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アスコニ・ワイナリーが取り上げられていました!

Apr 05, 2022 by weblogland |
ウクライナのロシア侵攻が連日報道されています。テレビのニュースを見るたびに心が痛い。先日ウクライナの避難民の方々がお隣のモルドバに避難してると報道。建物が広いワイナリーに避難する映像が流れました。
そこでアスコニ・ワイナリーが取り上げられていました!
う~ん
ラダチーニも同様なのでしょうね。
とても戦禍を身近に感じました。取り敢えずできることをしなくては!

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完成された旨さ、上品さ!

Apr 01, 2022 by weblogland |
頂き物の話で恐縮ですが、実は先日茅ヶ崎のMさんからチョコレートいただきました。もちろんバレンタインデーとは関係ありません(笑)。

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なんでもスペインのチョコでいちじくをチョコでコーティングしてあるとか。赤ワインに合うとのこと。美味しいものに敏感なセンサーを持っておられるMさんですから、間違いはないはず(笑)!
ラビトス・ロワイヤルと包装紙に書いてあったので、まずはインターネットで検索(笑)。
『この魅力的なチョコが生まれたのは、スペインの小さな村の、名もない一組の夫婦から。 ドライいちじくにブランデー風味のトリュフフィリングを詰め込み、1個ずつチョコレートでまるごとくるみました。 三つの層が織りなす食感と優雅な味わい。贅を凝らした逸品、オトナ心を満足させる魅惑的なスイーツです。』
では、では、早速いただくと
う~ん。

完成された旨さ、上品さ!
これはスペイン・ワインだとリオハ辺りの完成されたスタイルのワイン、もしくはボルドーのグラン・ヴァンにぴったり(笑)。
完全に高級ワインに合わせることを念頭に作られてますね(笑)。たまに魔が差してグラン・ヴァンを飲みたくなった時にオススメでございます(笑)。
また、引き出しが増えました(笑)。ありがとうございましたMさん!

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ヴィラ・ヤンボル マスカット 2020年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 770円税込み

Mar 31, 2022 by weblogland |
今、マスキューの特売棚にはコレがこっそり売られています。

ヴィラ・ヤンボル マスカット 2020年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 770円税込み

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このワイン、先月のマスキュー試飲会に登場してご好評いただいたもの。でもですね、インポーターさんのラインナップから外れることになり急遽特別価格となりました。
まずラインナップから外されて『えー!』、そして特売価格となって『えー!』。試飲会で使って1ヶ月もたたないのに輸入中止特売品になるとは。トホホでございます。
こうなったら、毒食わば皿まで。インポーターさんの在庫が尽きるまで特売価格を続けます!
770円税込は安い!はず。

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桝久 試飲会リポート 後半

Mar 28, 2022 by weblogland |
〇ティモラッソ 2020年 カッシーナ・イ・カルピーニ イタリア ピエモンテ 白 コッリ・トルトネージ・ティモラッソD.O.C.750ml 2121円税込み
「マスキューさん!ロゼの後に白ですか?
意図を感じますよ(笑)。」
私「完全に読まれてますね(笑)。まっ、まっ、お試しあれ!」
「おっ!う~ん。イタリアの良い白ワイン
(笑)。北イタリアらしい。」
「『ティモラッソ』なんて知りませんでしたよ(笑)。イタリアって品種が多い上にそれぞれが特徴的ですよね(笑)。」
「力強さとエレガントさ。その上ユニーク
(笑)。」
「深くて優しい。ハーブのニュアンスたっぷり(笑)。高級。」
「植物っぽいですよね。薬草だったり甘草
だったり、木の実。白い花。複雑だよなぁ(笑)。」
家内「コレ飲みながらいただいたナッツ食べるとマリアージュしますね(笑)。美味しい!」
「桃や梨の香りは味わいと一致してるし、燻製チーズには絶対に合う(笑)。」
「ハードタイプのスモークしたチーズだな
。」
「ワインに豆っぽさもあるから、ナッツ類には合うはずですよ(笑)。実際に美味しい(笑)。」
「うんうん。これはイイ(笑)!相性バッチ・グー(笑)。古いかな(笑)。」
「桃やスモモの果実がしっかり。そして可憐でもある。マスキューさんが高貴と言うのも頷けますね(笑)。」
「桃も完熟した甘い桃じゃなくて、まだ少し青さが残ってる感じ。」
私「その青さがメロンっぽくもあるんですよね。」
「このままワイン、アルコール分はいかほどですか?」
家内「なんと14%あります。」
「そんなにあるんですか?もっと低いと思いましたよ(笑)。」
私「きっと晩熟性の品種だと思います。折り合いが良いですよね。」
「アルコール分が14%もあるのにアルコールを感じないのは何故ですか?」
家内「酸やエキス分がしっかり入っているのでバランスが取れているのだと思います。」
「良くワイン雑誌等で『高度なバランス』って誉め言葉で書かれてますが、コレがそれ?」
私「左様かと(笑)。旨味と香りでバランスを取っているようなスタイルかな。ガヴィのD.O.C.G.ガヴィ・デ・ガヴィに似てますよね。」
家内「古い(笑)!今はガヴィにコミューンの名前を付けたのがDOCGです。ガヴィ・デ・ガヴィとは言いませんよ(笑)。」
私「失礼いたしました!この『ティモラッソ』はD.O.C.G.のガヴィのコルテーゼ種にちょっと似てますよね。」


●ル・カブ・デ・ザコリット 2019年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ 赤 750ml 2980円税込み
私「ドメーヌ・デ・ザコルは、ニュイ・サン・ジョルジュ(ブルゴーニュ)のドメーヌ・ド・ラルロで天才醸造家と謳われたオリヴィエ・ルリッシュと、妻のフロランスが始めたドメーヌです。」
家内「ローヌの全く無名なワイン産地なんですよ(笑)。」
「う~ん。このワイン、口に入れて飲み込む時の甘さが高級ですな(笑)。」
「雑味がない!」
「葡萄本来の旨さがそのまま伝わってくる
。」
「甘くてジューシーでいかにも南フランス
。でも引き締まっている。酸とかタンニンが磨かれているよね(笑)。マスキューさん曰くのピノ・ノワール的って理解出来ましたよ(笑)。」
「飲み応えと飲みやすさが両立してる(笑)。」
「芯がしっかりしてるからまだまだ持ちそうですね(笑)。あと10年くらい経ってから飲んでみたいワインですね。」
私「南フランスにありがちな除梗100%のフレッシュ&フルーティーなものとはちょっと違います。一部全房発酵してるものが入っていますから生命力はあります
(笑)。」
「カベルネとは思えない(笑)。すいすい飲めるし、軽やかだけどしっかりしてる。このしっかり感がカベルネなのかな?」
私「やはり温暖な産地だと切れの良いカベルネ、ビビッドなカベルネにはならないようです。」
「暖かみが有りがたく感じますよね(笑)。

「タンニンが折り重なってる。でも重厚とまで言えない。これって生産者の意図なんですか?」
私「ラルロの作り方をだいぶ踏襲してるようですよね。プレスもほとんどしてないで上澄みだけで作った印象です。」
「このワインのアルコール分はいかほど?

家内「14%あります。」
「えっ!そんなに高いのですか?もっと低いかと思いましたよ(笑)。」
「そうなんだ!産地によって最適なアルコール分があるのですね(笑)。」
「そうそう。アルコール分だけじゃなくて
最適な出来上がりがある。」
私「そーなんです(笑)。産地によってベストな折り合いがあるみたいです。」
「もっとも極端に言うと生産者ごとに違う
。まあ、その平均がA.O.C.になるのかな
(笑)。」
「ワインって火との作ったものだけど、それだけじゃないところが面白いんだよね
(笑)。」
私「謎は謎を呼ぶけれど、全く取っ掛かりがない訳ではない。そこに私ははまっております(笑)。」
「ところでこのワインとナッツの相性抜群にイイ(笑)。すんごく美味しい!」
家内「木樽熟成してますから、よりマリアージュしやすいです(笑)。」
「このワインは木樽熟成してるんですか?

「樽熟成してるニュアンスはあまり感じませんよね。」
私「この塩梅が上手い!樽の香りがでしゃばらないように樽を使っています。」
「ワインの深みや味わいをより良くするために樽熟成してますよね。エレガントですね(笑)。さすがラルロの元醸造長!」
私「天才と言われる所以ですね(笑)。」
「我が家の料理でこのワインを合わすのは無理だな。ワインだけが独走体制になっちゃいますよ(大爆笑)。」

頂き物ではありますが、ナッツ大活躍でございました(笑)。
Wさん、ありがとうございました!


