Written on 2010 05
さすがアルド・コンテルノ!
May 31, 2010 by toshiaki |もともとの数が少ない上、追加が効きませんからしょうがありませんね。でも1本だけ飲もうとおもっていたイル・マサンテ2008年は、しっかり飲みました(笑)。これはランゲ・ドルチェットDOで、ドルチェット種100パーセントでつくられています。通常日常消費されるワインでネビオーロより下のランクのブドウ品質となります。
でもこのワインを飲んでみたかったのです。なぜかといえば、アルド・コンテルノがつくるからです(笑)。
アルド・コンテルノがつくり販売する訳ですから渾身のワインに決まっているからです。
味わいはめちゃめちゃ濃い(笑)。濃いといってもスゴく飲みやすい。まさにネクターです!
アルコール分は14パーセントと高いのですが、まったくアルコールが入ってないような錯覚に陥るほど。
うーん。
クリュ・ボジョレーのビオ生産者がつくるめちゃめちゃ濃いワインにちょっと似ています。
ガメイに似た味わいの現れ方です。あと同様に熟成も早いですね。
まあ、熟成向きの品種じゃありませんが、目の覚めるような鮮烈なワインでした。
さすがアルド・コンテルノ!
こんどチャンスがあれば沢山仕入れてみます(笑)。
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試飲会後に・・・
May 31, 2010 by akiko |毎回のことですが、皆さんのご指摘や意見は とても 参考になります。
次回からも よろしくお願いいたします。
試飲会の翌日は いつも 心地よく疲れて ちょっと ハイになっています。
その ハイな気分のまま 横浜中華街に行ってきました。
たいした目的があるわけでなく、ぶらぶら歩いて おいしい中華を食べるだけなんですが。
必ず行く 東光飯店さんで お昼ごはん。安くて美味しい お勧めのお店です。
昨日は ボリュームのある 牛ばら肉のあんかけご飯。
お肉は柔らかく仕上がっているし あんの味付けも程よい甘辛さ。
八角が主だと思うんだけど、エスニックな香辛料が 食欲をそそるし 肉の臭みを消して 上品です。
これを 一口食べて ひらめきました。
試飲会で 飲んでいただいた ドイツワイン ベルンカステラー・バートスチューベが ぴったり。
キャビネットクラスとしては やや甘さが強すぎるかな~と 思っていたのですが、
牛ばらあんかけには ベストなバランスなのではないかしら。
八角の香りにも 多分合うはず。さらに きりっとした酸で 中華の油もきれいにまとまりそう。
バートスチューべを 取りに戻ろうかと 思ったくらいです。
中華とドイツワインの組み合わせも アリですね。お試しください。
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試飲会にお越し下さり、どうもありがとうございました
May 30, 2010 by toshiaki |まずは一番手のブルゴーニュのシャルドネです。『切れるねぇ(笑)。シャブリみたいだね。』
瓶の底には沢山の酒石酸。スゴい酸の量です。
『フルーティーで爽やか!』
『2007年てあんまり良いヴィンテージじゃないって聞きますが、美味しいですよね?』
『やはり、つくり手によるところが大きいのでは?』
そーなんです。このワインじつは100%ビーズの畑のブドウではありません。扱い量が増えたため、ブドウを外部から若干調達したようです。とはいえ相変わらずのスタイルは守ってますから、恐らく近所の安心できる生産者から分けてもらったと思います。
『この味でこの価格だったら問題ないですよ(笑)。』
御墨付きをいただきました(笑)。
そしてドイツの爽やかキャビネット。名門ターニッシュの上等なリースリングです。
『懐かしいね。桝久さんドイツワイン久し振りじゃない(笑)?リースリングってイイですよね。』じつはドイツワインをしいれるのは何年かぶりなのです(笑)。
私曰く『Kさんには隠せません(笑)。とても久し振りなんです。良くて手頃なモーゼルのリースリングがなくて、ずっと諦めていたんですが。ここのところ暖かくなるにつれ、猛然と飲みたくなりました(笑)。たまには良いかと…。』
『何に合わせると良いですか?』
私曰く『おいなりさんなんか良いかと思います。あと甘酢を使った酢のものや、お寿司には最高です。』
『おいなりさんやってみます(笑)。』
『わたしにはちょっと甘いかなぁ?』
たしかにキャビネットとしては甘さがちょっとあるかもしれませんね。さらに温度を下げたほうが良いかも。
ドライな辛口ワインが主流になり、忘れ去られがちなドイツワインですが、皆さん概ね新鮮に感じて下さいました(笑)。
つぎが問題?のレゼルヴ・デュ・プチ・コロンビエ2002年です。中味が例のサン・コロンブというワインです。
『ミッシェル・ローランのサン・コロンブって鳩のラベルのワインですよね?あれって2000円以下じゃ買えないワインですよね?』
『このワイン整ってますよね。でも次のムーラン・デュ・ラック2000年のほうが豊かで良いかと…』
抜栓後しばらくは次のボルドーAC、シャトー・ムーラン・デュ・ラック2000年の豊かなメルロの味わいの前にレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002年はかすみがちでした。
『やはり2002年は作柄が悪いからサン・コロンブとして販売するには無理があったんですかね?』
ところがビックリ。抜栓から3時間が過ぎた頃からレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002年に異変が(笑)。
『あれ?濃くなっていない?』
隠れていた酸が現われてきたようです。
ちょうど狛江からお越しのKさん。
『これって私が飲んだサン・コロンブより美味しいです!』真剣にワインを飲まれていますから、反応が鋭いです。さすが!ワインには飲むタイミングがあるということです。
よくミッシェル・ローランのワインはワンパターンでどれも同じと悪口をいわれますが、今回のレゼルヴ・デュ・プティ・コロンビエ2002の味わいには驚きました。恐るべしミッシェル・ローラン!
