Written on 2012 11
デカンタージュをどう思いますか
Nov 30, 2012 by weblogland |F君「マスキューさんはデカンタージュをどう思いますか?」
私「基本的にはしません。」
F君「澱が沢山あるオールド・ヴィンテージなんかデカンタージュした方が良いと思いますが?」
私「たしかにあの微粒な澱はワインの味わいを悪くしますよね。でも、オールド・ヴィンテージのワインをいきなりデカンタージュすることでワインを壊すことの方がリスクが高いと思います。」
F君「壊れちゃいますか?」
私「それより立てて置いて、ゆっくりサーヴィスした方が確実ですよ。」
F君「でも、お店でいきなりオーダーが入ったら、前もって立てて置けないじゃないですよね?」
私「そうですよね。前もって何日か前から出すワインが解っていれば良いのですが、現実にはそんなお客様は少ない(笑)。そんな時はとにかくワインを揺らさないように、澱を極力立てないようにサーヴィスするしかないですよね。」
F君「デカンタージュはお客様の意思にお任せするのがベストという事ですね。」
私「そうです。あくまでお客様次第ですから。」
F君「じゃあ、まだ若いワインを出す場合にはデカンタージュした方が良いのですか?」
私「カラフェですね。これも判断が難しいですね。基本的にはデカンタージュせずにゆっくり召し上がっていただくのがベストかと。大きめなグラスでゆっくり飲めば同じですから。いきなりデカンタージュするとバランスを崩すことがあります。」
F君「そうするとソムリエの仕事が無くなる(笑)。」
私「お客様のデカンタージュの意思があればするべきですし、お店によってはデカンタージュの前にグラスに一杯注いでおき、デカンタージュしたワインとの違いをお客様に楽しんでもらうサーヴィスの仕方をするお店もありますよ(笑)。」
F君「へぇー。それ楽しそうですね(笑)。」
私「間違っても『まだ若すぎるから飲めません!』などと言ってはダメですよ(笑)。」
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スポンサ・ヴェロネーゼ美味しくなって来ています
Nov 29, 2012 by weblogland |イタリア ヴェネトのテヌータ・サン・アントニオが造る赤ワインです。アマローネしたカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしたワイン。入荷当初から比べると明らかに向上しましたね。
カベルネ・ソーヴィニヨンらしさは相変わらずなのですが、バランスが良くなっています。やはり酸がありますから、味わいが落ちません。暖かいニューワールドのファットなだけのワインですと、こうはゆきません。
でも不思議ですよね。アマローネしたワインは基本的に他のワインとは濃度が違いますから、ミスマッチなはず。そうするとアッサンブラージュされた後、繋ぐ酸が多いと考えるべきか?
飲んでみて、まだまだ進化する予感がありましたから驚きです。
解らないことは沢山ありますね(笑)。
もうしばらくこのワインを追跡しなくては!
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年の瀬です・・・ちょっと早い?・・・
Nov 29, 2012 by akiko |マスキューでも お歳暮のご注文をいただいたり、暮れのワイン会用ワインを探しにご来店くださる方が
増え始めています。
皆さん、プレゼントやワイン会に持って行くワインを 選ぶとき どうなさいますか。
私が お選びするときには お相手のお好みをお聞きするのは もちろん当然なのですが、
ひとつ 気をつけているのが 食事の好み。
普段 和食をよく食べる あるいは 魚より肉が多い それによって 喜ばれるワインは違ってきます。
また もうひとつ 気をつけるのが 何歳の方に プレゼントするのか ということ。
ご高齢の方に バリバリ パワフルなワインをプレゼントするのも どうかと思うし、
お食事の内容にも合わないんじゃないかなぁ と想像します。もちろん それぞれのお好みはありますが。
また ワインを飲み始めたばかりの方に プレゼントする場合も よくよく 気をつけねば。
場合によっては 飲んでも なんだかよくわからなかった・・・なんてことになっちゃいます。
贈り物って 難しいけど 選んでいるときは とても 楽しい。
贈り物選びの いいお手伝いが出来るように がんばります。
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ワインを理解する近道
Nov 29, 2012 by weblogland |写真向かって右から
●『ツヴァイゲルト』2010年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー販売価格(税込):
1,430円
〇『グリューナー・ヴェルトリーナー』 2011年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー販売価格(税込):
1,430円
〇リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ販売価格(税込):
1,695円
こうして1リットル瓶のワインを並べるとなかなか可愛い(笑)?
今この3種類の1リットルワインがありますが、奇しくももドイツ語圏。
輸入元も同じ(笑)。
でもたまたまそうなっただけですから、深読みはしないでくださいね(笑)。
赤のツヴァイゲルトは優しくて上質なボジョレーのよう。白のグリューナー・ヴェルトリーナーは中華料理にぴったり。あと最近の扱いのリースリングは日本人の味覚に寄り添う可愛いヤツ(笑)。
私、この3種類だけしかワインの選択肢がなくとも、一年は耐える自信があります(笑)。
うーん。
白がなくても赤のツヴァイゲルトだけでも大丈夫ですね(笑)。
飽きのこない良いワインなのです。
資格試験を目指す方には特にオススメ。様々なワインを飲むことも大事ですが、ちゃんと造られた良いワインを飲みつづけることが、ワインを理解する近道なのです。
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エンリケのラ・リニア
Nov 28, 2012 by akiko |はまってしまって。
一筋縄ではいかないワインなんですが、とにかく 美しく強い。そして 絶妙。
一口目に まず その濃さとエキゾチックな香味に びっくり。
徐々に甘さがきれいに感じられて、ボディはだんだん重くなっていき、エキゾチックと感じた香味が
より明瞭になってくると スパイスやコーヒー・チョコレートにハーブなどのニュアンスが複雑。
こういった多彩な要素が うまく絡み合って ワインじゃないみたいな飲み心地です。
リニアって 英語のラインのことで、輸入元さんの説明によると 国境線 を意味するとのこと。
確かに コート・デュ・ルーションは スペインのごく近くであるし、生産者の名前もエンリケ。なるほど。
ただ それだけでなく
このワインの 一歩 踏み違えるとバランスをとるのが難しい、絶妙なバランス・美しさ・豊かさを思うと
これしかない一本の道 そんな 意味も感じる私です。
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トップ・セラーはリースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ
Nov 28, 2012 by weblogland |試飲会のトップ・セラーはリースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a.でした。1リットル入ったドイツのやや辛口白ワインでした。
実は意外でした(笑)。マスキューのチョイスの傾向は、酸がしっかりしたタイトなワインが比較的多い傾向があります。品種の特徴が出たワイン、個性的なワインを意識して捜します。ですから、柔らかで飲み手の意識が離れるようなスタイルがうけるとは思いませんでした(笑)。
一日の仕事が終わりホッとした後、家族と楽しく食事する日常。余計なことを考えずに過ごす時に邪魔にならない良さって必要ですよね。とりあえずそこそこ美味しければ良い(笑)。
そんなさりげない良さって、我々のチョイスでは欠けることがあると気がつきました。
深く考えない良さって、生活する中では必要ですね。
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実は今日、試飲会に行きました。
Nov 26, 2012 by weblogland |あけて見ると、マルゴーのグラン・ヴァンを中心に2008年と2009年を比べながら飲める豪華版でした。
おー!こりゃ凄い!
