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桝久 試飲会リポート 前半 201511

Dec 01, 2015 by weblogland |
昨日、一昨日マスキユーの試飲会にお越し下さりありがとうございました。

まずは泡から
◎ピニョレット スプマンテ クインテッセンツァ メディチ・エルメーテ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 1286円税別
「おー、これですな。メディチのスプマンテ。ランブルスコしか飲んだことないですよ。スプマンテもあるんですね。」
「瓶形、ラベル・デザイン、あと全体の色合いを含めてオシャレ(笑)。イタリアらしくてカッコいい!」
「味も洗練されてるよね。飲みやすいんだけど水っぽくない。ワイン、ワインしてる(笑)。」
「スプマンテっていうと アマーいイメージがあったんだけど辛口あるんですね。」
私「むかしスプマンテというとアスティ・スプマンテが一世を風靡しましたよね(笑)。」
「もうそういう時代じゃないよね。まあ、あれはあれで存在価値はあるけどね。頭打ちにはなるよね。」
「このスプマンテ、特別な個性がある訳じゃないんだけど、存在理由がありますよね。」
家内「ありがとうございます!そこなんですよ(笑)!リンゴ酸はしっかりあるのですがでしゃばらず、穀類に合うスタイルです。やはりパスタのためのワインかなだと。」
「マスキユーさん。このワインとてもドライに感じますけど、残糖分も少ないのですか?」
私「確かに残糖が少なく感じますが、酸がしっかり入っているから甘く感じない仕上がりになったと思います。8~9g/1L位はあるはずかと。あとで確認してみますね。」
「後味にほんのり苦味があるけど、これが心地好い。」
「ああ。微妙に感じる。何でですか?」
私「おそらく酒石酸だと思います。」
家内「料理のトーストした味わいに違和感は与えないと思います。」
「ピニョレットって、ハッキリとした個性は余りないけど、それが必要な食生活に根差しているんだろうな。」
家内「酸があってもでしゃばらないから、穀類なんかには合いますよね。」
「小麦のお友達ですな(笑)。」

○アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2013年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ
販売価格(税込): 1,697 円
「おっ、『A』のマークの旨い奴(笑)。このワイン随分飲んだなぁ(笑)。」
「この上のキュヴェ『コドロンキオ』が凄いんだよね。でも、今じゃ3000円くらいしちゃうんだよね。マスキユーさんが扱い始めた頃2000円くらいでしたよね(笑)。ガンベロでトレ・ビッキオリとってから高くなったんだよね(笑)。」
私「さすが事情通!よくご存じで!かないません(笑)」
家内「ところでこの2013年ヴィンテージいかがですか?」
私「はじめはいつもと違うんですよね。ちょっと細く感じますが、時間が経つと調子が出てきます。」
「うんうん。確かに細い。ちなみにアルコール分はいかほどですか?」
私「いつもどうり13.5%あるんですよ。」
「でもアルコールっぽくも感じませんよね?不思議。」
私「2013年は夏が涼しく糖度が上がりませんでした。ですが、秋は恵まれたようでした。収穫が遅い生産者は良かったようです。」
家内「このワインの生産者モンティチーノは収穫が遅いので上手く切り抜けた部類なんですが、それでも拔栓したては折り合いが悪い(笑)。」
「これがマスキユーさんがよく言う折り合いなんですね?」
私「はい。作柄にイレギュラーがあるとワインに影響が出ます。そのパターンを覚えればテイスティングしておおよその作柄状態を想像できます。」
家内「拔栓してから2時間経ちましたが、ようやく酸が現れて、ワインに重さ増してきましたね(笑)。」
私「本来の太陽光線をたっぷり吸収したかのような味わいになってきましたね。」
「強さが増してますね。昨日飲んだのとは大違い(笑)。金、土と連続して来た甲斐があった(笑)。」
「こんなことあるんだ!ワインって不思議(笑)。生き物だよね。」
私「ホントでしょ(笑)。」
「マスキユーさん。スゴくリッチな感じがしますけど、 この香り 何と言ったらよいか…。植物系なんですが…。」
私「栗っぽさがありますよね。『コドロンキオ』にはかなり顕著に出ます。」
「柏餅みたいかな?」
私「アーティチョークですね。」
家内「濃度の高いでんぷん質のイメージですよね。」

●バルドリーノ 2014年 モンテ・デル・フラ イタリア ヴェネト バルドリーノD.O.C. 赤 750ml 1357税込み
「あっ!ピノ・ノアールみたいだ(笑)。赤い果実が鮮烈(笑)。」
「プラム、レッドベリー、トマトっぽさもあるかな?」
家内「そうですよね。青臭さ感じますね(笑)。私はロワールのカベルネ・フランを連想しました(笑)。」
「店長と奥さんは微妙に違うんですね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。私にはピノ・ノアールっぽく思えます。好みの差ですが、許せない訳じゃありませんから、ご安心を(大爆笑)。」
「ところで何故こんなに明瞭なのですか?」
「発酵温度は低そうですね。撰果も厳しくしてるはず。プレスもかなり丁寧に優しくしてますね。収穫量も価格のわりにかなり低いかな。」
家内「このランクのワインでこれほど果実味がしっかりしているのは異例なほどです。」
「昨日拔栓したのと比べると今開けたほうがフレッシュですが、昨日開けた方がねっとりしてますね(笑)。僕は昨日開けた方が好きかな(笑)。」
「でも、我が家では開けたら空にすぐなるから、こうして楽しむことが出来ない!(笑)」
「マスキユーさん、葡萄品種が3種類入っているようですが、単一品種で造ったみたいですよね。」
私「そーなんです(笑)。コルヴィナ65%、ロンディネッラ30%、サンジョヴェーゼ5%。なぜサンジョヴェーゼが入っているのか解らない(笑)。かといってコルヴィナもロンディネッラもよく知らない(笑)。しかもバルドリーノを安ワインだとバカにしてましたから(笑)、驚きが大きい(笑)。」
「そういえばバルドリーノって昔よく飲んだけど、味の記憶がない(笑)。」
私「私もそうなのです(笑)。」
家内「生産者のフラは古くはありませんが、150ヘクタールの畑を持っています。

「へえー。1km ×1.5km かぁ。そんなに大きくても品質は高いですね。」
「大規模農業でも、元々のアドバンテージはでかいですな(笑)。」
私「そーなんです。わざわざ水を引いたりしなくともよい訳ですし、人件費も効率化により低いはず。大したものです。」
「何よりもワインにしっかりした個性がある!」
「作り物っぽさも無いし。ニューワールドとは明らかに違う。」
「ワインの世界もイノヴェーションしてるんですね。」
家内「でも、なかには100年前と同じところもあります(笑)。先日知ったイタリアの生産者は『じいさん同様農薬は使わない。第一俺は学校行ってないから農薬の使い方知らないんだよ。』なんて人がいることもイタリアワインの多様性かと(大爆笑)。」

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明日、明後日がマスキユー試飲会 2015/11

Nov 27, 2015 by weblogland |
よーやく並びました(笑)!
明日、明後日がマスキユー試飲会ですから、ギリギリセーフかな?
ホームページ製作をお願いしているフクモトさんには急がしてしまいました。この場を借りてゴメンナサイです。



家内「一番手のピニョレットのスプマンテ 瓶が大きすぎ!棚の上にいくらも並ばない!下のストックスペースには並べようにも立たない!」
私「あらまあ(笑)!参ったな。このスプマンテ売れそうだから手の届くところに数置いておきたいんだよね。」
家内「そーだよね。この味、このキャッチーなパッケージ、しかも安いときてるから要注意だね(笑)。」
私「今回の試飲会の大本命かな(笑)?」
家内「まあ、試飲会では十分足りる数あるけど、その後が問題なんだよね。今回インポーターさんは試験的に輸入したアイテムだから、一度切れると年内に再入荷は間に合わないはず。」
私「じゃあ、試飲会で売れた分は速攻再発注だね(笑)。月末だから嫌だけど(笑)。」
家内「あと、怖いのがルビーンのサブレ。スポット品だよね?」
私「そうです。無くなったら諦めましょう!(キッパリ)」

