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もっと 勉強しておけば・・・
Aug 15, 2014 by akiko |英文です。やはりここは正確に ということで 辞書を引きながら訳します。
ブドウのこと、醸造の方法などとともに、合わせるお料理が書いてある。これが また見たこともない単語です。
うぅむ。
辞書で調べた結果 シカのモモ肉の料理、ホロホロ鳥に詰め物をした料理、子牛(子羊)の膵臓バニュルス漬け。豚のほほ肉カタラン風。
うぅむむむむ。
私には まったく想像のできない料理です。食べてみたいなぁ。
ワインによく合った料理を選ぶと お互いがお互いを引き立てあって、より一層おいしくなるんですよね。
マス・ブランを自宅で美味しく飲むには 何を用意すればいいかなぁ。いろいろ 考えてみなくては。
英語も料理もワインも、もっと多方面に勉強しなくっちゃ。たいへんだぁ。でも だからこそ面白いんですけどね。
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マス・ブランすんごく美味しい
Aug 15, 2014 by weblogland |
先日サンプルで取り寄せた南フランス ルーションの赤ワインです。豊かな果実味と海藻や塩辛さのバランスが癖になる味わいです(笑)。こんなに個性的で良質なワインは珍しい!今月の試飲会に出す大本命です(笑)。
でも、困ったことが一つ。ワインやドメーヌの資料がない(笑)。インターネットで見ても、解らず。インポーターさんに聞いてみると「資料は当社のホームページにあるだけです。」とつれない。
再度問い合わせました。
私「マス・ブランの資料ありませんか?」
インポーターさん「はい。ありません。」
私「せめてマス・ブランの正確なセパージュくらいは解りませんか?できたら造り方なども解りませんか?」
しつこく食い下がります(笑)。
インポーターさん「英語で書いてある資料が少しあるかも知れませんが…。」
私「あっ、それで結構ですからあったら送っていただけますか?」
無理を言ってお願いしました(笑)。あとで1枚のファクスが届きましたが、あまり詳しくは書かれていません。
うーん。
ワインのラベルにはホームページのアドレスすら書いてありません。
さて困りました。
家内「そう言えばミッシェル・ベタンヌの『フランスワイン格付け』にマス・ブランが載っていたから、ホームページがあればあの本に書いてあるはず!」
早速チェック。
ありました!
しかし私の携帯ではエラーで接続出来ません(残念)。あとで家内が家のパソコンで調べることになりました。
でも、ホームページにも詳しく載ってないような気がします(笑)。マス・ブランのあるルーションは、フランスでもボルドーやブルゴーニュの人達とは全く価値観の違う人々のような気がします。ワインの味わいがそう語っています(笑)。
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ロワールのカベルネフラン
Aug 14, 2014 by akiko |さてさて、今 試飲しているCHド・フェルのアンジュ・ルージュ 3つのヴィンテージ、どれも素晴らしくて困っています。
全部 マスキューのラインナップに加えたいところですが、予算の関係もあるし・・・。あぁ、どうしよう。なかなか決められないと贅沢な悩みです。
「カベルネフラン、大好き」と常々言っている私ですが 今回の試飲で、また一つ好き度が増しました。
今まではシノンやブルグイユあたりの フランボワーズ、イチゴの香りが強く出ているもの、熟成が進んでくると土や酸化鉄、革のニュアンスが出て
重みがぐっと増すというタイプを好んでいました。
今回のアンジュ 特に2001VT。ちょっと細い・・・というよりタイト。細身でがっちりかたい印象が素敵です。
もうヴィンテージが進んでいますので 最初から土や酸化鉄、杉の木の匂い、革が明瞭で
そのあとから 赤いバラやイチゴ、過熟なオレンジなどのフルーティさが感じられるというパターン。これに ぐっときています。
緻密さ・重さという点では シノン、ブルグイユよりも 僅かに軽いく感じられますが
味わい・香りの奥行き・構成には それぞれの特徴があって甲乙つけがたいですね~。
一口にロワールのカベルネフランといってしまってはいけない。よい生産者のワインは確実に土地の個性を表現するようです。
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ただしずっとワイン・ラヴァーでないと駄目ですよ
Aug 14, 2014 by weblogland |Mさん「えーと。ドメーヌ・ド・ベレーヌのピノ・ノワールまだありますか?」
私「ニコラ・ポテルのワインですね(笑)。」
Mさん「マスキューさん大推薦のやつ(笑)。ところで昨日マスキューさんのブログチェックしました。マスキューさんのブログで『ニコラ・ポテル』を検索したんですが(笑)、徹底的にティスティングしてますね(笑)。普通あそこまではやらないですよ(笑)。」
私「お恥ずかしい(笑)。ワインっていくら飲んでも先々どうなるかなんて解りませんが(笑)、とりあえず開けたワインを徹底的にダラダラと飲み続けると品質が解ると思うんですよ(笑)。だから、気になるとついついダラダラとティスティングしちゃいます。」
Mさん「ところであのワインがD.R.C.のワインに似ているって書いてありましたが、ホントですか?」
私「基本的な造りは同じです。」
Mさん「そうするとロマネ・コンティと同じなんですか?」
私「いやいや、あれは1本の葡萄樹からハーフボトル1本くらいしか果汁を造りませんから、規格が違います。」
Mさん「じゃあ、ラ・ターシェ?」
私「ニコラ・ポテルのワインはボマールの畑ですからスタイルが違います。ただ善し悪しで言えば、良くない作柄のエシェゾーよりは良いですよ(笑)。良い年のエシェゾーの場合はもっと甘いかな。でもあのワインよりは軽いですね(笑)。」
Mさん「値段じゃないんですね?」
私「一度D.R.C.のエシェゾーを飲んでみればわかりますよ(笑)。」
Mさん「一度はD.R.C.にトライしなきゃなぁ(笑)。」
私「割りと軽いワインなんですよ(笑)。だから人によってはガッカリする人もいます。」
Mさん「えー、そうなんですか?じゃあもったいないな。」
私「でも、上手く熟成したD.R.C.のラ・ターシェなんか香りの分量が物凄い。しかも品がある。」
Mさん「でもラ・ターシェなんか値段の桁が違う(笑)!」
私「たしかに、ワインの価格じゃないですよね。」
Mさん「でも一度は飲んでみたいですよね。」
私「大丈夫!人生は長いですからチャンスは来ます。ただしずっとワイン・ラヴァーでないと駄目ですよ(笑)。」
Mさん「なるほど。果報は飲んで待て!ですね(笑)。」
私「ナイスですね!そのセリフいただいても良いですか(笑)?」
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『ペズナ』が在庫限りとなります!
Aug 14, 2014 by weblogland |
『ペズナ』のインポーターさんの在庫が無くなったそうです。参ったな。
正確にはペズナ 2006年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 南フランス コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1500円税込
この前の試飲会でマスキューデビューしたあの旨いワインです。
真夏の試飲会で紹介するのも何でしたが、限定品でしたので急いで皆さんに飲んでいただきたかったワインです。
今年のコストパフォーマンス第一位赤ワインです!(今のところ)
あんなワインを1ロット ストックしていたフォンデュースは凄いですよね(笑)。熟成したラングドックのワインはそれだけでも稀少なのですが、驚くほど旨い。最近キュヴェ・ジュリエットのリリースが早くなり、種切れかと思ってましたが(フォンデュースさんゴメン!)、さすが懐が深い!
まあ、これからラングドック・グラン・クリュをリリースするはずですから、実力の一端をプロモーションしたのかな(笑)?
