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まあ、奥の手もあります

Jan 21, 2015 by weblogland |
明日は雨で寒い日になりそうですね。
今マスキューでは今月の試飲会(1月30・31日)のラインナップ選びにてんやわんや(笑)。
実は最少の1本として選んだ白ワインにソルビン酸の添加が…!素晴らしいワインでしたので、確認を怠りました。見抜けませんでした。まだまだ修業がたりないかな。
もちろんソルビン酸自体は保存料として日本国内では認められており、実際かなり使われています。その使用量を上手く制限すれば問題はないかと思いますが、『原則ソルビン酸添加のワインは扱わない』方針を守るしかありません。我々自身あまり良いイメージがソルビン酸にはないからです。まあ、食品工学の見地からすればアレルギー反応にしか見えないかもしれませんが、ここは変なワインショップということでお許しください。

先週取り寄せたイタリアワインはとても美味しかったのですが、マスキューにはちょっと高級過ぎたし。抜群に美味しいヴィレクレッセの1本しかまだ決まっていません。どないしよ?
明日届くフランス南西のワインに期待しましょう!
そうそう、今日夕方あるインポーターさんが持ってきて試飲させていただいたローヌのクローズ・エルミタージュは当確かな。そうするとあと4本です。

まあ、奥の手もありますから(笑)、焦らず間違わないチョイスしなくては!

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『日本民家園』続き

Jan 19, 2015 by weblogland |
昨日の続きです。
『日本民家園』の茅葺きの農家なのですが、私の生まれ育ったマスキューでは縁もゆかりもありません。生まれた時からガスや水道は有りましたし、屋根は瓦でした。もちろん建物自体が戦後の建築です。
でもですね。母親の実家は茅葺きの建物でした。金沢文庫にありますが、私が中学生になるくらいまで住んでいました。解体した際に、江戸初期の建築と梁柱に墨書があったそうです。固く踏み締められた土間、その上を見あげると屋根の茅葺きまで見える天井の高さ。ひんやりした家の中の空気。『日本民家園』と同じでしたね。ただガスや水道はありましたから、ヘッツイ(かまど)などはもうありませんでしたが(笑)。
ところで家内の実家は明治期に建てられた農家です。改築を重ねていますから、今ではまったくその痕跡は残っていません(笑)。でも彼女が幼い頃にはまだ土間があり、ヘッツイがあったそうです。ですから『日本民家園』でヘッツイを見ると彼女にはかなり懐かしく思えるようです。
歳の近い我々夫婦でも、原風景は違います。でも、江戸時代ってそんなに遠い昔ではなかったと実感。考えてみると、私や家内の曾祖父は幕末生まれなんですよね。顔は知りませんが、話の中で名前は聞いたことがあります。祖父や祖母から曾祖父の話を聞いたことが記憶にあります。こんな風に辛うじて江戸時代に繋がりを感じる我々は絶滅危惧種(笑)?
少なくとも今の20代。我々の子供世代にはあり得ない感覚なのは、きっと確かでしょうね(笑)。

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表現がむずかしい

Jan 19, 2015 by akiko |
お客様とワイン談義。とっても楽しいひと時です。ですが、いかんせん ワインは嗜好品。
それぞれの好みも違えば 感じ方も違う。同じワインを一緒に飲んでいたとしても 語る言葉が違う。
その違いを 乗り越えていく過程が ワインのおもしろさであり、奥深さである思うのですが・・・難しいですよね。

先日も カベルネを主体としたワインの「かたい、やわらかい」という話題で 盛り上がりました。
お客様も私も どうやら共通のイメージは持っているようなのですが それをぴたっとくる 表現で表せない。
で、結局 みんな知っているもので 表現すればいいんじゃないか ということで お醤油。
醤油そのままを舐めたとき、清酒やだしをちょこっと加えたもの、砂糖やみりんを加えたもの、
などなど 表現のアレンジも効くし イメージを共有しやすい。お客様と うん、うん と頷き合ったのでした。
こんな具合にワインを語るとき 身近なもので表現するとワインがより日常生活に入りやすくなるんじゃないかな。

でも 私の場合あまりに 身近なたとえを出しすぎるきらいがある。
ワインのテイスティング用語があるけれど いまひとつ身についていないなぁ と反省しています、じつは。
今年は きちんとテイスティング用語でも表現できるし、日常的な単語でも表現できるように 心がけていこうと思っています。

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穴場発見 - 日本民家園

Jan 19, 2015 by weblogland |
穴場を発見しました!

実は今日、登戸の『日本民家園』にいきました。広大な生田緑地の中にあるテーマパーク(笑)?です。
規模が凄くてビックリ!
なんと近世の古民家20棟ほどを移築保存しています。
武蔵小金井の『建物園』も凄いですが、違った意味で凄い。
茅葺きの農家の屋敷が中心なのですが、移築した1件1件が回りの庭や気色と馴染んでいます。里山に迷い込んだような錯覚すら起きます。
規模からすると国家事業に相当しますから、川崎市の力量も凄い(笑)。あれだけの数の古民家と園内を維持するのも大変なはず。入園料500円は安過ぎますね。
そうそう、あと特筆すべきはスタッフの丁寧さ!すれ違う時必ず挨拶してくださいますし、とにかく親切。純朴な思いやりを感じます。田舎にあるような親切心・ホスピタリティーを感じました。
ディズニーランドも良いですが、『日本民家園』も良いですよ(笑)。

行くべし!

