Written on 2014 02
スペインの 赤ワイン
Feb 28, 2014 by akiko |昨年からの お気に入りで ちょくちょく 我が家の食卓にのぼります。
柔らかさのある 果実味がお気に入りの理由。
ハードでがっちりしすぎた味わいって、家庭料理にはちょっと合わせにくいですもんね。
で、昨晩作ったのは 戻り鰹のサラダ風。
鰹をサイコロ状にきって しょうゆ・みりん・酢・豆板醤・ニンニクでつくったタレにつけておきます。
それを レタス・大根のサラダにのせて できあがり。
タンニンの穏やかな モラゴンは こういった料理によく合いますし、
豆板醤とニンニクのお蔭か 生臭くならずに いい感じ。
ぜひ お試しあれ。
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ペダル・プルプル
Feb 27, 2014 by weblogland |昨日に引き続き『ペダル・プルプル』です。
私はビオ・ディナミを謳ったワインが嫌いなのですが、『ペダル・プルプル』は認証も取得したいわゆるビオ・ワインです。SO2の添加は醸造中の一度だけと言っています。おそらく自然酵母だけで醸造している過程で、アルコール醗酵に適した酵母に淘汰する必要から、一度諸々の酵母の働きを落とす技術のようです。前に『モントナーレ・ルガーナ』のロベルトさんが言っていました。
問題はその後です。
『ペダル・プルプル』は木樽熟成をするということなのです。木樽自体は天然素材ですし、温度調節も出来ません。消毒・温度管理・空気との遮蔽が完璧なステンレス・タンクとは違います。常識的に考えると、木樽熟成前後にSO2添加をしないと熟成は不可能としか思えません。実際ビオワインで木樽熟成しているワインは稀です。していたとしても前後にSO2の添加はしています。
なんでだろ?
インポーターさんの記載に間違いがあるのか?
新たな技術があるのか?
それともパン・デ・マルグリットの尽力によってなされる偉業なのか?
私の妄想は止まりません(笑)。
ちゃんと調べなくてはいけませんね!
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またまた、試飲会のおさらいです(笑)
Feb 27, 2014 by weblogland |Aさん「『ペダル・プルプル』まだある?すっかりはまっちゃいましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました。じつは絶対にAさんが好きになってくださると思ってたんですよ(笑)。仕入れる前の試飲でAさんの顔が目に浮かびましたから(笑)。」
Aさん「そこまで見抜かれてたの(笑)。かなわないなぁ。」
私「見抜いていた訳じゃないんですよ(笑)。試飲した時に、そのワインを好きになってくれそうなお客様の顔が想像出きる出来ないは大問題なんです。売れる売れないの死活問題です(笑)。いくら良くても、売れないワインばかり仕入れられませんから(笑)。」
Aさん「なるほどね(笑)。私は、あのワインってとても美味しく思うんだけど、癖と言うかとても個性的ですよね。万人受けはしませんよね(笑)。」
私「おっしゃる通りです(笑)。」
Aさん「マスキューさんからすると商売上、一般受けする売りやすいワインの方が良いですよね?リスクも無くなるし。」
私「もちろん。何もしないでも売れるワインが理想です(笑)。でもつまらない(笑)。もともと数の少ないワインを、ちょこっと売るくらいがマスキューの身の丈にあっているんですよ(笑)。」
Aさん「そんなワインのために私は存在する訳だ(笑)。私って希少種かな(笑)?」
私「私同様かと(笑)。」
味覚の世界は千差万別。
だからこそ楽しいのです。
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ヨーグルト 食べています。
Feb 26, 2014 by akiko |確実に おなかの調子がいいし、飛散が始まったばかりの花粉にも いいみたい。
冷蔵庫にいつも入っていると お料理にもいろいろ使えるしね。
たとえばポテトサラダ。私流の味付けは 酢を効かせたものでマヨネーズは控えめ。
酸っぱすぎるって 家族には不評だったのですが ヨーグルトを入れるようになってからは概ね好評。
ところが 昨晩はうっかり! マヨネーズが足りない。あまりにも少なすぎる。
・・・苦肉の策で 茹でたて熱々のじゃがいもに いつもの倍量 ヨーグルトを入れてみました。
(通常は じゃがいもが冷めたところで ヨーグルトを プラスします。)
すると ヨーグルトがチーズっぽく変身。コクと優しい粘りがでて いい感じ。
ぜんぜん 酸っぱくない。ジャガイモの甘さが 際立ちます。
もちろん ワインともばっちり 合う。いつものポテトサラダとは 大違いです。
やや重の白ワインなんか いいかもしれません。
ヨーグルト 加えるタイミングで こんなに違うんですね。
ぜひ お試しください。
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ヴァンソーブ2012年、抜栓後二日目以降に本領を発揮
Feb 25, 2014 by weblogland |シャトー・ド・ルアンヌ のヴァンソーブル 2012年、抜栓後丸二日目以降に本領を発揮しました!
これほど手強いとは。
開けた時は、グルナッシュがシラー的。非常にタイトで求道的。まだまだ隠れている物の大きさもはっきりとは解らない状態。
翌日になると、グルナッシュらしい甘さパワーが全開(笑)。享楽的ではありますが、コート・デュ・ローヌの血統を強く感じます。ある意味単調?まあ、価格以上の濃厚さがあるから良しとするか?
さらに翌々日、濃度感がさらに増し、しかも柔らか、なによりもスケールの大きさパワーが全面に…。
いやー、こりゃ凄い!
三段スライド方式の変化向上にはビックリこきました(笑)。
醸造の行程で完全に除梗しない意味が解りました。複層的で立体的な味わいはジゴンダスのエスピエと共通するスタイルですね。
生命力と熟成能力を感じるネオ・クラシックなワインです。
今風のローヌのワインに飽きてきた貴兄におすすめです!