話を元に戻します。
『ペズナ』が在庫限りとなります!
何時までもあると思うななんとやら…。になっちゃいました。あと2ダースほどです。お許しを!
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たいした物だ!ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ
Aug 12, 2014 by weblogland |
たいした物だ!
ニコラ・ポテルのブルゴーニュです。正式には、ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012年 ドメーヌ・ド・ベレーヌ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3085円税込。
さっき飲みきりました!
7月17日抜栓したワインですから、今日は8月11日で、ちょうど25日経って試飲は完了した訳ですか(笑)。
飲んでみると、香りはしっかりピノ・ノワール。味わいはちょっと甘みがある梅干し(笑)。酸は衰えず強い。いわゆる酸化した酢酸の味はしません。あくまでもフレッシュなリンゴ酸系なのです。そしてワインとして飲めるバランスは立派!
うーん。
ヴァッレ・ダ・オスタの鬼才エリオ・オッテンの造る『フメン』に似てますね。あの癖のある変わったワインです(笑)。(私の愛するワインです。)
この尋常ならざる生命力の源はきっとリンゴ酸!と確信してしまいました。
ここで思い出したのですが、安いワインの保存料としてビタミンCが添加されます。きっとリンゴ酸の代わりなんですね。もちろん後からビタミンCを添加したワインはバランスが悪く不味いのですが、ビタミンC添加の効用は書いてある通りワインの保存なんですね。
25日間に渡り楽しませてくれたニコラ・ポテルの素晴らしさに感謝感激!
また少しワインのことが解ったような気がしました(笑)。
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南フランス『コリウール』の優良生産者マス・ブランのサンプル取り寄せ
Aug 12, 2014 by weblogland |
南フランス ルーション スペイン国境にあるアペラシオン『コリウール』の優良生産者マス・ブランです。永遠の命を持つバニュルス造りの名人といった方が、ご存じかと。リヴサルドやバニュルスの上手な生産者はスティル・ワインも上手なんですよね(笑)。言わば、知る人ぞ知るワイン。南フランスとは思えぬ生命力があるんです。
写真向かって左側の赤ちゃんの絵が書いてあるラベルのワインは、ル・プチ・パルセ2010年。スタンダード・キュヴェになるのかな。真ん中はジュンケ1998年。看板キュヴェ。そして右側がラ・リオーズ2008年。上級品です。
コリウールは暑さが厳しいところですから、ワインが多量にできません(笑)。あと、生産者も沢山造る気もない(笑)。畑の写真を見ると、プリミィティブ(笑)。ボルドーやブルゴーニュのような整然としていない。しかも急峻な崖を切り開いた棚田のような畑ですから、機械も入らず非効率。フランスの葡萄畑とは思えません。もともとスペイン領でもあった地ですから、別物と考えた方が良いのでしょうね。
さて、何時飲みましょうか(笑)?
楽しみなのです。
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ソムリエ試験受験者の皆さん!
Aug 11, 2014 by weblogland |皆さんお尻に火はついていますか?焦って暗記に努めてください(笑)。この最後の1週間のあがきで10点はアップできます。試験当日、試験官が机の上の本をしまって下さいと言うまであがいてください!
70%の正答が取れれば合格です。4択ですから何もしなくても25%です。自信をもって答えられる正答が50%越えれば受かるはず。
この1週間で合格を勝ち取れます!
日々の業務をこなしながらの勉強大変かと存じますが、これこそが本当の勉強です。しかも、得る物がとても大きい。人生を変えるつもりでチャレンジしてください。
あと、今週は暑くなりますから、くれぐれも体調・自己管理を怠らないよう、気をつけてくださいね。
まだ、チャンスはあります!
真剣に応援申し上げます。
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フランス ロワールのシャトー・ド・フェルのアンジュ・ルージュ
Aug 11, 2014 by weblogland |
サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
フランス ロワールのシャトー・ド・フェルのアンジュ・ルージュです。
ここのところフェルのワインの扱いが途絶えていましたが、最新の見積りを見るとありました。しかも、なっ、なんと、2001、2007、2011と良い感じのラインナップ(笑)。
これは試さねば!
と言う訳で早速取り寄せちゃいました(笑)。
フェルのワインって肉付きが良く、カベルネ・フランらしい深みがあるんですよね。すぐにも飲めますが、実は長寿。比較的早く飲まれてしまうアンジュのワインにあっては異例とも言えます。わりと収穫を遅らせる生産者なので、天候に恵まれない年でも良いワインに仕上げてきます。質を落とすより量を減らすことを優先します。プライドがあるんですよ(笑)。何年か前に飲んだ2007年なんか雨にたたられ散々でしたが、フェルは収穫を更に遅くすることで素晴らしいワインを造りました。あの2007年はどう変化したのかな?2001年も収穫の遅いフェルは成功した年でした。10年以上経ちますが、どんな姿になってるでしょうか?普通のアンジュだったらとっくに駄目になっているはず。2011年はようやく調子が出てきてるはず。
あー。
楽しみだなぁ(笑)。
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お盆はどうされますか?
Aug 10, 2014 by weblogland |お盆はどうされますか?
長い方だと来週月曜日から休暇の方もおられるようですね。
ちなみにマスキューのお盆休みは8月18日のみ(トホホ)。もちろん日曜日は休み。
ここ数年割りとお盆中はバタバタと用があります。私の住む鶴見は7月盆ですから、8月盆になると静かになるのですが。この時期は地方発送が増えます。東京圏の方が地方に行く時、滞在先で飲むワインの発送や、調達のお客様が増えます。
まず、11日からご来店される方が増え、お盆の半ばになるとワインが足りなくなったお客様から緊急発送のご依頼が来ます(笑)。お盆中、宅急便はやっておりますが、クール指定すると発送の締め切りが3時頃に早まります。でも、この時期にクール指定しないと自殺行為です。そんな訳で発送までタイトなスケジュールになります。ですから発送はお早めにお願いしますね(笑)。大体のところでしたら翌日には着きますから、二日前くらいにご注文いただけると確実です。でも、配送は人力ですから破損などの可能性は避けられません。そんな時は陳謝あるのみ。お許しください!
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立派なもの見ちゃいました!
Aug 09, 2014 by weblogland |先ほど関内から車で帰ってきました。15号線を通るいつもの道です。ちょうど青木橋を左手に曲がり神奈川の商店街の出口の辺りで颯爽と歩く女性。でも肩の辺りに何が黒い大きなものが…。暗いので、よく目を凝らすと、肩の上の物体の上部が回転!ギョロっと見回したのは、なっ、なっんと ふくろう!
肩の上に乗り、微動だにせず辺りをキョロリと頭を回転。
ビックリしました!
大きさも40~50センチあるほど立派なふくろうを肩に乗せてしゃかしゃか歩く女性との組合わせの完璧さに唖然です。
ペットと散歩というより、飼育している感じ。でも威厳のあるふくろうは『俺は飼われている訳じゃないぜ!俺は俺さ。関係ない。』とでも言ってるような孤高の威厳が漂う(笑)。
歩く女性もキャップをかぶり、長袖の飼育衣を着てますし、プロフェッショナルな雰囲気。
しかも、肩に乗るふくろうは乗ってる風情がない(笑)。肩に乗っていれば、自分の意思とは無関係な揺れがあるはず。でも、ふくろうには揺れの素振りもない(笑)。肩に乗ってるようで浮いてる(笑)。逆に言えば、人間を思うように歩かせているような(笑)。
とにかくカッコ良かった。
近所の方がおられたら、情報を教えてくださいね(笑)。
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ようやく入荷しました!
