですが…。実際には立派なワインを造ってますよね。」
私「その辺の意識もかなり高いのでしょうね。日本の農協的なものとは違いますね。造り手の意思を感じるワインです。独立の手段としての協同組合なんでしょうね。」

お疲れでした。
昨日はどうもありがとうございました。

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本日試飲会にお越しいただきありがとうございました。

Jan 29, 2012 by weblogland |
本日試飲会に大勢お越しいただきありがとうございました。
お客様もうまく重ならずにグラスも足りましたが、最後ワインが足りなくなりご迷惑をおかけいたしました。お許し下さいませ。

詳細は明日アップいたします。

どうもありがとうございました。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

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明日は試飲会です。

Jan 27, 2012 by weblogland |
明日来られない方や完売を心配する方からお問い合わせをいただきます。

お客様「明日行けないんですよ。だから今日お店いきますから(笑)。」
お客様「どうもどうも、スペインのカプサネス協同組合がつくる『マス・コレット2008年』が気になって気になって(笑)。」
私「素晴らしい酸ですよ。このワイン。」
お客様「私、南フランスに行ってから、あの地中海のワインにハマっちゃいまして(笑)、地続きですから旨いのではないかと。」
私「カタロニアですから、確かに地続きです(笑)。」
お客様「地中海沿岸のワインってタップリしてて好きなんですよね。」
私「『マス・コレット』はまた違った意味でケチ臭くないですよ(笑)。わざわざお越しくださりありがとうございました。」


お客様「『コロドンキオ』無くなりませんか?何本かキープしておいて貰えますか?」
私「大丈夫ですよ(笑)。明日一日で売れきれないほどありますから(笑)。試飲してからでも遅くありません。ご安心ください。」

楽しみにして下さるお客様がいることに感謝です。

明日が楽しみです(笑)。

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1898年のリヴサルト

Jan 27, 2012 by weblogland |
ビックラこきました!

先日あるインポーターさんから古いリヴサルトのオファーがあったことをブログに書きました。1930年から50ヴィンテージ揃っている驚きのオファーです。

翌日、普段良くしていただいているあるインポーターさんからお電話いただきました。

Sさん「ブログで見たのですが、マスキューさん、リヴサルトお好きなんですってね。」

家内「そーなんですよ。二人して大好きなんですよ。」

Sさん「じつは1898年のリヴサルトあるんですけど…。」

家内「えっ!(絶句)」

Sさん「数がないので、秘密にしてましたが…。」

この話を聞いて卒倒しそうになりました。

あるんですねぇ~。

ビックラこきました。
怖くて詳細はまだ聞いてません(笑)。
私って小心なんですよ(笑)。

>> ヴィユー リヴサルト 1959 ドメーヌ サン ジャクリーヌ

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モンサンDOのカプサネス

Jan 26, 2012 by akiko |
モンサンのカプサネスって 舌をかみそうですが、いま とっても 気に入っているスペイン赤ワイン。
前回のブログにも書きましたけど、また 書いちゃいます。

ワインアトラスで モンサンDOの位置を しっかり 確認しました。
本当に プリオラトを 囲繞しています。まるっきり 地続き。
だからか 本で確認すると、プリオラトに似たタイプで 力があり上等 とか 書かれているのですが、
マスキューで仕入れた カプサネスの赤は プリオラトとは 違うタイプです。
セパージュが異なるので 違って当然なのですが、 
プリオラトより もっと 親しみやすくて 華やか。凝縮感もほどよく 硬すぎない。
もっとも違う点は スパイス 特に胡椒のニュアンスが 強く出ること。
赤系果実の酸っぱさがきれいに 感じられます。エレガントなんですよね~。

プリオラトとモンサンでは 土壌に若干の違いがある(モンサンには スレートがないらしい。うろ覚えですが・・・)ということですし、また プリオラトと 同じことをしても独自性がなくなるわけで カプサネスは
そのあたり よく考えている素晴らしい生産者だと思います。
でもでも、私のわがままなんですけど 
プリオラトと同様のワイン作りをしたら どんなものになるのか・・・知りたいなぁ。きっと 良いワインだろうなぁ。  そんなことを 考えてしまう 興味深い産地、生産者です。

