Written on 2010 08
ソーミュール‐シャンピニー 『ラ・ブルトニエール』2007年
Aug 31, 2010 by toshiaki |大分調子が出てきました(笑)。到着直後は硬くて閉じていましたが、持ち前のフローラルさが出だしました。カベルネ・フランらしい土臭い濃密さも感じられ、どんどん良くなりそうです。
あー良かった。
実は2007年のロワールの赤はバラツキがあり、ちょっと心配だったのです。またラングロワ‐シャトーのスタイルは瓶熟成することで本領を発揮しますから、3年くらいは時間がかかります。とは言え、本当に良くならなくては売り物にはなりません。
ここが我々の商売の難しいところでもあります。生産者を信じ、自分の経験を信じても、100%大丈夫という保証はありません。良くなるはずだと思ってもダメだったり、ダメだと思っても逆に良くなったりします(笑)。
ワインは生き物であり、農産物ですから思ったようにならないのが当たり前と言えば当たり前なんでしょうが…。やはり只ではありませんから(笑)、右見て左見て前後左右に注意してとりかかればリスクは低くなりますが、そうすると良いワインを買いそびれます(笑)。
痛し痒しなのです(笑)。でも楽しみながらやってますから、良しとしなきゃいけませんね。
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ゴマだれの冷やしうどん
Aug 31, 2010 by akiko |すりゴマ(やはり 自分ですったものが美味しいです)、味噌、砂糖、酢、醤油を
よーく すり合わせておいて 濃い目のカツオ出汁でのばします。
ゆでてから 冷水で洗ったうどんにかけて 出来上がり。
何を載せても美味しいのですが、
昨晩は レタスの千切り、ゆでた牛肉とキムチをあえたもの この2種類をトッピング。
自分で言うのもなんですが、とても美味しく出来ました。
が、ワインが イマイチ! 飲み残していた ルーションのVDP赤2008、
前日より柔らか味が増して フルーティ、甘みが綺麗に感じられるようになっていたのですが、
冷やしうどんには 重すぎた・・・。
前日の状態が ちょっと 頼りない、しまらない感じだったので、
牛肉とキムチで いけると思ったんだけど・・・。
カツオ出汁ではなく 豚や鶏のスープだったら よかったのかしらん・・・。
失敗の方が多いけど、自分で作るご飯を ちょっとの工夫でワインに合うようにするのは
かなり面白い。めげずに つづけま~す。
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アトランティコ凄いです
Aug 30, 2010 by toshiaki |今土曜日の試飲会の残りを飲みました(笑)三日目ですか。赤いベリー系の酸はハイビスカスのような酸に支えられ、しっかりと状態をキープしています。
うーん。
恐るべし!
相変わらず土臭さや革のような生々しい香りがありますが、バランスが良いため品種の特徴として作用しています。
マディラ香などのへたった感じがしないのです。冷蔵庫に入れておいた訳ではなく、試飲会のテーブルにそのまま立てて置いていましたから、ビックリです(もっともエアコンは入ってますが。)。
もともと暑い産地のワインですから、暑さに耐性があるのは確かですが。それにしても、素直に品質の高さを認めるべきです。
アトランティコは凄い!
断言します(笑)。
断言出来るまで時間がかかっちゃいましたが、お許しを。どんなワインでも、その味わい評価を断定するには、勇気と慎重さと愛情が必要なのです。
迂闊さはそのワインを殺しかねません。
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言いたくないけど 暑い!!!
Aug 30, 2010 by akiko |そんな中 ご来店いただいて 本当にありがとうございました。それなのに私一人の時間帯が多く、
行き届かなくて 申し訳ありませんでした。
今日も、またまた 暑い!!。
朝から 数えて 3回!麦茶を沸かしてしまいました。あと2回は 沸かすペースです・・・。
こんなときは さすがに赤は重い。と、思っていたのですが。
試飲会でも 飲んでいただいた ロワール 赤のヴァン・ムスー カルマンドライなら いいかも。
ちょっと甘みを強く 感じるのですが、強めに冷やすと 良いバランスです。
後味もすっきり綺麗で べたつかない。なにより 果実味が かわいく、かつ力強く感じられるのが良い。
夏らしく 濃い味付けのメニューに あわせるといいと思いました。
私は 和食派なので 穴子・・・いやいや うなぎの蒲焼にあわせてみたいです。
市販のタレに 赤ワイン少々と砂糖を加えて煮詰め、フルーティな濃い目のタレにアレンジすれば
カルマンドライには さらに合うはず。う~ん、楽しみ。
奮発して デパートで うなぎ 買っちゃおうかな~。
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昨日は暑い中、ご来店まことにありがとうございました。
Aug 29, 2010 by toshiaki |まずラングロワ‐シャトーのクレマン・ド・ロワールでウェルカムです。
「あー、生き返る(笑)。夏は泡だよね~。」
「暑いからより旨く感じるけど、このスパークリングもともとかなり美味しいですよね?」
そーなんです(笑)。当店の自慢の定番クレマンです。スタンダードシャンパン1本の値段でこれなら2本買えます(笑)。
「質・量ともに追い求める私向きですね(笑)。」
実は今回の試飲会で飲まれた方全てが美味しいと言って下さりました。これこそこのクレマンの真骨頂なのです。
次ぎは意見の別れた赤のスパーリングです(笑)。
「うーん。甘いなぁ?でも甘過ぎる訳じゃないけど…」
「これくらいの甘さだったら食事で最初から最後まで大丈夫じゃないかな?」
「私はイタリアのランブルスコの方が良いかな。」
「確かに経験したことのない味わい。」
意見が別れますね。
「フランス人は人と同じことに価値を見出ださないんですよ。斬新なものや発想を良しとし、ちょっとアレンジしたくらいの物はなんとも思わない人種なんですよ(笑)。」フランス人とよく仕事をするエンジニアのMさん。説得力がありました。
そして初体験のスペイン、ルエダの白です。
「凄い香り!柑橘類、グレープフルーツ・レモン、ピールの味もしっかりでてますね。なによりもバランスが良い!しっかりタイト!ありがちな緩さがないよね。このルエダのヴェルデホ、ソムリエ世界大会のブラインドテイスティングに出されたんですよ。でも正解者無し(笑)。飲んでみたかったんですよ。」さすが筋金入りのワインエキスパートKさん。良くご存知で!