Aug 07, 2014 by weblogland |
ようやく入荷しました!
何がって?
ペウ・シモネのブラン・ドゥ・ノワール。あのフランス シャンパーニュの中心モンターニュ・ド・ランス。中でも極上のピノ・ノワールを産するクリュとして名高いヴェルズネイ村ピノ・ノワール100%のシャンパーニュです。
私の大好物です(笑)。
ヴェルズネイのピノ・ノワールってパワーがあり広がりが素晴らしいんですよね。特にこのキュヴェは木樽を使った熟成はしていませんから、葡萄果の力がダイレクト。隠しようのないスタイルなのです。一般に高価格で流行っているいわゆるクリュッグ・スタイルの、とろみがあるほど濃い味わいではありません。もちろん値段なりにあれはあれで旨いには旨いのですが、私は木樽を使わないスタイルのシャンパーニュの方が好みかな(笑)。あれはあまりにゴージャス過ぎて、貧乏性の私には合わない(笑)。
葡萄本来の良さが伝わるこっちの方が好みなんですよね(笑)。逆にこっちの方が贅沢に思えるから始末に悪い(笑)。
そんなこんなのペウ・シモネのブラン・ドゥ・ノワール、久しぶりの入荷です。ちょっと高くなっちゃいましたが、お許しを!
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ターヌムスヘーデ警察署のみなさん
Aug 05, 2014 by akiko |今回もまたまた面白かった!!サスペンスすから、内容は書けませんが、いつもながら事件の真相に迫っていく過程がすごいです。
シャーロックホームズのような天才肌がいない というのが このシリーズの一番のポイントです。
登場人物全員が 日々の暮らしを続けながら というのが素敵なんです。
長く続いて、面白さもずっと続くというのは やはり 主人公だけでなく登場人物みんなに魅力があるからだと思うんです。
ちょっと視点を変えると パトリックとエリカが脇に回った形で 物語の中に別のストーリーを見いだせるのが素敵ですね。
目下の私の興味は パトリックの同僚刑事であるユスタ、上司であるメルバリの今後。
一作目、二作目と読み進むうちに、他の登場人物よりちょっと年長のこの二人の味わい深さに もうぞっこんです。
熟成させたら 素敵になる。ユスタとメルバリ、まるでワインのようではありませんか。
ところで、今回の『人魚姫』のラスト、大変な事態です。
エリカとパトリック、そしてターヌムスヘーデ警察署のみなさん どうなってしまうのか・・・。
続編がでるのは いつ?待っているのが辛すぎます。
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パンノンハルミのオラズリースリングは、蕎麦に合いますよ
Aug 04, 2014 by weblogland |Fさん「パンノンハルミのオラズリースリングは、蕎麦に合いますよ!」
最近マスキューがはまっているハンガリーの白ワインです。
私「それはそれは良いことを教えてくださいました(笑)。蕎麦つゆとのつなぎにカボスか何か入れました?」
Fさん「いやいや何も入れなくて、単なるざるそばでイイんですよ(笑)。」
私「ほうー。蕎麦喰いの私にとっては嬉しい情報です(笑)。ありがとうございます!」
家内「昔、戸隠で食べたおしぼり蕎麦だったら完璧かも(笑)。大根おろしで食べるだけのお蕎麦なんですが。」
私「大根はビタミンCが豊富だから、絶対に合うね。」
Fさん「あれほど蕎麦に合うワインは経験したこと無かったですよ。純粋に蕎麦と合います。蕎麦の風味に合うんですよ。」
私「やはり中央ヨーロッパのワインは日本人の味覚に合いますよね(笑)。」
このFさん、ご自身で蕎麦を打ったりするほどの食通。もちろんワインにも詳しく、奥様共々達人の域なのです。ですから、この情報は鉄板(笑)。
皆さんにもお教えしちゃいますね。
貴重な情報ありがとうございました!
夏の楽しみが一つ増えました(笑)。
ところで素麺や冷や麦だとどうでしょう?試す価値ありそうですね(笑)。
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フリザンテ・ブラザースが大活躍しています
Aug 03, 2014 by weblogland |
ハビエルさんが率いるヴァル・サンソ銘柄のフリザンテ 白はヴェルデホ種、ロゼはテンプラリーニョ種から造られています。マスキューでは6月の試飲会では白、7月の試飲会ではロゼと種を蒔いていました(笑)。
どちらもとてもフルーティー。白はいかにもヴェルデホらしい、突き抜けるようなグレープフルーツの香り。フレッシュネスの塊(笑)。ロゼは黒葡萄テンプラリーニョのアロマだけ抽出したかのような斬新なフルーティーさです。
どちらも共通してあざとくなく、自然なワイン造りが基本です。もちろん斬新な発想とテクニックはハビエルさんならでは。
泡の強さは3気圧弱、コカ・コーラをちょっと弱くしたくらい。ファンタよりは強いかな(笑)。
味わいはファンタ・スティック(笑)。実はラインナップに赤のフリザンテもあるのですが、余りにファンタ・グレープに似ているので(笑)、白とロゼだけを扱いました。
ところで、新聞で見たのですが、今サングリアが流行っているそうです。
うーん。
なるほど!
このフリザンテが人気あるのも解ります。
どちらもライトでフルーティー。でも完成度の高さはこのフリザンテに軍配は上がるはず。
夏のこの時期はワインの販売量は落ちますが、そんな中で気を吐くのがこのフリザンテ・ブラザースです(笑)。どえやら嗜好の変化が起きているようですね。
そう言えばテレビコマーシャルでキリンビールが、『取り合えずビールではなくチューハイ』なんて言っています。流れが変わったか?