ゆっくり飲むべし!もしくは、デキャンターしても大丈夫です。
でもよく考えたら、ジゴンダスのエスピエもヴァンソーブルのシャトー・ド・ルアンヌも同じインポーターさんでした(笑)。イギリス人のジェームスさんらしいチョイスですね。
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温度って いまさらですが 難しい
Feb 25, 2014 by akiko |試飲会後 店長と残ったワインを飲みながら 反省会をします。
今回の試飲ワインで ちょっとむずかしかったのが シャルドネでした。
フェリーヌ・ジョルダンらしく とってもタイトで酸をたっぷり含んだ スタイルの良いシャルドネ。
切れがよくて 余韻もすっきり。適温ならフルーティな果実の香りと白い花の香りが際立つ素敵なワイン。
ブラインドで出したら 南フランスって判らないと思うなぁ。
ところが 試飲会当日は気温が低かったためか華やかな香り・果実の豊かさが わかりにくい。
グラスを両手で温めてあげると ふわっと素晴らしい香りが立ち上がり 皆さん驚いていらっしゃいましたが。
温度って 本当に大切ですね。
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マスキューのお客さんの判断能力の高さの証し
Feb 24, 2014 by weblogland |私「フェリーヌ・ジョルダンって、白ワインのスペシャリストだよね。それも斬新だよね。」
家内「単に濃いワインを造る方向に走らないのがイイよね(笑)。あと、木樽を使わない点好感が持てるよ。」
私「そーだよね。木樽使うのがダメって言う訳じゃないけど、使ったとしても飲んでて解らないくらいのエレガンスが欲しいね(笑)。」
家内「逆に『シャルドネ』を飲んだ人は皆、木樽熟成していると思ったみたい。ブラインドでやったらまず解らないよね。」
私「あのバターっぽさに樽のタンニンが乗ってないのを見抜けるのは、かなりの上級者かな。かなり意識を集中しないと見落とすはず。」
家内「でも問題はワインの質だから、解ったとしてもあまり意味がない(笑)。」
私「おっ!大胆な発言(笑)。でもそーなんだよね(笑)。それよりも造りの善し悪しが優先する。」
家内「結果的に『シャルドネ』より『ルーサンヌ』の方が数が売れたのは、まさにそれだよね。マスキューのお客さんの判断能力の高さの証し。」
私「それでも『ルーサンヌ』の方が数売れたのは、驚かされた(笑)。テイスティング・コメントは予定稿が出来ているけれど、何がより売れるかは当たらないね(笑)。まあ、『バッカス』が一番数売れたのは予想できたんだけどなぁ。」
家内「『ルーサンヌ』の方が300円高い意味が伝わったのかな?」
舞台裏をお見せしてしまいました(笑)。
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桝久 試飲会リポート
Feb 23, 2014 by weblogland |私も家内も初めてのことでしたので、どうなることやらと心配いたしましたが、少なくともお客様の不便にはならないので取り敢えずは良し。土曜日の混雑緩和(笑)にも多少は役に立ったかと。
まずは南フランスの白ワインのニュースター フェリーヌ・ジョルダンのシャルドネ2011とルーサンヌ2012の比較ティスティングからスタートです!
◯『シャルドネ』2011年 ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン 南フランス 白 I.G.P.コトー・ド・ブスィユ 750ml 1350円税込◯『ルーサンヌ』2012年 ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン 白 フランス ラングドックA.C.750ml 1650円税込み
「フェリーヌ・ジョルダンはシャルドネも造ってるんですか?」
「思えばルーサンヌはずいぶん飲んだな(笑)。」
「あー、確かにシャルドネだ(笑)。でも南フランスっぽくないね(笑)。」
「濃さはあるけど、コテコテじゃないよね(笑)。鉱物っぽさがあるよね。」
「塩水湖の近くだけど塩辛くない。砂地のワインなのにミネラルっぽさが強いですよね。常識的じゃないですよね?」
家内「畑は湖畔から内陸に延びていますから全てが砂地とも言えないようです。ただ塩に弱い葡萄樹は枯れてしまうようです。」
「へぇー。塩に強いシャルドネだけが生き残るんだ!特殊なんですね。」
「暑い産地の割にアルコール分は高くないですよね。シャルドネが13.5%でルーサンヌが13%ですよね。」
私「畑での糖度の管理は徹底してるようです。収穫期には朝晩畑で葡萄の糖度を計ってるはずです(笑)。」
家内「やはり女性醸造家らしい真面目さがあります(笑)。」
「マスキューさん、このシャルドネ木樽熟成してますか?」
私「実は木樽熟成していません。」
「じゃあ、このバターっぽさは葡萄由来の味わいなんですか?」
私「少なくとも木樽由来ではないとしか言い様がないんです。」
家内「南フランスのシャルドネによく表れるニュアンスではあります。」
「店長!醗酵由来?品種由来?のどちらかなんですよね?」
私「ソムリエ協会も悩んでいるようです(笑)。厳密に分けられないような気がします。いわゆる第一アロマと第二アロマに区別するのが流行なのですが、あくまでも仮説のような気がします。このシャルドネはマロラクティック醗酵はしていませんし。」
「本によると、バターっぽさはマロラクティック醗酵の産物ですが…?」
私「そうなんですよね。その仮説に当てはめると理解できませんよね。そうなると、木樽由来ではないバターっぽさがあるとしか言えない(笑)。何故なんでしょうね?」
「シャルドネとルーサンヌはまるっきり違いますね。」
私「造り方は同じなんですが(笑)。ただルーサンヌの方は遅摘みしているようです。」
「ルーサンヌはシャルドネにあったバターっぽさがかけらもない。」
「うん。うん。ルーサンヌはハニー。」
私「さすが(笑)!」
「ルーサンヌの方が強いかな。」
「ルーサンヌは柑橘類の香りが直接的だよね。合わせる料理は何が良いですか?」
家内「レモンや塩なんかを振りかければどんな料理にも合うはずです。」
「エビフライにレモン搾って塩かけて、ルーサンヌ飲みながら食べたい!」
私「聞いただけでよだれ出ちゃいます(笑)。」
「私はこのルーサンヌ大好きで、沢山飲んでます(笑)。ルーサンヌってブレンド用の安ワインのイメージが強かったんですが、フェリーヌ・ジョルダンのルーサンヌは完成度がものすごく高い。何にも食べずにひたすら飲んじゃうんですよね(笑)。」
私「ルーサンヌを一人立ちさせるのには多大な尽力が必要なはずです。この分、シャルドネよりコストがかかっているようですよね。」
「ルーサンヌの方がシャルドネより値段が高いのは、この性ですね(笑)。」
「造り手の意志と意図を感じるよね。カッコいい事言っちゃった(笑)。」
「
さて、これからは赤
まずは中部イタリア マルケ州のチウ・チウの『バッカス』です。
●バッカス2012年 チウ・チウ イタリア 赤 マルケ州 ロッソ・ピチェーノD.O.P.750ml 1260円税込
「マスキューさん!チウ・チウって『ゴティコ』と『オピディウム』の生産者ですよね?」
私「はい。『バッカス』はチウ・チウのスタンダード・キュヴェになります。」
「どれどれ(笑)。おっ、旨いね。ちょっとカベルネっぽいけど…、違う。品種は何ですか?」
私「メインになっているのはモンテプルチアーノ種です。」
