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これなーんだ

Aug 30, 2017 by weblogland |
ところで、これなーんだ(笑)?

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去年の8月3日にあけたドンナルーチェ2015年です(笑)。
もうほんの数滴しか残ってませんから、なめる程度。ごめんなさい。
「あっ!飲める‼しかも美味しい(笑)。こんなことあるんですか?」
「甘夏っぽい。あと甘夏の皮のニュアンス。ちゃんと生きてる(笑)。」
家内「ピール 砂糖付けにしたのを洗って砂糖を落としたような感じですよね。」
「マスキューさん。こうなると知ってましたか?」
私「知るわけないですよ(笑)。残っていたのを忘れてて、たまたまそれを見つけて意地汚く飲んだだけです(笑)。」
家内「意地汚いのが役にたっただけ(笑)。
しかもたまたま(笑)。」

そして先月の試飲会の残り(笑)。ボジョレーのドメーヌ・コート・ド・ラ・モリエールの『レ・ポキュラン2014年』と
モルゴン2013年』です。ポキュランの方は7月13日 試飲会の前に我が家で開けた残りです。これもちょっとしかなく皆さんに行き渡らなくてごめんなさい!
「ポキュラン酸っぱい(笑)。でもお酢じゃない(笑)。うんと酸っぱい塩漬けの梅干し しかも小粒(笑)。」
「タンニンが無くなったような感じ(笑)。」
「あと、特徴的だった枝豆の香りが消えてる。」
私「梅干しと揮発性のエステル香だけに分離したみたいですよね(笑)。強い部分だけ残ったみたいですよね。」
家内「こんな変化変容の仕方は初めてかな(笑)。」
「でも腐った訳じゃないから凄いよね。
まさに変容(笑)。」
「生命力の執着みたいなモノを感じる(笑)。」
「なんかいそうだね(笑)。」


「モルゴン まだ美味しい!」
「マディラ香は弱冠感じるけど、普通に美味しい(笑)。原形を留めてる(笑)。」
「やっぱりガメイのベリーの香りなんだな。」
「マスキューさんポキュランとモルゴンは畑が違うだけで、栽培法は同じなんですか?」
「造りではモルゴンの方が醸しが長く樽熟成していますが、栽培法は同じです。」
「そうすると畑の差?」
私「はい。モルゴンの畑の優位性としか言い様がありません。」
「この二つの差はテロワールの差なんだね。」



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桝久 試飲会リポート 後半 201708

Aug 29, 2017 by weblogland |

●ヴィラ・ヤンボル カベルネ・ソーヴィニヨン 2015年 ブルガリア 赤 トラキア ヤンボル 750ml 1018円税込
「マスキューさん、また変わった所のワイン探してきましたね(笑)。」
「このワイン、とても美味しい!でも安い(笑)!」
「カベルネ・ソーヴィニヨンらしさ全開!」
私「そーなんですよ(笑)。カシスの香りがしっかりしています。あと植物っぽさもあります。典型的なカベルネ・ソーヴィニヨン。しかも整っています。」
「無理した感じがないですよね。木樽の香りがしないのも良し(笑)。」
「ニュー・ワールドのものとも違う。ボルドーだとこの金額ではあり得ませんよ(笑)。」
私「そーなんですよ。ボルドーでカベルネ・ソーヴィニヨンの良いところは格付けシャトーの一部だけです(絶好調)。」
「ブルガリアというとヨーグルトしか知らなかった(笑)。」
家内「ブルガリア・ヨーグルトが日本に入った頃同じように日本に輸入されてたんですよ。」
私「当時は人知れずバルクで輸入され、日本産ワインとしてブレンドされてました。大々的に輸入されなかったようでしたね。」
家内「でも、当時からカベルネ・ソーヴィニヨンが良かったでした。主にソ連に輸出されていたようです。」
「なるほどね。冷戦の影響だな。」
「でもこの味だったらロシア人だって満足するよね(笑)。」
私「そのあと1980年代になるとゴルバチョフが禁酒令を出したお陰でワイン産業は大打撃を受けて沈滞します。ソ連が崩壊しブルガリアがEU 加盟してから息を吹き返しました。」
家内「産地のトラキア地方はもともとワインの原産地です。歴史もギリシャのワイン造りをを遡るとか。政情が安定せずワイン産業としてはなかなか育たない情勢でしたが、ワイン栽培は途切れることなく続いていたようです。」
「ノアの箱船のアララット山が近くにあるんだっけ?」
「隣はトルコ?」
「北はロシア。ギリシャも接してる。あとルーマニアかぁ。常に国境を脅かされてるんだ。」
「国境線が崩れることは沢山の人が死ぬこと。逃げるか、殺されるかしかなくなる。過酷な環境ですよね。あの国境の橋の上で何百人死んだなんて話はザラ。」
「ロマ人もいるし、民族も多民族。色んな民族が逃げ込んだり入り込んだりしたんだろうな。」
「だから、美人が多いらしい(大爆笑)。」
「国境を無くすEU の理念って素晴らしいですよね。また、それを実行しているのが凄い。日本人の感性にはないよね。さらに美人も増えそうだし(笑)。」
「今日の一番手はハンガリーの白ワインで、これはブルガリアの赤。東欧のワインって安くて美味しい。沢山日本へ輸入されるとイイですね(笑)。」
家内「これから期待されます。」
「葡萄品種だって知らないものが沢山ありそうですよね(笑)。」
私「本家、本元はフランスやドイツじゃありませんからね(笑)。こっち。ポテンシャルは高いです。」



●テンポ クリアンサ 2010年 アルティーガ・フステル スペイン カンポ・デ・ボルハD.O 750ml 1250円税込
「これ期待してたんですよ(笑)。マスキューさん定番のアルティーガ・フステルのワインですよね(笑)。」
私「ありがとうございます。読まれてますね(笑)。」
家内「産地はリオハやナバラの近くのカンポ・デ・ボルハ。定番のエルミータ・デ・サン・ロレンツォと同じ産地です。セパージュはガルナッチャがメイン。」
「あー、しっとりしてて美味しい。最近のくどいスペインワインとは大違い(笑)。

「あー、あれね。何処の産地だか解らないヤツ(笑)。」
「テンプラリーニョとは違う。プラム系かな。こてこてのフル・ボディーじゃないけど、暑い時はこのくらいがイイですね。」
「プリオラートみたいに硬質なガルナッチャではないんですね。柔らかくて、でもしっかりしてる。」
「木樽のニュアンスが心地よい(笑)。チョコレート、カカオ、バニラの香りが液体と上手く無理なく絡まってる。」
家内「バリックで8ヶ月(新樽50%)熟成したあと大きな古い樽で36ヶ月熟成させます。この規格だとリゼルバなんですが、クリアンサでリリースされています。」
私「熟成の過程で一部バリックを使うところは今風ですが、全体の印象はクラシック。わりと生き生きしてるのがひねりかも(笑)。」
「枯れて古くなった感じはしないね(笑)。
日常的に飲める。」
「強くはないけどしっかりしてる。それに複雑。」
私「開けてからゆっくり果実味が出てきます。もともとの造りの良さを感じます。」
「これ、コスト・パフォーマンス高いですよね(笑)。」
「匠の技だな(笑)。」
「マスキューさん。ラベルに書いてある数字は何ですか?ヴィンテージ?」
家内「謎です(笑)。インポーターさんに問い合わせてみますね(笑)。」
私「以前にリリースしたヴィンテージかも?でも W203 の意味が解らない(笑)
。」  
「アルティーガ・フステルってニュー・ワールドのワイン・プロデューサー的な存在ですけど、リリースするワインはクラシックでイイですね(笑)。新たな波なんでしょうね。」
私「はい。ヨーロッパ的なドメーヌ・スタイルでもなく、ネゴシアンとは少し違うし、身軽さをプラスにしています。もっと上のランクのワインを期待したいです(笑)。」