まさかこんなに深いワインをつくるとは!簡単なワインじゃありません。
そしてビッグヴィンテージ1995年、渾身のボルドー・スペリュール シャトー・テレフォール・カンカール プレステージ1995年です。
『スゴい!こりゃレベルがちがうね(笑)。まだまだ先がありそう。』
『10倍の値段の有名なワインと変わらないよね。』
まさにグレートワイン。名もないシャトーがこんなスゴいワインをつくっちゃうんですから、ボルドーの産地としての奥深さを感じます。
最後がシャトー・ド・サランソー1989年 サン‐テミリオンAC。
力強く、しかも美しく熟成した珠玉のようなワイン。
『言葉を失うね(笑)。』『でも香りが生々しすぎて私無理かも?』
たしかに熟成香ってそういうところがあります。でも小羊などのちょっと臭い肉を焼いて合わせると旨くて死にそうになりますよ(笑)。
このワインまだ古酒に完全になりきっていませんから、まだまだ楽しめそうです。
個人的にはこのワインをシャトー・ラツールに重ねてしまいます(笑)。しかも良いヴィンテージのラツールです(笑)。
だから私は幸福なんですね(笑)。
笑いが止まりません。
それでは皆様どうもありがとうございました。
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ラファージュのリブサルド
May 29, 2010 by toshiaki |アズマコーポレーションさんはワインのインポーターであのラファージュさんのエージェントです。だいたいEさんはマスキューに来る時は試飲用のワインを下げてきます。
Eさん『ラファージュのリブサルド持ってきました(満面の笑顔で)』
家内と私『おー!(ダッシュでグラスを取ってくる)』
ラファージュさんとこはリブサルドもつくっていたんですね。まあ、考えてみるとドメーヌ・ラファージュはリブサルドのアペラシオンの中ですから、当然と言えば当然ですか。
飲んでみると実に旨い。
まずグラスに立ち上ぼる香りは、妙な甘さのない赤ワインです。
『あー!若いリブサルドも旨いんだ!』
『アルコールっぽさがない!まるで果汁!それもブドウの皮や種も含めたブドウ顆粒丸ごとの果汁!』
『タンニンが驚くほどの量!でも心地よい!』
うーん。
やられました。
いままで飲んだ若いリブサルドとは次元の違う味わいです。荒さや強引さがありません。
迷わず注文しちゃいました(笑)。
さすがラファージュさんです。衝撃的でした。
6月の試飲会で皆さんにお披露目します(笑)。
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『またの名を グレイス』 おもしろいです。
May 28, 2010 by akiko |19世紀カナダで実際に起きた殺人事件をもとに 書かれた小説です。
すごく静かな語り口で 全編に おもい 諦めが 漂っているんですが、ひきこまれましたね。
面白かったです。
物語は アメリカ国境に近い 街を 舞台に進行します。主人公のグレイスは 女中を生業としています。
そんなわけで、生活習慣、衣食住のさまざま、自然環境などが 細かく語られて
それがまた 興味深い。例えば 地価の食料庫には 樽に入ったウィスキー、ワインがあるとか。
お客さんには 瓶入りのワインを出すとか。有能な弁護士の 飲んでいたのは 上等のシェリーとか。
自然の厳しさ・美しさも とても 丁寧に書かれていました。
北アメリカ ワシントン州のワインを 調べていたときに読んだ内容に合致するような描写があって、
ワシントン州が 身近な存在に、ワインも前より 具体的に感じられるようになりました。
スノークォルミーのリースリングが やけに 美味しいのは 小説の力もあるのか?
興味のある方 読んでみてください。
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土曜日の試飲会のトリのワイン
May 27, 2010 by toshiaki |なにがって?
こんどの土曜日の試飲会のトリのワインのことです。
うーん。
ルモワスネの1997のシャブリ『フルショーム』か?
サン‐テミリオンのシャトー・ド・サランソー1989年か?
じつはシャトー・ド・サランソーってシャトーラツールににているんです。しかも81、83、84、87ヴィンテージのラツールより良いような気がしています。
未だにタイトさがあり、タンニンの硬さがラツールのスタイルによく似ているのです。たんに私の妄想でしょうか?
そんな訳で皆さんに飲んでいただきたいのですが、ルモワスネも捨てがたい!なかなかお目にかかれないクラシックなシャブリですし、ましてやリアルタイムの熟成中ですからね。
もうルモワスネの遺産のオールドヴィンテージワインも、彼はいませんから、そうそうこの先簡単に手に入る訳ではないでしょうし。
悩むなぁ~。
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モンティリャ・モリレス
May 27, 2010 by akiko |このあたりのワイン、私は大好きで 非常に期待しているのですが、
飲む前に きちんと 調べておこう、と スペイン ワイン・アトラスを ひっぱりだしました。
この本、地図や畑の写真、観光情報など豊富で 素敵な本なのですが・・・英文!!
