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桝久 試飲会リポート 後半
Aug 01, 2022 by weblogland |しかも、2019年でございます!
〇ブルゴーニュ ・オート・ コート・ ド・ ニュイ シャルドネ 2019年 ドメーヌ・ギィ・シモン フランス ブルゴーニュ 白 750ml 2677円税込み
「あー!おじさんのブルゴーニュだぁ(笑)!」
「白もあったんですね?」
わたし「前回は2018年の赤を試飲会で出しました。今回は2019年の白です。ちなみに2019年の赤も入荷しております(笑)。」
「あっ、ホントだ。棚の下の方に並んでる(笑)。マスキューさん得意のサブリミナル攻撃(笑)?」
私「えへへ(笑)。2019年の赤、白共にお出ししたかったのですが、今回は白のシャルドネとなります。予算と本数の都合となります(笑)。」
「どれどれ…。うわっ!強烈!」
「確かにまだまだ若い感じ。でも、中の詰まり方は半端じゃないね(笑)。」
「青く若い熟した白ワインかな。」
「うんうん。ちょっとミュルソーっぽい(笑)?」
家内「店長はミュルソーに似てる、私はプュリニー・モンラッシェの若い物に似てる。と感じております(笑)。いかがでしょう?」
「樽のニュアンスがするけど高級な感じだよね。」
「ブルゴーニュの正銘な白ワインだよね。」
「この白ワイン木樽熟成してると言うことは、マロラクティック発酵をしてると言うことですよね?」
私「はい。そーなんです。それでいながら マロラクティック発酵をしていながらこれほど酸が残っていることに絶句いたしました(笑)。」
家内「しかもアルコール分は、なんと!14%です。経験域を越えております(笑)。」
「えー!14%ですかぁ!」
私「最近ミュルソー辺りでもアルコール分14%くらいのものを見かけます。温暖化の性ですかね?」
「確かに若いには若い。香りは白い花や梨
。暑苦しくもない(笑)。」
私「比較的暖かなヴィレ・クレッセのようなトロピカルなニュアンスでもないのです。あくまでもボーヌの白の印象なのです。」
「粘りがあってとてもオイリー。オリーブオイルをパンに塗って食べながらこのワイン飲みたいな(笑)。」
家内「この白ワイン、開けたあと1週間くらい経つとトロトロになりますよ(笑)。」
「熟成してトロトロになったのを飲みたいね(笑)。」
「マスキューさん!この夏はとても暑い。我が家のセラーは満タン。セラーに入らなくてもワインって大丈夫ですか?」
私「基本30℃を越えなければ大丈夫です。高いワインほど耐久力はあると思います
。」
家内「北側の納戸で新聞紙にくるんで置いておく、もしくはクーラーボックスに入れて毎日凍らせたペットボトルを入れ換えると完璧。」
「昔の家は北側の納戸は涼しいからな。でも今はマンション住まいが大いなるから、エアコンかセラーは欠かせないよね
。」
私「セラーは暑いときに限って壊れるんですよね。日中気温が上がるリビングに設置されてますから余計にリスクが高いです。セラーも涼しいところに置いておくのが望ましいですね(笑)。」
「なるほど、我が家のペット部屋は30℃以下になってるから、その押し入れにワインを置いておくのが賢明かな。下手にセラーに入れると逆に危険かも(笑)。」
家内「昔、岩野先生が北側の部屋に新聞紙を巻いて保存した白ワインと、ベランダに新聞紙を巻いて箱に入れて一年経った白ワインを飲み比べさせていただきましたが、差は感じませんでした。」
「僕はクローゼットに好きな白ワインを6本来入れて、あと部屋の隅で同じ白ワインを6本保存して3年間に亘り経過観察しましたが、どちらも変わらなかったでした。ついでに言うと、どちらも時間の経過で良い方向に熟成もしませんでした(笑)。代が変わってワイン自体が良くなくなったものと理解しました。とっても残念でしたけど(笑)。」
家内「さすがFさん!」
「ワインの熟成って酸化なのでしょうが、時間を必要とするんですね(笑)。」
私「そーなんです。開けて経過観察するのはとても大事なのですが、実際にそのワインのベストの状態を経験出来る訳ではないんですよね(笑)。開けてから持つワインだと熟成の可能性を感じますが、実際に熟成してどうなるとは保証も断言も出来ない。あくまでも熟成能力がありそうだな。ってくらいなんですよ。」
家内「経験的な感なんですよね。」
●ペルナン・ヴェルジュレス 2019年 ドメーヌ・ロラン・ペール・エ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3980円税込み
「う~ん。誰がなんと言おうと美味しいピノ・ノワール(笑)!」
「派手じゃないけどイイなぁ。」
「一口目はそんなにインパクトはないんだけど(笑)、飲めば飲むほど引き込まれるね(笑)。」
「マスキューさん曰く『実直』の意味が解りましたよ(笑)。」
家内「この生産者ロランはもともとは農夫
。4代かけてコツコツとペルナン・ヴェルジュレスに10ヘクタールの畑を所有するに至りました。調べるとペルナン・ヴェルジュレスの優良生産者として評価されています。」
私「ペルナン・ヴェルジュレス村は2/3は1級格付け以上の畑です。全体が斜面にあり並級の畑はとても少ないようです。ただアペラシオンの面積が小さく生産量が少ない。あとブルゴーニュの金看板コルトンに名前負けしてるので(笑)、日本にはあまり輸入されていません(笑)。」
「これってクラシック・スタイルなんですか?」
私「早く飲めるように作られてはいますが
、余計なことはしていませんね(笑)。」
「シンプルなんだけど、良さ満載(笑)。ブルゴーニュの高級ワインって、アンリ・ジャイエみたいにとことん抽出するスタイルが多いけど。このワインとはスタイル違うよね(笑)。」
「中にしっかりぎっちり詰まってる。でも自然なんだよね(笑)。」
「ストロベリーとフランボワーズの果実をしっかり感じる。弾けんばかりではないけど、しっとり充実している(笑)。」
私「ペルナン・ヴェルジュレスのワインはあまり飲んだ記憶がありませんので、どんな味わいがペルナン・ヴェルジュレスだとは断言出来ません(笑)。このワインは隣のサヴィニ・レ・ボーヌより冷涼な感じはしませんね(笑)。」
家内「とは言えボーヌであることには疑いないですね(笑)。」
「ボーヌの何処?ペルナン・ヴェルジュレスかぁ(笑)。」
「う~ん。今日はセットで買おうか悩んでます(笑)。ウチは私しか飲まない1馬力なんですよね(笑)。マスキューさんは毎日飲みますか?」
私・家内「はい。ウチは夫婦2名でもターボつきなので実質3馬力あります(笑)。ですから毎日1本では足りません(笑)。」
マスキューのお客様の中でペルナン・ヴェルジュレスのレストランで食事しながらワインを飲まれた方が2名おられました
!さすが!
「私ペルナン・ヴェルジュレスのレストランでブッフェ・ブルギニオン食べました。飲んだ赤ワインはおそらくペルナン・ヴェルジュレスだと思いますが覚えていない(笑)。炉に葡萄の枝をくべて牛肉を焼いてましたっけ。」
「僕らはワインがとにかく美味しくてそれに気をとられました(笑)。帰りの空港のワイン・ショップで聞いたら『何処のペルナン・ヴェルジュレスを飲んだのか?』と聞かれ答えに窮すると『じゃあコルトン買っていけ』と言われましたよ(笑)。」
経験値高し!
