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玄人筋で人気が高いです-シャトー・ギヨン・ナルドー

Dec 07, 2010 by toshiaki |
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シャトー・ギヨン・ナルドー1996年良いですね。
特に玄人筋で人気が高いです(笑)。このワインは木樽熟成した後、ステンレスタンクで貯蔵熟成し、この秋に瓶詰出荷されてます。ですからまず第一に澱がありません。あとコルクが新しいのでワインに個体差がありません。このワインを飲むと、このやり方の方がワインにとってはベストだと思います。

ただタンクにはかなりの量のワインをストックしなくてはなりません。それはその間お金にならない訳です。余裕が無ければできませんし、単に経済性至上主義の経営者ではお金があってもやりません(笑)。

うーん。

我々飲み手にとってはとても嬉しいワインなのですが、当たり前のワインとは考えてはいけませんね。あとこのワインが15年以上生命力をキープ出来るという生産者の自信と品質の高さは脱帽もの。10年も持たないグラン・ヴァンが、普通にあることを考えると…。

ワインの品質って?

考えさせられちゃいますね。

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ワイン造りもラグビーの試合も、人が協力してやるところは同じです

Dec 05, 2010 by toshiaki |
今年のラグビー対抗戦は面白かったですね。今日の早稲田大学VS明治大学の戦いは見応えありましたね。結果は早稲田が勝って優勝でしたが、早稲田は慶應に負けて、明治は慶應に勝っての、デットヒートです。スーパースターはいないようですが、選手一人一人のひたむきなタックルとボールへの執念は素晴らしかったです。
私はラグビーに関しては、慶應のラグビーが好きです(笑)。特別なスター選手はいませんが、ひたむきなタックルをひたすら繰り返す泥臭いスタイルには心打たれます。今回早稲田に勝った試合には泣かされました!
やはりライバルがいて切磋琢磨凌ぎを削りあってこそ、盛り上がります。早稲田の緻密なしたたかさ、明治の愚直さ、慶應のひたむきさ、各校伝統のスタイルを守りながら更に強くなっているところが凄い!
これってワインのテロワールやアペラシオンに通じますかね(笑)?冗談みたいな話ですが、両者とも人が作る点共通してますから、まんざら妄想というなかれ(笑)。ワイン造りもラグビーの試合も、人が協力してやるところは同じです。

ともに個性と意思疎通が大事!

落語の謎掛けみたいかな(笑)。

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最近、英語が自由に話せたらイイなと思います。

Dec 04, 2010 by toshiaki |
字幕なしに原語でネイティブのようにみれたら…。ヨーロッパのワイン生産者と通訳なしに話せたら…。
じつは先日あるフランスの生産者に問い合わせのメールをしました。拙い英語で、とりあえず意味だけは通じたかと?時間はかかるし、大汗かいちゃいました(笑)。

もともと英語は好きで、大学の学部も英文科なんて良いななどと考えたこともありましたが。
こうなったら一念発起してやりましょうか。いま雑誌や新聞の広告欄には英語学習の宣伝が沢山載っています。どれがイイんでしょうね?
野望なのですが(笑)、あの英語の試験受けてみたいのです。「トイック」でしたっけ(笑)。憧れちゃいます。何点くらいとれたら、英語が役に立つんでしょうね?

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天候やら作柄が気になるようになりました

Dec 04, 2010 by toshiaki |
今日は妙に暖かかったですね。朝に大雨は降るしビックリしました。また、朝店に入ると冷蔵庫のガラスが結露してびっしょり。こんなこといままで記憶にありません。暖かい湿った空気が流れ込んだのが原因にしても、もう12月です。温暖化の影響なんですかね?気味悪くなります。
植物にしても、寒い冬があり冬眠期間が必要です。寒い時にしっかり休むサイクルが狂ったら、来年の収穫に影響しそうです。もう来年のことが心配になります(笑)。

ワインを扱うようになってから、天候やら作柄が気になるようになりました。諸々の環境の影響が、味わいにダイレクトに反映する特性がワインにはあります。そこに私の妄想が触発、増幅されます。これがまた楽しい(笑)。
でもあまりにも天候がイレギュラーだと、妄想をしてる場合ではありませんね。妄想も出来ない作柄だけは、見たくありません。

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またまた 気になること

Dec 03, 2010 by akiko |
ローマ時代の 料理本、引き続き読んでいます。
今回の気になること とは バラワイン。
レシピでは 新鮮なバラの花びら(色のついていない部分は取り除く)を 大量に用意する。
それを 数珠繋ぎにして ワインに漬け込む。
4日ほどで バラを取り出し、新しいバラに替える。
この作業を 3回繰り返す。     と、なっています。 豪華。

やはり このレシピにも ワインの種類は書かれていないので 想像するしかないのですが・・・。
マストロベラルディーノや フェウディ・ディ・サングレゴリオが 作っているような
重めの果実味がしっかりして コクと優しい甘みの白ワインを 利用したらすてきだ思いませんか?
ワインに ほんのりバラ色が移ったら なお素敵。
CHサン・ロックの ピンク色 あるいは CHクープ・ローズの赤が強いロゼ色、
そんな風になったら本当に!!素敵。  ろまんちっく・・・。