すくなくとも多様な選択肢を提案しなくてはならないところに来ているのは確かのようです。
喜ばしいことです。
ただし便乗して、インチキな商品を売って欲しくありませんが(笑)。
メーカーは売れれば何でも良しだからなぁ(笑)。
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コミュニティーの違い
Aug 03, 2014 by weblogland |ところで我が町内は今日明日と夏祭りです。我が町会 生麦北町南部町会はちょうど国道15号線に分断されていて西と東に二分されています。西側は花月園駅前、東は魚河岸が中心となります。御酒所も二ヶ所に作られます。マスキューはちょうど両者の間にありますから、お祭りの外れです(笑)。
町内は同じでも二ヶ所の御酒所は違う雰囲気なんですよね。魚河岸の御酒所は昔からの魚屋さん達が中心、駅前は商店主やその周辺にお住まいの方々が中心です。根差したコミュニティーが違いますから、自ずと気風が少し違うような気がします。
うーん。
こんなに狭い町内ですら、コミュニティーの違いがあるのです。だから御酒所が二ヶ所ある訳ですが、先ずはもともとの漁師町のコミュニティーが先にあり、京浜急行が開通してから駅前通りが出来て駅前コミュニティーが出来たことに由来するんでしょうね。
ただどちらのコミュニティーに属する人々も、今では生業を地元に持たない方がほとんどですから、その微妙に感じる気風の差も無くなって行くのでしょうか?でも、こうした微妙な気風の差異や特徴は、そこに属する人間のアイデンティーとなるはずですから、大事にしなくてはならない部分です。
祭りからちょっと外れているマスキューも、100年くらいこの場にありますから、これも私のアイデンティーに影響してるんでしょうね(笑)?きっと。
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ドメーヌ・セリーヌのワインが入荷
Aug 02, 2014 by weblogland |
久しぶりにドメーヌ・セリーヌのワインが入荷しました(笑)。
ヤムヒル・キュヴェ2010年とエヴァンスタッド・リザーブ2011年です。
マスキューのワインセラーの在庫が無くなり、ちょっと寂しかったのですが、もう安心です(笑)。
「あれ?マスキューさんアメリカのワインは嫌いじゃなかったの(笑)?」なんて言わないでくださいね(笑)。
たしかに濃さを追及するタイプのカリフォルニア系のワインはあまり好きではありません。でも、ひたすら飲みやすさを追及するドメーヌ・セリーヌのピノ・ノワールは、行き方がなんとなく解るような気がします。
うーん。
なんと言えば…。
そうそう、ポップ・アートのハインデルの絵のような感じかな。カッコよくて解りやすい、特にアメリカ人の郷愁やアッパーな趣味に通じるモチーフ。写真のような具象。その一瞬を切り取ったようなカッコ良い構図。
アッパーなアメリカ人の家に行けば必ず飾っていそう(笑)。
話をワインに戻すと、『解りやすい美味しさ』って簡単にはなり得ないんですよね。だって欠点があってはいけないからです。すくなくとも、その欠点すらはぐらかすくらいの飲みやすさが必要なのです(笑)。
この点、ドメーヌ・セリーヌは達しているんですよね。
ちょっと高級ですが、一度くらいは良いかと。ハインデルの絵を観ながら飲むのも一興かな(笑)。
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ソムリエ試験まで忘却との戦い
Aug 01, 2014 by weblogland |M君「マスキューさん、ヤバイっす。頭に入る先に忘れていきます!」
私「大丈夫。記憶なんてそんなもの。私なんか昨晩何食べたか忘れてますよ(笑)。」
M君「晩御飯忘れても試験落ちませんよ(大爆笑)!」
私「そりゃそーですね。失礼いたしました。M君は必死に覚えようとしているだけなんですよ。忘れても忘れてもめげずに繰り返し覚えるしかありません。その方がたしかな記憶になります。」
M君「でもあと2週間ちょっとです。どーしましょう!」
私「記憶は直前までにいかに詰め込むかが勝負ですから、今お尻に火がついて焦って勉強することが合格の近道です。」
M君「皆に試験受けるなんて言っちゃったから、落ちたらカッコ悪いですよ。」
私「たしかにカッコ悪い。でも諦めるのはもっとカッコ悪いですよ。落ちても受かるまでやるくらいの覚悟があるのがカッコ良い(笑)。」
M君「でも1回で受かったら相当カッコ良い(笑)。」
私「そりゃそーですね(笑)。いずれにせよ、仕事しながらする勉強は価値が高いですよ!」
M君「試験まで忘却との戦いだ(笑)!」
頑張れM君!
ご健闘お祈りいたします!
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ワインの酸って何ですか?
Jul 30, 2014 by weblogland |お客様「マスキューさん。この間の試飲会楽しかったです。ありがとうございました。ところでワインの酸って何ですか?」
私「様々な有機酸です。例えばリンゴ酸や乳酸、アミノ酸系の多くの酸です。」
お客様「それって酸っぱいんですか?」
私「リンゴ酸のように酸っぱく感じるものもありますが、甘かったり、苦かったり、辛かったり、味がしなかったり様々です(笑)。」
お客様「マスキューさんが『酸がある。』って言うのは酸っぱさが強いと言う訳じゃないんだ(笑)?」
私「はい(笑)。ワインが濃くて詰まっている。うーん。水っぽくないと言えば良いかと。」
お客様「ワインの濃さって渋味の濃さ タンニンの濃さではないんですか?」
私「もちろんタンニンも重要なんですが、酸の多少はワイン自体の生命力に関わってきます。品質の決定要因と言っても良いかと。」
お客様「酸の多少ってどうやって見極めるんですか?」
私「訓練ではありますが。例えば先日の試飲会でロゼのフリザンテとシャトーヌフがありましたが、どちらが甘く感じましたか?」
お客様「あのフリザンテかな、ちょっと甘くて飲みやすかったかな。3本買っちゃいましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました(笑)。フリザンテは残糖分がはっきりしていましたよね。でも残糖の量はシャトーヌフも同じくらいだったんですよ(笑)。」
お客様「そうだったんですか?たしかにシャトーヌフも甘くは感じましたが、糖分とは違った甘さでした。濃さから来る甘さとでも言えばイイのかな。」
私「シャトーヌフの残糖の甘さは酸でマスキングされていました。」
お客様「あれが酸ですか!解りました(笑)。奥が深いんですね。」
私「一度酸に気がついたら、あとは意識しながら飲む繰り返しをすれば自然と解りますよ(笑)。」
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ドンペリ ありますか
Jul 30, 2014 by akiko |お急ぎのご様子だったので そのまま お帰りになりました。申し訳ないことでした。
ドンペリとかクリコとか、大手メゾンの 美味しさ・質の高さは よく分かってはいますが、やはり マスキュー店頭にはちょっとお高い。
だから 味わい第一、手ごろな価格のシャンパーニュを集めようと決めて すこしづつ アイテムを増やしてきました。
そうするとやはり まだあまり知られていない小規模生産者のアイテムが中心になってきますよね。
とてもシャープでクリアネスのあるピエール・ジモネと、ふっくらとした果実味が食事向きのランスロ・ピエンヌが とくにわたしのお気に入りです。
そして 最近 仲間に加わった ヴォワラン・ジュメル。まだ 全部のキュヴぇを試していませんが、シャルドネのいい畑を持っているので
ブラン・ドゥ・ブランに目がない私は 彼らのトップ・キュヴェを試す機会を虎視眈々と狙っています。
小規模生産者のシャンパーニュは それぞれの長所を最大限に生かしてアピールしようとしているからか、
とても意欲的で 他との違いがよく表れているのが面白い。
味わい・香りは百花繚乱の感がある、いずれも甲乙つけがたいものばかりです。
もっともっと種類を増やしたいし、できれば大手メゾンの上級銘柄も通常在庫としたいけど・・・やはり限界がある・・・。
経済は回復基調にあるというけれど なかなかここまで回ってこないというのが今のところの実感です。
久しぶりのドンペリのお問い合わせでしたが、これが 続くかなぁ。
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恐るべし、ニコラ・ポテルのワイン!
Jul 30, 2014 by weblogland |恐るべし、ニコラ・ポテルのワイン!
今日は7月29日。7月17日に抜栓したニコラ・ポテルのブルゴーニュをしぶとくしつこく、また飲みました(笑)。先日の試飲会の残り物です(笑)。
抜栓してからもう12日経つんですが、普通に旨い(笑)。ようやく普通になった感じなんですよね。あの強かった酸が落ち着き、ピノ・ノワールらしいチェリーの香りがチャーミング(笑)。酸化したそぶりもありません。香りの出方も十分、実にエレガント。香りの出る重心が高くなったみたいに感じます。フワッとさりげなく香ります。
素晴らしいポテンシャルです!
ともすれば、弱い印象のピノ・ノワール。でも、クラシックな造りのものは違いますね。男性が女性に変わったかのよう(笑)。そう言えば、鰻の稚魚は環境により性が変わるなんて新聞に書いてありましたが、ニコラ・ポテルのワインは鰻の稚魚(笑)?
抜栓後一週間しても力強いワインが、今では嘘のようにエレガント。
うーん。
やはり鰻か?