2009年はさすがに良い作柄ですね。基本的にダメなワインはありません(笑)。中でもカルボーニュの白が素晴らしかったです。これほど堂々としたカルボーニュは初めてでした。あとソーテルヌのシャトー・ギロー2009年は飛び抜けてます。パワー、バランス、深み、複雑さのすべてが高次元で達成されてます。唸っちゃいました(笑)。名に恥じないワインですね。
あー、楽しかった(笑)。
良い勉強になりました。
あっ!
Kさんを誘うの忘れてた!
ゴメンなさい。お許しを。
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桝久 試飲会リポート
Nov 26, 2012 by weblogland |ご来店が夕方に集中して行き届かないこともあったと思いますが、お許しください。
それでは、まずドイツのリースリング・トロッケン
〇リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1695円税込み スクリュー・キャップ
「あっ!飲みやすい(笑)。」
「ドイツのリースリングだからもっと甘くて酸っぱいかと思いましたけど、違いますねぇ(笑)。食事に合わせ易そう。」
家内「野菜、特にこれから寒さが増して甘くなる白菜なんか合うはず。」
「鍋にも良いかも。」
家内「味噌にも合いますよ(笑)。」
「思いきって白菜すきなんかどう?」
私「甘い上等な白菜が手に入ったら最高ですね(笑)。」
「野菜のてんぶらやお寿司もいけそう。」
「これは冷蔵庫に常備したいワインですな(笑)。」
「すぐに飲んじゃうからセラーに入れる必要もない。スクリューキャップなのも楽でイイね。あれ?瓶太くありません?」
私「たっぷり1リットル入っています(笑)。」
「スクリューキャップって良いイメージがないんですが、大丈夫なんですか?」
私「はい。10年も寝かせる必要のないワインでしたらかえってスクリューキャップの方が安全かと。滅多なことで漏れたりしませんし、異臭が着くこともありません。あと世界のトレンドとしてコルクよりスクリューキャップの方がエコだと評価されてます。しかもコルクより安い(笑)。」
「じゃあ、スクリューキャップが普及すると困るのはソムリエさんですか(笑)?」
私「おっしゃる通り(笑)!」
「あと、このワインは辛口ですか?それとも甘口なんですか?」
私「ドイツ語でトロッケンと言うと辛口と訳されます。我々日本人の味覚からするとこのワインは旨口な甘さ加減ですよね(笑)。残糖と酸のバランスが良く、糖分が目立ちません。」
「ところでこのワインはドイツのどこら辺で造られたんですか?」
私「えーと。もうフランス アルザスとの国境付近ですから、ドイツ最南部です。生産者のショイはアルザスにも畑を持っています。国境線は関係ないみたいです(笑)。」
「あの辺りはしょっちゅう国境の線引きが変わるから、住民の国境に対する感覚も違いますよね。」
「そうそう。国境線なんて後で勝手に人間が引いたものですから、この点あまり意味がない(笑)。」
私「勝手に畑に国境線引かれても、そこに変わらぬ生産と生活があることは素晴らしいことですよね。」
「どっちに税金払うかって話だもんね(笑)。」
時節柄、国境の話で妙に盛り上がる。
さて続いてもスクリューキャップの白
〇ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
「マスキューさん、久しぶりのロス・カルドスの白ですね。一時期止めてましたよね?」
私「良くご存じで!実はワインの調子が悪くなったので止めました。でも今回、醸造長が変わり素晴らしい出来栄えとなりました。再復活となりました(笑)。」
「旨いね。これ。本当にソーヴィニヨン・ブランなんですか?!」
「しかも安い!」
家内「醸造長のボナミさん曰く、『ニュースタイルを目指す』と言ってました。」
私「彼は白ワインのスペシャリストのようです。特にソーヴィニヨン・ブランには並々ならぬ思い入れがありました。」
「このワイン、ソーヴィニヨン・ブランの癖は無くはないけど、目立たない。エレガントだよね。酸もしっかりある。」
「ちゃんと主張してるよね。」
「うーん。近いと言えばロワールかな。でもちょっと違う。」
「ドイツのショイは小樽町民利益還元ワインに似てる(笑)。アルゼンチンの白もなんか飲んだことあるんだよね。」
私「そーだ!余市のケルナー!」
「そうそう。あれって国際的に通用する日本の白ワインだよね。」
私「そーです!日本が誇れる数少ないワインです!」
北海道出身のワイン・ラヴァーOさんと勝手に盛り上がってしまいました(笑)。
「ところでマスキューさん国産のワイン扱ってないけど、飲むんですね(笑)?」
私「ばれました(笑)。最近はほとんど飲んでませんが、以前はだいぶ調査がてら飲みました。もちろん過去に売ったこともあります(笑)。」
冷や汗かいちゃいました(笑)。
さて、後半の赤ワインです。ちょっと並びが変わりました。
●ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
「あれ?このワイン赤の一番手でしたっけ?」
私「すみません。急遽一番手にしました。なにせ他の3本が個性的なものでして…。」
「いいね。安心して飲める(笑)。えーと、ヴィンテージは2005年ですか。ポテンシャル高いですね。」
「間違いなく右岸ですね(笑)。タンニンが良いですね。」
「こないだこのワイン飲みましたたけど、抜栓してから3日経っても変わらないほどしっかりしてましたよ。濃ければ頑丈だという方程式は万能じゃないという証拠だよね。」
私「中身に何が入っているか秘密なのですが、シャトー・アンジェラスのオーナーの名前をつけたキュヴェですから、変なワインは入れるはずはないかと。」
「そーだよね(笑)。ブライドがかかってるよね、このワイン。」
「あのアンジェラスのオーナーが小銭稼ぎで自分の名前付けてワイン売ったなんて言われたら末代までの恥だもんね(笑)。」
「でも、それに近いことやってる奴はいるよね(大爆笑)。」
「僕も名前で売れるほどビッグになりたい(大爆笑)。」
私「憧れますね(笑)。」
皆さん辛口のボルドー・ワイン・ラヴァーです。良いワインをしっかり見抜きます。さすが!
