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『アルコール77%』補足
Apr 27, 2020 by weblogland |の商品について皆さんからお問い合わせいただきましたので、若干の解説と補足を(笑)。
まず多かったのは1本あたり幾ら酒税がかかっているの?
スピリッツの酒税はアルコール分の高さと分量によって決められています。アルコール分77%のスピリッツ類は、ざっと計算すると100mlあたり77円です。300ml入りだと231円、500ml入りだと385円となります。もちろん酒類に分類されますから消費税は10%となります。
ちなみに消毒用アルコール液として有名なドーバー酒造のパストリーゼ77%はアルコールにカテキン等を添加して飲みにくくしており、消毒のみの使用に限定することで第二アルコールとなり、酒税は課税対象外となります。消費税も8%となります。
しかし、このコロナ禍で急遽酒造メーカーが製造したアルコール77の製品は課税対象の第一アルコールとしてしっかり酒税がかかります。しかも先ほど述べたように消費税は10%(お酒ですから)です。
また、そんなに高いものが転売されているとAさんのご指摘がありました。
う~ん。財務省並みの人がいると言うことですね(笑)。他国の便乗商法と同じですから、我々からすると恥ずべきことです。財務省さんは一体どう思われているのでしょう?単純に期間限定で消毒用に限るとして製造販売するだけではダメな根拠が解りません。
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見た目カッコいい(笑)。まるで高級ウォッカ。
Apr 25, 2020 by weblogland |問屋さん「マスキューさん、アルコール77%来ました!酒造メーカーが作ったものです。3本だけしかお分けできませんがどうしましょう?」
私「わざわざご連絡ありがとうございました!あとで私が取りに伺いますね(笑)。」
さっき取りに行って来ました(笑)。それがコレ。」


見た目カッコいい(笑)。まるで高級ウォッカ。(中身は似たようなもんですね。)小さく書かれた注意書からメーカーさんの苦しい心情が伺えます。それにしてもお値段も高級(笑)。なんと小売り1400円税込ほど!もちろん消費税10%のお酒扱い。
う~ん。
しっかり酒税が乗ってますね(笑)。消費税8%の衛生品メーカーのものだと1000円くらいで売られてますもんね。
さすが有能な財務官僚!こんな時でも徴税の仕事は怠りません(笑)。きっと酒造メーカーににわかに作らせたアルコールは、医療メーカーに大量納入する際は酒税外にする代わりに、一般の小売り品は
酒税をかけることを酒類業界に強要したのかな(笑)?調整に時間がかかったので供給するまでに時間がかかったんですね(笑)。
ちょうどさっきお友達のKさんからメールが来ました。
『第一次安倍内閣で厚労相を務めた塩崎議員の記事がありました。
『アルコールが不足して77%のアルコールを醸造してるが何故消毒剤のアルコールに酒税をかけるのか⁉』
こんな時期だから酒税法も柔軟に対応しないといけないのに残念との意見です。』
耳よりな情報ありがとうございました!
う~ん。
これって財務省主導のコロナ便乗商法(笑)?
我々はお酒を売ることが生業です。ものの値段は需要と供給で決まることも知っております。でも、へそ曲がりなマスキューですから、高級で割高なブランド品を避けることがビジネス・スタイです(笑)。
マスキューはそろそろ100年です。この100年で育み受け継がれた『へそ曲がり精神』(笑)。『アルコール77%』を売ることがその精神に反する(笑)。死んだ後でご先祖様から怒られます(笑)。これに便乗することは、社会に有害な商売をすることですよね。
財務省は有能でしょうが有害ですね(笑)。
そんな訳で知り合いのお医者さんにプレゼントしちゃいました(笑)。
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桝久 エア・試飲会リポート(笑)?
Apr 24, 2020 by weblogland |●プティット・シラー 2017年 ボーグル・ヴィンヤーズ アメリカ 赤 カリフォルニアA,V.A. 750ml 2337円税込み
家内「ボーグルのプティット・シラー面白いよね(笑)。」
私「シラーじゃないんだもんね(笑)。」
家内「味わいはプラムやブルーベリー。ちょっとオーストラリアのシラーズに似てるんだけどちょっと違う(笑)。」
私「シラーのようでシラーじゃない(ベンベン)、シラーズのようでシラーズじゃない(ベンベン)。それはなにかと尋ねたら~、プティット・シラー、プティット・シラー!」
家内「プティット・シラーって品種として固定されてないみたいだよね。『昔から植えている粒の小さい葡萄。』(笑)。カリフォルニアにこんなプリミティブな品種があるとは知らなかった(笑)。」
私「生育がイイからずっとイタリア人が入植以来栽培されていて、いつの間にかナチュラルにセレクションしたんだろうね
(笑)。」
家内「つく花粉はいろいろな品種、それで自然に変化し在地化、土地に合うかたちを進化続けたのかな(笑)。だから固定しない(笑)
。」
私「固定したとしても、その畑だけ(笑)、違う農場のプティット・シラーとは同じ
じゃない(笑)。」
家内「プティット・シラーの畑って1980年以前の古いものが多い。引っこ抜けないからそのまま(笑)。ワイナリーによってプティット・シラーがそれぞれ違うことになる(笑)。ましてやジンファンデルのブレンド・パートナーだしね(笑)。」
私「カベルネやピノ・ノワールなんて1980年代以降の金儲けの臭いプンプンだもんね(笑)。(言っちゃったぁ。ゴメンナサイ
)」
家内「ボーグルって大きなワイナリーだけど、先々のマーケティングを考えてるよね(笑)。しかも5代続くから老舗。」
私「ジンファンデルってわりと酸があるんだけど、このプティット・シラーもそれに次ぐくらいの酸があるんだよね。その点、フランス系の品種よりカリフォルニアの気候には合っている。あと醸造技術が進歩してるから、香りが良く出てるし、全体の折り合いがとれている。」
家内「まあ、高貴な品種じゃないけど(笑)
、けっして悪くない。バカ高いカリフォルニア・ワインの中では良心的だよね。
」
私「4~5000円のがっかりするようなワイン飲まむこと考えたら、断然これオススメ!」
●ラ・ヴァンダンジュ・ド・シェフ 2014年ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ シャトー・デュック フランス ローヌ 赤 750ml 2640円税込み
家内「このワイン、ファースト・リリース
が2002年。それ以来ずっと扱わせてもらってる。マスキューだとあまりないこと(笑)。」
私「そうそう(笑)。ローヌでメルロ100%なのが斬新だったよね。」
家内「肉付きが良くてケチ臭くないんだよね(笑)。」
私「たしか2002年は南ヨーロッパが大洪水で畑が流されたところもあった年。急いで収穫しないと台無しになるところ、近所のレストラン一同が収穫を手伝ってくれて事なきを得ました。そのお礼としてリリースされたんだよね。」
家内「お礼にケチなワインは造れない(笑)。でもそれをその後ずっとキープしていたのが凄い。オーナーの誠実な人柄が伝わる(笑)。」
私「ベルナールさんは画家。草木から作った絵の具で描いた絵は日本でも知る人ぞ知る存在だって(笑)。」
家内「10年くらい前に奥さんのシルヴィエンヌさんを亡くしてだいぶショックを受けて大変だったらしいけど、その後息子さんと一緒に仕事することで立ち直ったんだよね。」
私「でもさあ、インポーターさんがやめるらしいよ?」
家内「えっ、そうなんだ!」
私「息子さんと不仲らしい。」
家内「ベルナールさんは芸術家だし、ワイン専業の息子さんとは意見の違いが出たのかな?」
私「どうもそうらしい。ベルナールさんが自分の描いたラベルの肖像権を主張したとか。それが原因でワインの価格が上がるそうだって。」
家内「そーなんだ。それだけ聞くとベルナールさんが悪く聞こえるけど、ベルナールさんの人柄からすると原因は他にもありそうだよね。」
私「親子の路線の違いかな?まあ、親子喧嘩ってだいたい子供が悪い(笑)。でもそうさせたのは親だから、親は親で悪い(笑)
。だから根が深くなる(笑)。我々も気をつけなくちゃ(笑)。」
家内「他人事とは思えない発言だね(笑)。
」
私「まあね(笑)。一般論、一般論(笑)。我が家にそんなことはありません(笑)!」
〇『ミナイア』2017年 ニコラ・ベルガリオ イタリア ピエモンテ 白 ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィD.O.C.G. 750ml 3770円税込み
家内「私これ好きなんだよね(笑)。」
私「前の試飲会で2016年を出して大好評
。このワイン嫌いな人はいないんじゃない(笑)?」
家内「これ飲んでコルテーゼって高貴な品種だと確認したんだよね(笑)。」
私「カ・デル・ボスコのものも凄く良いけど、ミナイアって突出してるんだよね。ピエモンテを代表する白ワインだと確信してる(笑)。」
家内「ミナイアって木樽を使わないんだよね。葡萄のアロマだけで勝負する。あのピュアなスタイルは唯一無二!」
私「あとから桃、それも白桃のニュアンスが出てくる。高級なシャルドネにも共通した感じもあるかな。これは2017年でまだ若いから香りや膨らみが出るのに少し時間はかかるけどね。」
家内「いやいや。私はシャルドネと比べるべきじゃないと思うんだよね。コルテーゼって、なんて言うか、芯になる部分は旨みだと思うんだよね。」
私「う~ん。そうだね(笑)。旨み。それも圧倒的な旨み。それでいて全体のまとまり大きさが圧倒的。ミナイア!」
家内「普通高貴な葡萄品種って小粒なんだけど、コルテーゼって一房一粒が大きいんだよね。」
私「そうそう。生産者によっては葡萄の房を切って小さくするらしい(笑)。グリーン・ハーベストじゃなく、グリーン・カット(笑)。」