辞書を引きつつ 適当に訳しつつ 読みました。
その辺の成果は マスキューのチラシを 読んでいただけると 嬉しいのですが、
とにかく アトラスの写真が素敵!!
大きな空。強烈な日差し。どこまでも続く葡萄畑。 写真なのに サングラスが欲しくなる感じです。
・・・行ってみたいな~。モンティリャ・モリレスとヘレス。
実際の 現地の 空気に ふれると モンティリャ・モリレスの味わいを 本当に理解できるのでしょうね。
ペドロ・ヒメネスを 飲んで(すっごく美味しいんだけど)いまひとつ ピンとこないところがあるのは
やはり 日本で飲むからだと思うんですよね。
モンティリャ・モリレスのペドロ・ヒメネス、摩訶不思議な魅力にあふれています。
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サン‐テミリオン
May 26, 2010 by toshiaki |じつは収穫量の規制が厳しい割に安いのです。通常ACメドックは50hl/ha(1ヘクタールの面積の畑でつくるワインは最高でも5000Lくらいに制限しなさいという意味。収量制限が低ければ低いほど出来上がるワインは濃くなる寸法です。)あのシャトー・マルゴーを生むACマルゴーは45hl/haです。ちなみにポイヤックも同じです。
これに対しACサン‐テミリオンは45hl/haでACサン‐テミリオン・グラン・クリュはなんと40hl/haの低収量です。そして面白いことにサン‐テミリオンの頂点サン‐テミリオン・グラン・クリュ・クラッセも規格はサン‐テミリオン・グラン・クリュと同じなのです。あのシャトー・アンジェラスなどと同じということです。
価格で比べるとACサン‐テミリオン・グラン・クリュがいかにお買い得ワインか一目瞭然です!
ですからボルドーで一番お買い得の高品質ワインに当たる可能性もサン‐テミリオン・グラン・クリュが一番高いのです。こんな訳で桝久のボルドーはサン‐テミリオンやサン‐テミリオン・グラン・クリュが多いのです(笑)。
なんでこんな話になったかというと、じつはお客様で某食品メーカーの発酵エンジニアの方が『じつはパリにいってきまして、コストパフォーマンスの良いワインがあったから持ってきました。』ラベルを見るとサン‐テミリオン・グラン・クリュではありませんか!
さすがお目が高い!
ありがとうございました!さっそく家内といただきます。
ここのところ頂きものづいています。何か悪いことが無ければ良いのですが(笑)。
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カール・ユングの脱アルコールワイン
May 24, 2010 by toshiaki |先日シャンパンをこよなく愛するNさんからいただいたアルコール分0.5パーセントの脱アルコールワインです。
泡もちもとても良く(シャンパンほど細かではありませんが)、翌日でも全然平気なくらいです。味わいもワインのようで、違和感がありません。
早速今日インポーターさんに連絡して詳細を伺ったところ、ロットはちょっと多いのですが取り寄せ可能でした。ラインナップもスパーリングだけではなく、リースリングのスティルタイプやメルロの赤もありました。あとピーチスパーリングもありました。
製法は真空蒸留器を使っていますから、出来たワインからアルコール分を分離するスタイルです。ただし崩れたところがありませんから、原料となるワイン自体がしっかりしていることが前提になります。あとスパーリングはガスを二次的に加えてつくる訳ですが、泡もちの良さは素晴らしく技術の高さを感じます。
濃縮果汁をタンクで日本に輸入したものではないので、その手のジュースよりは割高ですが。農作物としてのワイン感覚で飲める優れものです。
来月には入荷する予定です(笑)。
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もう今週の土曜日は試飲会です。
May 23, 2010 by toshiaki |さあ今回はどうしましょう?新入荷がだいぶありますので、それを中心にやろうと思っています。ボルドーの手頃なバックヴィンテージはなかなかの良さ。味良し、価格良しの優等生ですから決まりです。
えーと。久し振りのドイツワイン、ターニッシュのバードスチューベKABは是非とも試して頂きたいワインです。あとスペイン、フミーリアのワインもコストパフォーマンスが高くお勧めですね。味わいはもちろん素晴らしいのですが、ラベルがイカしています(笑)。それからブルゴーニュのシモン・ビーズのお手頃白ワインは外せません。うーん。
あまり数多くになると大変なことになりますから、ほどほどにしなくてはいけません。やはり6本くらいが無理が無くて良いですからね。7本を越えるとやっている我々も訳が分からなくなります。
家内と作戦会議をしなくては(笑)。
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脱アルコールスパーリングワイン
May 22, 2010 by toshiaki |何をって?
スパーリングワインです。ただしアルコール分が0.5パーセント以下の脱アルコールワインです。
シャンパンをこよなく愛するNさんがわざわざもってきて下さいました。ありがとうございました。
『ほとんどアルコールがありませんから、妊婦の方やアルコールに弱い方がパーティーなどの集まりでもワイン感覚で楽しめます。』とのこと。
うーん。
今、ジュ・ド・レザンが完売しており、替わるワインがありません。渡りに船です(笑)。早速飲むことにしました。
ラベルには『カール・ユング』と書いてあります。ドイツ産ですね。その下に大きく「スパーリング・ワイン」と英語で書かれています。
飲んでビックリ!辛口のゼクトです!