●モレーンニコ 2018年 ロヴェロッティー イタリア ピエモンテ 赤 コリーネ・ノヴァレッジD.O.C.750ml 3300円税込み
「おー!香りが突き抜ける(笑)。」
「酸っぱい系(笑)。とてもドライ。辛口だよね。」
「色は4番目に比べたら薄い。でも味わいはとても強い。小粒のプラムやベリーが弾ける(笑)。」
「4番目のワインがしっかりしてるからそのあとはそれ以上強くないと無理なんだけど、コレなら太刀打ち出来ますね(笑)
。見た目色が薄いので心配しましたが全然大丈夫(笑)。ワインの強さは色だけでは判断できませんね(笑)。」
私「バローロやバルバレスコのネッビオーロとは佇まいが違いますよね(笑)。」
「とてもミネラリーで切れ切れ(笑)。」
「バローロなんかだともっと重量感ありますよね(笑)。もっとファット。これって痩身だけど筋肉質。アスリートみたい(笑)。」
「ボディービルダーでは無いよね(笑)。」
家内「私の大好きなスパンナです。ネッビオーロのことをこのD.O.C.ではスパンナと呼びます。」
私「バローロ・バルバレスコ→ネッビオーロ、ゲンメ・コリーネ・ノヴァレッジ→スパンナ、ヴァルテリーナ→キアヴェンナスカ。ネッビオーロのシノニムですが
、やはりそれぞれの特徴がありますよね
。」
「資格試験の勉強で覚えた(笑)。でも実際にスパンナを味わうのは初めてですよ(笑)。」
「コリーネ・ノヴァレッジのスパンナ飲むのは初めて(笑)。確かにネッビオーロとは違いますよね(笑)。」
私「生産者のロヴェロッティーのゲンメになると、生命力が10年以上の大物となります。」
「ロヴェロッティーって評価高いですよね
。」
家内「実はコリーネ・ノヴァレッジのスパンナをずっと探していました。何十年か前に飲んだきり出会えませんでした(笑)。
まさかゲンメの大御所ロヴェロッティーがリリースしてるとは!速攻で発注しちゃいました(笑)。」
スパンナの話になると家内は止められません(笑)。
家内「今回コリーネ・ノヴァレッジを調べたのですが記載・地図がほとんどありませんでした。」
私「ガティナラ、ゲンメの地図がありません。記載もちょっと触れるだけ(笑)。」
家内「ヒュー・ジョンソンの北イタリアの旅行本に載っていました!それによるとコリーネ・ノヴァレッジはゲンメを補完する広域のD.O.C.で、川を挟んだ隣のガティナラを補完しません。ガティナラではネッビオーロをスパンナとは言わないのです。」
私「日本人のイタリア・ワインの専門家もこの事を知ってる人は少ないですよ(笑)。試験にも出ないはず(笑)。実際に飲んでみてガティナラの方が暖かみのあるスタイルです。バローロよりですね(笑)。ゲンメとはだいぶ違います。」
「その話、マスキューさんらしいよね(笑)
。盲点シリーズ(笑)。」
家内「えっへん。」
「このワイン何に合わせますか?」
家内「う~ん。ジビエや熟成肉かなぁ?」
「塩で味付けしたホルモン!」
私「おー!それ良さそう(笑)。」
「新鮮で上質なホルモン。臭くなくて、焼くと綺麗な油が出るホルモン!」
「ハードタイプのチーズ…。ピエモンテでワインに浸けたチーズありましたよね(笑)。それそれ(笑)。」

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Mar 27, 2022 by weblogland |
昨日、一昨日とひっそり執り行ったマスキュー試飲会にこっそりのご来店ありがとうございました(笑)!
皆様のご協力で無事執り行うことが出来ました。ありがとうございました。

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まず金曜日の一番乗りは浦和からお越しのWさん。H.K.S.15のセンター的存在です(笑)。
Wさん「実はこれ、スモークしたナッツです。軽井沢が本拠なのですが品川駅でも売っているので乗り換えのついでに買ってきました。ティスティングのお供にしてください(笑)。」
私「ありがとうございます。それでは早速
(笑)。ボリボリ。凄くスモークの香りが強いですね!」
Wさん「スモークしたあとキャラメルでコーティングしています。」
家内「ボリボリ(笑)。スパイスも入ってるのかな。美味しい!」
私「キャラメルでコーティングしてるけど、甘すぎない。ちょうど良い塩梅ですね。」
「ウイスキーには鉄板ですな(笑)。」
家内「後味がハニーでナッツィーなイタリアの白ワインに合うはず!」
私「皆さんにお試ししてもらいます。ありがとうございました!」


●ロス・カルドス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml  880円税込み スクリューキャップ(特別限定品)
私「残念ながら輸入終了につき大特価となります。決して売れ残りではありません(笑)!」
家内「フレッシュでフレンドリーなカベルネ・ソーヴィニヨンです。」
「小豆っぽい(笑)。」
「カベルネ!って間違いなく言える(笑)。」
「チリのカベルネとは違いますよね。チリより明るい感じ。」
「コレって値段のわりに濃い(笑)。もっと薄いと思いましたよ(笑)。」
「でも飲みやすい(笑)。すいすい飲める(笑)。普段飲みにはこういうワインがあると助かる。何も考えずに飲むには最適
。」
「うんうん。決して薄くはない(笑)。」
「そうですよね。いつもティスティングする訳じゃありませんから(笑)。ためらいなく、考えもなく赤ワインを飲む時には必要かな(笑)。」
「そうそう。でもそんなときに不味いワインだと奈落の底に落ちる(大爆笑)。」
「マスキューさん、このワインはなぜ輸入を止めるのですか?」
私「ファンドに経営権を売却したそうです。そうなって対応が変わったのが理由のようです。」
「ファンド系はドライ。お金儲けのことだけだからね。育てるような気はない。ハゲ鷹。」
「まあ、一般に会社だってお金にはシビアだし、お金を儲けるためのもの。個人が守銭奴になることを是とするけれど、理念はある。ファンドにはそれすらない(笑)。」
「特に海外のファンドは徹底してる(笑)。

私「そんな奴ら相手に太刀打ち出来るのは
日本だと〇ントリーくらいですよ(笑)。」
家内「あともともとニューワールドのワイン生産は大規模なだけに大量の資本の投下を必要とします。いきおいファンド系とは結びつき易いし相性も良い面があります。」


◎レ・ポッツェル ロゼ 2019年 カンディド イタリア プーリア ロゼ サリーチェ・サレンティーノD.O.C. 750ml 1493円税込み (特別限定品)
「マスキューさん!これも訳ありですか(笑)?」
私「そーなんです(笑)。これは某イタリアン・レストラン用のアイテムでしたがコロナ禍により宙に浮いてしまいました。困ったインポーターさんから提供していただきました。」
「サリーチェ・サレンティーノにロゼがあったんですね(笑)。初めて飲みました(笑)。」
「ガッチリしてる(笑)。でも乱暴ではないんですよね。」
家内「はい。アルコール分は12%。しっかり管理されています。」
「プーリアのワインって簡単にアルコール分が13~14なるよね。これはそうなる前に収穫したと言うことですね(笑)。」
「セパージュは?」
私「ネグロ・アマーロ95%、マルヴァジア・ネッラ5%。黒葡萄が原料です。いわゆるセニエ法で作られたロゼ・ワインです。赤ワイン作りの頭初に液体だけを抜く遣り方です。プレスしませんから旨味のあるワイン。贅沢なロゼ・ワインとなります。」
「ネグロ・アマーロだけのロゼって初めて飲みました(笑)。やはり赤のネグロ・アマーロ同様に香りが無い(笑)。」
「ロゼ色と言うよりトマト色(笑)。完熟したトマト色。トマト使った料理には合うよね(笑)。」
私「コーラルピンクですか。」
「ラタトゥイユなんかも合うかな。」
「味わいもロゼっぽくない(笑)。誉め言葉ですよ(笑)。」
「旨味が強いですよね(笑)。一口飲むと、また一口飲みたくなる(笑)。」
「マスキューさんがペペロンチーノに合うと言うのがよく解る(笑)。唐辛子使ったものだったら何でも行けそうですね。」
「ホルモン!」
家内「ローストビーフでも行けますね(笑)。」
「桜えびをのせたピザ!ドライトマトものせて(笑)。もちろんタバスコは必須(笑)。」
家内「桜えびのかき揚げ!丼つゆにも合いそう(笑)」
「色々な飲み併せが想像できるユーシフルなワインですね(笑)。」
「イタリアン・レストランの必須アイテムなのが頷けますね。」

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今月のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Mar 20, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今月のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!いつもよりちょっと早いかな(笑)。

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右から二番目のカンディドのロゼのコーラルピンクはやけに目立ちますね(笑)。もっともプーリアのネグロアマーロから作ってますから色が濃いのは当たり前(笑)
。味わいもガッチリ。ペペロンチーノ食べたくなります(笑)。
四番目のカブの瓶は太い。見るからに太い(笑)。意図的ですねぇ。あと五番目のロヴェロッティーの絵柄ですが、キュヴェ毎に違います。畑に生息する虫や小動物を描いたとか。これはバッタかな?見てるだけで楽しくなりますね(笑)。
そうそう。左の端っこがちょっと空いてますから何か並べましょう!

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マスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Mar 18, 2022 by weblogland |
今月3月25日(金)17~20時、26日(土)11~20時開催のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
蔓防は緩和されますが注意に越したことはありません。それゆえH.K.S.15でお願い申し上げます(笑)!
H. ひっそりやってますから
K. こっそり来てくださいね。
S. 試飲はサクッと15分!

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●ロス・カルドス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml  880円税込み スクリューキャップ(特別限定品)
マスキュー定番アルゼンチンのドニャ・パウラが輸入終了となりました。諸般の事情お察しくださいませ。先月から特売品として扱っておりましたシャルドネが無くなり、最後の砦カベルネ・ソーヴィニヨンの特別販売となります!お見逃しなく!