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良いワインを見つけちゃいました

Jan 18, 2015 by weblogland |
今日は暖かかったせいか、ちょっと忙しかったですね。今、関内に車で着いたところですが、町行く人も飲みモードの方々も(笑)。
やはりあまりにも寒いと総てが萎縮しちゃいますよね。
ところでヴィレ・クレッセで良いワインを見つけちゃいました(笑)。ヴィレ・クレッセと言えばマコンの優良な産地、ふくよかなシャルドネを産むことで有名。アンドレ・ボノームなんか有名です。今では、ブルゴーニュの範疇に入りますが、コート・ドールに比べるとちょっと緩い(笑)。
最近はヴィレ・クレッセもご多分に漏れず高騰、あまりお買い得感の高いワインも少なくなってきました。そんな昨今、朗報です(笑)。試飲会で見つけましたが、思わずゴックンしちゃいました(笑)。
この『思わずゴックン』が大事(笑)。
私最近『思わずゴックン』したブルゴーニュのシャルドネはルフレーブのレ・プュセルとビーズのコルトンシャルルマーニュくらいです(笑)。
今月の試飲会のメインテーマの白になりそうです。
乞う ご期待を!

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デイリーユースのワインって難しいよね

Jan 15, 2015 by weblogland |
今日は試飲会用に取り寄せたサンプルを飲みました。
イタリア ヴェネトの赤2本、白2本。全く無名の生産者です(笑)。無名なだけあってラベルやコルクにもあまり気は使っていませんね(笑)。
私「あれ?コルク切れた。」変に綺麗に切れましたからビックリ(笑)。
私「合成コルクの継ぎ目が剥がれた(笑)。いまだにこんなことあるんだ(笑)。」
やはり、輸出慣れしていない生産者のようですね。
味わいは、その土地らしいプリミィティブな味わい。シンプルで美味しいワインでした。
でもですね。ちょっとお高いんですよね…。マスキューのデイリーな価格帯を上回ってしまいます。
私「デイリーな価格帯だったら毎日でも飲みたいワインなんだけどな。」
家内「そうだよね。とくにカベルネ・フラン好きの私はこの赤を売ってみたい!」
私「でもさ、この値段だったらフランスのちゃんとしたカベルネ・フランが買えちゃうよね。」
家内「そーなんだよね。美味しいには美味しいんだけど…。明日また飲んでみてきめようよ!無理かな…。」
私「飛び抜けて美味しければ、もっと高くても売れるんだけどね。」
家内「そうそう。デイリーユースのワインって難しいよね。生産者が小さすぎると無理だし。大きすぎると美味しくないし(笑)。」

今月の試飲会に向けチョイスのピッチをあげなくては!まだ2本しか決まっていません。

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昨日は渋谷で試飲会。

Jan 14, 2015 by weblogland |
面白いワインがちらほら。でも、マスキューで売るとなると簡単に見つかりません。
まず、美味しくないと駄目。これは基本中の基本。飲んでみて美味しく感じたら、まず価格チェック(笑)。ここで、『あっ、安い!』と思ったら即決(笑)。サンプルが取り寄せ可能でしたら、サンプルをお願いします(もちろん有償)。サンプルが出せない場合。その場で発注します。
でもここで注意しなくてはならないのが、焦らないことです。
あと何本しかないからと言って、無理して沢山発注しないことが肝要(笑)。
まあ、大体1ヶ月内で売れる程度の数が確保できれば最低限十分なのです。人気があれば追加発注すれば良いし、無くなったら諦める(笑)!

そして次をまた探す(笑)。楽しいんですよね。この繰り返しが。

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最悪です

Jan 14, 2015 by akiko |
日頃は頑丈な私が珍しく 熱を出してしまいました。
節々が痛むし、食欲は落ちるし、目はしょぼしょぼするし 最悪です。

なにより困るのは ワインの味がわからなくなってしまうこと。
調子が戻って ワイン解禁と意気込んで飲んでみても、舌の回復はまだだった。・・・ということがよくあります。
熱のために 味蕾がダメージを受けているんでしょうか?
だしの味なんかは いつもよりはっきり感じるんだけどなぁ。

サンプルとして取り寄せたワインも待っているし、早く万全の状態に復帰しなければ。

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ワインの世界史

Jan 12, 2015 by weblogland |
今年は食品工学を勉強しようと、新年に思い立ちましたが、まずその前に(笑)ジャン=ロベール・ピット著 幸田礼雅訳『ワインの世界史』にはまってしまいました(笑)。
ワインの歴史を文化史的に世界的範囲で網羅しようとする意欲作。情報量とその処理能力とダイナミズムにビックリさせられます。網羅的でありながら理論的な著作は質・量とも想像を絶しますね(笑)。日本人の研究者で同様にこなす人はいないのでは?
もちろん、かつて私が学んだ知見は時代遅れ(笑)。ワインの文化史的研究は驚くほど進んでいます。90年代以降のソ連邦解体により一気に研究が進んだ感です。葡萄の原産地 黒海沿岸部を含めたワイン文化の成立に関する研究は更に進み、新な仮説も出てくるような気がします。ワイン文化をギリシャ・ローマ時代 キリスト教だけで理解する時代ではないのですね。

楽しい著作ですぞ(笑)!

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知る人しか知らないグレートワイン

Jan 12, 2015 by weblogland |
ヴァルテリーナ・スペリオーレ『サッセーラ』リゼルヴァ 2000年 バルジェラ 美味しいですね。お正月にじっくり時間をかけて飲みました(笑)。試飲でちょっと飲むのとは違い堪能しました(笑)。
弟分のロッソ・ディ・バルテリーナ2009年も、試飲会で皆さん飲まれたようにかなり個性的でインパクトのあるワインなのですが、その上のクラスだけあります。まず濃度感・密度感が素晴らしい!並のバローロどころではありません。樽熟成期間は長いのですが、樽香は全く気になりません。酸もまだまだ隠れてますね。深みがあり2000年ヴィンテージでも底が見えません。3~4日かけてじっくり観察するつもりでしたが、旨さに負けて2日で完飲しちゃいました。ネビオーロの在り方として、このD.O.C.G.の存在理由とネビオーロのポテンシャルの高さを知りました。あんな冷涼な産地でも対応できるとは!