ついでに同じく7月17日抜栓したアラン・ギョームのシャトーヌフも飲んでみます(笑)。
若干酸化したような香りはしますが、あまり変わりませんね(笑)。赤い果実味が明瞭。膨大なタンニン、アルコール分と果実味の折り合いがようやくついた感じ(笑)。タンニンの壮麗さは崩れません。あと残糖分が解りませんね。
スケールの大きさは相変わらず。
うーん。
両者を比べると酸の量はニコラ・ポテルのワインの方が多いですね。でもタンニンの量はアラン・ギョームか。
ようやくちょっと解った気がしました(笑)。
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土用の丑の日
Jul 29, 2014 by akiko |マスキューの目の前にあるお寿司屋さんが焼くウナギの匂いが 風に乗ってマスキュー店内に流れ込んできたのでした。
こんないい匂いだと条件反射的に 合わせるワインを探し始めてしまいます。なにがいいかなぁ、と店内を ウロウロ。
やはりウナギの場合大事にしたいのは ウナギの脂と ふわふわやわらかい身。そしてタレ。これを損なわなず、かつウナギのパワーに負けない。
そんなワインを選びたいですね。 とすると、まずタンニンがざらっと強いものは ふわふわの身の邪魔になりますから NG。
オークの香りが強いものもNG、ですね。甘みの勝ったタレとは けんかになっちゃいそうです。
脂と甘辛のタレには やはり 白より赤でしょう。
また、ほとんど室温(クーラーの効いた室内です)で飲む赤のほうが ウナギには しっくりくるような 気がします。
こんな 絞り込み条件を満たしたワインは ズバリ!
コート・デュ・ローヌの赤。ポルトガルの赤。南イタリアの赤。
それぞれ 幾種類かづつあるので あとは お客様のお好みを詳しくうかがって…。
お料理とワインの組み合わせを考える、飲むときのシチュエーションを考えるって、すっごく楽しい。あっという間に時間が過ぎていきます。
おっと そろそろ 店に戻らなければ。
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試飲会の続きです(笑)。2014july
Jul 28, 2014 by weblogland |「マスキューさん。ところでヨーロッパではワインって1本の葡萄樹からどのくらい取れるんですか?」ご自身は実家でヤマ・ソーヴィニヨンを栽培してる趣味の達人Aさん。
私「このニコラ・ポテルのブルゴーニュですと500cc、ギョームのシャトーヌフは350ccほどかと。」
Aさん「えー!350ccだとハーフボトル1本じゃないですか。そんなに少ないんだ!それが一般的なんですか?」
私「カリフォルニアなどのニューワールドをはじめ、一番効率的だとされるのは1本の葡萄樹から3~4リットルほど採ることが一般的です。この場合結果枝を2本伸ばし22房の葡萄房を栽培します。ニコラ・ポテルのブルゴーニュは結果枝が1本ですから11房ですか。」
Aさん「房の大きさは同じなのですか?」
私「ニコラ・ポテルのブルゴーニュは1メートル間隔に密植しますから葡萄樹どうしの競争が激しいので出来る葡萄房も小さくなります。片やニューワールドでは灌漑で水分量を調整しますから、葡萄の房の大きさもコントロールできます。」
Aさん「いくらでも出来ちゃう(笑)?」
私「可能です。造るワインのレンジに応じて調整します。」
Aさん「日本でも高価なメロンは1本の樹から1玉しか造らないからそれと同じですね(笑)。1万円とかしちゃいますが(笑)。そうするとこのシャトーヌフは安いですね(笑)。」
私「ありがとうございます。あと収穫量を押さえた葡萄樹は長命です。樹齢100年になるものもざらにあります。」
Aさん「成らす葡萄が多いと寿命は短いんですか?」
私「はい。20年くらいで駄目になります。収穫量が落ちるので非効率となり改植されます。」
Aさん「日本は敵わないなぁ(笑)。」
私「でもAさんの栽培している『ヤマ・ソーヴィニヨン』や『やまとなでしこ』、あと沖縄の地葡萄とアレキサンドリア・マスカットとの交配種などのオリジナリティあるものが栽培され始めましたから、もう少しのところかと。」
家内「安い量産品は厳しいですが、唯一無二のものなら可能性あります(笑)。陰干ししたり、手はあります。」
Aさん「高級メロン作戦ですね(笑)。」
マスキューのお客様にはAさんのように自分自身で葡萄栽培までしちゃう達人が数名おられます。
レベルが高いのです(笑)。勉強しないと置き去りにされます(ホント)。
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桝久 試飲会リポート 2014年7月
Jul 28, 2014 by weblogland |予想通り、ご来客は夕方に集中しました(笑)。特に金曜日は7時頃がスタート(笑)。嫌な予感的中です(笑)。
でも土曜日は混雑を避け、暑い日中からわざわざご来店いただき恐縮です。
「あ・つ・い~。今日は人生の中で一番暑い日かもしれない(笑)。でも夕方は混みそうだから、来ちゃいました(笑)。」
私「ありがとうございます!まずはこれで身体を冷やしてくださいね!」
●サンソ・テンプラニーリョ・フリザンテ・ロサード 2012年 ヴァル・サンソ スペイン ロゼ 微発泡 カステーリャ・イ・レオン V.D.T.750ml 1190円税別
「おー!こりゃいーね(笑)!暑い時はこうじゃなきゃ(笑)。」
「でも、一気に1本飲んじゃいそう(笑)。危険かな(笑)?」
「バラやベリーの香りがすごいね!香水みたい(笑)。」
私「ちょっと残糖がありますが、うんと冷やして飲むにはちょうど良いかと。」
「そーだよね。甘みは絶対必要(笑)。」
家内「でも、アルコール分は9.5%ありますから、いつの間にか酔います(笑)。」
「ビール代わりに飲むには危険だな(笑)。」
「マスキューさん、色はロゼですけれど、これって赤ワインなんですか?ものすごく赤ワインの香りがしますよね?でもテンプラリーニョってこんなに香り出ませんよね?」
私「黒葡萄のテンプラリーニョのアロマだけ取り出して増幅させたような味わいは斬新です。黒葡萄を直接圧搾することと、炭酸ガスが充満する工程を維持することでこんな味わいが出来たようです。」
「ボジョレーなんかでよくやるマセラシオン・カルボニック法ですか?」
私「それの応用編かと。」
家内「ガス圧は3気圧弱ですが、ガスが入っているために酸化しにくいです。開けてから冷蔵庫に入れて置けばかなり持ちます。」
「一石二鳥だ(笑)。」
「先月の試飲会でこれの白が出ましたよね?あれはグレープフルーツの香りが素晴らしかった。サンソはワイン造りが上手なんですね。」
「僕はソーブレ・リアスの大ファンなんですよね(笑)。」
家内「サンソのハビエルさんってスペイン人らしからぬ真面目な人で、科学者みたいな方ですよ(笑)。3.11の二日前にマスキューに来てくれました。特に白ワイン造りは上手です。」
「あの時ですか?ちゃんと帰れたんですか?」
私「先日来日してましたから、大丈夫だったみたいです(笑)。」
私「最近のスペインの評論誌でフリザンテ白が89点ついてました。」
「じゃあ、ロゼは90点以上かな(笑)。」
私「残念ながらロゼは掲載されていませんでした(笑)。ロゼは斬新な点、白を上回るワインだとは思いますが。」
「暑い今飲むならロゼは95点だ!」
私「T.P.O.が大事ということで(笑)…。」
ちなみに本日のトップセラーとなりました。
さて、つづいてはイタリア シチリアの斬新な白ワインです。
◯アンジンベ 2012年 クズマーノ イタリア シチリアI.G.T.白 750ml 1800円税別
「爽やかだけど濃いね(笑)。」
「酸がしっかりしてる。香りが凄く良いね。」
「グレープフルーツの香りに苦味がある。ピールのニュアンスかな?」
「グレープフルーツを丸かじりしたよう(笑)。」
「桃っぽさもある。わりとトロピカル?」
家内「このワインはイルソリア70%、シャルドネ30%。在来のインソリアだけですと、力が強すぎるためにシャルドネを30%入れたようです。」
「シチリアのワインって力づくでぶっきらぼうな印象あったよね(笑)。」
「なるほど、じっくり飲むとハーブみたいなニュアンスもあるんですね。ソーヴィニヨン・ブランっぽいですね。」
「品種が何か?ってこだわると迷宮に陥るな(笑)。」
私「そーなんですよね。特に白はブラインド・テイスティングしたら当たらない当たらない(笑)。」
「何でですか?」
私「醸造技術の進化、とくに低温管理が普及したお陰で、どんな暑いところでもフレッシュ&フルーティーないわゆるアロマチックな白ワインが出来るようになりました。簡単に言うと、産地地図と葡萄品種が重ならなくなりました(笑)。」
家内「飲んでみると普通はどこいら辺でどんな品種で造ったか解りますが、最近は解りませんね(笑)。」