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フォンデュースの2005年どうですか

Jan 25, 2012 by weblogland |
今日試飲会のお問い合わせをいただきました。

お客様「マスキューさん、フォンデュースの2005年どうですか?」
私「どうもいつもお世話になります。ヴァン・ド・ペイの2005年ですよね。まだまだ伸び代があります。たいしたものだと。」
お客様「じつは今月の試飲会行けないんですよ。そうなったら気になって気になって(笑)。『キュヴェ ジュリエット2000年』と比べてどうですか?」
私「基本的には同じものではないと思います。熟成度からするとジュリエットは完全にピークで完成してますが、2005年はまだその域には達していません。ただワイン自体のポテンシャルはかなり高いように思います。」
お客様「ほうー。ではワインとして『キュヴェ・ジュリエット2000年より2005年の方が劣る訳じゃないんですね?」
私「まだ2005年がピークに達していませんから、断定できないんです(笑)。」
お客様「在庫は大丈夫ですか?」
私「余分には取ってますから、すぐに無くなることはないかと。」

やはりドメーヌ・ド・フェンデュースは人気ありますね。私も試飲会が楽しみです(笑)。

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リヴサルトの古いもの

Jan 24, 2012 by weblogland |
ここのところ寒いですね。
インフルエンザ流行りそうでしたが、雪がお湿りになって大丈夫ですかね?でもまだまだ安心できませんね。

今日もの凄いオファーがきました。あるインポーターさんからリヴサルトの古いものを受注輸入受付のリストが届ききました。
なんと1930年からのリストです。50ヴィンテージあります。
おー!
あるんですね。
すべて蔵出しのようです。
価格も手が届く範囲です。すぐにでも飛びつきたいところですが、面識のないインポーターさんです。
困ったなぁ。
リヴサルトは大好きですし、ましてやオールド・ヴィンテージとなると垂涎もの。
かと言って、取引のないインポーターさんにいきなりインデント頼むのも不安です。
小さい頃『知らない人の後を付いていっちゃダメ!』って言われたしな。
少し様子を伺うことにします。

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モンサン

Jan 24, 2012 by akiko |
今週 土曜は 試飲会です。今回は スペインのモンサンDOの赤が 私のイチ押しです。
初めて飲む地域のワインでしたが、ぐっと ハートをつかまれちゃった 一本です。

モンサンは スペインのプリオラトを ぐるっと取り囲むような地理的位置を占める 生産地。
今回は プリオラトとは 方向性の違うワインを選んでみました。
比較的 若い段階から楽しめる 華やかなワインです。
でも 私は これは ねかせておいたら 大変身するのではないかと 考えています。
楽しみですね~。試飲会で ぜひ 飲んでみてください。
皆様のご参加 お待ちしております。

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早速試飲会のお問い合わせがありました

Jan 23, 2012 by weblogland |
早速試飲会のお問い合わせがありました。

「マスキューさん、今度の試飲会『ペスケラ』出るんですか?スペインのペトリュスって言われてるワインですよね。」
私「良くご存知ですね(笑)。ただ今ペスケラは3、4銘柄あります。その中の最上級銘柄は一万円以上しますので、ちょっと無理です(笑)。今回お出しするのはクリアンサになります。」
「味わいはペトリュスみたいなんですか?」
私「クリアンサといっても樽熟成は18ヶ月しますから、かなり濃密です。濃いには濃いのですがテンプラリーニョの味わいに明瞭さがあって良いかと。」
「単に濃ければ良い訳じゃないんですね(笑)。」
私「濃いだけだと果実味が真っ黒になります(笑)。どんな品種のワインを飲んでいるか解らなくなります。」
「真っ黒(笑)?ですか?」
私「ブラックベリーとでも言いましょうか。カリフォルニアやオーストラリアなどの高いワインに有りがち(笑)です。」
「へぇー。でも濃厚なんでしょう?」
私「確かに濃厚でペーストを飲んでいるみたいですよ。」
ハーラン・エステートもそうですか?」
私「飛び抜けてます。途方に暮れます(笑)。」
「今度の試飲会のペスケラ楽しみにしますね。」
私「お待ちしております。」

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マスキュー店内試飲会

Jan 23, 2012 by weblogland |
今月1月28日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!

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アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2010年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1240円税込み

〇『コドロンキオ』2009年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 2250円税込み

●シャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年 フランス 赤 ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級750ml 1275円税込み

●コート・ド・トング 2005年 ドメーヌ・ド・フォンデュース フランス ラングドック V.D.P.コート・ド・トング 赤 750ml 1335円 税込み

●『マス・コレット』2008年 赤 カプサネス協同組合 スペイン カタルーニャ モンサンD.O.750ml 2070円税込み

●ティント・ペスケラ・クリアンサ 2008年 ティント・ペスケラ スペイン リベラ・デル・デュエロ 赤 750ml 3750円税込み

さて最初はアルバーナ・ディ・ロマーニャの2連発です。マスキュー定番のファットリア・モンテチーノ・ロッソのスタンダード・キュヴェと上級キュヴェ『コドロンキオ』の飲み比べです。
ヴィンテージは違いますが、たしかな繋がりがあります。でも大きく違う(笑)。生産者の意図が良く解って面白いかと。