??ところで ローマ時代って 今の栽培品種みたいな 綺麗な色のバラがあったのでしょうか。
またまた 気になります。

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シャトー・サン‐ロック

Dec 03, 2010 by toshiaki |
南フランス、ルーションのペルピニャン近郊の自身のドメーヌ・ラファージュで、バラエティーに富んだワインを造っていたJ.M.ラファージュさんが新しく葡萄園を取得しました。

ルーションの内陸部、ヴァン・ドゥ・ナチュレで有名なモーリの地。標高120~300mに広がる40ヘクタールの広大な葡萄園です。なんでも村一つごとの葡萄園らしいです。そこでは植物の生態系を考え、葡萄だけではなく土壌のタイプや日照の角度に応じて様々な植物を植えました。サブステナル(環境保護)農法として認証を取得しました。

また、このシャトー・サン‐ロックには樹齢の高い葡萄が植えられています。例えば、シラー30年、グルナッシュ・ブラン70年、グルナッシュ・ノアール100年!

その古木の葡萄をふんだんに使い、それぞれのタイプに適した方法でワインを造っています。印象深い美味しいワインを生み出しています。
エル・マセットやキュヴェ・ニコラ等のドメーヌ・ラファージュでもシラーを使っていましたが、それでもやはりグルナッシュが主体。ところが、このシャトー・サン‐ロックではシラーを多用。軸足をシラーにおいています。そのため全体として、強く硬い印象をもつワインに仕上がっています。ラファージュさんの新しいチャレンジと言えますね。今後の展開が楽しみです。

>> コート・デュ・ルーション 白 ヴィエイユ・ヴィーニュ シャトー・サン-ロック
>> コート・デュ・ルーション ヴィエィユ・ヴィーニュ ロゼ 2009年 シャトー・サン-ロック
>> コート・デュ・ルーション ヴィエイユ・ヴィーニュ 赤 シャトー・サン-ロック
>> コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ『シメール』 赤 2008年 シャトー・サン-ロック

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このワインでタンシチューに合わせたら、感動します

Dec 02, 2010 by toshiaki |
12月に入りましたが、あまり冬らしくありませんね。まあ、寒さが厳しければ「寒い、寒い」と連呼しているでしょうが(笑)。

ワインもボジョレー・ヌーヴォが一段落して、トップシーズンに入りました。でもこんなに暖かいと、いまひとつです。暖かいシチューを食べながら、しっかりとした赤ワインを楽しむにはもう少し寒いほうがよろしいかと…。

今日あるワインバーのお客様から『これから寒くなるのでタンシチューを出そうと思うのですが、良いワインありませんか?』と聞かれました。迷わずアリアニコ・デル・ヴルトレを勧めました。あのバジリウムの赤ワインです。

私曰く、『このワインでタンシチューに合わせたら、感動します!』

あー、考えただけでよだれが!

ただし在庫がもうあとわずかです。やっとワインもピークの状態に入ってきて美味しさを増してきたのですが、その時は補充が効きません。だいたいこのパターンです(笑)。

今月は欠品との戦いです。

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エルネス・ラペノー好評です

Dec 02, 2010 by toshiaki |
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エルネス・ラペノー好評です(笑)。
この年末お勧めのシャンパンです。先日シャンパン好きのNさんがおしゃってました。

『あー!マスキューさんエルネス・ラペノー扱っているんだ!じつはこないだのシャンパンパーティーで飲みました(笑)。厚みがあって旨いんですよね。ヴーヴ・クリコに近いスタイルでイイんですよね。』

さすが事情通、情報が早い!

インターネットでも情報が流れているようで、今日何件か問い合わせの電話をいただきました。何かの雑誌にでも掲載されたんですかね?

確かに3000円を切る値段でシャンパンを売るのは久しぶりです。今、円高ですから、安いシャンパンのオファーはだいぶありますが、大体が外れの産地で造った粗悪なものが多いのです。やはり良い畑が限られているところに原因がありそうです。なかなか安くて旨いシャンパンを探すのは円高の昨今にあっても難しいのが現状です。ましてや有名ブランドは無理。

そうなるとレコルタン・・マニュピュラントを探すのも手ですが、あまりにも無名なものは避けた方が賢明かと。まあ、試飲できれば良いのですが。先日あるお客様のところで『2000円でインターネットで買ったんだけど、どう思いますか?マスキューさんちょっと飲んでみてよ!』
飲んでみましたが…。

安いからといって買わないように。ご注意を!

犯罪的味わいでした。

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やはりラファージュさんです!

Nov 30, 2010 by toshiaki |
シャトー・サン‐ロックの赤、凄かったです。
スタンダード・キュヴェのサン‐ロック2009年は抜栓後まる3日すると、シラー特有のベリーの香りが全開です。抜栓直後のくぐもった感じが嘘のようです。ローヌのシラーでもなかなか到達しないレベルです。雑味がなく隠すものがないクリアネスがあります。かなり手をかけて栽培、醸造しています。安直な早飲みの赤ワインではありません!
うーん。
どうやらシラーの果実味を明瞭に表すことが目標のようです。たっぷり熟成に時間をかけないで、あの赤や黒のベリーの香りを表したいようです。
チャレンジです!
いままで誰も成した生産者はいないのでは?ましてやルーションはグルナッシュが優位ですから、尚更です。シラーをセパージュに加えることで、全体に芯が通りワインには深みが加わります。南フランスでは基本的な概念だと思いますが、明瞭さと飲み易さを兼ね備えたシラーとなると…。
まだまだ抜栓直後から全開にはなりませんが、楽しみです(笑)。
頑張れラファージュ!