「それって困った亊なんですか?」
私「ある意味夢を壊す(笑)。でもワイン自体は人間が造り上げるものですから、必然かも知れません。」
「資格は意味が無くなる(笑)?」
私「うーん。そこまでは言い切れませんが、難しくなるのは避けられません。」
家内「従来の固定観念に囚われ過ぎると足下をすくわれます(笑)。知らない産地で、あっと驚くワインが造られたりすることを見逃したりしますから(笑)。」
私「品種や産地が当たらなくとも、どんな造り方がされたかをテイスティングで再現する能力が大事になってきました。」
「ところで、この栓カッコいいですよね(笑)。ヴィノ・ロックでしたっけ?」
「ちょっと簡単過ぎて頼りないけど(笑)。大丈夫なんですね?」
私「そーなんですよね(笑)。今飲んだ限りは大丈夫なんですよね。あまりに暑いと瓶内が膨張して開きそうですが、ちゃんと温度管理して輸送すれば大丈夫みたいですね。今度実験してみますね(笑)。」
「このヴィノ・ロックは他のワインにも使えるので、私は集めています(笑)。」
私「たしかに、集めたくなりますね(笑)。」
全てが斬新なのです。
そして今年マスキューのコストパフォーマンスNo.1の赤ワインです(笑)。
●ペズナ 2006年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 南フランス コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1389円税別
「たしかにNo.1というだけあるね(笑)。旨い。」
「高級ワインみたい(笑)。」
家内「ベーコンみたいな香りがします(笑)。」
「そうだ。ベーコンだぁ(笑)。何故ですか?」
家内「熟成香かと。木樽と葡萄由来の熟成した香りかと。」
「樽熟成するとスモーキーになるんですか?」
私「はい。木樽の内側を焦がします。その塩梅でワインの香りやスタイルは変わります。」
「熟成香ですか。2006年だから8年ですか。色もグラスの縁はオレンジがかってますね。真ん中は黒いけど。あとスパイシーですよね。」
私「シラーっぽいですよね。ベリーのニュアンスもシラー由来かと。インクっぽいのはグルナッシュかな。」
「スモーキーですが、果実味もしっかり溶け込んでますよね。完成してますな(笑)。有料なラングドックだね。」
私「ありがとうございます。通常ラングドックのワインは長持ちしませんから、このワインは特殊かも知れませんね。」
家内「ラベルに書いてある『ペズナ』は産地の村名なのですが、2011年産からラングドック・グラン・クリュを名乗れるようです。」
「ソムリエ試験の教本には載ってないですよ!」
私「まだ改定が追いつかないんですね(笑)。レギュレーションはしょっちゅう変わりますから(笑)。」
「このワインは2006年なんですが、どうやって熟成されたのですか?」
私「セラーで木樽熟成した後に瓶詰めして、そのままセラーで寝かされていたものです。ですから状態が非常よ良いかと。」
家内「造った蔵でそのまま熟成させたものが一番状態が良いですね。」
私「マスキューも古いワインは極力蔵出しのものを選びます。」
家内「インポーターさんもそれを見つけて1ロット輸入したようです。」
「じゃあ、それが無くなったら終わりですね。」
私「はい。残念ながら…。」
さて、いよいよ本日の本丸。暑いなか重いワインでスミマセン!
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012年 ドメーヌ・ド・ベレーヌ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2858円税別
「マスキューさん。ブルゴーニュとは珍しい(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。けちなマスキューがブルゴーニュワインを扱うのは久しぶりかな(笑)。」
「ピノ・ノワールってイイなぁ。純粋だよね(笑)。」
「美しくて好きなんですが、これって男性的でもありますよね?」
私「さすが!実は強いんですよね(笑)。今風のブルゴーニュは弱っちいんですが(笑)。クラシックなブルゴーニュって強さがあります。」
「D.R.C.のワインに似てるよね(笑)。」
さすが!オールド・ワイン・ラヴァーのKさん。
「今のブルゴーニュは葡萄粒だけで醗酵しますが、クラシックなスタイルは房ごと醗酵します。まさにD.R.C.もそのやり方です。」
「房ごと醗酵すると強くなるんですか?」
私「はい。梗のタンニンとリンゴ酸が加わりますから強く感じます。ただ飲み頃になるのに時間がかかります。ですから、すぐ飲みやすいスタイルが主流の昨今、全房醗酵のブルゴーニュはレアな存在です。」
「へぇー。ソムリエ試験の教本だと、赤ワインは除梗して粒だけで醗酵すると書いてありますが?」
私「はい。あくまでそれは今風です。20年を越える熟成を経て熟成の魔術を経験出来るのは、全房醗酵のブルゴーニュしかありません。」
家内「ファースト・インプレッションを大事にする今風のワインは、それだけでも意味はあります。でも、熟成しません。時間の経過で、より飲みやすくはなりますが。」
さて、続いてはクラシックな今風の超大物
●シャトーヌフ・デュ・パフ 2010年 ドメーヌ・グラン・ヌヴェール フランス ローヌ 750ml 4285円税別
「とにかく凄い(笑)。言い表せない(笑)。」
「でも、飲みにくい訳じゃない(笑)。飲みやすい。すいすいは飲めないけど(笑)。お腹にはたまるかな(笑)。」
「ヘビーですね(笑)。圧倒的だな(笑)。普通じゃないね。」
「甘さとタンニンが物凄い。飲み終えても味がいつまでも口の中から消えない(笑)。」
家内「アルコール分は15%を越えていますが、それほどアルコリックに感じません。」
「何故?」
家内「酸とグリセリンにマスキングされているからかと。」
私「潜在アルコール分は17%ありますから、未醗酵の糖分が2%ほどあります。ちょうど今日最初に試飲していただいたフリザンテほどの残糖分です。でもテイスティングしても解りません(笑)。」
ここで、先ほどのニコラ・ポテルのブルゴーニュとギョームのシャトーヌフの7月17日に抜栓したものと比べていただきました。昨日今日の抜栓したものと、抜栓後8日以上経ったものと比べていただきました。
「マスキューさんらしいな(笑)。そんなに高いワイン開けてたら赤字だよ(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。でもこうしないと気がすまないんですよね(笑)。」
「どっちもあんまり変わらない(笑)。でもブルゴーニュの方は8日前の方が強いかな?香りは今日抜栓したほうが強いけど…。」
「私は8日前のブルゴーニュ好きかな(笑)。酸味は強いけどしなやか。」
私「ブルゴーニュの方は酸っぱさは増してますよね。ただし酸化して酸っぱくなったんじゃなくて、隠れていたリンゴ酸が出てきたように思います。ライムやレモンの新鮮な酸っぱさだからです。」
家内「シャトーヌフの方は今風のクラシックですね(笑)。これほで酸のあるシャトーヌフは珍しい。大概のシャトーヌフは抜栓後2、3日で駄目になります(笑)。」
私「シャトーヌフの方は8日前に抜栓した方は残糖分を感じます。ただしタンニンの壮麗さは増しています。ワインを飲み干した後に、舌の上にタンニンの城が一気に建造されるような凄さがあります。」
「シャトーヌフはどちらも変わらない(笑)。どれほどの生命力なんだろう?」
私「どちらも20年以上は持つはず。私の余命より長いはず(笑)。」
「マスキューさん。ブルゴーニュの方は熟成するとどうなるんですか?」
私「熟成も酸化ですが、20年後が今日の実験で再現出来た訳ではありません。この実験は生命力の強さは確認出来ても、熟成した将来を再現できません。」
家内「瓶内の還元状態で時間をかけると、まず色が薄くなります。あと酸がタンニンやアルコール分、水分などと重合します。」
私「今飲むと、膨大な広がりがある酸が一つ一つの粒のようになり、舌の上を転がるような心地好さになります。柔らかな甘み。吹き出す香り。ブルゴーニュはきっとこうなるはず。でもシャトーヌフはどうなるか解りません(笑)」
家内「少なくとも20年以上は持つはず。」
私「良いワインはすぐに手の内を明かしてくれません(笑)。」
8日前に抜栓したワインは途中で無くなり、皆さんに行き渡らなかったことお許しください。
暑いなかお越しくださりありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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さあ、明日の金曜日から試飲会です!