暑苦しく、コロナ禍の中、皆様のご協力でH.K.S.15作戦をまっとう出来ました。
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Jul 31, 2022 by weblogland |◎アマルテア・ブリュット・ナチュレ・レゼルバ・オーガニック 2019年 ルシャレル スペイン 発泡性 カヴァ 白 D.O. クラシック・ペネデス 750ml 1980円税込み
「た、た、たまらん!」
「冷涼さが体に染み入る(笑)。おかわりもらえます?」
「なんと言えば良いのか…、細やかな酸が良いんだよね(笑)。」
「冷やすことで際立つよ(笑)。」
私「マスキューの定番商品カヴァ1+1=3とは違ったスタイルです。特にこれはブリュット・ナチュレです。」
「カヴァってもともと薄いよね。サイダーみたい(笑)。だからブリュット・ナチュレで仕上げるのは大変だよね。」
「うんうん。でもさぁ、シャンパンの熟成香とは違うよね。トースト香 ブリオッシュの香りは強くない。」
私「そーです。焼きリンゴや花梨のようなニュアンスとは違いますね。あれほど強烈ではありませんね(笑)。」
「でもさぁ、ケース・バイ・ケース。こんなに暑いときはこっちの方がありがたい(笑)。独特の酸味は冷やすことで素晴らしく感じる(笑)。」
「マスキューさん!この独特の酸味…、ブログに書いてある酸味ですか。赤い果実のような甘い酸味でしたっけ?」
私「はい!舌の奥の左右で感じます。長い熟成によって酵母が変質したものです。上等なスパークリングワインにみられるものです。ただこのカヴァは飲みやすい軽やかさにプラスして独特の酸味があり
変わるものが無いスタイルとなっております(笑)。」
「泡が良いね(笑)。」
家内「15ヶ月瓶内熟成してますので、泡持ちがとても良いです(笑)。」
私「開けてから丸一日経っても泡立ちます。」
「これって、カヴァD.O.表記じゃないんですよね。」
私「はい。D.O. クラシック・ペネデスとなります。昔からカヴァを作っていた生産者が結束して作ったD.O.です。15ヶ月以上の瓶内熟成期間を経るとクラシック名称をつけられます。」
家内「今やカヴァはスペイン中何処でも作れる 単に瓶内熟成させた発泡酒の名称となってますから、昔からの生産者にとっては腹立たしいですよね(笑)。」
「なんでそうなったんですか?」
私「カヴァが世界的に売れて原料がペネデスだけでは足りなかったからです。」
「もともと良いカヴァをしこしこ作ってた生産者は怒るよね(笑)。」
「マスキューさん!この山羊の絵が描いてあるワインってどれも美味しいですよね(笑)?」
家内「この写真のおじさんが作ってます(笑)。スペインでビオをもっとも早く取り入れた方です。」
私「ビオと言っても畑に山羊を放って雑草や下草をたべさせたり。もともと斜面に畑があるのでトラクターは入りませんから、山羊を使って一石二鳥です(笑)。ミチャンさんはお茶目でエネルギッシュな方です(笑)。」
「へぇー、山羊は葡萄を食べないのですか
?」
家内「6月頃だとまだ葡萄果は小さくて青く不味い(笑)。山羊はそれを知っているから葡萄は食べないそうです(笑)。」
「へぇー、無理がなく効率的なんですね(笑)。」
私「特別ビオ・ビオ言うような感じではありませんね(笑)。」
家内「お茶目と言えば、バック・ラベルのバーコードに一工夫してます(笑)。」
「あっ、ホントだぁ(笑)。コルク止めのキャップにも山羊が描いてある(笑)。」
◎チェラスオーロ・ダブルッツォ・スペリオーレ 2021年 バローネ・コルナッキア イタリア赤・ロゼ 750ml 1508円税込み
私「新物の2021年の御披露目でございます(笑)。」
「おっ、貴族コルナッキアのロゼですね(笑)。美味しいんだよね(笑)。」
「2021年ですかぁ。早いのですね?」
家内「この春に瓶詰めしてしばらく休ましてから日本に6月頃に届きます。年に一度なので秋口には売り切れます(笑)。」
「2021年の作柄はどうかな(笑)?」
「う~ん!美味しい!コルナッキアのワインってどれも美味しい(笑)!フレッシュ&フルーティーなんだけど、飛び抜けている(笑)。」
「赤い果実のニュアンスが凄い(笑)。綺麗
!しかも鮮烈(笑)。」
私「このヴィンテージはモンテプルチアーノらしいストロベリーのニュアンスがベースにしっかり感じます。この点2020年とはちょっと違うかな?その上にフランボワーズやアセロラ、レモンなどが盛り沢山(笑)。2020年より複雑に感じます。」
「マスキューさん!私このロゼを飲むと赤ワインのモンテプルチァーノ・ダブルッツォに素直に繋がらないんですよね(笑)
。」
私「このキアレット ロゼはフレッシュに早く飲めるようにマロラクティック発酵を止めていますから、長い熟成を要する赤ワインとは設計図が違うので、繋がりませんよね(笑)。」
「このロゼ、私には赤ワインとしか思えませんよ(笑)。だってボジョレーより色が濃いですもん(笑)。」
家内「基本は赤ワインの作りなのですが、色があまりつかないうちに葡萄液を抜いたのがこのロゼ キアレットです。」
「新酒だと思えばイイのかな(笑)?」
「そうそう。今年はボジョレー・ヌーボーが高いみたいですよね?マスキューさんはどうするんですか?」
私「今年はボジョレー・ヌーボーは扱いません(笑)!3,000円のモリエールが5,000を越えますので無理です(笑)。」
「コンビニのボジョレー・ヌーボーだってめちゃくちゃ高いみたいですもんね(笑)
。」
「ボジョレー・ヌーボーに拘らなくてもイイんだよね。マスキューさんイタリアの新酒はやるの?」
私「はい!その予定です。ただ航空運賃が高そうなので見積り待ちです。あとラングドックの新酒の船便が入荷します。ボジョレー・ヌーボーの解禁日には届いているはずです。」
「なにも解禁日を勝手に決めてるんだから
、解禁日を決めてない新酒だって良いじゃない(笑)。」
私「はい。仰る通り!今年の新酒を飲めることを祝う!それが本来でございます(笑)。」
「便乗して儲けすぎ(笑)!」
「調子に載せられた我々にもかかわらず責任あるね(笑)。」
「ところでマスキューさんはロゼ・ワインの選び方上手ですよね(笑)。」
私「ありがとうございます!『大日本ロゼ・ワイン普及協会会長』が選んでおりますので(笑)。」
●ニエトロ・デ・ソモス ガルナッチャ 2017年 ボデガス・ソモス・ガルナッチャ 赤 スペイン アラゴン D.O.カラタユド 750ml 1885円税込み
「う~ん。濃いし深みがある。旨いね(笑)
。」
「高級だよね(笑)。2017年か、今飲んでちょうど良いね(笑)。」
「辛口なんだけど甘露(笑)。美味しい(笑)。」
「チョコレートのニュアンス。ガトー・チョコラかな(笑)。」
「ガルナッチャ単一とは思えない複雑さがあるよね。」
「粉っぽさ、チョコレートみたいな?」
「濃いけどとても飲みやすい。アルコール分はいかほどですか?」
家内「14.5%あります。でもそんなに高く感じませんよね(笑)。」
「うんうん。まさに折り合いが良い(笑)!」
「ということは、?」
私「高いアルコール分が気にならないほどのタンニンと酸がある。バランスがとれていると言うことでございます(笑)。」
「マスキューさん!これ、どう考えてもスペインのガルナッチャとは思えないですよ(笑)。」
私「最初、ブラインドで飲んだのですが、ローヌ・ヴィラージュの良い生産者かと思いましたよ(笑)。」
「そう言えば先月の試飲会で出た美味しいローヌに似てる(笑)。パフみたいな味のワイン。」
「昔はスペインのガルナッチャって荒くて荒くてどうにもならないからバルクでブレンド用として売られてたんだよね。ここまでクオリティーの高いガルナッチャができるとは!」
「栽培・醸造技術の進歩と資本投下の賜物だよね。もともと古いガルナッチャの葡萄樹があったのは幸いだけどね(笑)。」
私「EUから多額の補助金が入ったようですね(笑)。ワイナリーの写真を見てナパのブティック・ワイナリーかと思いましたよ(笑)。」
家内「レストランが併設され、ワイン・ツーリズムに対応したワイナリー作りがされてます。」
私「産地のカラタユドは標高が1,000mほどあり人が住むには過酷な環境。気温の日較差が30℃あります。まあ、自然環境
としては良いのかな(笑)。」
Image1659260512895.jpg
添付ファイル:
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カウンターの上はこんな具合です(笑)。
Jul 27, 2022 by weblogland |お買い得アイテムのサンクリスピーナのロゼ紙パックを無理やり並べました(笑)。
スポット販売となりますが、このクソ暑い中(失礼)、グビグビ飲めるロゼ・ワインは必要です(笑)。ちなみに我が家ではもうグビグビやってます(笑)。
適当に甘さがあってくどくない。まあ、10本も飲めば飽きるかもしれませんが、清涼感とアミノ酸チャージには最適(笑)。ちょっとジャンクではありますが、これはこれ。家飲みには便利なことは便利でございます(笑)。
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ブルゴーニュのペルナン・ヴェルジュレスの赤ワインです!