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気になること

Nov 30, 2010 by akiko |
先日の 試飲会、たくさんのご参加 ありがとうございました。
JMラファージュ氏の CHサン・ロック、どれも 美味しかったですね。私自身もびっくり。
やはり 時間をかけて じっくり飲むタイプのワインなのでしょう、特に赤は・・・。

ところで いま ローマ時代のお料理について書いた本を読んでいます。
図書館の料理本コーナーで見つけました。 
その レシピを読んでいると、
ワイン、甘口ワイン、ブドウの搾り汁 という 3つが 頻繁に出てきます。
煮たり焼いたりするときに使う・臭みを取るために使う・甘みづけに使う というのが 主な用途です。
飲むためだけでなく 料理でも重要な役割があったんですね。
ただ 品種や産地には あまり 記述がないのです。
作者とされる人物(アピキウス・・・だったっけ?)は 書き残していないのでしょうか。

気になります。

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柿の熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?

Nov 29, 2010 by toshiaki |
昨日は中学生からの友達A君から電話がありました。

A君、『どうもどうも、ご無沙汰。庭で柿もいだんだけど、食べる?』

私曰く『それはそれは、ありがとう。遠慮なくいただきます(笑)。』

古くからの友達ですから話が早い(笑)。
そんな訳で思わぬいただきものをしちゃいました。

私、柿が好きなのです。あの熟した甘さ、ローヌのグルナッシュに共通すると思いませんか?あの甘さに郷愁を覚えてしまいます。
熟した柿はタンニンも熟してこそ旨いです。どうやら柿も葡萄同様に、先に果肉部分が完熟してから何日かしたのちタンニンが熟すと思いませんか?見た目美味しそうでも、渋かったりします。ちょっと果肉が柔らかくなり、握ると潰れそうなくらいだと、確実に甘く美味しい場合が多い気がします。過熟の状態です。

私の思い込みですかね?

葡萄と柿は違いますか?

でも販売するには果肉があまりにも柔らかいと、適さないかもしれません。そうすると店頭で売っている柿は品種改良を重ねた労作に違いありません!調べてみなくては!

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試飲会レポート

Nov 29, 2010 by toshiaki |
昨日はお忙しいところご来店いただきありがとうございました。

まず最初のサン‐ロック白 2009年です。あのラファージュさんの新ドメーヌです。始めは氷で10分ほど冷やしました。
『飲みやすいね。でも南フランスっぽくないですね。』
『軽くてガンガンいけそう(笑)。』
でもしばらく経って温度が上がると…。
『あれ?軽いけど軽くない?』
『飲みやすいけど、軽くないよね?重い訳じゃないんだけど…』
私曰く『そーなんです。実はかなり酸があります。ですから基本的には緻密なワインです。ただ温度が低いと隠れてしまいます。ですからワインの数が多い試飲会で、冷やして供出されると素通りしてしまいます(笑)。』
『梨やポワレみたいな香り!こりゃ南フランスっぽくないね(笑)。ブラインドでやったら北のワインって答えちゃうね(笑)。』
『そうそうロワールとか』
私曰く『このワイン収穫して瓶詰は年内の12月にしてしまいます。途中空気に触れないようかなり配慮されるようです。全く酸化しないでフレッシュなまま瓶詰することを考えたようです。ですから抜栓後時間の経過とともにだんだん重くなって行きます(笑)。新たな試みです。』
『よく白ワインはスキンコンタクトを長くしたり、シュール・リーしたり、長く果皮と接触させて厚みをだす方法が一般的だと聞きますが、このワインは発想が真逆なんですね?』
私曰く『そのようです。果実の濃さと良さに自信があるのでしょうね。』
さすがラファージュ!

そしてつぎのロゼです。
『甘くて美味しい(笑)!でも甘ったるくない上品な味。』
『口当たりは軽いけど、口の中で広がるね。』
『香りは赤ワインだけど、舌ざわりは白ワインじゃない?』
私曰く『そーなんです。シラーの強いタンニンを除いて、果実味だけを抽出したみたいな味です(笑)。こんな味わいは経験したことがありません。最初に口の中に広がる甘さはグリセリンでそのあと舌の脇から感じる甘酸っぱさは酸からくる甘さです。構成がしっかりしてます。』
『柔らかくて、優しくて、ベリーの果実が綺麗ですよね。でもしっかりしてるから料理に幅広く合いそうですね。』
『こりゃ旨い!』
『シラーのイメージが変わりました(笑)。』
ちなみに今回の試飲会のトップセラーとなりました。

そして赤です。まずはサン‐ロックのスタンダードキュヴェです。
『濃くて美味しい!』
『うーん。シラー独特の荒さがない!』
私曰く『この赤も白、ロゼ同様にフレッシュネスを生かした造りをしています。収穫の翌1月に瓶詰しており、木樽などは一切使いません。でも果実の良さと強さが勝り、まだ閉じています(笑)。12時に抜栓しておきましたが、なかなか開きませんね。』
ベリーのらしい香りが出たのは、7時頃になってからでした。しかも12時にグラスに注いでおいたワインです。デキャンターしておいても7時間かかりました。スタンダードクラスでこのパワーは出色です。ミクロ・オキシダシオンしてないんですかね?