実は昨日完売してしまいました。もちろん、休み明けには再発注する予定です。マイナーなワインですから、インポーターさんの在庫はあると思うんですが…。
知る人しか知らないグレートワインです(笑)。恐るべしイタリア!

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今日は寒いですね。

Jan 10, 2015 by weblogland |
無事歳が明け年初の忙しさも終わり一段落ついたところです。インポーターさんもそれを見越して来週から試飲会ラッシュ(笑)。週明けから3連続です。家内と順番で行きますが、行きたい試飲会が重なることも(笑)。こんな時は私が率先して遠慮します(笑)!

ところで今年に入り何故か解りませんがロッソ・モリーゼ2009年が売れています。とても南イタリアらしい良いワインなのですが、華はないかな(笑)。でも、リピーターがとても多いのです。
うーん。
ロッソ・モリーゼはオリーブ・オイル、トマトソース、モッツァレラチーズ、クリーム、等との相性は抜群。この手の料理だったら何でも合います。今、この手の料理は日常的に食べられていますから、きっと、この『日常的』がキーワードですね(笑)。毎日重くてゴージャスなワインばかり飲む訳ではありませんから、当然の帰結ですね(笑)。ワインを日常的に楽しむ方々が増えたのを実感しています。
そう言えば『マスキューで流行ってるデイリー・ユース・セット』をお買い上げくださったお客様で、その中の気に入ったワインをピンポイントでまとめ買いされるリピート・パターンがあります。こんな時はとても嬉しいのです。真剣にワインを選んで下さってる証拠ですから、冥利に尽きます。
変なワインをセットに入れられません!

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ラベルコレクター

Jan 09, 2015 by akiko |
最近は スマホや携帯、コンピューター上に 飲んだワインの記録を残しておく方が大半なんでしょうね。
持ち運び容易だし、容量は大きいし、整理もしやすそうです。
が、私はいまだに ラベルをはがして台紙に貼っておく派。超アナログで 不便だなぁと思うときもあるけれども、
シートをボトルに密着させて 数日間放置。頃合いを見計らって剥がす。その時は焦ってはいけません。 息をつめてそろりそろりと慎重に。
そのワインがどんな香味だったか思い出したり どんな食事に合わせようかと考えたりしながら 慎重に。
・・・という過程が好きなんです。台紙に貼るときには 記憶もしっかり固定される気がします。

でも、困っていることがひとつふたつ。
カラフルなラベルや金色を使った豪華なラベルは 部分的にシートにのらないことがあるんです。インクのせいなのか、糊が弱いのか。
それとも私のやり方が悪いのか。工夫の余地がありますね。
もう一つは 台紙の色。大概の台紙は白色ですね。ワインラベルのほうも 白がベースだと 見た目が映えない。
まぁこれは めんどうくさがらずに 自分で色付きの台紙を用意すればいいことなんですが。

そんなこんなで 増え続ける私のラベルコレクション、さらに増え続けること 間違いなし。

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何故、酒造法が出来ないか?

Jan 09, 2015 by weblogland |
昨日の続きなんですが(笑)。
何故、酒造法が出来ないか?
明治以降酒類は大事な徴税対象でしたから、監督官庁は国税庁です。更なる人口減少や消費減が予想され、お酒の飲み方にも社会的制約・厳しさが増す昨今も変わりません。自分の仕事を減らすことを嫌う官庁国税庁が監督権を手離す訳がないのです。
本来ならば農林水産省や厚生省が監督すべき状況の酒類行政において、現状とは時代遅れの国税庁に将来を見越した指導ができる訳がありません。酒類は彼らからすれば、単なる担税品なのです。税収が上がりさえすれば良いだけなのです。
健全な食文化の一つとしての酒類市場を育成する権限もベクトルもありません。運用の変更でその場しのぎをしているのみです。
また、業界自体も江戸時代以来の相互監視の横並びの体質がいまだに色濃く残っているのも、阻害要因です。崩壊寸前のコミュニティーですが(笑)。
ここはビジョンのある筋の通った政治家が出てくるのを待つか? 市場と法律の解離がさらに進むのを待つか?
私、個人的には河野太郎さんに期待してるんですが…。期待される河野さんには迷惑かな(笑)?
質問引っ込めたしなぁ(笑)。
問題が深刻化すれば、自然と行くべきところに行くと楽観的に考えていた方が得策かな(笑)。

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注目はバルクワイン関税の撤廃

Jan 07, 2015 by weblogland |
今年に入りオーストラリアやチリとのE.P.A.が発効します。
中でも注目はバルクワイン関税の撤廃です。今まで1リットルあたり40円の関税がかかっていたものがO円になります。もちろん濃縮果汁も同様です。
うーん。
バルクワインも濃縮果汁もいわゆる大手国内メーカーや国産ワインメーカーの原料ですから、日本国内産ワインを扱わないマスキューにはあまり関係ないかな?国内産ワインメーカーにとって有利に働くのかな?程度の認識しかありませんでした。
でもですね(笑)。大手インポーターさんがバルクで18000リットル輸入して、日本国内で瓶詰めしてそのまま販売するようです。今まで日陰の身であったバルクワインが陽の目をみます(笑)。もちろん安い価格帯のワインなのですが、面白い行き方ですね。