家内「ミナイアって他のガヴィと比べて果実味の凝縮感が突出してるから、収量制限を徹底的にやってそうなんだよね。」
私「でもさ、調べると確かに収量制限はしっかりしているけど、1本の葡萄樹からワイン2本くらいは作っているんだよね。」
家内「そうするとテロワールの特殊性に起因するとしか思えない。」
私「そーなんだよね。もともとフランスより葡萄栽培には有利なイタリア。アドヴァンテージ感じる。収穫量も多くコストも低いんだよね。」
家内「ミナイアなんてグラン・クリュ・レベルなんだけど、値段は半分以下。」
私「ラ・ロッカなんかもそのくち(笑)。」
家内「イタリア・ワインは赤ワインより白ワインの方がよりお買い得感があるよね
(笑)。」
私「1980年代以降温度管理、衛生管理の技術が高まったから白ワインの品質は飛躍的に向上したもんね(笑)。昔のイタリアの白いワインって酷かった(笑)。」
家内「逆に高価な白ワインの歴史が短いから、イタリアの優良な白ワインはまだお買い得なんだろうね(笑)。」
私「そーすると、今のうちなのかな(笑)?」
家内「イタリアってブランド・ビジネスに長けているから、何万円もする白ワインもきっと出来るはず(笑)。」
私「あー、たまにあるよね(笑)。バカ高い白ワイン。カリフォルニア・ワインみたいなヤツ(笑)。」
家内「また、イタリアって個性を大事にするから、変わらない生産者もいる。この点助かるよね(笑)。」
私「イタリア万歳!」
◎1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス
ブリュット・ナトゥレ フェルメンタット・エ・バリーカ スペイン ペネデス 発泡性 白 750ml 2734円税込み
私「フル・ボディー・シャンパン規格のカヴァ!しかもブリュット・ナチュレ。あり得ない(笑)。」
家内「まさに驚きだよね(笑)。厚みは極上
(笑)。」
私「エグリ・ウーリエみたいなトロトロなスタイルじゃないけど、旨みが凄く、バランスが素晴らしい。」
家内「ありがちな、樽のニュアンスが出しゃばらない。あとシャンパンほどナッツィーじゃない。私は別のジャンルだと思う。規格はフル・ボディー・シャンパンだけど、カヴァの到達点と言うべきだと思う。」
私「う~ん。唯一無二ではあるね(笑)。果実味重視なんだろうね。果実味の表出法が違う。う~ん。そこら辺の意識の違いみたいに感じる。」
家内「旨みの酸味がかなり残ってるよね。あとこれ一応ブラン・ドゥ・ブランなんだけど、これほど厚みのあるのはあまり無いよね。」
私「そうそう、総酸が1L中5g以上。この手の作りはマロラクティック発酵が起きるから総酸が少なくなるんだけど、5gを越えているのは立派(笑)。チャレロの旨みって凄い。シャルドネは大して入っていないけど、飲むとシャルドネの香りなのは不思議(笑)。」
家内「マロラクティック発酵をブロックしてせいぜい5gなんてのが多い(笑)。」
私「今風のシャンパンは酸を残すためにマロラクティック発酵しないのがほとんどだもんね(笑)。薄いんだけど酸の切れで誤魔化す(笑)。」
家内「カヴァに至っては悲惨(笑)。」
私「そりゃそーだよ(笑)。もともと暖かいから酸がない(笑)。それでブリュット・ナチュレなんか作ったら大変なことになる
(笑)。バンバン補酸したり、ビタミンC入れたりしなきゃならない(笑)。」
家内「1+1=3は畑の標高も高いし、雪が積もるほどだから、いわゆるカヴァの産地より冷涼だからね。」
私「このカヴァと他のカヴァを一緒にされたくない(笑)。」
家内「ブリュット・ナチュレって難しいよね。フル・ボディー・シャンパンだってブリュット・ナチュレのものは少ない。
葡萄自体の品質が相当高くないと出来ない。1+1=3はシラっとそれをやる(笑)。」
私「しかも安い(笑)。」
◎1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス
ブリュット・ナトゥレ・ロサード スペイン ペネデス 発泡性 ロゼ 750ml 2734円税込み
家内「マスキューはこれで1+1=3のカヴァを4アイテム扱うことになりました(笑)!」
私「ご察しの良い方はすでにお気づきかと思いますが(笑)、これはマスキューなとってはとても異例でございます(笑)。一般にカヴァって味わいが2パターンくらいしかありません(笑)。個性的なカヴァは少ないのが現状でございます(笑)。」
私・家内「1+1=3って凄いのです(笑)!」
家内「このロゼ凄く良い。とにかく香りが素晴らしい。少し涼しげなピノ・ノワールの香りそのもの。それが全然落ちない(笑)。伸びが素晴らしい!」
私「この下のブリュット・ロゼも香りが良くシャンパン並みと好評でしたが、これはあんなものじゃない(笑)。もっと純粋で美しく力強い。」
家内「私ビルカール・サルモンとかベルエポックのペリエ・ジュエルのロゼが好きなんですが、これほどの切れと伸びはない(笑)。しかもロゼをブリュット・ナチュレで作れるのはとんでもなく難しいのに…。」
私「そーなんだよね(笑)。カロ・シャンパンのロゼを思い出したよ(笑)。でも、あれだってブリュット・ナチュレじゃないんだよね(笑)。」
家内「これ飲んでスペインのカヴァと言えるテイスターはまずいないよ(笑)。」
私「このロゼ細かいテクニカルが不明なんだけど、樽は使わないスタイルだろうね。あとマロラクティック発酵はブロックしてるはず。総酸は7g/Lくらいはあるはず(後でインポーターさんに聞いたら6.9gが正解でした。)。」
家内「ロゼ・シャンパン買うのが馬鹿らしくなる!」
私「特にグラン・メゾンのジェネリック・クラスのは酷い。ワイン法が緩くなったからセニエ法じなくてブレンド アッサンブラージュでちゃっちやっと作る(笑)。」
家内「ピノ・ノワールらしい香りが全然伸びないんだよね(笑)。」
私「しかもだよ、ムニエも混ぜちゃうんだから酷い!香りが違うもの混ぜてどうするの!」
家内「ピノ・ノワールの香りは開けてから1分くらいしかもたない(笑)。」
私「ただのロゼ色シャンパンって言えばイイ(笑)。」
過激になる一方のエア・試飲会でございました(笑)。(ストレス溜まってる。)
なかなかご来店しにくい昨今、大勢の方からお問い合わせいただき御礼申し上げます。
マスキューは不滅です。ただ今は仏滅です(笑)。
早く皆さん共々大安の日が迎えられるよう祈るのみでございます。
いつもありがとうございます!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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4月の『マスキュー・エア試飲会セット』販売のお知らせです(笑)!
Apr 24, 2020 by weblogland |残念ながら今週末4月24、25日のマスキュー試飲会は中止。
皆さんにご心配ご不便をおかけして大変心苦しく思っております。
「マスキューさん、試飲会中止って聞きましたが、何が新しいワインありますか?」
「試飲会やらなくても良いから、セットだけでも作ってください!」
ありがとうございます!
そんな声にお応えします!
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これ、なーんだ? どちらもブリュット・ナチュレ
Apr 21, 2020 by weblogland |これ、なーんだ?

カヴァです。1+1=3(ウ・メス・ウ・ファン・トレスの最上位品の白とロゼでございます(笑)。
今月は試飲会がお休みで気分はブルー。そんなときは泡でしょ、泡!
かといって高いシャンパンは無理(笑)。でも美味しい泡が必要!
それならば、これしかない!
〇1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス ブリュット・ナトゥレ フェルメンタット・エ・バリーカ
これいわゆるフル・ボディーシャンパンの規格で作られたもの。チャレロの比率が高く物凄い旨み!
◎1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス ブリュット・ナトゥレ・ロサード
これはピノ・ノワール100%。もちろんセニエ法で作ったもの。グラン・メゾンが造るジェネリック・シャンパンのロゼなど足元に及ばない出来映えです(笑)。
そうそう、どちらもブリュット・ナチュレ。もともと酸が少ないカヴァでブリュット・ナチュレは難しい。もちろんこの欠点は克服しております(笑)。
家内は白にやられ(笑)。私はロゼにやられ(笑)。
お値段はどちらも2,734円税込み。お値段以上に高級でございます(笑)。
一緒にやられませんか(笑)?
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不思議なんですよね。
Apr 16, 2020 by weblogland |不思議なんですよね。
アルコール消毒液が足りない!って
焼酎メーカーに言えばすぐ解決するんですけどね。もちろんスプレー容器は間に合いませんから「消毒用」って書いておけば良し。一升瓶の消毒用アルコールでも、空の容器に継ぎ足せば用はなしますよね(笑)。
何故出来ない?
おかしい、絶対におかしい。
あっ、そうか!国税局が邪魔してるんだ。もとい酒税法が邪魔してるんですね。決してお役所のせいじゃありません(笑)。法律の性です。それともそれを変えることが出来るけどやらない政治家の性?もちろん当局は抵抗するでしょうけど、それはあくまで法律を守る律儀で真面目な役人気質のため。決して国税局は悪くありません!絶対に悪くありません(笑)!酒税法は何があっても守らなくてはいけません!
コロナ禍より酒税法は優先するのです!
あー、疲れた(笑)。
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棚からぼた餅ならぬ、棚下からワイン(笑)
Apr 16, 2020 by weblogland |そーしましたら、ありました!
棚の下から、シノン バロニー・マドレーヌ 2001年 クーリー・デュテイユが2本!