ドイツ産の発泡性白ワインとしか思えません。脱アルコール加工しているとは感じない優れものです。泡もしっかりしています。
じつは何年か前にこの手の脱アルコールワインを幾つか飲んだことがありましたが、あまりに味わいが酷く扱う気になれませんでした。
これだったら使えます。甘さ加減がちょうど良くベタつきませんから、食事にも合うはずです。
また泡もちも良く、翌日になってもぜんぜん大丈夫です。驚かされました。
休み明けにインポーターさんに問い合わせてみようかと思います。
Nさん、どうもありがとうございました!
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バターやクリームとは抜群の相性
May 22, 2010 by toshiaki |店内が暑くなるとワインに影響しますから昼間はエアコンを入れるようになりました。
ところでこないだマコン・ペロンヌを久し振りに飲みました。フランス マコンのシャルドネです。いただきもののラザニアがありましたもので(笑)。
やはりバターやクリームとは抜群の相性ですね。ヴィエィユ・ヴィーニュだけあって濃密さがありますから、ホワイトソースにはピッタリですね。濃いだけではなく酸もしっかりありますから、タイトさがあります。
うーん。
或るワイン雑誌に『ビストロには欠かせない1本』と評していましたが、まさにそのとおりです。さすがにフォン・ド・ボーやジビエに合わせるには無理がありますが、豚肉だったら大丈夫ですし、香草にも負けません。ワインだけ飲んでも美味しいワインは食べ物には必ず合いますね。あんまり美味しくないワインは料理にも合わせにくいですし、料理に加えてもあまり効果がない(笑)。言い過ぎですかね?
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マドニア・コンテルノのワイン
May 21, 2010 by toshiaki |なにがって?
マドニア・コンテルノのワインです。イタリア、ピエモンテのバローロの巨匠です。もともとジャコモ・コンテルノの次男でしたが、独立して今では3人の子ども達が中心になって運営されています。バローロのトップ生産者であり、つくられるワインの本数が少ないこともあり、あまり日本ではみかけないワインなのです。
昔、一度のんで感激したワインですから、迷わず発注しました。予約輸入品ですから、首を長くして待っていました(笑)。
バローロはもちろん旨いに違いありませんが、今回ドルチェットが入ってきます。
ドルチェットは普段自分達が飲むためのワインなのですが、マドニア・コンテルノのことですから、並のワインではないはず!
心に残らないようなワインは販売しません。早速今晩飲んでみるつもりです(笑)。
ここのところ試飲ワインに外れが続いていますから、嫌でも期待が膨らみます。確実に良いワインは試飲してからの発注では遅いんですよね(笑)。この点リスキーなのですが、不思議なことに外さないのです?
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今年は梅の実が不作らしいです。
May 19, 2010 by toshiaki |この3月は冬のような寒さが何度もぶり返したり安定しないまま4月になってしまいました。このため梅が被害をうけたそうです。急な寒さに開花が遅れると蕾の中の雄しべと雌しべが分化成長しないとのこと。その結果結実不良となるそうです。ブドウと同じですね。こんな時ブドウは2度開花しますから壊滅しませんが、梅はそうはいかなかったらしいです。有名な小田原の蘇我の梅林は壊滅的な模様です。
この春の天候不良は、桜の花が長くもっただけのことだったんですね。
何年か前に蘇我の梅林を見に行ったことがありました。手入れの行き届いた見事な梅の木を見て、ヨーロッパの手入れの行き届いたブドウの古樹を連想しました。下草は綺麗に刈り取られ、枝ぶりも簡潔な剪定が施されていました。
あれほど丹念な労力を注いでも、春の気紛れですべての収穫が失われるとは…。
絶句です。
生産者の方々のことを思うと、心配で仕方ありません。
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やっぱりお好きな方は買っちゃいますね。
May 18, 2010 by toshiaki |ご自身の誕生年のワインということで1955年のお問い合わせをいただきました。じつはこのワイン1本しか確保できませんでしたので、私が飲もうと密かに決意しておりました(笑)。
お飲みになった御感想を教えていただく条件で商談成立いたしました。
ご注文は筋金入りのワインラヴァーA先生ですからテイスティングには間違いありません(失礼)。
どうもありがとうございました。
ところで話は違いますが、或る方からワインを見て欲しいとご依頼いただきました。個人のコレクションの購入を検討しているとのこと。リストをみせて貰ってビックリ!DRC、ラツール、ペトリュス等々がオールドヴィンテージを含めゴッソリ。リスト見ただけで気絶しそうになりました(笑)。なんたってロマネ・コンティだけでマグナム含め20本以上あります(ドッヒャー)。いったいいくらの値段なんでしょうね?想像つきません。
桁外れのコレクターっていますね。
こんど拝んできます(笑)。
カッコつけて『ワインは飲むためにありますから。』なんて言ってみたいです(大笑)。
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ブドウの『芽かき』
May 17, 2010 by toshiaki |なんでも昨日山梨のワイナリーに行き、ブドウの『芽かき』をされてきたそうです。
『えっ!芽かき?』
Kさん曰く『これ昨日掻いたブドウの蕾です。天ぷらにして食べると美味しいらしいですよ!』
わざわざおもちくださいました。
家内と私『おー!スゴい!』このままでも食べられるというので早速かじってみました。『リンゴの皮みたいな味!』『食べれるんですね。こんな味がするんですね。』『たしかに天ぷらにしたら美味しいですね。青臭くないのがビックリです。』
なんでも、毎月一度そのワイナリーへ行って農作業を手伝うツアーに参加されているとのこと。
来月はブドウの花見らしいです(笑)。
さすが筋金入りのワインエキスパートです!