さてサン‐ロックの上級キュヴェ『シメール』2008年赤です。
『うわっ!すんごい!』
『これは凄い。全てが圧倒的ですね。底知れないね。』
私曰く『このワイン、新樽発酵や木樽熟成していますが、樽の風味がほとんどしません。それを覆い隠すタンニンや密度があります。』
『たしかに樽香がしない!相当なモンだね(笑)。でも果実味は凄いけどハッキリしないよね。まだまだ時間がかかりそうだね。』
『奥になんか居そう(笑)。』
『これってセパージュは何ですか?シラーのようでそうではない(笑)?』
私曰く『樹齢100年ほどのグルナッシュ・ノアールがメインで、あとはシラーが30%それとカリニャンですか。クラシックなスタイルです。ドメーヌ・ラファージュのキュヴェ・レアやニコラよりも閉じた感じがしますから、酸ののりがサン‐ロックの方が良いのかもしれません。ドメーヌ・ラファージュより内陸部に20kmほど入りますから、その分標高も高くなり寒暖差が増すことが影響してるようです。』
『それがテロワールの影響なんですか?』
私曰く『そうとしか理解できません。それとサン‐ロックは地球環境に配慮した農法で認定をとったようです。詳しくはまだ解りませんが、葡萄だけではなく様々な植物を植えて生態系に配慮した自給自足が出来るような、循環農法のようです。』
『昔の農村のスタイルですね。今、フランス政府はそんな農業に補助金を出してるようですよ。』
さすが事情通のIさん。

ラファージュさんの意図がちょっと伺えたような気がしました(笑)。

さて最期はボルドー蔵出しのオールド・ヴィンテージです。
シャトー・ギヨン・ナルドー1996年 赤 コート・ド・フラン
『切れがあって伸びやかだね。でもボルドーらしくない?やっぱりアペラシオンの特徴かな?』
『これってセパージュはなんですか?』
私曰く『メルロが80%であとカベルネとフランが10%ずつです。メルロがボルドーらしいプラムの味わいじゃなく、ベリーの香りがします。ベルジュラックに近い感じです。』
『あー、ベルジュラックに近いもんね。』
伸びやかで鋭角的ではありますが、広がりのある美しさはあまり経験したことのない味わいですね。
好みの別れるところかもしれません。ただこのワインに合う料理とならば、きっと好きになるはず。

そしてメドックのブルジョワ級シャトー・ラ・ヴァリエール1995年です。
『革やら土やら古酒のニュアンスが凄いね。こりゃチーズを食べながら飲みたいね。』
『ボリューム感もかなりあるね。やっぱり1995年って良い年なんだ。』
私曰く『さっきのナルドーは樽熟成の後大きなタンクでずっと熟成させたものを瓶詰出荷していますが、このヴァリエールは樽熟成後に瓶詰してそのままセラーで熟成していました。このため瓶内熟成が長いヴァリエールは、革や土といった還元臭がでます。』
『でもこのワイン若さがまだまだあるみたい。だんだん香りが開いてくるよ。』
『落ち着いてくると、強さが出てくる。じつはかなりのフルボディーのワインなんだ!』
『こりゃかなりのもんだ(笑)。王道をいってるね。』
ボルドー好きはやはりヴァリエールに心奪われるようです(笑)。

昨日はどうもありがとうございました。

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さあ、明日は試飲会です。

Nov 26, 2010 by toshiaki |
天気は大丈夫ですかね?

あとラファージュさんの新ドメーヌ、ドメーヌ・サン‐ロックの初登場です。ちょっと緊張しますね(笑)。
私曰く『サン‐ロックの赤、凄くイイんだけど、開けてすぐだと解りにくいよね。デキャンターしちゃおうか』
家内曰く『そーだよね。でも、デビューいきなりデキャンターっていうのもなんだよね。だったら半分デキャンターして、半分はそのままってどう?』
私曰く『全部デキャンターしたのと変わらないんじゃない(笑)?でも、あれだけの密度感はチビチビ注いでたら当日は出ないしな。じゃあそうしよっか!』
サン‐ロックの赤は最初エレガントなので、凄さに気がつきません(笑)。3日目くらいに香りが吹き出るとんでもない代物なのです。しかも木樽は使ってませんから、想像外のワインなのです。
恐るべきスタンダードワインです。
明日皆さんの感想が楽しみです。

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コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ2002

Nov 26, 2010 by akiko |
一昨日、昨日と クロズリー・デ・アリジエールのコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ02を 飲んでいました。
これが また 美味しい。価格もやさしくて すっごく 嬉しいワイン。
可愛らしい果実の旨み イチゴやすぐりに 熟成の風味が うまく 絡み合っています。
昨日なんて、(やや 細身かな~と 思うものの)腐葉土や枯葉、皮革のニュアンスが 出てきていて
まさにまさに 私の好みに的中でした。うん、やっぱり 熟成したワインはいいな。