Jul 27, 2022 by weblogland |きっかけはインポーターさんの持ち回りで試飲したところ『旨い!』と即決(笑)。家内共々良質のブルゴーニュ・ピノ・ノワールにノックアウトといったところです(笑)。
ただこのアペラシオン ペルナン・ヴェルジュレスはあまり聞いたことがない(笑)
。場所はコルトンの丘の西側のの谷。畑はすべてが傾斜地。アペラシオンの2/3以上が一級以上の超優良地。生産者のロランはペルナン・ヴェルジュレスを代表するような優良生産者。やはり我々の目に狂いはない(笑)!他の生産者のものは記憶に無いのでアペラシオン全体の特徴を問われると困りますが(笑)。あえて言うならサヴィニ・レ・ボーヌほどの冷涼さ、ヴァイタルなフランボワーズが弾けるようなスタイルではなく、ストロベリーにフランボワーズが乗った感じかな(笑)。かなり複雑でしっかりしてます。生産者のレベルの高さを実感出来ます。一級並みであることは間違いなしですね(笑)。
特にこれから先はブルゴーニュの村名クラスがこの価格で買えることは無くなりますから、噛みしめるようにいただきたいと存じます(笑)。
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今月末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!
Jul 23, 2022 by weblogland |今月末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!
今月はコロナを慮って5アイテムです。
本当はギィ・シモンのオート・コート・ド・ニュイ2019年のピノ・ノワールも入れたかったのですが。インポーターさんの在庫が少ないこともあり見送りました
。棚の中に何本か忍ばせていますので気がついた方はどうぞ(笑)、マスキュー得意のサブリミナル攻撃かな(笑)。
まあ、トリのペルナン・ヴェルジュレスは満足のいく素晴らしいピノ・ノワールなので、ピノ・ノワールを2つ連続させるのもなにかと(笑)。
思惑、作戦ありありなのです(笑)。
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ちょっと甘いが酸もあり夏向き
Jul 23, 2022 by weblogland |なんて勿体つけるほどのものではありませんが(笑)。
スーパーなどで見かける紙パックのワインです。中身はシチリアのロゼ。ノン・ヴィンテージのデイリー・ワインです。
まあ、この手のワインとしてはまずまずかな(笑)。偉そうに言う訳ではありませんが、マスキューでは基本扱わないアイテムです。でもですね(笑)、マスキューはデイリーなロゼ・ワインが無い苦しい台所事情。インポーターさんのラインナップにロゼが新入荷ということで特別価格での提供。飲んでみてもちょっと甘いが酸もあり夏向き。
悪くはないかな(笑)?
そんな訳でこっそり販売しております(笑)。
ちなみに500ml入り600円税込みとなります。750ml換算で900円ですから宜しい(笑)かと。冷蔵庫内の置き場に支障をきたさない使い勝手の良さも宜しいかと。
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今月末7月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
Jul 22, 2022 by weblogland |また、コロナの感染者が増えてますからいつもの6アイテムではなく5アイテムとなります。一応今回はH.K.S.15となります(笑)。ご協力お願い申し上げます!
いつも通り29日(金)は17~20時、30日(土)は11~20時となります。
H. ひっそりやってますから
K. こっそり来てくださいね。
S. 試飲はサクッと
15. 15分
◎アマルテア・ブリュット・ナチュレ・レゼルバ・オーガニック 2019年 ルシャレル スペイン 発泡性 カヴァ 白 D.O. クラシック・ペネデス 750ml 1980円税込み
以前はD.O.カヴァでリリースされていましたが、カヴァの名称がペネデス以外でも使えるようになってしまったため伝統的なカヴァの生産者は面白くない(笑)。そこで2014年に、より厳しい規格のD.O.
クラシック・ペネデスが創設されました
。D.O.創設までの経緯をかいつまむと、陳情に消極的なD.O.委員会に業を煮やした伝統派一味は(笑)、協同組合を設立しそのブランドとして新しいD.O.を作りEUに登記する大奇策を敢行。結局地元のD.O.委員会に認めさせたようです(笑)。
見習いたい行動力ですね(笑)。
このD.O.クラシック・ペネデスは100%ペネデス産の有機葡萄を使用し、ヴィンテージ入り、レゼルバは最低15ヶ月以上の熟成を要します。
味わいはグット(笑)。以前と比べると全体的に洗練された感。特に瓶熟成由来の甘く感じる赤い果実を連想させる旨味の酸があります。上物にしか見られない酸です(笑)。シャンパンほどの酵母臭や熟成香は強くないものの、とても爽やかな柑橘類の香りはどこまでも伸びやかでチャーミング。ビオ系ワインによく感じる塩味もとても良い方向に作用しています。
う~ん。
カヴァってこうあるべきだし、ある意味カヴァの完成形であると納得しました(笑)。
◎チェラスオーロ・ダブルッツォ・スペリオーレ 2021年 バローネ・コルナッキア イタリア赤・ロゼ 750ml 1508円税込み
今回2021年にての再入荷です!
このヴィンテージはモンテプルチアーノ種らしさがより強く出ています。モンテプルチアーノらしいストロベリーの果実の上にフランボワーズやアセロラのような弾ける酸味が乗って複雑でゴージャスな感じです(笑)。飲んだ印象には天候のイレギュラーは感じず、逆に良い作柄のように感じます。過度の暑さによって酸が抜けるようなことはありません。
ちょっと不安な2021年ヴィンテージでしたがイタリアは大丈夫のようです。お値段は若干上がりましたが、運送コストの範疇。フランスのように生産量不足による値上げはありません。やはりイタリア・ワインは生産量に余裕があるようです。
以下2020年ヴィンテージの記述
このチェラスオーロは6月頃にマスキュー
で試飲サンプルを取り寄せティスティングしました。第一印象は強くて深い(笑)。
面白いことに愛するピエモンテのロ・ゼルボーネが作るキアレットとそっくりの味わい(笑)。両者ともに全然開いておらず、そのポテンシャルの高さみが光る(笑)。ブラインドでティスティングしたら赤ワインと答えるはず(笑)。
ゼルボーネのキアレットの癖でもあるわずかなビオ臭がしないのがコルナッキアのチェラスオーロ。それくらいよく似ており、品種の違いも感じないほどでした(笑)。
「ゼルボーネ同様夏を越せば良くなる!」
8月の終わりに取り寄せて再びティスティング(笑)。モンテプルチアーノ種らしいフレッシュなチェリー、全体の揺るがない大きさパワーは予見したポテンシャル通り(笑)。数日経つとストロベリーのモンテプルチアーノ種らしいニュアンスも加わり、複雑さ・繊細さを感じることができます。全体の折り合いもとれてきます。マスキューの定番のテッレ・ダブルッツォのチェラスオーロよりは赤ワインにより近いスタイル。それ故開くには時間がかかるような気がします。
ただ、まだまだ向上する事間違いなし!