●ムスケン2015年 アジィエンダ・アグリコーラ・セルヴァグロッサ
イタリア マルケI.G.T.赤 750ml 1620円税込
「久しぶりのムスケンですね(笑)。美味しいんだよね(笑)。」
「鮮烈なフランボアーズの香り!酸っぱいんだけど、ワインに濃さと甘さかみあるからとても美味しい(笑)。」
「このワインセパージュは?」
家内「サンジョヴェーゼが65%、メルロが20%、カベルネ・フランが15%。」
「サンジョヴェーゼっぽくないですよね(
笑)。」
「このフランボアーズの香りはサンジョヴェーゼ由来なんですか?」
家内「カベルネ・フランだと思います。
フラン好きの私にはたまりません(笑)。」
「と言うことは、この生産者のカベルネ・フランは突出してると言うことですか?」
家内「はい(笑)。上のキュヴェになるほどカベルネ・フランの比率が高くなります
。」
「たった15%でワインの性格が決まるんだ!」
「あと小豆…?粉っぽい豆や穀類みたいなニュアンスがありますけど…?これは?」
私「マルケの内陸で造るロッソ・ピチェーノなんかも共通するニュアンスがあります。あれはモンテプルチアーノ種ですが。小豆やアンコみたいな感じかな。」
「何でですか?」
私「解りません(笑)。わりと日本人好みの
味わいで、私は好きなんです(笑)。」
「前の赤2本と比べるとぐっと濃い感じ。
リキュールっぽいですよね(笑)。」
私「ケーキやアイスクリームにかけてあるベリー系の煮詰めた甘いソースに良く合いますよ(笑)。」
「バルサミコなんかもイイかも(笑)?」
家内「それ、グット・アイデア!」
「濃厚な肉料理もオッケーだな(笑)。」
「なるほどね。そうと解るとインスピレーションが湧きますね(笑)。」
「ところでこのラベルに描いてある子どもの顔 きも可愛い(笑)。イギリス人が描くマンガみたい(笑)。」
「彼は何を想っているのだろう(笑)?」


どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 201708

Aug 28, 2017 by weblogland |
昨日、一昨日と暑いなかご来店ありがとうございました!

〇トカイ フルミント ドライ 白 2016年 シャトー・デレスラ
ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1203円税込
「マスキューさん、これ定番ですよね。随分飲んだなぁ(笑)。」
私「ヴィンテージが2015年から2016年になりましたので、今回出しました(笑)。」
「ふんふんなるほど。違いが解るかな(笑)?」
「解った!ボトルの形が変わった!」
私「ピンポン!でございます(笑)。」
「見た目偉そうになりましたね(笑)。」
「味は相変わらず良し!かな(笑)。」
「そんなにフルーティーって訳じゃないけど、突き抜けるような産が爽快。」
「うんうん。夏場にピッタリ(笑)。」
「植物っぽさが独特だよね。ハーブっぽい。」
私「セロリやアニスのニュアンスがしますよね。」
「アニスってどんなものですか?」
家内「一般的には 苦ヨモギ あんまり日本人には馴染みがないですね(笑)。」
私「リキュールのペルノーの香りですね。」
「あの臭い奴(笑)。あの香りは強敵なんだよね(笑)。言われてみるとたしかにペルノーっぽい香りするよね。このくらいだったら隠し味的でエキゾチックでイイね(笑)。」
「モロあのペルノの香りがしたら辛い(笑)。」
「あと穀物っぽさがする。イタリアやフランスワインとは大きく違うような感じ
ですよね。」
私「バターやオリーブオイルに合わせる感じじゃないですよね。塩や穀類の油に相性が良いです。」
家内「2015年はもっとファットでフルーティーな感じでした。マスカットぽさがありました。でも2016年は本来のタイトなスタイルです。2015年から造りが変わったのか?と心配していましたが、どうやら気候のせいのようでした。」
私「アルコール分を見ると2016年は11.5
%と低めです。通常は12%くらいで造られます。」
「それって糖度が低い。寒かったということですか?」
私「特に夏場の日照量が通年より低かったせいかと。」
「でも、美味しくない訳じゃないですよね。私この2016年のワイン好きですよ(笑)。」
家内「私もそうです(笑)。」
「そうすると糖度が高ければ良いという訳でもないんですね?」
「マスキューさんがよく言う、折り合いは取れていますよね。このワイン。」
家内「土地、土地に合うベストの糖度は違うと考えるのが自然ですね(笑)。」
私「その年々で収穫のタイミングも変わります。2016年はアルコール分が11.5%
でちょうど良いタイミング。また、それが彼の地では範疇なのかと。」
私「それとつけ忘れましたが、このワインはおそらく補糖していません。天然の糖分だけで造っているはずです。表記のアルコール度数には意味があるかと。」
「ワインって糖分添加するんですか?」
私「ちゃんとしたワインはしません。ただあまりに天候不順時には泣く泣くすることがあります。まあ、お構いなしに糖分添加する生産者がほとんどですが(笑)。」
「日本のワインも糖分添加してるんですか?」
私「ヨーロッパではアルコール換算1.5~2%くらいの幅で補糖は認められていますが、日本では補糖の制限がありません。」
「マスキューさん!質問なんですが。豊作の年は糖度も高く良いと言うことですよね?」
私「基本的には天候に恵まれた方が糖度は高くなります。ただし、1本の葡萄樹からどれだけジュースを得るか?によります。1本の葡萄樹に過剰に葡萄を成らすと、得られるジュースの量は増えますが、水っぽいものとなってしまいます。」
「でも糖分が高ければ良いワインなのでは?」
私「糖分が高ければアルコール分の高いワインはできますが、それだけでは酸の無い水っぽいものとなってしまいます。」
家内「適正な収穫量はワインの価格にも反映されますから、決定要因はテロワールだけでないところが複雑です(笑)。」