ふふふ(笑)。
棚からぼた餅ならぬ、棚下からワイン(笑)。
忘れていた自分を責めることなく、喜んでいる私はおめでたいヤツ(笑)。でもですね、ニヤニヤが止まりません(笑)。
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家飲みセット
Apr 14, 2020 by weblogland |この際ですから『充実の家飲みセット』
と『渾身の家飲みセット』を作っちゃいました(笑)。
今日常連のFさんから、「いっそ5670円でコロナ・セット作れば(笑)?」
う~ん。
これは良くも悪くも刺激的(笑)。下手すると大炎上。上手くいっても赤字(笑)。絶対に運賃分が足を出す(笑)。
ダメな時は何をやってもダメですから、コツコツとジャブを打ち続けるしかありませんね(笑)。もちろん強烈なカウンターだけはくわないように注意しなくては(笑)。くわばらくわばら(笑)。
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様々な方々の苦労が安全・安心に繋がることを祈るばかりです。
Apr 12, 2020 by weblogland |「マスキューさん、閉店じゃないよね?」
「新しい『セット』、家飲み用のセット作ってください!」
「いっそのこと4月はエア試飲会にしたら?」
などなど、ご心配いただき誠にありがたく存じます。御礼申し上げます!
エア試飲会イイかも(笑)。
マスキューは自営業なので、知恵と愛嬌でこのコロナ禍を乗りきるしかありませんが、先日90歳で亡くなった叔母の言葉を思い出しました。
故叔母さん「あんたね、生き抜く覚悟があればどうにかなるよ(笑)。私なんか死ぬまで生きるつもりだからね(笑)。」そのあと戦争の苦労話や他の苦労話を約2時間(笑)。長生きする人は違うな、なんて思いました(笑)。
う~ん。
叔母さんの域まではなかなか辿り着けないかな(笑)?
ところで、家庭の事情で毎週日曜日に横須賀に行かなくてはなりません。今日も行きましたが、これほど電車が空いているとは!驚きました。花月総持寺から横須賀中央まで京急に乗り、さらにバスで10分ほど。もちろんバスもガラガラ。もちろん街の商店街は死んだかのよう。ただしスーパーは混んでいました。なんか違和感感じましたね。様々な方々の苦労が安全・安心に繋がることを祈るばかりです。
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今月4月のマスキュー試飲会は中止いたします!
Apr 11, 2020 by weblogland |もう10年以上続けてきましたが、まさかこんな事情で中止になるとは!
世の中何があるかわかりませんね。コロナで命を落としたり、生死の境をさまよった方が沢山おられますから、ここは腹を決めて自粛いたします!
特にお年寄りが施設などでクラスター感染したら大変なことになりますから、少しでも役に立つと思っての中止です。あとよくよく考えたら、私も家内も年齢的にハイ・リスク・グループにしっかり入っています(笑)。それを考えたら腹が立つ(笑)。もっともどこに怒ればよいか解らない(笑)。
こうなったらエア・試飲会にしましょうか?これなら空気感染はしないはず(笑)。
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非常事態宣言の威力
Apr 09, 2020 by weblogland |まだ夜の7時代ですが、閉店間際のような感じ。それも雨でも降ってるような日みたいです。
お客様のお店に顔なんか出せる勇気も失せました。帰りの道のりはお通夜の帰りのよう。言葉を失うほど。
こんなことはいつまで続くはずはない!
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長老は言うことが一味違う(笑)。
Apr 07, 2020 by weblogland |この長老、もともと酒屋さん。もう廃業してたまにマスキューにワインを買いに来がてら近況報告や情報交換(笑)。
長老「マスキューさんどうだい?コロナの影響は?」
私「ありますあります。特に飲食店が酷い。やめるところも出ています。」
長老「そうだよね。客が入らないと飲食店はひとたまりもないからな。」
私「こんな経験したことないですよ。」
長老「俺は今88歳だから肺炎になんかなったらひとたまりもない。コロナ禍の大本命だよ(笑)。」
「50歳以上はハイリスク・グループだから
私も本命の中ですよ(笑)。」
長老「戦争よりたちが悪い。」
「それは大げさですよ。だって戦争の方が沢山人が死んでますよ。」
長老「いやいや。戦時中は爆弾が落ちてくるのわかったし、グラマンが飛んで来るのもわかった。でもコロナは形が見えないから逃げようもない。」
う~ん。
なるほど!
長老は言うことが一味違う(笑)。
慢心なきよう生活しなくては!
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思案のしどころ
Apr 06, 2020 by weblogland |「マスキューさん、コロナ参りましたね。
どうやら明日から厳しくなりそうなんで、家で飲むワイン買いに来ました(笑)。家にいて軟禁状態だと飲むしかない(笑)。」
私「マスキューはあまり規制に関係無さそうですからワインは大丈夫ですよ(笑)。それよりお客様のレストランなどが大変なことになっています。」
「そーだよね。槍玉に上がってるもんね。
外食は憚れるよね。」
私「レストランなどは家賃、人件費等の固定費がありますし、その上売れないと料理や材料を捨てなくてはなりません。実際の売り上げは半減してますから、継続できません。」
「補助金や繋ぎ融資なんか政府は言うけど、簡単じゃないから間に合わないよね。
どこも売り上げで回してるんだろうしね。ましてや借金してオープンしたお店は大変だよ。」
私「これほどまでの落ち込みは初めて経験しました。」
「マスキューさん大丈夫(笑)?」
私「うちはまだ夫婦だけでやってる小商いですから、とりあえず餓死さえしなければなんとか(笑)。」
「今月は試飲会、じゃなくて試飲出来る状態(笑)はやるんですか?プレッシャーかけたかな(笑)?」
私「思案中でございます(笑)。」
「入り口に紙張って、入店規制すればイイんですよ(笑)。『何名以上はお持ちください』って(笑)。」
私「規制するほどまとまって来ませんしね(笑)。」
う~ん。
思案のしどころ。いや、思案するのも不謹慎なことかも?ネガティブな同調圧力は凄いです。
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試飲出来る状態』ならいいんじゃない
Apr 04, 2020 by weblogland |「マスキューさん、先月の試飲会どうでした?電車に乗るのが憚られて行けませんでした。でも、今日はもう我慢ならない(笑)。家のワイン在庫が尽きる!」
「でもさあ、『試飲出来る状態』ならいいんじゃない(笑)」
「店の中に先客が何人かいたら外で待ってればイイんだよね(笑)。」
「そうだ!『外から見て店内に5人いたら入店をお待ちください』って張り紙するのは気が利いてますよ(笑)。」
私「あっ!それ良いアイデアですね(笑)。」
「それと『常に1m以上離れましょう』なんて書いておくのもあり(笑)!」
「マスク着用でストロー使って試飲なんてダメかな(笑)?」
「マスクの脇からストローでワインをチュウチュウ(笑)。」
「真ん中に穴を開けストローを通せる試飲用のマスクを持ってきた方のみ参加オッケーとか(笑)。」
「今月も試飲出来る状態にしてくださいね!」
私「う~ん。ありがとうございます(笑)。」
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生きてるうちは色んなことがあるんだよなぁ
Apr 03, 2020 by weblogland |コロナも早くそうなるとイイですね。
こんなに閉塞が長く続くのは初めての経験です。ご先祖様から「戦争の時はこんなもんじゃなかった!もっと酷かったぞ!
売るものはないし、空襲で店は焼けるし!」なんて怒られちゃうかな?
でも、「生きてるうちは色んなことがあるんだよなぁ。」なんて思う日が来るはず
。
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恐るべしジャイエ・ジル!
Apr 03, 2020 by weblogland |先月の試飲会当日にジャイエ・ジルのワインが完売。それゆえ試飲会セットも完売。
恐るべしジャイエ・ジル!

やはり皆さんよくご存知でした。コロナの影響もあり、仕入れにちょっと消極的だったのが敗因でした。ごめんなさい!
でもですね、ここは商売人のマスキュー(笑)、インポーターさんに速攻電話。追加発注にたまたま成功(笑)!
当日完売したブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 赤 2015年 、白 2015年、パストゥーグラン 2014年、が再入荷しました!
あー、良かった(笑)。
然るに『3月の試飲会セット』も再開!
外出が自粛される昨今、たまには美味しいブルゴーニュを飲みたくなる(笑)。ワイン・ラヴァー共通の想いなのですね。
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桝久 試飲会リポート 後半
Mar 31, 2020 by weblogland |●ブルゴーニュ パストゥーグラン 赤 2014年 ドメーヌ・ジャイエ・ジル 750ml 1780円税込み
「おっ!これこれ(笑)。ところでこの値段は昔の値段ですよね(笑)。何で安いのですか(笑)?」
私「2018年にジル・ジャイエさんが亡くなり、オーナーが変わりました。その辺りが理由かと。」
「もう日本にジャイエ・ジルは輸入されないのですか?」
私「少なくとも他の日本のインポーターに円満に移ることはないかと。」
「なるほど円満にね(笑)。不円満を忖度しましょう(笑)。」
「う~ん。充実してるよね(笑)。まだ開ききってないけど、詰まってる感じ(笑)。さすがですね。」
「マスキューさん、パストゥーグランって最近よく見かけますが、どんなワインなんですか?」
私「いわゆるブルゴーニュ・ルージュの下のランクになります。ピノ・ノワールが1/3、ガメイが2/3の割合が要件となります。あとピノ・ノワールとガメイを混植・混醸することが決まりです。」
「ガメイが入るんですか?」
私「ピノ・ノワール100%ではありませんから、この分安い(笑)。もともと自分たちの飲む用のワインです。」
私「しかも同じ畑に植えます。」
「えー!ガメイとピノ・ノワールって収穫時期が違うんじゃないんですか?」
私「一般にはそうですよね(笑)。でも一緒に植えると収穫時期が近くなったり重なるようになったりするそうです(笑)。」
「何故?」
私「よく解りませんが(笑)、畑の花粉などは入り交じりますよね(笑)。あと同じテロワールなのも影響しているかもしれません。」
家内「ブルゴーニュだけでなく他の産地の
ワイン栽培でも同じ傾向になるようです
。」
「ブルゴーニュでガメイ種が栽培されていて、しかもそれ用の区画があるのすら知らなかったぁ(笑)。」
家内「近年ブルゴーニュ自体が高騰してますので、著名ドメーヌのパストゥーグランに人気が集まっています(笑)。」
「たしかに!これが3000円でも売ってるんだよね(笑)。凝縮感あるもんね(笑)。」
家内「ジャイエ・ジルのパストゥーグラン
はピノ・ノワールの比率が高く、アリゴテ同様に評価が高いです。」
「でもこの2014年のパストゥーグランはガメイっぽいよね。それもかなりスパルタン(笑)。」
「ピノ・ノワールっぽくはないよね(笑)。
」
私「そーなんです(笑)。でもこの年はピノ・ノワールが60%といつもより多く、しかも通年よりワインが強いので木樽熟成をしています。通常はステンレス・タンクで18ヶ月熟成させます。」
家内「樽のニュアンスがありますから、酸っぱさを抑えています。それでも強いですよね(笑)。カタログでは古い樽だけで熟成したと書いてありますが、新樽のニュアンスも若干感じます。」
「まだまだ先がありそう(笑)。更なる熟成をしそうな感じですね(笑)。しますか?