Jul 25, 2014 by weblogland |
ところでニコラ・ポテルのワインなのですが、酸っぱい(笑)。でも酸化による酸っぱさとは違います。レモンやライムのような若いリンゴ酸のニュアンスなのです。抜栓してもう一週間経ちますが、これほどリンゴ酸が強いとは…!でもこのワインはマロラクティック醗酵は100%しています。
うーん。
隠れていた酸が出てきた感じです。とは言え、酸の量と強靭さは別格です。まさに昔のクラシックスタイルですね。ワイン自体にクリアネスがありますから、ある意味飲みやすく、このため強さを見落としてしまいます。
あと、タンニンが凄くキメ細かいのが良く解るようになってきました。甘さが弱くなった分、タンニンがはっきり解るようになりましたか。空気に触れて柔らかになったというより、目隠しが取れた感じと言えば良いかな。長い熟成期間が必要なのが実感できます。
うーん。
只者ではありませんね。
これでも今風に飲みやすく配慮されて造ったワインだとは思いますが、構造の良さは未知の領域ですね(笑)。
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試飲会 お待ちしています
Jul 24, 2014 by akiko |そんななか、試飲会でお試しいただくワイン、並べ終わりました。なかなか 壮観です。
今回は 後半に重めの赤を お試しいただきます。
いま 飲んじゃうのは もったいない2本ではありますが、やはり若い時の味を経験しておくのも 必要なことですよね。
この機会に ぜひ お試しください。
私が 特にお勧めしたいのが シャトーヌフ・デュ・パプ 2010 DOMグラン・ヴヌール。
以前 アラン・ジョームの名でリリースされた ラストー2010を 飲んだ時から気に入っている生産者です。
ラストーとシャトーヌフとを比べてみると その 凝縮感、厚み、奥行き、潜在するパワーなどなど 圧倒的に後者が秀でていますが、
美しくのびやかな果実味、豊かな酸は 共通です。
どちらも 味わいに 緩みがなく スタイリッシュ。エレガントです。
ラストーのほうも おすすめです。
天気予報では 明日も明後日も 猛烈に暑いようで心配ですが、試飲会 よろしくお願いいたします。
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ニコラ・ポテルのブルゴーニュとアラン・ギョームのシャトーヌフ
Jul 24, 2014 by weblogland |
ニコラ・ポテルのワインは強いですね。さすが全房醗酵のクラシック・スタイル。抜栓したては割りと飲みやすいのですが、酸はまだ閉じている感じ。抜栓してからもう6日経つんですが(笑)。まあ、20年くらい経ってから飲むべき造りの、古典的ブルゴーニュなんですね。2012年ですから、今飲んでも本来の姿は出ないんでしょうね。まあ、これがあるべき姿かな(笑)?ただ、まだへたった感じでないところが凄い。隠れていた酸の量に圧倒されてしまいますが、基本的な強靭さは立派。まだ持つはず。
アラン・ギョームのシャトーヌフは甘さが増してしかも解りやすくなっています。酸化したような素振りは見せませんが、ちょっとヴィンテージ・ポートみたいな佇まい(笑)?シャトーヌフらしいポテンシャルの高さは飛び抜けてますね。チャラいシャトーヌフだったら、抜栓後すぐに駄目になりますもんね(笑)。
両方とも夏向きじゃありませんが(笑)、私の好奇心を全開にしてくれます(笑)。あまりないことなんですよ(笑)。
このワイン、この先どうなるのかな?
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7月の試飲会の『試飲会セット』は販売いたしません
Jul 23, 2014 by weblogland |ところで大変申し訳ありませんが、今月7月の試飲会の『試飲会セット』は販売いたしません。
ご免なさい!
実はニコラ・ポテルのブルゴーニュとアラン・ギョームのシャトーヌフの数が少ないので、セット販売する余裕がありません。
うーん。
先週の木曜日から両方を試飲し続けていますが、どちらもまだ楽しめる質の高さ!どちらも素晴らしいワインです。
こんな良いワインならバンバン売りたいところなのですが、如何せん数が少ない。上手くいかないですね(笑)。
でも、これぞ!というワインは数が少ないのが常。致し方ないと思うしかありません。
今度の試飲会で感動を皆さんと共有出来ることだけでも良しとするべきかな?
そんな訳で、この2本は試飲会では『おかわり禁止ワイン』指定させていただきますが(笑)、お許しを!
抜栓後、一週間過ぎたものもちょっとだけ試せるようにしますから、ご協力お願いします!
当日が楽しみです(笑)。
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試飲会のラインナップ決まりました! 2014july
Jul 22, 2014 by weblogland |
暑い中恐縮ですが、今回の赤はヘビーな本格派(笑)。でも軽いのもありますからご安心を!
まずはマスキュー定番のロゼ フリザンテ。先月はスペイン ヴァル・サンソの白フリザンテでご好評いただきましたが、ロゼもあります(笑)。たしか去年の試飲会でもだしましたが、今年も夏向きNo.1はこれかな(笑)?