「えっ!本当にモンテプルチアーノ?」
私「サンジョヴェーゼも半分位入っていますが、中心はモンテプルチアーノ種です。」
家内「モンテプルチアーノ・ダブルッツォのモンテプルチアーノ種とはかなり違いますよね。」
私「同じ品種とは思えないくらいスタイルが違いますよね(笑)。マルケのモンテプルチアーノ種は、日本ではあまり馴染みがありませんから皆さん驚きます。もちろん私もですが(笑)。」
「そーだよね。モンテプルチアーノ・ダブルッツォって華やかでラズベリーっぽい。でも、これは違う。カシスっぽい…、しかも柔らか、」
私「小豆や黒豆っぽくて、日本的かと。」
「そうだ!お汁粉(大爆笑)」
「この甘さや黒さは抵抗感がないよね。」
「あと、濃いけど荒らさが全然ない。優しく感じる濃さ。」
「タンニンは沢山入っているけど、すごくスッキリしている。あと、旨味を感じる。」
家内「このワインは魚にも合う赤ワインだと思うんです。和食の煮魚にも合うはず。」
私「ずっと探していたスタイルのワインでした(笑)。」
「去年の暮れ『ゴティコ』を買って、お正月に実家でお節食べながら飲んだのですが、とても良く合いました。『バッカス』は、もっと日常的に和食に合わせられますね(笑)。赤ワインを飲むハードルが低くなったような気がしますよ(笑)。」
「あと、安い!」
私「ありがとうございました。じつは、『バッカス』も去年の暮れには入荷してたんですが、なかなか試飲会で皆さんに紹介できませんでした。」
「なんでですか?」
私「同じ価格帯の赤ワインが霞んでしまいます(笑)。いわゆる今風の高級量産品のラインのワインなのですが、品質の高さと個性が突出しています。あとチウ・チウの造るワインは赤白のどれを飲んでも旨い。スタンダードの『バッカス』でこのレベルなのは凄いことです。しかも葡萄園は1000ヘクタールを越える大規模農場ですから、信じられません。ある意味今風のトップランナーだと思います。」
予想通り本日のトップセラーとなりました。
さて、次はチウ・チウの対極を行く、グレートな田舎のワインです(笑)。
●『ペタル・プルプル』 2010年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ルーション サン・シニアンA.C.赤 750ml 2490円税込
「これ、これ。ペダル・プルプル。かわいいなぁ(笑)。フランス人からすれば馬鹿なところを喜んでるくらいにしか思われないけど、駄洒落好きの私の妄想は止まらない!」
私「同感です!」
「あーー。旨いなぁ。」
「泥臭いけど、果実味が凄く深くて複雑。いつまでも口の中に香りが残る。」
「きっと、原始的な良さ・旨さってこんな感じだったんだろうって思っちゃうな(笑)。」
「プラム、あんず、すももも桃も桃のうち(笑)。」
「リキュールのチェリー・ヒーリングっぽさも。」
「マスキューさん!セパージュの中心がカリニャンと言うのが信じられない!」
私「カリニャン嫌いの私は、このワインに脱帽しました(笑)。」
家内「『氏より育ち』かな(笑)。」
「それにしても独創的ですよね。サン・シニアンのワインが皆こんなではないとは思いますし、パン・デ・マルグリットが突出しているとも思いますが、産地のポテンシャルの高さに魅力を感じますよね(笑)。」
「しかもSO2は醸造時に1回しか使わない。ホントそれで大丈夫なの(笑)?もっと使った方がイイよ(笑)。」
私「私はビオ・デナミなんか信じていませんが(笑)、このワインは実に魅力的かと。」
「このワインを飲むと『フランス人って保守的だけど独創的』って感心するんだよね(笑)。」
「それって一見相容れないよね(笑)。でもそれがリベラル?」
ワインの味わいは、話・想像力を盛り上げます(笑)!
こうでなくっちゃ!
本日、『ペダル・プルプル』と『バッカス』の両方をお買い上げ下さったお客様が大勢おられました。マスキューのお客様のレベルの高さだと、家内ともども喜んでおります。ありがとうございました!
さて、続いてはローヌの新しいアペラシオン ヴァンソーブルの登場です。
●ヴァンソーブル 2012年 シャトー・ド・ルアンヌ フランス ローヌ ヴァンソーブルA.O.C.赤 750ml 2520円税込
「甘さが圧倒的!強いワインだね(笑)。それでいてバランスも良い。」
家内「抜栓して丸一日経ってようやく、甘さが勝るようになりました。開けたてはもっとスパルタンんで強さが目立ちました。」
私「最初は『グルナッシュって、こんな強かった?』みたいな感じでした(笑)。」
「スパイシーな辛さもしっかりある。シラーっぽさ?」
「ふっくらした甘さはあるけど、硬いくらいの強さは感じるよね。たしかに独特だね(笑)。冷涼な感じが強さになってるような…。」
家内「北東のアルプスから風が吹き下ろすようです。標高が高いことと、この風のために、特別なテロワールになったようです。アペラシオン自体も狭いです。」
「もともとコート・デュ・ローヌで一括りになっていたのが信じられないよね(笑)。気づかないで主張しなかったら、ずっとコート・デュ・ローヌだったんだ(笑)。」
私「きっとテロワールってそう言う物なんでしょうね。自然は神が造ったものかもしれませんが、テロワールの概念は人が造ったものですよね。」
さて、最後を飾るのは、マスキューの定番、ボルドーの優良シャトー。
シャトー・モーカン2002年 ボルドー オー・メドックA.C.赤750ml 3270円税込
「マスキューさん、モーカンずいぶん永く扱ってますよね(笑)。」
家内「はい(笑)。10年くらいですかね。いつも美味しいから止められません(笑)。」
私「外さないんですよね。」
家内「飲み頃になってからリリースしますから、必ず旨い(笑)。」
「たしか前回は2003年でしたよね。果実味豊かなワインだったように記憶してます。」
私「今回は遡って2002年です。2002年のほうが2003年より熟成に時間を要したと言うことのようです。」
「うーん。旨い!でも色も思ったほど茶色くないし、味わいにもフレッシュ感はあるし、まだまだ持ちそう。」
「2002年って、じつは良かった歳なんですか?」
私「下馬評は良くない(笑)。でもシャトー・モーカン2002年はとても良かったみたいですね(笑)。抜栓して丸一日たって最高の状態になりました。」
家内「いつものように、マルゴーっぽい柔らかなエレガンスがあるよね。内実の強さもあるし。」
「完璧!」
「ちゃんと熟成したボルドーワインって良いなぁ。代わるものがない味わいだよね(笑)。」
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日は試飲会です。
Feb 20, 2014 by weblogland |一日試飲会の開始が早まっただけなのですが、ワインが全て並んだのはついさっき(笑)。リズムが一日早まるだけでペースが狂いますね(笑)。
家内「はぁ~。ようやく並んだ!ところで、金曜日はお客さん来るかな?」
私「今日行った帝国ホテルの試飲会でマスキューのお客さん3人と会ったから、金曜日もやるって宣伝しておいたよ(笑)。でも、皆さん遠路わざわざマスキューまで来てくれる方だから、土曜日のお客さんだよね(残念!)」
家内「きっと近所にお住まいの方が中心になるはず。」
私「あと、本当に勉強になるのは金曜日に開けたばかりのワインを飲んで、土曜日に同じワインをもう一度飲むことなんだよね。」
家内「ワインの善し悪しが一番良く解る方法だよね。マスキューの実力発揮(大爆笑)。」
二日連続でいらっしゃっても嫌な顔はしませんから大丈夫です(笑)!