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何事も聞いてみるものですね

Nov 26, 2015 by weblogland |
先日の日曜日にお使いしました。
頼まれてお茶を買ってきただけなのですが、そのお茶屋さんのお茶がとても美味しいのです。
私「すみません。いつも買うお茶いただけますか?お宅のお茶美味しいんですよね(笑)。」
お茶屋のご主人「ありがとうございます。あのお茶は甘味があって美味しいんですよ(笑)。」
私「あの甘味は何由来なんですか?」
ご主人「グルタミンです。旨み成分です。」
私「はっはっー。アミノ酸系のアレですね。(ワインと同じだな。)」
ご主人「でも一煎目のお湯が熱すぎると甘味が出ません。カテキン由来の苦味が出てしまいます。一煎目はまず湯呑みに入れて温度を下げてから急須に注いで下さい。二煎目以降はそのまま急須にお湯を注いでも大丈夫ですが。」

ワインの話はしませんでしたが、府に落ちました。何事も聞いてみるものですね。

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11月27、28日の店内試飲会ラインナップ

Nov 25, 2015 by weblogland |
今月11月27、28日のマスキユー店内試飲会のラインナップ決まりました!
ボジョレー・ヌーボーも一息ついたと思ったら、もう月末の試飲会です(笑)。
今回は美食の地
イタリア エミリア・ロマーニャの泡と白ワインから始まり、イタリアの新着赤ワイン2本、最後はフランス ローヌの新着赤ワインが2本となります。



まずはマスキユーお馴染みのメディチ・エルメーテのスプマンテです。相変わらすカッコ良くて美味しい(笑)。

◎ピニョレット スプマンテ クインテッセンツァ メディチ・エルメーテ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 1286円税別
この泡イタリア エミリア・ロマーニャ州の美食街道があるコッリ・ポロニェージD.O.C.域内で、ランブルスコで有名なメディチ・エルメーテが造る『クインテッセンツァ』銘柄のスプマンテです。
地場品種ピニョレット100%で造られています。白い花、リンゴ、柑橘類、桃などがきめ細かく調和しています。突出した部分は無く、一体感が素晴らしい!しっかりした上品な酸は全体を引き締め、十分なガス圧とキメが細かくて持ちの良い泡は秀逸。キュヴェ・クローズ方式の進化には驚かされます。無理に瓶内二次発酵したものより優れています。
この泡と香りのコラボレーションこそ食事に合わせることを意図しているはず。
あとメディチ・エルメーテらしいパッケージ・デザインのかっこよさ。毎回やられていますが(笑)、このワインも然り(笑)。見ただけで美味しく見えちゃいます(笑)。実際のワインの価格より3倍くらい高く感じますね。
うーん。
デイリーな価格帯のワインですが、すべてにおいてコストパフォーマンスが優れています。
また、メディチにやられてしまいました(笑)。


○アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2013年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ
販売価格(税込): 1,697 円
イタリア エミリア・ロマーニャの白のD.O.C.。マスキューではモンテチィーノ・ロッソが定番。ラベルに『A』と書いてあるワインと言えば、皆さんすぐに思い出していただけますか(笑)。
ちょうどヴィンテージが2013年に変わりました。2013年は夏場は良くなかったのですが、秋は乾燥した晴天に恵まれました。遅摘のこのワインはきっと良いはず!
皆さんとテイスティングです(笑)。

以下2012年の記述
飲んだのは2012年。コクがあって美味しいですね。やはり2012年ヴィンテージは良いですね。マスキューに到着した頃から比べると成長してますね。もちろん10年も持ち熟成するようなワインではありませんが(笑)、ちゃんとしたワイン造りが伝わってきます。基本的にスローなんです。生産者は早飲みを想定していますが(笑)、ニューワールドとは何かが違う(笑)。深みと滋味深さを感じます。そんなに高いワインではないのですがね。

春には2013年ヴィンテージに変わるはずですから、このあたりで定点観測をしておかないと(笑)。マスキューの重要で楽しい仕事なのです。



●バルドリーノ 2014年 モンテ・デル・フラ イタリア ヴェネト バルドリーノD.O.C. 赤 750ml 1257円税別
ヴェネト州西部ガルダ湖近郊のD.O.C. バルドリーノに1958年創業のモンテ・デル・フラ。その堅実なワインづくりが実を結び、現在140ヘクタールの畑を所有。また、隣接するD.O.C.域内にも畑を購入し、バルドリーノの外ヴァルボリッチェラ・クラシコ、アマローネ等も生産。着実な歩みを続ける注目の生産者です。
このワイン、コルヴィナ種65%、ロンディネッラ種30%、サンジョヴェーゼ5%。濃いめのルビー色。生き生きとして力のあるワインです。香味は明るくはっきりしており、イチゴやサクランボが顕著。ピノ・ノアール的(笑)。あと、黒胡椒やコーヒー、スパイスも加わります。柔らかく親しみやすい構成のワインですが、ワインに見合った重さ・凝縮感があり、コストパフォーマンスは抜群(笑)。通例バルドリーノというと、軽くて水っぽい安ワインのイメージがありますが(笑)、モンテ・デル・フラのバルドリーノははっきりとした個性と存在感があり、質の高いワインなのです。


●トレスコーネ 2012年 ランボルギーニ イタリア ウンブリア I.G.P. 赤 750ml 1428円税別
ラベルの紋章に『おや?』と思う方いらっしゃいますか?あのスーパー・カーで有名なランボルギーニ家のワイナリーです(笑)。ウンブリア州ペルージャの北で1975年からワインを造っています。正式名称はテヌータ・パトリツィア・ランボルギーニ。近年、畑やワイナリーに積極的な投資を行い、また醸造家としてファレスコのリッカルド・コタレッラを招聘。品質の向上に余念がありません。
このワイン、サンジョヴェーゼ50%、チリエジョーロ30%、メルロ20%のセパージュ。飲み始めは香りが弱く軽めで地味な印象。ランボルギーニのワインというからには派手なイメージがあっただけに拍子抜け(笑)。ですが、時間が経つと赤い小粒のベリー類やサクランボ、スパイス、エスプレッソの香味が出てきます。舌に残る柔らかな甘さが素敵です。そして更に時間が経つと、重み・凝縮感が増していきます。
うーん。
実直で上質なワインですね(笑)。しかも品がある。ウンブリアにありがちな重さだけを追い求めていません。チリエジョーロとサンジョヴェーゼの組み合わせに意図を感じます。軽やかでエレガントでありながら濃いワインを目指しているかも?地に根差した斬新さは、さすがランボルギーニなのです(笑)。


●サブレ 2011年 ドメーヌ・ラ・ルビーン フランス ローヌ 赤 サブレA.C.750ml 2000円税別
クラシックな全房発酵をするルビーン。ジゴンダスの小規模優良ドメーヌとして知る人ぞ知る。エスピエと双璧と私は勝手に考えています。今風のアマデューと比べると、好みの別れるところかな(笑)。

以下インポーターさん資料より
1950年代にエリック・ウゲットーの祖父が、ルビーンの畑を購入し耕作を始めました。エリックは1990年に畑を引き継ぎ、最初の10年は地元の協同組合と一緒に仕事をしていましたが、ソフィー・ブーレが加わり、二人は2000年から自分たち自身のワインを造り始めました。ドメーヌはジゴンダス村のダンテル・ド・モンミライユ山の美しい自然公園の斜面にあります。ヴァケラスは南へ6km、サブレは北に4kmへ行ったところになります。当初 エリックとソフィーは、彼らの偉大なジゴンダスの友人であるサン・コムのルイ・バリュオルやブイシエールのティエリー・ファラヴェルのアドバイスを受けていましたが、今では彼らは自らの考えを持ち、彼らのワインが属するアペラシオンにおける最も評価の高いワインのいくつかを造るまでになり
ました。
さて、このワイン ラベルにはアルコール分が14.5%と表記してありますが、実はなんと15.45%あります。2011年は夏場が寒く収穫量も少ない難しい作柄の年。しかし、回復した秋の天候を待てた生産者のワインは格別。バランスが良くエレガントでありながら、みっしり詰まった果実味はワンダフル(笑)。思った以上に酸があります。きっとルビーンの畑がサブレとしては標高が高いことが幸いしたようですね。
タンニンの分量や全体の大きさは立派(笑)。この点サブレらしくない。(でもルビーンのジゴンダスと比べるとやはりサブレかな?)
ジゴンダスほどの大きさはありませんが、この価格帯では出色のワインです。
非常にリーズナブルでコストパフォーマンスの高いのですが、今回限りの販売と
なりますのでお見逃しなく!