さて、次はプリミティブで端正な野生児
●ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
「いかにもルーションのワインですね。マスキューさんのプリミティブの意味通りですね(笑)。」
私「ありがとうございます。でもネゴス物だから凄いかと。」
「そーですよね。ネゴス物だからと言って馬鹿にできませんよね。フランスって奥深いですね。」
「柔らかくて濃くて、しかも味わいがハッキリしてますよね。最近のマスキューさんのテーマ『明瞭』ですね(笑)。」
私「いやはやお恥ずかしい(笑)。」
「このワイン、モノセパージュみたい。すごくバランスが良いですよね。余分なものが入ってないような感じかな。」
「この土の感じがたまりません!土の味のするワインって好きなんですよね(笑)。」
家内「私も好きなんですよ(笑)。風景が浮かんで来ちゃいます(笑)。」
「ジャムやコンポートのニュアンスが押し付けがましくなくてエレガント。体に染み入るね(笑)。」
「シンプルなんだけどシンプルじゃないみたいな(笑)。」
さて、次はシラーの新機軸?
●ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
「うーん。綺麗だなぁ。綺麗過ぎてブラインドティスティングしたら外すね(笑)。」
「赤いベリーの香りがはっきりわかる。あと舌触りが素敵。滑らか。」
「シラーって暴力的(笑)だと思ってたからびっくり(笑)。こんなシラーあるんですね。」
家内「力強さは隠れてますが、実は堅牢なんですよ。スパイシーさも全開(笑)。」
時間が経つに連れだんだんらしさが出てきました。
「なめし皮みたいな感じ?納豆(笑)?」
私「私のグラスのワインは今日の2時に注いだものですが、ペパーミントの香りがし始めました。濃いシラーの特徴です。」
「あっ、本当だ。ワインって面白いんですね。」
「品の良いシラーって初めて。」
私「私もです(笑)。」
さて最後は私のマイブーム(笑)。
●ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
「うわっ!圧倒的だな!」
「あれ、これってでも2010年でしょ?飲みやすい?」
私「そーなんです。この点今風かと。」
「どれくらい持つんでしょう?」
私「正直解りません。すぐにヘタリはしないとは思いますが…。通例物の本では5年くらいと言われてますが、定点観測の対象です(笑)。」
「グルナッシュってピノ・ノワールっぽくなるんですね。」
「うーん。たしかにピノ・ノワールっぽいけど、やはり違う。飲んでるとクラクラしちゃう(笑)。」
「アルコールに弱い私には重荷(笑)。」
「やっぱり濃くてカロリーの高いワインは旨い!カロリーオフなんか糞喰らえだ(大爆笑)。」
私「毎日は飲めなくともたまには良いですよね(笑)。」
皆さん昨日はお疲れ様でした。
良い勉強になりました。
ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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本日は試飲会へのご参加ありがとうございました
Nov 25, 2012 by weblogland |まだバタバタしておりますので、詳細は明日ホームページにてお知らせいたします。
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日11月24日はマスキューの試飲会です
Nov 23, 2012 by weblogland |お客様「こんにちは!明日行けないんで今日きました(笑)。えーと。明日はどのワインでしたっけ?」
私「わざわざありがとうございます。奥のテーブルに並んでますので…。」
お客様「ほうほう。ドイツのリースリングが気になりまして(笑)。」
私「なかなか良く出来てますよ。ドイツワインと言うよりアルザスに近いかも。」
お客様「良いですね(笑)。好みなんですよ。ところでマスキューさん最近ローヌに凝ってますよね?」
私「はい。割とコストパフォーマンスに優れたワインが見つかるんで…。ちょっとアルコール分は高いのですが…。今回もメインはジゴンダスです(笑)。」
お客様「そうそう先月のシャトーヌフ良かったですよ!試飲会には出なかったけど(笑)。数が少ないだけありましたよ。ところで、このジゴンダスはすぐ無くなったりしませんか?」
私「シャトー・ファゲェロールの『アントナン』気に入ってくれましたか?ありがとうございます。このエスピエのジゴンダスはあれよりもっとピノ・ノワールっぽいかと。数はどうにか大丈夫かと。」
お客様「とりあえず試飲会に出るワインとシャトーヌフいただけますか?」
私「ありがとうございます。」
明日が楽しみです。
皆さんのお越しお待ちしております。
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試飲会に 備えて・・・葛根湯
Nov 23, 2012 by akiko |辛すぎる・・・。急ぎ、近所の薬局へ 駆け込みました。この薬局は とても見立てが良くて、頼りになります。
で、今回進めてくれたのが 私初体験の 漢方。葛根湯(液体)と地竜エキス・桔梗エキス配合の顆粒。
両方を熱湯に溶かして 飲むといいですよ とのことでしたので さっそく実行。
初めて 飲むものは何故か テイスティングモードに入ってしまう 私。
色は 褐色。オロロソとかリヴサルトの感じ。ワインだとしたら 傷んでいる色に見える。やや濁りあり。
鼻が詰まっているので 匂いはまったくわからない。
口に含むと ニッキの強い味。モストコットのような甘み。なんだか判らないけど木の根の苦味。
熟成した シェリーのような、でも ものすごく硬くて飲みにくい。甘いんだか苦いんだか・・・の味。
・・・とにかく私はニッキが大の苦手なので はっきりいって 不味い。
我慢して 全部 飲んだ甲斐があり その日のうちに 体調は劇的に回復、です。
これなら 明日の試飲会 いい感じで臨めそうです。T薬局さん ありがとう。
明日は マスクをつけての店番になると思いますが よろしくお願いします。
ご来店 お待ち申し上げます。
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ソムリエの勉強、マスキューの試飲会で味を覚える