ところで ワインの産地って 飲んだだけで判りますか?
情けないことに わたしはまったく 自信がない。
日ごろから 注意深くワインを飲んでいれば 格段に違うのかもしれませんが、
美味しいことのほうに 夢中になってしまって だめだめです。

それでも 何かの拍子に ぴぴぴっと 繋がることがあるんですよね。
ばらばらだったピースが揃ったり。・・・そういう時 誰かに説明するのがなかなか難しいのですが。

昨日の コート・ド・ボーヌV2002が まさに それで、
ボーヌの味わいが ぴたっと 頭に固定できたって感じています。

明日は 試飲会です。残念ながら このコート・ド・ボーヌは 試飲ワインではありませんが・・・。
ご来店 お待ちしております。
 

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ドモアゼル・クレア

Nov 25, 2010 by toshiaki |
足りなくなりそうです。
ドメーヌ・カザバンの『ドモアゼル・クレア』です。
南フランス、ミネルヴァのとなりのカバルデスというあまり馴染みのないアペラシオンのワインです。

セパージュもシラー60%、メルロ40%とかなり変わっています。

まだまだ将来性はあると思いますが、角の無いタンニンと構成が素晴らしいのです。もちろんボリューム感やグリセリンの甘さも圧倒的なのですが、有りがちな甘いだけのワインではありません。
品があるのです。

南フランスのワインではあまり経験したことのないスタイルです。不思議です(笑)。セパージュが作用しているのか?アペラシオンのせいか?それとも作り手か?

うーん。

なんででしょうか?妄想癖がうずうずします(笑)。

他の生産者のカバルデスのワインも飲んでみたいですね。

はっきりしているのは、近いうち在庫が無くなることです(残念!)。

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だからメメント・ネグロが人気ある

Nov 25, 2010 by toshiaki |
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メメント・ネグロ2006年やはり人気ありますね(笑)。

ラファージュさんがプロデュースしたスペイン・プリオラートの赤ワインです。

プリオラートのワインってやはり特別ですよね。自然な濃さ、酸の濃さがあります。良く比べられるリベラデル・デュエロはたしかに品の良いエレガントさがありますが、プリオラートのワインは力強さとエレガントさの両方があります。

でもあまり、あれやこれやと手を加えると個性を失うような気がします。明瞭さと飲み易さだけを追求すると、逆にグローバルな有りがちなワインになってしまいます。

このワインはそうなるギリギリのところで踏み止まっているような気がします。

うーん。

飲みやすくて、美味しいワインはたしかに良いワインに違いないですが、少なくともそれに個性が必要です。比類ないような個性があってこそ、飲み手の心が動きます。

だからメメント・ネグロが人気あるんですね(笑)。マスキューのお客様は目が高い!

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11月27日マスキュー店内試飲会

Nov 24, 2010 by toshiaki |
今週の土曜日11月27日マスキュー店内試飲会をおこないます。
時間はいつも通り14時から20時30分まで。お手すきの時間にお越しくださいませ。

一ヶ月あっという間です(笑)。今月は月初から新酒に追いまくられ、気がついたらもう試飲会です。気がついたら新年になっているかも(笑)。

まずはドメーヌ・ラファージュの新たなドメーヌ、ドメーヌ・サン‐ロックをご紹介いたします。この新たに取得したドメーヌ・サン‐ロックはルーションのモーリー村にあります。ドメーヌ・ラファージュがあるペルピニャンから内陸に20kmほど入った高地にあります。古樹が多く起伏に富んだ地形から面白いワインができるようです。またサステナブル農法という環境保護農法で新たなチャレンジをしています。2007年取得ですから、まだ試行錯誤がありますが。ラファージュ教の教祖を自認する私としましては、扱わない訳にはまいりません(笑)。
とりあえず飲んでみましょう。

〇サン‐ロック 白 2009年 コート・ デュ・ルーション1680円税込み
樹齢70年のグルナッシュ・ブラン80%とマルサンヌ20%からつくられます。低温で発酵後、木樽を使わず12月には瓶詰します。ありがちな重ったるさがないエレガントなワイン。バランスも良いのです。

〇サン‐ロック ロゼ 2009年 コート・デュ・ルーション1680円税込み
シラー80%、グルナッシュ・ノアール20%でつくられてます。カリフォルニアのブラッシュワインの直接圧搾法で美しいピンク色になってます。シラーの果実味がタンニンなしに味わえます(笑)。シラーの一面を美しく見せてくれます。

●サン‐ロック 赤 2009年 コート・デュ・ルーション1680円税込み
樹齢30年のシラー60%、樹齢80~100年のグルナッシュ・ノアール40%からつくられます。これ聞いただけでワクワクします(笑)。赤ワインとしては比較的低温で発酵したのち、翌年1月に瓶詰します。
パワーあり過ぎなエレガントさ?
当日デキャンターするかもしれません。

●『シメール』 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ 2008年 赤 シャトー・サン‐ロック 2145円税込み
樹齢100年のグルナッシュ・ノアール 60%、シラー30%、カリニャン10%でつくられ、平均50年以上の樹齢だそうです。
超低収量、発酵前に5℃で15日間のコールドマセラシオン、500Lの新樽で4週間の発酵後、新樽60%、1年使用樽40%で熟成します。
味わいは超ド級!
これもデキャンターしたほうが良いかも。

そして新入荷のボルドー・オールド・ヴィンテージです。

●シャトー・ギヨン・ナルドー1996年 フランス ボルドー コート・ド・フラン 1485円税込み
ボルドー、コート・ド・カスティヨンの隣、ベルジュラックに一番近いアペラシオンです。木樽熟成後アッサンブラージュしてタンクで貯蔵熟成したワインです。
熟成した硬質のタンニンは素晴らしいの一語!じっくり楽しめますぞ!