●ボーム・ド・ヴィニーズ 2010年 ドメーヌ・ラ・マルティネル フランス 南ローヌ 赤 750ml 2858円税別
もともとは甘口のヴァン・ド・ナチュレ ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズの産地。2005年に赤ワインのA.O.C.を取得しました。グルナッシュとシラーで造られるヘビーな味わいが特長とされます。
このドメーヌ・ラ・マルティネルは2002年に若きドイツ人女性、コリーナ・クルーズによって設立されました。彼女は、南仏で太陽をたっぷりと浴びた享楽的なトップクオリティのワインを造るという彼女の夢を追うために生まれ故郷のドイツを離れました。(インポーターさん資料より)
うーん。成る程。
このドメーヌは葡萄を除梗し木樽は使いません。農薬やSO2の使用を最低限に控えヴァン・ナチュレの規格とか。まあ、今風のトップ・ランナーかな(笑)。
味わいはかなり特徴的で面白い。テイスティングしたおり、ローヌっぽくない(笑)。何が近いかというと、わたしの大好きなバンドールのワイン。ヘビーでまろやかなタンニンは香りというより深みで訴求してきます。もちろん大きさのあるワインですから説得力十分(笑)。バンドールのシヤトー・タンピエを連想しました。香りの中心が赤い果実ではなく、黒く熟した果実味が支配的であることと、若干粉っぽさがあることかな。
バンドールの半額で楽しめるのが販売の決定打(笑)。
大物なのです。

以上6本。27日(金)は17時~20時30分、28日(土)は11時~20時30分までとりおこなっておりますのでご自由にご来店下さいませ。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ボジョレー・ヌーボー2015年を飲みました

Nov 24, 2015 by weblogland |
今、ボジョレー・ヌーボー2015年を飲みました(笑)。桝久扱いのミッシェル・マーレのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーです。
20日に拔栓した残りですから、まる4日ですか。21日に飲んだ印象は余り芳しくなく(笑)、このまま叙々に落ちていくような気がしたので、「3年に一度の出来」と評価しました。
今飲んで思ったのですが、割りとしっかりしてますね。拔栓して翌日一度落ちてまた良くなったかのよう。
うーん。
さすが徳岡さんですね(インポーターさん)。
ここは評価を改めて「5年に一度の出来」にします。ごめんなさい。
あと、因みに貰い物の2500円くらいのボジョレー・ヌーボーはぜんぜんダメ。やはりどれでも良い訳じゃないですね(笑)。

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今年のボジョレー・ヌーボーの出来

Nov 21, 2015 by weblogland |
マスキユーさん!
今年のボジョレー・ヌーボーの出来はどうなんですか?
解禁翌日の今日、お客様から聞かれました。
私「バランスが良く、とても飲みやすいですよ(笑)。」
お客様「何十年に一度の出来ですか?」
私「全体を飲んだ訳ではないので、あくまでこのワインに関してですが、中の上あるいは上の下かな?2013、2014年と比べると遥かに良いですが…昨日ブログで言った2009年ほどではありません。2009年ほどの糖度はないですね。」
お客様「そうすると何年に一度の出来ですか?」
私「3年に一度の出来かな(笑)?」
家内「今日飲んでみると思ったほどワインに伸びがない。バランスは良いですが、小ぶりかな?中には素晴らしいワインを造った生産者はありそうですが。」
私「生産量も多いはずですから、市場も一息つけそうです。ほっとしましたよ(笑)。」
家内「2013、2014年と量も少なかったので、リリースは早まるし価格は高くなるし困ってましたからほっとしました(笑)。」

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今年のボジョレー・ヌーボー

Nov 19, 2015 by weblogland |
皆さん、飲みましたか?

今年のボジョレー・ヌーボーです(笑)。

マスキユー扱いのミッシェル・マーレのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー2015年はまずまずの出来映え。

あー、良かった。

2015年は本当にイレギュラーが無かったのですね。出来上がったワインにストレスがありません。全体にまろみがあり、とても飲みやすい。酸っぱかった
り、アルコールっぽかったりしません。50年に一度の出来ではありませんが(笑)、マイナス要因を感じません。ほどよい塩梅ですね。
飲んだけど酸っぱいだけだった!と言う方。残念ながら、選択ミスです。


フランスのテロで亡くなった方に献杯。

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来ましたよ(笑)!ボジョレー・ヌーボー

Nov 16, 2015 by weblogland |
来たよ、来たよ、来ましたよ(笑)!


11月19日解禁の2015年ボジョレー・ヌーボー。マスキユーでは恒例のミッシェル・マーレのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーです。


今日は11月16日ですからまだ飲めません(笑)。ですから見るだけ(笑)。


まずはアルコール分チェック。13.5%あります。え~と、去年2014年は12%でしたから今年はだいぶ糖度が上がってますね(笑)。


ジャミーでふっくらした出来上がりが予想されますね(笑)。とりあえず一安心。たぶん大丈夫ですね(笑)。


19日までの辛抱です。我慢、我慢。

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ボジョレー・ヌーボー,今年は五年に一度の出来?

Nov 14, 2015 by weblogland |
寒いですね。
ここのところ乾燥した天気が続いたせいか昨日突如として花粉症が始まりました。鼻は垂れるし、くしゃみは止まらないし参りました。毎年春悩まされるのですが、秋に花粉症になったのは初めてです。すぐに薬を飲んで抑えました。
ところで今日は全く影響なし(笑)。雨のせいですかね?だとしたら、雨に文句は言えません(笑)。野菜だって安くなるかもしれませんから、役に立つ(笑)。程度の問題ですか(笑)?
ところで来週はボジョレー・ヌーボーの解禁です。今年はイレギュラーなく、量も質もまずまずのようです。補糖することなく12.5 % くらいのアルコール分に達していれば良し(笑)。妙にアルコール分が
高いヌーボーにはご注意を!
まあ、100年に一度の出来ではありませんからね(笑)。
10年に一度?
うーん。
5年に一度くらいかな(笑)。
でも、楽しみです。今年もヌーボーを飲めることに感謝しなくては!
かの地フランスではテロで多数の死者が出たようです。無念の死を遂げた方にかける言葉もありません。中には新酒を楽しみにした方もいたはず。そう思うと今こうして生きていられることに感謝しなくては。

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アマルテア・ロサード 2013年 ロシャレル 完売

Nov 13, 2015 by weblogland |
うーん、残念!
アマルテア・ロサード 2013年 ロシャレル 完売しました。
スペイン ペネデスのロゼ・ワイン。あの猫ラベルのうんまいロゼと言えばピンときますか(笑)。果実味が明瞭で厚みがあり、別格格別の味わいでした。
だったらまた取り寄せれば良いだろう!
と言うことになりますが、インポーターさんの在庫がない。しかもインポーターさんが変わりました。がーんなのです(笑)。
でもラッキーなことに新しいインポーターさんとは付き合いがあります。そこで早速電話しました(笑)。
私「もしもし、いつもお世話になっております。ところでスペインのアマルテアの扱いを始めたんですね。良いワインですよ。」
インポーターさん「ありがとうございます。なんでアマルテア知ってるんですか?」
私「実は前のインポーターさんから取ってました(笑)。家内共々大好きなワインです(笑)。ところでロゼも有りますか?」
インポーターさん「実はロゼの扱いがないのです。ロゼはなかなか売れないのでちょっとリスキーかなと…。」
私「えっー!(わざと大声で) アマルテアのロゼ めちゃめちゃ美味しいんですよ!あのロゼを扱わずしてどうするんですか!」
半ば恫喝、嫌がらせ(笑)。
今度社長さんにお願いしてみようかな?マスキユーのためだけだと何ケースから輸入してくれるかな?

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ワインの達人増殖模様

Nov 11, 2015 by weblogland |
私「例のアパッシメントの件だけど、購入される方は、どちらかで一度飲んで気に入ってマスキユーのサイトにたどり着いた方だよね。」

家内「マスキユーの試飲会つながりじゃないよね(笑)。マスキユーの常連のお客にもアパッシメントは人気あるけど、買い方が違う。ほとんどがケース買い。」

私「ラインナップの一つだから、我々はそんなに意識しないけど、コストパフォーマンスが飛び抜けているからお買い得感は強いんだね。」

家内「あの価格帯でアパッシメントほどの凝縮感はないよね。解っている方は迷わずケース買いするよね。」

私「ある方は『知ってしまった不幸』と嘆いておられた(笑)。他のワインでは満足出来ないって仰ってた。」

家内「なるほどね。でもしっかりした良いワインを飲み続けるのが一番勉強になるんだよね。味覚の芯が出来る。」

私「そーなんだよね。田舎住まいのフランス人なんか、ずーと同じワインを飲み続ける生活だよね。もちろん、村のワイン生産者の格付けは自然と出来てる訳だし、何が美味しいのか自然と身につくよ。」

家内「日本だと知識先行(笑)。色々な品種を比べることから始まる(笑)。それより美味しいワインを経験することが先なんだけどね。」

私「アパッシメントなんてマイナーなワインが売れることは飲み手のレベルが高い証拠だよ。銘柄じゃなくて味わいを評価している訳だからね(笑)。」

家内「嬉しいことだよね。あと日常的にワインを楽しむ方が増えたことでもあるしね(笑)。」

私「自分の食生活・スタイルに合った選択だよね。」

家内「それが出来ることがセンスだよ(笑)。」

どうやらワインの達人は我々の知らないところで増殖しているようです(笑)。

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杞憂でした!