私曰く「飲んでなきゃまず分からないですよね。ちょっとヴェルシュ・リースリングに似てるような気がしますが、これほどタイトで複雑じゃないし…。」
「旨かったよこのワイン!ドライトマトとアンチョビのパスタに合わせたんだけど、凄く美味しかったよ!」美食家のOさん。
私曰く「それは良かったです!ところでパエリアなんかとても合うと思うのですが。どうでしょうね?」
「たぶん鉄板(笑)。」
「レモンたっぷり絞って合わせたら最高でしょうね。」
皆さん激賞の初体験でした(笑)。
さて後半戦の赤に突入です。ポルトガルの新星『アトランティコ』です。
「おっ!この土臭さたまらん(笑)。」
「うわー!濃くて美味しい!きゅうひゃく円??」
私曰く「探せばあるんですね(笑)。アレンテジャーノは産地としては新しいのですが、ポルトガルはワイン産出国としての古い歴史があります。チャレンジャーがいました(笑)。」
「濃いだけじゃなく、酸がしっかり入っているね。だから複雑さがあるんだね。」
「ベリーやプラムの香りがたっぷり!」
おっしゃる通り!
私曰く「果実味に明瞭さがあります。この手のワインにありがちな黒くくすんだ感じがありません。」
「抜栓後どのくらい持ちますか?」
家内曰く「翌日は充分に美味しいですよ。そのあとは多分大丈夫だと思います。美味しくて飲んじゃったから、我が家では計測不能です(笑)。」
私曰く「早くお飲みになりたければデキャンタしても良いですよ。もの凄い勢いで香りが吹き出ます。」
衝撃の試飲会デビュー(笑)です。本日のトップセラーでした。複数本購入された方がとても多かったです(笑)。
さて続いてスペイン、リオハの新星、『ラクリムス』です。
「旨い!これって高級ワインですよね。」
「確かに旨いしグレード高いけど、リオハワインってこんな味だっけ?」
私曰く「リオハでも新しく開墾された地域のようです。造りも伝統的なスタイルではなく、いわば今風なんでしょうね。海外の飲み手を意識してますね。」
「でもテンプリーニョの味はしっかりしますね(笑)」
「そうそうオレンジっぽさがらしい味わいですよね。」
アトランティコとセットで購入された方がほとんどでした(笑)。ありがとうございました。
さて最後の飛び入りはドメーヌ・ラファージュの赤のデザートワイン、リヴサルト2004年です。
「美しい!」
「ドメーヌ・ラファージュって甘口ワインもつくっているんですか?」
私曰く「もともとリヴサルトのアペラシオンですから、これが本業かもしれません(笑)。若いリヴサルトがこんなに美味しいとは目から鱗です(笑)。」
家内曰く「完全に熟成したリヴサルトの真円のような味わいこそ全てだと思ってましたが、違いましたね(笑)。若いリヴサルトにありがちな雑さや荒さがラファージュのリヴサルトにはありません!」
「そうそう。味が凄く透明ですよね。最初から最期まで美味しい。」
「これってバニラアイスにかけて食べると死ぬほど旨いんだろうな(笑)。」
「完熟したフルーツなんかかじりながら飲んでみたい。」
「アップルマンゴーなんか良さそうですね。このリヴサルトでソース作ったら良いかも!オレンジソース作って鴨!」さすが達人Sさん、アイデア豊富です。
「ドメーヌ・ラファージュのグルナッシュはこのリヴサルトに繋がってるのが解りますね。ところでこの甘苦さはなんの由来ですかね?」Kさん鋭い!
家内曰く「木樽それも古い樽じゃないかな?」
私曰く「貴腐のグルコン酸?」
休み明けにインポーターさんに確認してみなきゃ。また課題ができました(笑)。
昨日は暑い中、大勢のお越しありがとうございました。
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明日はマスキューの試飲会です。
Aug 27, 2010 by toshiaki |Aさんはこのワイン気に入るかなぁ?
Bさんはあのワインどう思うだろう?
そしてその予想が当たったりします(笑)。
今回はコストパフォーマンスにすぐれたワインが中心ですから、皆さんの反応が楽しみです。でも5本といつもより少なめですから、家内と『なんかサプライズで1本入れようか?』などと算段してます。ふふふ…(笑)。
ところで前回7月の試飲会は暑くて皆さん夕方に集中しちゃいました。今回も暑くなりそうですから、また夕方に集中しそうです。行き届かないかも知れませんが、その節はお許しを。
明日のご来店お待ちしております。
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シシトウと豚の細切れをキムチの素にあえて炒めた野菜炒めとアリアニコ・デル・ヴルトレ
Aug 26, 2010 by toshiaki |シシトウと豚の細切れをキムチの素にあえて炒めた野菜炒めを食べながら飲んだのですが、実に旨かったです。
ワイン自体に甘味がありますから、隠し味に砂糖をチョッピリ入れたのが勝因です(笑)。唐辛子の辛さとワインの甘さを砂糖がしっかり繋いでくれました。
うーん。
甘いだけ、辛いだけではなく相反する要素を加えると味わいに締まりが出来て複雑になります。でもさじ加減を間違うとバランスが悪くなるので要注意。隠し味はチョッピリで良いのです。
さあ、ここで問題です(笑)。
ウイスキーのバランタイン17年という有名なブレンデッドウイスキーがありますが、隠し味的にボウモアというモルトが入っています。このボウモア香がヨウチン臭く特徴的なモルトとして知られています。
さてバランタイン17年にボウモアは何パーセント入っているのでしょう?