取組みが違います。脱帽です。わざわざありがとうございました。
そんなツアー参加してみたいですね(笑)。
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飲むと肉が欲しくなります(笑)
May 17, 2010 by toshiaki |あのフランス、カオールの赤ワインです。凝縮感があり、酸もしっかりありますから、複雑味があり、肉などの食べ物に合わせたくなります。飲むとワインそのものの味わいだけで楽しめるスタイルが今風ですが、このワインは飲むと肉が欲しくなります(笑)。想像力(食欲)が掻き立てられます。
でもあと残り少なくなってきました。しょうがありませんね。限りある畑でつくってますから。
いつまでもあると思うな…やらですね(笑)。
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ジョヴァンナ・マドニアのメルロ
May 16, 2010 by toshiaki |うーん。
ヴィンテージは2003年ですが、まだまだ伸びる余地がありますね。
ところでこのワイン『ステッピーノ』という名がついています。可愛い小鳥がラベルに描かれていて素敵なのです。この『ステッピーノ』の意味は鳥の名前ですかね?イタリア語の解る方あとでコッソリ教えて下さい(笑)。それにしても可愛いラベルだと思いませんか?
私かなりこのラベル気にいっているのですが、今回このワインを仕入れるのは止めておきます。
販売価格が3000円後半だとちょっと重荷のような気がしました。ラベルも味わいも良いのですが…。
なかなか販売に結び付くワインはありませんね。
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試飲が続いています
May 15, 2010 by toshiaki |ゆっくり味わい、翌日にまた変化を確認しながら判断するのがもっとも正確ですね。良いワインに当たれば浸ることもできます。(試飲会の会場でワインに浸る訳にはいきません(笑))
そうそう、あのカッコいいラベルの『ルー』も良かったです。シチリアだけあって質感がスゴかったです。欲を言えば、プチ・ヴェルドらしい赤い果実味がちょっと足りないような気がしました。まあいずれにせよグレートワインですから、飲み応えはあります。
それからエミリア・ロマーニャのメルロ100パーセントワイン、ジョヴァンナ・マドニア2003年も昨日飲みました。やはりイタリアでも有名なメルロのスペシャリストだけあり立派な出来でした。ただ、たしかに凝縮感はスゴいのですが、フランスの良いメルロと比べると色気がないような気がしました。旨いし、お腹いっぱいになるワインなのですが…。イタリアとフランスの違いなんですかね?ラベルは断トツに可愛いくカッコいいんですが。今晩もう一度飲んでみます。
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スゴいオファー
May 13, 2010 by toshiaki |なんとバローロ1955、1961、1964年のオファーです。
フランスの某有名ネゴシアン所有の秘蔵品らしいです。詳しい生産者名は差し控えますが、なかには超有名どころやまるっきり知らない生産者など3種類です。
超オールドヴィンテージの割にまとまった在庫数ですから、市中在庫やコレクターの所有品ではなさそうです。蔵出しでは有り得ない品物ですから、実際に見てみたいのですがかないません。
うーん!
悪魔が私の耳元でささやきます。『これを逃すともう後はないぜ。へへへ。』天使は『あんまり欲をかいていっぱい買わなきゃイイんだよ。』
悪魔と天使は両方とも買えとささやきます(笑)。
あー!
どうしよう!
どれ買えばイイの!?
ここは冷静に家内と相談することにします。
でも1955のバローロなんて最後のチャンスなのは分かってますし、1964年のバローロはあのFですから不味い訳がありません。絶好調の時代のワインに違いありません。
問題はどれを何本買うかだな!(もうすでに買う気マンマンです。)(笑)
Be cool!
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ヴァレ・ダオスタ州のワイン
May 13, 2010 by toshiaki |こんどはイタリア、ヴァレ・ダオスタ州のワインです。アルプスの麓でつくられており、品種も聞いたことのないプティット・アルヴィーヌ、フメン、プティ・ルージュなどです。もちろん飲んだことはありません。この州にはDOCも一つしかありませんし、生産されるワインの99パーセントは地元で消費されるということです。
うーん。
ヴァレ・ダオスタ自体飲んだことがありませんから、好奇心の虫がウズウズ(笑)。取りあえず飲んで見たい!
そんな訳でまた有償サンプルでだしてもらうことにしました(笑)。
そうそう、それからフランス、オーヴェルニュ地方のAOVDQSコート・ドヴェルニュのピノ・ノアールとシャルドネも取り寄せちゃいました(笑)。フランスの著名ミネラルウォーター、エヴィアンの採水地です。(コマーシャルで流れる映像が目に浮かびます。)なんでもワイン産地として指定されている畑が500ヘクタールにも満たないマイクロアペラシオンなのです。
このワインも飲んだことがありませんから、有償でサンプル取り寄せちゃいました(笑)。
飲んだことがないと、どうしても一度は飲んでみないと気がすみません(笑)。
良いのだか、悪いのだか(笑)?