Nov 09, 2015 by weblogland |
昨日ブログに書いた『アパッシメント』2014年 カーサ・ヴィニロニアの件です。
一昨日一気にこのワインの注文が重なり私がビビった件です(笑)。
早速今朝インポーターさんに問い合わせました。
私「もしもし、いつもお世話になっております。アパッシメントなんですけど、何かメディアに取り上げられましたか?昨晩アパッシメントの注文が重なりました。それでもしやと思い電話しました(笑)。」
インポーターさん「それはそれは喜ばしいことですね(笑)。でも、特別メディアには取り上げられてないですよ(笑)。」
私「何でかな(笑)?」
インポーターさん「うちの会社は宣伝出来るレベルじゃありませんから、マスキユーさんのコンテンツがトップでヒットしたんじゃないですか。」
私「私見ないんですよね(笑)。」
インポーターさん「もちろん良いワインだし、地味に着実に売れてますから輸入計画に載ってます。我々もこのワインを育てたいと思ってますから、よろしくお願いします。」
うーん。
そうするとアンテナをはったワイン・ラヴァーが注目しはじめたと言うことですね(笑)!

選んだワインに教官を持っていただくことは冥利に尽きます!

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『アパッシメント』2014年 カーサ・ヴィニロニアが異常な売れ方になってきました

Nov 09, 2015 by weblogland |
うーん。
アパッシメント異常な売れ方になってきました。イタリア プーリアの『アパッシメント』2014年 カーサ・ヴィニロニアです。



もちろんマスキユーイチオシのコストパフォーマンスに優れたワインですし、売れることは確信しておりますが、悪い予感が…(笑)。
雑誌とか何かメディアに取り上げられたのかな?

売れることはとても嬉しいのですが、『神の雫』でモンペラが大ブレークした時のようになったら困ります。こんなことを言うと「マスキユー!何言ってやがる!」と言われそうですが、あの時は売るものは無くなるし大混乱しました。

中には転売目的の方もおり、対応に困りました。今回はそんなことにはならないとは思いますが、きっとたまたまかな?

何事もほどほどが、マスキユーの身の丈に合っています(笑)。売れるのは嬉しいのですが、忙し過ぎるとペースが乱れる→ワイン選び・勉強がなおざりになる→楽しくなくなる。
ホント、売れることは嬉しいのですが。
単にマスキユーが暇慣れしてるだけかな(笑)?

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カミュのシャルム・シャンベルタン2005年再入荷

Nov 08, 2015 by weblogland |
再入荷しました!

カミュのシャルム・シャンベルタン2005年です(笑)。

今年の6月頃に予約輸入を申し込んだワイン。もちろん蔵出しです。

私は個人的にカミュの薄旨いスタイルが大好きです。カミュはシャンベルタンにグラン・クリュを幾つか持っていますが、シャルムにとどめを刺します(笑)。

シャンベルタンも良いのですが、カミュのスタイルだとシャルムが一番らしくて良いと勝手に思っています(笑)。チャーミングで品がよろしいのです。90年代

後半からカミュのシャルムを飲み続けていますが、2005年が出色の出来かと。エレガントの極みと勝手に思っています(笑)。もちろんこの禁断の世界に、

何名かのお客様を引きづりこみました(笑)。

引きづりこまれた方、ようやく入荷いたしました。あなた様の分は売らずにとっておきますのでご安心を!

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偽装問題

Nov 07, 2015 by akiko |
建物のデータ、有機肥料。データを書き換えたり、本来 入っていないものが入ったり 逆に足りなかったり。
暮らしにかかわることで いい加減なごまかしをされたら 困ります。
特に 食べる、住む ということは直接命にかかわることですから 変なごまかしはしないでほしいと思います。

このことは ワインにも言えること。
選ぶためのデータはきちんと 示していくべきだと思います。
生産者はもちろんのこと、ワインショップでもきちんと説明できなければいけませんね。肝に銘じなければ。

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ドンナルーチェ2014年の試飲です

Nov 06, 2015 by weblogland |
さあ、始まりました!
ドンナルーチェ2014年の試飲です(笑)。

時間がかかるんですよ、これが。
 
まず今開けたての印象はいつもと違いますね(笑)。パワフルさは相変わらずですが、リリースされたばかりのワインですから、まだバランスがとれていません。
 
あと香りのディテイルがいつもと違います。オレンジ系の香りが主体になってます。いつもはまずレモンやグレープフルーツが支配的ですが、今回はオレンジ系からスタート(笑)?
 
早く香りが開くような造りに変えたのかな?
 
毎年ドンナルーチェの試飲は1ヶ月にも及ぶロングランになりますが、今年はいかに?
 
今日は11月6日。いつになったら底が見えるか!?
 
 
 

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ネクター・ダブリコあと四本です

Nov 06, 2015 by weblogland |
あー、ネクター・ダブリコ2015年完売しそうです。
去年より数は増やしましたので、12月に入荷するジュ・ド・レザン2015年と併売すればよいと余裕こいてました(失礼!)。
うーん。
甘かったでした。
まあ、売れ残るより遥かにましですが、去年ジュ・ド・レザンとセットで買われたお客様がだいぶおられたので『あれ?今年は無いの?』とお叱りを受けるのは必至。これが少しストレスです。
年に一度の限定品ということでお許ししていただくしかありませんね。

あと4本です!

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試飲会の番外編 201510

Nov 05, 2015 by weblogland |
試飲会の番外編です(笑)。
昨日11月3日、アマデューのジゴンダスシャトー・ダイディーのマディランを飲みました。土曜日の試飲会の残りが、ちびっとありましたので(笑)。
拔詮してから丸3日。しかもワインはボトルの底に1㎝ほど。これを飲めばほんとの力量が解ろうと言うもの(笑)。
先ずはアマデュー。
飲んでびっくり!
家内「相変わらす圧倒的(笑)。壮麗だなぁ。あと詰まっている物の総量が見えるね(笑)。」
私「タンニン、酸、共に物凄いね。まだまだ先があるね。ミクロ・オキシダシオンしてないみたいだね。熟成のピークはまだ先なんだろうな。」
家内「飲みやすく出来てるけど、まるっきり今風な訳じゃないんだ!」
私「この点ファレスコに近いかな。」
家内「最後の一滴までグレート(笑)。傑出している。」
私「濃さだけを訴求したインチキなワインじゃないね(笑)。あの手のワインって飲み続けると最後は濃いんだか何だか解らなくなるんだよね(笑)。」
家内「そうそう。果実味も有るんだか無いんだか解らなくなる(笑)。」

そしてシャトー・ダイディー
私「これだって飲みやすく仕上げてあるんだけど、タンニンの堅牢さが違う(笑)。熟成能力は大したモンだね(笑)。」
家内「タナ種らしさをしっかり感じるよね(笑)。」
私「その点媚びてなくて秀逸だな(笑)。飲みやすさとタナ種らしさが両立している。」
家内「飲みやすいだけのタナって最低(笑)。」
私「あっ!言っちゃった。ブログでパクってイイかな?」

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桝久 試飲会リポート 後編 201510

Nov 03, 2015 by weblogland |
さて次は斬新な南仏ラングドックの赤ワイン!
造り手はお馴染みのコンダミン・ベルトランです!