Nov 22, 2012 by toshiaki |「ごめんください。ご無沙汰しております(笑)。」
私「あっ!O君!久しぶりですね。今どうしているの?」
O君「あのレストランにまだいます(笑)。就職祝いで頂いた『ドンナルーチェ』が忘れられなくて買いにきました。」
私「それはそれは良かった(笑)。ありがとうございます。」
実は以前勤めたお店を移った時、O君はわざわざ挨拶に来てくれました。今度はイタリア・レストランに勤めると聞いて、お祝いに『ドンナルーチェ』を差し上げました。
O君「『ドンナルーチェ』って美味しいですよね。甘いんですが砂糖の甘さじゃなくて…。上手く言えませんが(笑)。ところでどうすればソムリエの資格取れますか?先々のことを考えたら金バッチが必要だと思うのです。」
私「ソムリエの資格を真剣に必要だと思うことが一番大事です。ですからO君は大丈夫ですよ(笑)。」
O君「勉強の仕方も解らないし、どんなワインが美味しいのかも解りません。」
私「でも『ドンナルーチェ』を美味しいと思ったんでしょ(笑)?解るじゃないですか(笑)。」
O君「そう言われればそうですが(笑)…。」
私「マスキューの試飲会に毎月来れば味わいは覚えられますよ。タダだし(笑)。」
O君「でも、勉強がかなり大変そうですよね?」
私「そりゃあ、すべて完璧に覚えるの大変です。でも一次試験は70点でも100点でも合格ですから、70点で合格できる勉強の仕方があります。とりあえず教本を買って、熟読してみてください。覚えようとしなくて良いですから。」
O君「でも、その後の二次試験の実技が…。」
私「一次が受かったら特訓してあげます(笑)。」
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一番出来の良いパーセルだけで造ったパッソピッシャーロ
Nov 22, 2012 by toshiaki |アイテム数も50本弱くらいでちょうどよかったです。
面白かったのはイタリア シチリアでフランケッティさんが造るパッソピッシャーロです。通常のものとラベルが違うので、よく見ると、標高の違う畑シリーズで4本出ていました。
●ランバンテ2010年
●シャラヌオヴァ2010年
●ボルカリア2010年
●キァッベ・マチーネ2010年
上から標高の高い順で、一番出来の良いパーセルだけで造ったそうです。
飲んでみると確かに違う、基本的にネレッロ・マスカレーゼ独特の味わいがしますが、微妙に違う。それぞれ長い生命力を持ったグレートワインでした。
ふと疑問に思ったのですが、これらをアッサンブラージュしても通常のパッソピッシャーロにはならないのでは(笑)?
聞いたところ、やはりそうでした。一番良い部分を取り出してますから、パッソピッシャーロを凌ぐようでした。あとパッソピッシャーロの方が早飲みに造られてますね。きっと。
良い勉強になりました。
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ピニャテッロ、ワン・ランク質が上がったような気がします
Nov 20, 2012 by weblogland |うーん。
ヴィンテージの性ですかね?
セパージュはネレッロ・マスカレーゼとネロ・ダーヴォラと変わりません。アッサンブラージュに一工夫加えたかも?フレッシュな酸が秘密の鍵かも?
今までこのワインを「ソース焼きそばに合うワイン。」として皆さんに紹介してましたが(笑)、もう少し昇格させた方が良いかも?トマトやオリーブオイルとの相性は鉄板ですね。
一応ソース焼きそばにも合うとは思いますが…。
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実はジュ・ド・レザンは作柄が冷涼で不作の年の方が旨いのです
Nov 19, 2012 by weblogland |ジュ・ド・レザンがやってくる!
去年も一昨年も先一昨年もこの時期唄ってましたっけ(笑)。
毎年恒例、私の大好物でもあります。
今年はどんな味わいでしょうか?実はジュ・ド・レザンは作柄が冷涼で不作の年の方が旨いのです。もともとワイン造りに適していないコニャック地方。葡萄の糖度が高くなりません。出来上がりのワインも酸が強く水っぽくなりがち。こんな事情があり、出来上がったワインを蒸溜するブランデー造りが盛んになりました。
でも、だからジュースとして飲むにはくどくなくてちょうど良いのです。今年のような作柄は酸が多く糖分をマスキングして、甘さをあまり感じない大人の味わいのはず。
去年のように作柄に恵まれ過ぎると強すぎて、お子様の中には拒絶してしまう事もありました。
「今年はどんな具合かな?」
親子で確認しあうなんて良いですよね。年に一度の豊かな楽しみなのです。
ところで作柄が悪く収穫量が半減したため、マスキューの割り当ても半減。毎年、暮れに入荷してから翌年の一月いっぱいくらいは売ることができましたが、今年は無理そうです。年内の販売がやっとこのような気がします。あまり煽るようで気が進みませんが、早めのご予約をお勧めいたします。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Nov 18, 2012 by weblogland |今回は新着ワインです。
まずはマスキューでは珍しいドイツの辛口白ワインです。
〇リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1650円税込み スクリュー・キャップ
久しぶりの辛口リースリングです(笑)。
「なんだ。モーゼルじゃないんだ!」などとはおっしゃらず(笑)。
ドイツでは食事に合わせる普段飲みの辛口白ワインを割とつくっています。昔はいい加減な物が多かったのですが(笑)、このワインはいけるかと…。
そしてようやく復活したアルゼンチンのドニャ・パウラが造るソーヴィニヨン・ブランです。醸造長も変わり心機一転、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランを造っています。
〇ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
一時期調子が悪くなってましたが、復活しました!おそらく世界で一番癖のないソーヴィニヨン・ブランかと。先々ソーヴィニヨン・ブランのリーダーになるかも?