●シャトー・ラ・ヴァリエール1995年 ボルドー・メドック クリュ・ブルジョア
1980円税込み
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%のセパージュ。じつに柔らかで奥深い。やはり熟成のなせる技。
じつに旨い!
もちろん蔵出しです。

皆様のお越しお待ち申し上げます。

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アップル・ツリー・フラット メルロ 2008年

Nov 23, 2010 by toshiaki |
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相変わらず美味しいですね(笑)。

アップル・ツリー・フラット メルロ 2008年です。オーストラリアのローガンさんがつくる果実爆弾です(笑)。

じつは先日あるお客様から『パーティーやるんで1000円くらいのワインを20本くらい欲しいから。』とご注文いただきました。マスキューの得意な価格帯です(笑)。後日お電話いただきまして、特にアップル・ツリー・フラットをお褒めいただきました。

『どれも旨かったけど、あのオーストラリアのアップル・ツリーは凄く良くて、あっという間になくなっちゃったよ(笑)昔懐かしいアンズの駄菓子を思い出しちゃったよ(笑)。』

私曰く『そーでしょう。そーでしょう(笑)。濃くて明瞭ですから、あのワインは目立ちます。』

そうなんです。「濃くて明瞭!杏の爆弾!」

オーストラリアのワインはどちらかというと「濃くてタップリでも緩い(笑)」、ワインが多いのですが。

やはり高地の冷涼さがアドバンテージになっています。

コストパフォーマンスの高さは際だってます。

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ラクリムス・ローブレ 2008年 じつに旨くなりました

Nov 21, 2010 by toshiaki |
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ラクリムス・ローブレ 2008年 じつに旨くなりました。

テンプラニーリョ100%で造られているスペイン リオハの赤ワインです。

プラムの鮮烈で明瞭な果実味が圧倒的!しかもジャムのような凝縮感があります。それでいてタイト。熟しきった小粒の杏のよう。これほどはっきりした味わいのテンプラニーリョは経験したことがありません。

たしかに入荷直後は厚みがあり、コストパフォーマンスの高さは目立っていましたが。

これほどだとは…。初めて飲んだ時感じた樽香は全く感じられず、果実味が圧倒的に押し寄せます。

うーん。

絶句しました。

生産者のヴァル・サンソにはルエダの『ヴェルデホ』であっと言わされましたが、リオハのテンプラニーリョでまたしてもやられました(笑)。
恐るべしヴァル・サンソ!

初めて飲んだ時はまだボトルショックが抜けていなかったのですね。

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2010年カンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォ

Nov 21, 2010 by toshiaki |
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いやー。

やはりカンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォはさすがでした!

今日で開けてからまる二日経ちましたが、詰まり方が違います。ちゃんと詰まっているワインは抜栓後の持ちが良いのですが、まさにそれ。まだまだ中から出てくる感じがあります。チャラくありません(笑)。

でもペットボトルのボジョレー・ヌーヴォの方は、もう十分力を出した感じですね。まあ、この出来でしたら合格です。

こうして、実際の良し悪しが確認出来て、ホッとすることができます。ボジョレー・ヌーヴォの場合は、皆さんに売る前に試飲できませんから、この点神経が擦り減ります(笑)。通常売るワインはほとんど販売前に二、三日かけて飲みますから、自信をもって売れます。

ボジョレー・ヌーヴォはお祭りですから、味わいがどうこうしない側面があります。でも、それに上じる商売は控えるべきだと思います。売る側もお祝いの気持ちが無ければいけません。

あまりワインを召し上がらない方がボジョレーヌーヴォを一年に一度飲むだけで終わり、ではもったいないです。ワイン好きになっていただくためには、美味しいワインを飲んでいただかなくてはなりません。

美味しくなければリピートにつながりません。

ボジョレー・ヌーヴォを飲んでからワインにハマった方があまりいないことを、我々は真剣に受け止める必要があります。

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今年のボジョレー・ヌーヴォーはバラつきがかなりあったようですね

Nov 20, 2010 by toshiaki |
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今年のボジョレー・ヌーヴォーはバラつきがかなりあったようですね。

去年は天候に恵まれてイレギュラーがありませんでしたが、今年は7月に雨が多かったみたいです。品質は生産者の腕前によってかなり差が出たようです。

当店のカンソンを例にとると、糖度はボジョレーもボジョレー・ヴィラージュは変わりませんが、味わいはかなり違います。これほど差があるのは初めてです。同じ生産者が造ったとは思えないほどです。ボジョレーはひたすらフレッシュに、ヴィラージュは濃くジューシーでいつも通りです。2003、5、9には及びませんが、よくまとまっています。

実は大手他社のヌーヴォーも幾つか飲みましたが…。

糖度不足があったようでした。やはり大量に出荷するのは大変のようです。

毎年のことですが、ヌーヴォーを飲むとホッとします。さあ、我々の商売もトップシーズンです!