もちろんコスト・パフォーマンスの高さは驚くほどでございます(笑)。
畑の標高は240m、小高い丘の斜面にあります。土壌はで石の多い石灰岩質土壌です。栽植密度は3,700本~4,000本/ha。どうやらコントログェッラ村の後から取得した親戚の畑のようです。もともとのモンテプルチアーノ・ダブルッツォの畑ではありませんね(笑)。収穫は9月の末に、手摘みで選別しながら行います。コルナッキアのモンテプルチアーノで9月に収穫出来るのはコントログェッラ村の畑しかありません。収穫した葡萄を除梗、破砕した後、やわらかく圧搾します。8度で24時間置き、澱下げをします。いわゆるセニエ法は発酵中にブドウ液を抜きますが、低温浸漬中にタンニンを引き出し果皮と分離するようですね(笑)。かなりタンニンの強い赤ワインに近い色・味わいはブドウ液を抜くタイミングが遅いためではなく、収穫した葡萄
果の皮のタンニンの熟度によるもののようです。アルコール発酵は16度から18度に温度コントロールしたステンレスタンクで行います。翌年の1月末までステンレスタンクで熟成させた後、2月にボトリングします。
●ニエトロ・デ・ソモス ガルナッチャ 2017年 ボデガス・ソモス・ガルナッチャ 赤 スペイン アラゴン D.O.カラタユド 750ml 1885円税込み
カラタユドは内陸部の標高900mにも達する地。少ない降雨、激しい寒暖差、冬場の厳しい冷え込み。まさに限界の地と言えます。しかし、強い日差しと厳しい自然環境は偉大なワインを産む源にもなっています。暖かい低地で造られるワインとは自ずと、締まり、凝縮感が違ってきます。明らかに古樹を使用してますね。(収穫量も自然と少なくなりますから、葡萄生産者は大変ですが。)
そんな中、このボデガス・ソモス・ガルナッチャは地場品種として長年育てられたガルナッチャに特化したワイナリーです。もともと小規模ながらも大事に栽培されていたガルナッチャの古樹を集約した協同組合的な色合いが強いワイナリーです。おそらくEUから多額の補助金を受け最新の設備を導入したニューワールドにありそうな近代的かつ大規模なワイナリーですね。レストランも併設され、ワイン・ツーリズムに力も入れてます。集約化・効率化と品質の向上、そして彼の地への貢献。それらを達成するにはこうするしかないようです。将来はヴィノ・デ・パゴを目指すのかな(笑)?
飲んでまず驚いたのはローヌの上等なグレナッシュかと惑わされました(笑)。非常にクリーンで重厚・緻密なタンニンと旨味。アルコール分は14.5%もあるのに、全く気にならない折り合いの良さ。木樽のニュアンスもさりげない程度。シャトー・ヌフ・デュ・パフのグレナッシュのようなチョコレートのようなアロマはあくまで果実由来のもの。海藻のようなヨード臭は完熟の証。どう考えても上等なローヌ・ヴィラージュ(笑)。深みがあり、余韻は長く心地好い。ハイ・パワーでありながら品の良いワインとして出来上がってる様は、従来のスペインのガルナッチャとは思えません。
スペインのガルナッチャがこうなるとは想像・予想もつきませんでした(笑)。イノヴェーションを感じるワインです。将来パフを越えるようなガルナッチャが出来るかもしれません。そんな予感をさせるレベルの高いワインです。
〇ブルゴーニュ ・オート・ コート・ ド・ ニュイ シャルドネ 2019年 ドメーヌ・ギィ・シモン フランス ブルゴーニュ 白 750ml 2677円税込み
これは樽発酵・樽熟成したシャルドネ。
とても酸が強く、おそらく全房で発酵したようです。樽熟成しますとマロラクティック発酵が起きますので減酸するのですが、この酸の量は圧巻(笑)。ホントにマロラクティック発酵してるの(笑)?当然生命力も伴うはずですから先々が楽しみであり、今すぐ飲むにはちょっともったいないかな(笑)。あと驚くべきはアルコール分。なんと14%!同じヴィンテージの赤は13.5%ですから意図的に遅摘みしていることは想像にかたくありません(笑)。でもですね、飲んだ印象ではアルコール分が14%とは思えません。もっと低く感じます。酸とボリューム感にマスキングされてます(笑)
。ジャイエ・ジルのような最初からトロトロのスタイルではありませんが(笑)、長い熟成能力を予感させます。10年くらい経つとトロトロになるのかしら(笑)。
簡単に言うと今は若いミュルソーみたいな感じですね(笑)。
最後のお買い得ブルゴーニュかも?
●ペルナン・ヴェルジュレス 2019年 ドメーヌ・ロラン・ペール・エ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3980円税込み
皆さん!
ペルナン・ヴェルジュレスってご存知ですか?聞いたことはあっても飲んだ方は少ないかな(笑)?
コート・ド・ボーヌの金看板コルトンの丘の裏側の谷の狭い村名のアペラシオンです。コルトンの丘の西側のグラン・クリュを一部含め、谷の傾斜地はほとんどが1級畑となっております。アペラシオンの2/3は1級畑指定される銘醸地。でもですね、生産量も少ないためかあまり日本では見かけませんね(笑)。私自身『どんなワインだっけ?』状態でございます(笑)。
飲んでみますと、隣の谷のサヴィニ・レ・ボーヌほどのヴァイタルさはありませんが、わりとしっとりしたバランスの良いスタイル。ピノ・ノワールらしいストロベリーの香りにフランボワーズの香りが乗ったような感じです。
収斂性はなく荒さもない。とは言えしっかり陽光を受け止めながらも、ファットに流れない上品な酸もある。無理な樽香をワインに負わせない、正銘なブルゴーニュのピノ・ノワールでございます。飲めば素直にニンマリ出来ます(笑)。
生産者のドメーヌ・ロラン・ペール・エ・フィスは4代続くヴィニロン。現在12ヘクタールの畑を所有。コツコツと4代に亘って増やしたもの。ペルナン・ヴェルジュレスの地に根差したクラシック・ブルゴーニュでございます。
優良な村名ワインがこの価格で飲めるのはラスト・チャンスかと。
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ふふふ(笑)。 これ、なーんだ?
Jul 20, 2022 by weblogland |これ、なーんだ?
ドメーヌ・ギィ・シモンのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ2019年の赤と白です!おじさんのブルゴーニュでございます(笑)。
赤は2018年は数本残っていますが、待望の2019年が来ましたので入荷させました。もうティスティングしたのですが、2019年ですから宜しい(笑)。特に今回初入荷の白が圧巻。酸の量が半端なくオート・コートというよりはミュルソーに近い。ちょっと誉めすぎかな(笑)。まあ、驚かされたのは事実です。今月末のマスキュー試飲会に出す予定ですから楽しみにしていてくださいね(笑)。
そうそうお値段は従来通りの3,000円を切る価格。最後のお買い得ブルゴーニュかもしれません。
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今まで飲んだアンドレ・ボノームのワインで一番スパルタンな作柄だと思います。
Jul 18, 2022 by weblogland |ヴィレ・クレッセ トラディション レ・ピエール・ブランシェ 2020年 ドメーヌ・アンドレ・ボノーム 750ml 3771円税込み
やはり寝上がりました。エントリー・クラスのワインでも3,000円代後半ですね。
まあ、それはさておき2019年が完売し、数ヵ月前に2020年は来ていましたがちょっと待つことにしました。このキュヴェはアンドレ・ボノームのラインナップの中で一番最初にリリースされます。得意の木樽は一切使わないストレート(笑)。それゆえ2020年の作柄が解ろうかと。
第一印象、2020年は強い!少しおいてしてから飲むのがよろしいかと。ちょっと前に飲んだ印象はとても酸がありミネラリー。手強い印象でした。いつもフレンドリーなアンドレ・ボノームにあっては驚き(笑)。
2020年は収穫が異常に早かった作柄。酸もいつも以上に残ってますね。全体に酒石酸が多い印象。今まで飲んだアンドレ・ボノームのワインで一番スパルタンな作柄だと思います。
きっと上級キュヴェは長期熟成タイプのワインだと思います。
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ご存知でしたか?
Jul 16, 2022 by weblogland |ご存知でしたか?