〇インソリア 2016年 クズマーノ イタリア シチリアI.G.P.  白 750ml 1388円税込 ヴィノ・ロック
「あれ?マスキューさんクズマーノの『インソリア』以前扱ってなかったですか?」
私「その上の『アンジンベ』が定番です。でもちょっと高いので、今回手の伸ばしやすい『インソリア』を扱うことにしました(笑)。」
「おー!パイナップルワインだぁ(笑)。」
「滅茶苦茶フルーティー!飲みやすい。」
「見た目色が濃い。前のフルメントは色が薄くて涼しげだったけと、これは色も味も濃厚(笑)。」
「いかにも南のワインっぽい(笑)。」
「この間シチリア行きましたが、向こうで飲んだワインにそっくり(笑)。」
「暑いなかうんと冷やして飲むにはイイね(笑)。ジュース代わりかな(笑)。」
「これって品種は『インソリア』ですか?」
家内「はい。あまり聞かない品種ですよね(笑)。」
「シチリアなんて聞いたことのない葡萄品種沢山ありそうですよね(笑)。」
私「あと、今はワイン造りに温度管理が徹底していますから、香りを生かしたワインができるようになりました。一昔前はどれ飲んでも同じような感じでした(笑)。アルコールの強さばかり目立つ(笑)。」
家内「後味がハニーでアーモンドみたいなほろ苦さがあります。良く熟した葡萄 暖かい産地の特徴です。」
「店長!サルデーニャ島の白ワインほどミネラリーじゃなく、塩辛くもないですよね。」
私「ヴェルメンティーノ・ディ・ガルーダなんかとはこの点違いますよね。」
家内「目指すスタイルの問題なのかな?」


◎ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション
シャンパン/シャンパーニュ
フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4628円税込
「おー、これですな(笑)。瓶を見ただけでワクワクしますな(笑)。」
「泡立ちが凄い!」
私「注いでいるとどれだけ入れたか解りません(笑)。泡立ちが凄くて沢山注いだ気になります(笑)。」
家内「これしか注いでないのに(笑)、こんなに泡が出るなんて(笑)!」
「飲んで更にびっくり(笑)。口の中に少ししか入れてないのに、泡立ちが凄い!細やかでクリーミー、泡が液体の中にこんなにも溶け込んでいるとは驚きだよね。」
「シャンパンの泡って凄いんだ!他の泡とは別次元(笑)。」
私「昨日ヴァルデビエソのエキストラ・ブリュットを美味しくいただきましたが、これと比べると泡立ちは別物ですね(笑)。」
「いわゆるスパークリングワインなんかでもイイ泡立ちのものはあるけど、これと比べちゃいけないんだな。これぞシャンパンの泡立ち!」
「あと、とってもドライに感じるところも泡立ちを引き立てているのかな?かなり辛口に感じますよね。」
私「ブリュット表記だと残糖分は1L中9g以下ですが、飲んだ印象だと5g くらいですね。(後で確認すると5gでした。)」
家内「酸がしっかり残っていますから、よりドライに感じますよね。」
「強さとか広がりは普通のシャンパンとはかなり違う。役者が違うレベル(笑)。」
家内「いわゆる1級レベルでもこうはならない。やはりグラン・クリュなんだなって思います。」
「はっきり解らないんですが、旨味や果実味の分量が物凄い!」
「ブラン・ドゥ・ブランの軽やかで突き抜けた感じは好きだなぁ(笑)。でもこれかなり強いよね(笑)。と言うことはバランスが良いんだね(笑)。」
「果実は果肉の白い柑橘系。飲み込んだ後の余韻が異常に長い(笑)。」

私「数があまりありませんから今日明日で1本しか開けられません。ですから今日口開けを飲める方はラッキーです(笑)。」
と金曜日に言いましたが、このシャンパンが本領発揮したのが翌日の土曜日でした。ごめんなさい!

「昨日開けたにしては泡立ちイイよ(笑)。」
「広がりも素晴らしい!」
「桃、薔薇、洋梨の香りがする。うっとりしちゃう(笑)。」
家内「昨日はこんなに果実味は明瞭ではありませんでした(笑)。ブラン・ドゥ・ブランの極致ですね。」
私「高貴なシャルドネの味わいですね。
ブルゴーニュのプュリニー・モンラッシェの上物に通じますね(笑)。」
「桃の香りが何時まで経っても口から消えない!こんなことあるんですか?」
「水を飲んでも消えない(笑)。」
「この桃の香りを余韻としたら1分や2分どころじゃない。こんな経験は初めて(笑)。」
私「極上品としか言い様がありません。まさかこれほどとは…。」
「マスキューさん。これってまだ飲み頃じゃないって言うことですか?何時飲むべきなんですか?」
私「う~ん。難しいですね。飲み頃には入っているとは思いますが、今年の暮れに飲むのが良いのかな?」

恐るべしでした(笑)。

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明後日の試飲会のワイン

Aug 25, 2017 by weblogland |
よーやく並びました(笑)!
明日、明後日の試飲会のワインです。

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あれ?
まん中が抜けてます?
あそこにはミッシェル・チュイジーのシャンパンが入ります。お宝ですから、セラーの中で待機中です(笑)。
私「並んだ並んだ(笑)。ところでミッシェル・チュイジーのシャンパンなんだけど、試飲会では1本しか出せないよ。」
家内「そうだよね。1ダースしか来なかったし、次は何時来るか解らないもんね。」
私「無くなっても探せば在るんだろうけど、これより高いはずだしね。」
家内「そうすると金曜日に来られた方はラッキー(笑)。やはりシャンパンは開けたてがベスト。」
私「しかもブラン・ドゥ・ブランだしね。立ち上る香りが身上(笑)。ガス抜けてくるとイマイチだもんね。ワイン自体の質の良さは伝わるけどね。」

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201708

Aug 22, 2017 by weblogland |
今月8月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

いつもながらのバタバタすみません(笑)。

この暑い時期、ワインを飲むことは敬遠され勝ち、でもマスキューは違います(笑)。こんな時期ほど気合いが入るのです(笑)。

まずはマスキューど定番のハンガリーの白ワイン。トカイ・フルミントこそ夏に飲むべきワイン!

トカイ フルミント ドライ 白 2016年 シャトー・デレスラ

ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1203円税込

ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。

このワインはフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。

もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。

柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。

香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。

あと、面白いのはオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーのような粘りがあることです。中欧のワインに共通する特長ですかね?カベルネやピノ・ノアールに代表されるヨーロッパ系や地中海系とは違ったスタイルのように思います。真偽は解りませんが、日本人の嗜好に合ったワインであるのは確かかと(笑)。

そして新入荷のイタリア シチリアの白ワイン。爽やかさとトロピカルな味わいが融合している斬新なもの。

インソリア 2016年 クズマーノ イタリア シチリアI.G.P.  白 750ml 1388円税込 ヴィノ・ロック 

イタリア半島の南西端に浮かぶ地中海最大の島シチリア島で2000年に設立されたワイナリー クズマーノ。シチリアの地葡萄とメルロ、シャルドネ等を育て、単一品種のワインや地葡萄とフランス系葡萄とのブレンドしたもの等をリリース。若いワイナリーらしくチャレンジ精神に富んだワイン造りを行っています。マスキュー定番では『アンジンベ』があります。コルク栓ではなくガラスの栓ヴィノ・ロックを使った斬新なワインです(笑)。

これはシチリアで多用されるインソリア100%の白ワイン。

パイナップルや桃などの黄色い果実の香りが鮮明。後味のナッツの風味はエキゾチック。口中で強い酸とミネラル、潮の香りを感じますから、トロピカルなわりに緩さを感じません(笑)。スタイルには明確な造り手の意図を感じますね。完全に温度管理して設計図に沿って造られてますね(笑)。地葡萄に新たな生命を吹き込むかのような試みはアバンギャルドなチャレンジ。そして特筆すべきは、食べ合わせに魚介類が意識されること。

何よりも、すべてが作為より実質の良さを感じる点、クズマーノの力量を感じます。

そして、そして、シャンパンの登場!