そしてこれから赤ワインが4本。
まずはボルドーの良心
●ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
このワイン格はいわゆるネゴシアン物のボルドーA.C.。マスキューでは基本的には扱わないランクのワインです(笑)。
テクニカルの資料もほとんどなく、解ることはラベルに書いてある、セパージュはメルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。バリックで12ヶ月の熟成くらいです。
でも、このワインとても美味しいのです。それには訳があります。
ラベルに大きく書いてある銘柄名『ユベール・ド・ボウアール』。ディープなボルドーファンならもうお気づきかと(笑)。そう、あのシャトー・アンジェラスのオーナー ユベール・ド・ボウアールのことです。
このワイン中身に何が入っているかは企業秘密のようですが、まず右岸であることは間違いなし(笑)。特にシルキーで奥深く上品な舌触りのタンニンはサンテミリオンの極上ワインに通じる高貴さがあります。
通常の試飲会でしたら赤のトップバッターにはしませんが、きめ細かなタンニンを是非とも味わっていただくために、本日の赤ワイン一番手といたしました(笑)。
そしてローヌのエレガントなシラーです。
●ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
力強さに美点がデフォルメされがちなシラーですが(笑)、たまにはこんなにクリーンで美しいシラーも良いかと。シンメトリーな味わいに経験値上がること間違いなし!?
さて次は何番目に出すか?順番に悩む個性派
●ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
私の愛するドメーヌ・ラファージュの近所のワインなのですが、スタイルはラファージュとは真逆。バランスは良く飲みやすいのですが、ワイルド(笑)。リヴサルト造りで有名なアペラシオンの特徴を好きになるか?拒絶するか?決めるのはあなたです(笑)。
最後は大物です。あまり知られてないローヌのジゴンダスです。
●ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
このワイン、グルナッシュ75%、シラー25%のジゴンダスらしい古典的割合。でも味わいは極上のピノ・ノアールのような滑らかさと香りの広がりがあります。
衝撃的ですぞ!
皆様のご来店お待ち申し上げます。
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ドニャ・パウラ マスキュー的考察
Nov 18, 2012 by weblogland |今や世界第5位のワイン生産国アルゼンチン、その全体の80%がメンドーサ州で造られています。中でも優良な産地はルハン・デ・クージョ(セントラル)を中心に、ノース、イースト、セントラル、ウコ・ヴァレー、サウスの5つのサブ・ゾーンが設定されています。(セントラルから畑が広がった結果のようですから、まだこの先サブ・ゾーンが広がる可能性が大です。)
ドニャ・パウラもセントラルのウガルテックに畑と醸造所を持ち、南隣のウコ・ヴァレーのトゥプンガトに畑を所有するようになったようです。現在は同じウコ・ヴァレーの南西端アンデス山脈の際にグァルタラリーとサウスのアルタミラに畑を所有しています。なんと総面積704ヘクタールだとか。40名の栽培責任者が分担して管理しています。ちょっと考えられない効率の良さです。
平らな土地に葡萄だけが整然と植えられている畑ですから作業効率が良く、しかも雨は200mlほどしか降りませんからアンデスの豊富な伏流水を集中管理することで潅漑も完璧です。また、基本的に農薬を撒く必要もありませんから余分な手間がかかりません。(場合によってボルドー液等は使うようですが。)冬に堆肥を撒く程度のようです。
また、日照が強いため葡萄樹の仕立てが高く葉を十分繁らせる必要があります。このため畝間も広くとりますから細かな剪定作業も行う必要がないようです。さらに害虫もつきませんから葡萄果は健全にかつ均等に生育しますのでグリーン・ハーベストや摘果摘房の必要もないようです。驚くことに撰果もほとんど必要ないようです。夏場の雹を防ぐネットを張ることと、春先に吹く風速80メートルにも達する(世界3大突風とのこと。)アンデスから吹きおろす突風に備えて針がねや潅漑用ホースを支える支柱を強固にすることくらいが余分な手間のようです。
ただでさえ土地は広いですし、超効率的な管理が可能ですから葡萄栽培地は広がる一方です。「逆にテロワールが無い同じようなつまらないワインが大量に造られる可能性もありますね?」と聞いたところ、畑をボーリングして徹底的に調べると言っていました。
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さすがカンソン社
Nov 16, 2012 by weblogland |今、昨日開けたボジョレーとボジョレー・ヴィラージュをまた飲んでみました。
まず、共通してリンゴ酸を強く感じますね。気温が上がらなかった感じがします。厚みのあるヴィラージュはリンゴ酸を上手くマスキングしてますね。価格の差ですか(笑)。
あと、思った以上にバランスを保っています。線は細いのですが、崩れません。より糖度を上げられるよう、最大限の努力をしたようです。クリアネスもありますから葡萄果の選別もしっかりやってます。単に農家からワインを買うだけのネゴシアンでは、こうはいきません。農家と良い関係を結んでいるようです。
さすがカンソン社。
恵まれた作柄の年は誰もが苦労なくワインを造れますが、今年のようなハードワークを要する作柄では、栽培の尽力が欠かせません。カンソン社は栽培・管理にも力を注いでいますね。ネゴシアンとしての役割がこんなところからうかがえます。
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ボジョレー・ヌーヴォ2012年飲みましたか?
Nov 15, 2012 by weblogland |何を?って
ボジョレー・ヌーヴォ2012年です(笑)。私は今ティスティングしたところです。普通は今晩でしたね。
マスキュー恒例のカンソン社の2012年は如何に?
まぜボジョレーの方は、普通の感じですね(笑)。2011年より明らかに小ぶり。酸はフルーティーになっていますが、もうちょい厚みがあれば…。作柄を考えるとよく頑張っていますね。小ぶりながらまとまってますからどうにか及第点かな。
ヴィラージの方もいつもより落ちますね。カンソンのヴィラージュは2011、2010年など糖度がしっかり上がるとコンポートのようなニュアンスが出て、クリュ・ボジョレーの世界となりますが、今年はちょっと無理だったようです。まあ、普通のボジョレー・ヴィラージュの印象でした。
収穫を遅らせて糖度が上がるのが待てないヌーヴォ造りの難しさが出たようです。出来上がりの甘さや深さに欠けてしまったようですね。
まあ、厳しい作柄でしたから、良く頑張ってくれたと誉めるべきですか。
とにもかくにも新酒が出来たこと万歳なのです(笑)。
今マスキューでは試飲出来ますから、お寄りの節に飲んでミソ(笑)。
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ジュ・ド・レザンの入荷予定が決まりました
Nov 15, 2012 by weblogland |あー、良かった(笑)。
でも割り当て数が半減しました。
がーん!