何を?って
ワインの瓶が足りないようです。まあ、半年くらい前から問題になっていました。ヨーロッパのワイン産国をはじめ南米などのニューワールドの国々も例外ではありません。数ヵ月前、マスキュー取り扱いのチリのワインが異常な高級ボトルで入荷しました。そこでインポーターさんに聞くと、
私「昨日送ってもらったチリのワインなんですが、何故あんな高級ボトルに瓶詰めされてるんですか?安いワインだから中身より瓶代の方が高いんじゃない(笑)?」
インポーターさん「実は瓶が無くて、止む終えず在庫している高級瓶に詰めたそうです。ウクライナがワインボトルの大生産国でして…。新たに他で作るとなると時間はかかるし、コストアップします。」
私「知らなかった!」
う~ん。やはりウクライナ戦争の影響をワイン産業も受けているのですね。
家内「そうそう。シャンパンのボトルの口に巻いているアルミ箔はロシアが多く生産してるんだって!」
私「えー、そうなんだ!そりゃ困るよね。」
家内「当然代替え品を探すことになるのだろうけど、コストは上がるよね。」
私「効率化を勝ち抜いた国に一極依存するのがグローバルなサプライチェーンだからその枠組みを新たに構築するのは時間がかかるとは思っていたけど、ワイン産業も例外じゃないんだね。」
家内「ボジョレー・ヌーボーの航空運賃の高騰も燃料費の高騰に加えて、ロシア上空を飛べないから遠回りしなきゃいけないのが理由らしいよ。」
私「インフレーションになっても購買力があるのなら問題はないのだろうけど、ケチなマスキューからしてみると大問題なんだよね(笑)。3,000円で売っていたボジョレー・ヌーボーを5,000円で売ると勇気はないよね(笑)。」
家内「何も新酒を楽しむのがボジョレー・ヌーボーじゃなくてもイイんだよね(笑)。」
私「そうそう。あるインポーターさんは南フランスの新酒を船便で輸入するみたい」
家内「南フランスはワインの出来上がりが早いからボジョレー・ヌーボーの解禁日前に船便でも届いちゃう!」
私「そうなんだよね。新酒なんだから、それで良いと思うんだよね。一応注文入れておこうかな(笑)。」
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今、マスキューのカウンターの上はこんなです(笑)。
Jul 16, 2022 by weblogland |今、マスキューのカウンターの上はこんなです(笑)。
5種類の泡が並んでいますが、すべてレ・コンテッセのものです。イタリア・ヴェネトのプロセッコの優良生産者です。
コンテッセは生産量・品質においてプロセッコのトップ・ランナー。大手でもありますが、品質が高いのです。まあ、マスキューの試飲会でも度々登場してますから、皆さんご存知でしたね(笑)。
特に家内が好きでして(笑)、いつの間にかコンテッセの泡だけで5アイテムとなりました(笑)。それを記念する訳ではなく、単にたくさんあるから並べるか(笑)!
カウンターの上には並んでいませんが、実はスティルワインの赤・白が2アイテムありますから、実際の扱いは7アイテム。
同じ生産者のワインを7アイテム扱うのは、へそ曲がりのマスキューとしては異例中の異例(笑)。なんやらかんやらケチをつけて良いとこだけ扱うのが得意技なのですが(笑)、コンテッセだけはそうはいかない。完全にマスキューはやられています(笑)。
皆さんも一緒にやられてください(笑)。
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今年のボジョレー・ヌーボーは駄目っぽいですね。
Jul 14, 2022 by weblogland |今年のボジョレー・ヌーボーは駄目っぽいですね。
駄目と言っても何が駄目(笑)?
作柄云々ではなく航空運賃の問題です。なんと2.5倍に航空運賃がはね上がっているそうです。基本航空運賃は重量に対してかかりますから、いくら軽い瓶やプラスチックボトルを採用しても高騰した運賃分を吸収するのは無理。然るに、ボジョレー・ヌーボーの必要コストは高くなる。当然販売価格はガツンと上がる。ちなみにマスキュー定番のモリエールのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーは5,000円を越えるとか?いくら良いワインと言ってもものには限度がある。さすがにインポーターさんも今年の取り扱いは中止するようです。
う~ん。
ボジョレー・ヌーボー・ビジネスは終焉ですね。こうして時代が変わっていくことを実感。そのなかで生きている ワインビジネスに関わっているものとしては切迫感を持たなくてはならないのでしょうが、割りと淡々(笑)。かえって時代の変化の真っ只中にいることに興奮すら覚えてしまいます。不謹慎かな(笑)?
でもですね、モリエールのインポーターさんが言ってましたが『モリエールは良いドメーヌですから、通常のアイテムをじっくり扱うべきなんですよね。ヌーボーだけしか扱わないことがそもそも間違いですね(笑)。これからはモリエールの通常のアイテムをじっくり育てます(笑)。』
大賛成でございます(笑)。
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チェラスオーロ・ダブルッツォ・スペリオーレ 2021年 バローネ・コルナッキア
Jul 13, 2022 by weblogland |再入荷しました!
チェラスオーロ・ダブルッツォ・スペリオーレ 2021年 バローネ・コルナッキア
2020年が切れてから漸くの再入荷です。よって2021年となります。2020年は1414円税込みで販売していましてが、この2021年はちょっとお値段上がって1508円税込みです。まあ、値段が上がるのはケチなマスキューとしては不本意なのですが、フランスのようにべらぼうでないのでホッとしました(笑)。運賃など経費分の上昇範囲ですね。やはりイタリアはまだ生産余力があったようです。不作続きのフランスとはこの点違うようです。
肝心の味わいですが2021年もグットですね。モンテプルチアーノらしいストロベリーの香りがベースになり、その上にフレッシュなアセロラやレモンの香りが折り重なり、素晴らしい!
さすがコルナッキアでございます(笑)。
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ヴォアラン・ジュメルのキュヴェ555
Jul 12, 2022 by weblogland |今日あるお客様から知らされました(笑)
「マスキューさん!マスキューさんで扱ってるシャンパンで『555』ってラベルに書いてあるものありましたよね(笑)?」
私「はいヴォアラン・ジュメルのキュヴェ555ですね(笑)。」
「やっぱり!マスキューさんのホームページを見て確認した通り(笑)!実は先週のETVのフランス語講座でその生産者が取り上げられてましたよ(笑)。手作りシャンパンの生産者ですよね?」
私「はい!私の愛するクラマンのレコルタンです。ふっくらして美味しいんですよ(笑)。コレコレ!」
「あー!コレコレ(笑)!」
私「シャンパンは装置産業でもありますから大手のメゾンのものがほとんどです。ですから個性のしっかりした小規模生産者のシャンパンは珍しく美味しいのです(笑)。」
「テレビで観るとホント小規模(笑)。樽なんて数えられるほどしかありませんでしたよ。大きくて広いセラーなんてない(笑)。家族で作ってる感満載(笑)。」
私「その分宣伝費がかかりませんから割りとリーズナブル。でも最近はちょっと高騰気味かな。まあ、大手ほどではありませんが(笑)。」
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2020年のブルゴーニュ高騰してますね。
Jul 10, 2022 by weblogland |2020年のブルゴーニュ高騰してますね。
先週マスキュー定番のブルゴーニュ ジェラール・セガンの『シャンタル』と『ジェラール』の2020年が到着しました
。いつも品質が良く大好きなドメーヌです(笑)。
でもですね、驚くほど値段が上がってました。2019年からその気配はあったのですが、今回は4628円税込み!
ちょっと高過ぎるかな?
かといって、まるっきりジェラール・セガンのワインが並んでいないのは寂しい
。そんなこんなでちょっとだけの入荷となりました(笑)。お恥ずかしい。
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美味しい!
Jul 09, 2022 by weblogland |美味しい!
何が?って
お茶です(笑)。実は先日玉露をいただきました。葉っぱを齧ると旨い!海苔や海藻の味がする上物の玉露です。ちょっと低めのお湯でじっくり入れると実に美味しい。この黒トリュフのニュアンスはワインにもあるんだよね(笑)。あと生木の木樽にもある。味わいには心酔させられます。
でもですね、巷は暑い!
そんなわけで冷茶にしました(笑)。夜に急須にたっぷり玉露を入れて水を足し冷蔵庫に入れるだけ。ポイントはお茶っ葉をケチらない。ケチな私としては清水の舞台から飛び降りるつもり(笑)。
あ~!
美味しい!
晩酌のワインと寝起きの玉露。なんて私は幸せなんでしょう!
今朝は寝ぼけながら玉露の冷茶を楽しみましたが、『安倍さんはこんな楽しみももうできないんだな。』と思うと気の毒でなりません。明日は解りませんからこの瞬間に感謝です。一日一生です。
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ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
Jul 09, 2022 by weblogland |マスキュー定番のブルゴーニュ ドメーヌ・ギィ・シモンの2019年ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイのシャルドネとピノ・ノワールです。ラベルをご覧いただけると『おじさんのワインだぁ!』と思い出されるかと(笑)。
2019年は良い作柄、とてもオート・コートらしいタイトな仕上がり。実は2ヶ月ほど前に試飲しましたがまだ早い。もうちょい休ませてから飲む必要がありそうでしたので、今日明日にかけて飲んでみます(笑)。特に白は酸が多量なのでもう少し時間がかかるかも?赤はおそらくオッケーかと(笑)。
もう良いワインであるのは確認していますから、あとはいつ頃から飲めるか?