夏場の極上の贅沢はブラン・ドゥ・ブランでしょ(笑)。

ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション シャンパン/シャンパーニュ フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4628円税込

メゾン・チュルジーは1881年にル・メニル・シュール・オジェに設立されました。現在約6ヘクタールの畑を所有しています。

ル・メニル・シュール・オジェはコート・デ・ブランの一番南側のグラン・クリュ。1985年にグラン・クリュ指定されています。『サロン』や『クロ・デュ・メニル』の名声に一役かっている有名なクリュですが、ル・メニル・シュール・オジェ単独だと硬質な酸と過剰過ぎるほどのミネラルが邪魔すると評されていました。

でも、このキュヴェよく出来ています。バランスが良くとても飲みやすい。ミッシェル・チュルジーの持つ豊富で優良なリザーヴ・ワインによるのでしょう。アヴィーズとかクラマン的。アッサンブラージュでスタイルを造っていますね。酸との折り合いが上手くついています。マロラクティック醗酵をすることも作用してますね。瓶内熟成も3年しっかりやってますし、酸があるため甘さが目立ちません。

少ないドザージュとSO2添加しない自然派のR.M.として独自の道を歩んでいます(笑)。無理に生産量を増やさず、頑なにオリジナリティーとクオリティーを追求する稀少な生産者なのです。


そして素直に美味しい質の高いブルガリアのカベルネ・ソーヴィニヨンです。

ヴィラ・ヤンボル カベルネ・ソーヴィニヨン 2015年 ブルガリア 赤 トラキア ヤンボル 750ml 1018円税込

フランス、イタリアよりずっと早くワインが造られ始めたブルガリアのトラキア地方。ギリシャ同様紀元前3000年の歴史を誇ります。また、一説にはギリシャを遡るワイン発祥の地として紀元前5000年の歴史があるとも。いずれにせよ、ワイン用の葡萄の原産地ですから古いのはたしかです。また、日本との関係も古く、1970年代から、ブレンド用として多くのブルガリア産ワインが輸入されていました。当時の日本は国産ワインの表示義務がかなりいい加減でしたから、知らずに飲んでいたのではないかと思います(笑)。

そう言えばかつてメルシャンが『ボイヤール』銘柄でブルガリア・ワインを日本へ輸入してましたね。当時、ボルドー飲むより安くて美味しかった記憶があります(笑)。この時期、特に品質の高いカベルネやメルロ等のヨーロッパ品種を主にソ連に輸出し好評を得ていたようです。

そして混乱と荒廃の1992年の民主化、2007年のEU 加盟を経た現在、国際市場を意識した素晴らしいワインが多く誕生しているようです。

このワイナリーはブルガリア南部バルカン山脈が背後にそびえるワイン産地トラキアン・ヴァレーに畑を持つヴィラ・ヤンボル。ブルガリア国内でも特に古い192

4年設立のワイナリーです。トラキアン・ヴァレーは、生育期は暑く乾燥し、秋には穏やかな快晴が続くブドウ栽培適地です。葡萄は良く熟し、しかも収穫期にアクシデントが少ないようです。このため、ボルドー品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロの栽培により各国で高く評価されました。中でもヴィラ・ヤンボルはそのスペシャリストとして一目を置かれる存在です。

味わいは率直に美味しい(笑)。生き生きとした果実味は、強く構造の頑強さに支えられています。ブルーベリーやカシス、新緑を思わせる青さ。それに見合った十分な重さ・きめ細かさがあります。弾力があり、噛んで飲めるような質感。

今やカベルネ・ソーヴィニヨンというと巷に溢れているし、ニュー・ワールドの定番として陳腐化しているものが多々。このワインはそんなその他大勢と同じような価格帯ですが(笑)、ぶっちぎりの高品質。低価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンとしてはベストかと。

ちなみにコルクはDIAM を使用。これだけでも生産者の気合いが伝わりますが、

DIAM はDIAM でもDIAM 5を使っています!DIAM とはブショネが起こらないことを保証した最先端の合成コルクです。末尾の数字はその期間を表します。DIAM 5だと5年間ブショネが起こらないことを保証しています。この価格帯のワインですと高価なDIAM はまず使いません。稀に使う生産者はいますが、せいぜいDIAM 2です。まあ、2~3年のうちに消費されるようなワインの価格帯なのです。でも、このワインの生命力はそれを遥かに凌ぎます。

安旨ワインの元祖なのです(笑)。


続いてこれまた素直に美味しいスペインの赤。飲み飽きしない本格派なのです。

テンポ クリアンサ 2010年 アルティーガ・フステル スペイン カンポ・デ・ボルハD.O 750ml 1250円税込

ニューヨークの高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを努めたスペイン人、マルティー・ケール氏が、「飲む人のニーズに合ったリーズナブルで高品質なワイン造り」を目指して2002年に設立したワイナリー。マスキューの定番のエルミータ・デ・サン・ロレンツォとティエラ・セレナの供給元と言えばご安心かと(笑)。

このワイン、スペイン リオハの南東、エブロ河沿いに広がる産地D.O.カンポ・デ・ボルハのワインです。ティエラ・セレナの産地と同じです。セパージュはガルナッチャ85%、テンプラニーリョ10%、メルロ5%。ティエラ・セレナはテンプラニーリョ100%でしたが、これはガルナッチャがメイン。また違った味わいなのです。

ステンレス・タンクで発酵したのち225L のオーク樽で9ヶ月熟成(新樽比率は50%)、さらに大樽に移し36ヶ月熟成させます。規格はクリアンサですが、限りなくリゼルバに近い(笑)。この銘柄は以前は樽熟成より瓶熟成に重きを置いていましたが、方向性を変えましたね(笑)。私好みです(笑)。落ち着いた色調のルビー・レッドは古さを感じません。抜栓直後から、穏やかな練れた印象の香りが強く広がります。コーヒー、チョコレート、バニラの風味は柔らかく上品。控え目なスパイスのニュアンスもグット(笑)。口に含むと生き生きした果実の味わい。ブラック・レッドベリー、イチゴ、プルーンなどの甘酸のバランスが良く、違和感のない親しみ易い味わい。程よく重く、程よく緻密で よい具合に力が抜けてよい具合にほぐれている。スペインワインらしくてとても良し(笑)。この地のガルナッチャの意義を感じさせてくれるかのようです。