●サンソ・テンプラニーリョ・フリザンテ・ロサード 2012年 ヴァル・サンソ スペイン ロゼ 微発泡 カステーリャ・イ・レオン V.D.T.750ml 1190円税別
マスキューの定番 ルエダのヴェルデホの名手 ヴァル・サンソが造るテンプラニーリョ100%のロゼ フリザンテです。
テンプラニーリョ100%のフリザンテなんか造っていたんですね(笑)。しかもロゼ。ガス圧は3気圧弱ですから可愛いものです(笑)。
味わいはひたすらフルーティー。直接圧搾法でつくられており、タンニンが感じられずテンプラニーリョの果実味だけを抽出しています。赤いベリー系の香りが鮮烈。雑味がなく明瞭で複雑さもあります。M.C.をかけて醸造したようなキャンディーっぽさもプラスに作用しています。
テンプラニーリョってこんなにフルーティーなのかと改めて気付かされます。
何気なくスイスイ飲めてしまいますが、ヴァル・サンソの高い技術を感じます。
残糖分は25g/Lほどですが、ベタつかない塩梅は絶妙。完全醗酵させると11%くらいのアルコール分になるワインを9.5%ほどのアルコール分に抑えるセンスは流石です。
スクリュー・キャップなので安心して保存出来るのもグッド。
カクテルやスプリッツァーにも向く、今風で都会的な味わいなのです。
フルーツを食べながら楽しむのも良いですね。
そして次は新入荷の白。イタリア シチリアの最新のワインです(笑)。
◯アンジンベ 2012年 クズマーノ イタリア シチリアI.G.T.白 750ml 1800円税別 ヴィノ・ロック
このワイン シチリアの気鋭クズマーノが造ります。クズマーノがシチリアに所有するフィクッツァ葡萄園で栽培されたインソリア70%、シャルドネ30%のアッサンブラージュ。シャルドネが入ることでインソリアの力を上手く制御してますね(笑)。液体の質感と香りの強さがベストマッチしています。桃や薔薇の香り、白い花の香りはデリシャス!ともすれば強くなりがちなワインとの折り合いの良さは秀逸。あと後味の切れ方がエレガント。口に残った果実味が実に美しいのです。シチリアワインの良さだけ取り出したかのようです。
きっと秘密があるはず!
テクニカルシートを取り寄せて早速研究です(笑)。
すると1ヘクタールあたり5000本の葡萄樹を植えています。乾燥農法の地とは思えない密植度です。
うーん。
畑の映像を見て納得。畑のすぐ脇に灌漑用の池があります。灌漑しているからこんな密植が可能なんですね。ただ1本の葡萄樹から採れる果汁はボトル1本ほどですから、灌漑する他の国と比べると1/4くらいの低収量!
旨さの訳がわかりました(笑)。
イノヴェーションの粋と生産者の心がワインにありますね。
あとボトルのキャップは最新のヴィノ・ロック。キャップシールを取るとスクリューキャップがあり、それを取るとガラス製の密栓がしてあります。ソムリエナイフ無しで開栓でき、カッコ良い斬新さに驚かされます(笑)。
時代は進歩しています。
次はまだ先々が想像できる優れたワイン。今年のコストパフォーマンス第一位赤ワインです!
●ペズナ 2006年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 南フランス コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1389円税別
マスキューではキュヴェ・ジュリエットでお馴染みのドメーヌ・ド・フォンデュース。ラングドックのペズナにある優良ドメーヌ。しっかりと瓶熟成してからワインを出荷することで知られています。
近年のA.O.C.改編により、2011年産からラングドック・グラン・クリュを名乗ることが出来るようになりました。ラングドックの選ばれた地となった訳です(笑)。
ただし、このワインは2006年ヴィンテージですから、アペラシオンは通常のコトー・デュ・ラングドック。でもラベルを見ると昇格を見越してますね(笑)。
味わいもラングドック・グラン・クリュに相応しい筋のとおった熟成した味わい。抜栓後2、3日してからの方が旨味が増す質の高さ。出色の出来映えです。
そして、ひさびさのクラシック ブルゴーニュの登場!
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012年 ドメーヌ・ド・ベレーヌ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2858円税別
ご存じニコラ・ポテルのドメーヌ・ワインです!ブルゴーニュのビオワインの泰斗。
私、実はニコラ・ポテル好きじゃないんです(ゴメンなさい)。しょっちゅう会社を設立したり、売却したり。ビオを謳い文句にしながら、経営理念が奔放なインチキ臭いヤツだと思っていました(ホントにゴメンなさい。)。
でもですね。飲んでみると旨い!
昔、初めてパランのワインを飲んだ感激を思い出しました。ジャン・グロと並び称された先代の頃のスタイルですね。
最後は、暑い中恐縮なのですが、おもーいモンスターの登場です(笑)。唸る出来映えですからお許しを!
●シャトーヌフ・デュ・パフ 2010年 ドメーヌ・グラン・ヌヴェール フランス ローヌ 750ml 4285円税別
このシャトーヌフ・デュ・パフのドメーヌを経営しているのはアラン・ギョーム。昨今パーカーポイントで100点を取ったスター生産者です。(ちなみにこのキュヴェは93点だそうです。)ネゴスもやっており、こちらは『ヴィノーブル・アラン・ギョーム』の名前でローヌワインを手広く生産販売しています。割りと自分でワインを造るネゴシアンとして評価も高く、マスキューではラストーがお馴染みですね(笑)。
今回仕入れたのはギョームの本丸(笑)のシャトーヌフ・デュ・パフ。やはり2010年は素晴らしいからです(笑)。
過熟ではなく完熟の状態で潜在アルコール分が17%!
モンスターですね(笑)。
でも飲むと実際のアルコール分15.04%の高さを感じません。あと残糖分が32.3グラム/リットルもあるのですが、これもわかりません(笑)。糖分をマスキングするほどの酸とグリセリンがあります。理論値限界まで上がった糖度に無理を感じない不思議。ある意味ヴィンテージの完璧さがモンスターぶりを隠していますね(笑)。
以上5本!
後半はちょっと重いかな(笑)?
いつもより1本少ないですが、オマケがでるかも(笑)?
いつも通り25日(金)は17時から20時30分まで、26日(土)は11時から20時30分までやっておりますので、暇をみてお越しくださいませ。暑いので夕方集中しそうですが、混雑の折りはお許しを!
お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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我が家でも晩酌はまずビール大瓶を1本
Jul 22, 2014 by weblogland |梅雨ももう明けるんですかね?
これだけ暑いと、我が家でも晩酌はまずビール大瓶を1本を飲むことから始まります(笑)。取り合えずビールなのです。あとは赤、白ワインが冷蔵庫に入っていますから、ビールを飲んでからはいつも通りですか(笑)。
まず最初の1杯が何故ビールなのか?
もちろん、冷たくて美味しく感じるからなのですが。冷たければ良いならば、ビールじゃなくても良いはず。アルコール飲料以外の冷えた麦茶でも良いはず。逆に冷したワインクーラーでも良いのでは?はたまたスパークリングワインでも良いのでは?
でもビールなんですよね(笑)。
ビールに特徴的なのは喉ごしの旨味。アルコール分と旨味の濃度が喉を越すにはちょうど良いからなんでしょうね。この点を越えるアルコール飲料は考えられません。ひょっとして、日本人独特の感覚なんでしょうかね?ずっとビールだけ飲む気にはなりませんし…。
うーん。
でも最初から最後までずっとビールで通す人もいますから、個人の好みの問題だと言えばそうなのでしょうが。
なんか気になりますね(笑)。『日本のビールが一番美味しい!』と断言する方がかなりおられます。それって真実だと思います。よく『ヨーロッパのビールは冷えてなくて美味しくない。』なんてききますが、この微妙な味覚の差が重要なんでしょうね。
そう言えばあるツワモノのお客様曰く『ワインは喉ごし!』
この方スゴいんですよね(笑)。
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