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ボジョレー・ヌーヴォ2010年飲みました!

Nov 19, 2010 by toshiaki |
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ボジョレー・ヌーヴォ2010年飲みました!

ペットボトルのボジョレーの方はなかなかチャーミング。酸っぱさが水っぽさになっていません。果実のフレッシュ感も明瞭で、らしい出来栄えです。完全に水準のものです(笑)。
あー良かった。

ボジョレー・ヴィラージュはタイトさと凝縮感があり、通常のヴィラージュ以上の出来。去年より力強さはないものの、バランスの良さと奥行きを感じます。雑味のない透明感も良いですね。あと相変わらずジャムっぽさがあります。

うーん。
さすがカンソン!

夏場の畑仕事をちゃんとした証。いつも通りワンランク上の水準です(笑)。今年7月に雨が降り腐敗病が発生したようで心配しましたが、カンソンは畑仕事によりアドバンテージに変えたようです。かなり収穫を犠牲にしたようですね。

他のヌーヴォはどうでしたかね?ちょっと気になります。

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ボージョレヌーヴォ 飲みました

Nov 18, 2010 by akiko |
午前中 ご来店のお客様と一緒に 
JLカンソン ボージョレ・ヴィラージュヌーヴォ、同じく ボージョレ・ヌーヴォ(ペットボトル) 試しました。

今年は 華やかです。がっつり濃いタイプではなく、可愛いエレガントな味わい。
イチゴや佐藤錦のフレッシュさです。飲み込んだ後 口の中は綺麗な果実の香りで いっぱい。
幸せな気分になります。 軽やかで スキップしたくなるような。
比べると ヴィラージュのほうが やはり 濃く安定感があります。
ボージョレのほうは より軽やか、酸味がより強く フレッシュな味わい。
う~ん、迷っちゃう。

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ジャン・バルモンのカベルネ・ソーヴィニヨン2009

Nov 18, 2010 by toshiaki |
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昨日は久しぶりにジャン・バルモンのカベルネ・ソーヴィニヨン2009年赤を飲みました。

抜栓直後はシェーブルチーズに合いそうな還元臭がしますが、その中から桃やバラのような香りがします。

おー!

さすがにピノ・ノアール的ではありませんが、品種のことを考えなければ、じつに旨い(笑)。

私は基本的に品種名をラベルに大きく書いた、いわゆる『バラエタル』の売り方は好きではありません。とくにカベルネソー・ヴィニヨンと書いてある奴は大嫌いです(笑)。だってカベルネの味わいがしません。とは言え、もっともらしい味わいのカベルネを買うとするなら、桁が一つ増えます。

話はそれました。相変わらず『カベルネソーヴィニヨン』とこのワインはうたってますが、旨いから許します(笑)。翌日飲んでも崩れない質実さは、こうしたランクのワインでは稀です。ちゃんと造られています。

このランクでは他の追随を許さない、ぶっちぎりのレベルなのです。

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ボージョレ・ヌーヴォ 到着

Nov 17, 2010 by akiko |
先ほど ヌーヴォ 届きました!!
馴染みの配送ドライバー アルさん お疲れ様です。

ひところの お祭り騒ぎはなくなったとはいえ、ヌーヴォが届くとわくわくします。
もう ヌーヴォは 飲まなくてもいいんじゃない なんて声もたまには 聞きますが、
特有のガスの匂い、明るいルビー色 フレッシュな香り やはり いいものです。
さっそく 試飲!!と いきたいところですが 解禁日は18日です。
もうしばらく 我慢ですね。

ところで。配送のアルさん。
『フェイク』のときのアル・パチーノに 似ているので 私がひそかに そう よんでいるのですが
ながいこと うちに荷物を届けてくれている 丁寧確実なベテランドライバーさんです。
ちょっとまえに 背中を痛めたんですって。心配です。 ただ、
今回のヌーヴォの配送は ペットボトルも混じっているので いくぶん楽だ ということですが。
早く よくなると いいですね。


 



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凄いワイン見つけちゃいました(笑)。

Nov 16, 2010 by toshiaki |
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1996年のボルドーワインなのですが、一番外れにあるコート・ド・フランのシャトー・ギヨン・ナルドーです。一番外れというとカスティヨンの隣でベルジュラックに近い場所といえば解りやすいでしょうか?ボルドーにあって標高が最も高く冷涼で、雨ももっとも少ない土地です。

今このアペラシオンはコート・ド・ボルドーとして周辺のマイナーアペラシオンと一括に表記されています。

話が飛びましたが、このワイン実に素晴らしい。

長い熟成により、緻密な酸は纏まりがあり、しかも膨大で圧倒的!強靭なタンニンは柔らかさを帯ながらも全く崩れない!抜栓後丸二日経っても揺るぎません。味わいはボルドーのメルロにありがちなプラムではなく、赤や黒のベリー。凄い含有量です(笑)。

味わいのイメージからするとベルジュラックのワインに近いかも。

一言で言えば『大人のワイン』稟とした気品と風格があります。

甘いワインが多くて閉口ぎみの貴兄にお勧めいたします。

そして、なんとお値段1485円税込み!