今風のフレッシュ&フルーティー&ベビー&イージー(笑)なスタイルとは違う、根元的な違い。飽きのこない生活に根差した実直な味わいは、さすが、アルティーガ・フステルなのです(笑)。


そして、マスキューのど定番のイタリアの赤 ムスケンの久々の登場。やはりクオリティーが高い。そして進化していますね(笑)。

ムスケン2015年 アジィエンダ・アグリコーラ・セルヴァグロッサ イタリア マルケI.G.T.赤 750ml 1620円税込

2000年になってからワインづくりを始めた新進気鋭の生産者『セルヴァグロッサ農場』。ソムリエを勤めていたアルベルトとシェフのアレッサンドロのタッディ兄弟が経営しており、ファースト・リリースが2001年です。実に旨く出来ています(笑)。

セパージュはサンジョヴェーゼ50%、メルロ30%、カベルネ・フラン20%となっており、言わばセオリー無視(笑)。

とは言え飲んでビックリ!明瞭で溢れんばかりベリー系の赤い果実味。時間の経過でへたることはありません。鮮烈な酸はあくまでもフレッシュ。

緻密でしっかりしていながら、重くなり過ぎないボディー。朗らかで健康的な味わいは、まさにラベルに描かれた絵(これがカワイイ!)そのもの(笑)。飲んでいて楽しくなっちゃいます。

木樽は使わずステンレス・タンクで発酵・熟成後、6ヶ月以上の瓶熟成をして出荷されます。今風のニュートラルな造りですが、味わいは安心感のあるクラシックなものなのです。もともとの葡萄造りに腐心していますね。造り手のハートが伝わる優良なワインです。非常に高度なレベルで万人受けするワインになっています。

今飲んでも楽しめますが、じつは凄い熟成能力があると思います。侮れない高品質なのです。

以上6本

25日(金)は17~20時30分
26日(土)は11~20時30分にとりおこないます。

皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ソムリエ協会の資格試験でしたね。

Aug 21, 2017 by weblogland |
昨日はソムリエ協会の資格試験でしたね。一次の筆記試験。皆さんいかがでしたか?半ば徹夜で試験にのぞまれた方お疲れさまでした。夜遅くまで仕事をしてからのチャレンジご苦労様でした。学生時代は勉強だけしていれば良しとされますが、サービスの仕事に携わりながら勉強するのは大変です。でも、それだからこそ価値がある。あなたの周りの方々はそれを知っていますから、あなたが合格することを我がことのように喜んでくれます。あなたのお客様も然り。たとえ落ちても努力を続けてチャレンジする気持ちは、合格することと同じなのです。
まだ結果発表前ですが、必ず合格しようという強い信念を持ってください。落ちようが、絶対に受かるまでやる!という決意をしてくださいね。
とりあえず、お疲れさまでした。

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いやー、凄い雨でしたね。

Aug 19, 2017 by weblogland |
いやー、凄い雨でしたね。
今ちょうど関内の配達から帰ってきたところです。7時過ぎに出かけましたが、帰ってこれないんじゃないかと思いました(笑)。久しぶりにワイパーフル稼働。でも視界は悪く車線は見えない、前もブレーキランプ位しか見えない(笑)。通行量が少ないのと、みんな怖くてスピード出せませんから、どうにかこうにか辿り着けました(笑)。そして、着いたには着いたが、雨がひどくて車から降りれません。30分ぐらい車の中で待つうちにようやく雨足が衰えてきて配達出来ました(笑)。
あー、良かった。
歳のせいか目が衰えていますから、ただでさえ夜車に乗るのは気が重い(笑)。毎日こんなに雨が降ることはありませんが、それにしても怖かった(笑)。
へなちょこなのです(笑)。

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ドンナルーチェ2015年

Aug 18, 2017 by weblogland |
これなーんだ(笑)。

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ドンナルーチェ2015年です。8月3日に開けたもの。実は今年の8月8日ではなく、去年の8月3日です(笑)。
さっき冷蔵庫の中をチェックしたら発見しました(笑)。もちろんすぐにティスティングです(笑)。
まだ飲める(笑)。大部細くはなっていますが、充分飲めます(笑)。甘夏の味が可愛い(笑)。
う~ん。
それにしてもなんと言う生命力!冷蔵庫に入れてあったとは言え、驚きました。でも、それを飲んじゃう我々も驚くほどの馬鹿者かしら(笑)?

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ブルガリアのカベルネ・ソーヴィニヨン

Aug 17, 2017 by weblogland |
ふふふ(笑)。
こんなの見つけちゃいました!

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ブルガリアのカベルネ・ソーヴィニヨンです。
コクがあって果実味に富んだカベルネ。
コスト・パフォーマンスを勘案するとベストかと(笑)。今やカベルネ・ソーヴィニヨンはある意味ありふれていますが、実質的なワインの良さはかなりのもの。ブルガリアのカベルネのレベルの高さは流石。
あと気がついたのですが、コルクがなんとDIAM5!デイリーな価格帯のワインとしては異例。このワインをティスティングして生命力に驚かされましたが、やはり伊達にDIAM 5を使ってるのではありませんでした(笑)。
今月の試飲会に出す予定ですから楽しみにしていて下さいね(笑)。

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クリーム系のソースには鉄板!

Aug 17, 2017 by weblogland |
昨日今日と涼しくて楽ですね(笑)。まあ、雨は降り続けてますが。

こんな陽気ですと食欲が増す(笑)。
私「カルボナーラ食べたくない(笑)?」
家内「クリーム系のソースを使ったパスタ食べたいね(笑)。単純にクリームソースに塩コショウしただけでイイなぁ(笑)。ここのところさっぱりしたものばかり食べてるから、カロリーの高いもの食べたくなるね(笑)。」
私「そうするとどんなワインを飲むか?だね(笑)。」
家内「爽やかで、しっかりしたものがイイかな(笑)。飲み応えを所望したい!」
私「ガロフォリスプマンテなんかどうかな?」
家内「い~じゃない(笑)。クリーム系のソースには鉄板!」

そんな訳で今週のオススメとしてマスキューのカウンターの上に並んでいます(笑)。週末の金・土曜日には試飲出来ますのでお立ち寄り下さいね(笑)。

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ソムリエ協会の資格試験

Aug 16, 2017 by weblogland |
今月8月20日の日曜日はソムリエ協会の資格試験の一次筆記試験が行われます!
もう1週間切っていますが、これから試験までテンションを上げたまま望めれば、得点ワン・ランク・アップ間違いなし(笑)!
4択式の解答ですから、うろ覚えでも精度が少しでも上がれば回答率は上がります(笑)。
あと大事なのは試験当日にもうすでに燃え尽きてしまわないこと(笑)。せめて当日試験前に行われるガイダンスをしっかり聞くことが大事。新しい知識や変わった情報を教えてくれたりしますから、寝ていてはダメです(笑)。
受かることだけを考えて集中するべし!
合格すれば人生は変わります!
ご健闘お祈りいたします!