答 1%
隠し味はこんな微量で良いのですね(笑)。
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ジュ・ド・レザン
Aug 26, 2010 by toshiaki |7月21日付けです。
冬は寒く4回も雪が降ったそうです。土壌には十分な水分が保水されたようです。ただ春も雨が数回降ったそうです。春先の雨は成長を遅らせたりしますし、さらには病気や結実不良の原因にもなりますから要注意です。
ただ大きな問題とはならないようでした。
7月21日の時点で、成育が8~10日ほど遅れているため収穫は10月の第1週にずれこむとのこと。
真夏に十分な日照があれば期待できそうです(笑)。ただあまり暑すぎると酸が生成されません。
日本のような熱波だと心配ですが、どうでしょうかね?ちょっと心配ですが…。
今後は神のみぞ知るですか。
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棚の 並び替え中 です
Aug 25, 2010 by akiko |と、気がつきまして、急遽 棚整理です。
価格帯で棚を分ける という方法もありますが、やはり 産地別。ただ、
ブルゴーニュ瓶が スペースを 余計に使うので 限られたスペースに収めるのは 難しいのですが。
今週末の 試飲会までには きれいにしておきたいと 思います。
さてさて、今日も暑いです。
TVのニュースなど見ていると 農作物の管理が大変という話題を よく取り上げています。
今朝も りんご農家の方の インタヴュー・映像を流していましたが、
カメムシの被害や りんごの日焼け、色づき不足などなど 大変ですね。
葡萄にも 起こりうることだ と 思いながら観ていましたが、
北半球の 気候が 例年と大きく違うということだし、今年のワイン なんだか心配です。
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ドイツワインはなかなか掘り出し物やニュースターが現れません
Aug 24, 2010 by toshiaki |ところでこれから東銀座で試飲会です。今回はドイツワインが目当てです。今マスキューでは適当なドイツワインがありません。ターニッシュのバートスチューベKABが完売してから、これといったドイツワインに当たりません。キレがあって爽やかで、甘さ控え目でエレガントなワインが欲しいのです。そうなるとモーゼルのリースリングが最右翼なのですが、ちょっと高い(笑)。2000円前後で売れれば言うことなしなんですが…。ラインガウのガチっとしたリースリングでも良いです。
うーん。
ドイツワインは良い生産者が決まってますから、なかなか掘り出し物やニュースターが現れません。生産地域が限定されてますからね。
それでも代わるものがない味わいですから、店頭のラインナップに加えたいのです。
あるかなぁ?
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リンカーン・シラーズにハマッてかれこれ3ヶ月です
Aug 22, 2010 by toshiaki |Aさん『えーと。今日もリンカーンのシラーズにしようかな(笑)。』
Aさんはオーストラリアのリンカーン・シラーズにハマッてかれこれ3ヶ月です(笑)。
Aさん『マスキューさん、実は私この夏ずっとリンカーン飲んでいるのですが(笑)、ある発見しました。グラスに氷浮かべて飲んでます。実に旨いんですよ。でも邪道ですかね?』
私曰く『あまり聞いたことはありませんが(笑)、酷暑の時は美味しいかもしれませんね。リンカーンは凄く濃いワインですし、酸よりもエキス分やアルコール分が勝りますから、これだけ暑い時は良いかもしれませんね。』
Aさん『この前、夜あまりに暑くて眠れなかったんで、飲み残しのリンカーンに氷入れて飲んだら、これが旨い!スッキリ眠れました(笑)。それから病みつきになっちゃいました。家はエアコン使いませんから、ひときわ旨かったです。』
ここのところの暑さは異常ですから、この飲み方は新しいスタイルになるかも?今度やってみます(笑)。やってもみないで、ハナからダメだと決め付けると足元をすくわれます。真夏のジャパニーズスタイルになるかも?
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来週の土曜日(8月28日)はマスキューの試飲会です
Aug 22, 2010 by toshiaki |そうです!来週の土曜日(8月28日)はマスキューの試飲会です。一ヶ月あっというまです(笑)。
何年か前は8月というとワインシーズンオフという感じで、試飲会はお休みしていたような気がします。インポーターさんもこの時期はまるまる仕事がないような状態だったような気がします。新しいワインが入って来ませんでした。
でもここ何年かは真夏でも白ワインやスパーリングワインをはじめ赤ワインも楽しむ方が増えたような気がします。猛暑日でもエアコンが効いた部屋に居れば、ビールを飲み飽きてから、ワインを飲まれるようです。まあ、いずれにせよワインがどんどん身近になっているように感じます。
そんな訳で今回は新入荷のワインが中心になります。今ワインの配送はすべて温度管理されたリーファーの状態ですから安心です。もちろんすぐに荷を開いてチェックします。いくらリーファーといっても、こればかりは手を抜けません。ダメージを受けたワインを皆さんに売る訳にはいきません。最終的には飲むまでは売れません。
天職なのです(笑)。
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取り扱い決定! ルエダの白ワイン
Aug 21, 2010 by toshiaki |昨日は圧倒的な酸の量に驚かされました。ただちゃんとしているワインは時間が経つと更に良くなります。インチキなワインは抜栓後悪くなる一方です(笑)。
どーなるかなぁ?
そんな訳で二日続きのブログ登場となりました。
旨い!