ただし、おかわりは控えてくださいね(笑)。
皆さまのご来店お待ちしております。
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5本、6本とまとめ買いされるお客様が目立ちます
Feb 19, 2014 by weblogland |先月の試飲会でご紹介した南アフリカの赤ワインです。
5本、6本とまとめ買いされるお客様が目立ちます。南アフリカでこんな洗練されたワインが造られていることに、驚きがあるようです。
お客様「こんどパーティーをするんだけど、南アフリカのライオン・クリークありますか?」
私「はい。ございます。ワイン好きが集まるパーティーだったら、面白いかも知れませんね(笑)。みんなびっくりするかも(笑)。」
お客様「そーなんですよ。南アフリカのワインってあまり良い印象もないし(笑)、みんなあまり経験してないはず。気軽なパーティーだから高いワインより量が必要。あと一捻りも必要。だからちょうどイイかと(笑)。」
私「なるほど!」
お客様「マスキューさんのフレーズ使わせていただきます。『チリのようでチリじゃない。オーストラリアのようでオーストラリアじゃない!(笑)』」
私「お役に立てて光栄です(笑)。」
一気に無くなってしまいました。でも、明日また来ますからご安心を!
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2月21日、22日マスキューの店内試飲会
Feb 19, 2014 by weblogland |最近土曜日の混雑で皆さまにご迷惑をおかけしておりますので、前日の金曜日の夕方からスタートします。
お暇を見つけてご来店してくださいませ!
今月は新入荷商品です。
まずは南フランス ラングドックの白ワイン造りのニュースター ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダンの意欲作『シャルドネ』です。すでにマスキュー定番のとなっている『ルーサンヌ』と比較試飲していただきます!
◯『シャルドネ』2011年 ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン 南フランス 白 I.G.P.コトー・ド・ブスィユ 750ml 1350円税込◯『ルーサンヌ』2012年 ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン 白 フランス ラングドックA.C.750ml 1650円税込み
東ラングドックのラグーンのすぐ淵にドメーヌを構えるドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダンは2008年にワインをファースト・リリース。当主のクロード・ジョルダン女史によるリッチで繊細なスタイルのワインとして注目を集めています。
マスキューでは『ルーサンヌが定番となっています。
畑は塩水糊の水辺から内陸部に向かい伸びるようにあります。
水辺ではピックプールを造り(本当に水辺で、日本で言えば由比ヶ浜でワインを栽培してるみたいです。)。内陸部の畑ででルーサンヌは造られます。
このシャルドネは水辺で造られています。今まではI.G.P.ペイ・ドックで申請していたのを、2009年からI.G.P.コトー・ド・ブスィユに格付けを変更したそうです。ペイ・ドックより狭い範囲のより厳しい原産地表示を名乗る訳です。
味わいはエレガントでユニーク。
確かにシャルドネなのですが、基本の香りはアプリコットではなく、リンゴやオレンジのニュアンスが強く、冷涼な酸のニュアンスがします。かといってハニーでリッチでクリーミーですから、寒い産地のワインではないはず。
うーん。
斬新ですね。
さて、次は赤!
昨年末にご好評いただいたイタリア マルケ州のチウ・チウが造るスタンダード・キュヴェ『バッカス』の登場です!
偉そうに一番安いのに紹介が遅くなりました(笑)。
何故って?
実はあまりに上手く出来ているので、同じ価格帯の赤ワインと並べると他が霞んでしまいます。そのため試飲会の出場機会がありませんでした。ボクシング界で言えば井上尚弥選手(笑)?
●バッカス2012年 チウ・チウ イタリア 赤 マルケ州 ロッソ・ピチェーノD.O.P.750ml 1260円税込
チウ・チウのスタンダードの赤ワインです。セパージュはモンテプルチアーノ50%、サンジョベーゼ50%。ステンレス・タンクで6ヶ月熟成後瓶で3ヶ月寝かせてから出荷されます。
一見チリのカベルネ・ソーヴィニヨンに似ていますが、違います(笑)。
基本的には黒系ベリーの香りが主体的なのですが、カシスと言うより黒すぐりや山葡萄のニュアンス。日本人が親しみを感じる味わいなのです。
お正月の甘く煮た黒豆や小豆などに通じる果実味です。あと全体の有様がカベルネ・ソーヴィニヨンのような硬さがなく、優しいのが特徴的。酸が上手くまとまっていて、舌の上を転がるようなチャーミングさがあります。ちょうど、上等な白ワインのような滋味深さに似ていると言えば良いかも。
どうやらマロラクティック醗酵は行ってないようです。リンゴ酸をしっかり感じます。このあたりにこのワインの秘密と特徴がありそうです。酸と果実味の溶け込みが良く、しかも特徴的。ミクロ・オキシダシオンが有用に作用してます、お魚にも合いそうです。日本人好みの柔らかな黒すぐりのニュアンスは産地・生産者の特徴とテクノロジーの融合があって成された新しいスタイルなのです。
もちろん構造はしっかりしており、揺るぎません。
基本的な葡萄栽培の良さを感じます。
チウ・チウの造るワインに穴はありませんね。ベーシックなワインでこのレベルとは!世界的に注目すべきワイナリーです。
さて、次はマスキュー定番の自然派ワイン生産者パン・デ・マルグリットの最上級キュヴェの登場です。深いですぞ!