このロス・カルドス銘柄のカベルネ・ソーヴィニヨンは、ドニャ・パウラのスタンダードランクで木樽熟成はしません。畑はもともとのウガルテックのもの。標高1050メートル、年間降水量は200ミリ、年平均気温は14℃。3月の夜二度にわたり収穫されます。

収穫された葡萄は除梗後、低温で10〜15日間のプレ・マセラシオンしながらミクロ・オキシダシオンをするそうです。この過程で十分なタンニンとアントシアニンを抽出、重合が出来ます。そしてプレスをし果皮と分離してから主醗酵のアルコール醗酵を始めます。最新のアプローチです。

新しい技術的アプローチは結果がでるまで議論されたり批判されたりしますが、このワインに関しては問題ありません。基本的に葡萄果がしっかりしていますから、出来上がったワインに欠陥はありません。薄いワインを無理に濃くするような無理をしている訳でないですから、ワインのもちが悪かったり、抜栓後すぐにダメになったりしません。もちろん何年も寝かせるようなワインではありませんが、硬くてなかなか飲み頃にならないマルベックがすぐにベストの状態で楽しむことが出来ることは素晴らしいイノヴェーションと言えます。

また早くリリースできますから、生産者のキャッシュフローも良くなりますね(笑)。

日進月歩、ただ立ち止まっているだけではダメですね。

◎レ・ポッツェル ロゼ 2019年 カンディド イタリア プーリア ロゼ サリーチェ・サレンティーノD.O.C. 750ml 1493円税込み (特別限定品)

1929年にフランチェスコ・カンディドはサン・ドナーチにワイン醸造所を建設し、所有していた400ヘクタールの畑からブドウ栽培を始めました。もともとそこそこの資産家のようですね。現在、カンディド家の三代目アレッサンドロがワイナリーの当主をつとめています。
140ヘクタールのブドウ畑では、土着品種(アレアティコ、ネグロ・アマーロ、プリミティーヴォ、マルヴァジア・ネーラ、フィアーノ)や外来品種(モンテプルチャーノ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、プチ・ヴェルド)が栽培されています。更に別の会社が所有する50ヘクタールの畑を借りてブドウを栽培しています。
これはネグロアマーロ95%、マルヴァジア・ネーラ5%のセパージュのロゼ。ネグロアマーロ主体のの珍しいもの。初めて飲みました(笑)。
除梗・破砕したブドウを約20 時間 低温マセラシオン、その後約40%のフリーランジュースを抽出し、ステンレスタンクで選別酵母とともにアルコール発酵したもの。いわゆるセニエ法で作られています。それゆえもともとの黒葡萄であるネグロアマーロの特徴が受け継がれます。
色も濃くコーラル・ピンク。味わいは色から連想されるようにがっしり(笑)。ワイン自体の強さはロ・ゼルボーネのキアレットに遜色ありませんね(笑)。ブラインドで飲んだら赤ワインと言ってしまいそうです(笑)。ネグロアマーロらしくあまり明瞭な香りはしませんががっしり、旨味もたっぷり。フル・ボディーのロゼと言っても良いのでは(笑)。まあ、これは言い過ぎですが、魚介類はもちろん肉系の料理も行けるし、特に唐辛子を使ったものに相性が良いはず。やはりプーリアのしっかりした黒葡萄で作るとこうした特徴的なロゼが出来るのだと実感いたしました。
暖かな晩春や初夏、部屋の窓を大きく開けて昼食には唐辛子が効いたペペロンチーノ。このロゼをセラーの温度で飲みながらひたすらペペロンチーノを食する。
う~ん。
妄想しちゃいました(笑)。

あとこのロゼ・ワイン限定販売の特別価格品となっています。とてもお買い得ですが現品のみとなりますのでお見逃しなく!

〇ティモラッソ 2020年 カッシーナ・イ・カルピーニ イタリア ピエモンテ 白 コッリ・トルトネージ・ティモラッソD.O.C.750ml 2121円税込み

この『ティモラッソ』は品種名、ご存知でしたか?私は知りませんでした(笑)。
このD.O.C.コッリ・トルトネージはいわゆるガヴィの生産地区の一番東側 ロンバルディアに接するところです。
味わいのスタイルは優良なコルテーゼに似てますね(笑)。一言で言えば高貴品種かと。深みがあり、味わい深く、複雑でとてもアロマチック。白や黄色の花、白桃やグレープフルーツやベリーのニュアンスは飲み手を陶酔させます(笑)。甘草やエキゾチックなスパイシーさは深みを演出。高級なヴィオニエのようなメロンっぽさを感じ取れると、『やはり高貴』と血統の良さを実感します。
マスキューの定番『ミナイア』を思い出しました(笑)。ランクは『ミナイア』よりは下がりますが(笑)、かなりの高レベル。ちょっとオレンジ・ワインっぽくもありますが、野性味もあり特徴的な白ワインです。きっと発酵は果皮とともに行ってますね。あと全体を通じての伸びやかさ。徹底的な衛生管理と余分な農薬を使わない姿勢の現れです。SO2の使用量もかなり少ないはずです。
イタリアの特徴的で優良な白ワインを飲むと、シャルドネやリースリングだけではない!と思わず力説してしまいます(笑)



●ル・カブ・デ・ザコリット 2019年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ
赤 750ml 2980円税込み

う~ん。
深みがあって飲みやすい。とても自然ですいすい飲めてしまいます(笑)。
カベルネ・ソーヴィニヨンなのにブルゴーニュ的な透明感がある。変に暑苦しくなく、冷静さを感じる知的な佇まいと優しさ。旨味たっぷりなブルゴーニュのピノ・ノワール的なカベルネ(笑)。ブルゴーニュの名門ラルロの元醸造長の作るワインらしいのかな(笑)?
ビオ系の独特な土臭さはあるのですが、私にとっては土臭さがたまらなく心地良いのです。
アペラシオンの無いような産地ですが(笑)、品質は作り手によるところが大きいと実感。もっともラルロの名声によるところも大かな(笑)。
でもですね(笑)、このワインの質を考えるととても割安であるのは確か。ピノ・ノワール原理主義者であると損をします(笑)。私はピノ・ノワール原理主義者を自認してはおりますが、それ以上に良いワイン原理主義者なので変わり身は早い(笑)。このしなやかな対応力が持ち味なのです。決してコウモリではありません(笑)。
あとこのワインはとても飲みやすく作られていますが隠れた強さがあり、10年くらい経ってから飲むと別世界があるような気がします(笑)。

●モレーンニコ 2018年 ロヴェロッティー イタリア ピエモンテ 赤 コリーネ・ノヴァレッジD.O.C.750ml 3300円税込み

ロヴェロッティーと言えばピエモンテ北東部のD.O.C.G.ゲンメの優良生産者です。
このコリーネ・ノヴァレッジD.O.C.はゲンメを中心にロンバルディア方面に広がる広域のD.O.C.。ここで注意しなくてはならないのは川向こうのD.O.C.G.ガティナラは含まれていないこと。共にネッビオーロをメインに使うので、共通のD.O.C.としてコリーネ・ノヴァレッジがあると思っていましたが、それは間違いでした(笑)。
アルプスから流れるセシア川の西側にあるガティナラより東側のゲンメやコリーネ・ノヴァレッジの方がより冷涼であることが原因かもしれません。ネッビオーロのシノニム『スパンナ』と言う呼称もコリーネ・ノヴァレッジのもの。

この『モレーンニコ』はネッビオーロ60%、ヴェスポリーナ20%、ボナルダ20%。コリーネ・ノヴァレッジ専用の畑で収穫された葡萄で作られたもの。基本早飲みなのですが、口中での広がりはとても伸びやかでフレッシュ。とてもドライで切れが良くアフターの伸びやかさはさすがロヴェロッティー!ゲンメほどの大きさや凝縮感は無いものの、やはりネッビオーロもといスパンナは素晴らしい(笑)。コリーネ・ノヴァレッジではネッビオーロ(スパンナ)を50%以上使うのがお約束。50%でも充分ですね(笑)。この点お隣のガティナラの生産者アンツィヴィーノが作る『カプレンガ』と共通します。ただ『モレーンニコ』の方がより冷涼です。それがガティナラとゲンメのD.O.C.G.の根幹のような気がします。

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アンドレ・ボノームのオール・クラッセ2019年は人気がありますね。

Mar 18, 2022 by weblogland |
う~ん。
アンドレ・ボノームオール・クラッセ2019年は人気がありますね。

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まず驚いたのは値段が提示される前に予約を取る必要があったこと(笑)。こんなことは普通まずありません。インポーターが煽っている(笑)?いやいや、飲む前から絶対に良いことを皆知っています。しかもブルゴーニュが高騰していることもご存知。そうなると数の確保割り当てが必要になります。為替も円安、作柄のため日本に来る実数は当然減ります、運賃も高くなる。そうすると価格を早く決めがたい。そんな事情なのかしら?
来月には2019年の小区画シリーズが入荷するようですが、これもまだ数と値段は決まっていません。
当然私はハラハラドキドキ。高くても怒られるし、足りなくても怒られる。確定事項となっております(笑)。そんな訳で今回の試飲会にはお出し出来ません。ごめんなさい!

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これ、なーんだ(笑)?

Mar 18, 2022 by weblogland |
これ、なーんだ(笑)?

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ゲンメのトップ・ランナーロヴェロッティーが作るコリーネ・ノヴァレッジです。ゲンメは川を挟んでガティナラと並ぶネッビオーロを主体としたD.O.C.G.ですが、それを覆うように東に広がりD.O.C.がコリーネ・ノヴァレッジです。ここではネッビオーロとは呼ばずスパンナと呼びます。50%以上スパンナを使うことがお約束です。
実は20年以上スパンナにはご無沙汰(笑)。常に探していましたが、無い(笑)。
よーやく見つけました!しかも敬愛するロヴェロッティーのもの。もうそれだけで嬉しくて嬉しくて(笑)。
ところでワイン本で調べるとゲンメやガティナラの地図が無い(笑)。やはり冷遇されてます(笑)。バローロやバルバレスコは必ず記載や地図がありますが、これらの地図はまずありません。下手をすると紹介もされていません(笑)。
唯一見つけたのがヒュー・ジョンソンのイタリア旅行本です。

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これを見て初めて知ったのですが、コリーネ・ノヴァレッジにはガティナラ地域が入っていない!私はずっとコリーネ・ノヴァレッジD.O.C.がガティナラとゲンメを補完するD.O.C.だと思っていました。でもそれは間違いだった訳です。ガティナラとは補完関係がありません。川を挟んだお隣なのに何故?答えは飲んで解る(笑)。ガティナラとゲンメの特徴の差。コリーネ・ノヴァレッジのスパンナはゲンメ風、ガティナラとは違うスタイルだからかと。
Mさん!今月のマスキュー試飲会期待してくださいね(笑)。

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ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2019年

Mar 17, 2022 by weblogland |
う~ん、やはり問題児かな(笑)?
先日ブログで書いたルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 2640円税込み

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皆さんとても気になるようでご質問を受けました(笑)。
Fさん「マスキューさん『ルケ』ってどうなんですか(笑)?」
家内「とてもユニークです(笑)。マスキューの定番のペラベルガに似てるのですが、もっと強さがある。ペラベルガはアルコール分は13%ですがルケは15%もあります。私には無理(笑)。」
Fさん「へぇーそんなにあるんですか?甘いのですか?」
私「とてもドライですが、ボリュームを感じる甘さはあります。収穫はターゲット通りに完璧に行われたと思います(笑)。」
「店長は濃いワインが好きだから(笑)。」
家内「そーなんです(笑)。果実味も独特で赤や黒の小粒のものにリコリスの香りがあとから追ってきます。経験したことがありませんでした。」
私「まあ、作りにとことん尽力したワインであるのは確かかと。問題はユニークさかな(笑)?一般受けはしないから今月のマスキュー試飲会には出さないことにしました。」
家内「このワインをとても美味しく感じたのは抜栓してから1週間経ってからです(笑)。試飲会に出しても賛否両論、誤解されることもあるような気がしますので見送りました(笑)。」
Fさん「そんな話しを聞くと悩ましいですな(笑)。」

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ゲヴュルツトラミネールの香りがする辛口の白ワイン

Mar 16, 2022 by weblogland |
う~ん。
ショック!
先月のマスキュー試飲会で好評いただいたブルガリアのヴィラ・ヤンボルのマスカットが終売となります!