」
私「もともと10年も寝かせることは意図していませんから、年月が経つと枯れるだけだと思います。でもパストゥーグランでここまでやるか(笑)?みたいなところですかなね笑)。」
「う~ん。でもとても深みがあってイイよね(笑)。惹かれるんだよね(笑)。」
「仮にクリュ・ボジョレーだとしても2,000円以下じゃ売ってないレベル(笑)。
」
やはりジャイエ・ジル恐るべし!
オート・コートの赤、白を含め完売してしまいました!
ごめんなさい!
よーやく飲み頃になったか?
私の大好きなクリュ・ボジョレーです!
●モルゴン 2013年 ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール
フランス 赤 ボジョレー モルゴンA.C. 750ml 3545円税込み
「おー!美しい!」
「あれ?ピノ・ノワールみたい。それもかなりの上物(笑)。」
「パストゥーグランよりこっちの方がピノ・ノワールらしい?あれ、でもこれってガメイ種ですよね(笑)?」
私「はい。これガメイ種100%です。唄ってはいませんがバリバリのビオ・ワインです。本人に言わせるともともとのプリミティブなワイン造りわしているとのこと。」
「ガメイとピノ・ノワールの見分けがつきませんよ(笑)!」
「イチゴの香りがいっぱい(笑)。」
私「この香りはかなり持続します(笑)。さすがでございます(笑)。」
「ピノ・ノワールってガメイから分離した品種だから、ガメイをピノ・ノワール的な作り方をすると似るのかな?」
「薄旨くて、カミュのワインにも似てるかな?」
「マルセル・ラピエールのワインに似てる。」
私「さすがよくご存知で!マルセル・ラピエールは除梗していますが、これは全房で発酵しています。何年も前からストックして毎年毎年定点観測しております。ようやく飲みやすさが増しましたので、最後の放出といたしました(笑)。」
「静謐という言葉がぴったり(笑)。フランボワーズやラズベリーの果実が液体の旨みと溶け合った姿は美しい(笑)。」
家内「若干のビオ臭は残りますが、ワインの邪魔はしなくなりました(笑)。」
「余韻が綺麗だよね。私このワイン印象に残ってるんですよ(笑)。以前の試飲会に出ましたよね。ちなみに同じものですか?」
私「左様でございます(笑)。」
「より洗練された感じですね(笑)。まだまだ先もあるのかな?」
私「おそらく(笑)。定点観測の結果でございます(笑)。液体濃度で勝負する今風ではありませんが(笑)、強さ生命力はそれを凌ぐと実感いたしました(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、NHKの旅番組で黒木華がリヨンのワイン・ショップで薦められたワインですよね(笑)。ブルゴーニュらしいワインと店員さんが言ってましたっけ(笑)。」
私「あれ見てビックリしました(笑)。家内と二人でフムフムとご満悦(笑)。『あのワイン・ショップ解っているんだな!』なんて偉そうに(笑)。」
そしてトリを飾るのがコレ。
手強い曲者(笑)。これを旨いと感じる人、とてもじゃないが飲んでいられない!意見は別れるかと(笑)。でもワインとしては凄いのです(笑)。
●パラモス・デ・ニカシア ティント 2016年 マキナ・イ・タブラ スペイン カスティーリャ・イ・レオン ヴィノ・デ・メッサ 赤 750ml 2357円税込み
「うわっ!私無理!」
「独特の香りしますな(笑)。でも口の中に入ると気にならないなぁ。不思議(笑)。待てよ、ワイン自体の強さがこの最初の独特な香りを吹き飛ばすのかな(笑)?」
「マスキューさん、卵っぽい、それもピータンに通じるようなニュアンスがあります。でも私はピータン好きだから嫌ではないかな(笑)。」
私「この香りは良く言えば『クレーム・ド・ブリュレ』プリンの甘いのをバーナーで焦がしたようなデザート。悪く言うと『馬小屋臭』。いわゆるビオ系のワインに共通する香りです。ちなみに一つ前にお試しいただいたボジョレーのガメイにもあの香りはあります。」
「生きてる生物的な香りだよね。」
「むかーしのワインってこんな感じだったのかな(笑)?」
「何故ビオ系のワインに出る香りなんですか?」
家内「ビオ臭は酵母が自己溶解する過程で出るSO2(亜硫酸)由来の香りと言われています。ワインの酸化防止剤として添加されています。」
「ビオのワインって酸化防止剤SO2は入っていないのでは?」
私「酸化防止剤を入れないと自分で作っちゃいます(笑)。瓶の中で作るようですから、臭さもダイレクトになります。ただし、時間が経つと少なくなっていきます
。一つ前のボジョレーのガメイにあの香りが少ないのが証かな(笑)。」
「あれも最初はビオ臭がもっと強かったんですか?」
家内「はい。でもこれほどではありませんでした(笑)。」
私「経験的には瓶詰めされて2~3年以上経つとだいぶ減るように思います。」
「マスキューさん。私豚骨ラーメンが好きなんですが、豚骨ラーメンって臭いですよね。あの臭いだけ取り出したら臭い(笑)。」
「あー!私豚骨ラーメンはダメ(笑)。」
「でも、豚骨ラーメン好きにはあの臭さが必要なんですよね(笑)。あの臭いと旨さが
シンクロするんですよね。そう考えるとこのワインの香りって同じようなもの(笑)
。私にとっては気にならないし心地好いのです(笑)。」
私「なるほど!私も実は心地好い(笑)。」
家内「私は犬の頭の臭いが好きで(笑)、このワインのビオ臭と共通なニュアンス感じちゃうんです(笑)。」
私「私は犬の肉球の臭いが好きでして…。夫婦揃って偏愛犬フェチでして…(笑)。特にこのワインの後味に残る枝豆の臭いがまさにそれかと(笑)。」
「なんでこんな枝豆みたいな臭いするんですか?」
私「おそらく酵母臭かと、酵母がワインの中にまるっきり残った結果かと。」
「飲み込んだあと口に枝豆の香りがずっーと残る(笑)。」
「でもさ、この枝豆の臭い嫌じゃないんだよね(笑)。このワインの凄さに付随してるような感じ(笑)。」
家内「ナチュラル系のチーズが賞味期限切れそうになった頃に食べると、アンモニア臭がしますがとてもフルーティーで美味しくなるのと似てるかな(笑)。」
「このワイン東南アジアや中国なんかの香木の高貴な香りもする(笑)。ワインの中で香りが渦巻いてる(笑)。」
「香りを含めた全体のボリューム感は圧倒的。おののくほど(笑)。凄い!」
「そうそう。それを考えるとワイン自体の値段安いですよね(笑)。ビオを唄ったワインってとても高いですよね(笑)。」
家内「ビオ系のワインは本来コストが安いはずです。」
「そーだよね。自然なワイン造りなんだもんね(笑)。」
「もともとの下草も生えない、虫もいない乾燥した環境ならばコストはかからないですよね(笑)。」
私「この生産者はその辺りを狙ったベンチャーのような気がします。詳しいことが解らないのは不満なのですが、飲むと心惹かれます(笑)。」
どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久 試飲会リポート 前半 202003
Mar 30, 2020 by weblogland |今月はすべて赤!
前半の3本はランブルスコでございます(笑)。皆でワイワイお花見は時節柄避けないといけませんが、人があまりに集まらない穴場を探してのお花見なら許されるでしょう(笑)。さもなければ庭、さもなければ桜を買ってきて家でお花見、
う~ん。桜のDVDを借りる、YouTubeでお花見を楽しむ!何でもいいけど桜を見たい!そして知らん顔してランブルスコを飲む!いや、飲みたいな(笑)。
◎ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡性 赤 ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P. 750ml 990円税込み
「マスキューさん、今日は試飲会に来た訳じゃありません(笑)。休み用のワインを買いにきました。そうしたらたまたま試飲出来る状態。しかもお客は私一人(笑)。そうしたら憚らず試飲しちゃいます(笑)。
」
私「ご理解ありがとうございます(笑)。」
「ところでこのランブルスコはマスキューさんの定番ですよね(笑)。去年の夏のバーベキューでは大活躍しましたよ(笑)。
」
私「『エバラ焼肉のたれ』にマリアージュいたします(笑)。」
「そうそう。アウトドアで焼肉食べながら飲むにはベスト(笑)。1本しか持っていかないと怒られる(笑)。」
「これ飲みやすいから危険なんだよね(笑)
。」
「家はベランダから桜がよく見えるから明日はおうちでお花見(笑)。それゆえ2本必要(笑)。」
「大人のファンタグレープなんだよね(笑)
。でもファンタほどは甘くないからちょうど良い。」
「女子受けイイんですよね(笑)。」
◎ランブルスコ コンチェルト レジアーノ2018年
メディチ エルメーテ社 イタリア エミリア ロマーニャ 赤 微発泡 750ml 1885円税込み
「あれ?これ色が濃い(笑)。一番目のランブルスコとは見た目かなり違いますよ(笑)。」
「香りも重い(笑)。濃厚な味がイメージされるよね(笑)。」
「おっ!旨い(笑)!これ飲むと一番目がお子様に見えちゃいますよ(笑)。」
「キメ細かいよね。タンニン、味わい、泡
全体のレベルが違う(笑)。」
「高級な感じしますね(笑)。」
「そりゃそーだよ。だって値段が違う(笑)
。」
「これを『エバラ焼肉のたれ』に合わしたらバチが当たる(笑)。」
「高級な生ハム!ちょっとグレードの高いイタリアン・レストランで楽しみたいなぁ(笑)。」
「甘さが気にならないよね(笑)。」
「酸がしっかりあるんだな。それにしても全体のグレードが高いよね(笑)。」
「とっても高いランブルスコって結構あるんだけど、値段の差ってあんまり感じないんだよね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。やはり赤の泡でコテコテのものを作っても意味が無いのかと(笑)。」
「逆にそんなの美味しく無いのかも(笑)?
