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マンゴーとベストマッチ
Aug 11, 2013 by weblogland |何が?って。
マンゴーとマストロベラルディーノのフィアーノ・ディ・アベリーノ2002年です!
実は昨晩友人宅に遊びに行きました。先日、石垣島の極上マンゴーを食べさせてくれた彼です。今回は別件ですが、「まだマンゴーあるから食べる?」と言う話しになり、「それではマリアージュを試したいワインがあるから、持って行くよ。」という事になりました(笑)。
試すと思った通り口の中で大爆発(笑)!
マンゴーの果実味の芯になる黄色い果実、もちろん極上品ですから果実味には曇りがなく上品にクリームをまとった高貴な様。これにマストロベラルディーノのフィアーノが溶け込む瞬間 大爆発!閃光とともに黄色の果実味が一気に質量を増しました(笑)。
素晴らしかったですね。
このマリアージュは今年一番の発見でした(笑)。
友人曰く「今年はこれで終わりなんだ。一番良いマンゴーだから後から後から採れないんだ(笑)。」
来年はマンゴーにどんなワインを合わせましょうか?
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ジェランソン・セック
Aug 10, 2013 by weblogland |久しぶりにコアペのジェランソン・セックをとりました(笑)。フランス西南地方の辛口白ワインです。
もともと甘口の生産者として注目を集め一躍スターダムに登り詰めました。
マスキューではコアペの貴腐ワインは高級過ぎるので、辛口仕立てのジェランソン・セックを細々と売っていました。
旨いんですよね。
たしか、去年の4月の試飲会でドメーヌ・ボルドナーヴ のジェランソン・セックが完売した後、セラーにあったコアペのジェランソン・セック2005年を開けましたね(笑)。あの驚きのワインです。
あまりの良さにあっという間に売れてしまいましたっけ。そうそう、最後はジャンケンで買う人が決まりましたね(笑)。
今回取り寄せたのは4種類のジェランソン・セックです。前は1種類しか無かったですよね(笑)。たしか『シャン・デ・ヴィーニュ』だけだったような(笑)…。どうやらコアペは満を持して勝負に出たようですね(笑)。
どのキュヴェも特徴のある優れたワインです。しっかり主張があります。練りに練ってますね(笑)。
ドメーヌ・コアペを設立して早30年。ビッグになったアンリ・ラモントゥの視線は更なる高みを目指しているようです。
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家や旅行先でどんなワインを飲むべきか?
Aug 09, 2013 by weblogland |お盆休みはどうされます?
最近の傾向で田舎に帰らない方が増えたような気がしませんか?
私は田舎がありませんし、お盆中も商売を休みませんでしたから、元来お盆休みの意識が低いのです。
でも実際、冷静に自分に当てはめてみると、もう両親はいませんし、田舎に帰りたがる小さい子供もいません。そうなると、実家に帰ったとしてもゆっくりは出来ませんよね。帰るにしても、ちょっと寄ってお墓参りをするだけになってしまいそうです。
うーん。
私の年齢でこうですから、私より上の方、あと両親がこちらに在住の方は、帰省とは無縁になっていますよね。
気がつくと時代が変わっているんですね(笑)。
でも、そうなると家や旅行先でどんなワインを飲むべきか?大事な問題があることに気がつきました(笑)。
気がつかれた方はマスキューにおいでください(笑)。ワイン選びのお手伝いいたします(笑)。
ところで、マスキューは13、14日とお盆休みいたします。もちろんこの時、何を飲むか?家内と激しい鍔ぜり合いが続いています。とりあえずシャンパンは1本飲む予定なのですが、どのシャンパンにするか?
簡単に決まらないんだな、これが(笑)。
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マスキューの夏との闘いは続いています
Aug 07, 2013 by weblogland |こんな中でも足りなくなったワインが届きます(笑)。もちろん注文している訳ですから。
一応クール便での出荷を依頼しますが、何があるか分かりません。
マスキューに到着後、直ちに箱を開けて中身の確認です。
ボトルを触り液温の確認。そしてコルク異常、液垂れの有無。場合によってはセラーにすぐ入れます。
高いワインだと心配でしょう?と良く聞かれますが、実は安いワインの方が危険が大きいのです。
安いだけあってコルクは短いし瓶も薄いですから(笑)、液温がちょっと上昇するだけでコルクが上がったりすることがあります。ましてや常温で今日のような暑い夏場配送されると、大変なことになります。安いワインはワイン自体も薄い訳ですから、味わいも壊れやすいのです。もちろんチョイスする時に吟味はしますが、ものには限度があります。液体全体の温度が30℃越えるとまずダメになります。果実味が無くなりマディラやシェリー風味になってしまいます。
もちろんエアコンの効いていない店頭に無造作に置かれたら…。
マスキューの夏との闘いは続いています。
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面白いワインが入るとすぐに教えてくれます
Aug 06, 2013 by toshiaki |
Jさん「マスキューさん、こないだの白ある?あの舌を噛みそうなオーストリアのワイン。」
私「『メフォファー』のゲミシュター・サッツですね(笑)。ちなみに、家内曰く『キャリーぱみゅぱみゅ』と同じくらい言いにくいと言ってました(笑)。」
Jさん「それそれ(笑)。『メフォファー』って独特で質も高いよね。実に好奇心を刺激されるよね。かと言って飽きるようなワインじゃないところが凄い。『変わったワインだな~』と通り過ぎることができない(笑)。」
私「『我が意を得たり。』です(笑)。ありがとうございます。」
Jさん「ここのところ、確かに美味しいワインは増えたけど、似たようなワインが多くて困るよね(笑)。でもマスキューさんは、それがない(笑)。探すの大変でしょう?」
私「はい。やはり面白いワインを意識してしまいますね。それとインポーターさんもマスキューの嗜好を知ってくれてますので、面白いワインが入るとすぐに教えてくれます。」
私「中には、『このワインとても良いんですが、マスキューさんしか売れていません。』と言われることもしばしば(笑)。」
Jさん「『メフォファー』のゲミシュター・サッツもそうなるかも(大爆笑)?」
私「可能性はありますね(笑)。好きなワインなんですけどね。」
Jさん「でもドンナルーチェみたいに大ヒットするかも?」
私「そうなったら嬉しいですけど(笑)、売れすぎると高くなったり品物が足りなくなったりしますから、そこそこで良いかと(笑)。」
Jさん「ところでまた変わったワイン入りましたか?」
私「実は…。コアペのジェランソン・セックが来ました。」
Jさん「おー。またマニアックな(笑)。」
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暑さ負けに 効くワイン・・・?