暮れにきてホームランが出た!

いっぱい仕入れちゃいました(笑)。年内は在庫は大丈夫だとおもいます。

近々ホームページにアップいたしますので。

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マストロ・ベラルディーノのカジュアルな赤

Nov 16, 2010 by akiko |
いわずと知れた イタリアのマストロベラルディーノ。
その 低価格帯のワイン、マストロ ロッソ2008 最近の私のお気に入りです。

アリアニコを主体に、ピエディ・ロッソとシャシノーソと言う2品種をすこしづつ 加えてあるそうです。
だいぶ前に 入荷していたのですが、ここへ来てやっと 優しい風味が 現れてきました。
ちょっと ロマンチックに表現すると

石ころだらけの 乾いた山道を歩いていたのが、いつのまにか
小さい色とりどりの花が咲いた 道に変わっていた。でも 相変わらず 道はかたい。
みたいな・・・。

夏に試したときは まだ ひんやりした印象が強かったんですよね。
おいしいんだけど ひらいていない。味も香りもかたまっていて 容易にはほぐれない
それが ようやく 口の中で ふっくら 熱をもってきたと言う感じ。
これから さらに まるみをもって 美味しくなるんだろうな~。
さすがです。マストロベラルディーノ。

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癒し系コンビとして活躍しています

Nov 15, 2010 by toshiaki |
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この二本、マスキューの癒し系コンビとして活躍しています(笑)。

両方ともスペインの赤ワインなのがミソです。

リオハのメルセデス・エグレーン2007年とバレンシアのトーレ・オリア2005年です。

どちらも過剰に濃くなく、バランスが良くて、飲み飽きしません。果実味を素直に楽しめる美点があります。樽香も溶け込みが良く邪魔になりません。それほど価格の高くないワインなのですが、私は高く評価しています(笑)。
もっと濃くて果実味タップリのワインが目立つ昨今ですが、じんわり柔らかに癒してくれる心地良さは、替え難いものがあります。タンニンが優しいのです。

今日は何を飲もうかな?と迷った時や、疲れてホッとしたい時は、このワインがベストチョイスと考えます。あとお財布にも優しいところが、さらにグッドです(笑)。毎日飲むものですからね(笑)。

寒い晩、ミソ仕立ての鍋を食べながら飲むには最適です。なんだか鍋を食べたくなりました。ちょっと辛味噌仕立てが良いかも。

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クラブの集まりがありました

Nov 15, 2010 by toshiaki |
今日は中学高校時代のクラブの集まりがありました。じつは私は山岳部に在籍していました。古いクラブで『山男の唄』ができたクラブです。あの「娘さんよくきけよ~、山男にゃ惚れるなよ。」の唄です。いまでは山岳部は危険ということで廃部になってしまいましたが…。

そんなクラブですから集まるOBは私が最年少です(笑)。ちなみに私は51歳です(笑)。
メンバーは私が16歳の時の先輩方や監督をして下さった先輩ですから、一回り上の親しい関係がそこにはあります。最低でも30年以上の付き合いです。
数少ない後輩は私以上に頭頂部が後退しており、私の先輩みたいに見えたり(笑)。
まあ、気のおけない仲間なのです。
今日は15人ほど集まりましたが、おじさんたちはワインを飲む方と焼酎を飲む方に別れました。ここで言うおじさまとは70前後の方達です(笑)。やはりみなさん体を考えて飲んでいるようです。カロリーの低い焼酎やポリフェノールが多いワインを飲んでました。

ここで後輩から一言。
あれだけ飲めれば大丈夫です。皆さん私より長生き出来ます!
体のことを心配しながら飲まなくでま大丈夫です(笑)。ほんとに体が悪くなったら飲めなくなります。
でもそうなったら一番悲しいのは私です。

うーん。
まさに臭れ縁。
でもこんな付き合いも良いかも?家族は迷惑(笑)?

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ロッシュ‐オードランのコート・デュ・ローヌ2006、なくなりそうです

Nov 13, 2010 by toshiaki |
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あーあ。
無くなりそうです。
ドメーヌ・ロッシュ‐オードランのコート・デュ・ローヌ2006年の赤です。

ようやく調子が出てきていたのですが…。もともとの数がありませんでしたから、しょうがありませんね。でもこのクラスのワインとしては秀逸でした。美しく、味わい深く、とてもふくよかでした。パワーだけのアルコイックなワインが目立つ昨今、このワインの良さは突出してます。たしかオードランは2003年のコート・デュ・ローヌがロバート・パーカーに異例の高得点で評価されてから(たしか93点)、ブレークしました。たしかに2003年のあのワインはジャムのような濃密さがあり、とても溶け込みの良いワインでした。

今2006年を飲んで思うのですが、ローヌ南部のあるべき姿とフィネスがあると実感します。

この姿こそ高く評価すべきです。

でも残念ながら、ワインは数がありません。

飲み頃を迎えた時、すでにみんなで喜びを分かち合えない矛盾があります。それを望むことは下衆なことですかね?

なにはともあれあと少しだけです。

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