日本の酒類業界はメーカー主導ですから、流通側からの力は弱い。それは酒税法の縛りがあったからです。
流通なんかよりメーカーを押さえれば酒税の徴税が容易になるお上のご意向によるものです。明治時代から続く官・民(一部)癒着の根深い体質です。

これは流通主導の自由なカテゴリーの出現です。画期的なのです。

酒税法壊れて行きますね(笑)。早期の酒造法の確立が期待されます。
国際政治のダイナミズムの前にしみじみ感じます。

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プーリアのワイン

Jan 07, 2015 by akiko |
今週初めに放送されたEテレイタリア語講座 「プーリアのワイナリーを訪問する」というテキストで おもしろかったですね~。
プリミティーヴォと思しきブドウが植えられた畑が映るし また、ワイナリーオーナーによるワインの説明もあるし、とっても参考になりました。

最近の流行かどうなのか、プリミティーヴォを使ったワイン、とくに 若いうちから飲めるものは
アルコールが強くボディも強靭。濃い味わい・豊かな香のフルーツ爆弾ってイメージですよね。
それはそれで 美味しく楽しめるのですが、
番組内で ワイナリーオーナーが言っていたように 長期熟成でよくこなれ、滑らかな味わいになったものにこそ
ブドウの性質・良さが現れるんじゃないかなぁ。
長期熟成に向くブドウ、早くから楽しむのが向きているブドウ ってあると思うんですよね、うん。

今年は そんなことも頭の中において ワイン選びをしたいと思っています。

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マスキューで流行ってるデイリー・ユース・セット販売再開

Jan 07, 2015 by weblogland |
復活いたしました!

何が?って、

マスキューで流行ってるデイリー・ユース・セット』です(笑)。

年末・年始に沢山ワインが必要な方のために作った白2本、赤8本のセット。販売開始から10日ほどであえなく撃沈。皆さんから「もうないの?!」とお叱りをうけました(ごめんなさい)。
暮れは需要期でもありますから、思わぬ注文が入ります。特にピンポイントでまとまった本数が入ったりします。10本セットの何本かがまとめ買い攻撃に遇って(笑)あえなく販売中止。もちろんセット販売用としてある程度のセット数は確保していましたが…。ありがとうございました。

あと嬉しい誤算が。このセット、通販用に作ったものなのですが、マスキューに直接ご来店して「マスキューさん10本セットください(笑)。」と、わざわざ車で足を運んでくださったお客様がかなりおられました。
有り難いことです。
こんな都会の田舎までわざわざ来てくださるとは!テレビ東京の『アドまちっく天国』ではあまりの何も無さに、「良く番組を製作出来た!」と称賛を浴びたこの地(笑)。

そんなお客様に「もうありません!」とは言えません。ですから、秘策で対応(笑)。
冷や汗かいちゃいました。
ありがとうございました!

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新年明けましておめでとうございます。

Jan 06, 2015 by weblogland |
マスキューは今日から営業です(笑)。
足りないワインを手配したり、業務用の段取りをしたり、さすがに休み明けは忙しい。インポーターさんも大体営業していますが、暮れに無くなったワインで補充が効かないアイテムや不明?なアイテムがあってバタバタです。
マスキューの『最近マスキューで流行っている10本セット』も販売を再開したいのですが、同じラインナップでワインが再び揃うか解らない状態です。皆さんのご要望が予想を超え、年末に販売をストップせざるを得なくなり大変申し訳ございませんでした。お許しください。

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サザエ

Jan 05, 2015 by akiko |
今年は4日までお休みでしたので、例年よりかなりのんびりできました。
今日からマスキューも営業です。頑張らなくっちゃ。

お休み中は ひたすらウォーキングでした。江の島に行ったり、四谷界隈を散策したり。
江の島といえば やっぱり海産物。何か 食べようと楽しみにしていたのですが、どこも ものすごい行列。
待つのが苦手な(せっかちで・・・)我々なもので、結局 江の島で食事するのは断念。
サザエの壺焼きにはどんなワインが合うか 確かめたかったんだけど、残念でした。
頭の中では ミュスカデ・シュル・リーか 意表をついて ペネデスのきれいな赤 アマルテアが合うと思うんですが。
どうなのかなぁ?   いつか しっかり確認しにいくことにしようっと。



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アスコニのシャルドネ キリタンポに合う

Jan 02, 2015 by weblogland |
新年早々嬉しいご連絡いただきました!

「マスキューさん、『アスコニ』のシャルドネ キリタンポに合う!」
ほうー!
キリタンポとは!
思いもしないマリアージュです(笑)。こいつは春から縁起が良い(笑)?
家内と『何故?』か妄想しました。
私「キリタンポに合うとは意外だった!」
家内「しょっつるとか魚醤が絡んでそうだよね。」
私「なるほど!魚醤だったら面白いマリアージュするかも?重なるニュアンスあるよね!」
家内「キリタンポの食べ方良く知らないけれど、しょっつる鍋とセットした食べ方したなら、マリアージュしそうだよね。」
私「『アスコニ』のワインはちょっと独特な穀物臭がするから、それが合うのかな?」
家内「そーかもね。ちょっと調べないといけないよね。」
私「あの独特さは何由来なんだろう?」
新年早々ワンダーランドが広がります(笑)。

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あけましておめでとうございます

Jan 02, 2015 by akiko |
昨年は白ワイン、そしてオーストリア、ハンガリーのワインにぐっと来た一年でした。
やはり ヨーロッパ。歴史・文化が違うのかなぁ。それぞれのワインの味わいに 深いストーリーを感じます。
中欧・東欧の歴史や文化を 勉強してみたいと思っています。ワインの種類も もっと増やしたいなぁ。