毎年恒例の商品としてマスキューではずっと扱ってきましたが…。
去年は生育が一ヶ月前倒しになった上に酷暑でしたから、入荷は今年より一ヶ月以上早まりました。もちろん酷暑により収穫減でしたから、割り当てが初めて減りました。やはり農産物だと実感しました。
今年はコニャック地方も例外に漏れず不作、なんと割り当てが半減!こんなに減るとは…。
マスキューでは、数が確定するまで予約販売をしないことが皮肉にも当たりました。(嬉しくありませんが。)数が足りない上に先行予約したら、えらいことになります。レストランや毎年楽しみにしているお客様に迷惑をかけてしまいます。
とは言え、我々販売者は代替え品を探したりして凌ぐことができますが、生産者は収入が半減します。農業のリスクを実感しました。
決まった広さの畑から出来る収穫量は限度がありますし、限度を超えて生産すれば品質が低下します。農家にすれば適正量を適正価格で売れることが一番のはず。ジュ・ド・レザンは本業のコニャック造りのおまけみたいな商品ですからそれ自体は影響しないとは思いますが、本業のコニャック造りに今年の作柄が影響しないか心配になります。
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Eテレ シャキーンが面白くって・・・
Nov 14, 2012 by akiko |今 朝7時から放送しているNHK Eテレの シャキーン が 妙に面白い。
不思議な動きがキュートなナオト君、一歩先行く星人という 出色のキャラクター。
十人十色、るるるの歌 なんていう 考えさせられる名曲。なかなかに奥深い番組です。
子供向けと侮ってはいけません。物事の切り口が すっごく意表をついていて 面白い。おすすめです。
Eテレを こんなに頻繁に視聴するようになったのは 語学番組がきっかけです。
日替わりで イタリア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語。この4カ国は全てワイン産出国。
つづけていれば ワインに関すること なんか言うかも くらいの軽い気持ちでみていたのですが
意外や意外、ワイン畑が映ったり ワインそのものを取り上げたり、ワインを買うとき・楽しむときなどなど
頻繁にワインが登場します。
また、ちょっと 気をつけて聞いていると あっこの単語ワインのラベルに書いてあったとか、
形容詞が具体的に判って ワインに反映できたり と かなり 役に立ちます。
・・・語学はあんまり得意じゃないので 自分でしゃべったりは できそうにありませんけど・・・
そんなこんなで Eテレのお蔭で すっかり テレビっ子になってしまいました。
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見るだけ(笑)-ボジョレー・ヌーヴォ2012年
Nov 13, 2012 by weblogland |ボジョレー・ヌーヴォ2012年です(笑)。
まだ15日まで消費したり販売してもいけませんから、見るだけ(笑)。
眺めて解ることだけですが、ヴィラージュはアルコール分12.5%、ボジョレーの方が12%ですね。
えーと、2011年と同じに出来上がってます。カンソン社の今までの例からですと失敗のない出来かと。この会社、基本的に酷い作柄以外はほとんど補糖しませんから、ちょっとホッとしました。ヴィラージュですと12%の表示だと心配になりますが、12.5%だとラインクリアだと思います。
あと色ですが、ボジョレーとボジョレー・ヴィラージュでは明らかに色が違いますね。どちらもボジョレーらしい紫がかったルビー色。ただしヴィラージュの方が濃いですね。品質の差がはっきりしているようです。おそらく難しい作柄でセレクションの際、葡萄の優劣の差が大きかった感じですね。恵まれた作柄ですとあまり色の差は大きくありません。
見て解ることはこんなところですか。
早く15日にな~れ!
皆さん黒いボジョレーにはご注意を!
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ビオに関するもの 読んでます
Nov 13, 2012 by akiko |認証を取得してはいないけれど ビオディナミというワイナリーもあれば
化学的なものは極力排除というワイナリー など 様々ですが、
農薬や化学肥料、除草剤、殺虫剤等を使用しないで育てたブドウで作られたワインには
しぜんな風味が美しく、伸びやかな印象がある。広がりが奥行きがある。
それが 大きな違いだなぁ なんて 最近感じています。
そこで ビオディナミ 自然派 な 人たちの発言や ワイン本の記事など捜して読んでいます。
真摯に取り組めば それだけ 苦労が増える 自然重視のブドウ栽培です。
ワイナリーの努力に頭がさがります。
美味しいワインを作るために 試行錯誤した結果がビオだよ、毎日が楽しいよ なんて
さらっと言っちゃうワインメーカーさんが 多くて 感激。かっこいいなぁ。
(会ったことないけど)大きな声で お礼を言いたくなっちゃう。
美味しいワインを ありがとうございます。今日も心して 飲ませていただきます。
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サン・ブリ-素晴らしいコストパフォーマンス
Nov 13, 2012 by weblogland |ドミニク・ボーのサンセールが無くなり、ショックのあまり忘れていました(笑)。
サン・ブリです!
サンセールに変わるお値打ちワインはこれです!
ドメーヌ・グラン・ロシェの2009年です。良いんですよ、このワイン。
マスキューでは人知れず細々と売ってきましたが(笑)、かなりレベルが高い!もともとサン・ブリはシャブリとサンセールの中間の内陸部にありますし、ソーヴィニヨン・ブランを使った産地です。厳しい気候条件からヴィンテージによるバラツキも大きいのですが、欠点のない2009年ヴィンテージでまだ売ってました(失礼)。
サンセールももちろん探していますが、コストパフォーマンスを考えたら、グラン・ロシェのこのワインを優先します。だって1860円ですから(笑)。
インポーターさんに問い合わせたところ、あと200本くらい残っているとのこと。こっそり売り続けます(笑)。こっそり声をかけてくださいね(笑)。
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2012年のイタリアは素晴らしい作柄かも!
Nov 11, 2012 by weblogland |2012年のイタリアは素晴らしい作柄かも!
今日は11月11日の日曜日です。ワインの調べものにちょっと疲れて、今ノベェッロを飲んでます(笑)。11月1日に抜栓した残りのワインです。
トスカーナのグラウヴェペーザ、マルケのガルフォリ、プーリアのコンティ・ゼッカのワインです。
もう抜栓してから10日経ってますが、それなりに旨い(笑)!
