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店長SO 2 に凝ってるよね

Sep 29, 2015 by weblogland |
試飲会の続きです(笑)。
家内「最近、店長SO 2 に凝ってるよね(笑)。私は飲んだ時に違和感が無ければそれでいいんだけど(笑)。」
私「そりゃ、そーだよ。もともと、良いワインは余計なことをせずに出来るものだからね(笑)。ただ、最近のワインは果汁自体を人為的に調整したりするのが増えてるよね。あと、裏技に走ったり(笑)。我々が学んだセオリーを度返ししたワインがあるよね。これもグローバル化の一面だとは思うけど、驚くような発想や切り口のワインは良い意味でも悪い意味でもまだまだまだ現れるはず。」
家内「そーだよね。昔は驚いた灌漑なんか、今では問題にならなくなったもんね(笑)。ただ大事な原理・原則は不偏だよね。」
私「そうそう。あと逆に厳しくなることもあるはず。例えば今の禁煙の流れなんかそうだよね。食品添加物にしても然り。その流れだよね。絶対に安全で安心な酸化防止剤が出来れば、SO 2 の問題は解決するけど、まだ時間はかかりそうだし。」
家内「それでSO 2 の感知訓練してる訳ね(笑)。」
私「ヘヘヘ(笑)。この技術の精度が上がれば役に立つと思いませんか?」
家内「それはそうだと思うけど。ただ、SO 2 の添加量ってワイン自体の性質や品質との折り合いだと思うけど。」
私「たしかにSO 2 が多くても美味しいワインはあるし、ワインの出来の良さがSO 2 添加を凌ぐことはあるね。たまに感じた以上に添加されていたりするんだよね。訓練あるのみ!」

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桝久 試飲会リポート 後半

Sep 28, 2015 by weblogland |
「マスキユーさん。SO 2 って有害なんですか?ほとんどの食品に入っていますよね?」
私「ほとんどの食品に入っています。輸入食品には表示義務があります。ワインはSO 2 の総量が400ml /1 L以下でないと日本には輸出出来ません。ヨーロッパではSO 2 でも遊離型に神経をとがらせますが、結合型は問題にしない傾向があります。日本の貿易障壁と問題になっているようです。ただし、近年WHO は結合型でも腸から吸収されるSO 2 の有害性を指摘しており、規制のレギュレーションが変わるかも知れません。」
「SO 2 は結合型と遊離型の2種類あるんですか?」
私「はい。結合型は添加したSO 2 が他の分子と結合して安定した状態で、遊離型はまだ結合していない状態です。」
家内「硫黄臭く感じるのが遊離型です。刺激臭ですね。結合型は妙にアマ苦く喉の奥を刺激します。」
「そうそう。正確に表情されてないから我々解らないんですよね。多いと二日酔いしたり翌日アルコールがのこったりしますよね(笑)。」
「マスキユーさんはどうやって見破るのですか?」
私「初めの頃は翌日二日酔いするかしないかでした(笑)。今ではテクニカル・シートで確認しますが、基本はティスティングでだいたい解ります。たまに外しますが(笑)。」
「へぇー、ティスティングで解るんですか?」
家内「意識して飲むと自然に出来るようになりますよ(笑)。多いと不味いですから(笑)。」
「マスキユーさん、日本酒や国産ワインにもSO 2 は入っているんですか?ラベルには書いてないですよね?」
私「入っています。ただ表示義務が無いだけです。でも最近の良識ある日本のワイン生産者には表示する方もおられます。」

●モングラーナ 2010年 クエルチャベッラ イタリア トスカーナ 赤 マレンマI.G.T. 750ml 2777円 税込み
「これですね。黙っていても売れるから試飲会には出ないワインって(笑)。」
私「(笑)、まずは飲んでミソ(笑)。」
「なるほど旨いや(笑)。」
「品があるね(笑)。あと複雑だね。」
「重くないけど、緻密で綺麗。セパージュは何ですか?」
家内「サンジョヴェーゼがメインでカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが加わります。サンジョヴェーゼの果実味がよく出ています。」
私「チェリーぽいですよね。オレンジのニュアンスもあります。ちょっとモレッリーノ・スカンサーノに似てるかな?」
家内「クエルチャベッラはもともとキャンティーで名を成した生産者です。歴史は古くなく70年代からのニュー・フェイスです。今ではスターですが(笑)。クエルチャベッラはキャンティーだと熟成にバリックを使いますが、このモングラーナはコンクリート・タンクがメインで、バリックはほんの少し 香りつけ程度です。」
私「かなり柔軟にワインを造りますよね。」
「いわゆるスーパー・タスカンとは違うんですか?」
家内「スーパー・タスカンだとボルドー品種がメインになります。あとバリックの新樽で熟成させますから、かなりヘビーでくどい(笑)。」
「マスキユーさんの嫌いなタイプだな(大爆笑)。」
私「読まれてますね(笑)。」
私「まあ、樽香と果実味のバランスが良ければ良いのです。」
「ところでこのワインのラベル面白いですよね(笑)。ひまわりだな。」
「ガガ様はみたいだ(笑)。アバンギャルドですね(笑)。」
「ありがちな紋章なんかつけないのがイイ(笑)。」
「私このワイン 後味というか余韻が素晴らしく綺麗だと思うんですよね。ひたすらエレガント。ラベル・デザインの印象とは違うんですよね(笑)。」
「とても伸びやかで自由な感じがして良いですね。」
今回このクエルチャベッラのモングラーナとガロフォリのピアンガルダをセットで購入されたお客様が多かったです。やはり共通する良さがあったようです。


●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア赤 イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2746円 税込
「マスキユーさん。このワイン 前に試飲会で出しましたよね?」
私「はい。たしか去年の試飲会で2010年を出しました。飲み頃になった2011年も良いかと(笑)。あと訳は飲んでから答えがございます(笑)。」
「あっ!これ旨い。同じイタリア・ワインとは思えない(笑)。」
「色は薄いけど、すっごくしっかりしてる。薄旨いけど強い。」
私「ブルゴーニュのピノ・ノワール的ですよね(笑)。醸しの期間が短いのと、プレス果汁を使わないでフリーラン・ジュースだけで造るクラシックなブルゴーニュ的造り方をしています。」
「うーん。たしかにブルゴーニュっぽい(笑)。でもセパージュは?ピノじゃないですよね?」
家内「カンノナウ ローヌのグルナッシュのことです。でもサルデーニャの人々はカンノナウを譲りません(笑)。こっちが本家だと(笑)。」
「たしかにグルナッシュでもピノ・ノワールみたいな味わいのワインはありますよね。マスキユーさんの試飲会で以前出てましたよね。」
私「はい。このワインは除梗しており、早く飲めるように造っています。」
「今日飲んだスタイルと比べると異質だよね。でも、造り方で出来上がるワインも違うってことなんですね。」
「でも、このワイン ヨード 海藻みたいなニュアンスがあるよね。塩からさも。」
家内「ミネラルっぽさ感じますよね。」
私「畑は海沿い 鎌倉の由比ヶ浜でワインを栽培してるような感じですよ(笑)。」
「だから潮の香りがするのかな(笑)?」
「不思議ですよね(笑)。」
「このワインはリキュールのような香りが強くしますよね。飲んだ味わいとグラスで嗅ぐ香りが一致します。でも、今日の試飲会では他のワインは香りがあまり立ちませんよね。何故ですか?」
私「待ってましたこの質問(笑)。今日の4番目まではいわゆる地中海系 ポンティカ系と言います。もともと暑い原産地のような植生なので、香りがあまり立ちません。口中での味わいが鼻腔に抜ける時に香りを強く感じます。フランスやドイツのようにもともとワインがなかった産地の葡萄 品種改良を重ねて造られた品種とは違ったスタイルです。」

さて、本日のトリは白。種も仕掛けもあります(笑)。
〇アンソニカ・ビアンコ 2013年 カタルド・カラブレッタ イタリア カラブリアI. G. T. 赤 750ml 2180円 税込み