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今日はお盆休み。

Aug 14, 2017 by weblogland |
久しぶりに叔母さんの家に行ってきました。親父の弟の奥さんにあたります。もう叔父さんも亡くなり、叔母さんは今年米寿を迎えたばかり。もうお年ですから色々身体は悪いところもありますが、意気軒昂(笑)。こうしてたまには叔母さんの顔を見たい、なんて思える数少ない貴重な人なのです。ほとんどが鬼籍に入っていますし、残り少ない親しい親族ですから、葬式の時だけなんて付き合いはしたくない!(叔母さんゴメン。)
親に近い感覚で接することが出来る人がいることに感謝!
いつの間にか両親は亡くなり我が家では私が大本命になっていますが(笑)、叔母さんに会って話を聞くと、生き抜くことの大変さ大切さを実感します。こうありたいって素直に思えます。逆に勇気づけられちゃいました(笑)。

叔母さん「死んじゃったら何にも無くなるんだから後のこと心配してもしょうがないんだよね。お墓だって別にどうでもいいこと。」
私「叔母さん達観してるよね(笑)。僕もそう思うけど、一つだけ残ることがあるんだよね。それって記憶だけだと思うんだ。僕が死んでも娘と家内には記憶だけは残ると思うんだ。それだけでイイんじゃないかって思うんだ。」
叔母さん「そうだよ。後のこと考えるなんて意味がないよ(笑)。なるようになるんだからさ(笑)。私のことは覚えといてよ(笑)。」
私「大丈夫!大船に乗ったつもりになってよ(笑)。」

凄い叔母さんなのです。

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ミッシェル・チュルジー のブリュットとコタの白ワイン

Aug 12, 2017 by weblogland |
そうそう、さっきの続きなんですが(笑)。
ミッシェル・チュルジー のブリュットと一緒にコタの白ワインも取っちゃいました(笑)。

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家内共々大好きなサンセールの白ワインです。フレッシュ&フルーティーしかもハニーでとても飲みやすいんですが、濃密で深く計り知れない生命力を持った息を飲むようなグレート・ワインです。まあ、世界の名品と言えますね。コタはフランソワとパスカルの二つのドメーヌに別れていますが、好みとしてはフランソワかな。パスカルはちょっと甘い感じが残ります。
今回入荷は好みのフランソワの方。もちろん本数は限られていますから『レ・モンダネ』、『レ・キュ・ド・ボージュ』 、『ラ・グラン・コート』を各2本ずつ分けてもらいました。
コルクを蝋止めしてますがキュヴェにより蝋の色を変えています。芸が細かい(笑)。

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これなーんだ?

Aug 11, 2017 by weblogland |
ふふふ(笑)。
これなーんだ?

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ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション
 です!

ずっーと欠品してましたが、久しぶりに入荷したので迷わず発注しました。こんな暑いときシャンパンは仕入れたくなかったのですが、こればかりはなくなる前に取らないとダメです。すぐに売り切れちゃいます。今日クール便で事故なくマスキュー到着。中身を確認してすぐさまセラーに直行です(笑)。

私個人的にこのブラン・ドゥ・ブラン大好きなんです(笑)。非常にバランスが良く
、切れ良し、力あり(笑)。
あー、良かった(笑)。

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そんな訳で明日の金曜日は営業しております。

Aug 11, 2017 by weblogland |
皆さん明日からお盆休みですか?
マスキューはやっております(笑)。
なんでやってるの?かって。
お盆休みの前半はバタバタと忙しかったりします(笑)。もちろん全体的には暇ですが(笑)、お休み用のワインのご注文がわりとあったりします。駆け込み発送があります(笑)。休みも後半になると全く暇になりますが(笑)。
そんな訳で明日の金曜日は営業しております。
明日、明後日とご来店される方のために
コッレ・フリージオのロゼをお試しいただけるようにしております。D.O.C .だったのが何故かI.G.P.に変わっていたヤツです(笑)。なかなか美味しいですよ(笑)。
そして今週が終わると日曜日、月曜日とマスキューは連休となります。2日だけなんですけど、3日休む習慣がないだけ。貧乏性なんです(笑)。

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鮮度の良い鰹がグッド

Aug 10, 2017 by weblogland |
今晩は鰹をいただきました(笑)。釣りたてを活き締めしたものですから、臭くない。一度味わってから病みつき(笑)。

血あいは漬けにしてチャレンジ(笑)。このアイデアは近所の魚屋さんに教えてもらいました。食べる直前にゴマ油を垂らすとイイとか。

最近私の嗜好が変わったのか、マグロより鮮度の良い鰹の方を好むようになりました。なんたって沢山食べることが出来る(笑)。鰹をガツガツ食べるのがマイ・ブーム(笑)。でも丸々1本は無理かな(笑)。

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D.O.C.委員会の選考でI.G.P. ロゼになったとか

Aug 09, 2017 by weblogland |
この辺は台風の被害はありませんでしたが、暑かったですね。明日はもっと暑いらしい!
マスキューでは少しでも涼しげなワインを提案するために、カウンターの上にこれを並べました(笑)。

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チェラスオーロ・ダブルッツォ 2015年 コッレフリージオ ロゼ

色鮮やかで、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ種らしいベリーの果実味が爽やかで美味しいのです(笑)。でもですねラベル記載を見ると「ヴィーノ・ロサートI.G.T.」となっています。???
家内「いつの間にかチェラスオーロ・ダブルッツォD.O.C.がI.G.P.ロゼになってる!?」
私「えっー!そんな馬鹿な!」
家内がインポーターさんに問い合わせると、D.O.C.委員会の選考の過程でチェラスオーロにしては色が薄すぎると異論が出て、I.G.P. ロゼになったとか。
家内「色の濃い薄いは圧搾のタイミングだけじゃ決まらないし、イチャモンつけたのかなぁ(笑)?」
私「D.O.C. の規定で何時間以上果皮と果汁を接触しなくてはならないとか、光の透過度の基準があるとか なんてあるのかな?」
家内「聞いたことないよね。味わいがD.O.C.に相応しくないなんて言って認めてもらえないなんてことはたまにあるよね。」
私「でもさぁ。チェラスオーロでそれはないだろ(笑)。特別変わった味じゃないよこれ。」
謎が謎を呼ぶのです(笑)。
私・家内「まあ、相変わらず美味しいからイイけど(笑)。」

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ジャンシス・ロビンソン

Aug 08, 2017 by weblogland |
日曜日の新聞にジャンシス・ロビンソンが大きく載ってました!正確には日経新聞の日曜版ですか。
チリの産地が南側に広がっていることを記事にしていました。
その原因として今までの産地で水の供給が減っていることらしいです。チリの産地はアンデス山脈の山麓の乾燥地帯に広がります。アンデス山脈の雪解け水を地下から引くことにより、それを利用してきました。どうやらそれが足りなくなっているようです。チリではほとんどアンデス山脈の雪解け水による灌漑でワイン生産は賄われますから、温暖化だけでなく供給以上に水需要は増しているような気がします。大量なチリワインを消費する我々にも責任の一端があるかも?