」
「エグリ・ウーリエみたいな濃いランブルスコってどうよ(笑)?」
「濃い赤ワインを発酵途中で止めるのはナンセンスってことかな(笑)。」
「ランブルスコって清涼感や飲み口の軽さ
があってこそ(笑)。これって濃さの中にそれを感じますよね(笑)。」
家内「このワイナリーはワイン評論誌『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキオリを10回とり『スター・ワイナリー』を初受賞しました。もちろん『カンベロ・ロッソ』初の快挙(笑)。このワイナリーのために『スター・ワイナリー』の称号作ったのかも(笑)。」
「トップであり続けたんですね。ところでこのランブルスコはヴィンテージが入ってますが…。最初のは入っていませんよね
。それって何故?」
私「ランブルスコは量を生産する宿命があり、特に協同組合系のランブルスコはノン・ヴィンテージのものとなります。装置産業的に作る側面がある故です。」
「原料ワインをストックして次から次に作るんですね(笑)。だからノン・ヴィンテージが多いんですね(笑)。」
私「あまり大きな声で言えませんが(笑)、左様でございます(笑)。」
「でもこれは2018年って書いてある。ということは?」
私「ちゃんと管理したうえで生産している
のでございます(笑)。ヴィンテージ表記しながら毎年変わらない出来映えなのです
。きっと『ガンベロ・ロッソ』誌もそこを高く評価したのだと思います。」
家内「このメディチ・エルメテはあのメディチ家の末裔です。さすがメディチなのです(笑)。」
◎ランブルスコ サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 サラミーノ・ディ・サンタクローチェD.O.C. 750ml 1678円税込み
「あっ!これかおりが凄くイイ(笑)。ラズベリーの香りがはっきり(笑)。」
「あれ?甘くない(笑)?」
私「そーなんです(笑)。私が飲んだランブルスコの中でも一番辛く感じます。」
「酸があるよね。しかも辛口。きっと難しいんだろうな。ランブルスコってドライにすればするほど痩せるだろうし…。」
「これって旨みの酸味を感じる。程好くて
飲みやすいし、食事の邪魔しなさそうですね(笑)。デイリーに使えそう(笑)。」
「食べ物の旨みを引き立てそうだよね(笑)
。」
「生ハムだけじゃなくて(笑)、幅広く使えるね(笑)。」
「うんうん。マスキューさん曰くの『バランスの取り方の違い。』の意味が解りましたよ(笑)。」
「そうそう。こればっかりは飲んでみないと解らない(笑)。」
「しかも何本も一緒に比べないと解らないよね。マスキュー試飲会はそれが出来るから楽しいんだよね(笑)。」
私・家内「ありがとうございます!我々も
こうして何本も比べながら試飲出来るのはこんな機会しかありません。我々もとても勉強になるんです(笑)。お客様の感想も聞けますからね(笑)。」
「コロナさえなければウィンウィン(大爆笑)。」
「ところでこの3本のランブルスコはそれぞれ甘さ加減が違いますが、この差は糖分添加量の差なんですか?」
私「基本的には発酵最終段階で残糖分をどれ程残すかの匙加減です。ですから味発酵糖分を残すのでワインのアルコール分が低めになります。」
家内「ちなみに1番目は10.5%、2番目は11.5%、3番目が11%となっています。」
「するとメディチのランブルスコが一番糖度が高いんだ。」
私「どれ程残糖分を残すかにもよりますが
、もともとの葡萄の糖度はおそらくメディチのランブルスコが一番高いかと。」
「値段なりの高さですよ(笑)。これは面白い(笑)。」
私「補糖しないで造られるランブルスコを選んだ結果かな(笑)。実際には原料に補糖するものがかなり多いのが実情です。
そうすることでコストを押さえられます
。ただしバランスがとれなかったり、後味がべたついたりします。特に甘いものは要注意かな(笑)?」
「私、ランブルスコってこんなにもスタイルの違いがあると初めて知りました(笑)。
」
「そうそう。一応どれも辛口だけど違う。
品種、産地の差ですか?」
家内「ランブルスコは4つのDOCに分けられます。今回の3本はそれぞれ違うDOCのものです。2番目と3番目がサラミノ種、一番目がグラスバロッサ種です。サラミノが最良と言われます。」
「なるほど!それで合点がいきました(笑)
!」
「値段の差が理解出来ましたよ(笑)。」
私「ばれちゃいましたか(笑)?」
「でもさ、飲むときはTPOが優先するから
、それに合わせて選べばイイんだよね(笑)。」
私・家内「ご理解ありがとうございました
(笑)!」
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皆さんも無理して来ないで下さいね。
Mar 26, 2020 by weblogland |でもですね、マスキューは明日明後日試飲出来る状態にはなっております(笑)。
試飲会がビジネスの中心ですし、試飲会で1カ月単位の仕入れなどのスケジュールが決まりますので、いきなり止まれない。
まあ、暇なマスキューですから混まないのは必定(笑)。
皆さんも無理して来ないで下さいね。

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桝久 3月試飲会のラインナップ決まりました!
Mar 23, 2020 by weblogland |もとい、3月27日(金)、28日(土)、マスキューはいつものように試飲できる状態となっています(笑)。
暇そうな時にお越しくださいね(笑)。

今月はすべて赤!
前半の3本はランブルスコでございます(笑)。皆でワイワイお花見は時節柄避けないといけませんが、人があまりに集まらない穴場を探してのお花見なら許されるでしょう(笑)。さもなければ庭、さもなければ桜を買ってきて家でお花見、
う~ん。桜のDVDを借りる、YouTubeでお花見を楽しむ!何でもいいけど桜を見たい!そして知らん顔してランブルスコを飲む!いや、飲みたいな(笑)。
◎ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡性 赤 ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P. 750ml 990円税込み
甘さ加減が日本人向きでとっても飲みやすい!ガス圧は2kgほどでランブルスコとしてはやや強めかな(笑)。フランボワーズのような香りが飲み込んだ後に、ふっくら口中に漂い心地好い。暑い盛り、これをうんと冷やしてグビグビ(笑)。生ハムでもあれば完璧(笑)!
エミリア・ロマーニャ州のパルマ、レッジョ・ネッレミリア、モデナ、ボローニャの『美食街道』にランブルスコはDOP(C)として4つあります。
このワインはモデナの町の南側でグラスバロッサ種100%で造ったもの。ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P.。ランブルスコはD.O.C.として認定されたのは1970年とわりに古く、アメリカで大成功(笑)。ただ、甘さのはっきりしたものが多く、日本人だとパワー負け(笑)。とはいえ最近の辛口セッコ表示のものには食事に合わせやすい日本人好みのものが出てきました(笑)。
セッコ(辛口)ですが、残糖分は1L中17~32gと規定されています。これは20gくらいかな?甘くは感じますが、冷やして飲むとちょうど良いレベル。日本酒よりは甘くない感じかな。また、ノン・ヴィンテージですが、品質には関係なし(笑)。あとイタリアのワインガイド『ガンベロ・ロッソ』誌が発行するリーゾナブルで美味しいワインを特集した『ベレベーネ・ガイド2017』誌の中で、12ユーロ以下の部でオスカー賞受賞。さもありなん
(笑)。
◎ランブルスコ コンチェルト レジアーノ2018年
メディチ エルメーテ社 イタリア エミリア ロマーニャ 赤 微発泡 750ml 1885円税込み
ご存じイタリアを代表する赤ワインです。生ハムの定番ワインです。
ランブルスコ自体は数が多くその味わいも多彩です。特に甘いランブルスコのイメージを持つ方が多いと思います。アメリカで昔ランブルスコが流行った時はかなり甘いものが多かったと思います。
そんな中でこのランブルスコは甘さ加減がほのかでちょうどいいくらいです。甘過ぎず、かと言って柔らかさがあり、食事にも幅広くあいます。肉料理の隠し味に蜂蜜などを使えば抜群の相性請け合いなしです。
また、このワインのすぐれたところは翌日ガスが全く抜けた状態でも美味しい赤ワインとして楽しめることです。ワイン自体がとてもしっかりとしています。冷やしてもよし常温でもよし。ランブルスコのベストチョイスだと思います。
◎ランブルスコ サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 サラミーノ・ディ・サンタクローチェD.O.C. 750ml 1678円税込み
今まで飲んだなか一番バランスのとれた辛口ランブルスコです!
う~ん。ドライ!
テイスティングして残分は8~9g/L?、9g/Lは切るはず?