今月はお金遣い過ぎかも!
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意外と皆さん甘口ワインをお好きなんですね!
May 11, 2010 by toshiaki |あのワシントン州コロンビア・ヴァレーの甘口ワインです。甘さ加減はちょうどシュペートレーゼからアウスレーゼくらいの感じです。
キンキンに冷やすと甘さが目立ちませんから、さらに飲みやすくなります。
ちょっと食事には合わせづらいですが、なかなか良いものです。思い返せばワインを始めたころはドイツワインにはまってました(笑)。ただここ10年ほどはあまり飲まなくなっちゃいました。どうしても食事に合わせようとしますから、ドライなワインばかりになってしまいました。
久し振りにドイツスタイルのワインを飲んで、酸のフレッシュさに感激しました。
ラインガウかモーゼルのリースリングのカビネットクラスを飲みながら、お寿司を食べたくなりました。ちょっと砂糖を混ぜたくらいの酢飯には絶妙に合います。稲荷寿司や太巻きなんか最高ですね。
ここのところ本物のリースリングはちょっと高くなりましたが、仕入れたくなりました。
早速家内と相談しなくては!
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フジの匂いは・・?
May 11, 2010 by akiko |鶯が 気持ちよさそうに鳴いているし、緑の匂いいっぱいで とても いいところです。
JR衣笠駅から バスに乗れば すぐ 着いちゃいます(京急 汐入駅からも バスがあるらしい)。
横須賀のお勧めスポットです。
今は 藤が見ごろです。大きな藤棚が いくつもあって 山を背景に まるで 風景画のようでした。
それに、藤って種類が色々あるのですね。知らなかった!!
いわゆる 藤色のほかに 白、薄紅色、淡い紫、青紫。八重咲きの藤もありました。
藤棚に近づくと かなり強烈な 甘い匂いもあります。私 苦手かも・・の匂い。
ちょっと青くって甘い、そして重い匂いです。 ヴィオニエに近いかも・・・。
暫くすると あまりの強烈さに鼻が きかなくなって、逆に助かったけど。
それにしても 葡萄ってワインって 不思議ですよね~。
葡萄のときは それほど顕著じゃないのに ワインになると 複雑な香りがあふれるように。
ワインを1本 あけるうちに いくつもの香りを 楽しめる。
ひとつの葡萄から 複雑な数え切れないほどの香り。
ほんっと 不思議です。
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アリアニコ・デル・ヴルトレ
May 11, 2010 by toshiaki |タンニンの濃さ深さがいかにもアリアニコらしい味わいでした。おなじデル・ヴルトレでバジリウムのワインを去年販売していましたが、このバジリスコのほうが上ですね。ただし価格も高く3000円代の後半になってしまいます。
うーん。
たしかに前売ったバジリウムは1500円以下の激安ワインでしたから、ちょっとギャップが大きいです。2000円そこそこで売れれば、いやせめて3000円切れれば良いのですが…。
3000円後半の価値がないとは言い切れませんが…。(良いワインなので、苦しいです。)
バジリスコのワインは間違いないグレートワインですからあまり高い安いは言ってはイケないような気はしますが、やはりタウラージと比べると、果実味にチェリーを思わせる明瞭さがありません。
やはりマスキューで3000円後半では売れません。残念!
アリアニコ・デル・ヴルトレ自体は規格がとても厳しく、最近新たに制定されたDOCGより遥かにすぐれたDOCワインなのですが、まだ市場の評価が低いのが悔しいです。良いワインなんですけどね。
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コート・デュ・ローヌ・グランド・ウルス2007年
May 10, 2010 by toshiaki |気になっていましたが、なかなか飲むチャンスがなく、いつかは飲んで見たいと思っていました。そんな訳で試飲用に買ってきました(笑)。
『コート・デュ・ローヌ・グランド・ウルス2007年』です。
濃くて美味しいですね。アルコール分が15パーセントと高いですが、飲んだ感じはそれほどではありませんね。ビオ臭も特別目立ちません。思った以上に良いですね。もうすぐに飲めるのも良いです。収斂性のタンニンがなく、果実のタンニンだけで勝負しています。これほど凝縮感がありながら、すぐに飲むことができる不思議なワインです(笑)。深みに欠けるような気もしますが、それは時間の問題かもしれません。
なかなか良かったです。こんどチャンスがあれば売って見たいワインです。シャトー・デュックと同じくらい、もしくはちょっと安い位の価格で売れれば良いのですが…。どうでしょうかね?