トスカーナのグラウヴェペーザのワインは全体の緻密さがあります。緩さがなく、揺らがない良さ。ようやく出来上がった風情が凄い。
マルケのガルフォリは香木や漢方薬のような独特の香り、液体の上質さは抜栓時と変わらない驚き。
プーリアのコンティ・ゼッカはメロンのような高貴なニュアンスが…。甘さだけのワインではありませんね。
うーん。
全体に2011年よりアルコールは凌いでいませんが、実にバランスが良い。2011年と2012年は長い将来に亘って比較されるべきヴィンテージになるはず。場合によっては驚く生命力を発揮するはず。
あー。
美味しい(笑)。
ようやく解ってきました。
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今週はよくワインを飲みました
Nov 11, 2012 by weblogland |今週はよくワインを飲みました(笑)。週中に同業者の集まりがあり、ワインをかなり飲みました。レストランで食事をしながらですから、すすむすすむ(笑)。あっという間に白、赤、赤、赤。ちゃんとした料理を食べながら飲むと美味しいですね。
もちろん家に帰ってから、テイスティングを兼ねてまたワインを飲みました。ちょっと飲み過ぎですかね(笑)。まあ、気持ち悪くなったり、翌日調子が悪かったりしない程度ですから、良しとしましょう(笑)。体調が悪かったり、体力が落ちると量は自然に落ちますし飲みたくもなくなるはず。ましてや病になったら終了です。ほどほどにワインを美味しく飲めるうちが花。いつか飲めなくなる時まで飲み続けます(笑)。回りに心配と迷惑だけかけないことだけは願ってますが。
あと、私は体質的にもワインが体に合っているような気がします。変なワインさえ飲まなければ、調子が悪くなったりしません。面白いもので添加物の多いワインは体が受け付けず、拒否反応が起こります(笑)。まずくて飲みたくなくなります。
習練の賜物か(笑)?
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今回は残念
Nov 10, 2012 by weblogland |ボルドーのプチ・シャトーのちょっと古い飲み頃に入ったワインです。1999、1998年位のものです。もともと豪華なワインではありませんが、ちゃんと造ったワインならば、それなりに熟成感があるはずです。1000円代で売れる価格帯ですから、良いのに当たればラッキーです(笑)。数本取り寄せました。飲んでみると…。
うーん。
心ときめきません。ゆっくり二日にわたって飲みましたが、良いところを見つけられませんでした。
ワインの味わいはたしかに値段なりなのですが、真面目に造っていれば飲み手を魅了する何かがあります。今回は残念!
でも、まだイタリアワインの取り寄せたものもありますから、希望を捨てないで試してみます(笑)。
安くて美味しいワインはそれだけでレアですから、見つけた時の喜びは格別。楽しい仕事なのです(笑)。でもダメだとちょっと悔しい(笑)。只飲みだと悔しさが湧いてきませんから、真剣なチョイスができません(笑)。お金を払って取り寄せたサンプルですから、安いからと逆に欲をかいて取らなくて良かったと思えます。貰ったサンプルだと断れませんからね(笑)。
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ヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』
Nov 09, 2012 by weblogland |ヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』の第9版が手に入りました。
ずいぶん厚くなりましたね(笑)。価格も第8版より200円高くなって4700円。もう辞書並の厚さですね。
確か最初の頃は鎌倉書房から出版されてましたが、代わってからずっと早川書房ですね。訳者は八木尚子さんが当初から続けてられますから安心です(笑)。なかなか格調高くて好きなのです。
私も家内も実はヒュー・ジョンソンの情報は高く評価しています。特に情報が幅広く、かつ問題点を適切に切り取っています。イギリス人らしいシニカルさも良い(笑)。
高く評価していた生産者の名前が消えたり、新たなスター候補にサラっと触れたり。毎回改訂ごとに内容が変わり追加されますから、買わない訳にいきません(笑)。
イギリス人には、ワインを扱うことに一日の長を感じますね。
ワイン界を鳥瞰するには最適なのです。
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ストーリーをつくる
Nov 08, 2012 by akiko |まるっきり 自己流なんだけどコース料理を想定して 出汁や味付けを工夫したり、
網で焼くか油を引いて焼くか 油はバターかオリーブオイルか はたまたごま油か
そんな細かいことですけど これが けっこう 面白いし、美味しくなる。
ワインを選ぶときは
大人数で 複数本 用意する場合には おつまみと飲む順序、宴会メンバーの好みや男女比、
さらに 宴会メンバーの発言まで 想像しちゃって ストーリーを組み立てると 選びやすい。
ワイン1本という場合にも
栓を抜いた直後の味と ボトルの半分くらいのときの味は 当然違うから
おつまみを変えてみたり、TVを消して 小説を読んでみたり。
ワインを飲みつつ、いろいろ考えるのは楽しいのだけれど
一人のときは あらぬことを想像して楽しくなっちゃって 大変。気をつけます。
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魚介類のバターソテーの為にあるようなサンセールを探しています
Nov 08, 2012 by weblogland |ドミニク・ボーのサンセールなくなっちゃいました。
先月の試飲会で好評いただいたロワールの白ワインです。マスキューの隠れ定番としてこそこそ売ってましたが(笑)、コストパフォーマンスが良くリピーターが多かったワインです。実はこのワインネゴシアン物。でもロワール専門の目利きのようでした。ですから、サンセールらしい割に安かったのです。一応マスキューにはブライドがありまして、出来るならドメーヌものを売りたい!でも手頃なドメーヌものは無い。そんなこんなだったのですが、評判が良かったので本腰を入れて売る決意をしてインポーターさんに連絡したところ、『終売になりました。』。
がーん。
いつまでもあると思うな親とワイン!思ったようには行かないものですね。
どこかに安くて美味しいサンセールありませんかね?特別トロッとした豪華なサンセールじゃなくて、酸が生き生きして突き抜けるような、魚介類のバターソテーの為にあるようなサンセールを探しています。
せめて2000円前半位で売れたらイイんですけどね…。
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シャトー・ファゲェロール キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年
Nov 07, 2012 by weblogland |ジゴンダスやシャトーヌフのグルナッシュの良さに開眼してからです。
あのピノ・ノワール的味わいにすっかりはまってしまいました(笑)。
ローヌ・ヴィラージュのグルナッシュも好きなのですが、味わいがどうしても黒くなりがちで、あのピノ・ノワール的な美しさには及ばないような気がします。
家内はそんな私を冷ややかに見守ってくれています。きっと「強すぎて、幼くて、あんまり好きじゃないんだよね。」なんて思ってるかも?