続いては新着ワイン2本です。まずはボルドー・メドックのお買い得クリュ・ブルジョワです。勝手にブルジョワ級と言うなかれ(笑)。とても地味なんですが、とても宜しい。今風の肉付きの良いスタイルではありませんが、軽くて緻密。オールド・ファンは唸るはず?
そしてもう1本の新着ワインは南フランス、ラングドックのドメーヌ・ド・フェンデュースが造る2005年の隠し玉です。マスキュー定番のフェンデュースですが、底が深いですね。大事に造ったワインを大事に売る姿勢は立派。更に良心的なのはもっと立派!限定品なので在庫限りとなります。

さてこれから佳境に入ります。スペインの良品2連発です。
まずは、実にエレガントな『マス・コレット』。もちろん薄くはありません(笑)。余分な樽香が無く、美しい酸で勝負する本格派。
そして『ペスケラ・クリアンサ』は言わずと知れたヘビー級。もちろんグラン・レゼルヴほどではありませんが、圧倒的なテンプラリーニョの果実味で勝負する速球派です。樽香を上手く利用したトラディショナルな新しさがあります。
両者同じヴィンテージなのも興味を引くところです(笑)。

以上6本の予定です。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご都合の良い時間にお越し下さいませ。

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来週の土曜日(1月28日)マスキューの店内試飲会

Jan 22, 2012 by weblogland |
早いものです。
来週の土曜日(1月28日)マスキューの店内試飲会です。
何にしましょうか(笑)?
お買い得の新着ワインははずせません。ボルドーメドックのブルジョワ級がなかなか宜しい(笑)。軽いのですが、緻密で上品なんです。あと南フランスのシャトー・ド・フェンデュースの2005年ははずせません。限定品ですが、これもコストパフォーマンスが高く宜しいかと。
あとイタリアの新着白、これが衝撃的。マスキュー定番のモンティチーノ・ロッソがつくるアルバーナ・ディ・ロマーニャの上級銘柄なんですが、これがまた凄い。
あとスペイン、カタロニアの新着ワインも出します。エレガントでレベルが高いかと。
うーん。
あと何にしましょうか?今回の試飲会は最後がスペインワインですから、それなりのグレートなワインを飲んでみたいですね。このあと家内と相談します(笑)。
明日にはラインナップが決まりますので、しばしお待ちくださいませ。

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あれはワインではありません!

Jan 20, 2012 by weblogland |
困ったものです。

今朝の朝刊に載ってました。
メルシャンが新製品のワインを販売するとのこと。海外から調達したワインを成分調整して、安い価格で大量に販売するそうです。なんでもターゲットは普段あまりワインを飲まない30~40代の女性ということです。

うーん。

確かに安い価格のワインは必要ですし、コストダウンと利益の増大化のために、努力することは必要なのも解ります。

でも

やってはいけないことです。

世界のキリン・メルシャンの名が泣くとは思わないんですかね。
国税当局も恥ずかしくないんですかね?
消費者庁は黙認するんですかね?
日本は法治国家ですから法律の規定がなければ禁止しませんが、やって良いことと悪いことがあります。

こんなことをやるからヨーロッパから馬鹿にされるのです。

少なくとも、国税当局はリキュールないしは甘味果実酒として扱うべきです。

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喫茶店も酒屋同様絶滅危惧職種?

Jan 19, 2012 by weblogland |
先日若い方と話す機会がありました。他愛のない会話ですが、近くの喫茶店で小一時間ほど話しました。
まず驚いたのが、彼は喫茶店にいったことがないのでした!
彼「ドトールとかマクドナルドはたまに行きますが、『喫茶店』って初めて来ました(笑)。」
私「えー?そうなんだ。私たちおじさんは集合場所が喫茶店だったり、一人で時間を潰したり、一休みしたい時は喫茶店行くのが普通だったけど…。」
彼「第一喫茶店自体がないですよ。あと若いお客さんもいないですよねこの店は(笑)。」
私「確かに。でも客席も広くてゆったり座れるから良くない?新聞だってあるし(だんだん小声になる。)」
彼「話しでは聞いたことありましたが、今日が僕の喫茶店デビューです(笑)。居心地良すぎてゲームするには逆に居づらいかも(笑)。」
そうかも知れません。我々の世代は喫茶店をコミュニティーとしても使っていましたから、その店のスタッフと打ち解けてました。別に口をききたくなければ静かにしておいてくれる優しさもありました。
うーん。
私は喫茶店好きなんですが…。
喫茶店も酒屋同様絶滅危惧職種なんですかね?