まず多量のリンゴ酸はグレープフルーツ、レモン、洋梨などの柑橘類を明瞭に思い起こさせてくれます。昨日の尖った酸はフレッシュさを保ちながら、丸みを帯びます。それと同時にワインのボディーに滑らかさが増しています。ミネラル感もワインを引き締めてます。
あと特筆すべきはアルコールっぽさがないことです。スペインワインにありがちな欠点がありません。ルエダはスペイン内陸部ですから暑さは半端ないはず。やはり畑の標高が高いメリットですね。豊満さよりもバランスの良さを優先するニューエレガントスタイルとでも言えますか。
結論は二重丸。取り扱い決定です(笑)。
ちなみにこのワインをパエリアと合わせたら、死ぬほど旨いはず!試さねば!
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スペイン、ルエダの白ワイン
Aug 19, 2010 by toshiaki |ヴェルデホというと肉付きが良く、とてもフルーティな味わいのワインが出来る品種です。
ところがこのワインちょっと違います。
ボディーの豊かさよりもしっかり詰まった酸が特徴的なのです。
えっ!こんな鮮烈なヴェルデホは初めてです。
アルコリックなところもありません。
ミネラル感もあり、緩さがありません。
うーん。
サクサク飲めるワインではありません。侮っていました(笑)。
このワイン入荷したばかりのワインなのですが、リオハからルエダ、リベラ・デル・ドゥエロまで幅広くワインをつくっている『ヴァルサンソ』という生産者のものです。
なんかスター誕生の予感が…。
とりあえず今日も昨日の残りを飲んでみて判断します。簡単には解りません(笑)。
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『ルーマニア』でした
Aug 18, 2010 by toshiaki |昨日の試飲会じつはブルガリアではなく『ルーマニア』でした。
ごめんなさい!
暑さの性です。お許しを!
思い込みの激しい私らしいと家内は冷笑しておりますが、ぐうの音もでません(笑)。
ところで試飲会自体は15アイテムほどで楽でしたが、いままで未知のルーマニアワインでしたので、とても楽しめました。
まずイケメンのルーマニアの男性(大使館の方ですか?)が、日本語でルーマニアのレクチャーです。
「ルーマニアというとコマネチとドラキュラしか知らないと思いますが。」
おー!いきなり痛いところをついてきます。
「ワインつくりはギリシャより古いのです」
たしかに原産地に近いですからね。
「いままで日本で扱いがなかったのですが、この度初めて扱うインポーターさんが出来ました(笑)。」
ふーん。なるほど、それで今回は気合いか入っている訳ですか。実は会場は横浜崎陽軒の2Fにあるイタリアン『イル・サッジョ』で、軽食付きの豪華版なのです。バブルの頃みたいです(笑)。参加者は50名ほどですが、なぜ私に招待状が着たのか謎です(笑)。なお、食べに来た訳でないので食事は遠慮いたしました(笑)。
ところでワインなのですが、カベルネやメルロなどのいわゆる国際品種のワインと地場品種のワインが出展されてました。なかでもバベアスカ・グリという品種から作られたワインはルーマニアでも3ヘクタールしか栽培されてない古代品種とのこと。味わいはなかなか良く、タイトで後味がアプリコットや杏を思わせ、初体験の味わい。柑橘類の香りはしっかりしていますが、重すぎずにグッドですね。
あと白のデザートワインはタマヨアサ・ロマネアスカという品種で、マスカットのようなアロマが強い上、かなり複雑な味わい。これは期待がもてますね。
あと赤はバベアスカ・ネアグラとフェテアスカ・ネアグラという古代品種は面白かったです。どちらもたっぷりしている上にしっかりした酸があります。かなりしっかりした料理でも大丈夫です。共に思った以上にアロマチックで香草や紅茶、タバコのニュアンスがありバベアスカ・ネアグラの方がブラムの味わいがハッキリした点特徴的ですか。
あとともに13%の高いアルコール分がありながら残糖が10グラムほどありそうです。おそらくルーマニアの食事に由来するスタイルだと思いますが、この点改良すれば可能性はかなりありそうです。
これは期待度大です!
経験値上がりました(笑)。
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マスキューも明日から仕事です
Aug 17, 2010 by toshiaki |ところで今日はこれからブルガリアワインの試飲会なのです。場所は横浜駅の近くですから、とても楽です。今回はいつもと違い夜の7時がスタートです。
ブルガリアワインは、昔扱ったことがあります。安い割にしっかりしており、シンプルな味わいに良い印象がありました。
EUが出来る前の話ですから、事情は変わったとは思いますが。たしか当時日本には国産ワインの原料ワインとしてバルクで大量に輸入されていたような気がします。でも瓶詰されたブルガリアワインはほとんどお目にかかれなかったような気がします。政情が良くなり、より良いワイン造りに目覚めれば日本でも沢山売れると思うのですが…。
そんな訳で今日は楽しみです(笑)。
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液体窒素使ってマティーニつくったらどうでしょう
Aug 16, 2010 by toshiaki |昨日の続きなのですが、『都路里』の抹茶パフェです。感動したのはすべての具材の温度に差があり、美味しく食べられたことです。甘酸っぱい柑橘類のゼリーは10度くらいでハッキリ味がわかり、そのしたの生クリームは5度くらいでしたからより鮮明に感じました。更に下のアイスクリームはマイナス10度くらいでしっかり冷たいのですが、冷えすぎて歯がたたないほどではありません。中のフルーツは7度くらいで、冷たすぎず適度な温度ですから食べやすいことこの上ありません。そして底の寒天は10度くらいですから冷たいアイスクリームを食べた後に食べることで舌が回復します。
うーん。
極端に言えば、作ってから冷凍庫に入れて凍らせて食すものではありませんね(笑)。冷たければ冷たいほど良い訳ではありません。冷たいアイスクリームを中心に温度帯の違う具材を入れることで、逆にアイスクリームの旨味と清涼感を演出している訳です。もちろん得意技の抹茶は抜かりがありません。
うーん。
今、高級レストランなどのデザートでは『エルブジ』の真似をして液体窒素で極端に凍らせてミキサーにかけて粉末にしたデザートが流行っています。それはそれで面白いとは思いますが、なんでも冷えていれば良い訳じゃありませんし。過ぎるのはどうかと?だって液体窒素はマイナス196度ですから。味わい云々の冷たさでさありません。
アルコール分も凍ります。
そうだ!