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サンプル取り寄せちゃいました
May 08, 2010 by toshiaki |サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
今回はイタリアワイン専門のインポーターさんのものです。前回良かったワインがあったのですが、あっという間に売れてしまい売り損ないました(笑)。とはいえやはり飲まないで仕入れる訳にはいきませんから、取り寄せることにしました。
モリーゼのアリアニコ、バジリカータのアリアニコ、シチリアのプチ・ヴェルド、エミリア・ロマーニャのメルロと飲んでみたいワインばかりです(笑)。
モリーゼのアリアニコは価格も手頃なミドルクラス。品質も良いクリテルニア共同組合のワインですから、手頃なアリアニコとして期待しています。
バジルカータのアリアニコは人気の高いバジリスコのアリアニコ・デル・ヴルトレですから、期待が高まります。
シチリアのプチ・ヴェルド100パーセントの変わり者はマウリージの『ルー』銘柄のカッコいいラベル。
エミリア・ロマーニャのメルロはジョヴァンナ・マドニアがつくる超稀少品です。
並べて眺めるとワクワクします。ましてや有料ですから、期待が高鳴ります(笑)。
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ダン・ラ・レジョン・デ・プロダクション
May 07, 2010 by toshiaki |生産者名の表記『ダン・ラ・レジョン・デ・プロダクション』という会社の所有らしいです。このワインはバリックで樽熟成したのちステンレスタンク(多分)で保存されていたようです。そして何年かタンク内で寝かしたのち瓶詰されたようです。まるまる瓶熟成していませんから、品質も安定していますし、コルクもしっかりしてます。ボトル内の液面が高いのも納得できます。
やはり2000年は良い作柄ですから、生産者も扱いを変えるのですね(笑)。
タンク内でワインを保存する方法はボルドーではあまり聞きません。(ネゴシアンが安いワインをストックする場合は良くある話ですが)ローヌや南フランス、イタリアなどのいわゆるポンティカ系ブドウ産地ではあることなのですが。
ポンティカ系より熟成の早いオキシデンタル系ではあまり聞きません。
うーん。
まあ、美味しく熟成したワインがお手頃な価格で飲めますから、良しとしましょう(笑)!
ヴィンテージのアドバンテージを見事に付加価値としたということなんでしょうね。
立派!
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ワインのつまみが お弁当作りに
May 07, 2010 by akiko |料理は好きだし 新鮮な気分で 楽しく作っています。
お弁当には やはり 濃い芽の味がいいだろう。でも 塩分は増やしたくない。
と いうことで 工夫するのが 楽しい。
梅干、柚子胡椒、マスタード、味噌、コチジャンなどなど 調味料をアレンジします。
我ながら ヒットだなぁ と思うのが、
その1 柚子胡椒とマヨネーズ・醤油を混ぜたタレ。砂糖もちょっと加えます。
その2 小麦粉を炒めてルーをつくり 粒マスタードを混ぜます。これに牛乳か生クリームを加えれば
やわらかくコクのある味に。ヨーグルトを加えれば 酸味が利いてさわやかに。
この ソースに 肉や魚貝、野菜をあえると おいしい。
その1には バターで焼いたカジキやエビ、さっと茹でた鶏肉があいます。
その2には 今のところ 豚肉しか試してないけど 牛肉でもいいんじゃないかな。
けっこう まめにやっているように見えるけど、実は
ワインに合わせるために 作ったソースを 翌日のお弁当に利用しているだけ。簡単です。
どちらのソースも 食材によって 赤ワイン・白ワイン・ロゼ、大丈夫ですから、
ぜひ 試してみてください。
特にお勧めは ソミュールの白。どちらのソースにも ぴったりです。
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ボルドー右岸のバックヴィンテージワイン
May 06, 2010 by toshiaki |先日仕入れたボルドー右岸のバックヴィンテージワインです。
ラベルはあまりパッとしませんが(笑)、割りと美味しいのです。
ボルドーACの規格のワインですから、強烈な濃さはありませんが、ふくよかで癒されます。右岸らしいメルロがとてもまろやかになっており、実直なワインつくりが想像されます。このランクだと5年くらい持てば良しとされるクラスなのですが、ちゃんとつくられた良いヴィンテージのワインは持ちますね。
こうして無名でもコツコツとワインをつくっている人々がいることは嬉しいですね。このワイン、ラベルを良く見るとシャトー元詰めではなく、生産者集団のように表記されています。会社化された協同組合なんですかね?美味しかったので良く調べる前に仕入れちゃいました。(歳のせいか小さい文字が見えません。)明日でもインポーターさんに問い合わせてみます。
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油ののった魚介類にはピッタリのワイン
May 06, 2010 by toshiaki |ヴァン・ド・ペイ・ドック(南フランス)でつくられるソーヴィニヨン・ブランの白ワインです。
相変わらず美味しいです。アルコール分が13%と南のワインにしては高過ぎないのが良いです。このくらいのアルコール分ですと、アルコールが口に当たりません。酸とボディーのバランスがとても良く、抵抗感がありません(笑)。
この産地のワインは妙に甘かったり、くどかったりすることが多々ありますが、雑な感じもしません。ヴィンテージを含めて良く出来たワインだと思います。
マロラクティック発酵もしていますから、乳酸臭さがちょっとあり、シェーブルや油ののった魚介類にはピッタリですね。また、オリーブオイルとの相性もかなり良いはず。ギリシャ風にレモンとオリーブオイルを半々にして、塩胡椒した焼魚には最高ですね。あー、たまらん(笑)!
ドレッシングをかけたサラダだけにあわせるにはもったいないワインですね。
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ボルドー・オールド・ヴィンテージ
May 05, 2010 by toshiaki |とはいえ普段お目にかかったことのないお客様がちらほら。
わざわざお越しいただいた感です。
あまり聞く訳にはいきませんが、ご所望のワインは決まっていますから、少なくともウェブで確認してからご来店下さっているようです。
ありがとうございました。
ところで最近入荷したボルドー・オールド・ヴィンテージご好評いただいております。やはり私同様『ボルドー好きのボルドー嫌い。』『可愛さあまって憎さ100倍のボルドー・ラヴァー。』がかなりおられるような気がします(笑)。
多数のボルドーファンは今や看板を外し別名を名乗るしかないほど追い詰められています。ワインファンの絶滅危惧種です。
とはいえ美味しいボルドーには目がありませんから、厄介です。この際高いグラン・ヴァンはお金持ちに譲って、質を取りましょう!