いわゆるニュー・ワールドではほとんどが大規模な灌漑によりワイン生産は成り立っています。「水さえあれば何でも出来る!」が合い言葉(笑)。彼らに日本の事情を話すと「そんなに水があるんだ!」とびっくりします(笑)。「そんなに水があるんならワインなんか作らなくてもイイじゃないか!他の作物植え放題(笑)」
彼らからするとこんな感覚のようです(笑)。


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滅茶苦茶暑かったですね

Aug 07, 2017 by weblogland |
いやー、今日は滅茶苦茶暑かったですね。マスキューはお休みで出掛けていましたが、留守中もちろんエアコンはオン。外出先でも「エアコン壊れたらどうしよう?」と不安になります(笑)。さっき帰宅して、まずはお店に直行(笑)。安全を確認して一服です(笑)。
毎年ながらこの時期は気が休まりません。品物もなるべく、取らないようにしますから在庫も減ります。ただし昔よりは真夏にワインが飲まれますから、全く入荷しない訳にはいきません。まあ、インポーターさん運送屋さんの出荷配送管理は格段に向上していますから、事故もほとんどありませんので、悲劇はありませんが(笑)。特に宅配便の配送品質の向上は著しい。配送料金は高くなる傾向ですが、致し方ない。彼らは良く働いていますから賃金で報われないのはおかしな話。
少なくともこの仕事を続けることが出来る賃金は払ってあげないといけませんよね。

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今日、明日町内は夏祭りです。

Aug 06, 2017 by weblogland |
マスキューは蚊帳の外で特別忙しくはありませんが(笑)、家内はお祭りのお手伝いでバタバタ(笑)。町内のおばさん軍団の一員なのです(笑)。これブログに書いたら後で怒られるかも(笑)?
でも、お祭りの準備片付けは大変ですよね。毎年毎年大勢のボランティアが必要。厚意と地元愛がないと無理ですね。
生業が違ってもそれを維持継続してるのは凄いこと。眺めてると、捨てたものじゃないんだなと思います。

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皆さん、お盆休みはいつからですか?

Aug 04, 2017 by weblogland |
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皆さん、お盆休みはいつからですか?だいたい10日くらいからかな?マスキューは8月14日の月曜日はお盆休みにします。

1日だけ(笑)?いえいえ、前日が日曜日ですから2連休!

ところで今日のお客様。

「マスキューさん。こんどのお盆休みに実家で兄貴と親父と飲むんですけど。この前の試飲回で一番美味しかった赤ワインください(笑)!」

私「それはそれはありがとうございます。」

「滅茶苦茶美味しかったから、普段ワインなんて飲まない親父も喜ぶと思うんですよ(笑)。赤い蝋でコルクを固めてるからいかにも高級そうだし(笑)。」

私「実際高級ですよ(笑)。」

「ところで、この赤い蝋は何のためですか?」

私「コルクがダメになってもワインをダメにしないために塗られています。生産者の自信の証しですね。ガメイ種にしては異例の生命力ですから(笑)。」

「飲んだ印象もガメイとは思えない。高級なピノ・ノワールみたいですもんね。」

私「あと暑いですからワインを持っていくときは新聞紙にくるんで表に保冷剤を貼ると完璧です。車のトランクなんかに無造作に入れたりするとワインが吹き出したり、温度上昇でダメになる恐れがあります。」

「それでは発泡スチロールの箱に保冷剤を入れて持っていきます。さらに高級そうに見えますしね(笑)。」

私「さらに完璧です(笑)!」

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横浜市のカジノ構想やりそうですね

Aug 04, 2017 by weblogland |
今回の内閣改造で地元の小此木八郎先生が防災・公安担当大臣で入閣。横浜の港湾関係と強く繋がっている小此木先生ですから公安の長となれば、カジノの許認可は出しやすそう(笑)。安倍首相に1本釣りされたかな(笑)。
まあ、カジノの存在は無くなりませんからどうこう言っても意味はないのでしょうが、花月園競輪場が近隣にあった一商人としてはお客様でもあり表だって文句を言うのは憚られます。でも小学生の時に大人に競輪場の是非を質問したおり「君達の教科書は競輪場があるから只なんだよ。」と言われたことがあります。
大人になった今思うのが、たとえ横浜市にカジノが出来ても子供にそんな説明をする大人にはなりたくない!
花月園競輪場だって今にしては影も形もありません。目先のお金をカジノで儲けたいのは解りますが…。人の不幸を前提としたのが博打ですから、あまり威張れないと思いますが。まあ、お金持ちを相手にするからイイのかな?

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試飲会のおさらいです201707

Aug 03, 2017 by weblogland |
試飲会のおさらいです(笑)。
今しみじみモリエールのワインを飲んでいます(笑)。もちろん先日の試飲会の残りですが(笑)。写真向かって左側がモルゴン
力が桁外れですね。香りは落ちていますが、それゆえか隠れていたパワー全開(笑)。清謐な海面の下に大きなうねりがあるみたい。凄いワインです。

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真ん中はポキュラン。あんまり変わらないかな(笑)。でも突き抜けるような酸は、これまた凄い。
そして向かって右端の、ラベルがなくて7/13と書いてあるのはポキュランの7月13日に開けたもの(笑)。開けてから20日目です。たしかにポキュランの味わいですね。枝豆っぽさもある(笑)。あとものすごく凝縮したプラム、試飲会で常連のお客様が仰った「塩気の強い古漬けの梅干しみたいだぁ!。」を思い出し、ニヤニヤしながら飲んでいます(笑)。

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今週のおすすめワインはイタリア サルデーニャ島のヴェルメンティーノ

Aug 02, 2017 by weblogland |
今、マスキューのカウンターの上はこんな感じ(笑)。

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今週のおすすめワインはイタリア サルデーニャ島のヴェルメンティーノです。
暑い夏に向き合うような白ワイン(笑)。爽快さと強さを併せ持つ いかにもトマトやオリーブ・オイルにぴったり合う味わい。こう暑いと食欲が落ちますが、食欲・体力を回復してくれます。
夏場のリゾート地として有名なサルデーニャ島。このワインを飲むと彼の地の風土が想像されます。飲めば気分はサルデーニャン(笑)?
週末の金、土曜日に試飲できますからお立ち寄りくださいませ。