さて 我が家の元日といえば、洋風おせち。懇意のビストロさんにお願いしています。とっても美味しい。
おせちに負けないようないいワインを あけるのも また元日の楽しみです。
今年はイタリアの ヴァルッテリーナSPサッセーラ2000 バルジェラです。
年末は 同じバルジェラのロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ1999を飲んでいますから 比較も兼ねて。
・・・やはり すごいです。たっぷりしたボディ、果実味・香りはわずかに熟成を感じさせるけれど ふくよかで丸みがある。
最初に感じる揮発性の香り(セメダインみたいな)がやがて 甘さを呼んできてうっとりです。
ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ1999のほうは 厳格な印象・タイトなスタイルが顕著でしたが サッセーラ2000は懐深さをより強く感じさせます。
新年早々 いいワイン飲んじゃったな。幸せ。

今年も いいワインをご紹介できるように 頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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明けましておめでとうございます。

Jan 01, 2015 by weblogland |
昨日からの徹夜からようやく目覚めると雪が降っているではありませんか!
寒い訳です。
でも、お茶を飲みながらみかんを食べていると美味しいこと美味しいこと(笑)。体も覚醒しました。
ところで、今日は何を飲むか?飲み始めの大事な日です(笑)。あとで店のセラーで熟考します。

今、ふと思ったのですが、こうして歳の換わり目でリセットしたり、季節の換わり目にリスタートする志向・習慣は日本的ですよね。祈りがあります。
もちろん当たり前のこととして我々日本人のDNAに記憶されていますが、新年を迎える度に『今年は◯◯ができますように!』などと目標を立てたり、願を立てたり。共通の信仰心ですね(笑)。
そこで、ワイン教の私は(笑)、『今年も美味しくワインが飲めますように』とまず祈ります(笑)。大事(笑)。
あと『今年は食品工学を勉強しよう!』と目標を立てました。ある先生にお勧めいただきました。

よし!
頑張ろう!

本年もよろしくお願いいたします!

マスキュー 岡本

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あと4時間あまりで新年ですね(笑)。

Dec 31, 2014 by weblogland |
本年もご愛顧ありがとうございました。

私はこのあと明け方までお寺でお手伝いです。でも、あまり寒くなさそうですから気は楽(笑)。

毎年、暮れ新年らしくなくなってきたような気もいたしますが、日常的にワインを飲まれる方が増えたからのようです。お正月に限ってワインから、毎日ワインになってきたのかな(笑)。
いずれにせよ、暮れから新年 ワインをたっぷり味わってくださいませ。
皆様のワイン・ライフのご充実、ご健康をご祈念申し上げます。

今年のご愛顧重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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『アスコニ』を見ながらひらめきました

Dec 30, 2014 by weblogland |
今日は12月30日。
あと今年も残すところ一日です。
さすがに疲れてます(笑)。

でも、こんな時って何か馬鹿馬鹿しくて楽しいこと考えたくなりませんか?
今月の試飲会デビューから人気急上昇のモルドヴァ・ワイン『アスコニ』を見ながらひらめきました(笑)!



替え歌です!

では、僭越ながら一曲。節は『学研のおばちゃん』のコマーシャル・ソングです(笑)。

いいワイン
あるかな、あるかな~
ここに
アスコニ(あそこに)
マスキューに~
マスキューのおじさん!

失礼いたしました。
私がにやにやしながらメールを打っている姿に不審を感じた家内の視線が少し痛いです(笑)。
家内「また馬鹿な事考えてるでしょ!」
面と向かって言われると怯みます(笑)。でも開き直って。
私「内緒、内緒の楽しいことさ!」

ブログを見てばれるまでの命なのです(笑)。馬鹿にされるだろうな~

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あとちょっとで今年も終わりですね

Dec 30, 2014 by weblogland |
もう、あとちょっとで今年も終わりですね。マスキューは今胸つき八丁(笑)。
こんな時はお正月に何を飲むか?で楽しみます(笑)。
家内「お正月何を飲もうか?」
私「エスピエの『ブラッシュ』なんかイイね(笑)。」
家内「あー!あれはイイ!通常のエスピエが造るジゴンダスとは別物なんだよね。」
私「エスピエにしては珍しくシラーを使うんだけど、シラーを使うだけで有り様があんなに変わるとは!良いシラーなんだよね(笑)。」
家内「シラー自体の割合はそんなに高くないんだけどね。やはり特別な区画のシラーだけあるよね(笑)。」
私「まあ、味わいはジゴンダスには違いないんだろうけどね(笑)。新年に背筋を伸ばして飲むには最適かな(笑)?」
家内「あとヴァルテリーナ・スペリュール2000年なんかどう?」
私「テイスティングしただけだから、丸々1本飲んでみたいな(笑)!」
家内「そーなんだよね。丸々1本飲むことで、はっきり解ることって多いんだよね。少なくとも理解は深まる(笑)。」
私「あのワインは物凄いとしか知らないもんね(笑)。」
家内「どれだけ物凄いかが大事だよね(笑)!」

仕事の合間こうして楽しんでいます(笑)。

さあ、あと少し!
頑張らねば!

31日まで営業していますから、お寄りくださいませ!