ブルゴーニュが高騰する昨今、最後のコスト・パフォーマンスに優れたアイテムになりそうです(笑)。
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そうそう、書き忘れました(笑)。
Jul 08, 2022 by weblogland |この従姉は姉さんのようでもともと仲良し(笑)。昨今ちょっと落ち込んでましたが
、今は元気全開(笑)。食通でもある健啖家ですから『もっとも食べなよ!』『もっと飲みなよ!』と言いながら自分もぐびぐび(笑)。食べる量は私の方が多いですが、飲む量は接戦(笑)。それゆえついつい飲み過ぎました(笑)。
翌日、2日連続でワインを飲まなかったことなどここ30年は無かったことに気付き、反省しました(笑)。気軽に美味しいワインが飲めるシチュエーションは、日本にはまだないのかしら?これは大問題!勝手に悩んでおります。
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楽しくて嬉しくてついつい飲み過ぎちゃいました(笑)。
Jul 08, 2022 by weblogland |実は小、中、高校の同級生の結婚お祝いパーティーがありました。
もちろん年は私と同じ63歳。しかも初婚!
この歳ですとお葬式しか顔を会わすことがないのが現実。それゆえ盛り上がる盛り上がる(笑)!
同級生はみんな人生の第4コーナーを回っていますから(笑)、彼の快挙を称賛し祝福することにためらいはありません(笑)。
結婚の適齢期って人によって違うと実感
。遅すぎたり、早すぎたりと言う言葉は余計なことですね(笑)。
楽しくて嬉しくてついつい飲み過ぎちゃいました(笑)。
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いやー、暑いですね(笑)。
Jul 03, 2022 by weblogland |メンバーは私と家内とKさんです。
私「午前中からお呼び立てしてスミマセン。」
家内「それも物凄く暑い中ありがとうございます!」
Kさん「いやいや、この仕事は外せません
(笑)。」
私「今日は8本です。」
Kさん「ティスティングするにはちょうど良い本数ですね(笑)。」
私「多いと疲れますよね(笑)。」
Kさん「100本なんて言われたら卒倒する
(笑)。」
私「インポーターさんの試飲会はそうなり勝ちですよね(笑)。まあ、そこから拾って来たのをマスキューで再点検。でも全滅なんてこともある(笑)。今日は大丈夫かな
?ナンマンダブ、ナンマンダブ(笑)。」
家内「まずはクレマン・ド・ロワールから行きましょう!」
そんなこんなで2時間半ほどティスティング。今回は月末のマスキュー試飲会で使えそうなのは1本!これが1本もないととてもがっかりします(笑)。今回はジャブ程度かな(笑)?
Kさん、暑い中ご協力ありがとうございました!
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緑色の憎いヤツ!というキャッチ・フレーズを思いついて
Jul 02, 2022 by weblogland |先週の試飲会で思わぬ人気の
〇ピックプール・ド・ピネ 2020年 ドメーヌ・ラ・グランジェット フランス ラングドック 白 ピックプール・ド・ピネA.C. 750ml 1499円税込み
とりあえず再入荷してほっとしているところなんですが、今日インポーターさんが来られて…
インポーターさん「マスキューさん!事前予想外れましたね(笑)。」
私「えへへ。スミマセン!ピックプールを甘く見ました(笑)。でもお宅に在庫があって良かったですよ(笑)。」
インポーターさん「100ケースくらいはあるのですが、次回の入荷はありません!」
私「えっ!どーして?あんなにユニークで美味しいのに?」
インポーターさん「実は値上げの要求がございまして。そのオファーだと1,000円くらい値上げしなくてはなりません!」
私「1,000円も!そりゃ、無理だね(笑)。」
インポーターさん「現実的じゃないですよね。」
う~ん。
しょうがない!
緑色の憎いヤツ!というキャッチ・フレーズを思いついて勝手に喜んでいましたが、ぬか喜びとなりました(笑)。
こんな場合は諦める(笑)!でも有る限りは売るアイテムでございます(笑)。
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冷やして楽しめるワインが必須なんですね
Jul 01, 2022 by weblogland |試飲会でショートしたアイテムも補完し落ち着いたところです(笑)。
でもですね(笑)、冷静に振り返って思うのですが、5月の試飲会で大好評いただいたイタリアのベッラ・ストーリアのシャルドネとメルローが6月の試飲会アイテムに劣らずお求めになったお客様が多かった。中にはベッラ・ストーリアのついでに試飲会のアイテムを買うほどでした(笑)。
やはり冷やして楽しめるワインが必須なんですね。逆に考えると夏場に冷やしてワインを飲みたい欲求があることです。ビール一辺倒では無くなっているようです。我々は一年中常にワインを飲みますから、この現象は嬉しい限りです(笑)。
時代は少しずつ動いているのかな?
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青山へ試飲会に行って来ました(笑)。
Jun 30, 2022 by weblogland |この暑い中、青山へ試飲会に行って来ました(笑)。
まあ、電車の中はエアコンが効いてますから快適。会場も快適。電車に乗るまで、降りて会場に行くまでは最悪ですが(笑)、時間換算すれば快適に軍配?実際は久しぶりのおのぼりですから緊張(笑)
。ちゃんと乗り換え間違わないか?会場にたどり着けるか(笑)?辺りをキョロキョロしながらですから、暑がる暇がなかったのが本音です(笑)。
う~ん。
やっぱり東京は違うな!久しぶりに東京の空気を吸って逆にリフレッシュ(笑)。
青山通りもコロナ前とは少し変わっていたような、いないような(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半
Jun 27, 2022 by weblogland |●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2014年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1273円税込み
「おっ、マスキューさん!定番のスペイン・ワインですね。エルミタで覚えてますよ(笑)。」
「ヴィンテージ変わったんですね(笑)。」
家内「先月この2014年を飲んで相変わらず美味しいので(笑)、久しぶりの登場となります。以前は2012年のメイクだったかな。」
「うんうん。味わいは変わらず(笑)。」
「枯れた感じがイイんだよね(笑)。安心、安定の定番かな。」
「最近の安いスペイン・ワインって樽の香りが強くて、甘くて、ヘビーなものばかりだから、エルミタは貴重(笑)。」
「立ち香だけで良さが解る。美味しい!個人的にはかつてのレイシス1を思い出しちゃうんですよね(笑)。あれほど強烈ではないけど共通する良さがあるんだよね。しかも安い(笑)!」
「店長!これ飲むといつもリオハのテンプラリーニョと間違うんですよ(笑)。枯れたベリー、ストロベリー、プラム、オレンジが入ってるから絶対にリオハのテンプラリーニョって思っちゃう(笑)。」
私「そーなんです(笑)。私もいつも間違います。それで考えたのですが(笑)、このエルミタはプラムが小粒で小梅みたいなニュアンスが特徴的かと。もっともリオハと違いがはっきり出るのは翌日です(笑)
。」
「このワインの産地カンポ・デ・ボルハはリオハやナバラの近くですよね。あの辺は昔ボルドーの技術者が移植してるから共通のスタイルだよね。」
家内「はい!リオハやナバラはテンプラリーニョ主体なのですが、カンポ・デ・ボルハはガルナッチャ主体です。この点が違いです。」
「なんたってボルジア家の本拠地だもんね(笑)。伝統も格式もあるところだね。」
「チェーザレ・ボルジア!」
「マスキューさん!このワインは安定供給されてますけど、やはり生産者はお金持ちなんですね(笑)?」
家内「アルティーガ・フステルはネゴシアンで買い付けたワインを販売しています。気に入ったクラシックなスペイン・ワインを樽ごと買っているみたいです。もともとニューヨークのレストランでソムリエをやっていた方が興したベンチャー的なネゴシアンです(笑)。」
「味わいはニユーヨーカーじゃない(笑)!