正解は8g/Lでした(笑)。一般に9g/Lに甘さの壁があるんですよね(笑)。通常辛口(セッコ)表示のランブルスコは15g/L以下と飲んでもやや甘く作られています。これは今まで飲んだ中で一番のドライ・スタイルです。見事壁突破したドライな出来映えは普通のランブルスコとは違った世界を見せてくれます。
そしてバランスの取り方がユニーク。酸とタンニンと甘さのバランスが正三角形なのです。う~ん。すべての要素が中庸
と言うのがより当てはまるかな(笑)。
甘すぎず、渋すぎず、酸っぱすぎず、豊潤さが特徴だったり、香りがとても出ていたり、わりと特徴的なワインが多いのですがこれほど癖のないスタイルは珍しい(笑)。ワイン自体の濃度感と泡とのバランスも良く、若干清涼な喉ごしを意識できる微妙な出来映え。ある意味完璧な中庸なのです(笑)。
私はランブルスコというと常に生ハム、生ハムの連呼(笑)。このランブルスコは何を食べながらでも行けちゃいますね(笑)。また品の良い肉、塩コショウだけで味付けした牛ロースやヒレ肉 肉自体の旨みを味わいながらでも飲んでみたくなります(笑)。
あと、ランブルスコのサブ・ゾーンのD.O.C.『サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ』はエミリア・ロマーニャ州の中心部で核心ともいえるモデナ県に1970年認定のD.O.C.です。もともと地元消費の辛口ランブルスコを生産していました。
『サンタ・クローチェ』なんてネーミングが良いですよね(笑)。ちょっとグッときませんか(笑)?
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インポーターさん資料より
カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラは1903年に創設されました。創設以来100年以上というたいへん長い歴史に支えられたイタリア・モデナ県にある生産者協同組合です。カルピ協同組合とソルバーラ協同組合とが合併し、組合員は約1,600名、所有する畑の面積は2,300haと、かなり大規模な生産者協同組合となっています。
ソルバーラやサラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ、グラスパロッサなどのDOCの畑があり、ワインにも畑の特徴が表現されていますが、おもにランブルスコを多く生産しています。さらに近年は、グレケット・ジョンティーレ(=ピニョレット)で造るコッリ・ボロニェージ・クラッシコ・ピニョレットDOCGの存在も注目されています。
創業以来の長い間、そのこだわりは品質に焦点を当てられているため、畑の面積と比較して瓶詰されているワインの生産量は決して多くありません。丹念に吟味して厳選された葡萄を使用し、年による差がつかないよう常に上質なワインを生産するべく注力しています。ガンベロロッソ誌でも称賛され、近年は必ず名が挙げられる生産者です。
後半の3本はスパルタンな赤!
まずは大特売品のパストゥーグランです。
●ブルゴーニュ パストゥーグラン 赤 2014年 ドメーヌ・ジャイエ・ジル フランス ブルゴーニュ 750ml 1780円税込み
テロワール絶対主義者を唸らせた反骨の
人ロベール・ジャイエ。ジャイエの名前からわかるとおり、初代ロベール・ジャイエはブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエと従兄弟同士の間柄。
もともとヴォーヌ・ロマネの出身で、1949年、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティにアンドレ・ノブレの見習いとして入門。叩き上げですね(笑)。1955年にマニー・レ・ヴィレール村のジル家の娘と結婚し、オート・コートの畑を継承しました。それでドメーヌ名は『ジャイエ・ジル』となりました。さらにジャイエ家からエシェゾーとニュイ・サン・ジョルジュ1級ダモードなどが加わりました。
そして、ドメーヌを継いだロベールの息子がジル。母方の姓と綴りも同じでジル・ジャイエ。そのためドメーヌ名は正式には『ジル・ジャイエ・ジル』。所有畑の面積は11ha弱となっています
順調にドメーヌ運営を進めていたジル氏でしたが病魔におかされドメーヌの存続に決断を迫られました。2017年までジャイエ・ジルの名で運営されていましたが、アンドレ・ホフマン氏に売却されることになりました。ワイン愛好家でもあるホフマン氏はスイスの製薬会社ホフマン=ラ=ロッシェの共同代表。なんとヨーロッパ第15位の大富豪とか。
大腸癌との闘病の末、2018年1月にジル氏は逝去。現在は、アンドレ・ホフマン氏がオーナーとなり、アンドレとジルが選んだ若きワインメーカーのアレクサンドル・ヴェルネとともに「ジャイエ・ジル」の歴史を繋いでいます。今のドメーヌ正式名は『ホフマン・ジャイエ』となっています。
ジャイエが名を馳せたのはオート・コートのワイン。個人的に白ならオート・コート・ド・ボーヌ、赤ならオート・コート・ド・ニュイを選びます。丸っきりの私の好みですが(笑)。
ところで一般にパストゥーグランはピノ・ノワール1/3、ガメイ2/3のセパージュの割合と言われていますが、正確にはピノ・ノワールが1/3以上、ガメイが2/3以下の割合で混醸したもの。ピノ・ノワールとガメイは同じ区画で栽培されたものに限られます。
実は私パストゥーグランはアリゴテ同様に、農家の自家消費用ワインのイメージがありまして、ほとんどノー・マーク(笑)
。実際向こうのドメーヌを訪ねてもパストゥーグランやアリゴテの畑なんか案内しません(笑)。
ところが今やアリゴテもパストゥーグランもブルゴーニュワインとして脚光を浴びています。有名どころのパストゥーグランなんか1万円の値段がついてることも
あります。そんなこんなでちょっと再勉強しちゃいました(笑)。
同じ区画にピノ・ノワールとガメイを植えるって常識的には不思議(笑)。たしかにピノ・ノワールはガメイから枝分かれした品種ではありますが、収穫時期が違います。とはいえブルゴーニュではそうしてきた訳ですから、収穫時期が重なる。一般にいわゆる混植をすると収穫期が同じようになると言われています。オーストリアのゲミシュター・サッツやドメーヌ・ルージュ・ブルーの白なんかそうですね。とはいえアベラシオンの規定では『葡萄果汁を混ぜて発酵させる。』と玉虫色(笑)。なかには収穫期がずれることがあるので、どうやら収穫の早いガメイを果汁としてストックしておくこともあるようですね(笑)。
あと、基本的にピノ・ノワールとガメイでは熟成のスピードが違いますから、混ぜることはミス・マッチです(笑)。でも早く飲めるブルゴーニュワインとしては有りなのでしょうね。長く熟成させるようなワインではありませんが(笑)、少なくともそのドメーヌで造るピノ・ノワールよりは早くしかも安く飲める訳ですからね(笑)。もちろん良いドメーヌは手を抜かずに栽培しますから、パストゥーグランは馬鹿に出来ない味わいのワインとなります(笑)。ワイン自体の生命力はボジョレーを凌ぐはず。
ところでジャイエ・ジルのパストゥーグランは全く木樽熟成しないスタイル。セパージュの割合は明らかにされていませんが、おそらくピノ・ノワール50%、ガメイ50%で植樹されていると思います。たしかにアンリ・ジャイエもそんな割合だったかな(笑)。
ところでこの2014年のパストゥーグランは作柄のせいでピノ・ノワール60%、ガメイ40%とイレギュラー。初夏の雹の影響かもしれません。生産量も少なく1,200本ほどしか出来ませんでした。
畑の面積は0.5ヘクタールほどですから、
異常に少ない。きっと例年の半分以下だと思います。
あと面白いのはこのヴィンテージに限り木樽熟成をしています(笑)。カタログには新樽100%と書いてありますが、ほとんど樽香が解らないレベル。バリック4樽のうち一樽だけ新樽を使って1年ほど熟成させてからタンクで半年ほどアッサンブラージュ熟成させて瓶詰めしたのでは?ピノ・ノワールが多い分パワフルのようです。
しっかりしたミディアムのボディーは張りがあり緻密な酸とタンニン。果実味はアロマチックで華やか。醸造時のマセラシオン・カルボニックの影響を感じます。どちらかと言うとガメイらしい香り満々(笑)。酸っぱいくらいたっぷりの酸は翌日になるとバランスがとれて美味しい(笑)。ちゃんと造ると生命力がありますね。少なくともクリュ・ボジョレーの上物。でも力はパストゥーグランの方があるかな(笑)。ワイン・ビネガーを使った料理、マヨネーズなんかとは相性抜群ですね(笑)。ピクニックのサンドイッチのお供にされるのも解ります(笑)。ラタトゥイユにも良く合うはず。個人的には6対4くらいの酢醤油(お酢多め)で餃子食べながらこのパストゥーグランを飲んだら至福の時間を過ごせそう(笑)。
しっかりはしていても肩肘張らないマリアージュが楽しめそうです(笑)。パストゥーグランってこうじゃなきゃ!
10年を越える熟成をさせて、眉間にシワを寄せながら飲むものではありません(笑)。
お値段もこんなところでイイのでは?
でも、緊急大特価ですからお見のがしなく!
よーやく飲み頃になったか?
私の大好きなクリュ・ボジョレーです!