●ラ・ヴューロイヤル2013年 シャトー・コンダミン・ベルトラン フランス ラングドックA.O.P. 赤 750ml 2314円税込み
「スッゴく柔らかで、アロマチック。大きいし、素直に旨い。」
「飲みやすい!」
「綺麗。ガロフォリのノヴェッロに共通した何かを感じる。」
私「雑味がありませんよね。ガロフォリ同様果汁を無理にプレスした印象がありません。あと果実味のディテイルが明瞭ですね。赤さがあり、チェリーやベリーのニュアンスが綺麗です。」
家内「とてもラングドックのワインとは思えませんよね(笑)。暖かさは感じますけど、ブラインド・テイスティングしたら外しました(笑)。」
「このワイン セパージュはグルナッシュですよね?」
私「じつはシラーがメインです。私も間違えました(笑)。いかにもグルナッシュらしいし、シラー独特のスパイシーさがありません。ラングドックらしくないですよね(笑)。」
「そーなんですか。こりゃわからん(笑)。」
私「このワイン、醸し期間が15日と少し長くこの間毎日3時間人間が足踏みして葡萄を潰しています。ただそれがワインにどのような影響を与えているかは、私には解りません(笑)。」
家内「発酵温度が15℃とかなり低いことは影響しているようですが。」
「タンニンの抽出には固執してないですよね?ありがちなドロドロ感がない(笑)。」
「このワインは熟成はステンレス・タンクですか?」
私「フレンチ・バリックの新樽を使っているとのこと。開けたてだと全然わからないですよね(笑)。」
「へぇー。わからないですね(笑)。そうするとワイン自体は強いんですね。」
私「強さはありますね。新樽使わなくてもよさそうなくらいですよね(笑)。」
「強さはあるけど、タニックじゃないよね。」
私「おっしゃる通りです。ベルトランは基本的にはタンニンの抽出に腐心するスタイルですから、よけい謎です(笑)。ただ、一昔前にバリックを回転させながら発酵したり、斬新なチャレンジをする生産者ですから何か意図がありそうです。」
「このワイン、コスト・パフォーマンス高いですよね(笑)。」
私「これもベルトランらしい良心的な価格です。ジェネリック・キュヴェのモンテガード同様ですね。」
「モンテガード随分飲んだなぁ(笑)。あれも旨味があるし、共通してると言えばしてるかな?」
私「色々疑問はあるのですが、単に作柄の性かも知れません(笑)。いずれにせよ好奇心掻き立てられます。かなりワインは良く、コストパフォーマンスも高い点が更に好奇心を刺激します(笑)。妄想してしまいそうです?」

そして王道を行く手強いマディランの登場です!
●シャトー・ダイディ ファミーユ・ラプラス 2010年 フランスシュ・ド・ウエスト南西地方 赤 マディランA.O.P. 750ml 2870円税込み
「おー、2010年ですか。グラスにつくグラが凄いですね(笑)。色も濃い。」
家内「ちなみにアルコール分は14.5%です。マディランも夏場暑かったようです。」
「全体の大きさがデカイ(笑)。タンニンもデカイけど締まってるよね。」
私「産地の冷涼さも感じますよね。」
「マスキユーさん、それ何となく解った(笑)!柔らかくて優しくないってことですか?うーん。シビアと言うべきかな?」
私「おっしゃる通りです。これでも早く飲めるように造られてますが、手強い(笑)。」
「ボルドーワインに似ていますが、セパージュは何ですか?」
家内(待ってましたとばかり)「タナ種100%です!私が何故タナを愛するかと言うと(俄然力が入る)、タナは単一でボルドーのような複雑さを成しうるからです!」
私「クラシックな造りだと20年はかかりますが(笑)。このワインはこれでも今風。ようやく飲み頃に入ったところかな?」
「マスキユーさん!最近ブリュモンからダイディに乗り換えたんですか(笑)?」
私「なんと鋭い?ブリュモン高級過ぎるようになりましたし、あと飲みやすすぎる(笑)。物足りなく感じるようになったんですよね。ブリュモンが悪いのではなく我々の舌の性です(危ない危ない)。」
「ダイディは飲み手を選ぶワインですな(笑)。
ボルドースタイルですけど、こんなスパルタンなボルドーって最近見ませんよね(笑)。」
「どんな料理に合わせるのか?高級なレストランの料理に合わせるしかなさそう(笑)。家庭料理じゃ無理かな?」
「少なくとも肉!今流行りの塊肉!(笑)」
「どの部位がイイかな?」
私「それってまさにマディラン辺りの人々の発想ですよ(笑)。センス良いスタイルですね!」
家内「徹底的に煮詰めたカスレなんか食べながら飲んでみたいですね。カスレの豆と肉に良く合うはずです。食べたくなった(笑)。」

本日のトリは圧倒的なジゴンダスです(笑)!
●ジゴンダス“グラン・ロマーヌ”キュヴェ・プレスティージュ 2011年 ドメーヌ・ピエール・アマデユー
フランス ローヌ 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4257円税込み
「おー!香りからして違う(笑)。香りに重さ質感がある。」
「隙間がないよね(笑)。」
「飲むとまた凄い(笑)!凝縮感が凄いね。」
「舌の上にコンモリとタンニンが鎮座しておりまする~。」
私「壮麗と言うヤツです(笑)。」
「マスキユーさん!凄いワインだと思いますが、凄く飲みやすい(笑)。何故?」
「高いワインって飲みやすかったりするんだよね。」
「マスキユーさんがブログで、悔しいくらい飲みやすいと言ってた訳が解りましたよ(笑)。」
私「ちなみにアルコール分は15%もあります。」
「えー!そんなにあるんですか?アルコールっぽくないですよ?」
家内「このワインはこれで折り合いがついているってことかな。」
「グルナッシュのニュアンスがハッキリ出ている。チェリー、ベリー、プラム
ジャムっぽさもあるかな。」
私「さすが!おっしゃる通りです。畑の標高が高いので酸がよくのっていますから、明瞭さがあります。あと標高の高さ故収穫を遅く出来ますからジャムっぽさもあります。」
「力が強いけど、力づくじゃないのがイイ(笑)。バランスが良いよね(笑)。」
「これだかアルコール分が高いと、アルコリックになったり、酸が足りなくてスカスカになったりしがちだけど。すばらしい出来映えだよね。」
「余韻だって只者じゃない(笑)。いつまでも続く。」
家内「アマデューは畑が130ヘクタールとジゴンダスの10%ほども所有してます。」
「えー!そんなに大きいんですか?」
私「所有している畑は標高の高い山の上なので、それに特化しています。この辺が秘訣かと。ドメーヌの規模の割りにキュヴェ数が少ない点頷けます。」
家内「初代のピエール・アマデューの先見の明かな(笑)。ジゴンダスがA.O.C.に昇格した立役者と言われています。ジゴンダスがブルゴーニュの混ぜ物として使われることが許せなかったんでしょうね。」
「えっ!そんなことあったんですか?」
家内「70年代まで普通にやってたようです。それもグラン・クリュに混ぜたようです。」
「酷いことするんだな(笑)」
私「ジゴンダスのポテンシャルの高さをプロは知っていたと言うべきかな(笑)」


どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前編201511

Nov 02, 2015 by weblogland |
昨日一昨日とご来店ありがとうございました。今月は一時に集中せず、割りとゆったり(笑)、あおられずにすみました(笑)。全部で7本ですから、グラス洗いが間に合わなくなるかと恐れてましたが無事終了しました(笑)。ありがとうございました!

「マスキユーさん、今回はほとんど赤ばっかりですね。待ってましたね(笑)。」
私「おっしゃる通り。解りました(笑)?この季節になるのを虎視眈々と待っておりました(笑)」
のっけから私の意図はバレバレでのスタートです(笑)!