」
私「そーなんです(笑)。とてもクラシックですよね(笑)。今時あまり見かけないスタイルです(笑)。あと同じ蔵から買った
20年熟成のグラン・レゼルバもリリースしています。これも2,000円代なので見逃せません(笑)。」
●ソムロング 2020年 アンドレ・ブルネル フランス 赤 コート・デュ・ローヌA.C. 750ml 2074円税込み
「これ飲みやすい!」
「うんうん。優しいし、高級な味がする(笑)。」
「飲み込むまで引っ掛かりがない(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
家内「このワインはヒュー・ジョンソン曰く『スタイリッシュ』との高評価です。」
「マスキューさん!このワイン、ヴィンテージは2020年と古くないですよね。普通ローヌのワインだともっと渋くて力をもて余す(笑)。もっと時間がかかりますよね?」
私「おっしゃる通り!飲みやすくするテクニックは使っていますが、特にプレス果汁を使わないいわゆるフリー・ラン・ジュースだけで作っています。」
「一番搾り(笑)ですか?」
私「左様でございます(笑)。」
「雑味が無いんだ。」
「旨味が優先するよね(笑)。」
「軽やかに充実してる(笑)。ある意味ピノ・ノワール的?」
「コレってセパージュはグルナッシュがメインですよね。前のスペインと同じとは思えない(笑)。」
「グルナッシュ=ガルナッチャですよね。
あのスペインのワインは熟成によって飲みやすくなってるけれど、コレは飲みやすさのアプローチが違うんだな(笑)。」
「あれ、ちょっと待って、アルコール分はどちらも14%だぁ(笑)。」
「もちろん産地は違うけど、基本思想が違うってことなんだろうな(笑)。ワインって面白い(笑)。」
「コーヒーやチョコレートの香りがしますけど、木樽熟成してますよね?」
家内「それが木樽熟成していません。」
私「そーなんです。シャトー・ヌフ・デュ・パフ辺りのグルナッシュの特徴でございます。」
「飲んだ第一印象はパフだよね。それも飲みやすいもの。でも2020年のパフならこんなに飲みやすくはないかな?」
私「このドメーヌ・アンドレ・ブルネルのワインは飲みやすさが特筆されるようです。」
「なるほど!アメリカ人は好むよね(笑)。
」
私「はい(笑)。アメリカ市場で人気が出て
ドメーヌは発展しました。」
「マスキューさん!このドメーヌのパフは売らないのですか(笑)?」
私「ケチなマスキューにはちょっと高級過ぎまして(笑)。このコート・デュ・ローヌ辺りがマスキューの身の程でございます
(笑)。」
◎フランチャコルタ・キュヴェ・22 ブリュット カステッロ・ボノミ イタリア ロンバルディア 発泡性 白 フランチャコルタD.O.C.G. 750ml 3771円税込み
「これとても美味しいんですよ(笑)。以前飲んでチェック済みです(笑)。」
「ドライ!エキストラ・ブリュットみたい
(笑)。」
「切れ切れ(笑)。口の中で爆発する(笑)。凄いパワー。広がりが立派(笑)。」
「レベル高いなぁ(笑)。」
「うわっ!余韻長い!」
「ブラン・ドゥ・ブラン!誰がなんと言おうとブラン・ドゥ・ブラン(笑)!」
「シャルドネだよね(笑)。シャンパンのグラン・クリュ並み(笑)。」
私「パワフルさはアヴィーズっぽいですね
(笑)。もともとの原料ワインの濃さを感じます。」
「エキストラ・ブリュットみたいに感じますけどそうじゃない(笑)。何故ですか?」
家内「酸があるので残糖分をマスキングします。」
「酸がある!(笑)」
「う~ん。エキストラ・ブリュットである必要がない(笑)。これでバランスが取れているんだな。」
「5番目のローヌの長い余韻が残ってるうちにこのフランチャコルタ飲むと口の中が大変になりますよ(笑)。フランチャコルタとマリアージュしちゃう(笑)。」
私「それ、大発見ですね(笑)。」
「それではちょっとアッサンブラージュしてみますね(笑)。どれどれ、う~ん。イマイチかな(笑)。」
私「Kさん、それプロの技ですよ(笑)。」
「店長!ラベルに書いてある22はどんな意味ですか?」
私「生産者のボノミの畑は22の区画があり
、それをアッサンブラージュしたという意味です。」
「へぇーそんなに区画があるんですか?」
家内「そうですよね、フランチャコルタは比較的平らな畑が多いですからね。ボノミは丘陵部に畑がある珍しい生産者です。」
私「25ヘクタールほどの畑だけでやってますから、フランチャコルタの生産者としては小規模です。」
家内「いわゆるシャトーワイナリーです。唯一かもしれません。」
私「味わいもリコルタントのようなスタイルです(笑)。」
「なるほどね。フランチャコルタってわりと飲みやすい優しいものが多い。ボノミみたいな個性的なものは少ないですよね
。」
「ええと輸入元は…、アビコさんですね。流石だね(笑)。」イタリア・ワイン・ラヴァーのMさん。
私「流石Mさん!」
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桝久 試飲会リポート 前半
Jun 27, 2022 by weblogland |〇フィンカ・エンゲラ・ブラン 2020年 ボデガス・エンゲラ スペイン 白 バレンシアD.O. 750ml 1395円税込み スクリュー・キャップ
「いやー、暑い!たどり着く前にとろけるかと思いましたよ(笑)。オーブンのなかのチーズの気持ちが解りました(笑)。」
「今日は白4本!タイムリーだな(笑)!」
家内「泡も1本ございます(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ。よく冷やしてます(笑)。」
「これ、飲みやすい(笑)!」
「癖がない。かといって薄い訳じゃないよね(笑)。何食べても合いそう(笑)。」
家内「バレンシアから内陸に入った高台の産地の地場品種ヴェルディルを使ったワインです。初めて飲む品種です(笑)。」
「フレッシュでアロマチック(笑)。かといって特別主張はしないけど(笑)。トレビアーノ的かな(笑)。」
「暖かみがあって、マルヴァジアに似てるかな(笑)?」
「そうそう。はっきりとした果実味は無いけど穏やかで好きだな(笑)。」
「旨味、酸味、のバランスがとれているから、邪魔するものが無くて宜しい(笑)。」
「店長!コレ、良いですね(笑)。ちゃんとしてる(笑)。」
「一昔前のスペインの白ワインってどれ飲んでも同じようなワインばっかり。それを思うと凄い進歩。個性がはっきり感じます(笑)。」
「ヴェルディルでしたっけ、知らない品種ですけど(笑)、ワインとしてはちゃんと出来てる(笑)。美味しい(笑)。」
家内「旨味がしっかりありますから、ワインの温度変化に対応出来ます。」
「塩気があるね。」
「もう少し温度が高いと生クリーム グラタンなんか合うよね(笑)。」
「マスキューさん!このワインのラベル一見シンプルであっさり見えますが、とてもお金かかってますよ(笑)。表面に解らないようにエンボス加工してる(笑)。ステルスですよ(笑)!」
「このワインの品種は何ですか?」
私「え~と、ヴェルディルかな。物覚えが悪くてスミマセン(笑)。」
「マスキューさん!物覚えが悪いのではなくて、物忘れが良いのです(笑)!」敬愛する先輩のAさんより金言をいただきました
!
さらにさらに「会議や会話の途中なんか全然覚えてもなく忘れても、最後の結論だけ変わらず言って置けば『さすが!ぶれませんね!』なんて相手が誉めてくれますよ(笑)。」大金言!高田純次先生同様勝手にAさんに私淑しております!