●『ペタル・プルプル』 2010年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ルーション サン・シニアンA.C.赤 750ml 2490円税込
南フランス ラングドックの一番北側にあるサン・シニアン。このアペラシオンの最も北のベルルー村にドメーヌ・パン・デ・マルグリットはあります。ドメーヌとして元詰めを始めたのが2005年。それまでは祖父の代からの葡萄栽培農家として協同組合に売っていました。
マスキューではお買い得ヴァン・ド・フランスの『ルーガベル』を扱っていましたが、今回は最上級キュヴェ『ペタル・プルプル』2010年のお披露目です。(可愛い名前だけで馬鹿な妄想が起きそうです(笑)。)
サン・シニアンは地中海から40kmほど内陸の産地で北の山麓からの涼しい北風が吹きます。このためいわゆる地中海性気候とは違った寒暖差があり、日照に恵まれたワイン産地なのです。アルコール分だけが高いぶっきらぼうなスタイルではなく、整ったエレガントなスタイルのワインとなります。
また、A.O.C.サンシニアンで村名までを入れていいのはロックブルン村と、このベルルー村の2つだけです。標高が高く、シスト土壌ならではのパワフルでありながらもエレガントな味わいが特徴的。
パン・デ・マルグリットのワインは大きさと明瞭さを兼ね備えた土の匂いがするサン・シニアンを代表するワインと疑いません。
約束の地ではならではの出来栄えです。
この『ペタル・プルプル』は、1942年に植樹した古木のカリニャンを主体に作られるドメーヌ・パン・デ・マルグリットのトップキュヴェ。
酸化防止剤は醸造時に若干使用するだけで、瓶詰時は未添加。5年使用した古樽で1年の熟成の後、瓶詰め。収量も低く、恐らく葡萄樹1本からワイン1本以下。
セパージュはカリニャン50%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル20%、シラー10%。柔らかで豊潤・複雑なベリー系の香りが、中から沸き立って来る様は、神霊的。ワインの中に何かが存在する確信があります。
うーん。
いわゆるビオ系ワインの本物に共通する味わいですね。
私、実はカリニャンがあまり好きではありません(笑)。あの独特な癖がチープに感じですしまうからです。でもこれは例外(笑)、ヌーヴェルのフィトウに続く、許せるカリニャンです(笑)。
特徴的で魅力的なグレートワインです。
あと可愛い名前は『紫の花びら』の意味。ペタルは花びら、プルプルはパープルで紫です。
そして、皆さんヴァンソーブレって知ってました(笑)?ローヌの新しいアペラシオンです。興味深いですよ(笑)。
●ヴァンソーブル 2012年 シャトー・ド・ルアンヌ フランス ローヌ ヴァンソーブルA.O.C.赤 750ml 2520円税込
ヴァンソーブルは2006年にA.O.C.に昇格した南ローヌのアペラシオンです。ラストーの北にあり、かつては広大なコート・デュ・ローヌの中の小さな村でした。
基本的には暑い地中海性気候ですが、標高が高くアルプスから吹く冷涼な風のため、シャトーヌフとジゴンダスの要素が融合したスタイルのワインが生まれます。
このワインはグルナッシュ70%、シラー20%、あとムールヴェードルとサンソーのセパージュ。古樹はゴブレで仕立てます。
味わいは思ったほど力づくではなくエレガントで複雑。香りの広がりが素晴らしい!ありがちなペーストを飲まされるようなワインではありませんね(笑)。特別なヘビー級ではありませんが、構造の頑強さがあるのも好ましい特徴です。完全に除梗していないところに秘密がありそうです。
造り手のシャトー・ド・ルアンヌはアルチザン的、決してシャトーを名乗るブルジョアではありません(笑)。ほとんどのワインは著名ネゴシアンに売却し、少しばかりの上物をひっそり自分のラベルで販売していたようです(笑)。無理に売る必要がありませんから、お買得なワインでもあります(笑)。やり方生き方ですね。近年はヒュー・ジョンソンも注目する生産者に名を連ねるほどです。
造りはクラシック。手摘みで収穫・破砕。一部除梗し、低温浸漬し香りを引き出します。そして醗酵はコンクリートタンクで28日ほどかけます。熟成もコンクリートタンクで15ヶ月。木樽は一切使いません。よけいな手をかけないナチュラルなスタイルです。SO2も醗酵中に一度だけしか使いません。
当然生産量も少なく250ケース。無理しないマイペースの実直な造り手なのです。
このままでいて欲しいと願うのは、私のわがままですかね?
●シャトー・モーカン 2002年 フランス ボルドー 赤 ブルジョワ級 750ml 3270円税込
入荷のたびご好評いただいてるシャトー・モーカンのバック・ヴィンテージです。
マルゴー村の隣マコー村にあり、あのシャトー・カントメルルに隣接する常に高い評価を受けているシャトーです。ブルジョワ級トップのシャトーです。
マスキューの定番ボルドーでもあります(笑)。
今まで2003年を扱ってきましたが、果たして2002年の出来映えは如何?
大した物なのです(笑)。
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今月の試飲会は金曜日の夕方から始めるんですって!
Feb 18, 2014 by weblogland |Aさん「マスキューさん。今月の試飲会は金曜日の夕方から始めるんですって!」
私「ご存知でしたか?最近土曜日の夕方が特に集中するようになって来たもので、ご近所の方には金曜日の夕方もやっていると来やすいかと。」
Aさん「近所に住んでますから、選択肢が増えて助かりますよ(笑)。今度の土曜日は仕事が入っちゃったから、金曜日にきますよ(笑)。」
私「そう言ってくださると助かります(笑)。」
Aさん「マスキューさんの試飲会って、必ず見る方が結構いますよね。それも良くワインを知っている方ですよね。普段はお店で会うことはありませんけど、かなり遠くから来ているようですよね?あと割りと小さいお子さん連れの方もおられますよね。」
私「はい。実はわざわざ試飲会のために遠路足を運んで下さいます。」
Aさん「やっぱりね(笑)。近所で良かった(笑)。遠くに引っ越しても、来ちゃうかも(笑)。」
私「ありがとうございます。そんな方もかなりおられます。結婚前からのお客様で、結婚後お子さんを連れてわざわざ来てくださる方もおられます。でも、子どもが大きくなると、またご夫婦でいらしてくださいます(笑)。」
家内「お子さんの成長が楽しくてしょうがありません(笑)。毎月定点観測ができますからね(笑)。」
私「中には◯◯ちゃんのパパとか◯◯君のパパなんて、勝手に呼ばせていただく方もおられますよ(笑)。」
そんなお子さんと成長のあかつきに、一緒にマスキューでワイン談義が出来ることが目標なのです!