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ゲヴュルツトラミネールの香りがする辛口の白ワイン。ポテトチップス食べながら飲むには最適のワインです(笑)。ワイン初心者なら誰でもはまる飲みやすさが身上。試飲会の後も追加発注しており、マスキューの新たな定番アイテムに定着したと思っていた矢先。インポーターさんより終売の連絡をいただきました。
ショック!
詳しくは解りませんが、お互いの事情のようです。なかなかコミュニケーションをとるのが難しかったのかな?
さあ、次々!

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困ったなぁ。

Mar 15, 2022 by weblogland |
う~ん。
困ったなぁ。

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皆さん、ルケという葡萄をご存知ですか?ピエモンテのマイナー品種なのですが、一応D.O.C.G.でございます(笑)。
2010年にピエモンテで新たに昇格したD.O.C.Gで、アスティのすぐ北東部の狭い範囲のものです。在来品種ルケ種を90%以上使ったワインです。
ルケをちょっと調べるとかるくて飲みやすい品種とありましたが、実際に飲むととんでもない(笑)。経験したことのない迫り来る個性でございました(笑)。やはり第一人者の作るワインですね。野性味満々(笑)。果実味は鮮烈な赤や黒のスグリやリコリス、ワイルド・ベリー。ちょっと経験したことのないもの。それにハーブや漢方薬や甘草のニュアンスが伴う。しかもアルコール分は15%のフル・プルーフですから圧巻なのです(笑)。とは言えアルコリックでない折り合い。残糖分を感じさせないタンニンと酸とアルコールの高度な折り合いの良さは特筆もの。小粒の巻き貝の肝や熊の肝、完熟葡萄の種由来のフェノールは複雑で深みを与えています。マスキュー扱いの個性派ワイン『ペラベルガ』が似たような立ち位置のワイン。同じピエ
モンテの赤ワインです。家内曰く「熊の匂いのするワイン」でございます(笑)。
とても良いワインなのですが、ユニーク過ぎる(笑)。マスキューの試飲会に出すには順番に困る(笑)。とても悩ましいのです。然るに月末の試飲会には出さずにコソコソ売る!ことに決定(笑)。
ガンベロでトレ・ヴィッキオリも取っているし、実際に1週間かけて飲んでその良さコスト・パフォーマンスの高さにはやられました。でもですね味わいはグローバルの真逆の超ローカル(笑)。好きなんですけどね。

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ちゃんとカベルネ・ソーヴィニヨンの味がするデイリーユースには難のない安全運転

Mar 10, 2022 by weblogland |
前月より特売品として大人気でしたシチリアのグリッロが無くなってしまいました。

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残念!

あのスパルタンなフレンドリーさは癖になるようで、リピーターが多く、あえなく完売いたしました。スパルタンなフレンドリーさなんてとても変な表現なのですが、リピーターの方には通じるかと(笑)。ニヤニヤしながらこのブログに共感していただけたら幸いに存じます(笑)。
さて、こうなると別のお買い得ワインを探さなくては!もちろん抜かりはございません(笑)。
今度はコレ!
前月よりグリッロと平行して販売しておりましたアルゼンチンの特売品のシャルドネとマルベックもほぼなくなりましたのでおなじロス・カルドス銘柄のカベルネ・ソーヴィニヨン2020年です。マスキュー定番のアルゼンチンの赤ワインです。ちゃんとカベルネ・ソーヴィニヨンの味がするデイリーユースには難のない安全運転(笑)。
マスキューのお買い得ワイン探しのゲリラ戦は続きます(笑)。

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Mar 09, 2022 by weblogland |
発見しました!

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コレとてもお安くて重宝なQBBチーズの上級品(笑)、プレミアムです。贅沢アーモンドと書いて有るようにアーモンドたっぷりで乳脂肪分も普通のものより多いようです。完熟した葡萄を使った白ワイン 特にイタリア中部や南部のハニーでナッツィーな味わいにぴったり(笑)。フラスカーティーやマルヴァジア、ヴェルメンティーノ等と抜群の相性です!
コスト・パフォーマンスと狙い定めた商品開発はもはや発明の域(笑)。日本人ってこうして乗り越えて来たと変に実感させられました。日本のワイン・ラヴァーにとっては朗報です!
あとこういった商品が流通するような時代になったと実感しました。ちゃんと売れてくれると良いなぁ(笑)。絶版にならないことを祈ります(笑)。

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早速お問い合わせいただきました。

Mar 07, 2022 by weblogland |
早速お問い合わせいただきました。
ブルゴーニュ原理主義を自認するAさんです(笑)。
Aさん「アンドレ・ボノームのオール・クラッセ2019年入荷したんですね!」
私「お待たせいたしました。でもですね、値段が高かったです。もっとも値段が決まる前に予約注文していたのでしょうがありません(笑)。」
Aさん「う~ん。4400円かぁ!2割くらいの値上がり。でもなぁ2019年は飛びきり良いし。悩むなぁ(笑)。」
私「そーなんですよ。しかも23本しかもらえなかったんですよ。試飲会に出すには2ダース以上は必要ですから悩みます。」
Aさん「一番下の樽熟成していないピエール・ブランシェはとても2019年が良かったし、そのあとのヴィエイユ・ヴィーニュも凄かった。まだヴィエイユ・ヴィーニュありますか?」
私「ございません。今度は2020年ヴィンテージです。まだ手配してませんが。怖くて予約出来ません(笑)。」
Aさん「2019年のオール・クラッセは一番下のピエール・ブランシェより1000円くらい高いんですね。うん!決めた!」

Aさんのご決意他言いたしません(笑)。

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">アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2019年です!
Mar 06, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)、ようやく入荷しました!

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アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2019年です!
アンドレ・ボノームはキュヴェ数が多いのでちょっとおさらい(笑)。
ヴィレ・クレッセ『トラディション”レ・ピエール・ブランシェ“』はステンレス・タンクのみで木樽は使わない。→ヴィレ・クレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュは発酵・熟成にステンレス・タンクと木樽をともに使う。→ヴィレ・クレッセ・オール・クラッセは木樽のみ使用。樽発酵・樽熟成のもの。3段階スライド方式で畑の樹齢は高くなります(笑)。
それゆえこのオール・クラッセのリリースが一番最後となります。2019年ヴィンテージの良さは『トラディション”レ・ピエール・ブランシェ“』『ヴィレ・クレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュ』をお飲みになった方は周知。飛び抜けた良い出来映えでこの最終のオール・クラッセのリリースを待ち焦がれたファンは多いと思います。もちろん私もその一人。2019年
は特筆すべきものと確信しております。マスキュー試飲会にご参加された方はご賛同いただけるはず(笑)。
今月のマスキュー試飲会のトリに使いたかったのですが、数が少ない。試飲会で使うにはちょっと無理かな。来月には小区画シリーズのものが来ますが、これも少ない。
どうしましょう?
悩みながらボトルを眺めています。

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値上げが迫ってますね。

Mar 06, 2022 by weblogland |
う~ん。
値上げが迫ってますね。

コロナ禍の影響で物流が滞りコンテナの輸送費が3~5倍と言われてますが、もちろんその影響はすでに出ています。それによりワイン代金が跳ね上がるほどではありませんが1,000円以下のお買い得ワインを探すのが難しいと実感しています。

4月以降2021年の新物が予定されてますが、特にブルゴーニュは大変なことになっています。2021年産が春の遅霜、夏場の雨等の影響で収穫が70%失われたようです。記憶では1991年より酷いですね。ですから20%前後の値上がりが予想されますし、実際インポーターさんからそのような事前通告もありました。

20%値上がっても70%減産をカバーしきれないでしょうが、日本では普通に買えないワインにブルゴーニュ・ワインがなってしまいますね。

ケチなマスキューは国内の残り物を探したり(笑)、ブルゴーニュ以外の優良なシャルドネやピノ・ノワールを探すゲリラ戦を展開するしかありません(笑)。もともとゲリラ的な動きは身上ですから(笑)、ちょうど良いのかも(笑)?
冗談を言っている場合ではありませんが、世界は広いと思えばなるようになるかな(笑)?