液体窒素使ってマティーニつくったらどうでしょう?これだったらイイかも(笑)。
首尾一貫しないでスミマセン。
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都路里
Aug 15, 2010 by toshiaki |シオサイトの奥でしかもお盆期間ですから人はまばらなのですが、都路里だけは行列です。
こりゃスゴイ!
もともとが『辻利』という老舗茶店が母体ですから、当然抹茶を使ったスイーツには期待が高まります(笑)。
食べてみて訳がわかりました(笑)。
旨い!
クリーム、抹茶、ゼリー、白玉などの味付けとそれぞれの供出温度にすべてが行き届いていました。サービスは普通なのですが、パフェの一つにキメ細かな計算が完璧にされているのです。甘さは控えめなのですが部材の味わいがしっかり感じられました。
味付けの強弱が上手な上、芯を外さない老舗の抹茶にかけるプライドを感じました。
普通の甘味處とはレベルが違いますね(笑)。
チェーン店のレベルではありません。しっかり鍛練した職人仕事を感じました。
たまにはイイものですね(笑)。勉強になりました。
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火曜日まで夏休みとなります。
Aug 15, 2010 by toshiaki |でも夜に飲むワインは決まっています。
何って?
泡ですよ泡(笑)!
ここのところマスキューは泡づいていまして(笑)、特にラングロワ‐シャトーの泡なんか仕入れちゃいましたから、これはもう飲まなきゃ!ということなんです(笑)。
スタンダードのブリュトは普通に旨いのです。フルーティーで、タイトさがあり、とても飲みやすい優れたクレマンです。このクレマン18ヶ月の瓶熟成をしていますから、泡も素晴らしく細やかなのです。
それでいて1980円ですから、この8月イチ押しのスパーリングです(笑)。
売るためには味わいに惚れなくてはなりません!
家内と一晩に2本飲む覚悟です。普段はそんなには飲めませんから、翌日の仕事を考えなくて良い連休でこそ出来る荒業なのです(笑)。
天職なのです!(アルコール中毒ではありませんので。念のため。)
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このワイン調子出てきました-ドメーヌ・ラファージュのコテ・シュッド
Aug 14, 2010 by toshiaki |うーん。
このワイン調子出てきましたね(笑)。もともと濃さがある上、バランスの取れてるスタイルです。とはいえあれだけパワーがありますから、入荷してすぐに本領発揮という訳にはいきません(笑)。やはりしばし置いてあげた方が、良いですね。落ち着きが出ると、奥行きが深く、余韻が長くなったように感じるから不思議です。肉料理に合わせたくなりました(笑)。
ポテンシャルがないワインですと、こうはいきません。どんどん痩せる一方になります。酸のないマッチョなだけのワインではありません。でもコテ・シュッド2007年はもう在庫がほとんどありません。残念!
こうなるとエルマセット2008年の方もそろそろまた確認したくなってきました。新しいヴィンテージが入ってから、まる二ヶ月以上たちましたから、少なくともボトルショックから立ち直っているはずです。2008年ヴィンテージは難しいと言われてますが、ラファージュは問題なさそうだと思いますが…。
ローヌのガントランディーの『ル・デヴェス』も2008年にヴィンテージが変わりましたから比べて見るのも一興?
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フェルミエさんの ポモドラッチョ
Aug 13, 2010 by akiko |優れものです。
ドライトマトを油に漬け込んだもの(ひまわり油と表示してあります)。瓶詰めです。
ピリッと辛いので 唐辛子など香辛料も たくさん漬け込まれているようです。イタリア産。
美味しいんですよ。味わい深くて、トマトの旨みがぎゅ~~っと。
そのままで 赤ワインのつまみに最高。フレッシュモッツァレラと盛り合わせればさらに良し。
煮込んでも 良い味になるので 重宝です。
中途半端な量で残っていた ピーマン・なす・にんじん それにタマネギをスライスして、ベーコンと炒めます。野菜がしんなりしたら 適量のポモドラッチョを 刻んで加えます。さらに赤ワインを少し加えて蒸し煮。
・・・はい、出来上がり!!ポモドラッチョが 味付けしてくれます。 簡単。
これに 軽めの若いうちから 楽しめるボルドー赤は 最高です。
こんがり焼いたパンでも添えれば ビストロも顔負け。
おすすめです。
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シチューの隠し味にアトランティコやチョコレート!?