まずはロゼのランブルスコです。
◎クエルチオーリ・レッジアーノ ランブルスコ ロザート ドルチェ メディチ・エルメテ イタリア エミリア・ロマーニャ ランブルスコD.O.C. 微発泡 ロゼ 甘口 750ml 1165円税込み
「あー、これですね。名前の難しいヤツ(笑)。」
私「まだ上手く言えません(笑)。」
「色も綺麗だし、瓶もカッコイイ(笑)。」
「味も見た目通り(笑)。でも、思ったより甘くないよね。」
「薔薇とかチェリー、苺のニュアンスがフレッシュでイイねえ(笑)。軽やかさもイイ。」
「女子会必須アイテムだな(笑)。ワインデビューする方には良いね。絶対にワインを好きになる(笑)。」
「甘さもベタベタじゃないから、食事に合わせられますよね?」
私「残糖分が1リットル中50gほどありますが、リンゴ酸がしっかり入ってるので甘さが目立ちません。ガスが入っていることと強く冷していることも甘さを押さえています。」
「なるほど、供出の際のテクニックですね(笑)。」
「マスキユーさん、これってアルコール分は何%ですか?アルコール入っていないみたいよね。危険(笑)。」
私「8%です。」
「最近流行りの高アルコール チューハイ並みなんだ。」
「あれはアルコールっぽさ満点だよね。いかにもアルコール飲んでる感じ(笑)、でもこのワインは同じ位のアルコール分だけど全然アルコールっぽさが無い。」
私「そーなんです(笑)。このワインの良さかと。」
「フルーツやデザートあとクリーム系には幅広く合いそうですが、食事だと何に合わせますか?」
私「甘辛ダレには上手くいくような気がします。例えば焼き肉のタレ。すりおろしたリンゴやハチミツを隠し味に使えば完璧に合うはず。」
家内「料理にリンゴ酸を加えるのがポイントかな。豚の角煮にリンゴを一緒に煮ると凄く合いますよ(笑)。」
「リンゴ酸はりんごから(笑)。」
私「レモンでも良し!」
「普段食べる煮物なんか割りと砂糖も使いますから甘口ワインでも遭わないはずがない。」
「フランス料理のセオリーに合わせる必要は無いですよね(笑)。『料理に砂糖使わないからワインもドライでないといけない』ってやつね(笑)。」
「日本酒だって甘いんだから、特段無理な話じゃないですよね。」
私「さすが慧眼!」
「ランブルスコって甘いイメージが強かっんだけど、これは甘さ加減が許せるかな(笑)。赤のランブルスコみたいに生ハムにも合いそうだしね(笑)。」
「屋外で楽しむのもお洒落かな(笑)。」
「T.P.O.の幅も広いよね(笑)。これもワインの楽しみ(笑)。」
私「そうそう。飲むだけが楽しみの全てじゃありませんよね(笑)。どんなシュチュエーションで誰と飲むかは大事だし、楽しみになりますよね。」

マスキユーのお客様の味覚の幅広さには感謝感謝でした。楽しむことを熟知されています。甘口の食中酒の提案に鋭く反応していただきました!

さて次は本日の穴(笑)。
●フィンカ・エンゲラ キュヴェ・タカ 2012年 ボデガス・エンゲラ スペイン 赤 ヴァレンシアD.O. 750ml 1000円税込み スクリュー・キャップ
「あれ?このワイン割りと安いですよね(笑)?」
「そんなにゴージャスじゃないけど、美味しいよ(笑)。」
「スッゴく飲みやすいよね。セパージュは何ですか?」
家内「モナストレル100%です。バレンシアの地場品種です。クラシックな造りのモナストレルですと飲み頃になるまで20年くらいかかります。」
「えー!そんなにかかるんですか?」
私「あまり香りは立ちませんが、柔らかでたっぷりした舌触りは美味しいですよ。シンプルに美味しいスタイルです。これもシンプルな点は受け継いでいますが、技術のイノヴェーションの賜物ですね(笑)。」
「でも、あまりいじった感じはしないですよね?余韻や広がりも綺麗だし。」
私「さすが!元々農薬を加えないでも栽培出来る気候を上手く利用しています。暑いし風も強いので、草は生えにくいし虫も風に飛ばされる(笑)。」
「木樽のニュアンスが心地良いよね。チョコレートっぽくてしかも過剰じゃないよね。」
家内「これもミソです(笑)。新樽で3ヶ月だけ熟成させてます。なかなかの業師です(笑)。」
私「新樽を使うと単純にワイン1本あたり200~300円ほどコストがかかります。」
「このくらいの価格のワインですとオーク・チップでごまかすけど(笑)、違うんですね(笑)。」
私「実際に売価以上のランクのワインです。ただあまり高級過ぎて売れませんでした。そんなこんなでお付き合いの長いインポーターさんのご厚意で安く販売する運びとなりました。」
家内「ラベルに書いてあるキュヴェ・タカは、インポーターさんの社長高橋さんのタカです。」
「ほう~。じゃあ高橋さんに感謝しなきゃ(笑)。高橋さんありがとうございます(笑)。」

そして本日解禁のイタリアの新酒 ノヴェッロです。昨年の2014年とご一緒に比べていただきます!
●ティニ・マルケ IGT 2015年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,980 円
イタリア マルケ ノヴェッロ 航空便 赤 750ml
私「まずその前に変更のお詫びとお知らせです。本日の順番ですが、当初ノヴェッロは2番目でしたが、急遽フィンカ・エンゲラの後にしました。理由は飲んでいただけると…。」
「あー、どっちも旨い(笑)。よくにてるけど違う(笑)。確かに同じ人が造ったワインだね(笑)。」
「うーん。2015年の方が甘くてフレッシュかな?でも、2014年の方がこなれて飲みやすいかな(笑)。」
「一年たってもこんなに美味しいんだ!?2014年ありますか?」
私「残念ながら2014年はお勉強用しかありません(笑)。スミマセン。」
「どちらも雑味が無くて旨味タップリ(笑)。マルセル・ラピエールのボジョレーに似ていますよね。品種はガメイ種ですか?」
家内「このノヴェッロはモンテプルチアーノ種100%です。」
「キャンディーみたいだしボジョレーヌーヴォーって言われてもわからない(笑)。」
「そうそう!しかも高級なボジョレーヌーヴォー(笑)。」
私「M.C.(マセラシオン・カルボニック)をかけると共通な味わいになるようです。ただしこのワインは開けてから3日ほどするとモンテプルチアーノ種由来のラズベリーの香りに変わってきます(笑)。まだ3日経ってませんか(笑)。」
家内「あとこのノヴェッロはマルセル・ラピエール同様に果汁をプレスした感じが無いですよね。雑味がありません。」
「マスキユーさん、2014年と2015年はどう違うのですか?」
私「2014年はアルコール分が11%、2015年はアルコール分は12.5%です。」
「2014年は糖分の上がらない作柄ということですか?」
私「おっしゃる通りです。2014年は当初たくわんのような香りが強く、癖がありました。今飲むとほとんど感じません。恐らく発酵臭由来の癖だと思います。」
「そうそう。あの匂いはびっくりしましたね(笑)。でも今飲むとわからないですね。」
私「2014年はアルコール分を上げるために収穫を遅らせたので瓶詰めまでの期間が短かくなりワインに発酵臭が残ったのだと思います。2015年はそうしたストレスがなくイレギュラーの無い作柄だと思います。」
「これだけ旨いとフィンカ・エンゲラの後にしないとフィンカ・エンゲラが可哀想だね(笑)。」
私「(苦笑い)」

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メディチ・エルメテのランブルスコのロゼ

Oct 29, 2015 by weblogland |
大日本ロゼワイン普及協会会長の家内と理事長の私の会話です(笑)。
理事長「メディチ・エルメテのランブルスコのロゼ 思ったより良かったよね(笑)。えーと、名前がまだ覚えられないんだけど(笑)。」

会長「クエルチオーリ・レッジアーノね(あっさりと くっそー)。」

理事長「ドルチェだから残糖分は50gはあるんだけど、そんなに甘く感じないよね。加糖しない果糖の甘さだよ。きっと瓶内一次発酵みたいな造りなんだろうね。」



会長「リンゴ酸がしっかり入ってるから甘さを抑えてるのは確かだよね。あとこのリンゴ酸のお陰で食べ物とマリアージュしやすくなってる。」

理事長「オレンジなんか鉄板(笑)。ケーキ とくにアップルパイで試したい‼」

会長「和食なんか砂糖を使うからこの手のワインは合うはず。ただ繋ぐ酸を料理に入れれば完璧。煮物にリンゴ入れたり、三杯酢なんか普通に合うよね。」

理事長「甘辛ダレにジャムを隠し味程度入れるのもコツかな。甘いワインは料理、食事の邪魔をするって敬遠されがちだけど、違うね。」

会長「そりゃ、砂糖でベタベタに甘くしたワインはデザート以外は無理だけど(笑)、果糖と酸のバランスがとれた甘いワインなら大丈夫だね。」

私「フレンチは基本料理に砂糖を使わない、それゆえ食中酒もドライな辛口が合うのは確かだけど。日本的な砂糖の使い方には、こんなスタイルの甘さは合う。」

会長「ワイン造りもイノヴェーションしてるよね。」

理事長「頭の硬いイタリア人なら、こんな中途半端な甘さのドルチェ・ランブルスコ認めないだろうな(笑)。」

会長「ヨーロッパでも、味覚は徐々に変わっているんだろうね。」

理事長「この甘さ加減は日本人好みであるのは確かだよね。」

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2015年今年のイタリアの新酒ノヴェッロ

Oct 28, 2015 by weblogland |
来たよ、来たよ、来ましたよ!
何が?って
2015年今年のイタリアの新酒ノヴェッロです(笑)!