そう思われてもイイ!
私はあのピノ・ノワール的グルナッシュが好きだ!
だって、コストパフォーマンスが良いからです。フランスワインでコストパフォーマンスの良さを感じたのも久しぶり(笑)。すでにスターになったワインはローヌでも高いのですが、無名でも優れた生産者のワインはめちゃくちゃ安い!探す喜びがあるのです。
隠すように売っていたシャトー・ファゲェロール キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年 とりあえずまだありますから、こっそりお声をかけてくださいね(笑)。
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エルマセット2011年を飲みました
Nov 05, 2012 by weblogland |2011年は葡萄の生育が約1ヶ月早まりました。当然収穫も1ヶ月早まりました。7月からの猛暑も加わりましたからワインがどうなっているか気になっていました。
秋を迎えることなく収穫される訳ですから酸が過剰になることが予想されます。
あと糖度が異常に高くなる恐れと、果実の無理な過熟が予想されます。8月前半の収穫になると人手が足りません。なんたってバケーションの期間です。
うーん。
ラファージュさんはどうだったか?
飲んでみるといつも通りのエレガンス(笑)。上手く収穫できたんですね。過剰な粗さや雑味がありません。アルコール分も2010年と同じ14.5%です。完熟時に一気に収穫できたようです。
もっともラファージュさんは、収穫に南米の作業員を呼んできますから、問題無しだったんですね。
さすが!
でも他の生産者が気になってきます。2011年は、収穫のタイミングを誤るとワインが台無しになるヴィンテージです。特に中規模のワイナリーが心配です。
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心してチョイスしなくては!
Nov 03, 2012 by weblogland |お客様「こないだのワイン大人気でしたよ(笑)。」
女子会に持って行かれたようです。
私「ありがとうございます。良かったです(笑)。」
お客様「ボジョレーと同じ品種の葡萄って説明したんですけど、みんな『ボジョレーと同じでなんでこんなに美味しいの?』って、喜んでくれました(笑)。」
私「ボジョレー・ヌーヴォの、有りがちな酸っぱいだけのワインとは違いますからね(笑)。」
お客様「ボジョレー・ヌーヴォって、最近は安いペットボトルなんか売ってますが、値段の割にまずいですよね。なんでですか?」
私「(困りながら)でもちゃんと造ったヌーヴォなら美味しいものがありますよ(笑)。」
お客様「ちゃんとした所で買えばイイんですね(笑)。じゃあ、ヌーヴォが出たらあのワインと比べてみますね。」
私「あのトゥーレー・ヌガメイだと2500円以上のヌーヴォと比べないとダメですよ。」
お客様「あのワインそんなに価値があるんですか?」
私「価値があると言うか…(また困る)。相対的に質が高いと思っていただければ(苦笑)。」
誰もが最初は初心者。価格しか取っ掛かりのないお客様をがっかりさせてはいけないですね。ワイン・ラヴァーになるかもしれない芽を摘むようなものです。心してチョイスしなくては!
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ノヴェッロ そして 15日にはボージョレ・ヌーヴォ
Nov 03, 2012 by akiko |新酒って 新酒用に早く収穫したブドウで、美味しく飲めるように 作る。
だから 新酒の味わいで その年の作柄を把握できるかって言うと 必ずしもそうではない。
それでもやはり 長年同じ作り手の新酒を飲んでいると、
今年は厚みがあるなぁ とか、細身で酸が立っているとか
どうやらブドウの質にかかわることで違いを感じます。
今年のノヴェッロは バランスが優れているものの 若干 ボリュームに欠ける様な印象があります。
その分 エレガントで 新酒らしい可愛い果実の美味しさが際立っています。
ボージョレは どうなのかな?
天候不順などで いつもの年より量が減っている という情報がはいっていますが・・・。
いずれにしても この季節のお楽しみ。ノヴェッロ、ヌーヴォで 乾杯!といきましょう。
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イタリアのノヴェッロ
Nov 02, 2012 by weblogland |昨日からマスキューのカウンターで試飲できます。
全体にまとまりが良いです。過度のアドバンテージはないのですが、日照不足や糖度不足はないですね。
トスカーナのグレヴェペーザは、去年ほどのパワーはありませんが、バランスの良さは今までで一番かと。果実味が複雑に感じます。構成の良さを感じます。
マルケのガロフォリは造りが完全に変わりました(笑)。醸しをかなり短くしてタンニンの抽出を押さえています。色も薄く、クラシックなブルゴーニュワインのようです。でも旨味は溢れんばかり、ラズベリーの畑にいるようです(笑)。これまでで一番飲みやすいスタイルになってます。
プーリアのコンティ・ゼッカは相変わらず(笑)。チョコレートやタバコのような独特の特徴が良く出ています。ブラムっぽさも過剰ではなく割と上品ですね。素直に美味しいワインです。
皆さんマスキューに来て飲んでミソ(笑)。
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ガンベロ・ロッソの試飲会です
Nov 01, 2012 by weblogland |ガンベロ・ロッソの試飲会です。なんでも2013年版でトレ・ビッキオを取ったワインが勢揃いするとのこと。行かない訳には行きません(笑)。
一言でいうと疲れました。
まず人の数。さすがに集まってましたね。試飲会が始まる12時頃着きましたが、列の頭のフランチャコルタの多く並ぶブースは人だかりで近寄れません。こんな場合は方向転換。空いている真ん中の島からスタートです。
ワインはさすが!スターばかりです。あとトレビッキオだとどうしてもアマローネが多くなる(笑)。どれも美味しいのですが、続くと辛い。しかも大挙して来日したイタリアの生産者はグラスに多く注いでくれます(笑)。貴重なワインをおしげなく入れてくれます。マスキューの試飲会のようなけち臭さはありません!
でもあくまで試飲ですから、飲むわけじゃありません。飲み残しは紙コップに入れ、ワインが美味しかったことを伝え礼を言って、次から次と試飲しました。ハードでした。
あとでKさんと話したのですが、「赤はどれも良かったけれども相変わらずバリックが効き過ぎているワインが多かった。」ような感じでした。それと「白で面白いワインがあった。」ことで一致しました。
あー、面白かった。
Kさん、今日はどうもありがとうございました。
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