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桝久 試飲会リポート 後半 201707

Aug 01, 2017 by weblogland |
●コート・デュ・フォレ 2011年 サンタンヌ フルール・ド・ヴィーニュ 中央フランス コート・ド・フォレA.C. 750ml 2,268 円税込み
私「このワインはフランス中央部ポルヴィックの産地オーヴェルニュ地方の赤ワインです。ガメイ種100%。去年マスキュー試飲会で出しましたが、より一層美味しくなりましたので再登場となりました(笑)。」
家内「セラーの温度でお出ししています。」
「スッゴくしっかりしてるけど飲みやすい(笑)。渋くない!」
「ヴィンテージは何年ですか?」
私「2011年です。今がベストかと(笑)。」
「丸6年ですか。ガメイってすぐ飲むようなワインだけどちゃんと熟成するんですね(笑)。」
「これって絹のようなタンニンって言うのかな(笑)。普通赤ワインって冷えてると
渋さが増すけど、これはちょうどイイ(笑)。」
「しっとりしてて良いですね(笑)。」
「ブルー・ベリーや赤い果実の果実味が映える。凄く綺麗(笑)。」
「ワインに大きさがあるし、安っぽくないよね(笑)。」
「深さも感じる(笑)。」
「マスキューさん。これって今風なんですか?」
私「除梗していますし、醸しも低温で長くしてるようですから、今風と言えます。ただボジョレーみたいにすぐに消費されることは意図していないと思いますが(笑)。」
家内「女性醸造家らしい味わいに仕上がってます(笑)。」
「ボジョレーにもこのレベルのワインはあるけど、値段が高いんだよね(笑)。」



●ル・ポキュラン 2014年 ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール フランス ボジョレー 赤 V.D.F. 750ml 2700円税込み
「おっ、これが噂のモリエールですな(笑)。」
「香りがあっまーい(笑)。」
「ブルー・ベリーやチェリー 小粒の赤い果実の香りがしますね。」
「前のガメイと比べると色は薄いけど、グッと濃い(笑)。なんか底知れないものを感じますね(笑)。」
「これってビオですか?」
私「認証は取っているようですがラベルに記載していません。バック・ラベルにSO 2 無添加と記載があるだけです。」
「ビオ、ビオ言わないところがイイね(笑)。」
「それっぽく認証マークを載せて、ヴァン・ナチュールなんて書いてあるワインは高いんだよね(笑)。」
「これってボジョレーA.C.なんですか?」
家内「A.C.の域外なのでV.D.F.となります。畑は斜面の砂時とか。ユニークな土壌です。」
私「水捌けが良く糖分も上がりやすいはずですが、これはアルコール分が11%です。」
「えっ!そんなに低いのですか?」
私「はい。このあとお出しするモルゴンが2011年でアルコール分が12%ですから、あまり無理に過熟しないで収穫するようです。果実味は濃いですが、それほどジャムっぽくありません。」
「遅摘みしないんだ。」
私「葡萄の完熟時に収穫をしっかり合わせている感じがします。腐敗のリスクを避けるのだと思います。」
「アルコール分が高ければ良い訳じゃないんだ。」 
「ニュー・ワールドとは違うんだな(笑)。」
私「発酵は房ごと6日間のみプレスはエア・プレスでゆっくり優しく。上澄みだけで造っています。」
「エア・プレスって?」
私「プレス機ですが、円筒形を横にして中に大きな風船を膨らまします。これは1.2気圧程度 醪の上に手を添える程度だと思います。得られる果汁は葡萄樹1本から200ml 程度です。次のモンゴルも同じようなものです。」
「えー!ブルゴーニュのグラン・クリュだって350ml くらいですよね!凄いんだ!」
私「100年前の良き時代の再現ですよね(
笑)。」
「エア・プレスしたあとはどうするんですか?」
家内「マールにするか、プレス果汁として売却するかのどちらかだと思います。
ワインとして使わないようです。」
「へぇー!贅沢なんだ!」
私「良いワインを造る生産者は、昔はみんなそんな感じです(笑)。100年前は知りませんが(笑)。少なくとも60年代まではそうでした。」
「これって穀物のニュアンスがありますよね。何と言ったら良いか?」
私「枝豆みたいですよね(笑)。」
家内「好みが別れるところかな(笑)。」
「結構好きだな(笑)。」
「マスキューさん、なんでこんな香りがするんですか?」
私「鋭いですね(笑)!SO 2 が無添加なので自然と瓶の中でSO 2 を造ってしまいます。瓶詰め時に10ml くらい入れるといわゆるビオ臭はしません。この香りも時間の経過により消えます。瓶の中で発生したSO 2 が他の分子と結合するとクレーム・ド・ブリュレみたいになったり、腐葉土のニュアンスになったりします。これは私の経験と想像ですが(笑)。」
「じゃあ、この枝豆っぽさも消えていくんだ?」
私「おそらくあと1~2年すれば消えると思います。みなみに抜栓は7月13日 2週間前に開けたものがありますから、お試しください。ただしまだ枝豆っぽさはしっかりありますけど(笑)。」
「マスキュー裏技炸裂(大爆笑)!」
家内「さすがに暑いですからセラーの中にあります。今、とってきますね。」
「静かな感じ。」
「うんうん。清謐。口に入れるとリキュルみたいだぁ。力がこんなにあるんだ。

「枝豆もまだあるけど(笑)。」
「普通じゃないんだ!」
私「渾身かと。」

●モルゴン 2013年 ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール フランス 赤 ボジョレー モルゴンA.C. 750ml 3480円税込み
「これは美味しい!」
「高級なブルゴーニュのピノ・ノワールみたいだ!」
「う~ん。マスキューさん言うように言葉を失うね。」
「非の打ち所がない(笑)。」
「ガメイがピノ・ノワールみたいになるとは…。」
「ブルゴーニュのどこのピノ・ノワール?と聞かれると困るかな(笑)。」
私「ちょっと重心は低いかな?でもボーヌじゃないし(笑)。」
「1つ前に飲んだル・ポキュランとは趣が違いますよね。何故?」
家内「土壌が違うとしか言えません。これはガメイが好む花崗岩土壌です。ル・ポキュランは砂地。」
私「これは醸しが12日間でル・ポキュランより少し長い。あと半年間木樽熟成しています。でもそれ以上に違い感じますよね。土壌としか言えません(笑)。テロワールの違いを感じますよね。」
「ル・ポキュランよりもっと濃密な感じしますけど…。」
家内「栽培法は同じなんですよね。モンゴルの優位性感じますよね(笑)。」
「ル・ポキュランは癖があったけど、これは全くない。少し土臭い気もするけど違和感無し(笑)。これがさっきマスキューさんが言っていた瓶内でのSO 2 の結合ですか?」
私「そうとしか思えないんですよ。私は化学者ではありませんが、そう考えるしかない(笑)。真剣に造ったビオのワインに共通した特徴です。」
「インチキなビオはダメ(笑)?」
私「はい(笑)。ちゃんとしたビオのワインは熟成します。そういうワインを造る生産者はビオなんて言葉を振りかざしませんが(笑)。」
「ビオのマークをつけててもSO 2 たっぷりなんてザラですよ(笑)。」
「どうやって見分けるんですか?」
私「試飲あるのみ!恥ずかしながら最近ようやく解るようになりました(笑)。」
「テイスティングもイノヴェーションしないとダメなんですね(笑)。」
私「我々の場合、妄想と数多くのテイスティングの結びつきですから、勝手な思い込みにしか過ぎないかも(笑)。威張れるレベルじゃありません(笑)。」

お忙しい中、ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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