さてさてまずはアルコール分チェック。
まずノヴェッロ・トスカーノ2015年 グラヴェペーザは12.5%です。いつもと同じ(笑)。
そしてティニ・マルケ IGT 2015年 ガロフォリは12.5%です。去年は11%と苦戦しましたが、今年は大丈夫そうですね(笑)。だってガロフォリの場合11.5%あれば十分ですから期待大。一昨年が11.5%で素晴らしい出来でしたもんね(笑)。
ノヴェッロ・サレント2015年 コンティ・ゼッカは13%。去年は12.5%でちょっと物足りなかったでしたが、今年は本来の状態のようですね。
どうやら2015年は2014年より良かったようですね。ほんとはもう少し全体に糖度が高いかと予想してましたが(笑)。イレギュラーのない折り合いの良いヴィンテージかもしれません。
さあ、あとは30日に飲むのみ!
楽しみだなぁ~(笑)。

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豚の角煮に 意外にも!

Oct 28, 2015 by akiko |
紅玉の砂糖煮を作ったんだけれど、今回は評判悪い・・・。たくさん作っちゃったしどうしよう、と 20年以上前のふる~い記憶がよみがえりました。
盛岡の居酒屋さんで 教えてもらった技。
豚の角煮を作るとき リンゴと一緒に煮込むと ホロホロのやわらかさになるし、豚の脂のしつこさもなくなる。

早速 挑戦。
居酒屋さんの言う通り!さすがです。家族に大好評の仕上がりでした。
(ただ、砂糖煮を使ったので 味付けが難しかった。やはり 生のリンゴを使ったほうがいいですね。)

この角煮に合わせたのが 今月の試飲会でもお試しいただく メディチ・エルメーテのロゼランブルスコ。
甘めの、香りのいいランブルスコです。
パーティシーズンのフルーツやケーキを想定していたのですが びっくりするほど 今回作った角煮に合いました!
たぶん リンゴのおかげだと思います。 角煮以外にも 甘辛のエスニック料理や、中華に フライに使えそう。
翌日 泡は弱くなってしまうけれど 香味はかわいらしいまま。 

甘口のロゼって なぜか 敬遠されがちなんですが これは  試してみる価値あり。試飲会でお待ちしております。 

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試飲会のラインアップ決まりました!

Oct 26, 2015 by weblogland |
試飲会のラインアップ決まりました!



今月末10月30、31日のマスキユー店内試飲会のラインアップ決まりました。
今月は新着ワインです。
新着といえば10月30日はイタリアのノヴェッロの解禁日!
間に合いましたね(笑)。じゃあ、ノヴェッロも入れちゃいましょう。3種類来ますが、何にしましょうか?やはり一番のクオリティーを誇る『神』ガロフォリのノヴェッロ・マルケ・ロッソ2015年ですよね(笑)。実は2014年が1本とってありますから、比べてみましょう!

まずは新着のロゼ・ランブルスコ。甘くてチャラいと言うなかれ(笑)、名手メディチにかかると、全てに納得の出来なのです。この全てにミソがあります(笑)。

◎クエルチオーリ・レッジアーノ ランブルスコ ロザート ドルチェ メディチ・エルメテ イタリア エミリア・ロマーニャ ランブルスコD.O.C. 微発泡 ロゼ 甘口 750ml 1165円税込み

ランブルスコで初めてトレ・ヴィッキオレを獲得したメディチ、今やランブルスコの第一人者です。甘さ加減が日本人好みでマスキユーの定番として長く扱わせていただいています。
このワインは甘口のロゼ・スパークリングです。アルコール分も8%と低く、色通りの果実味には誰もが魅了されるはず。
強めに冷やすと味わいは一層引き立ちますし、デザート感覚で楽しめます。女子会必須アイテムですね(笑)。
瓶を眺めているだけでも楽しめるキャッチーさは、さすがイタリア(笑)!

ティニ・マルケ IGT 2015年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,980 円
イタリア マルケ ノヴェッロ 航空便 赤 750ml

マルケ随一の生産者として高名なガロフォリが造る新酒です。


ブランド名の『ティニ』は解放式の発酵樽を意味します。ということは特別な新酒造りをしたワインではありません。ガロフォリが普通に造ったワインを早めに瓶詰めして販売している風情なのです。ですから旨いのは当たり前(笑)。

ガロフォリはヴィンテージの悪い年でも補糖はしないため、アルコール分は11.5%13.5%ほどの範疇で収まります。いつも13%ということはありません(笑)。また作柄の悪い年に11.5%のアルコール分しか上がらないがらない場合でも、驚くほど濃密なワインを造ります。神業としか言えません。 こんなところに惚れてマスキューでは長年扱ってきました。

2010年以前は、このワイン、リリース後一年くらい経ってから飲むのがとても旨い(笑)。購入された方はじっくり三日くらいかけて味わうことをお勧めしました。ブランド名の『ティニ』は解放式の発酵樽を意味します。ということは特別な新酒造りをしたワインではありません。ガロフォリが普通に造ったワインを早めに瓶詰めして販売している風情なのです。ですから旨いのは当たり前(笑)。
モンテプルチアーノ種らしいラズベリーの香りが、途方もない量詰まっているのが実感できました。

ところが、2011年からスタイルが変わり新酒っぽいフルーティーなスタイルでした。2012年は完全なボジョレースタイル。マセラシオン・カルボニックを完璧に行っているようです。ブラインドだとボジョレーとしか思えないスタイル。でも、こんなに美味しいボジョレー・ヌーヴォは見当たらない(笑)。旨味の厚みが素晴らしい!モンテプルチアーノ種100%で造ってもガメイのようになる不思議。
やはり第二アロマは偉大?今年は如何か?
2014年は11.5%しかアルコール分は上がりませんでしたが、2015年はいかに?
秘蔵(笑)の2014年と2015年を比べれば、作柄の差が
良くわかるはず!
一緒にお勉強しましょう(笑)。


●フィンカ・エンゲラ キュヴェ・タカ 2012年 ボデガス・エンゲラ スペイン 赤 ヴァレンシアD.O. 750ml 1000円税込み スクリュー・キャップ

スペイン ヴァレンシアのボデガス・エンゲラ。スペインらしからぬ飲みやすさが好評で、かつてマスキユーの定番ワインでした。たしか人気が出て価格が高くなり扱いを断念しました(笑)。
このワイン キュヴェ・タカは輸入元のアグリの社長高橋さんの特別注文品。ですからキュヴェ・タカ(笑)。
葡萄園の標高700mのところで栽培されたモナストレルだけで造られています。味わいは驚きの飲みやすさ(笑)。あのモナストレルがこんなに飲みやすくなるとは!低温での管理を徹底し(ちなみに発酵温度はなんと21℃と超低温)、醸しは2週間と短くし、ポンピング・オーバーで発酵を促しています。植物性(豆由来)プロテインで清澄し、低温で安定化をはかるとのこと。
なるほど、こうするとあのモナストレルも飲みやすくなるのですね。技術のイノヴェーションがありました。
あとフレンチ・オークの新樽で3ヶ月のみ熟成しています。無理に樽香を引き出さない配慮はグッド(笑)。高橋さんの注文かな(笑)?


今回入荷ワインは在庫限りのスポット品ですので、完売の節はお許しくださいませ!



ラ・ヴューロイヤル2013年 シャトー・コンダミン・ベルトラン フランス ラングドックA.O.P. 赤 750ml 2314円税込み

ラングドック約束の地ペズナス。ラングドック・グラン・クリュを名乗れる銘醸地です。マスキユーではシャトー・フォンドゥースやこのシャトー・コンダミン・ベルトランを長く扱っております。

コンダミン・ベルトランというとタンニンをしっかり抽出さたベビーなワインが持ち味ですが、このラ・ヴューロイヤルは趣がちょっと違います。旨みに溢れたエレガントなスタイル。甘美さと生き生きとした味わいが特徴的。南フランスっぽくないほど(笑)。
セパージュはシラー84%、グルナッシュ8%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%。
味わいにシラーのベリーの香りがとても良く出ています。
手摘みで収穫後プレス前に除梗。そして、なっ、なんと1日3時間足踏みで葡萄を圧搾。この作業を15日間繰り返し、タンクでの発酵に進みます。熟成はフレンチオーク樽で12ヶ月行います。
コンダミン・ベルトランは以前、木樽を回転させて発酵されるなど斬新なことをするドメーヌですが、こんどは足踏みとは!
やってくれますね(笑)。
でもこの過程がこの味わいに結びついているのなら、大賛成です(笑)。ただにわかには理解出来ませんので、好奇心が掻き立てられて困っています(笑)。研究の余地ありなのです!