「おー!これはパワフル(笑)。旨みの爆弾だね(笑)。」
「酸の量が圧倒的。でもアルコイックじゃない。アルコール分は?」
私「13%です。無理していませんね。」
「でも香りは凄く複雑。白い柑橘類やマンゴーなんかのトロビカルなニュアンスも感じる。ワン・パターンじゃないですね(笑)。」
「甘さも強く感じますが、残糖はあるんですか?」
家内「フリーラン・ジュースだけで発酵してから、シュール・リーで半年寝かしますから、甘味・厚み・旨みが増します。このため甘く感じます。」
「5番目のカンノナウ同様フリーラン・ジュースだけなんですね。これが今回の試飲会の仕掛けですね(笑)。」
私「ご明察でございます(笑)。」
「プレス果汁を使わないと使うとではこんなに違うんですよね。目から鱗(笑)。」
「ほんと。厚み、旨みが段違いだよね。」
「アンソニカってあまり聞きませんが、どんな品種?まあ、こんなPCなんでしょうけど(笑)。」
家内「シチリアで有名なインツォリオの別名です。こんなにアロマチックだと解らないですよね(笑)。」
私「まあマロラクティック発酵はしないようです。温度管理はしっかりしています。一昔前では考えられない白ワインです。」
「マスキユーさん、このワインはどのくらい持ちますか?」
私「厳しい質問です(笑)。2013年ヴィンテージで完全に出来上がっていますから、今飲むべきワインです。5年、10年寝かせるワインではないと思います。ただ他のヴィンテージは飲んでないので断定は出来ませんが…。」
「マスキユーさん。フリーランだけが理由でこんなに美味しくなるんですか?」
私「いえいえ、基本は低収量です。1本の葡萄樹からどれだけのジュースを得るか、たくさん採ろうとすれば薄くなり、少なくすれば濃くなります。ただしコストに跳ね返ります。」
私「5番と6番は1本の葡萄樹からワイン1本前後しか採ってないと思います。」
「そうするとアンソニカ・ビアンコはめちゃくちゃ安くありませんか(笑)?」
私「実は特別条件がつきましたので、今回ご紹介することにしました(笑)。通常ですと3000円越えますから、ケチなマスキユーでは売れない(笑)。」
アンソニカ・ビアンコ 土曜日の夕方前に完売してしまいました。本日のトップセラーとなりました。週明けの火曜日に再入荷しますので、しばしお待ちを!
家内「アンソニカ・ビアンコを飲んだ後に1番目のトスカーナ・ロッソを飲んでみてください。」
「おっ!ちゃんとしてる!普通に美味しい。」
「安い赤だけど負けていないよ!」
私「これが本日の仕掛けです(笑)。ありがとうございました。(笑)」

お忙しい中、ご来店ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久、試飲会リポート 前半

Sep 28, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日とお忙しい中ご来店ありがとうございました!
今回一番乗りは筋金入りのワイン・エキスパートのKさん。
Kさん「金曜日の5時だとまだ皆さん仕事かな?」
私「はい。だいたい6時過ぎ頃からかけつかて下さいます。」
Kさん「では、口開けですね(笑)、抜栓直後に飲むことは一番上の美味しい所ですから、良さがよく解るんですよね(笑)」

土曜日の一番乗りはワイン・ラヴァのAさん。
私「あれ、今日はやけに早いでね(笑)。」
Aさん「実は、午後出勤なので、早めに寄らしてもらいました(笑)。内緒でよ(笑)」

私「なるほど!その手がありましたか?ありがたいことです。これブログネタにしても良いですか?もちろん匿名にします(笑)。」
Aさん「はい(笑)。」
皆さんそれぞれのワイン・ライフがあります。

さて今回のテーマはイタリア・ワイン。
まずは972円の登場です(笑)。
●トスーナ・ロッソ 2014 年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 972円税込
「マスキユーさん、安いワイン見つけましたね(笑)。この牛ですね。」
家内「短角牛ですから、食用でね(笑)。」

私「Tボーン・ステーキ!」
「安くて美味しいワインってなかなかないんだよね。」
「あっ、でもこれ美味しい(笑)。」
「フレッシュ!飲みやすいし、コクもある。」
「甘さもある(笑)。ちゃんと酸ものってる。」
家内「時間が経つと甘さが増します。」
「イタリア行った時の味!田舎のビストロで、一番売れてるワインを頼んだ時に出てきたワインみたいだ(笑)。日本だと経験出来ないんだよね。何でかな?」
私「もともと輸出向けではないようです。安い輸出向けワインは大手の酒商が効率的にワインを造りますから、コスト重視のワインになりがちです。こんなスタイルのワインが日本で飲めるようになるのは、驚きです。」
「セパージュはサンジョヴェーゼですか?100%かな?」
私「私も最初サンジョヴェーゼ100%だと思いましたが、サンジョヴェーゼは60%、あとモンテプルチアーノとチリエジョーロです。サンジョヴェーゼらしさが良く出ているしブレンドした違和感がないんですよね。」
家内「チェリーやオレンジっぼさがありますよね。」
「広がりがあるよね。洗練されてる訳じゃないけど、雑じゃないんだよね。媚びた所がない。いいね(笑)。」
私「多分SO2もかなり少ないはずです。」
「安心できる味だよね。」
「これって木樽使ってますよね?」
私「テクニカル・シートではステンレス・タンクのみです。でもちょっと木樽のニュアンスが無くはないですよね。ひょっとしてアッサンブラージュの際に木樽熟成したキュヴェをちょっとだけ混ぜているかもしれません。一応インポーターさんにしつこく聞いています(笑)。ワイナリーの返事待ちです。」
家内「モンテプルチアーノのタンニンは若いとざらつくことがあるので、それかも知れませんね。」
コスト・パフォーマンスの高さに大好評なのは想定内でした(笑)。ホームランかな(笑)?

●ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア 2014年 カンティーナ・デオメーデ イタリア 赤 プーリア ネロ・ディ・トロイアI.G.P. 750ml 1296 円 税込み
「これってマスキユーさん定番のトロイアとは違うんですか?たしかディオメーデですよね?」
家内「同じですが、トロイアの方がワンランク上のキュヴェで、これは早飲み用のスタンダード・キュヴェです。」
私「品種も同じですから、紛らわしい(笑)。」
「杏子の香りがハッキリしてますな。」
「南イタリアにしてはフルーティーですよね。真っ黒くなってないですね(笑)。」
「チョコレートっぽさは南イタリアなんだけどね。」
「マスキユーさん、これは木樽熟成してるんですか?」
私「木樽は使っていません。タンニンが粉っぽいのは、若さ故かと。」
「私この粉っぽさ好きだな(笑)。」
「南イタリアにしては、酸っぱいくらい酸がありますよね?」
家内「ヴォルビなんか合いますよね(笑)。美味しいだろうなぁ(笑)。」
私「スタイルなのか?作柄なのか?即答は出来ませんが、このワインはアルコール分が12.5%しかありません。南イタリアのプーリアにしては異例の低さです。去年のノベッロの時に感じた印象がそのまま出たかも知れません。」
「それって作柄不良?」
私「夏場が暑く乾燥しなかったようです。最初に飲んだトスカーナ・ロッソの方は13%ありますから、トスカーナの方が良かったかも知れませんね。これも去年のノベッロ同様です。」
「2014年て難しいヴィンテージなんですね。」
「作柄が悪くてアルコール分が上がらなかったのかもしれませんが、ワインとしてちゃんとしてますよね。ありがちな暴力的な在り方じゃないし(笑)、マスキユーさんがよく言う、折り合いは
ついてますよね。」
「一番アルコール分を感じないアルコール度数は13.5%なんて言うけれど、それって前提ありきですよね。酸や濃度によって決まるし、日本人からすらと12%くらいで収まっているのが心地好いですよね(笑)。」
私「ワインとその作柄によってベストなアルコール度数 折り合いは違ってくるはずです。ワインの前提がカリフォルニアなら13.5%で理論化は出来ますが、それを他のワインに当てはめるのは大間違いです。」

●ビアンカルダ 2011年 ガロフォリ イタリア 赤 マルケ ロッソ・コーネロ D O.C. 750ml  1697 円 税込み
「神ガロフォリですね(笑)。」
「マスキユーさん!味わいが特別新奇な訳じゃないんですよね(笑)。基本クラシックですよね?」
私「はい。おっしゃる通りです(笑)。ブラインドで飲んでもマルケのワインだと解るスタイルなのですが、このクラスでこれほど完成度の高いワインは無いはず。近いと言えばファレスコかな(笑)?」
「旨み、広がりが素晴らしい!深みもあるし、あと余韻が長くて綺麗です
ね(笑)。」
「スッゴクしっかりしてるけど、重ったるく感じない。」
「樽を使った感じも無い?」
家内「古い大樽を使ってますが、樽香をつけるために使っている訳じゃないですね。ワインが調和するために木樽を使っています。」
「マスキユーさん、このワインすべてが良く出来てますが、2011年は良い作柄なんですか?」
私「はい。糖度は高く上がりアルコール分は14%あります。でも、アルコイックになっていません。無理に遅摘みしたりしていませんから、折り合いがとても良くバランスがとれています。ガロフォリのノベッロ2013年はアルコールが11.5%でしたが、素晴らしい出来映え。2014年は苦しかったようですが、。」
家内「2011年は今飲み頃に入ったところですね(笑)。時間が経つとどんどん良くなります。マルケのモンテプルチアーノは基本暗さ黒さがありますが、プラムやラズベリーのニュアンスがだんだん出てきます。」
「なるほどね。たしかマスキユーさん定番のチウ・チウも似てますよね(笑)。」
「小豆や黒豆っぽさが共通してるよね。ガロフォリの方はそれに赤い果実のニュアンスが加わるのかな。」
「このワインの広がりの良さ、クリアさは何に由来するのですか?もちろわ造りが良いのでしょうが(笑)。」
私「SO2が少なく感じたのでインポーターさんに問い合わせたところ、テクニカル・シートには書いていない(笑)。そこで通関の検査資料を調べると、析出不能レベルでした(笑)。1リットル中14ml 以下は析出出来ないようです。」
「それ以下ということなんだ。」
家内「おそらく、瓶詰め時に少しだけ入れる程度だと思います。」
私「それ以外の工程でSO2は使っていませんね。ましてや木樽を使いますから管理能力は素晴らしいです。」
「木樽の殺菌のためにSO2を使うんですね。」
私「ご明察です(笑)。木材の木孔部分に雑菌は繁殖しやすいようです。あと、醸造時に不健全な葡萄果が入ることもリスクとなります。」
「いわゆるビオ・ワインなんですね。」
私「ビオを謳いながらたくさんSO 2 を使う生産者が実は多い(笑)。インチキの方が多いです(笑)。」
家内「ガロフォリはビオを謳ってません(笑)。矜持があります。」
「美味しさには訳があるんですね(笑)。」