Aug 12, 2010 by toshiaki |暑さが一息ついたせいでしょうか、ワインをお求めのお客様がちらほらお見えになります(笑)。
『今日は久しぶりに牛肉のシチュー食べようと思うんですが、何か良い赤ワインありますか?なんか急に食べたくなったんです(笑)。』
私曰く『でしたら今一押しはバジリウムのアリアニコですね(笑)。タンニンが柔らかで豊かです。ピッタリですよ!』
『あと新入荷のポルトガルのアトランティコなんか、シチューの隠し味に赤い果物を入れたりすれば感動的な味わいになりますよ。』
お客様曰く『へぇ。隠し味がワインと関係するんですか?』
私曰く『たとえばチョコレート入れるだけでもシチューにコクが出る上、木樽熟成した赤ワインとの相性がとても良くなります。板チョコひとかけで良いですから是非お試し下さい。』
お客様曰く『こりゃイイこと聞いた(笑)。早速やってみよ(笑)。』
こうしてワインにはまる方を増やすのがマスキューの作戦なのです(笑)。
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プリオラート
Aug 11, 2010 by toshiaki |こうして秋が近づいてくるんですね(笑)。まだ秋は遠そうですが。
昨日あるインポーターさんから電話がありました。
『今、近くにいるんですが、ちょっと飲んで頂きたいワインがあります。寄ってもイイですか?』
私曰く
『私はいないかもしれませんが、家内がいますからどうぞどうぞ。』
彼はわざわざワインを下げてきてくれますから、助かります。なんだかんだ言っても飲まないと分かりませんから。電話でいくら良いと言われてもピンときません。
うまく彼には会えませんでしたがグラスにプリオラートのワインがありました。
実は私プリオラートのワインが大好きなのです(笑)。スカラ・ディを飲んではまりました(笑)。奥行きがあり、噛めるような果実味。なによりもリキュールのような凝縮感はなかなかお目にかかれません。
私曰く『おっ!リキュールっぽいね。複雑さがあってイイね。』
家内曰く『セパージュがオキシデンタルだから味わいのニュアンスは昔のスカラ・ディとは違うけど、らしい味わいだよね。』
購入決定です(笑)。
決まる時はこうしてスンナリきまるんですが(笑)。
入荷しましたらお知らせいたします。
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スペイン、ポルトガル
Aug 11, 2010 by akiko |ポルトガルの赤 アトランティコでしょ、スペインのウティエル・レケナの赤でしょ、
昨日は プリオラートの赤と リオハの赤・・・。
もともと ポンティカ系の味わいが 好きなものですから 最高です。
価格も フランス・イタリアと比べると 手頃なので お財布に優しいし 嬉しさ倍増です。
今日は なす・ピーマン・にんじんと豚肉の味噌炒めです。
たっぷりのすりゴマと豆板醤を 味噌タレに加えるのが 私流。
辛いんだけど 風味が増して 美味しいです。
醤油を 仕上げに加えると その焦げた香りが 食欲をそそります。
この おかずには、バリックの気にならない ウティエル・レケナを 少し冷やすといいかも。
楽しみです。
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リンカーン・エステートのシラーズ
Aug 11, 2010 by toshiaki |濃いワインですから、夏場飲むにはちょっと重過ぎるような気がしましたので、少し冷やして飲みました。
おっ!甘い。旨い。
もともと完熟した果実の甘味とコクがありますから、冷やし過ぎなければ美味しく飲めますね。
オーストラリアのワインはマロラクティック発酵を途中で止めますから、リンゴ酸も割と残っています。ですから、濃いけれどもフルーティーさがハッキリしたタイプが多いのです。
リンゴ酸が多い分、冷やして飲める訳です。ミュスカデやドイツワインが冷やすと旨いのと原理は同じです。とは言え赤ワインですから、あまり冷やし過ぎるとタンニンが口の中にへばり付きますからご注意を(笑)。
過ぎたりは及ばざるが如しですね。
13度前後がベストだと思いますが、如何でしょうか?
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面白い統計を見ました。
Aug 09, 2010 by toshiaki |世帯主の年代別にどんな酒類が金額順に多く飲まれているか調べたものです。
消費自体は年々減る傾向なのですが、世代によって嗜好が違っていて興味深いものがあります。
日本酒は断然70代以上がぶっちぎりですね(笑)22.9%。でも20代になると6.8%と淋しくなりますね。
ビールは60代が35.2%でトップですが、どの世代でも30%は越えていますから、世代間の格差がありません。ところが発泡酒になると60代では10.6%と低くなり、消費の多い順は20代の26.1%、30代の23.7%と続きます。可処分所得の差ですかね。
ざっと見ると安定して好まれる種類は世代間の消費偏差が少ないようです。
ワインは40代が7.1%とトップですが、まだまだ消費量は多くありますん。ただ20代で3.7%、70代で4.5%と消費のバラツキが年代間であまりありません。ちなみにウイスキーは60代で3.7%が最高で、20代になると0.4%とほとんど飲まれていません。
うーん。でも最近のハイボール人気で少しは状況は変わりましたかね?
話しは戻りますが、ワインがどの世代でもファンがちゃんといることを知りホッとしました(笑)。この意味健全な市場と言えます。まだまだ小さいですが(笑)。
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ワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時
Aug 08, 2010 by toshiaki |ところでワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時です。この時期日照が不足すると糖度が上がらずに酸味の強いつまらないワインになってしまいます。でも過度の日照は必要以上に温度を上げますから、ブドウが成育をスタックしてしまいます。なんでもスタックすることで過度の高温から身を守るそうです。一般には30度を越えるてスタックが始まると言われています。動物も暑さが過ぎると動かないのと同じようですね。ただブドウにとっては大事な成育期間のことですから、出来上がるワインに影響は大きいことになります。
ヨーロッパも偏西風が北上したため、日本同様な酷暑らしいです。ちょっと心配です。8月後半からでも暑さが和らげば良いのですが。
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シャトー・ピネレが再入荷しそうです
Aug 07, 2010 by toshiaki |あのフランス、カオールの赤ワインです。去年、皆さんにご好評いただいたワインです。最上級銘柄が『ロタンティーク』で「ワイン・スペクター」誌高く評価されてました。
話しは通常銘柄の方ですが(笑)、前回と同じく2005年のヴィンテージです。たしか、濃さがあり、ザクロなどの明瞭な赤い果実味が渦巻いていましたね。あるレストランのシェフはフォン・ド・ボーにザクロを煮詰めたステーキソースをつくりこのワインに合わせていましたっけ。死ぬほど美味しかった!
うーん。
一年経ってワインはどう熟成したでしょうね?去年の状態ではまだまだイケそうでしたから、楽しみです。
先月はバジリウムのアリアニコが再入荷しました。そして今月はシャトー・ピネレの再入荷です。こんなに良いことが続いてイイんでしょうか(笑)?