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私のライバル

Dec 29, 2014 by weblogland |
うーん。
暮れもだいぶ押し迫り、ちょっと疲れてきました(笑)。まあ、毎年のことですから仕方ありませんか。
ところで先日のマスキュー試飲会で出したイタリア ロンバルディアのロッソ・ディ・ヴァリテリーナ 1999年 は面白いワインでしたね(笑)。寒冷地のキアヴェンナスカ(ネビオッロー)は凄かったですね。
締まりがあり、酸も多量にあり(笑)、口の中がオーロラ状態になりました。
でも、温度を下げすぎたり、乱暴にグラスに注ぐと機嫌が悪くなりました(笑)。好みも別れる難しいワインかな。
家内がロッソ・ディ・ヴァリテリーナ 1999年を 『厳格なワイン』と評していましたが、正にその通り!
家内の表現力を褒めるというより「私より上を行ってる」感(笑)。ちょっと負けてるなぁ。いやいや、フランス ワインだったら負けない!でもスペイン ワインは私より詳しいな。

私のライバルなのです(笑)。

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チョイスをお任せ頂ける方は一部差し換えにて対応-デイリー・ユース・セット

Dec 28, 2014 by weblogland |
うーん。
まずい!

実は『マスキューで流行ってるデイリー・ユース・セット』があと1セットとなってしまいました! もちろんラインナップされているワインが全部無くなりそうな訳ではなく、一部が欠けそうなのです。

困ったなぁ。

マスキューのお客様は、じっくり好みのワインを選ぶ方と、全面的にチョイスをお任せ頂ける方に別れる傾向があります。

その両者がバッティングしてしまったようです。

繁忙期なので充分用意したつもりでしたが…。

チョイスをお任せ頂ける方は、一部差し換えにて対応させていただくしかありません。
お許しを!

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ジュ・ド・レザン2014年もピッチが上がってきました

Dec 27, 2014 by weblogland |
今年は今日御用納めの方が多そうですね。マスキューもようやく年末モードに突入かな(笑)。マスキューの場合忙しいというより、インポーターさんが休みになるためワインが足りなくなってバタバタするだけなのですが(笑)。
そういえば、ジュ・ド・レザン2014年もピッチが上がってきましたね。まあ、これは年に一度だけの入荷ですから、無くなったら諦めるしかありませんね。

ところで試飲会のおさらいです(笑)。
今日は26日ですから、試飲会から丸3日経ちました。でもですね、モルドヴァの『アスコニ』のシャルドネとメルロ凄く美味しくなっています。ディテールがはっきりして、本来の質的な良さが伝わってきます。
うーん。
恐るべし!
先ほど、ワイン好きの強者オールド・ファンに試飲会の残りをテイスティングしていただきましたが、絶賛してくださいました(笑)。
コストパフォーマンスの高さにビックリされたようでした。
あー、良かった(笑)。
ただ、メルロの方なのですがインポーターさんの在庫がありません。年内は手持ちの在庫だけで対応しなくてはなりません。
うーん。
これがストレスなんですよね(笑)。

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やはり 忙しい・・・

Dec 25, 2014 by akiko |
12月も終盤です。やっぱりなんだかんだと忙しいですね。コンピューターのまえにすわるのも久しぶりです。

イタリア ロンバルディア州の赤ワイン ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ1999 バルジェラ、いいですね~。
奥行きがあって、深くて、強い酸とたっぷりの熟成した香り、南高梅みたいなきれいな甘み。
掌でグラスを包み込んであげると リキュールやシロップのような甘い香りが立ち上るのがたまりません。
なめし革や落ち葉・キノコの匂いも加わって 絶品ですね。
ただ 厳格で気難しいところのあるワインですから、とっつきにくいかもしれませんが、はまる人ははまる!
まさに 私がその一人で、ヴァルッテリーナを飲むシチュエーションを いろいろ空想してしまいます。

外は雪。暖炉で薪が赤々と燃える。薪のはぜる音、薪が燃える匂いを 感じながら 本を読む。
テーブルの上には バルジェラのヴァルッテリーナ1999。      

う~ん、なんてすてきなんでしょう。そんな贅沢な冬の休暇を 楽しんでみたい。
って 空想していないで、仕事仕事。マスキューは年内 お休みなしで営業しています。
ご来店 お待ちしております。



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本年一年間ありがとうございました。2014

Dec 25, 2014 by weblogland |
昨日、一昨日と暮れのお忙しい時マスキュー試飲会にご参加くださりありがとうございました!



まずはウェルカムを兼ねた泡からスタートです。
◯クレマン・ダルザス ブリュット カーヴ・ド・オルシュヴィレール クレマン フランス 発泡性 白750ml 1995円税込み
「マスキューさん。香り凄いね(笑)。グラスに注ぐと周りに香りが立ち登る!」
「香水みたい(笑)!」
私「一応、シャンパン同様に瓶内二次醗酵しています。残糖分はやや高めですが、飲んだ塩梅は日本人向きかと。」
「香りの味わいとバランス良いよね。」
「なんでもドライ・ドライが良い訳じゃないんですね。並んでいる売り文句で、ゼロ・ブリュットなんか見るとついつい引き寄せられちゃう(笑)。」
家内「日本人はスパークリングをかなり冷やして飲みますから、残糖分が少ないとワインが細く感じます。」
「熟成香もちゃんとするし、白い花やらフルーツの香りもしっかりあるし、レベル高いね(笑)。桃の香りもする。」
私「翌日も泡はしっかり残りますよ!」
「へぇー、そりゃ凄いね。クレマンって泡持ちが悪いのが普通だもんね(笑)。ところでこの特徴的な香り。セパージュは何ですか?」
私「ピノ・ブラン100%です。通例ピノ・ブランのスティル・ワインはこんなにフローラルでフルーティーではないのですが、これは異例です(笑)。」
家内「アルザスのクレマンでモノ・セパージュで造るのも珍しいんですよ。」
「そうですよね。アルザス・リースリングとかアルザス・ゲヴュルツ~とか(笑)。よく聞きますよね(笑)。」
私「クレマンだとバランスを取るためにブレンドするパターンが多いです。ですから、このクレマンは特殊な成功例です(笑)。」
「かなり複雑だよね。今、妙に安いシャンパン見かけるけど、あれよりはるかにマシだね(笑)。」
「香りしないシャンパンだよね(笑)。」
私「香りの乏しいピノ・ムニエを多量に使った奴ですね。上手くブレンドしてるシャンパンもありますが…。まあ、生産地域を拡げた結果ですね。」
「この間飲んだ安いシャンパン カヴァみたいだった(笑)。」
「シャンパンて名前がつくと高く売れるからですか?」
私「はい。おっしゃる通り。ですから、シャンパーニュでは本来良い葡萄が出来ないところまで、シャンパンの生産地域にしちゃいました。」
「そーなんですか。」
私「選ぶしかありません。」