先は長いかな(笑)?
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今週末はマスキューの店内試飲会
Feb 16, 2014 by weblogland |天気予報だと今度の水曜日がまた雪!ホンマでっか?
かないませんなぁ。
15号線のアスファルトはぼろぼろ、私の体もぼろぼろ。損失は図りしれない?
天気を嘆いてもしょうがないですね。
なるがまま!成り行き任せ!
これが一番(笑)。気に病んでもしょうがない。
外出をしない分、家で飲むワインの量も増えるはず!風が吹けば桶屋が儲かる 雪が降ればワインが売れる とでも思うことにします(トホホ)。
ところで今週末はマスキューの店内試飲会です。2月は日数が少ないですから、もう最終土曜日です。土曜日の混雑を緩和するため、今月から前日の金曜日の17時から始めます。土曜日は11時から始めます。いつも土曜日は14時からですが、前日に準備ができますからいつもより早くスタートできます。
それから、試飲会のラインナップもほとんど決まりました。あとワインが届くのを待って写真を撮るだけです。
テーマは新着ワイン。テーマになっていないかな?明日には詳細をご報告いたしますので、しばしお待ちを!
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午前中はずっと雪かきでした
Feb 15, 2014 by weblogland |マスキューは15号線の交差点の角にありますから、雪かきをしない訳にはいきません。とりあえず横断歩道の通行路を確保してから、雪かきが始まります。気温が上がってきたので汗かいちゃいました(笑)。娘は休みだったので雪かき参加。今、筋肉痛で家に転がっています。私と家内は明日筋肉痛でしょうね(笑)。
ところで夕方車に乗って配達に出ました。15号線はほとんど雪がありませんが、ソロリソロリ安全運転です。ちょうど遥か前にバイクが走っていました。そのバイク、普通に真っ直ぐ走っていましたが、いきなり転倒!驚きました。真後ろを車で走っていたら轢いているところでした。どうやら路面に固まって氷になった雪に、乗り上げてバランスを崩したようです。
バイクを乗る方、ご注意を!
バイクは簡単に転びます。
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やはりサービスの先端にいる方は気遣いが一流です
Feb 15, 2014 by weblogland |そんな訳で今日の配送は取り止めです。例え無事配送出来ても帰ってこれそうもありません。
お許しを!
もちろんお客様には電話でお知らせお願いしました。
私「もしもし。マスキューです。いつもお世話になっております。ところで今日の配送なんですが…。」
お客様「あー、大丈夫。大丈夫。昨日注文しちゃって悪かったよね(笑)。気にしないでよ(笑)。」
中には「マスキューさん、今日は危ないから来なくて良いですよ。」
逆にお電話いただいたりもしました。
やはりサービスの先端にいる方は気遣いが一流です。表裏がありません。繁盛する訳が解りました。
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バレンタインデーとジュテーム
Feb 14, 2014 by weblogland |重いかなぁ~?
南フランス ルーション のドメーヌ・バサックの『ジュテーム』です。
ちなみに、重いかなぁと悩んでいるのは、ワインの味わいの重さではありません。
私「明日はバレンタインデーだよね。まあ、マスキューは特別なことはしてないけど、『ジュテーム』なんかカウンターの上に飾らない?」
家内「うーん。『ジュテーム』って『愛』の意味だし、ラベルに描かれている女性がいかにもって感じだよね(笑)。」
私「そう。だからバレンタインデーには打ってつけじゃないかな?」
家内「でもダイレクトに『愛』を贈られると貰う方は引かないかな(笑)。」
私「『愛』が重すぎるって(笑)。」
家内「そうそう(笑)。」
私「うーん。たしかに!僕が君から貰ったら重すぎると言うより怖い(大爆笑)。」
家内「でしょ。」
私「でも送る方と贈られる方の関係によるよね。ここでミスマッチを犯さなければ大丈夫(笑)。」
家内「そりゃそーだよね(笑)。『ジュテーム』自体は奥さんが日本人だから、日本人に愛を込めてリリースしたワインだし、男女の愛がどうのこうの言ってる訳でもないしね。」
皆さん どう思いますか?重いかなぁ?
私は良いと思うのですが…。
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、『チカラ』と『ラミラスコ』の2009年をとりました
Feb 12, 2014 by weblogland |イタリア バローロの至宝です。
とは言え、けちなマスキューではバローロよりドルチェットが中心ですが(笑)。ドルチェットだってアルド・コンテルノが造れば、とんでもない出来映えですからバカになんて出来ません。液体の中に何かがいるような深淵なドルチェットになります。
でも今回はドルチェットがない!
がーん!
家内と相談しました。
私「ドルチェットの『マサンテ』は今回ないんだって」
家内「残念だよね。」
私「マスキューはドルチェットばかりだから、インポーターさんが警戒して売ってくれないんじゃない(笑)。」
家内「たまには高いランクのも欲しいには欲しいよね。ましてや2009年だしね。」
そんな訳で、なっ、なんと、『チカラ』と『ラミラスコ』の2009年をとりました!