シャトー・ダイディ ファミーユ・ラプラス 2010年 フランスシュ・ド・ウエスト南西地方 赤 マディランA.O.P. 750ml 2870円税込み

マディランの2大巨頭と言うとブリュモンとラプラス。知名度で言うと圧倒的にブリュモンですか(笑)。まあ、その分高くなりましたけど(笑)。歴史と畑を重くみればラプラスです。あとわりに安い(笑)。
マディランの歴史は1030年のベネディクト派の修道院に遡ります。その流れを組むシャトー・ダイディを所有するラプラスは老舗中の老舗です。
出来上がるワインはボルドースタイルのエレガントな物。2010年はアルコール分が14.5%と普段より高めですが、大きさは立派(笑)。昔のブリュモンに似てるかな(笑)。
まあ、今風のマディランの範疇だとはおもいますが、本来的な良さがあります。最近のマディランに失望気味の貴兄に朗報です(笑)。飲みやすいのですが、お腹にズンとくるタナのタンニンは魅力的なのです。


ジゴンダス“グラン・ロマーヌ”キュヴェ・プレスティージュ 2011年 ドメーヌ・ピエール・アマデユー
フランス ローヌ 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4257円税込み

とうとうアマデユーのマスキユー登場です(笑)。
今や巷ではジゴンダスの頂点と評価されているアマデユー。へそ曲がりなマスキユーは扱わないぞ!(笑)でも、飲んでみてありかなと(笑)。

以上6本(プラス1本)のラインアップとなります。
30日は17時から20時30分、31日は11時から20時30分まで行っております。皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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今年のノヴェッロは明日あたりマスキユーに到着

Oct 26, 2015 by weblogland |
今年のノヴェッロは明日あたりマスキユーに到着するようです。2015年のイタリアの新酒、今年はどんな出来ですかね?
さっきインポーターさんと話して聞いたのですが、ガロフォリに関しては良さそうです(笑)。アルコール分もしっかり上がっているようです。解禁日は10月の30日ですから、誰も味は解らないのですが(笑)。
マスキユーではトスカーナ、マルケ、プーリアのノヴェッロを扱います。このパターンは長く続けていますのでその年の作柄はだいたい想像がつきます(笑)。
この3点観測作戦の前提は、生産者が基本的に補糖等をしないことです。余分な加工をしないことです。それにより作柄の特徴がよく解ります。
まあ、こんなことを10年以上続ければ普通解りますか(笑)。でも、毎年のルーティンになってますから、やめられない(笑)。
マスキユーにとっては楽しみでもあり、じつは緊張の時でもあるのです。
人の言う作柄情報を信じてはダメなのです。自分の舌が一番なのです。もちろん情報は必要ですが(笑)、鵜呑みにしてはダメです。自信を持ってワインを語れません。この自己中な自信こそが私の原動力になります(笑)。ホントですよ(笑)。
間違っているかもしれませんが、嘘を言ってはいけないのです(笑)。間違いもダメかな?

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ジュ・ド・レザン2015年の予約販売を始めます!

Oct 24, 2015 by weblogland |
決まりました!
2015年今年のジュ・ド・レザンが12月9日にマスキユー到着となります!
あー、良かった(笑)。
毎年毎年、入荷日と入荷数が決まるまでヤキモキさせられます。それが決まるまで販売計画は立てられませんからね。
ところで気になるのが味わい(笑)。まだ飲んでないので断定出来ませんが、作柄にイレギュラーがありませんから期待度大。あの控え目なポール・ジロー氏が数年来の良い作柄と言ってますから間違いなしですね(笑)。バランスの取れたベビーな出来かな?
先日入荷したネクター・ダブリコもかなり美味しく思ったより早く完売しそうですし、2015年は楽しみです。

マスキユーもジュ・ド・レザン2015年の予約販売を始めます!
お値段は昨年と同じ1695円税込みです。
予約数の縛りはありませんが、1ダースを越える方はお電話いただけると助かります。

ご予約お待ちしております。

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よーやく入荷しました!

Oct 21, 2015 by weblogland |
よーやく入荷しました!

何って、チウ・チウのオピドゥム2010年です(笑)。

イタリア マルケのチウ・チウの上級銘柄。バッカスゴティコオピドゥムとエスカレートします。もちろんワイン自体の濃さもエスカレートしますが(笑)、モンテプルチアーノ種の比率も上がっていきます。50%→70%→100%となり、チウ・チウのメイン品種モンテプルチアーノが全開のお披露目となる訳です(笑)

同じマルケの『神』ガロフォリのモンテプルチアーノとは若干ニュアンスが違いますね。ガロフォリはフローラルなモンテプルチアーノを目指し、チウ・チウ
は味わいの充実を目指しているような気がします。小豆や黒豆、カシスのようなニュアンス。しかもクリアな仕上がりで雑味がありませんから、日本人好みのスタイルなんですよね(笑)。シニアのワイン・ファンははまります(笑)。もちろん私もはまっています(笑)。

今回の入荷は2010年。前回は2008年でしたから2009年はジャンプしました。何でかな?まあ、2010はかなり良い作柄ですし、のみ頃に入ったところでしょうから期待度は高いですね。まだ日本に来たばかりでしょうから1ヶ月くらい経ってから飲んでみるつもりです。

「早く飲んで味を教えろ!」って

正確を期すためしばしお待ちを(笑)!

まあ、悪い訳ないとは思いますよ(笑)。

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エスピエのジゴンダス2012年

Oct 19, 2015 by weblogland |
前日エスピエジゴンダス2012年を飲みました。
旨いですね。
全房発酵をしてるのに飲みやすいふしぎ(笑)。もちろん桁外れの広がり、深み、余韻。圧倒的でした。ほとんどプレスしていないから雑味がないんでしょうね。この上のキュヴェ『ブラッシュ』になると更に透明感が増しながら、全体の大きさもアップするんですよね。普通ワインは濃くなるとタンニンが増し、飲みにくくなる傾向があります。でも、クラシックな造りでも、より早く飲めるようにイノヴェーションしてますね。ただし、コストの増す歩留まりの悪いやり方ですから、皆はしないでしょうね(笑)。
安いには安いなりの価値はありますし、高いには高いなりの理由がなくてはいけません。飲んでそれが解ることがマスキユーの目標です。単に飲んだくれている訳ではありません(笑)。もちろん嫌いじゃ出来ませんから、これはやはり天職かな(笑)。
ティスティングしながら言葉を失うほど美味しいワインに当たると我を忘れます。求道者なら己の未熟を嘆き『我まだ木鶏たらず。』なんて嘆くのかもしれませんが(笑)、私は「何故美味しいのか?」などと考えない幸せに浸ります(笑)。
やはり未熟者(笑)。

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総持寺

Oct 18, 2015 by weblogland |
昨日は写真が分かりにくくてスミマセンでした。

今日日没前にまた写真を撮ってきました(笑)。



綺麗で、趣があると思いませんか?

まあ、私の下手な写真より、実物を拝見しあれ!

明日はイベントも境内でやるとのこと。近所にお住まいの方は総持寺に行くとよいですよ(笑)。心地良いはず。オススメします。

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総持寺さんの境内

Oct 17, 2015 by weblogland |
この写真 総持寺さんの境内の中庭です。真っ暗闇の中植木に吊るされたLED 照明があまりに綺麗なので写真を撮っちゃいました。でも実物の1/10位しか美しさが伝わらないかな?私の撮影技術が未熟ということでお許しください(笑)。



今総持寺さんでは開山の瑩山禅師とその弟子で高僧の峨山禅師の650年回忌の大法要が執り行われています。50年に一度の大法要です。前回は私が6歳の時です。マスキユーでは参道で臨時のお土産屋やってました(笑)。参拝客が途切れることなく波のように続いていたことをうっすら覚えています。
今回の大法要は普段より長く、お手伝いのお坊さんも大勢です。中には何十年ぶりにお会いできた方も(笑)。
「マスキユーさん?久しぶりだね!俺のこと覚えてる(笑)?」
私「もちろんですよ。昨日の晩飯を何食べたか思い出せませんが、25年前のことはよく覚えてますよ(笑)。」
「そりゃ、俺も同じだ(笑)。」

よく考えると我々一般人は 例えば我が家では祖父の50回忌があと数年後にありそれで終わりの世界です。私の子孫が祖父の100回忌をやるはずはありません。
今回の大法要に参加する方も大半は一生に一度の参加です。ましてや近親者でもないのですから、信仰心の求心力には驚きが

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