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並びました!試飲会のワイン。25,26日実施です

Sep 25, 2015 by weblogland |
並びました!
明日から試飲会ですから、ギリギリ セーフかな(笑)。
今日、私はバタバタ外回りで忙しく家内の力作(笑)です。
毎月毎月のルーティン作業なのですが、新しく並んだワインを見るのは楽しいですね。
今回特にお気に入りは一番右端のトスカーナ・ロッソです。牛の絵が描かれたラベルに、私も家内もグッときてます(笑)。
私「牛いいね(笑)!」
家内「私なんかさっき20頭以上並べたよ(笑)。」
私「あー、いいなぁ(笑)。でもこの牛、見た目愛想ないんだけど(笑)、らしくて良い。」
家内「変に可愛らしくないのがいい。きっと地元の人達はこのラベルを見て牛肉を連想するんだろうね。」
私「まんまで即物的だよね。日本人にはない感覚なんだろうね。」
家内「でも、逆に牛に対する愛着を感じるんだよね。」
私「可愛いとかじゃなくて、食べたい!かな(笑)?」
家内「上手く言えないけど、牛のあり方が違うんだろうね。」
私「じゃあ我々はイタリアンに近い?」
家内「それは解らないけど、このワインの良さにやられているのは確か(笑)。」
私「コスト・パフォーマンスの高さにはやられているなぁ(笑)。」

皆さんもやられるはず(笑)。

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9年25、26日のマスキユー試飲会のラインナップ

Sep 24, 2015 by weblogland |
今月9年25、26日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!
テーマはイタリア・ワインです。
ようやくしっかりした赤ワインを飲みたくなってきました(笑)。そんな時はイタリア・ワインということで(笑)。
今回はラインナップは早々決まっていたのですが、慣れないスマホに手こずり、思わぬ全消去にあいアップするのに時間がかかりました。お許しを!



まずはトスカーナのスーパー・デイリー・ワインの登場です(笑)。
●トスーナ・ロッソ 2014 年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 900円税別

このワイン、サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ30%、チリエジョーロ10%とトスカーナ伝統のブドウを使って、力強く明るい香味をよく表現しています。プルーン、ブラックベリー、オレンジ、コーヒーチョコレートにスパイス、そして可愛らしく軽やかに甘酸っぱいチェリーの風味。少しおてんば気味のタンニンがよく似合っています(笑)。
抜栓直後から全開で美味しいトスカーナ・ロッソ毎日でも楽しめる味わいです(笑)。
このワイナリー、規模からすると完全なワイン・ベンチャーですね。家族経営で100 ヘタールは広すぎる(笑)。しかもお金持ち(笑)。ただし、造るこのトスカーナ・ロッソはとてもプリミティブな味わい、地元で消費されるシンプルで美味しいワインなのです。イタリアの場合 美味しいワインはまず自分用で飲みますから 安くて美味しいワインは海外に回らない ラテンの伝統があります(笑)。海外向けはあくまで海外向けなのです。

そして、マスキユー定番のプーリアの良心ディオメーデのニュー・アイテムの登場。
●ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア 2014年 カンティーナ・デオメーデ イタリア 赤 プーリア ネロ・ディ・トロイアI.G.P. 750ml 1200 円 税別

ネーロ・ディ・トロイアとはウーヴァディ・トロイア種のこと。プーリアの地場品種として有名です。このワイン発酵・熟成ともにステンレス・タンク。ワインが落ち着いてから8ヵ月の瓶熟成を経てリリースされます。ちょっとコーヒーっぽさがあり粉っぽく、滑らかでシンプルな南イタリアらしい佇まいなのです。
ところで、このワインのアルコール分は、なんと、12,5%。温暖な南イタリアとは思えぬ低アルコール分です。通常は14 %位にアルコール分は上がります。去年2014 のノヴェッロで感じた通りの作柄でしたね。ただ名手ディオメーデが造るこのワインは、そんな困難を感じさせない出来映え。
さすが!

そして、満を持してガロフォリの赤ワインです。
●ビアンカルダ 2011年 ガロフォリ イタリア 赤 マルケ ロッソ・コーネロ D O.C. 750ml  1572 円 税別

私の敬愛する『神』ガロフォリの造る赤。白ワインが有名なワイナリーですが
、ガロフォリの赤ワインは凄く良いのです。でも良すぎて直ぐに分かりに難い(笑)。一昔前ガロフォリのノヴェッロですら一年たってようやく飲み頃になるほど。私は大好きなのですが、売れない(笑)。(でもここ3 年ほどノヴェッロも飲みやすいM.C.をかけたスタイルに変えて来ました。過剰に感じるほどのタンニンがこなれて感じます。)
あとガロフォリは補糖や補酸をしません。それゆえ作柄に恵まれない年はアルコール分が11.5%ほどしかないことがあります。いつも13 %のワインを造るなんてことはありません(笑)。また、そんな時でも旨いワインを造りますから私はは『神』と呼びます(笑)。

このワイン インポーターさんの試飲会に行ってもあまり飲む機会がありません。何故って?美味しいのでプロモーションする必要がないからです(笑)。
●モングラーナ 2010年 クエルチャベッラ イタリア トスカーナ 赤 マレンマI.G.T. 750ml 2572円 税別

ボルゲリの成功以降、その潜在能力に注目な集まったトスカーナ海岸地方。モンテスクダイオ、モレッリーノ・ディ・スカンサーノなどにスター級のワインが続々生まれています。I.G.T.マレマ(2011年からD.O.C.)も同様に 大発展を遂げたワイン産地。このクエルチャベッラは(1974年設立)。
モングラーナはサンジョヴェーゼ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、メルロ25%。濃く深い色合い。凝縮感・厚みに秀でた果実味は生き生きとして弾力がある。噛めるよう(笑)。オレンジ、熟したイチゴ、プラムの健康的な甘さを含んだ味わいにハーブやリコリスのニュアンスが感じられて爽快感があります。心地よいのです。
クエルチャベッラはキャンティー・クラシッコではフランス産バリックを用いて熟成させますが、マレンマでは大半をセメント・タンクで熟成します。バリックはあくまで補助的な使用にとどめています。美しく伸びやかな果実味を際立たせるためと推測していますが、たしかに良い結果を生んでいますね(笑)。
やわらかく明るい性質にトスカーナの海岸風景が浮かんでくるようなワインです(笑)。

●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア赤 イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2746円 税込


生産者曰く、カンノナウはガルナッチャの原種にあたるそう。仕立てはシングルギヨ。密植度6,250本/ha。一本の葡萄樹に12房しか房は残しません。おそらく1本の葡萄樹からワイン1本ほどしか出来ない低収量です。

海抜10mと200mの2面の畑のブレンド。南北に平行した畝。地質は砂と砂質粘土。手摘み。甘く完熟したマラスキーノチェリーを思わせる香り。明瞭で透明感は品の良さ、品質の良さの証。

醸しが短いせいか明るく透明感があります。有りがちな真っ黒いワインじゃありませんね(笑)。味わいは色に反して、芯の強さを感じるギュッと凝縮した果実味。旨味がたっぷり感じられ、滑らかなタンニンと酸もきめ細やか。

ワイン自体の崩れない頑強さには驚かされます。

前に扱ったパーラのカンノナウはガルナッチャ→グルナッシュ繋がりが連想できましたが、このワインは別物。明瞭なマラスキーノチェリーの香りこそ、カンノナウの証。

ローヌ・ヴィラージュの標高の高い畑で造られるグルナッシュがピノ・ノワール的になるのに近い感覚です。

今回のトリはなんと白ワイン。息を飲む出来映え!
〇アンソニカ・ビアンコ 2013年 カタルド・カラブレッタ イタリア カラブリアI. G. T. 赤 750ml 2019円 税別
1960年代からブドウ栽培を続けてきたカラブレッタ家が2008年に創業したワイナリー カタルド・カラブレッタ。
13.5haの畑をオーガニック農法で管理。野生酵母をはじめとして自然なワイン造りを心がけています。
シチリア島でよく栽培されているブドウ アンソニカ=インツォリオ種を使用わずか1ha の畑から収穫したものであるにもかかわらず、醸造にはフリーラン・ジュースしか使わない贅沢なワインです。
華やかで明瞭、厚み十分な香味。レモン?グレープフルーツ、オレンジ、洋梨、マンゴー、桃。よく熟した果物の、力強い芳香をミネラル、酸が引き締めて、濃厚さと緻密さが実現しています。トロリとした印象の舌触りは絶品。あり方が完璧です(笑)。
しばらくすると、栗や豆腐のような植物っぽいやさしい甘さが顕著になり、落ち着いた上品さが加わります。非常にバランスがよく、じっくり楽しんでいただきたいワインです。