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う~ん、ウクライナの戦火は拡大しているようですね。

Mar 03, 2022 by weblogland |
う~ん、ウクライナの戦火は拡大しているようですね。
今日いつもお世話になっているインポーターの『アグリ』のIさんが桝久に見えました。モルドバのラダチーニの輸入元です。もちろん気になっていたのでその話となりました。
私「ラダチーニの輸入に影響出てませんか?」
Iさん「モルドバは内陸部なので港がありません。それゆえ通例はウクライナのオデッサの港から船積みされます。今回はちょっと不安でしたので陸路ポーランドから船積みしました。」
私「オデッサもロシア軍いますもんね。」
Iさん「今オデッサの港は封鎖されていて船積み出来ませんから、ギリギリセーフでした。冷や汗かきましたよ。ラダチーニの他国向け出荷のコンテナは5個ほどオデッサで足止めを食っているようです。」
私「長引いて、ロシアがモルドバまで手を伸ばしたら悲惨なことになる。」
Iさん「弊社にはロシアに詳しいスタッフがいますが、彼によるとあり得ることのようです。」
私「そうなるとモルドバもワイン生産どころじゃなくなる。」

暗澹たる思いです。

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もう今月の試飲会に向けたサンプルが届いています

Mar 03, 2022 by weblogland |
先週は試飲会お疲れ様でした(笑)!
今回はデイリーな白が人気。グリッロはもうあと5本です。
ところで、もう今月の試飲会に向けたサンプルが届いています(笑)。

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ふふふ(笑)。
フランスの白が3本とイタリアの赤が3本。中でも注目は愛するコアぺがリリースするヴァン・ド・フランスの白。お値段もお手頃だしちょっと期待(笑)。あとこれまた愛するゲンメのロヴェロッティーのコッリーネ・ノヴァレッジ。そうそうピエモンテのロケも来ました(笑)。
眺めていると試飲アイテムというよりは、単純に飲みたい!
やはりこれが原動力なのです(笑)。
でもですね、このブログでその後のことが何も触れられない時はトホホにことになっていたとお察しくださいね(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

Feb 28, 2022 by weblogland |

●ロ・プーロ ロッソ 2020年 コスタドーロ イタリア マルケI.G.P. 赤  750ml 1225円税込み
「マスキューさん、コレと前の白ワインは同じ生産者ですよね。両方ともヴィーガンって書いてありますが、ワインにもヴィーガンがあるのですか?ワイン自体は植物ですよね(笑)?」
家内「はい。仰る通りです。堆肥に動物性のものを使わなかったり、ワイン作りの工程で動物性のものは一切使わないということです。どうでも良いような気もしますが(笑)、ヨーロッパでは主流のようです。」
私「あとワインを濾過する時に一般に卵白わ使いますが、ヴィーガン・ワインではそれを避けます。」
「どうやって濾過するのですか?」
私「濾過しなかったり(笑)、珪藻土を使って濾過したりするようです。」
「珪藻土って微生物の化石ですよね。微生物はイイのかな(笑)?」
私「化石は石だから良いのかな(笑)?」
「ヴィーガンってちょっと怪しい(笑)。」
私「大きな声では言えませんが怪しい(笑)
。ちょっと教条的ですよね。でもワインを飲む人口の1割ほどヴィーガンの方がいるようなので、無視出来ないようです
。」
「凝れも白同様にビオっぽくないですね。飲みやすい(笑)。」
家内「醤油っぽさを感じますね。あと樟脳
かな。」
私「綺麗に完熟した葡萄を使ってますよね
(笑)。」
「マルケ辺りのワインって過熟したものが多いんだよね。でもコレはそんな感じない(笑)。黒いジャム飲んでるようなモンテプルチアーノって昔よくあったんだよね(笑)。」
Kさん「あの辺はとても貧しい場所。イタリアの中でもかなり辺境の地、何もない
(笑)。」
家内「だから作ったワインはブレンド用として北イタリアのワイン商に樽ごと売却していました。元詰めするところは限られていますし、実際に元詰めの歴史も新しいです。」
「このワインは小粒のベリーのニュアンスがあって良いですね。サンジョヴェーゼかな?」
私「はい!モンテプルチアーノのストロベリーのニュアンスは遅れて出てきます。チウ・チウなんかのモンテプルチアーノはちょっと暗いニュアンス。やはり古いワイナリーだかあって地元では一番良い地所のようですね(笑)。」
「甘い香草の香りがしますね。甘さがエレガント(笑)。」
私「甘さがでしゃばりません。白同様に残糖分は1L中2.7gとかなり少ないので、マルケのワインらしくない(笑)。自然なエレガンスを感じます。」
「余韻も長いし、欠点が無いよね(笑)。とても自然にスイスイ飲めちゃう(笑)。」
「暖かみを感じる。といって田舎臭くない
(笑)。」
「アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と。13.5%です。」
「そんなにある感じはしない。13%くらい
だと思いました。」
私「ちなみにチウ・チウの2020年のバッカスも同じ13.5%です。同じ糖度で収穫してるけど、出来上がるワインは違いますね(笑)。」

今回試飲会中にまさかの完売!
ごめんなさい!
休み明けにまた来ますからご安心してくださいね。

●メルロー 2018年 アントヌッティ イタリア  フリウリ―ヴェネツィア・ジューリア 赤 D.O.C.フリウリ・グラーヴェ 750ml  1980円税込み
「おっ、またまたイタリアですね(笑)。」
私「今回はイタリアが5本です!南部、中部、北部の揃い踏みでございます(笑)。

Kさん「え~と。これはフリウリですね。イタリアでも平らなところですね(笑)。沖積地なんだけど、ワインは割と濃いんですよね(笑)。」
「あっ!高級そう(笑)。」
「うんうん。香りに重さ深さがある。ネットリしてる(笑)。」
「プラムの果実味か素晴らしい!」
「メルロー!ジャムっぽさも良し!」
私「黒トリュフの香りもプンプンしますね
(笑)。」
「うんうん。ポムロールのワインに似てるね(笑)。
「黒トリュフってどんな香りですか?」
私「はい。海苔の佃煮です(笑)。」
「あー!コレかぁ(笑)。高級さを凝縮した印象ですね(笑)。」
「でも海苔の佃煮って庶民的(大爆笑)。

「それじゃあ白トリュフってどんなに香りなんですか?」
私「さすがに白トリュフは食べたことありませんが、香りはニンニクです(笑)。」
「白トリュフって超高級品だよね。黒トリュフの10倍以上するんだって(笑)!」
「そうそう。白トリュフは栽培出来ないんだよね。」
「このワイン、本当に美しい(笑)。濃いには濃いんだけど、濃さよりも香りだよね
。」
私「さすが!」
「レストランで肉料理食べながら飲みたいね。牛肉かな?」
「品があるよね(笑)。」
家内「やはり美食の地ですから、ワインも磨かれてますね(笑)。」
「メルローって世界中どこでも作られてるよね。濃密でネットリしたのが目指される。これもその範疇なんだろうけど、品が良いんだよね。この点他とはちょっと違うかな(笑)。」
私「この辺は葡萄の収穫量も多いのですが
、割とワインが濃くなります。テロワールの優位性を感じます。」
家内「あと、抜栓直後の昨日より今日の方がふっくら感じます。香りも今日の方が立ちます。ワイン自体の構造の良さを感じます(笑)。」
「濃ければ濃いほど良い訳じゃないって思ってるんだろうな(笑)。レストランで食事しながら楽しむためのワインだよね(笑)
。」
「そうそう。星付きレストランじゃなくても、ちゃんとしたフリウリの郷土料理と合わせてみたいな(笑)。」



●レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ2018年 アントヌッティ イタリア  フリウリ―ヴェネツィア・ジューリア 赤 D.O.C.フリウリ・グラーヴェ 750ml
1980円税込み
「レフォスコ種、聞いたことがありません
(笑)。」
家内「正確にはレフォスコ・ダル・ペドゥンコロです(笑)。」
「長い(笑)!」
「おっ!血の味がする(笑)!」
Kさん「野性味があってラグレインに似てるね。」
「かなり複雑。ベーコン、肉を連想するね
。それもジビエ(笑)。」
「果実味は小粒のプラムかな。ギッチリ詰まってるね(笑)。全体の佇まいが個性的で良いね(笑)。」
私「これもメルロー同様に香りに求心力がありますよね(笑)。思想が似てる(笑)。」
家内「これって時間が経つとより飲みやすくなります。時間が経つとあの生々しさがフレンドリーに感じますよ(笑)。」
「2018年のフリウリは作柄が良さそうですね(笑)。」
「元々の香りのバランスの取り方は高度ですよね(笑)。」
Kさん「翌日飲むとあの野性味が飲みやすさに変わる(笑)。地元の良いレストランで飲みたいですな(笑)。きっとこれに合うジビエ料理を出してくれるはず(笑)。そんな経験すると料理とワインの味わいあとその旅行は一生の記憶になる。」
私「体験が味の記憶とともに永遠のものになりますよね(笑)。」
「フリウリ行ってみたい(笑)!」
家内「フリウリのワインってさりげなく美味しいですよね(笑)。過剰な濃さを求めなくてとてもイイ(笑)。」
Kさん「私フリウリのワインだとスキオペッティーノが大好きです(笑)。オリジナリティーがあって実に美味しい!特にブレッサン・ワイナリーかな(笑)。」
私「あのワインは反則ですよ(笑)。世界的に評価されてますもんね(笑)。コレと比べるとランクが違いますが、意図するエレガントさバランスの良さは共通してますね。」
家内「あのワインは料理無しでも記憶に残りますよ(笑)!」

皆様のこっそりサクッとのご協力ありがとうございました!大人のプレーに助けられました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Feb 27, 2022 by weblogland |


昨日、一昨日とこっそりのお越しありがとうございました!皆様のご協力もあってどうにかこうにか無事終了いたしました。
ありがとうございました!