〇ピックプール・ド・ピネ 2020年 ドメーヌ・ラ・グランジェット フランス ラングドック 白 ピックプール・ド・ピネA.C. 750ml 1499円税込み
「え~と。ラングドックの白ですよね。ラングドック白ってこんなに酸があってがっちりしたものは初体験です(笑)。」
「そーだよね。南フランスのワインって赤も白もファットなイメージだよね(笑)。コレ飲んでみると『えっ!』って感じ(笑)。」
「店長!海、この白ワインまるで地中海!」
「飲んだ瞬間、鍾乳洞に瞬間移動(笑)
!」
「塩辛さ、岩塩、ミネラル、」
「強烈ですね(笑)。真夏に相応しい(笑)。」
「マスキューさん、ブログで好みが別れるって書いてましたが、コレですか(笑)?でも私割りとコレ好きですよ(笑)。」
私「さすが上級者(笑)!」
「こりゃ、個性的(笑)。キンキンに冷やして飲むと体が目覚める(笑)。アミノ酸チャージしてくれる!」
「こりゃイイ(笑)!でも万人受けはしないよね(笑)。食べあわせが難しいかな。」
私「このピックプールはグロ・プランに似ています。どちらも基本アロマチックではなく塩辛い(笑)。酸の伸びやかさが身上です。」
「大西洋岸のナントやパリのビストロで生牡蠣食べながら飲むのがグロ・プランでしたっけ(笑)。地中海側のラングドックではこのピックプールを飲みながら生牡蠣でしたっけ(笑)。地中海側の生牡蠣の方が濃厚なのかな(笑)。」
家内「このピックプールはかなり濃厚ですよね(笑)。かなり凝縮感がありますね。」
「ミュスカデやグロ・プランだとここまで強くはないかな?もっと単調だよね。ピック・プールも単調ではあるんだろうけど、コレは圧巻でもある。果実味に厚みがある。ここまで出来るんだと主張してるよう(笑)。」
私「以前別のメーカーのピック・プールを扱ってましたが、これほどのパワーは無かったです。」
「ホント、覚醒の一杯(笑)!最初に飲んだスペインの白は食べるものを選ばなかったけど、これは考えないといけませんね(笑)。」
「生牡蠣よりも油を使った料理の方が合わせやすいかも。バター使うのが良いかな。」
「コレってボトルが特徴的ですが?パフのボトルみたいですよね?」
家内「アペラシオンの共通ボトルのようですね。地域の気合いも入ってますね(笑)。」
「グラスの底にハニーな苦味を感じますが…。砂糖を焦がしたような…。」
家内「あー、あります。あります。収穫を遅くしたようですね(笑)。葡萄を過熟させると出る香りです。ただ、さほど目立つレベルではないようですね。アルコール分は13%です。」
私「13%くらいの糖分量で完熟する品種のようですね。無理に過熟させる必要がないのでしょうね。」
試飲会前の作戦会議ではピック・プールはあまりに個性的なので売れないのではないかと予想しておりました。数も足りなくなることはないとタカをくくって油断。するとなんと、試飲会土曜日の夕方には完売してしまいました。ごめんなさい!
週明けすぐに発注予定。まさかインポーターさんの在庫が無くなることはないと思いますが…。多分大丈夫かと。
〇シャトー ムーラン・ド・リュクリュー2020年 ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2027円税込み
さて、前半戦の山場(笑)。個性的なボルドー・セックの登場です!
「えっ!何この香り!これボルドー・ワインなんですかぁ(笑)。」
「桃、桃、桃(笑)。あまーい桃。でも辛口ですよね(笑)?」
私「強めに冷やすと白桃の缶詰めみたいです(笑)。」
「ちょっと待って(笑)!ソーヴィニヨン・ブランではなくソーヴィニヨン・グリですよね?」
家内「はい。ソーヴィニヨン・ブランで果皮が灰色に変異したものです。ですから基本ソーヴィニヨン・ブランと同じたとは思いますが…。」
私「液温が上がるとソーヴィニヨン・ブランっぽい青さやピメント臭がします(笑)。」
「う~ん。旨いね(笑)。桃に騙される(笑)。でも騙されて良い!」
家内「このワインを飲みながらアスパラを食べると最高でした。アスパラも山形産の立派なもの(笑)。」
「液体として美味しいんだよね(笑)。香りと果実の濃度感がフレンドリーなんだよね(笑)。」
「私以前アントゥル・ドゥ・メールの白ワインで似たようなワインを飲んだことあります。」
「このワイン、グラスの底でマスカットの香りが残ります。この点ソーヴィニヨン・ブランとは違うんだけどなぁ(笑)。」
「この香りは品種特性ですか?それとも土壌、作り方?」
私「ソーヴィニヨン・ブランを使ったサンセールの高級白ワインなんか桃っぽい香りが顕著です。ただしコテコテのこれ以上濃く出来ないレベルのもの(笑)。お値段は高い(笑)。このワインのように通常範囲の果実濃度でこれほど香りが立つのは想定外でございます(笑)。」
「私ロワールとソーヴィニヨン・ブランの大ファンなんですが(笑)。今日はロワールの火打ち石持ってきました(笑)。」
私「いきなりロワールの火打ち石とは!このFさん、筋金入りのワイン・ラヴァー。聡明で、しなやかな見識の持ち主。ユーモアも備えておられます(笑)。」
「実はロワールの中流にあるドメーヌ・ジャッキー・プレスの畑で拾って来ました(笑)。鉄にこの石を打ち付けると火花が飛びます。ドメーヌのラベルに描かれているように、かつては実際に鉄砲の火種にしていたようです(笑)。リアル火打ち石の香りが解ろうかと(笑)。」
私「おー!ありがとうございました!私の畑の石ころコレクションに加えさせていただきます!茶色のフリント。ナイフ代わりにも使えそうですね(笑)。」
家内「黒曜石のフリントみたいに切れ味鋭そう(笑)。」
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これ、なーんだ?
Jun 23, 2022 by weblogland |ブルーノ・ジャコーザのバローロ『ファレット』2016年です!
もちろんマスキューには不似合いの超高級品(笑)。マスキューでの滞留期間も2日ほどなので記念撮影となります(笑)。
さっきインターネットで調べると『バローロのロマネ・コンティ』なんて書いてありました。
まあ、あまりよく解らない例えですが(笑)
、確かに物凄く飲みやすくピノ・ノワール的なスタイル。いわゆる伝統的なバローロとは違うスタイルですね。珍重されるのも頷けます。さらに補足すれば、完全に熟成したバローロの味わいとでも言えましょうか。
2016年でももう充分楽しめるのは功罪?
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試飲会のラインナップ並びました!
Jun 22, 2022 by weblogland |ふふふ(笑)。
今並べ終わったところです(笑)。今回はラベルの地色が白のものがほとんど全体に明るくて良いですね。でもですね(笑)、向かって右から二番目のピックプールのラベルは逆に目立ちますね。黒の地色に蛍光色のブルーで名前が描かれてますから、男性的で格好いい。
あと、ピックプールとボノミのフランチャコルタが想像以上に背が高く棚に立てられないのは誤算(笑)。さすがに仕入れる際にボトルの背の高さまで注意しませんからね(笑)。許容範囲かな。
24、25日が楽しみです!
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作戦会議です(笑)。
Jun 20, 2022 by weblogland |家内「そりゃあアレでしょう(笑)。」
私「やっぱりアレかぁ。好きなんだけどなぁ。」
家内「うん。とても良いワイン。私も好きだけど、日本人にはあの強烈な味わいは未体験ゾーンだよ(笑)。」
私「そーだよね(笑)。でもさあ、中にはその未体験ゾーンにはまる人もいるよね(笑)。何人かそんなお客様が思い浮かぶよ(笑)。」
これ以上は明かせません(笑)。
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作戦会議です(笑)。
Jun 18, 2022 by weblogland |家内「6月末だから泡なんてどう?」
私「いいねぇ(笑)!でもさあ、シャンパンは高くて無理じゃない?」
家内「そうだよね。シャンパンの値段の上がり方尋常じゃないよね。」
私「シャンパンのエキストラ・ブリュット しかもブラン・ドゥ・ブランなんか試飲会で出したいけどね。売れる値段じゃない(笑)。」
家内「マスキュー最安値のシャンパン シャルル・モンテーニュだって1,000円くらい上がったのには驚いたよね。」
私「そうするとお買い得感のある泡だったらアレしかないね。アレ!」
家内「あー!アレね。アレだったらオッケー(笑)!」
アレって何かな(笑)?
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北海道の牡蠣を食べるならグロ・プラン
Jun 16, 2022 by weblogland |これはマズイということで探しました(笑)。
『ピックプール・ド・ピネ』はその名の通りピックプール種を使った白ワインのアペラシオンなのですが、塩水湖近くで栽培されますから当然土壌の塩分濃度は高いはず。本来は葡萄栽培には向いていないのですが。中には、由比ヶ浜の浜辺の際の雑草が這えているようなところでも栽培するほどです(笑)。ちょっとセオリーでは考えられません(笑)。
出来るワインは基本アロマチックではないのですが、とてもミネラリーで頑強。シンプルな酸は忖度か無いほど野性的(笑)。それなりの厚みがワイン自体にあってこそバランスがとれるワインです。グロ・プランも似たスタイルですが、ピックプールの方が強さがあるのかな。塩辛さはグロ・プランの方が顕著。
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