以上6本です。
25日金曜日は17時から20時30分まで、翌26日土曜日は11時から20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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私の武器

Sep 23, 2015 by weblogland |
ふふふ。
これが私の武器です(笑)。
草むしりの時、重宝しています。



とくに庭の平らで固い部分。土が固いと雑草も横に根を張るタイプのものが生えます。マメにむしっていれば容易に抜けますが、放っておくと抜けない抜けない(笑)。背は高くないのですが、侮れないしぶとさです。私が思いっきり力任せに抜こうとしても、簡単には抜けません。相手だって命懸け(笑)。こんな時に例の武器が役にたちます。身の湾曲した部分をテコにすればラクラク(笑)。

そして土の柔らかな部分では背の高い雑草が生えます。これはカマが早い。でもカマだと根っこまでは抜けませんから、私は力任せのなパワープレーを挑みます(笑)。ちょうどラグビー日本代表が南アフリカに勝ったのを見た直後ですから気合いが入る(笑)。
『うりゃ!』『ずりゃ!』『よっしゃ!』
流れる汗をぬぐって家に戻ると家内から
「草むしりくらいで、かけ声出さないでよ!近所迷惑になるよ(怒り)。」
私「そりゃ気づかなかった。ついつい気合い入っちゃった(笑)。」
縁側から腕を組ながら、綺麗になった庭を眺める私は勝者気分なのです(笑)。

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渾身の・・・

Sep 22, 2015 by akiko |
今 マスキューのセラーが いい感じ。時々のぞいては にやにやしています。
なぜって。 
実はネッビオーロが かなり好きな私(バローロが好き、バルバレスコが好きっていうんじゃなくてね)。
昨年末に ヴァルッテリーナを入荷したとき 「よしっ。ネッビオーロをそろえちゃうぞ。」と 密かに決意していたのが 実現したものですから。
うれしくてしょうがないんです。

2010年の バローロ(セッラルンガ・ダルバのもの)、2008年のガッティナラ、そして 2000年のゲンメ リゼルヴァ、在庫のヴァルッテリーナ。
最高じゃ ありませんか!
(・・・店長からは バルバレスコが欠けている。それに ほかにもネッビオーロを使うDOCあるでしょ、って冷静な指摘を受けちゃったんだけれど・・・
 それは 今後の課題ということで)

きちんと試飲して それぞれの産地の個性が出ているもの、ヴィンテージもそれぞれにふさわしい飲みごろのものを選んできました。
まさに 私の渾身のセレクション!4本一度にあけて 比較試飲したらすごいでしょうね。いつかやってみたいなぁ。
ご来店の際は ぜひ セラーをのぞいてみてください。


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万歳!

Sep 21, 2015 by weblogland |
かっ、勝っちゃいました!
まさか勝つとは(失礼)。
し、しかも相手は南アフリカ。エディH. C.だって「練習試合にはさせない。」なんて言ってたくらいですから、選手以外誰が勝利を確信していたのでしょうか。
日本のF.W.があんなに強いとは…、まったく譲りません。最後は南アフリカは逃げてました。しかも最後の最後はF. W 真っ向勝負。痺れるどころか、涙が止まりませんでした!
歴史的快挙です(笑)。
中には、日本チームの外国人の多さを否定的に思う方もいると思いますが、もともとラグビーはそういうもの。国籍や選手の意志に、どの国の代表になるか選択権があります。彼らは日本にアイデンティティーを捧げてくれたのです。
くれぐれもお尻の穴の小さいことを言わないようにしてくださいね(笑)。これからの日本のお手本となりました。

それにしても嬉しいなぁ。

でもこれで森元総理が大きい顔をしたらイヤだなぁ。チームが外野に振り回されないことを願います。エディさんが日本のそんなところがイヤで続投しなかったのかといぶかってしまいますよね。

万歳!

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柱の赤がものすごい-関帝廟

Sep 20, 2015 by weblogland |
今、中華街で配達していました。
8時半過ぎですか。関帝廟が妙に綺麗です。色を塗り替えたのかな?柱の赤がものすごい(笑)。

正確には赤でもないし、朱でもなし、ショッキング・ピンクに近いかな?

長年中華街に通っていますが、こんな配色は初めて(笑)。はっきりした色合いを好む傾向が華人にあるとは思ってましたが
この色はショッキング(笑)。

思わず写メしちゃいました。中華街ならではですね。我々日本人とは違います。ダイナミック‼

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新国立競技場業者選びが難航しているようですね

Sep 18, 2015 by weblogland |
あの規模と工期の短さがネックみたいです。あと建設費。安くはないんでしょうね。
ある政治家が 歴史に残る建築なのだからゼネコンに儲けを度返ししてやって貰おう。なんて言ってましたが、ゼネコンからすれば、そんな馬鹿なこと言われても困るはず。赤字が大きく出たら会社の存続に関わりますから、のめるわけありません。政治力で後々美味しい公共事業でもあげて帳尻を合わせてあげるつもりなのかな?なんて勘ぐってしまいますよね(笑)。
ゼネコンだって実際の作業は全て外注ですから、物理的に安くするには限度があります。自前で工事の全てをまかなっている訳ではありません。下請け、孫請、ひ孫請なんてザラの業界です。それを取りまとめて完成させる 言わば指揮者のようなものです。
そこで、ふと気がつきました(笑)!
日本に唯一建築のすべてを自分の組織だけでまかなえるプロ集団がありました。
自衛隊です!
彼らは機材はもちろん人材もいます。建築職人としてもプロ。しかも給料はちゃんと税金から払っていますから基本的には問題無し。常用ですから復興需要が原因の人不足とは無関係。
彼らの力に頼るのが一番現実的だと思うんですが 如何でしょうかは?
民業圧迫とも言えますが、この非常事態を乗り切る良いアイデアかと(笑)。
「一国家でたかが数千億も出せないなんて恥ずかしい」などとぬかしたバカな政治家に言ってやりたいとおもいませんか?
誰の税金なんだ!
あと自衛隊だって国家に役立つ訳なのですから、断る理由もないはず。
ドンパチやるだけが貢献ではないと存在価値が上がるはずです。
あまりに荒唐無稽なアイデアかな?
私の妄想は止まりません(笑)。

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ラインナップ決まりました!

Sep 17, 2015 by weblogland |
ようやくラインナップ決まりました!
ですから、今猛勉強です(笑)。
それにしてもスマホは凄いですね。たしかに使いなれたガラケーは楽には楽なのですが、ワイナリーのホームページなどを見るには最高。今では開かなかったり、上手く接続出来なかったことがウソのようです。その上速くて綺麗。
ホームページにアクセツするのが楽くてしょうがありません(笑)。
今日はガロフォリ研究(笑)。でも、肝心な醸造設備や畑の詳細が解る説明や映像は無し。めちゃくちゃ詳しく書いてあるサイトもありますが、ブライドが高く自信実力ともにあるワイナリーはホームページくらいでは解らないようにしてるようですね(笑)。ですから、疑問点はインポーターさんに直接聞いて貰います。面倒をかけてスミマセン。きっと、『またなんでなんでオジサンから質問だよ。』なんて言われてるんだろうな(笑)。ゴメンナサイ。


また、ブログを見て私がスマホを導入したことを知ったインポーターさんからは 発注のイノヴェーションを催促されちゃいました(笑)。さすが腕利きのセールレディです(笑)。早く皆さんについていけるように頑張りますね(笑)。

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千里の道も一歩から

Sep 14, 2015 by weblogland |
難渋しています(笑)。
先日新しく購入したスマホです。
普通にメールを打ったりするにはガラケーよりだいぶ楽なのですが、文章の貼り付けが出来ない!?
そんな馬鹿な!?
ここ2 ・3日は自力で解決しようとあがきましたが、ムリ。
あきらめて携帯ショップに行って教えてもらうことにしました。
てもですね この機械だとムリとのこと。
ガーン😨
どないしよ?
コピペが出来ないと大変です。人の文章をパクるのではなく自分の文章を何度も繰り返さなくてはいけません。えらいことになります。
グーグルで調べてみるとありました!
それによるとペースト用のアプリを入れれば解決するとのことでした。また、私同様の悩みに困っている方もいました(笑)。

うーん。
携帯自体のマニュアルをいくら見ても解決しなかったことは逆に自信となりました(笑)。娘に軽く「マニュアル読めば」とあしらわれたけれど、私は正しかった!と前向きに納得(笑)。
あとでまた携帯ショップに行ってアプリの取り方を教えてもらうことにしました。
千里の道も一歩からなのです(笑)。

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忙しい

Sep 14, 2015 by akiko |
ここ半月 猛烈に忙しくって ブログも更新できなかった・・・。
こんなときは ワインを飲んでいても どこか上の空で ただ飲んでいるだけになっちゃう。
忙しいという字は心を亡くすと書きます・・・・とはどこかで聞いた言葉だけれど 本当ですね。
もっと身を入れて ワインを飲まなくっちゃ、ワイン生産者に失礼というもの。大反省です。