〇ヴィラ・ヤンボル マスカット 2020年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 886円税込み
「マスキューさん、今回はお手頃な白が沢山あって良いですね(笑)。」
「春らしくてイイね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しくださいませ(笑)。」
「うわっ、あまーい香り(笑)!」
私「でもですね、完全な辛口でございます
(笑)。」
「香りは花(笑)!」
「薔薇やライチ?」
「まるでゲヴュルツトラミネールだぁ(笑)
!」
「確かに!でもゲヴュルツトラミネールって基本甘いよね?それにもっとドロドロしてる(笑)。」
家内「このワイン品種はマスカット・オットネルです。南フランス辺りではマスカットの香りがプンプンする甘くて濃いワインになります。」
「あー、マスカッティーなやつだね(笑)。もろにマスカット味のワインですよね。

「でもこのワインはマスカッティーなやつと比べると、香りはかなり複雑ですよね
。」
家内「トロピカルで華やかではありますが
、冷涼さも感じます。やはりブルガリアの内陸性気候の性だと思います。」
「マスキューさんの定番スワローなんかにも似てますね(笑)。」
私「ワシントンのゲヴュルツトラミネールですね(笑)。確かに共通するスタイル意識を感じます。」
「このワインはブログで書いてあるほど薄くは無いですね(笑)。おもった以上に粘りがありますよ。やはり東欧なんだと感じます。」
「そうそう。グリューナー・ヴェルトリーナなんか粘性が強くてスパイシー。このワインもちゃんとその範疇を踏襲してますもんね(笑)。」
「このワインは誰でも美味しく感じますよね(笑)。特にワインが苦手な方(笑)。蒸留酒は大丈夫だけどワインはダメとか。」
「ビール以外はダメな人もいるよね。」
「特にワイン未経験の方に知ってもらいたいよね(笑)。」
「うんうん。甘いドイツワインくらいしか
好きじゃない人、特にそんな女性だったら世界が広がるね(笑)。」
「そうそう。辛口の白ワインって食べ合わせを楽しめるからね(笑)。」
「でもこのワインはポテトチップスでも全然イイよね(笑)。」
「延々と飲み続けられそう(笑)。」
私「あとこのままワインは残糖分が1L中
1.9gしかありません。物凄くドライです。経験的には3gを切ると稀。恐らく糖分をよりしっかり食べる酵母が開発されたとしか思えません。」
「辛口ワインってどの程度の糖分を残すのですか?」
家内「一般にEUのワイン法では5g以下を辛口白ワインと分類しています。通例残糖分は1L中4g前後の仕上がりとなります。」
「それって飲んで解りますか?」
私「ちょっとトレーニングして意識するようにすればすぐ判断出来ますよ(笑)。残糖分には5g、4g、3g、1g、の壁があると思います。もちろん個人的な感覚なのであくまで私の基準です(笑)。」
家内「あと酸の多寡も影響しますからなかなかブラインドでは当たらない(笑)。」
私「当たらずとも繰り返しあるのみ(笑)!

「ふ~ん。よくソムリエがこのワインはシャトー〇〇の何年ものなんて当てるけど
(笑)、それに近いのかな?」
私「ソムリエさんのあれは芸当ですね(笑)
。我々は今飲んでるワインがどう作られたか見破るのが仕事でございます(笑)。

「解るんだぁ?!」
私「簡単ですよ(笑)。だってコスト・パフォーマンスの悪いワインは売れませんからね(笑)。お客様は自然にやってます(笑)
。」
「マスキューさんは東欧のコスパの良いワインを扱ってくれるから助かりますよ(笑)
。でもプーチンの野郎がろくでもないこと始めたから心配でしょうがないですよね。」
私「ソ連崩壊から30年くらい経ってようやくワイン産業が一人立ち出来てきたのに、これでぶち壊されたらまた再興するのに30年かかります。絶対に許されません!」
「でもロシア人がロシアで反戦デモするのには驚きましたよ。プーチン相当焦ってるよね。」
「確かにもうロシアって大国ではないんだよきっと。核を持ってるだけ。」
「こんな奴相手に北方領土返還叫んでも無駄だよね。」
「経済を疲弊させてお金で買い戻すしかないよね。」

ワイン・ラヴァーはプーチンを許しません!


〇(限定販売品)
イゾラ グリッロ 2020年 カステラーニ イタリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 927円税込み
「瓶の色、ラベル・デザイン、ジャケット買いしちゃうね(笑)。」
「う~ん。海のワイン!爽やかそうですね
(笑)。」
「飲んでみても海のワイン(笑)!かなりしっかりしていながらフレッシュ(笑)。」
「グリッロって初めて飲んだけど、シチリアらしくて良いですよね(笑)。」
「ブルガリアのマスカットみたいに花の香りプンプンじゃないけど(笑)、柑橘類でがっちり固めたような白ワイン(笑)。」
私「香りと言うより味わいにグレープフルーツやレモンがある。と言うのが正しいかと。」
家内「グリッロ種はシチリアの酸化熟成ワインマルサラの原料となります。香りより強さに品種の特徴がありますね。」
「このグリッロはアルコール分はいかほどですか?」
私「え~と。12.5%です。」
Kさん「う~ん。それ以上に強く感じますね。やはり酸が強いんですね。これだけ強いと夏にソーダ割りで飲んでも良さそうですね(笑)。」
「氷を浮かべるだけでもイイかな(笑)。」
「オリーブ油やトマト使ったものなら何でもオッケーだね(笑)。」
「ラベルに書いてある『イゾラ』ってブランド名ですか?」
私「はい左様かと。どんな意味かな?」
Kさん「海岸かな。らしいよね(笑)。」
私「さすが!」
家内「このワインを飲みながら小エビのフリッターなんか食べたら止まらなくなりそう。」
私「う~ん。ブルガリアのマスカットはポテトチップス。このグリッロはかっぱえびせん。止まらない、止まらない~(笑)。失礼いたしました!」
「このワインは少し塩っけもあるからフリッターには鉄板だよね(笑)。塩を振ってレモンを搾ってかければ更に良し(笑)!」
「シチリアのワインって強さがあるよね。あと塩気。このくらいの値段はとても助かる(笑)。安いよね(笑)。」
私「ありがとうございます。でもですね、このワインはインポーターさんが輸入を止めるということでの処分価格品。ですから金品のみとなります。スミマセン!

「マスキューさん、これからワインも値上がりしそうですよね?」
私「左様で。3桁でお買い得なワインを探すのが難しくなってきました。」
「まあ、極端に安いワインはあるのだろうけど、産地や作り手の特徴を感じられるワインはあの値段では無理だよね。一体ワイン自体の値段は幾らするんだ?って疑うレベルだもんね。」
家内「汎用品的なワインも必要には必要だとは思いますが…。」
私「まあ、お客様が選ぶことですから。」

〇ロ・プーロ ビアンコ 2020年 コスタドーロ イタリア マルケI.G.P. 白750ml 1225円税込み
「おー!白の3連発ですね(笑)。南部のシチリアから中部のマルケですかぁ(笑)。

「どれどれ(笑)。あっ!色が濃い(笑)。黄金色?」
「前の二つが薄い色だったら、コレ目立つ
(笑)。ヴィンテージが古いのですか?」
家内「いえいえ、2020年ヴィンテージです(笑)。でも色はオレンジワインに近い
(笑)。」
「コレ色の通り味わいも濃いですね(笑)。」
「グリッロより遥かに強い(笑)。中身がぎゅっと詰まってますよね。」
「セパージュは何ですか?」
家内「トレビアーノとシャルドネです。強さはトレビアーノ、香りはシャルドネかな(笑)。」
「何故こんな色なんですか(笑)?本当にオレンジワインみたいですよね。まあ、独特の酸化臭はしませんけれど(笑)。」
私「この白ワインは酸化防止剤無添加で作られていますので、色が酸化され濃くなっていると思います。」
「なるほどねオレンジワインも酸化防止剤無添加で作るもんね(笑)。でもコレは酸化臭がしないし、オレンジワインみたいに値段が高くない(笑)。」
私「そーなんです(笑)。技術が高いとしか言いようがありません。飲んでビックリしました。」
家内「醸造の工程で空気に触れないように工夫しています。瓶詰め時には部屋に窒素を充填して絶対に空気に触れないようにしているとか(笑)。徹底的です。」
「そりゃ空気に触れさせなければ酸化はしないですよね(笑)。でも酸化防止剤を使わないで大丈夫なんですかね?」
私「葡萄の力に頼るだけのプリミティブな方法ですと、どうしてもビオ臭がしたりしますが、コレはそれすらしません。恐らく発酵をほぼ完全に行うことでワインを安定させる技があるのだと思います。ちなみにこのワインは残糖分がワイン1L中2.7gほどです。通例のワイン酵母ではここまでドライになりません。」
「最初のブルガリアのマスカットもそうでしたよね(笑)。」
「ちょっとウイスキーっぽさを感じますね
。何故かしら(笑)?」
私「焦がしたような甘さがあります。よくは解らないのですが、マルケのしっかり作った白ワインを飲んだ折何度か経験しました。」
家内「酸化防止剤SO2の不使用が起因しているかもしれません。ただ嫌味にはなってないかな(笑)?」
「う~ん。これが1225円で買えるんだぁ!驚きですな(笑)。」
家内「そうそう。このワイナリーコスタドーロは、マスキューの大定番チウ・チウ
の傘下となっています。有機栽培の大生産者となったチウ・チウにとっては大変貴重なワイナリーのようです。なにせチウ・チウの近所で一番のワイナリーですからね(笑)。」
「あー、チウ・チウね(笑)。美味しいよね
アレ(笑)。」
「強くて深みもあるし余韻も長い。イタリアの郷土料理で柿をオーブンで焼く料理があるんですが、それと合わせてみたい
!柿がトロトロになってチーズをかけて焼いたりもするそうですよ(笑)。」
私「イタリア人はゼリー状にまで完熟した柿をデザートとして食べるようですよね
。」
「そうそう。日本人だと捨てちゃう(笑)。もしくは干し柿にしますよね(笑)。」
私「トロトロの柿にウイスキーを垂らして食べるとか(笑)。そういえばウイスキーのニュアンスあるから過熟した柿とこのワイン合うかも(笑)!」
家内「プーリアのプリミィティーボの長期熟成したものに過熟した柿のニュアンスありますから、それとも合いそうすね(笑)。」

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東欧のワイン産地に期待するマスキューにとっては許しがたいことです

Feb 24, 2022 by weblogland |
くっそー、ロシアがウクライナ侵攻しました。しかもロシア軍の部隊配置図を見るとモルドバにも1箇所部隊が配備されているようです。
ウクライナともどもワイン産地のモルドバにも被害が及びますね。これでまたワイン産業が壊れてしまうと復活には一世代かかります。ソ連崩壊からようやく一人立ちし始めた国々の落胆と恐怖がいかばかりか、それを思うと腹が立って仕方ありません。
ウクライナ、モルドバ、ジョージア等のロシア周辺国はともにNATOへの加盟を加速させる意向のようですが、しっかり結束してほしいところです。
今はとにかく血が少しでも流れないことを祈るしかありません!
東欧のワイン産地に期待するマスキューにとっては許しがたいことです。あんな美しく平和な土地を勝手な利己心で武力侵略するなどとんでもないことです。

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今月2月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ全て並びました!