さて、モルドヴァ・ワインの登場です!
◯アスコニ エスペシャル・シャルドネ 2011年 モルドヴァ コドル地区 白 750ml 1280円税込み スクリュー・キャップ
●シャトー・アスコニ メルロ 2012年 モルドヴァ コドル地区 赤 750ml 1280円税込み
「また、変なワイン探しましたねぇ(笑)。モルドヴァって何処?」
「南洋の島かな(笑)?」
私「ですよね~(笑)。口で言っても伝えることが困難(笑)。と言う訳で地図をご覧ください(笑)。」
「ヨーロッパなんですね(笑)?ソ連邦崩壊で出来た国だな。」
「崩壊して手放したのに、またロシアがぶん盗ろうとしてるウクライナの隣だな(笑)。」
家内「うちの地図古いので最近の国境線の変化に対応していません。地図を作るのに苦労しました(笑)。」
「モルドヴァってワイン作ってたんですね。」
家内「昔はソ連の鉄のカーテン(古い!)で情報が入ってきませんでした。」
私「ゴルバチョフもワイン禁止令を出してワイン産業に打撃を加えたようですね。これはアル中対策ですが(笑)。」
家内「今、子供に『鉄のカーテン』や『ゴルバチョフ』なんて言っても知らないんですよ(大爆笑)。」
私「黒海沿岸はヨーロッパ系葡萄の原産地ですから、モルドヴァのワイン造りは5000年くらい遡るようです。」
「ドイツやフランスは2000年くらいですよね!」
私「ただ政情は不安定でオスマン・トルコには300年支配されていましたから、この間はワイン産業は途絶えたようです。まあ、葡萄の原産地ですから葡萄が無くなった訳ではないとは思いますが。」

「マスキューさん!これってシャルドネですか?特徴的!」 
私「いきなり飲んで解る人はいないのでは(笑)?私も初めてモルドヴァのワインを飲みました(笑)。基本的にはとてもしっかりした酸があります。」
「広がりがある!後口が特徴的?なんだろう?」
私「後口にちょっと甘味がありますよね。東欧共通のスタイルかと。あと植物のニュアンスも強いですよね。今、ミントの香りが目立ちます。」
「ハーブっぽいよね。」
「ミネラルかな?硬質な感じもあるよね。」
「すごくしっかりしてる。桃っぽい。やはりシャルドネ(笑)。」
「赤のメルロは地味だけど、ひょっとしてとても良いワインかな?」
私「最初は黒胡椒みたいなスパイシーさにペパーミントのニュアンスが強くなります。やがてベーコンのようなスモーキーの香りがします。」
「なるほど、このスモーキーなのは樽香ですか?」
私「はい。ただしフレンチ・アメリカン・ハンガリーのオークを使っています。」
「それって一つの樽を幾つかの樽材で作っていると言うことですか?」
私「うーん。正確にはわかりません。調べておきますね。」
「開けたては樽香を感じたけれど、時間が経つと気にならないんだよね。」
「このメルロも独特ですね。ボルドーとは違うんだよね。ブラインド・テイスティングしたら解らないかも?」
「言われてみると、メルロかな?」
家内「アロマがすぐに立ち上りませんよね。」
「出しゃばらない密度感は赤・白、共通かな。酸がしっかり隠れている(笑)。」
「どっちも植物やミネラルを感じる。」
「どちらもコストパフォーマンスは優れてるよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。ワイナリーは1994年設立と新しいのですが、ワイン造りの伝統を感じます。ワイナリーは506ヘクタールと大きく、ニュー・ワールドのワイナリーのようにかなり効率的に生産しています。でありながらこの品質(力が入る)!」
「506ヘクタール!えーと1ヘクタールが100m×100mで、それが506個!」
「大きさはニュー・ワールド クラスだよね。このワイナリーの他のワイン飲んでみたいね。聞いたことない葡萄でワイン造ってるんだろうな(笑)。」
「特に上級品を飲んでみたいね。このクラスでこのレベルなんだから凄そう(笑)。」
「マスキューさんが言うように、圧倒的なアドバンテージを感じる。自然に良いワインが出来ちゃうような。ところで気候はどうなんですか?」
家内「緯度はボルドーに近く、実際の気候はブルゴーニュみたいだそうです。降水量は理想的ですね。」
「土壌は?」
家内「ファットな平原(笑)。水捌けの良い沖積土です。他の作物も作れる肥沃な土地です。」
「えー!葡萄以外作れないような土地じゃないんだ!」
「この前の試飲会で出たイプランディのピノ・ノワールだって石灰岩土壌じゃないのに美味しくてすごくピノ・ノワールらしかったですよね。品質決定要因は土壌じゃないんだ!」
「日本でも良いワインが作れる可能性があると言うことでもありますね(笑)。でも、降水量が多すぎるか?」
「あっ!ラベルに『A NEW TASTE FROM THE OLD WORLD』って書いてある!こういうことなんですね(笑)。」
「願わくば、ロシアが余計な亊をしないで政情が安定しますように!」