今日はちょっと余裕があります。
じっくり 産地を調べるところから はじめたいと思います。

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草むしり

Sep 14, 2015 by weblogland |
今日も草むしり三昧でした(笑)。
なーんにも考えないでひたすらむしる(笑)。でも、一度に全部出来ないので、今週はここまで、来週はあそこまでと計画を立ててやっています。ですから、むしった後一週間経ってどれほど草が生えるか?定点観測するのも楽しみになっています(笑)。その結果、二週間に一度ほどむしると庭の体裁は保てるようです。あと、定期的にむしっておくと次が楽(笑)。雑草だってしょっちゅう根まで抜かれますから、根も深くははらない訳ですね。

ふと気がついたのですが、草むしりが広い畑だったら大変でしようね。除草剤を撒いてしまう気持ちが解りました(笑)。でも、作物に良いはずもないし周り近所から『ナマケモノ』の謗りを受けるでしょうね。昔農家だったお年寄りが、一生懸命草むしりする意味が解りました(笑)。先祖から受け継いだ庭・屋敷はいつも手入れしない訳に行かないのですね。田舎の大きな農家なんて凄く綺麗になっています。
その訳がふに落ちました。

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一週間あっという間ですね。

Sep 13, 2015 by weblogland |
一週間あっという間ですね。
今週は大雨が降った影響もあって暇でしたが、栃木・茨城の被災された方々なことを思うと心が痛みます。同時に救出にあたった自衛官の機動力と勇気に拍手です。あんな素晴らしい彼らを戦場に送ってはいけませんね。
神奈川県在住の我々には栃木・茨城に親戚がいますし地理的にも近いのですが、いざこのようになると何もできない。電話すら通じない。歯がゆいだけでなく、ひたすら無力です。3・11の時と同じ無力感。ただ無事を祈るしかありません。
まさか内陸部であれほどの洪水が起こるとは…。私は鶴見川河口に住んでいますから、幼い頃川が氾濫してボートが出動したことを覚えています。子供心に恐怖心がありました。今では立派な堤防に守られていますが、逆にあの高い堤防が壊れたら被害も大きくなると覚悟した方がよさそうです。完全な安全は無いと思わなくてはいけませんね。
頼れるのは人の善意と自分の用心だけで、あとは祈るしかないのかもしれません。
あの濁流になぎ倒された稲を見ると涙が出ます。

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今月の試飲会は25、26日です。

Sep 11, 2015 by weblogland |
今月の試飲会は25、26日です。もうサンプルも取り寄せ大体ラインナップの目鼻もつきました😄。
今回はイタリア・ワインが中心となりそうです。
家内「今回はイタリア・ワインばかりになるかな?」
私「そーなんだよね。価格のバランスも良いし、それでも良いかな?まあ、来週までに決めれば良いし、今月は余裕かな(笑)。」
家内「でもさ、間際になってインポーターさんの在庫が切れたりするから候補は多いに越したことはない(笑)。」
私「間際に切れて泡食ったことは多々ございましたな(笑)。インポーターさんの中には、こっちを乗せるだけ乗せて『売れ始めましたから余分に出せません。』なんてね(笑)。」
家内「まあ、ワイン自体に数の限りがあるし、そういったワインを扱うのがマスキュースタイルだから、なくなったら直ぐに諦める習慣着いたね(笑)。」
私「そーなんだよね(笑)。切り替えの速さが身上(笑)。変に固執すると、ラインナップに片寄りが出たりするんだよね。あと、売れるモノばかり追いかけて結局個性を無くしたりする。」
家内「マスキューさん、よくこんなワイン見つけましたね?なんて言われると快感(笑)。」
私「そこでさらに『こんなマイナーなワインは売れないでしょう?』なんて言われるとエクスタシー(笑)。」
家内「そう言いながら買って下さるから嬉しい。」
私「ということはマスキューのお客様も我々同様なのかな?」
私・家内「有難いことでございます。我々の原動力なのです。」

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雨が凄いですね

Sep 10, 2015 by weblogland |
昨日、今日と雨が凄いですね。
鶴見線まで止まりました。

ところで財務省の軽減税率 ひどいです。マイナンバー・カードをレジに通して還付額を把握して、2%を4000円を限度に還付しようとは…。
一体、端末の導入にいくらかかると思っているんでしょうか。増税したくない政府にマイナンバー導入の後押しになる口実とセットに考えついたようですね。後先の責任は何も考えてないですね。単純に所得税減税で対応すれば簡単なのに?少しでもお金を出したくないのかな😄?
最終決定権は政権にありますから、責任は自分たちにはないという無責任さと政府の思いやりのなさには落胆します。
志のない政治家と、優秀だが無責任な官僚と、無能な有権者と世界から見られますよね。この点、明治以降から進歩がない、基本的に中華思想の枠組みなのです。
ここら辺こそに安倍さんの戦後スキームからの脱却があるはずなんですがね…。  

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初スマホです。

Sep 09, 2015 by weblogland |
ふふふ。
初スマホです。


ぎこちなく考えながら入力しています。
ここまで書くのに約15分余り😄
確かに便利に出来ていますが、習得するまでにはだいぶ時間がかかりますね😃
外は大雨、マスキューは暇ですからちょうど良いには良いのですが😄
ところでスマホの電池って減りが速くありませんですか?
ここまで打つの100%のフル充電状態がもう95%です。入力が終わる頃にはまた充電しなくてはならないかも?
大丈夫かな😃?
今月のマスキュー試飲会は25 、26日。家内は今試飲会に行っていますから、この私のぶざまな姿を知りません。帰る頃までに入力が終わっていれば良いのですが
…。

あー電池が90%になりましたぁ😄。

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す ま ほ !

Sep 08, 2015 by weblogland |
ふふふ。

これなーんだ?

す ま ほ !

とうとう買ってしまいました(笑)。基本的にはガラケーで充分なのですが、私のガラケーでは送られてくるメールのファイルが開かない(笑)。その都度ファックスで送ってもらうのもお互い大変。手間と経費を考えたら、スマホはかなりお得(笑)。
今回買い替えたのは、新人とおぼしき営業マン氏が何となく信用出来たからです(笑)。番号とメールアドレスが変わらないことと、毎月の料金が安くなることだけ確認して決めました(ここだけは抜け目ない(笑))。

私「あなたは新卒ですか?」
営業マン氏「いえ違います。途中入社です。」
私「何時入社したんですか?」
営業マン氏「実は3週間前です(苦笑い)。」
私「お宅の会社ブラックじゃなきゃ良いね(笑)。」
営業マン氏「(大きな苦笑い)多分大丈夫じゃないかと…。」
私「ブラックだったらすぐ辞めた方が良いよ(笑)。」
だいぶ失礼なこと聞いちゃいましたが、聞かれるのも本人の能力の内。一生懸命さが伝わってくると嬉しいモノです(笑)。

スマホ使えるかな(笑)

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イタリア マルケの『神』ガロフォリが造る白ワイン

Sep 08, 2015 by weblogland |
マクリーナ好評です(笑)!
イタリア マルケの『神』ガロフォリが造る白ワインです。非常にアロマティクで複雑。しかもオイリーでしっかりしたボディーがあります。やはり1500円くらいだと圧倒的なコスト・パフォーマンスの高さが際立ちます。売れる訳かな(笑)。
ところでガロフォリのヴェルディッキオを飲んで思ったのですが、ナポリのフィアーノ種に似てると思いませんか?とくにマストロベラルディーノのフィアーノ・ディ・アベリーノ。共に香りの幅は白系の柑橘類から黄色系のトロピカルな果実。桃っぽさも良く似てますよね。ただし熟成の速さが違うような気はします。どちらかと言えばヴェルディッキオの方が早いかな?でもガロフォリのヴェルディッキオもD.O.C.G.クラスになると驚くほどの熟成能力がありますから、断言は出来ないかも?
また、好奇心が疼いてきました(笑)。もう少し勉強してみますね(笑)

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草むしりに凝っています

Sep 06, 2015 by weblogland |
最近私は草むしりに凝っています(笑)。
ちょっと前、家内の実家に遊びに行った際 ぼーっと庭を眺めていました。亡くなった義父がよく草むしりをしていたことを思いだしました。やることもないし 一丁草むしりするか(笑)!
これがやっていると楽しい(笑)。面白いというより集中できるんです。山登りに似ている。しかもどんどん草は抜けますから、結果がすぐに伴う(笑)。もちろん馴れない中腰はきつく(笑)、蚊の襲撃に会うは大汗はかくは(笑) でも一仕事終わったあとのビールは最高!
もうだいぶ馴れて、まず風上に蚊取り線香をセットして、長袖を着て、麦わら帽子をかぶり、完璧な草むしリスト(笑)。ただし体力的に問題があり、1時間限定なのがたまにキズ(笑)。
楽しみが一つ増えました。

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ボジョレーの収穫が8月末から始まりました!

Sep 03, 2015 by weblogland |
収穫始まりました!

ボジョレーの収穫が8月末から始まりました!