Feb 23, 2022 by weblogland |
今月2月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ全て並びました!

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今日イタリアのアントヌッティのメルローとレフォスコが来てコンプリート(笑)。
う~ん。
アントヌッティのメルローとレフォスコのラベルは鮮烈ですね。両方とも赤なのですが(笑)、メルローはダリアの花のような鮮烈な赤、レフォスコはちょっとオレンジが混じった赤で暖かみと明るさがあります。
こうして全体を眺めるといかにも春!見ているだけでワクワクします(笑)。週末が暖かくなってくれるとさらにワクワクかな(笑)?

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試飲会のラインナップ2/3並びました(笑)!

Feb 22, 2022 by weblogland |
今月2月のマスキュー試飲会のラインナップ2/3並びました(笑)!

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なかなか春らしい並びになりました(笑)。どのボトルも緑色が入って爽やかですね(笑)。特に2番目のグリッロはレトロなガラス瓶みたいで惹かれます。こうして眺めてもグッド(笑)。
あと、コスタドーロの黄色のボトルタグは目立ちますね(笑)。ヴィーガン、オーガニック、酸化防止剤無添加の3拍子揃ってますし、何よりそれでいてこの価格でこの味わい!皆さん驚くに違いありませんね(笑)。
あと残り2種類は明日来ます。イタリア、フリウリ・ヴェネティア・ジューリアのメルローとレフォスコこれもなかなか良いのですよ(笑)。
さあ、もう少しだぁ!

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マスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Feb 21, 2022 by weblogland |
今月2月25日(金)17~20時、26日(土)11~20時にて執り行うマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
もちろんオミクロン真っ最中ですので、H.K.S.15で行います(笑)。
H ひっそりやっておりますので、
K こっそり来てください。
S 試飲はサクッと15分にてお願いします!
もちろん無理は禁物。無理に電車を乗り継いで来られると、私は心配になります。
今回はデイリーなもの6本!白3本、赤3本。そうすると1本当たり2分30秒(笑)?まあ、あくまでもティスティング、ティスティングでございます(笑)。

〇ヴィラ・ヤンボル マスカット 2020年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 886円税込み

フランス、イタリアよりずっと早くワインが造られ始めたブルガリアのトラキア地方。ギリシャ同様紀元前3000年の歴史を誇ります。また、一説にはギリシャを遡るワイン発祥の地として紀元前5000年の歴史があるとも。いずれにせよ、ワイン用の葡萄の原産地ですから古いのはたしかです。また、日本との関係も古く、1970年代から、ブレンド用として多くのブルガリア産ワインが輸入されていました。当時の日本は国産ワインの表示義務がかなりいい加減でしたから、知らずに飲んでいたのではないかと思います(笑)。

そう言えばかつてメルシャンが『ボイヤール』銘柄でブルガリア・ワインを日本へ輸入してましたね。当時、ボルドー飲むより安くて美味しかった記憶があります(笑)。この時期、特に品質の高いカベルネやメルロ等のヨーロッパ品種を主にソ連に輸出し好評を得ていたようです。

そして混乱と荒廃の1992年の民主化、2007年のEU 加盟を経た現在、国際市場を意識した素晴らしいワインが多く誕生しているようです。

このワイナリーはブルガリア南部バルカン山脈が背後にそびえるワイン産地トラキアン・ヴァレーに畑を持つヴィラ・ヤンボル。ブルガリア国内でも特に古い1924年設立のワイナリーです。トラキアン・ヴァレーは、生育期は暑く乾燥し、秋には穏やかな快晴が続くブドウ栽培適地です。葡萄は良く熟し、しかも収穫期にアクシデントが少ないようです。このため、ボルドー品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロの栽培により各国で高く評価されました。中でもヴィラ・ヤンボルはそのスペシャリストとして一目を置かれる存在です。

マスキューの定番で同じ価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンはそのコスト・パフォーマンスの高さ故、さまざまな雑誌やコンテストで絶賛。皆様におかれましても必須アイテムとご愛顧されております
(笑)。

これはマスカット・オットネルを使ったとてもドライで軽い白。マスカット独特の香りより薔薇の香りが強く、ゲヴュルツトラミネールのようです(笑)。とは言えゲヴュルツトラミネールのような粘りや濃さとは無縁なとてもドライな味わい(笑)。トロピカルな香りの下に青リンゴやライム、レモンの爽やかなリンゴ酸がちゃんとありますから、飲み疲れしないスタイル。合わせる料理も幅広く、特にポテトサラダは鉄板。牛肉以外なら何にでも合いそうですね(笑)。気軽に何も考えずに、ポテトチップス食べながら飲むも良し!有りそうで無い、嬉しいワインでございます(笑)。特に辛口白ワイン初心者や女性にはオススメ(笑)。嵌まること間違いなし(笑)!

インポーターさんの資料によると『醸造は完熟したブドウを手摘みし、注意深く選別。除梗、圧搾後、 13℃で20日間の発酵。ステンレスタンク使用。安定化、ろ過。』いわゆるワインのアルコール発酵酵母は15℃以下だと発酵を始めませんから、特殊な酵母を使っているようです。それとこの白ワイン、残糖分はなんと1L中1.9gしかありません。通例辛口白ワインの残糖分は1L中4g前後ですから、かなり異例。糖分を低温でよく食べる酵母を採用しているようです。また、同時にマロラクティック発酵を起こさせない意図も同時に達成しているような気がします。マロラクティック発酵は20℃を越えないと起こりません。理論的にはかなりドライで酸があるスタイルとなります。
あと経験的に思うのですが、ここまで残糖分が無いと違和感を感じることがあるのですが、味わいに違和感を感じません(笑)。それより斬新さに心奪われでしまいます(笑)。
イノヴェーションを感じる白ワインです


〇(限定販売品)
イゾラ グリッロ 2020年 カステラーニ イタリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 927円税込み
このワイン、イタリア・トスカーナに本拠を置く巨大酒商カステラーニ社が『イゾラ』ブランドでリリースするいわゆるネゴス物です。
マルサラ酒の原料となる地場品種グリッロ100%のものです。このグリッロ種はもともとプーリア原産らしいのですが19世紀末のフィロキセラ禍を避けるためにシチリアに移植されたそうです。マルサラに使われる品種ですから、基本頑強(笑)
。アロマチックではありませんが、グレープフルーツのような柑橘類をしっかり感じる酸がたっぷり。ミネラリーで切れがあり、いかにもシチリアっぽい仕上がりです(笑)。喉超しに清涼感がありとても健全で、シチリアのまぶしい陽光を感じる好感の持てる白ワインでございます(笑)。
そうそう、あとラベルの絵が可愛い(笑)。ちょっとシャガール風でジャケ買いしちゃいそうです(笑)。シャガールの絵かと思い調べたのですが類似の絵はありませんでしたので、インポーターさんに問い合わせたところ。「シャガール風ということで…。」シャガールのオマージュ?
パクりなのかな(笑)。

〇ロ・プーロ ビアンコ 2020年 コスタドーロ イタリア マルケI.G.P. 白750ml 1225円税込み
イタリア中部アドリア海に面するマルケ州、温暖で風光明媚な海岸部はヨーロッパの高級リゾート地として著名ですね。
このワイナリー、コスタドーロはその海岸部から10kmほど内陸に入った丘陵部にあります。由緒あるワイナリーで総面積は130ヘクタール。昔からの生産者ですからかなり恵まれた地所それもエリアの核心的な地所を所有しています(笑)。2010年頃から有機栽培を目指しており、同じマルケの『チウ・チウ』とはご近所で共通の志を持つ間柄(笑)。新たにワイン生産の道に入った『チウ・チウ』には頼れる大先輩兄貴分だったことが想像にかたくないですね(笑)。
ワイナリーは現在マルケのオーガニック・ワイン生産のトップ・ランナーその『チウ・チウ』の傘下に入っており、チウ・チウ以上の高い基準の自然なワイン作りを行っています。『ビーガン』『ユーロ・リーフ』『ccpb』などの世界に通じる自然・有機農産物の認証も取得しています。世界規模の有機栽培生産者となった『チウ・チウ』にとって『コスタドーロ』はより良い葡萄でのワイン生産を成し遂げるためには絶対に必要な存在だったようですね(笑)。
味わいはナチュラルで芳醇で特徴的。いわゆるビオ臭は全くしません(笑)。しかもSO2の添加はしていない。驚きの出来映えなのです。それ故ブランド名『ロ・プーロ』はピュアの意(笑)。
白はトレビアーノ80%、シャルドネ20%
のセパージュ。色は黄金色と2020年にしては濃い(笑)。オレンジ・ワインに近いですね(笑)。そしてこの価格帯とは思えない濃密さがあり、立ち香の重さにまずビックリ(笑)。とてもドライでありながら、複雑でパワフルな果実味。ハニーさ、紅茶、リンゴ、夏みかん、桃などの果実味はディテイルが明瞭。ナッツィでほのかな塩味を感じる後味のニュアンスはゴージャスでもあります(笑)。ワインのレベルの高さと価格に驚かされました(笑)。
気がついたのですが、驚くほどドライ。通例辛口ワインの残糖分は1L中5gを若干切る程度。4gほどとなります。ところがロ・プーロのワインは3gを下回ります。今ニュー・ワールドではオーストリアで開発された残糖分が1L中1g未満になる酵母を使うトレンドがありますが、それを使うと味わいに違和感が生じます。ですからオリジナルで選別した糖分をよく食べる酵母を使っている気がします。それとマロラクティック発酵の際に乳酸を充分消化するように仕向ける工夫もされていると思います。醸造工程でこの点を徹底すればワインは安定し再発酵を起こさない状態になります。SO2無添加は達成出来るようです。

作りの特徴は基本全てが清潔で低温度での管理と、ワインと空気との接触を極力避けること。一番空気と触れやすい瓶詰め工程は、密室の作業部屋を窒素で充満させて瓶詰めを行うとか。かなり徹底してますね(笑)。
このレベルのものをこの価格で作ってしまうのですから、いわゆるビオ系生産者のトップ・ランナー。
あとちょっと下世話な憶測ですが(笑)。葡萄自体の調達コストが安いような気がします。このレベルの凝縮感があるワインですと価格ももっと高いはず。そうするとチウ・チウは良い買い物をしたのかな(笑)?ゴメンナサイ!