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ワインはダイアローグのお酒です

Jan 18, 2012 by weblogland |
明日あるお客様のレストランでワイン会があります。
先程リストをみせてもらいましたが、これが凄い!
一級シャトーやらカルトワインやら極上のブルゴーニュもありました。ラインナップを見ただけで気絶しそうになりました(笑)。更に凄いのはすべて飲み頃のヴィンテージで全種類3本ずつ揃っていました。
主催者はただ者ではありませんね(笑)。たんなるコレクターではなく、みんなで集まって飲むことを前提にワインをストックしています。
うーん。
もちろん身内や親しい方達だけの集まりでしょうが、太っ腹です!

どんな良いワインでも、皆で集まり会話をしながら楽しむのがベストなことを知っています。
一人でロマネ・コンティを飲むことの意味の無さを知っているのでしょう。
ワインはダイアローグのお酒です。一人ぼっちでご飯を食べるのが侘しいのと同様てす。
ここにワインの特性があると思います。

それにしても凄かった!

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ローヌのワイン仕入れちゃいました。

Jan 17, 2012 by weblogland |
去年の暮れからまたローヌ熱が上がり始めました(笑)。
暮れにシャトー・デュックの2009年を飲んで2009年が良いことを知り、狙っていました。しかも今回はシャトーヌフ・デュ・パフに本拠をおくドメーヌ・シャルヴァンとドメーヌ・クロ・デュ・カイユのA.C.コート・デュ・ローヌ2009年を見つけました(笑)。看板のシャトー・ヌフ・デュ・パフはまだリリースされていませんし、ちょっと高い(笑)。そうすると良作年2009年の両巨頭のコート・デュ・ローヌはお買い得なはず。並のコート・デュ・ローヌとはレベルが違います。シャトー・ヌフ・デュ・パフに連なる味わいのはずです。
家内が昨日試飲会で飲んできましたが、即決です。
家内に言わせるとシャルヴァンの方がクラシック、クロ・デュ・カイユが今風と言ってました。(私はまだ飲んでいませんが…。)
明日品物がきますが、楽しみです(笑)。

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野菜  高騰中

Jan 17, 2012 by akiko |
この冬は 寒い。寒さには強いほうの私ですが、自転車で出かけるときは 着膨れてだるまさん状態です。
寒さと乾燥のせいで、野菜が高くなっちゃいましたね~。家計に響きます。
そんなときの 強い味方が もやし。
ワインには 合わせにくいかな~と 思ってきたもやしですが、なかなか いける料理をみつけました。

もやしは たっぷり用意。ほかには ニンジン千切りと 牛肉の薄切り。
厚手の鍋に よく洗ったもやし(水にさらして 臭みを取ると さらに おいしい)を いれる。
ニンジンを ちらす。最後に 牛肉を のせる。白ワインか清酒を 大さじ2杯ほど ふりかける。
後は 火にかけて 蒸す。材料に 火が通れば 完成。油を使わない ヘルシーさもGOODです。
好みのタレで 食べます。ポン酢でも ゴマダレでも なんでも OK。
私は 自分で 醤油・酢をベースに 柚子胡椒や ゴマ油など加えたタレをつくります。
牛肉を使うので ワインに合わせやすいのです。

もやしの根を取るのが 面倒なのですが、料理自体は 超簡単。その日のワインに合わせて
タレを 用意すれば けっこう ご馳走です。赤でも 白でも いけちゃいます。 お試しください。

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アルバーニャ・ディ・ロマーニャの極上なワイン

Jan 16, 2012 by weblogland |
アルバーニャ・ディ・ロマーニャの極上なワイン仕入れちゃいました(笑)。

マスキューでは、ファットリア・モンティチーノ・ロッソが作るアルバーニャ・ディ・ロマーニャのスタンダード・キュヴェが定番ですが、今回ついに最上級キュヴェ『コドロンキオ』が入荷しました!

ドライな仕上がりですが、貴腐の香りがしっかり入っていて、複雑でなかなかよろしいのです(笑)。スタンダード・キュヴェと比べて別物ではなく、ちゃんと繋がるところが面白いのです。

最新の醸造設備による完璧な管理によるところが大きいのは今風と言えますが、そこには造り手の明瞭な意思があり、心揺さぶるワインとなっています。

うーん。

ポッジョ・レ・ヴォルピに続く驚きの白ワインの登場です。

イタリアの白ワインは面白い!しかも、安い!

マスキューが目をつけるのもお分かりいただけるかと。

もちろん今月の試飲会には出しますから、お楽しみに!

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