今年は開花が1~2週間遅れた影響もあり、収穫も8月末から9月に10日間くらいにわたって行われるようです。葡萄の収穫は開花から数えて大体100日と言われます。今年は春先少し寒かったくらいで今のところイレギュラーのない出来のようです(笑)。葡萄果も健全、収穫量も少なくないはずです。
イレギュラーの無かった2009年に似た作柄が期待されます。
あとは9月から雨が降らないことを祈るのみ!
この時期長雨やそれに伴う低温期があると全てを失うことになります。確かに天気予報の精度は高くなりましたが、あくまで予報。天に身を任せるしかありません。自然の恩恵を受けるか?抗いながら身を任せるか?しかありません。

飲み手はいずれにせよ、感謝するのみなのです。

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試飲会番外編 201508

Sep 01, 2015 by weblogland |
今回のマスキュー試飲会でトップセラーとなったのが◯レゼルヴ 2013年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ 白 コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 2005円税込み です!


タリケはもともとアルマニャック・ブランデーの生産者。冷涼な彼の地では糖度が上がらずまともなワインが出来にくい。そのため蒸留酒ブランデー生産に行きます。有名なコニャックも然り。
今でこそ技術も進み、温暖化の影響もあり、白ワインのスペシャリスト タリケ として名を馳せていますが、環境は過酷なので赤は造っていないようです。
実はサンプルでいただいたタリケのアルマニャックが少しだけありました。試飲会当日の混雑時には出せませんでしたが、ちょっと空いた時にちょびっとだけ舐めていただきました。皆様全員といかなくてご免なさい。

「すーばらしいな(笑)。」「コニャックとは違うよね。あれほど葡萄葡萄してない。」
「かといってアルマニャックらしくもない(笑)。ゴツゴツしてない。」
「香りが明瞭 かなりフローラル あと植物っぽさもあるよね。うっとりするね(笑)。」
「甘過ぎず品がある。バランスがとても良いなぁ。モルト・ウイスキーみたい。それも品のある上物(笑)。」
私「このワインがそのままブランデーになる訳ではありませんが、ワインで使った樽をブランデーの熟成に使っていることは間違いないですよね。品の良い極上のアリエ産の樽のニュアンスが共通しています。スモーキーさや過度の甘さがなく、複雑味と透明感があります。変にトロピカルじゃないところが気に入ってます(笑)。」
「これブラインドでやったら当たらないだろうなぁ(笑)。」
私「難易度高いですよね(笑)。」
「マスキューさん、これも売りなよ(笑)。でも高いかな(笑)?」
私「1万円は越えちゃうんですよね。」
「2万3万しなきゃイイんじゃない(笑)?」
私「家内と相談します(笑)。

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桝久試飲会レポート後半2015/08

Aug 31, 2015 by weblogland |
さて、後半戦の赤3本です。

まずはちょっと毛色の違うローヌです。
ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ ルージュ 2012年 ドメーヌ・ド・ラ・モナディエール 南フランス ローヌ 赤 750ml 1819円税込み
私「このワイン シャトー・ヌフ・ド・パフとジゴンダスの間にあるヴァケラスのワインです。ただし畑が一部アペラシオンの外れに在るためV.D.P.となります。」
「軽くて飲みやすい!?」
「へぇー、いわゆるローヌっぽくないよね(笑)。スッゴくエレガント(笑)。でもなんで?」
私「おそらくプレス果汁を使わないためかと。インポーターさんに聴いてみますね(笑)。」
「なんでプレス果汁を使わないとこうなるんですか?」
私「余分に皮のタンニンを抽出しないからです。あと、醸しも低温で短いとおもいます。」
家内「ローヌでは長いところでは1ヶ月くらい醸す蔵がかなりあります。」
「なるほど、1ヶ月も醸したら全て溶けてドロドロになっちゃうんですね(笑)。」
私「あと、SO2も瓶詰め時に2mgほどしか入れていません。砕身の管理をしています。」
「へぇー、SO2って少ない方が良いとは思いますが、普通どれくらい入れるんですか?」
私「国際標準だと瓶詰め時に1リットル中に30mg 30ppmくらいが達成されています。テイスティングした際に添加量が50mgくらいだと違和感ないですね。」
家内「SO2は少ない方が良いのですが、全く入れないとかなり危険です。30mgくらい瓶詰め時に入れてくれた方が安心して扱えます。正直な話(笑)。」
「SO2の量が多いとどうなりますか?」
私「硫黄臭くなります。温泉地のあの臭いです(笑)。あと結合するとアマ苦く感じ喉を刺激します。ちょっとオェっとなります(笑)。」
家内「あとワインに広がりや余韻が狭まるかな。」
「なるほど!そう聞くとこのワインの味わいがよく理解できますよ(笑)。ところでこのワイン、軽いけれど強いですよね?」
私「そーなんです(笑)。酸がしっかりしています。昨日抜栓して今日飲むとより良くなっています。」
「ゴージャスじゃないけれど美しいよね(笑)。」
「地味に美味しい(笑)。」「でも、ローヌにありがちな真っ黒じゃない(笑)。赤い果実のニュアンスがあるよね。」
「エレガント!キメ細か。」
「うんうん。アメリカ人には解らない味(笑)。日本人向きで良いですね(笑)。」
私「さすがソムリエ!このワインの本質を見抜きますね(笑)。」
「アメリカ人向きのキャッチーで単純で甘さと力だけのワインじゃないよね(笑)。」
家内「和食の煮物なんか合わせ易いかな。出汁にも相性が良いはず。」
私「いわゆるローヌだと焼き鳥のタレなんて言うしかないんですが(笑)、これは和食に合わせ易いかと(笑)。」


さてさて、次はボルドーの赤。順番からするとヴァケラスの前にしたかったのですが、かなり強さがあるのでトリの前の登場です(笑)。
シャトー・クロノー 2013年フランス 赤 ボルドー・スペリュールA.C.750ml 1740円税込み
私「このワイン 実は4月の試飲会に出しました(笑)。その時はポテンシャルの高さは好評でしたが、あまり売れませんでした(大爆笑)。悔しくて(笑)、毎月飲みながら家内と『何時旨くなるかな?』と定点観測してました(笑)。」
家内「この夏を越えて よーやく 良くなってきました(笑)。」
「たしかに!タンニンがこなれて質感が増しましたね(笑)。」
私「でしょ(笑)!」
「これってメルロですよね。スッゴくしっかりしてる。」
「タンニンだけとったらグラン・ヴァン並みだよね(笑)。ランクが違う。」
私「ありがとうございます。そう言っていただいて涙出そうです(笑)。」
「ボルドー・スペリュールだとツルンとしたワインばっかりだけど、このワインはちょっと違うよね?」
家内「産地が北のベルジュラックに近いのが原因だと思います。あの墨汁のようなベルジュラックに似ています(笑)。」
私「家内はベルジュラックの墨汁っぽさが好きなんですよ(笑)。」
「ベルジュラックのワインって硬質で飲み頃になるまで時間がかかるんだよね(笑)。それで理解出来ました(笑)。」
私「これでも早飲みに造られてますが、それでもスローですよね(笑)。冬になる頃にはもっと良くなるはずです。」
「更にどうなるんですか?」
家内「甘さと柔らかさが増すはずです。味噌ダレの鍋が私を待ってます(笑)。」


さて、トリは大物(笑)。
ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 3054円税込み
「うわっ!これすごい!今まで飲んだのとはレベルが違う(笑)。」
「うっまい!」
「全てがスゴいよね。」
「口の中がエライことになってる(笑)。大きさも凄いし、余韻が長い長い(笑)。いつまで経っても味が消えない。リキュールを飲んだ後みたい。」
「全房醗酵してプレスせずにフリーラン・ジュースだけで造っています。とてもプリミィティブな造りです。」
「4番目のヴァケラスがフリーランで造っているから綺麗で雑味がないのがこのワインと共通しているのは解りますが、大きさがこっちは桁外れにでかい(笑)。なんでですか?」
「収穫量がこのコルビエールは極端に低いからだと思います。おそらく1本の葡萄樹からハーフボトル1本分くらいしかとってないはず。あと、房ごと醗酵させるクラシックな全房醗酵により酸が多量に引き出されます。このためワインが立体的になります。口中でそそり立ちます(笑)。いわゆる壮麗さとなります。」
「マスキューさん!教本だと赤ワインは葡萄の房から粒を外して醗酵させるのがセオリーと書いてますが?」
私「間違いです(笑)。確かに除梗して醸造するスタイルが席巻していますが、基本的に赤ワインは全房醗酵させてフリーランだけで造るのが本来形です。」
「白ワインで全房醗酵させるスタイルもあると聞きましたが。それは?」
私「初耳です(笑)。葡萄果の酸不足を補うのかも(笑)。飲んでないのでなんとも…。」
「マスキューさん。梗って葡萄果に繋がる木質の小枝みたいなものですよね?あれって枝だからタンニンやエグ味に繋がるのでは?」
私「確かにプレスすると過剰なタンニンやエグ味の原因になります。実際に囓るとリンゴの味がします。リンゴ酸を多く含むようです。」
「コルビエールのワインだとマスキューさんはオプティマも扱ってますよね(笑)。あれってこのワインとは対極ですよね(笑)?」
私「おっしゃる通り!オプティマは今風のトップランナーでございます(笑)。」
「ワインって産地じゃなくて造り方や造り手に依存するんですね。」
「このワインって、この変な(笑)オジサン味のワインなんだな(大爆笑)。」
家内「あと、このワインアルコール分は12%と低いのですが、折り合いが素晴らしい。ラングドックらしからないワインになっています。もちろん作柄が困難であったことも含めてですが。」
私「葡萄樹の仕立てが低いですから、その分養分は葡萄果に集まります。ただ作業効率は悪いし(腰が痛くなる。)、葡萄房が蒸れないように常に下草を抜かなくてはなりません。ハードワークですから、彼の手におえる4ヘクタールの畑が限界だと思います。質を重視した生産者に違いありません。」
「変わり者じゃなきゃ出来ないんだろうなぁ(笑)。きっと凄い人なんでしょうね。」