ちょっとビビってます(笑)。
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面白いワインを発注しました(笑)。
Aug 06, 2010 by toshiaki |クレマン・ド・ブルゴーニュでは赤のアペラシオンがありませんからAOCは取得できませんが、つくりの規格はおなじように瓶内二次発酵でつくられています。
楽しみです。ワイン妄想族の妄想は最早ピーク(笑)。
うーん。きっと残糖分に頼らないスタイルだろうな。タンニンの抽出にこだわらず、低温でエキス分をタップリ引き出して、マロラクティック発酵はさせずにリンゴ酸をタップリ残して。
えーと。
澱抜きの際に新技術をつかって澱を上手く取り除くんだろうな。
こうすれば冷やして美味しい赤のスパーリングができそうだな。ガス圧は強いだろうから邪魔なタンニンと甘さ加減のバランスが大事なハズ。
妄想は止まりません!
入荷が待ち遠しい(笑)。
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アトランティコ
Aug 06, 2010 by toshiaki |ポルトガルの南部の地酒アレンテジャーノの赤ワインです。
ブランド名が『アトランティコ』と言います。ラベルとキャップシールのデザインがカッコイイのです(笑)。とくに洒落たキャップシールのデザインがラベルと妙に合っていて、カッコイイのです。
また味わいも鮮烈な赤い果実ですから、デザインカラーとピッタリの心憎さ!
やられました!
ちょっとニューワールドスタイルではありますが、酸からくる果実味の明瞭さ複雑さは造りの良さの証。
あと900円の値段にまたビックリ。
二度やられました(笑)。
捜せばあるもんですね(笑)。ワイン宗主国ポルトガルの逆襲です。こんな逆襲だったら、もっとして欲しいものです。ポルトガルの奥深さを知った思いです。今後もポルトガルは期待出来そうですね(笑)。
要チェックです。
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ミュスカデの必要条件
Aug 04, 2010 by toshiaki |今こんな気分です。
昔、山口美恵がテレビのコマーシャルで『柴漬け食べたい!』って言ってた感じです(笑)。ちょっと古いですね。
こう暑さが続くと体がミネラル分や酸味を要求します。
酸っぱい冷し中華を食べながら、良く冷やしたミュスカデをグビグビ飲みたいのです。考えただけでも清涼感タップリで良いと思いませんか?
ただこの場合ミュスカデはペラペラの酸っぱいだけのものではイケません!ミネラル分をタップリ含んだ塩辛さがあるくらいのミュスカデでなければなりません。そして切れがあり、後口の美しさも必要です。
ミュスカデの必要条件だと思いませんか?
ミュスカデって高いワインじゃありませんから、多くを望んではいけませんが、これだけは譲れないと思うのです。粗悪な酸っぱいだけのミュスカデを見かけるとがっかりしてしまいます。
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東京X と ポルトガルの赤
Aug 04, 2010 by akiko |ものすご~く 美味しいお肉で 希少だと いうことぐらいしか知らなかったのですが、
食べてびっくり!! 本当に美味しい。 いや、ホント。
脂が とても綺麗なんです。さらっとしていて 口に入れたとたん 溶けてしまうような脂。
胃にもたれない感じで、いくらでも食べられる。肉質も 柔らかで、匂いも上品。
姪に 感謝感謝です。 珍しい美味しいものを ありがとう。
その 東京Xにあわせたのが 新入荷のポルトガルワインです。
綺麗な果実味、ほどよい凝縮感。ボディがしっかりして のびやか。力のあるタイプですが、
赤系果実のニュアンスとプラムなどで 可愛さもある。おいしいです。
たっぷりとしていますが 他を圧するような 自己主張の強い味・香りでないのが二重丸。
なかなかの ワインです。
ただ、届いたばかりのためか 若いためか 若干の粗さが 気になります。
東京Xの上品さと この粗さが 少々 ミスマッチで 残念でした。
ポルトガル赤、10日後 くらいに もう一度 試飲してみます。
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『私を楽しんで』って言っているような木箱
Aug 04, 2010 by toshiaki |ふふふ。
この木箱すごいでしょ(笑)。
さて中身は何でしょう?
答はマストロベラルディーノの『モレ・マイオルム』2000です。
箱とワインの味わいは別物ですから、箱でえばる必要ありませんね(笑)。失礼いたしました!
この白ワインイタリア、カンパーニャの「タウラージ」の巨匠マストロベラルディーノがつくったフィアーノ・ディ・アヴェリーノです。マストロベラルディーノが見出だして今日DOCGにまでなった南イタリア在来の地場品種なのです。この2000年ヴィンテージはまだDOC表示で昇格前のものです。
肉付きが良く深みがありフローラルなフィアーノ種ですが、熟成したものはまだ飲んだことがありません。ですから今回蔵出しでのバックヴィンテージの初入荷に飛びつきました(笑)。
美味しいんでしょうね(笑)、きっと。
箱が『私を楽しんで』って言っているような…。
妄想が掻き立てられます(笑)。
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シェリー、私はアルコール添加しないタイプのフィノが好きです
Aug 02, 2010 by toshiaki |私はモンティリア・モリリスやマンザニージャなどのアルコール添加しないタイプのフィノが好きです。比較的軽いタイプが多いので、好みが別れるところではありますが…。
でもデルガド・スレタの『ラ・ゴヤ』は飲み応えがあってグッドなのです(笑)。マンザニージャのフィノですからアルコール分は15%と控えめですが、パロミノ100%の明瞭で曇りのない味わいは、飲むと活力が湧きます(笑)。
うーん。
沢山飲まなくとも満足感が得られます。果汁の濃さに比例しますね(笑)。夜お風呂上がりにバニラアイスを食べながら『ラ・ゴヤ』を飲むととても幸福な気分になれます。こんな時はメタボなんか気にしません(笑)。喜びが優ります!
でも毎日これをやる勇気がないのが、中高年の悲哀。たまに家族の目を盗んで、一人悦楽の境地に浸ることは罪悪でしょうか(笑)?
ささやかな楽しみなんですが。
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暑いです
Aug 02, 2010 by akiko |でも 暑い!!