もちろん、ちょっとだけですけど(笑)。
明日来る予定です。
嬉しいなぁ(笑)。
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近現代史の本を読んでいます
Feb 11, 2014 by weblogland |最近、近現代史の本を読んでいます。学生時代に読んだ山本七平先生のものです。
学生時代に感銘を受けた評論家ですが、今本屋さんでは全く見かけません。ですから、その辺に興味がある知人や友人に借りたり、ブックオフであさったりしています。でもなかなかありません。
うーん。
一世を風靡した山本七平でさえ、時間とともに片隅に追いやられてしまうようですね。個人的には古典として書店に置いて欲しい位なのですが。
図書館で探すのが早そうです。
実は山本七平先生は父と同じ歳。先生の著作に、生前父から聞いた戦争の話と重なる記述があり、親近感があります。父が語ってくれた外地での苦労話を思いだします。あと基本的にリベラルな立場で論考する姿勢には畏敬します。こう有りたいと尊敬すべき先生なのです。
まあ、私のような凡庸な人間はあの方のようにはなれませんが(笑)、考え方のお手本にはなっています。
何故ワインを美味しく感じるか?命題なのです(笑)。
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だいぶ雪は溶けましたね。
Feb 10, 2014 by weblogland |今日は、この二日家に閉じ籠りその結果ワインが無くなってしまったお客様がちらほらいらっしゃいました(笑)。
お客様「マスキューさん!ワインが無くなっちゃいましたよ(笑)。雪で家に籠ってたら、普段の倍の量のんじゃいましたよ(笑)。」
私「実は私も普段以上に飲んじゃいました(笑)。また悪いことに今月の試飲会用のサンプルが沢山来ていたものですから、仕事が進むとばかりに…。」
お客様「あっ、それイイね(笑)。こんど混ぜてくださいよ(笑)。」
私「不味いワインもありますから、大変ですよ(笑)。」
お客様「へぇ~、そうなんですか?」
私「結局そんなワインは売りませんが、オフ・レコの会話が連発しますから、皆さんには聞かせられません(笑)。」
お客様「そうなんですか?」
私「サンプルとは言え、ちゃんとお金は払いますから、不味いとエキサイトします(笑)。同時にケースでとらなくて良かったと安堵もしますが(笑)。」
家内「悪口が出ないようなワインを売ってるようなものですよ(笑)。」
チョイスの際、皆さんに声をかけられない理由があります(笑)。
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皆さん、今日は転んだりしませんでしたか?
Feb 09, 2014 by weblogland |今日は電車に乗って出掛けました。駅に着くまではソロリソロリ。でも、駅の階段の前までくれば大丈夫。ちなみに京浜急行の花月園前から乗りました。駅は階段の下から綺麗に雪かきしてありました。もちろんホームの人が歩くところはすべて雪がありません。しかもレールに雪を落としていません。
素直に京浜急行の駅員さんに感謝の気持ちが湧きました。
もちろん自分の職場を綺麗に雪かきするのは当たり前と言ってしまえば、そうなのですが。自分の玄関の前すら雪かき出来ていないことを鑑みないといけませんね(笑)。
乗客の為に、徹底的に雪かきしてくれた京浜急行のサービスに拍手!
なかなか出来ることではありません。いつもは気にしない安全運行の精神と尽力を感じました。支えられていることを改めて感じましたね。
しかも待たされることなく運行していますから大したものです。ダイヤ改正してから不便を感じていますが、許します(笑)。
ありがとう京浜急行!
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インポーターさんからワインの入荷予定のファクスが届きました
Feb 08, 2014 by weblogland |こんな天気ですから、商売あがったりかというと、お客様はパラパラとおみえになります。
「こんな日は酒を飲むしかない!」といった風情の方ばかりです(笑)。雪国での日本酒消費量の多さがわかりますね。きっと暖かさの象徴であり必需品なんですね。
ところで話は変わりますが、前日或インポーターさんからワインの入荷予定のファクスが届きました。イタリア バローロのトップ生産者アルド・コンテルノのオファーです!
マスキューには高級過ぎますので、いつもは一番安いドルチェット・ダルバ『マサンテ』に目は行きましたが、無い!
ガーン!
今回ドルチェット・ダルバは来なかったようです。
アルド・コンテルノのドルチェット・ダルバは「すぐ飲めて、すごく美味しい」ので大好きなのでしたが…。残念!
こうなったら『チカラ』や『ロミラスコ』を!
うーん。
高いなぁ~。ため息がでちゃいます(笑)。
でも、欲しいなぁ。
呻吟しています(笑)。
私「『ロミラスコ』欲しいよね。でも飲み頃になる前に僕は死んでるかも?」
家内「そうね。仮に売れ残ったらその可能性は高いね(笑)。まあ、70歳になるまで生きていれば楽しめるよ。あんたがダメでも私は飲むまで死なないよ(笑)。」
悔しいが正論です(笑)。
どうしましょう?
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すごく楽しそうに雪かきをしてる姿を見たい方は、明日マスキューにお越しくださいませ。
Feb 08, 2014 by weblogland |明日は一日中雪かきになりそうです。除雪スコップと長靴のチェックはさっきしました(笑)。
雪が降ると犬が喜んで庭駆け回ると歌にはありますが、マスキューでは家内がハッスルします(笑)。実は、彼女は大の雪かき好きなのです(笑)。本人に言わせると雪かきが好きというより雪が好きなようです。雪が降りしきる中、雪まみれになって雪かきするのが楽しいようです。
すごく楽しそうに雪かきをしてる姿を見たい方は、明日マスキューにお越しくださいませ。期待は裏切らないはず(笑)。何のこっちゃ(笑)。
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ワインは温度や置かれた状態が味わいに反映されます
Feb 07, 2014 by weblogland |こんな時、ストーブの脇にワインを立てて置きます。ちょっと乱暴で準備の悪さを露呈してしまいますが、これが早い(笑)。直接暖かい空気を吹きかけると一気に対流が起きて澱を舞い上げてしまいますから、安い早飲みのワインでしたら可かな(笑)。
ワインは温度や置かれた状態が味わいに反映されます。もちろん抜栓後空気に触れると更に変化します。
マスキューのワイン選びはその変化のスピード、変化の仕方を見極めます。もっとも価格によるワインのランクにも影響されますから、独自の物差しが必要です。
「マスキューさん、なんで上手く選べるの?」と聞かれます。
そんな時「美味しい、不味いに関すれば皆さんと同じです(笑)。逆に私達より敏感な味覚をもった方の方が多いかもしれません。あと私達以上に経験を積んだ方も多いはずです。ただ職業的に自分の引き出しに出し入れしているだけなんですよ(笑)」
時間はかかりますが、作業としてはたいした事ではありません。
「やはり時間がかかりますね?」
「でも、手っ取り早いワイン上達法は、高くなくともちゃんと造ったワイン しかも同じワインを飲み続けることです。一年くらい飲み続ければ美味しさの基準ができます。ヨーロッパのようなワイン産地に生まれた訳ではありませんから、普段の生活の中で擬似体験するのが良いですよ(笑)。」