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桝久 試飲会 リポート 前半

Aug 31, 2015 by weblogland |
昨日一昨日とマスキュー試飲会にお越しくださりありがとうございました。
ようやく涼しくなり今回は混雑を予想しましたが、出足はいまいち(笑)。嫌な予感が…。
夕方ご来店が集中してしまいました。ワインが無くなるは、バタバタ。
行き届かず申し訳ございませんでした。


まずは、私の敬愛する『神』ガロフォリのスタンダードの白
◯マクリーナ 2013年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. 750ml 1465円税込み
「マスキューさん。ガロフォリって毎年ノヴェッロで扱ってますよね。白ワインも造ってたんですね?」
私「はい。ガロフォリはもともと白のイエージで有名です。このD.O.C.をD.O.C.G.にまで引き上げた功労者です(笑)。」
家内「イエージの白は暖かい海岸部のワインなので酸がなく緩いイメージがありますが…。」
「おっ!これたっぷりしててイイね(笑)。非常に飲みやすい(笑)。」
「ぱーん!としたインパクトがあるよね。飲むと思わずニンマリ(笑)。」
「うーん。ヴェルデッキオよりヴェルメンティーノの方が塩辛くて海っぽいかな。ヴェルメンティーノの方が派手でよりアロマティックでより豊満(笑)かな。」
「私、昔よくイエージ飲みましたよ(笑)。お洒落な瓶だったな。ガロフォリみたいに飲みごたえはなくて軽かったなぁ。」
私「オールド・ファンには イエージ イメージ 悪い(大爆笑)。」
「マスキューさん。ガロフォリのワイン 私はとても緻密に感じますが それでも酸がないのですか?」
私「酸とアルコール分エキス分のバランスはとても良いと思います。酸が少なくとも在り方があると理解していただければ良いかと。後の白2本と比べるとよく解るはずです(笑)。」
「このワイン香りが凄く複雑ですよね。色々なフルーツの香りがする。」
「ありがちなレモンやグレープフルーツだけじゃない。」
私「マンゴーやパイナップルのトロピカルなニュアンスがあります。白系から黄色系までの果実味が特徴的です。ヴェルデッキオらしい味わいです。」
家内「あと後味のアーモンドっぽさ ピリッとしたスパイシーさもらしくて良いですよね(笑)。」
「マスキューさん、もっと早くこのワイン紹介してくれればよかったのに(笑)。真夏に飲みたかった!」
「ところで食べ物は何が良いかな?」
「魚介類+オリーブオイル+トマトソースは鉄板だよね(笑)。」
家内「生しらずに生姜を刻んだのを載せて醤油をかけてレモンを搾ってかけたら完璧!」
私「生しらずってオイリーだし、生姜のピリッと感もワインと合いそうだよね(笑)。」
家内「このワインは醤油には合うはず(笑)。」
私「醤油とレモン汁のハーフ・ハーフは鉄板だよ。」

次のワインは強く冷して飲んでいただきました(笑)。
◯アルザス リースリング2014年 ポール・ジャングランジェ フランス アルザス 白 750ml 2093円税込み
「さっわやかぁー!」
「これは冷えてなきゃダメ(笑)。飲むと活力が湧くなぁ。」
「マスキューさん。このワイン 昔から売ってました?」
私「はい。このヴィンテージからラベル・デザインが変わりました。アルザスにしては甘さがなくかなりドライに仕上がっています。酸がしっかりしてるので揺るがない良さがあるかと。」
「前のラベルの方がアルザスらしいかな(笑)。」
「アルザスのワインって少し甘いですよね。これは甘さを感じないですね。」
私「通常1リットルに9グラムくらいは糖分を残しますが、このワインは5グラム以下かと。酸があるので糖分が少なくてもバランスが取れています。」
「それって品質に由来することなんですか?」
私「はい。基本的に酸は収穫量の多寡に比例します。」
「それにしても広がりが素晴らしい。マスキューさん。このワインはまだまだもつのですか?」
私「リースリングらしいライム、レモン、グレープフルーツの香りがすべて出ていますから、今が飲み頃かと。今飲むべきワインに仕上がっています。まだオイリーな感じはしていませんが、この状態がベストかと。」
「アルザスのワインにしては安いですよね(笑)?ちょっと良いとすぐ4~5000円しちゃうもんね。」
私「まあ、ゴージャスなワインではありませんが、実直な良いワインかと。50%にフードルを使っているのがクラシックで良いかと(笑)。」
また、お客様の中に実際アルザスに行かれた方も4~5人はおられました。中には10月にワイン・ツアー行く予定の方も。もはやアルザスって日本人にとってはスペシャルであっても遠からぬ地。我々もお客様に教えていただくことが沢山あります。ラッキーです(笑)。


さて、次は白ワイン造りの名人タリケのワイン。偉大なイヴ・グサッサの後を引き継いだ息子のワインは如何に?
◯レゼルヴ 2013年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ 白 コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 2005円税込み
「おー!旨い!ゴージャスなワインですねぇ(笑)。」
「樽香もするけれど全く邪魔じゃない。」
家内「溶け込みが良いですよね(笑)。何タルかわかっている(笑)。」
「まず綺麗で甘いクリームの香りがしますが…。これは樽由来ですか?」
私「はい。」
「スッゴくピュアなクリームみたい。意地悪な印象がないんですよね。」
私「樽醗酵 樽熟成しています。ただし、期間は半年ほどと短いのがミソです。あと樽材はアリエ産の極上品を使ってますね。多分。」
「このワイン 凄く柔らかく感じますが、酸がとても強いですよね。酸の強さが樽香に負けていないということですか?」
私「さすが!上級者!ありがとうございます。おっしゃる通りでございます。」
家内「でもアルコール分は12%と高くありません。」
「えっ!13~4%くらいあるかと思った(笑)。アルコール分が高ければ良い訳じゃないんですね?」
私「ガスコーニュはもともと寒くまともなワインを造るのが難しい土地柄です。タリケも赤は造っていません。」
「何故 赤ワインを造らないのですか?」
「黒葡萄のタンニンがのるには寒冷過ぎるからです。白も収穫のリスク回避に様々な品種を植えているようです。」
「何故ですか?」
私「収穫期をずらして冷害による全滅を避けるためです。」
「時間が経つと後味に植物 ハーブなんかのニュアンスがある!」
「あっ!ピクルス!(大爆笑)」
「複雑だなぁ~。広がりも素晴らしいし、余韻が長くて綺麗。ウットリするよね。」
家内「タリケはどんなに作柄が悪くても補糖や補酸しません。ものすごい尽力です。」
「パパを越えたな(笑)。」
私「ありがとうございます。タリケを一番沢山飲んでいただいているTさんに言っていただけると心強いです(笑)。」

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試飲会のワインがようやく並びました

Aug 28, 2015 by weblogland |
完成です(笑)!

今週末のマスキュー試飲会のワインがようやく並びました。



早速、家内と作戦会議です(笑)。
家内「今回は並びがちょっと難しいね。」
私「白のガロフォリが一番なのは良いけれど、その次はやっぱりアルザスだよね。」
家内「値段はタリケのレゼルヴの方が若干安いけれど、アルザスは爽やか系タリケはどっしり系だから、やはりタリケの方が後かな。」
私「そうだよね(笑)。タリケの造りは詰めることが至上だしね(笑)。いかにも高そう(笑)。」
家内「赤の4・5番の並びが気になるよね。」
私「4番の『MON』と6番のコルビエールが続いた方が自然かな?ただ5番目のシャトー・クロノのパワーを考えるとこうなるんだよね。」
家内「難しいところだよね。でも、今回の赤3本はいずれもビオの認証はとってるから、この点は共通なんだけどね。」
私「まあ、開けてみて収まりが悪かったら変えれば良いしね。」

こうして作戦会議は続きます(笑)

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このまま   ?