●モルゴン 2013年 ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール
フランス 赤 ボジョレー モルゴンA.C. 750ml 3545円税込み
クリュ・ボジョレー ムーラン・ナヴァンの西のヴォーセルノーに本拠を置くドメーヌ・ド・コート・ド・モリエール。ブルーノ・ぺルノーさんと奥さんのイザベル夫妻が古き良き時代のワイン造りを再現実践。植樹は1m 間隔、余計な化学薬剤は一切使用せず栽培した葡萄は、SO 2 も使用しないで醸造されます。やれば出来るとは思いますが、ここまでやる人はほとんどいないですね(笑)。第一採算が合うのか(笑)?得られる果汁は1本の葡萄樹からハーフ・ボトル1本を遥かに下回ります。
味わいはマルセル・ラピエールのスタイルをもっと強く深くしたような感じかな(笑)。
ところで日本ではボジョレーのモリエールと言えばドメーヌ・ド・オート・モリエールが有名。漫画『神の雫』で取り上げられた影響です(笑)。これはドメーヌ・ド・コート・ド・モリエール。デンマークの著名レストラン『ノーマ』でオン・リストされていることで有名(笑)。
これは樹齢60年の古樹で栽培した葡萄を開放式のタンクで房ごと発酵させたもの。いわゆるセミ・マセラシオン・カルボニック。古典的な発酵方法。12日間の醸しのあとゆっくり優しくエア・プレスした後シュール・リーの状態で6ヶ月ピエス樽(多分古樽)で熟成、澱引き濾過をせずに瓶詰め。すべての工程でSO 2 は無添加。
味わいは「こんなに美味しいボジョレーを飲んだのは何時以来(笑)!」美しく落ち着いた紫色。チェリーやイチゴの風味がぎっしり、ぎゅっと詰まった甘くないジャムのよう。深く、大きく、広い様はいう言葉がない(笑)。時間の経過とともに重い腐葉土やキノコ、リキュールっぽさが出てきます。同時に果実味は力強さ、緻密さを増し、しなやかで弾力のあるものに変化。『噛みごたえのあるワイン』です(笑)。ジビエとの相性は抜群なはず。
ワインとしての生命力を感じる逸品なのです。
そしてトリを飾るのがコレ。
手強い曲者(笑)。これを旨いと感じる人、とてもじゃないが飲んでいられない!意見は別れるかと(笑)。でもワインとしては凄いのです(笑)。
●パラモス・デ・ニカシア ティント 2016年 マキナ・イ・タブラ スペイン カスティーリャ・イ・レオン ヴィノ・デ・メッサ 赤 750ml 2357円税込み
『パラモス・デ・ニカシア』は『ニカシアおばあさんの荒れ地』と言う意味のワイン名。生産者『マキナ・イ・タブラ』は『機械とテーブル』と言う意味。アバンギャルドなネーミング(笑)。意図がよく解らん(笑)。
正直インポーターさんの資料を見ても、マキナ・イ・タブラのホームページを見てもよく解りません(笑)。
このワインはルエダやトロの葡萄を使って作られているようです。それゆえヴィノ・デ・メッサ。樹齢の古い条件の良い葡萄畑を選んでいるとか。それでいてコンセプトが『生き方』って言うのもよく解りませんが(笑)。
でも飲んでびっくり!
濃密な丸っきりのビオ・ワイン。
いわゆるドリアンのようなビオ臭は強め
(笑)。ですからこの時点でダメな方もおられるかと(笑)。私は大丈夫(笑)。あの臭みが濃いクレーム・ド・ブリュレに感じられます(笑)。後味の長い余韻に伴うような枝豆の香りも立派(笑)。
とことん尽力して造られたビオ・ワインとしか思えない圧巻の出来映え。すべてが立派で複雑。プリオラートのような、重量感があり折り重なるようなタンニンは壮麗。普通じゃない素晴らしいもの。高貴な香木や植物の香りはテンブラリーニョの完熟したやや暗いベリーやプラムや薔薇のニュアンスと相まってカオス状態。ブラック・ホールに近い(笑)。すぐに全体は解りませんから時間をかけて飲むべきグレート・ワインでございます。きっと熟成能力もかなり高いですね(笑)。
解りやすく言うならば、有り様はフランス・ローヌのドメーヌ・ルージュ・ブルーの『ルナティック』をさらにパワーアップして癖を強くしたかのよう(笑)。
何故違う産地のワインでこんなに土臭いビオらしいワインが作れるのか?そもそもビオで産地の違う葡萄をブレンドして良いの(笑)?普通原理主義的なビオの生産者はしないでしょ(笑)。おそらくシスティマティックにワインを造っているはずなのに、こんなプリミティブな味わいは不思議。
あんた『生き方』違うんじゃないの(笑)!
あと、飲んだ印象ではバリックで全房発酵したものを樽熟成させたとしか思えない強くて深い味わいと生命力。でもカタログではステンレス・タンク発酵後に大きさの違うオーク樽にて熟成とあります。ヴィノ・デ・メッサの規格とも相容れないし。う~ん。解らん(笑)。
凄いワインなのですが、私の常識を越えています(笑)。でも私は大好きなのです(笑)。
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インポーターさん資料より
マキナ・イ・タブラはオリオルとスサナの若いカップルが2013年にカスティーリャ・イ・レオンで立ち上げた小さなプロジェクトです。オーナーの一人、オリオル・イジャ氏はもともと銀行の出身です。しかしすぐに金融の世界に嫌気がさし家族でレストランを開業。そこでワインに興味を持ち始め、伝説のプリオラート、クロ・モガドールを試飲中にルネ・バルビエのもとに飛び込み直談判。ルネを説き伏せプリオラートに移住して修行を始めます。その後、コンサルタントや醸造家として活躍し、消えゆく地ブドウ、スモルを使った自然派ワインのはしりともいえるワイナリーを設立するなどひたすら走り続けた10年余り。ついに自らの理想にかなった畑をもとにマキナ・イ・タブラが誕生します。個性をそなえた古い畑を自ら足で探し
歩いたため畑は各地に点在しています。畑ではビオディナミ農法を実践。醸造設備は借りて自分たちの思い描くワイン造りをしています。ワイナリーのコンセプトは「生き方」。土地に敬意を払い小さな家族経営のワイナリーで起こる全ての出来事を愛でています。
セパージュはティンタ・デル・パイス60%、ガルナッチャ35%、マルヴァージア・カステリャナ5%。
ステンレス・タンク、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵後、オーク樽熟成18カ月(フレンチオーク、225L、500L、600L、2500L新樽は使用せず)。
以上6本、すべて赤でございます。しかも後半の3本はかなり手強い(笑)。
3月27日(金)は17~20時30分
3月28日(土)は11~20時30分
試飲できる状態でお待ちしております。
ひっそりやっておりますので、こっそりお越しくださいね(笑)。
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3月のマスキュー試飲できる状態
Mar 23, 2020 by weblogland |先月から大特売の白 フランス ラングドックのバロン・デ・モンテガード2018年そろそろ無くなりそうです。
残念!
そうそう。大事なことが。
今月の試飲会です。大っぴらに試飲会と言うのが憚られる昨今ですから、『3月のマスキュー試飲できる状態』ということでいかがでしょうか(笑)?
もちろん調子の良くない方は無理にお誘いしませんし、先月のように適当に試飲にお越しいただけると宜しいかと(笑)。一辺に10人なんてもともと集まりませんから(笑)、大丈夫かと。中を覗いて10名以上いたら、ちょっとお待ちくださいますれば助かります。
そんなこんなで3月27日(金)、28日(土)はいつも通りにマスキューは試飲できる状態になっております。こっそり来てくださいね(笑)。
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パストゥーグラン研究
Mar 19, 2020 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

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マスキュー! 気でもふれたか?
Mar 17, 2020 by weblogland |
ドメーヌ・ジャイエ・ジルの
〇アリゴテ 2015年 1,980円税込み
●ブルゴーニュ・パストゥーグラン2014年 1,780円税込み
〇ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 白 2015年 3,965円税込み
●ブルゴーニュ オート・コート・ドニュイ 2015年 4,480円税込み
●ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ゾー ・ポワレ 2014年 10,780円税込み
ど、どうしたマスキュー!
気でもふれたか?
そうですよね一つのブルゴーニュのドメーヌのワインをまとめて5種類扱うなんて、大手のワイン・ショップ並み(笑)。気がふれたと心配されるのは至極当然かな(笑)。
まあ、巷はコロナで沈みっぱなし。ワインがバンバン売れることもなし。インポーターさんの特別提供品だし、ちょっと信じられないくらいの価格ですから、家でひっそりワインを楽しむ方もしくはコロナが終息したら楽しみたい方用でございます。
安くはありませんが、これなら手が届くかな?
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花月総持寺のマスキューですが
Mar 16, 2020 by weblogland |『花月園前』は『花月総持寺』にちゃんと変わってました(笑)。車内の電光掲示板ももちろん更新されてました(笑)。
私問屋さんやらに電話するとき「花月園前のマスキューですが」と何時も言っております。でもこれからは「花月総持寺のマスキューですが」って言わなくてはダメかな(笑)。ちょっと練習しましたが(笑)、なんか気恥ずかしい(笑)。
う~ん。
とりあえず「マスキューですが」にしとこうかな(笑)。


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明日3月14日から、『花月総持寺』になります!
Mar 13, 2020 by weblogland |何がって(笑)?
マスキューの最寄りの京浜急行電鉄の駅は『花月園前)ですが、駅前が『花月総持寺』に変更となります。もともと花月園は戦前のテーマパーク(笑)。今で言うディズニーランド(笑)。戦後競輪場として再利用されましたが、競輪場も50数年をもって閉鎖
。それをここ何年かかけて大造成。広い住宅地として蘇ります。でもですね、駅の回りに何もない(笑)。何年か前に花月園前がテレビ東京の『アドまチック天国』に取り上げられた時『番組史上最も何もない街』と評されました(笑)。
然るに新しい名前のつけようもない(笑)。私などの地元民は、駅名なんか変えなくてもイイじゃん。なんて思ってますが(笑)
、将来の高級住宅地の駅名をイメージアップさせたいのかな(笑)?花月園というと競輪場のイメージがまだ強いですもんね。そんな訳かどうか知りませんが(笑)
、お隣の総持寺さんの名前も借りて『花月総持寺』!
なんか情けないなぁ(笑)。
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ドメーヌ・ジャイエ・ジルを調べていました
Mar 10, 2020 by weblogland |知らなかった!