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イタリア エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼが届きました
Feb 05, 2014 by weblogland |今月は日数が少ないですから、試飲会用のワイン探しを急がなくてはなりません。もう、サンプルも幾つか取り寄せています。今日はイタリア エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼが届きました。明日はボルドーが届く予定です。良いワインを選ぶのが基本ですから、産地などにはこだわりません。そうなると試飲会のテーマが一貫しないのもまま仕方ないこと(笑)。つまらないワインを出すよりはるかにまし と割りきっています(笑)。
でも、定番の新ヴィンテージなど加えたりしながらテーマを作る手もあります(笑)。この辺りの調整能力はキャリアの成せるもの(笑)。
良いワインが見つかっても数が少なかったり、追加が効かなかったりすることがありますから、ワイン選びは極秘事項なのです。数本しかないものを試飲会に出しても商売になりません。でも、「この味わいを皆さんに知っていただきたい!」感動的なワインに当たると、売るワインがなくても試飲会に出すこともあります(笑)。
そんな時は「えー、無いんだ!」と嘆かないで下さい。よろしくお願いいたしますね。大サービスだと思ってください。そう思えれば得した気分になれます(笑)。
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いつの間にか初心を忘れていました
Feb 04, 2014 by weblogland |節分の前後はこんな日がよくありますね。雪が積もらなかっただけでも良しとしなくてはいけませんね(笑)。
ちょうど6年前の節分の日は雪が積もって大変でした。何故覚えているかと言うと、私事で恐縮なのですが、家内の父(義父)の命日にあたります。
実父は20年以上前に亡くなっており、義父は私を実の息子のように可愛がってくれました。かなりショックを受けました。
その時、「自分は仕事をさせてもらっていた」ことに気がつきました。そこで、何か一つ自分に課すことで感謝の気持ちを忘れないようにしようと思いました。
あまり人様に言うような話ではありませんが、実はそれが私のブログなのです。毎日のようにブログを書き続けることなのでした。
でも、いつの間にかブログが習慣になり(笑)、初心を忘れていました。でも、それで良いのかも。先月に七回忌をやった時ぼんやりそう思いました。
課したことが楽しみに変わっていました。
不謹慎かも知れませんが、生きるってこういう事なのかも。
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試飲会、前日金曜日も開催
Feb 04, 2014 by weblogland |お客様「マスキューさん!今月から試飲会最終土曜日だけじゃなく、前日の金曜日もやるんですって?」
私「はい。土曜日だけだと来客が集中した時にオーバーフローになり、せっかくご来店いただいた方に申し訳ありません。」
お客様「そーだよね。昔から比べたら来客数増えたよね(笑)。何よりですよ(笑)。」
私「昔はお客様を待たせることなんかありませんでした(笑)。」
お客様「遠くから熱心に通ってくる人も多いみたいですよね。マスキューさんのようなスタイルで試飲会をするワインショップは少ないですよ。」
私「ありがとうございます。そうですかね?立派なワインショップは沢山ありますから、わざわざ都会の田舎の鶴見まで来てくださって有り難いことです。」
お客様「ところで前日の金曜日は何時ごろから試飲会を始めるんですか?」
私「はい。金曜日は夕方の5時から8時30分までやる予定です。」
お客様「助かるなぁ。私は近所だから、暇そうな時に寄れます(笑)。」
私「金曜日に準備できますから翌日の土曜日はいつもより早く11時から試飲会が始められます。」
お客様「なるほど!一石二鳥ですね(笑)。」
2月の試飲会は2月21日(金曜日)17時から20時30分、22日(土曜日)11時から20時30分まで開催いたします。
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不思議です
Feb 02, 2014 by weblogland |不思議です?
先日新聞で読みましたが、EUと日本のFTA貿易交渉でEU側が日本酒の4合瓶を認めないと言っているそうです。
4合と言うと720mlです。ヨーロッパの主流のワインでは750mlですが、これに合わせるよう要求したのでしょうか?
実際には750ml以外のイレギュラーなワイン瓶はありますし、その瓶を含めて法律で保護している例もあります。例えば、フランス ジュラ・サヴォワ地方の酸化熟成させたヴァン・ジョーヌはクラヴランと呼ばれる620mlの地方特有の瓶に詰めることが義務付けられています。そうするとクラヴランは良くて4合瓶は何故ダメなのでしょう?では、1升瓶は良いのでしょうか?
1合×10=1升なのですが、この1合はお米で言うとお茶碗2杯分です。程よい量として日本人のDNAに記憶されている量であり、文化なのです。「二人で晩酌するなら4合ほどにしなさい」「一人なら二日で4合瓶1本程度にしなさい。」といった自然な自己制限でもあるはず。昔の諺で「酒と女は二号(2号)まで。」なんてのもありました(失礼!)。まあ、ほどほどにしなさいと言うジョークなんでしょうが。
あと、肝心なのは酒をライスワインと売り込まないことです。酒は酒、ワインはワインなのです。
この違いを彼の地で理解されることが最終的に大事なことなのです。
貿易交渉ですから、より輸出し易くするタフな交渉だとは思いますが、日本の担当者にはこの点を主張して欲しいところです。
あと、付け加えればEUにおいても1970年代はまだ750mlに規格が統一された訳ではありません。750mlに歴史的必然性も普遍性も無かったはずです。
ですから今回のEUの720ml排除の姿勢は正統性が感じられません。単なる交渉の反対材利にされた感です。
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厳しい環境で、美味しい特徴的なワインが造られているんですよね
Feb 01, 2014 by weblogland |マスキューのある鶴見の生麦は鶴見川の河口付近です。海に近いことがあってあまり寒くありません。同じ鶴見でも内陸に2~3Kmほど入った小高い丘の連なる地域と比べると、特に朝晩は明らかに生麦の方が暖かいです。同じように雪が降っても生麦地区と内陸部では雪の溶け方残り方が違います。
うーん。
微気候がありますね(笑)。
ヨーロッパでも海沿いの地はあまり寒暖差がないようですが、内陸部の大陸性気候の地は20℃もの寒暖差は当たり前。
10℃ほどの寒暖差に尻尾を巻いている私などは適応できませんね(笑)。一日の中で冬と夏を経験出来る処には住めそうにありません。でもそんな厳しい環境で、美味しい特徴的なワインが造られているんですよね。
飲んでるだけの身ですし、もちろん只で飲んでいる訳でもありませんが、お金さえ払えば飲めると思ってはいけませんね。いつも敬意と感謝の念を忘れずにワインを飲まないといけません。自戒。
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