Aug 26, 2015 by akiko |
ここ数日はとても過ごしやすい気候です。今日なんか9月の下旬みたい。
このまま 秋になっちゃうのかな?ちょっと寂しいかも・・・。と、あれだけ暑さに参っていたのに いい加減なものですね。

暑い時期は 気が付くと野菜ばっかり食べていた!旬のトマト、キュウリ、ナス、枝豆。今はやりの酢漬け玉ねぎなどなど。
旬の食材の中から食べたいものを食べるのが一番だと思うし、野菜でビタミンとミネラルを補給できたせいか ひどい夏バテにはならずに済みました。
食養生ですね。

8月の試飲会は 今週末です。
ワインもこの時期はまだ 濃くてインパクトの強いものより、
穏やかで寄り添ってくれるような赤がいいんじゃない?
白は元気が出るように しっかりしたボディがあり香味のきれいなタイプかな。
というセレクトです。ご来店お待ちしております。



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今年の作柄はどうですか

Aug 26, 2015 by weblogland |
今日は涼しいですね。まるで秋。こうなってくるとワインが飲みたくなる(笑)。マスキューには、涼しくなったのを待っていたかのようにワイン・ラヴァーがご来店くださいます。

「マスキューさん、涼しくなりましたねぇ。こうなるとワイン(笑)!あれだけ暑いとワイン飲む気がしなかったけど(笑)、今日は飲む気十分(笑)。」
「楽になりましたね。マスキューさんはあの暑い中でもワイン飲んでたんですか(笑)。」
私「さすがにまずはビールを飲みますが、あとはワインでしたよ(笑)。今年の暑さは異常なほどでしたから、白ワインをかなり飲みました(笑)。」
「今年の作柄はどうですか?」
私「ヨーロッパは日本同様に暑いようです。春先も順調だったようで悪くないかも(笑)。ただ開花が早かったので収穫も早まります。収穫まであと少しですからイレギュラーがなければ期待度が上がります(笑)。2011年に近いかも?」

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8月28・29日のマスキュー試飲会のラインナップ

Aug 24, 2015 by weblogland |
今月、8月28・29日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

相変わらず暑いですね(笑)。残暑どころじゃないですよね。でも、一時の酷い厚さからは少しは楽になりましたね。ワインを飲む気も戻ってきました(笑)。

今回は白3本、赤3本。

冷して飲める旨味のあるワインをチョイスしました。



◯マクリーナ 2013年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. 750ml 1465円税込み
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
もちろんコスト・パフォーマンスの高さは驚き。ただし在庫限りとなりますから、お見逃し無きようお願いいたします。


◯アルザス リースリング2014年 ポール・ジャングランジェ フランス アルザス 白 750ml 2093円税込み
マスキュー定番のアルザス リースリングです(笑)。ひっそり売っていましたが、このランクのアルザスとしてはNo.1かと。昨今試飲会などでよくアルザスワインを口にしますが、どれも高い(笑)。アルザス・グラン・クリュ設立以降 いわゆるアルザル◯◯というジェネリック・クラスの品質が下がり、新設されたグラン・クリュに価値を見出だした生産者と市場の流れは止まりません。心に響く普通のアルザス・ワインは無くなったみたいですね。旨いアルザスを飲みたかったらグラン・クリュを飲むしかない…。
昔のレオン・ベイエなどのいわゆるアルザスA.C.ワインの質の高さはグラン・クリュに集約されましたね。かと言ってアルザスA.C.ワインの値段は高止まりですから、飲む気がなくなる。とお嘆きの貴兄に朗報です(笑)。


◯レゼルヴ 2013年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ 白 コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 2005円税込み
ガスコーニュの白ワインのスペシャリスト、ドメーヌ・デュ・タリケの意欲作『キャトル・セパージュ・レゼルヴ』が『レゼルヴ』としてリニューアルいたしました。
マスキューでは『コテ・タリケ』が定番として、皆様から高い支持をされています。

この『レゼルヴ』セパージュはグロ・マンサン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンからなります。これらの4つの品種はバリック樽で6ヶ月間別々に熟成された後アッサンブラージュされます。そしてステンレス・タンクで寝かされてから瓶詰されます。
味わいは非常に複雑で濃厚。でもくどさがありません。ファースト・アタックはフルーツの盛り合わせ(笑)。調和が素晴らしい!トースト香やバニラ香も美しく、バリックが邪魔しません。後味にほんのり漂うハニーさはエレガント。力づくではない力強さは、完成されたスタイルです。さすが白ワインのスペシャリスト!

●ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ ルージュ 2012年 ドメーヌ・ド・ラ・モナディエール 南フランス ローヌ 赤 750ml 1819円税込み
マスキューでは名前が呼びづらいのでラベルに大きく書かれた『MON』と呼んでます(笑)。

このドメーヌ・ド・ラ・モナディエールは1987年にクリスティアン・ヴァッシュがローヌ ヴァケラスの地に設立。以降テロワールを表現した自然なワイン造りを実践。除草剤や化学肥料も一切使用せず、肥料も必要な時だけ有機肥料を与えるだけ。その成果はフランス国内で高く評価されています。三ツ星レストラン御用達とか。

このワイン春先の試飲会でご紹介しましたが、夏場を過ぎてようやく調子が出てきました。本領発揮なのです(笑)。
●シャトー・クロノー 2013年フランス 赤 ボルドー・スペリュールA.C.750ml 1740円税込み

まず飲むと非常にタイトで質感溢れるタンニンが特徴的。味わいにデラウェアっぽさがあるので、一瞬アン・トゥル・ドゥ・メールかなと…。
??? 
まず産地チェック(笑)。サン・フォア・ラ・グランドから南に10KMのところにあるリダェック村とのこと。まずサン・フォア・ラ・グランドを探すとサン・フォア・ボルドーA.C.のある町です。更にリダェック村はと?ボルドーの地図には載っていません(笑)。さてさて?ボルドーの外れベルジュラックにつながるドルトーニュの地図にありました!ボルドーと言うより南西地域に近いですね(笑)。
 
これで味わいの謎が氷解。サン・フォア・ボルドーはボルドー最北東部ですが、アン・トゥル・ドゥ・メールの地続き。しかも気候は南西地域により近いはず。アン・トゥル・ドゥ・メールに似た味わいと南西地域のようなしっかりしたタンニンを併せ持っていた訳です。


●ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 3054円税込み
南フランス ラングドックの広いA.O.C.コルビエール。あまりに広くしかも多様なため1990年にサブ・リージョンを11に再編されました。現在は新たに独立したサブ・リージョンがありますから8つのサブ・リージョンからなりますか。
このラ・プチ・コマンドリは2000年にステファン・マディックさんが4ヘクタールの畑を購入してからドメーヌは始まりました。地所はコリビエール最西部 アラリック山脈と台地に挟まれた谷のような地形。大西洋からの風が通り抜ける特徴あるテロワールのようです。
この『ル・キャバレ・デゾワゾー』はカリニャン75%、シラー25%。アルコール分は12%と低いですが、過度に感じない物凄い凝縮感。いわゆる優良なビオに通じる味わい。深み・広がりはグレート・ワイン クラス。複雑な赤・黒系果実の香りはハーブなどの植物ののニュアンスと相まって突出した個性をみせます。あと、過剰に手を加えていない自然さがエクセレント(笑)!全房醗酵しながらもタンニンが過剰で固くない。ほとんどプレスしてないですね。無理に遅摘みしたり長い醸しもしてないはず。インポーターさんに聞いたところクラシックなマセラシオン・カルボニック法で造っているとのこと(やはりフリーランのみでワインを造ってました。)。


いつも通り28日(金)は17時~20時30分 29日(土)は11時~20時30分まで行っておりますので、お手すきのお時間にお越しくださいませ。
お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭

>> ワイン会セット

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ピノ・ノワールは冷やして飲むと旨いですね

Aug 20, 2015 by weblogland |
昨日はレ・ゼキサゴナル ピノ・ノワール 2012年を飲みました(笑)。まだ暑いのでちょっと冷やして飲みました。
うーん。
旨かったぁ~(笑)!
ピノ・ノワールは冷やして飲むと旨いですね。クリーンさ、伸びやかさに心洗われました。
でも、一般にピノ・ノワールは高いですよね。特にブルゴーニュでそこそこ美味しいピノ・ノワールだと3000円くらいしちゃいます。それを考えるとこのロワールのレ・ゼキサゴナルの良心的なこと良心的なこと(笑)。旨さも増します(笑)。
ただブルゴーニュのピノ・ノワール原理主義者の家内は納得しません(笑)。
家内「うーん。レ・ゼキサゴナル確かに美味しいよね。でもピュアなラズベリーやチェリーのブルゴーニュを飲みたくなるな(笑)。」
私「フランボアーズの香りじゃダメ(笑)?」
家内「フランボアーズの香りがダメと言う訳じゃないんだけど、薔薇のような香りが支配的じゃないと物足りないんだよね。」
私「なるほど、でも突き詰めて言うと、グリオットの香りが頂点だよね。ミュズィニー!」
家内「レ・ゼキサゴナル20本分のお金でも買えない(笑)。」
私「ミュズィニー1本よりレ・ゼキサゴナル30本の方を私は取ります(笑)。」
家内「それが現実的だけど、たまには極上のピノ・ノワール飲みたい!」
私「たま~にはね(笑)。考えておきます。(話題変えなきゃ!)

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