今回入荷した1989年のサンテミリオンなんかスゴいですよ(小声でささやく)。
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今日は病院にお見舞いにいってきました。
May 03, 2010 by toshiaki |普段病院以外ではあまり馴染みのない香りですから、アイレイモルト→ヨード臭(病院の匂い)のイメージとなります。でも逆にウイスキー好きのスコットランド人からすると、病院の匂い→ウイスキーの香り、と反応するんでしょうかね?少なくともあのヨード臭に我々よりは慣れているはずです。そうなるとヨード臭から一番最初に連想する香りは病院ではなく、モルトウイスキーになるのでは?
ヨード臭→アイレイモルト→病院の順番になるのでは?
普通の日本人はヨード臭にモルトウイスキーの香りを連想しません。ヨード臭には病院の匂いです。
そうすると病院の匂いにアイレイモルトの香りを連想する貴方はスコットランド人並?
妄想が広がります(笑)。
もっと広く考えるとヨード臭はワインにもあります。過熟したブドウの種にヨード臭はあります。そうするとワイン文化圏には普遍的な香りかも知れません。ですからアマレットリキュールなどが流通普及しているような気がします。(初めてアマレットリキュールを飲んだ時の違和感たらありません。なぜ飲み物にするのか理解できませんでした。)
ヨード臭は、我々日本人には食べ物の香りではありませんが、ワイン文化圏の人々にとってはブドウの過熟した種のタンニンの香りなのでしょう。とりもなおさない真性ワインの味なのです。初源的にワインの香りと共通のものでしょう。
DNAに深く刻みこまれた味わいだと思います。
妄想がヒドくなっていきます(笑)。
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今日は暖かいですね。
May 02, 2010 by toshiaki |職業柄、常に匂いに注意を払う癖がついていますから、この時期になると外気に植物の香りや水分の香りが充満して、明らかな季節の変化を感じます。まあ、これは私に限らず皆さんもそうでしょうね。
でもその香りが嗅ぎ分けられると面白いです。普段無意識に通り過ぎていることに気がつき、新しい発見があります(笑)。単純に草の香りと言っても水辺と草原では違いますし、さらに日陰と日向では違います。もちろん草の種類によっても違うはずです。こうして香りを分離認識する作業が癖になると世界が広がります。結構楽しいですよ(笑)。視覚だけでなく、嗅覚でも物事を認識することは対象物に対する理解度が複層的になることですから、理解度が深まるように思えます。
犬じゃあるまいし(笑)、と言われると反論できませんが、犬よりは思考しますから役に立つと思います。
皆さんいかがでしょうかね?
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手書きチラシが良いですよね。
May 01, 2010 by toshiaki |何年か前に東京にご引っ越しされています。
『いやーお久し振りです。今日は横浜に行く用事があったから、途中下車しちゃいました(笑)。鶴見変わりましたね!駅ビルは壊してるし、競輪場はやめちゃうし。』
私曰く、『そーなんですよ。駅前のJFEの社宅も、もう誰も住んでいません。このあたりはますます都会の田舎の様相を呈してきました(笑)』
住んでいる私達も最近の変わり様の早さについていけないくらいですから、久し振りのIご夫妻には驚くほどだったみたいです。
『たまにホームページを見させて貰ってますが、やはりあの手書きチラシが良いですよね。あれ見るとホッとしますよ(笑)。』
『ありがとうございます。私も家内もアナログ人間なもので、じつはホームページの方は原稿を送るだけなんです(笑)。』マスキューの古くからのお客様は以外と手書きチラシを気にいってくださる方が多いのです。やはりお客様も我々の年代に近いのでしょうか?
なかにはわざわざ使わない切手を送って下さる方もいます。娘曰く『お客様というよりは親戚の伯父さんみたいだね。』
お世話になっています。この仕事を続ける原動力になっています。
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2000円くらいで心動かされるワイン
May 01, 2010 by toshiaki |スペインのレイシス1をつくったボデガス・サン・アレハンドロの特醸品です。高地で極めて樹齢の高いグルナッシュからつくられたワインです。
まあ、たしかに今風で飲みやすく出来てますが、明瞭な果実味と奥行きの深さは特筆ものでした。好きなワインだったんですが…。
残念!
『いつまでもあると思うなお金とワイン(笑)。』金言です。
まあ、ワインは飲まれてナンボ。売れ残ってしまうよりは遥かに嬉しいです。
2000円くらいで心動かされるワインを捜さねば!ブルゴーニュ以外だったら、ありそうですよね。こんな時どこの産地のワインを飲んでも、楽しめる自分が嬉しい(笑)?でも歳を重ねるにつれて産地のこだわりが無くなってゆく自分がコワイ?
生来の脳天気さが加齢に比例して加速度を増しているかも?歳を重ねるにつれてあまり先のことを考えなくなってきたような気がします(笑)。達観か?それともアルツハイマーか?
ややこしくなりそうですから、あまり考えないようにします(笑)。
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