そんななか 試飲会にご参加くださいまして、ありがとうございました。
赤ワインばかりでしたが、いかがでしたでしょうか。
夏でも 美味しく飲めるものを、と 選びました。
単純に軽くてフルーティなだけのものは やはり飽きてしまいます。
それなりの 重さ・凝縮感、熟成によって生じた深み・複雑さ・・・。
それを 備えたものは じわりと 体に染み入るような 優しさ・美味しさがあります。
美味しいワインで 夏を元気に乗り切りたいですね。
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試飲会への御来店ありがとうございました
Aug 01, 2010 by toshiaki |暑い暑い中、まずはシャンパンですよね(笑)。
ウェルカムはJ.ラサールの『プレファレンス』。バランスが良く泡もしっかりしています。ある意味完璧なスタイルです。ハーフサイズだったこともありますが、口栓の金具を外して立て、ナプキンで掴もうとする前にコルクが天井に命中!ビックリしました(笑)。でも全く吹きこぼれがないのに二度ビックリ。やはり5気圧以上のガスがしっかり溶け込んでいるのを実感しました。
一番乗りのWさんご夫妻のご主人がしみじみと「シャンパンを飲むと幸せを感じる。」とおっしゃってたのが印象的でした。
J.ラサールの『プレファレンス』はもちろん美味しいシャンパンなのですが、昨日のように暑い折、一番力を発揮しますね(笑)。ワイン自体の旨さや味わいの特徴を越えた美味しさを感じていただけたみたいです。TPOは大事ですね(笑)。
さてベガレッリのランブルスコ・ディ・ソルバラ2008年です。
「うーん。私はソルバラ初めて飲みましたが、他のランブルスコと比べると自然で良いですね(笑)。作り物っぽくないよね。」筋金入りのワインアドバイザーのKさん。
私曰く「ベガレッリのランブルスコは筋子に合うんですが、他のランブルスコだと合わないんですよ(笑)。もちろん生ハムには合いますが…。」
家内曰く「ベガレッリのランブルスコは極上の本物の生ハムにピッタリですよね。」
美食家のOさん「今日マグロを頼んだんだけど、マグロと相性はどうかな?」
ちょうどイタリアレストランのギャルソンTさんがおられました。Tさん曰く「そーですね。香草をちょっとまぶして表面を少しだけあぶって、鍋で詰めたバルサミコをかけて召し上がると良いと思います。」
さすがプロ!ベガレッリのランブルスコにしっかりとリンゴ酸が入っていることを見逃しません。
さて次ぎはスペインのスーパーコストパフォーマンスワイン『トーレ・オリア2005年』です。
「えっ!なんでこんなに安いの?」
「こりゃ値段に騙されるね(笑)。」
「この値段でこんなワイン買えたら、国産ワイン売れっこないよね。」
「このワインってスペインスタイルなんですか?」
訂正させていただきます。最初のテンプリーニョの印象はとてもらしい味わいでしたのでスペインスタイルと説明しておりましたが、後半になって果実のアロマが明瞭さを増してボルドーのような佇まいを感じました。やはりバリックで熟成した意味が味わいにありました。見落としてました。スミマセン。
本日のトップセラーになりました(笑)。
さてバジリウムの『アリアニコ・デル・ヴルトレ2005年』です。皆さん2004年も飲まれてますからその評価は?
「柔らかくてイイよね~。しかも深い!」
「2004年より力強いね。まだ熟成しそうだね。」
「あと何本あるんですか?バジリウムってもうないんでしょ?」
そーなんです。我々としても沢山売りたいワインなのですが、在庫するにも限度がありますので…。精一杯抱えようとは思いますが...…。何分資本力が…。無くなってもお許しを!
そして久しぶりのブルゴーニュ・ピノ・ノアールです。ロシニョール・フェヴリエの2008年です。実は、これって中身はヴォルネイなんです(笑)。
「ピノ・ノアールって派手でイイなぁ(笑)。」
今日はポンティカ系のワインが続いてますから、ピノ・ノアールの鮮烈なアロマが引き立ちます(笑)。
「色は濃くないけど、味わいがしっかりハッキリしてて旨い!」
「ピノ・ノアールってなにものにも代え難い品種ですよね(笑)。」
私曰く「2008年のブルゴーニュはバラツキがあるので、お買い得なワインを見つけるのが難しいです。また円高といってもブルゴーニュはあまり下がりませんね(笑)。」
さて最後はイタリア、ヴァレ・ダオスタの新星エリオ・オッテンの『フメン2008年』です。
「えっ!」
皆さん言葉を失うインパクト(笑)。
私曰く「梅干しみたいでしょ(笑)。」
「メルロはプラムだけど...、こんなには酸が無いはず...。でもとんでもなく深い!植物のような複雑なニュアンスもある!」
「こんなワインあるの?」
私曰く「私もヴァレ・ダオスタのワインは初体験なのですが、彼の地でも一般的なワインではないですね。まだ瓶詰めを始めて二回目のヴィンテージですから。」
「でも梅肉を使った料理なんか合うかも、そうすると和食にもイイかも?」
私曰く「プロの料理人に意見を聞きたくなるようなワインですし、食べ合わせのインスピレーションをかきたてられますね。」
しばらく時間がたつとハイビスカスや薔薇などの香りが増し、液体に粘性が増してきます。でも試飲会の時間内には全体像は解りません。
「このワイン熟成するとどうなるんですか?」
私曰く「どうなるか解りませんが、熟成の果てまで知りたいワインです(笑)。少なくとも熟成しない訳はありません。」
「酸とかタンニン、エキス分の量がハンパないにもかかわらず、無理なアルコール分が感じられない、とんでもないポテンシャルを秘めています。」
ワインの多様性を思い知りました。
暑い中足を運んでいただきどうもありがとうございました。
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