今日ブルゴーニュのドメーヌ・ジャイエ・ジルを調べていました。そんな折、なっなんと、二代目当主のジル・ジャイエさんが2018年に亡くなっておりました。ちょっとブルゴーニュのワインとは疎遠になっていましたので知らなかった!昔一度お会いしたことがありましたが、たしか私よりちょっと年下の50代。恰幅が良くエネルギッシュな方でしたから、まさか亡くなっているとは…。
大腸癌だったらしく、ドメーヌの行き先をアンドレ・ホフマン氏に売却託したようです。このアンドレ・ホフマンさんはワイン愛好家の大金持ち。ドメーヌの責任者も亡くなる前に任命し、後顧の憂いなくけじめをつけたようです。
う~ん。
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家でひそひそ飲み会が流行ってるのかな
Mar 07, 2020 by weblogland |今日のお客様
「マスキューさん!今度家でワイン会をやります(笑)。場の盛り上がるワインありますか(笑)?」
私「お家でワイン会、イイですね(笑)。ワインは気心の知れた知人と一緒に飲むのが楽しいですもんね(笑)。」
お客様「まあ、古くからの夫婦友達の飲み会になるのかな(笑)。家だったら誰にも気を使わないですむし、あと安く上がる
(笑)、その分美味しいワインを飲む!」
私「ワインって一人でチビチビ飲んでもつまらないですもんね(笑)。その上ワインが美味しければ尚盛り上がる(笑)。」
「そーなんだよね。もともと皆でワイワイやるのが好きな性分だから、今回は困った。家でやるしかない。変な同調圧力がかかってるから、お店に行ってはいけないようになってるんだよね。」
私「先日夜7時頃に中華街行ったら異様な光景でした。明かりは爛々としているのに人がいない!」
「あんまり神経質になる必要はないと思うけど、マインドが萎縮しちゃってるし、それが他者への攻撃になったら嫌だよね。」
私「中華街にヘイトの手紙が送りつけられたり…。情けないですよね。」
「だから、とりあえず家でやる!家だったら多少の悪口、暴言を吐いても笑える(笑)。ガハハって笑って冗談を言えなきゃ!」
私「ごもっともでございます(笑)!」
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こんなの仕入れちゃいました(笑)。
Mar 07, 2020 by weblogland |どさくさ紛れにこんなの仕入れちゃいました(笑)。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2012年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C. 750ml

ロッソ・ディ・モンタルチーノより高いのですが、それはブルネッロ故。昨年の秋にインポーターさんの試飲会で飲んで、『春過ぎてから飲んだら美味しいだろうなぁ!』と密かに思っておりました(笑)。扱う前に誉めすぎると無くなく可能性がありますので(笑)、セコく知らん顔して
『美味しいじゃないですか。』とポーカーフェイス(笑)。
先月の試飲会ではその下のロッソ・ディ・モンタルチーノで大人気。これは置いておかなければ!商売人根性に火がつきました(笑)。でもケチなマスキューですから(笑)、ほんの数本の入荷です(笑)。
近々アップしますから、しばしお待ちくださいね(笑)。
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C.
Mar 06, 2020 by weblogland |先日のマスキュー試飲会で一番先に売り切れたワインは何でしょう?
じつは、
●ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C. 750ml 2938円税込み
です。
今回は終売アイテムが多かったので、在庫は多め。特にモンテガードの白やシャトー・ル・ペラはかなり余裕がありましたが、思わぬ伏兵。ロッソ・ディ・モンタルチーノはウェブの常連の方から銘柄指定され、在庫も風前の灯火。今朝インポーターさんに発注し確保いたしました
。やはりディープなワイン・ファンは敏感に反応されます。逆にいうとそんなアイテムがマスキューに期待されている裏返し。もちろんお買い得の終売アイテム
も人気で、モンテガードはあと1ダースほどで無くなります。
煽る訳ではございませんが、お気に召されたお客様はお声をかけてくださいね(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半
Mar 03, 2020 by weblogland |●シャトー・ル・ペラ 2014年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.
販売価格(税込): 1,180 円
「おっ!ボルドーらしい!しっかりしてる
(笑)。」
「タンニンに質感があるよね(笑)。セパージュは何ですか?」
家内「メルロー85%、カベルネ・フランが15%です。とてもクラシックなワインかと。私の好みのワインです(笑)。」
私「カベルネ・フランが入るところが特徴的ですね。カベルネ・ソーヴィニヨンdeはないところがミソですね(笑)。」
「カスティヨンって右岸ですよね。メドックみたいな軽さが無くてイイね(笑)。」
「さっきのクロス・ロヘンが女性受けしたけど、これは男性受けするね(笑)。」
私「はい(笑)。特にオールド・ファンが好まれます(笑)。」
「タンニンが緻密ですよね。この価格帯のワインじゃないね(笑)。あと、2014年のボルドーって作柄がとても良さそうですね(笑)。」
私「はい。ブルゴーニュは2015年が優位、ボルドーは2015年より2014、2016年の方が良さそうですね(笑)。」
「最初は2015年もてはやされたけど(笑)、蓋を開けたら2014、2015年の方が良かった(笑)。」
私「ボルドーは2015年を煽りすぎましたね(笑)。」
「そうすると2014、2015年のボルドーはお買い得かな(笑)?」
「私この前サン・テミリオン行きました。シェヴァル・ブランの隣のシャトー行ってきましたよ(笑)。でもワインは強くて苦手(笑)。グラーブの方が飲みやすかった(笑)。」
私「サン・テミリオンのワインはメドックより濃く造りますから、より渋く感じますよね(笑)。」
「それにしてもこのワイン安いですよね?」
家内「実はこのワイン、インポーターさんが輸入を止めるために特別価格となりました。定番としていただけに残念です。」
私「このワインは、1本の葡萄樹に8房しか実をならしません。本格派でございます(笑)。」
「マスキューさん、普通はどのくらいならすのですか?」
私「結実枝1本で11房なります。結実枝を2本伸ばすと22房。最大4本だと44房が可能かな(笑)。ニューワールドは22房が基本のようです。」
「えー!これって少ないですよね?」
私「はい。古典的な栽培です(笑)。」
「沢山実をならせるとどうなるのですか?
」
私「ワインが水っぽくなります(笑)。あと葡萄樹がすぐ枯れます。」
「フランスの葡萄樹で樹齢100年なんてあるのは、一年で収穫する葡萄果が少ないからなのですか?」
家内・私「左様でございます(笑)。」
●シャトー・ブリソン 2016年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.
販売価格(税込): 1,980 円
フランス ボルドー 赤 750ml
私「実はこのワインは所有者が前のワインと同じです。同じ村のものとなります。
セパージュもほぼ同じ。ただしル・ペラよりさらに収穫量を落としております。1本の葡萄樹に6房ほどです。」
家内「ブリソンはル・ペラのワンランク上のキュヴェと考えて良いと思います。」
「あー!ル・ペラよりもっと濃い。甘さもある。スケール感も大きい。」
「たしかに共通する味ですね。でも大きさ
が立派(笑)。それにまだまだ熟成しそうですよね(笑)。」
「まだ若いし、みなぎるものがある(笑)。」
家内「カベルネ・フランがとても効果的に感じます(笑)。」
「とてもタンニンが多いけれどクリアで凄い質感。マスキューさん曰くの壮麗かな(笑)?」
「グラン・ヴァン並みだね(笑)。」
家内「この二つのシャトーを受け持つ息子のセドリックさんは真面目(笑)。日本に来ても『畑が心配だから早く帰りたい! 』 とおっしゃってました(笑)。」
「マスキューさん!ル・ペラとこのブリソンは同じ所有者のものということは、両方とも同じインポーターですよね。ということはブリソンも輸入中止なんですね
?」
私「今回マスキュー試飲会にお出ししたモンテガードの白、ル・ペラ、ブリソンが輸入中止となります。長く定番としていたアイテムなので困っています。インポーターさんも心苦しく、『お世話になったお客様にお安く提供してください』とのご厚意で特価セールとなりました。」
「そういえばマスキューさんボルドーワインあまり置いてないよね。」
家内「数少ないお買い得のボルドーでしたからショックが大きい!」
●ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C. 750ml 2938円税込み
「あっ!うんまい、これ!」
「今日のピカ一(笑)!図抜けている(笑)。」
「口の中に入れると破顔しちゃう(笑)。美しい!」
「これ、余韻が美しい!何故ですか?」
私「何故と言われると困りますが(笑)、プレス果汁は使っていないような気がします。それゆえクリアさがあるのかと。」
「なるほどね。だから色も薄いし過剰なタンニンもないんだ。」
「香りの広がり、美しさ、かなりの上物だよね(笑)。なかなかお目にかからないレベルだね(笑)。」
「これってサンジョヴェーゼですよね。キャンティやキャンティ・クラッシコはこうならないですよね。不思議(笑)。」
「なめし革みたいな妖しい香りがしますね
(笑)。高いワインみたいなんですよね(笑)
。」
「飲み頃になったバローロに似てる(笑)。
」
家内「暖かみがありますよね(笑)。」
「2016年ってイタリアも良い作柄なんですね(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「マスキュさん、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と。14.5%です。」
「思ったよりアルコール分が高いんですね
。13~13.5%くらいの感じですよね。」
私「そうですよね。エレガントに感じます
よね(笑)。たしかブルネロの南端にありますからアルコール分は高くなり勝ちなんでしょうね。でも酸があるから折り合いが良い。一般に土壌が石灰質なのもエレガントなスタイルとも言われます。」
「これって早く飲めるように造られてるんだろうけど、下手なブルネロ飲むより遥かにイイね(笑)。」
家内「通例ブルネロは4年熟成。こらは1年
くらいの熟成期間です。ワイン自体は出来上がっていますから、早く飲めるように造られています。」
「ブルネロってなると桁が変わってくるもんね(笑)。がっかりするのも多いし(笑)。」
「このロッソ・ディ・モンタルチーノはブルネロに通じますよ。マスキューさん!
実際のブルネロはどうなのですか?」
私「ヴィンテージは2012年でまだまだ先がある感じです。ほんとはブルネロも出したかったのですが、まだ開けるにはちょっともったいない(笑)。味わいは基本同じようなものなのですが(笑)、大きさは桁外れ。それでいてエレガント。言葉を失いました(笑)。壮麗なグレート・ワインでした。」
「マスキューさんブルネロも仕入れてみてくださいよ!」
時節柄ちょっと無理な開催となりましたがお許しください。また、わざわざのご欠席のご連絡痛み入ります。ありがとうございました。
皆様のご健康と3月も開催出来ることを
祈るばかりでございます。
ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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