●ロ・プーロ ロッソ 2020年 コスタドーロ イタリア マルケI.G.P. 赤  750ml 1225円税込み
この赤ワイン、セパージュはサンジョヴェーゼとモンテプルチアーノが半々くらいかな?サンジョヴェーゼの小粒なベリーとモンテプルチアーノのストロベリーのニュアンスが程よく溶け込んでます。マルケは暑い産地なので果実味が真っ黒に成り勝ちですが、これは果実味を上手く表出しており、抜栓したのち時間の経過とともにらしい雰囲気が増します。基本重いスタイルではなくとても軽やかに感じますが、しっかり旨味があるのでどこまでも飲める(笑)。ちょっと植物っぽいニュアンス、綿飴のような後味は心地好くとてもフレンドリーなのです(笑)。『コスタドーロ』自体のモンテプルチアーノの果実の表現力が高く評価されていますのでこの点『チウ・チウ』との違いと認識できます。
気がついたのですが白同様赤も驚くほどドライ。通例辛口ワインの残糖分は1L中5gを若干切る程度。4gほどとなります。ところがロ・プーロのワインは3gを下回ります。今ニュー・ワールドではオーストリアで開発された残糖分が1L中1g未満になる酵母を使うトレンドがありますが、それを使うと味わいに違和感が生じます。ですからオリジナルで選別した糖分をよく食べる酵母を使っている気がします。それとマロラクティック発酵の際に乳酸を充分消化するように仕向ける工夫もされていると思います。醸造工程でこの点を徹底すればワインは安定し再発酵を起こさない状態になります。SO2無添加は達成出来るようです。

●メルロー 2018年 アントヌッティ イタリア  フリウリ―ヴェネツィア・ジューリア 赤 D.O.C.フリウリ・グラーヴェ 750ml  1980円税込み
州で最も有力なワイナリーと称されるアントヌッティは1921年にイグナチオ・アントヌッティにより創設。マスキューと同じ年ですね(笑)。現在は孫娘のアドリアーノとその夫リノーを中心に夫妻の息子のリカルドと娘のカテリーナを加えた家族全員で運営されています。
所有する畑は約50ヘクタール。ワイン栽培最適地フリウリ・グラーヴェ平野の中心に3箇所に別れて所有しています。
北側のアルプスにより作られた扇状地。氷河期の川床で、小石が混じる水捌けの良い土壌です。ボルドー等と同様な土壌です。北側の25ヘクタールの畑は小石や砂利の土壌で特に水捌けが良く葡萄の糖度が上がりやすいため白葡萄のみを作付け。南側の畑はより河口に近いため粘土質となりよりリッチな赤ワイン生産に適しているようです。
出来上がるワインは基本クリアでエレガントなもの。雑味が無くより葡萄果の特徴を表現しています。沖積地の畑ですから高台の畑よりは保水力がありますので、葡萄の健全性にはかなりの注意を払った上で撰果に全力を傾けている印象です(笑)。
このワインステンレス・タンクで発酵後500Lのトノーの古樽で6ヶ月熟成したもの。トノーはおそらくスラヴォニアンオークのものだと思います。
開けるとまず濃密な香り。トリュフの香りがし、思わずポムロールを連想しちゃいました(笑)。もちろん飲むと実に旨い(笑)!メルローらしい芳醇な躯体にはこれまたメルローらしいプラムやベリーの熟した果実味がみっちり。でもですね、やはりポムロールとは違う。上等なポムロールほどのネットリ感ではなく、作り手もそれを目指していないような気がします。全体のバランス 食事に合わせやすいことを念頭に置いたワイン作りの結果のような気がします。ワインのボリュームと同等な酸があるとでも言えば良いかも(笑)?レフォスコ同様の明瞭さ、キメの細やかさ、隠れがちではあるが質的な強さを感じます。
これもきっとレストラン・アイテムですね(笑)。しっかりとした個性がありながら、取っつきにくさがありません。

●レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ2018年 アントヌッティ イタリア  フリウリ―ヴェネツィア・ジューリア 赤 D.O.C.フリウリ・グラーヴェ 750ml
1980円税込み
このワイン、土着品種レフォスコを使ったもの。ステンレス・タンクで発酵したのちバリックの古樽で8~10ヶ月熟成しています。
このレフォスコ種は樹勢が強く晩熟成で栽培しやすいが酸が強いのが特徴とか。なるほど!アントヌッティの他の赤ワインは500Lの大きめの樽を熟成に使いますが、レフォスコだけはバリックを使います。でも実際に飲んでみると格段樽のニュアンスは感じません。やはりレフォスコは強いと実感。ちょっとアルト・アディジェのラグレインに似た印象がありますね(笑)。開けたてはいわゆる『血の香りがする』生々しさがあります。それが小粒のチェリーやベリーの明瞭な果実味と合いまう姿はスパルタンでありながら、実にキメ細やかな姿。
う~ん。
いかにもジビエに合わせるような食生活に根差したワインだと実感。レストランでジビエ料理を食べながらこんなワインが出てきたら、『さすがプロ!』と唸らされますね(笑)。

以上6本!
こっそりお待ちしております(笑)。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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う~、寒いですね。

Feb 20, 2022 by weblogland |
う~、寒いですね。
この寒い2月、私は暇を見ては我が家の庭の伐採に励んでおります(笑)。現実は暇を見すぎるほどですから作業の進むこと進むこと(笑)。90Lの大きなゴミ袋6袋の量になりました。もちろん累積の量なのですが(笑)。春になって暖かくなる前に伐採!

ふと葡萄農家の冬季剪定を思いました(笑)。我が家の猫の額ほどの庭(空き地)でもこんなに大変なのに、広大な葡萄畑だとどれほど大変か想像すら出来ません。まあ、もっとも我が家の空き地は7年以上ほったらかしの完全ビオ状態ですから、年中手入れを怠らない葡萄農家と比べては失礼ですね(笑)。
さあ、作業完了まであと4袋分くらいかな(笑)?達成感があるので楽しめますぞ(笑)!

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今月末のマスキュー試飲会のラインナップまだ決まりません(笑)。

Feb 16, 2022 by weblogland |
今月末のマスキュー試飲会のラインナップまだ決まりません(笑)。

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先週の土曜日に取り寄せたサンプルは全滅(笑)。ガーン!
そんなこんなで今日またサンプル到着です(笑)。多分これでだいたい決まる予感はしますが、トリはまだ未定(笑)。
う~ん。
こんなときは焦らずに焦る(笑)!に尽きます。無理に旨くもないものを出すより、在庫のヴィンテージ変わりや今まで試飲会に出していないものを使うのも一手。腕の見せ所でございます(笑)。

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久しぶりにロ・ゼルボーネのワインを飲みました(笑)。

Feb 16, 2022 by weblogland |
久しぶりにロ・ゼルボーネのワインを飲みました(笑)。

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ロッソ2017年です。以前は2015年を扱っていましたが、2017年に変わって入荷していたので取り敢えずサンプルをとってみた次第でございます(笑)。
味わいは相変わらずのゼルボーネ味(笑)。
2017年は、2015年の時のようなガスっぽさはありませんね。
特徴的なビオ臭は抜栓して1時間半ほどで消えます。持ち前の強いドルチェットの香り味わいのバランスがとれ始め、甘さも増してきます。
う~ん。
私・家内ともども大好きなんですよね(笑)。まあ、毎日飲むほどの体力はありませんから、たまに飲みたくなるワインです。もちろん全房発酵した強靭なワインですから熟成には長い時間がかかるのですが、まだこのワインの熟成の果てを知る人はいません(笑)。生きてるうちに熟成したゼルボーネのワインを飲んでみたいものですね(笑)。
そうだ!2007年がありましたから、これも久しぶりに飲んでみましょうか(笑)?

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平野歩夢選手カッコいいですね(笑)。

Feb 14, 2022 by weblogland |
スノーボードの金メダリスト平野歩夢選手カッコいいですね(笑)。
かつては今風の格好をする競技には、おじさんアレルギーが発症しますので(笑)観なかったのでしたが、今回彼の演技を観て改心しました(笑)。
あのハーフパイプ競技は驚くほど危険。下手をすると死にますね。その恐怖に戦いながら得た勝利。もちろん素質は欠かせないでしょうが、研ぎ澄まされた鍛練があってこそ。あんな今風の髪型ですが、オーラは武士。それも常時戦う野武士のような強靭なものを感じませんか?あのままNHKの大河ドラマに出演しても違和感無いほど(笑)。
平野選手はもともとイケメンで、ラグビーの五郎丸選手に似てることも発見!
カッコいいし実際に尊敬出来る。嬉しい平野選手でした(笑)。

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アルゼンチンのドニャ・パウラのブルー・エディション2018年ほぼ無くなってしまいました!

Feb 14, 2022 by weblogland |
あ~あ。
今月の特売アイテム、アルゼンチンのドニャ・パウラのブルー・エディション2018年ほぼ無くなってしまいました!

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試しに販売したところとても好評で、追加発注して今月末のマスキュー試飲会の目玉にしようと目論んでいましたが(笑)、
インポーターさんの在庫切れ。
う~ん。
やはりワイン・ショップの考えることは一緒なのかな(笑)?
まあ、お友達のマルベック2018年がまだ少し残っているので、別のアイテムを探しましょう!

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