さて次はお買い得ワイン(笑)!
●『ペタル・プルプル』 2010年 ドメーヌ・パン・デ・マルグリット フランス ルーション サン・シニアンA.C.赤 750ml 1980円税込み
「これって今年の始めの試飲会に出たワインですよね?」
私「はい!『ペタル・プルプル』です(笑)。」
「2010年なのにまだ色が紫色(笑)。力あるけど力づくじゃないんだよね。春より旨くなったかな?」
「たしかに。春先はまだ樽香が強かったような気がしました。でも、今飲むと印象が違う。角が取れた。」
私「出っ込み引っ込みが無くなってますよね(笑)。」
家内「良くなってますよね(笑)。」
「あの辺りのワインって、下品な癖があるけど、このワインは下品じゃない(笑)。深みがあるよね。」
私「サンシニアン グラン・クリュを名乗れるだけあります。実は私は個人的にカリニャンの香りがあまり好きではありませんが、このワインに関しては抵抗ありません(笑)。」
「南フランスらしいグレート・ワインだな(笑)。」
「土地の匂いもするし。」「浸れる味だよね(笑)。」「ロック・フォールでもかじりながらじっくり楽しみたいね(笑)」
私「それ鉄板です!」
「ところでお買い得価格は今回限りなんですか?以前は2600円くらいでしたよね?」
私「はい!在庫限りということでお願いいたします!」


さて、お次は未体験ゾーン(笑)。賛否別れました。
●ロッソ・ディ・ヴァリテリーナ 1999年 パルジェラ イタリア 赤 ロンバルディア ロッソ・ディ・ヴァリテリーナD.O.C.750ml 3240円税込み
「おっ、これ強い!熟成してるし。物凄い。品種は何ですか?」
「言葉を失うね。渦巻いている!」
私「品種はキアヴェンナスカ ネビオーロです。」
「強いんだけど、冷涼な感じ。酸の強さだよね。プラムやベリー…。たしかにネビオーロ。でも、経験したことがないワイン。」
私「生醤油やウスターソースの酸味 バルサミコなんかのニュアンスもありますよね。」
「酸味が甘味とバランスがとれているよね。壮麗。」
家内「アルプスに連なる尾根 標高800メートルの崖に段々畑を作って栽培されてます。」
「なにもそんなところで葡萄造らなくてもイイのに(笑)。冬季オリンピック開催できそうなところだよね(笑)。」
家内「他に栽培できるのが蕎麦くらいかな。日本の長野の山里みたいです(笑)。しかも蕎麦は漢字で『蕎麦』って袋に書いて販売してます(笑)。」
私「このワイン アルコール分は12%。同じネビオーロでも、やはり暖かいバローロ辺りとは在り方が違いますね。」
「いずれにしても、ネビオーロって偉大ですね。熟成能力が素晴らしい!」
私「今風のすぐに飲めるようなバローロだと、このワインほど持ちません。10年持ちません。」
「ところでどんな食べ物に合わせたら良いでしょう?思い浮かばない(笑)。」
「臭くて味の濃厚なジビエなんだろうな。」
私「あの界隈ではカモシカを食べるようですから、きっとカモシカなんでしょうね。」
「ちゃんとしたレストランで楽しみたいワインだよね。」
家内「北海道の蝦夷しかの缶詰め、あの煮汁にバルサミコを煮詰めたのとこのワインを加えて更に煮詰めれば、マリアージュするはず!」
私「経済性も両立しますね(笑)。やる価値ありますね(笑)。我が家向きレシピ!」
特にオールド・ワイン・ファンは絶賛。
でも、ヤング・ワイン・ファンは馴染まない方もおられました。
「これ、強すぎ(笑)。無理!」
「らっきょう?酸味が経験値を越えてます(笑)。」
あと、試飲会中はバシャバシャ グラスに注ぎますから甘味が出ないうちにテイスティングしてしまう亊になったのも原因かも知れません。
高度過ぎたかな(笑)?

さて、今年最後はこれ!
●シャルム・シャンベルタン2005年 カミュ・ペール・エ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 8951円税込み
薄旨ピノ・ノワールの極致!
旨い以外に語る言葉はありませんでした。


本年一年間ありがとうございました。


桝久商店 岡本利秋・昭

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試飲会前攻撃

Dec 20, 2014 by weblogland |
いやー、今日は酷い雨ですね。寒いし、たまりません。まあ、もっと過酷な寒さの中生活している方は大勢おられますから、勝手な話でしたね。ごめんなさい。

この寒い中、マスキューは攻撃にさらされてます。
なんの?って
試飲会前攻撃です(笑)。嬉しい攻撃です!
特にアスコニペタル・プルプルです。付き合いの長い常連の方々は見逃しません(笑)。やはり、私の文言は完全に読まれています(笑)。
家内「アスコニは後から追加効くけれど、ペタル・プルプルは効かないよ!」
私「ひぇー!でもさ、美味しくてしかも安く売ることが出来るから、ついつい力が入っちゃうんだ。これは商売人の宿命なんだよ!」
家内「まあ、在庫限りだから、無くなったら無くなったで仕方ないけど。期待してる方が1本も買えなかったら悪いよね。」
私「秘策ないかな?」
家内「ある訳ないじゃん!」
私「そうだ!お一人様3本までにして頂こう。」
皆さん、ご理解くださいませ!

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