Aug 06, 2013 by akiko |いつもは美味しく飲める お気に入りの白ワインも 味・香とも ぼや~っと不明瞭。
ならば 赤ワイン と試してみても なんだか タンニンばっかり感じられて これもだめ。
・・・・ 私の味覚がダメダメになったのかも・・・・と 正直 落ち込んでしまいました。
つい 先日 NZのぱきっと綺麗な ソーヴィニヨンブラン
これは 〈青空に特大ホームラン〉ワインと ひそかに ニックネーム をつけたものなんですが
これを 飲んだら 気分爽快。どんより気分すっきりで、久しぶりに味・香がクリアに感じられました。
NZソーヴィニヨン以降 どのワインも おいしくなって しあわせ。
ただ 単に 体調が回復するときと 合致しただけかもしれませんが、
私にとっては やっぱり ワインは百薬の長 ですね。
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ソムリエ志願のA君が焦ってきました
Aug 05, 2013 by weblogland |ソムリエ志願のA君が焦ってきました。
A君「どうしましょう?まだ5割くらいしか過去問題できません。どうにかなりませんか?」
私「あと2週間頑張れば、どうにかありますよ。」
A君「でも時間は無いし…。」
私「この点みんな平等ですよ(笑)。」
A君「でも…。」
私「この際でももヘチマもないですよ。集中あるのみ!たった2週間です。でも、一番効率が上がる時期ですから、最期のチャンスと思ってくださいね。合格の可能性は充分ありますよ。」
A君「そーですか。落ちたらまたチャレンジすれば良いし。」
私「今は受かる事だけ考えてください!一次試験が終わったら、次のチャレンジを誓ってくださいよ(笑)。とりあえずあと2週間だけ一生懸命勉強すれば受かります!」
A君「今まで勉強らしい勉強したことがないんで…。」
私「学生時代は勉強させて貰っているだけで、本当の勉強は仕事をしながらする勉強です。だからA君は今、本当の勉強をしているんですよ。自信を持ってくださいね。」
A君「今でしょ!ですね(笑)。」
私「もう今しかありません(笑)!」
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ソムリエ協会の資格試験の一次試験
Aug 04, 2013 by weblogland |何が?って。
ソムリエ協会の資格試験の一次試験です。たしか8月19日ですね。
特に、勉強があまりはかどっていないソムリエ資格受験者の方、焦ってください!
残された時間はあと2週間ほどですが、この2週間は一番得点が伸びる時期です。試験の直前に必死に覚えたことは、割と頭に残るからです。
ですから、必死こいてください。
最期の最期までもがいてください。
この時期に頑張れると正答率は5点以上アップ出来ます。
「今、半分くらいは解るんだけどな…、合格は70点以上だからな…。」と自信を失っている方。
大丈夫!
あとちょっとです。
確実に50%正答できれば合格します。
『絶対に合格したい』一念を持ってください。試験官が「机の筆記用具や参考書を片付けてください。」と言うまで、執念で暗記に勉めてください。
繰り返し過去問題をやりましょう!
これだけでも効果あります。
もちろんちゃんと勉強している方は、緊張感を持続して最期の追い込みスパートしてください。必ず合格できます!
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極上のマンゴーにはこのワインで決まり
Aug 03, 2013 by weblogland |マンゴー通の友人が持ってきたものです。
友人曰く「マンゴーは石垣島で丁寧に栽培されたものが最高なんだよね(笑)。」
食べてみると、旨いのなんの(笑)!
今まで食べていたマンゴーとは別物と言ってよいほど。
まず有りがちな癖がありません。ひたすら濃密でフレッシュ。果肉と果汁に緩さがありません。クリームのようなニュアンスもあり高貴。
私「これ旨いねぇ。ワインと合わせたいな。」
友人「何が合うかな?」
私「ゴージャスなシャルドネはまず合うね(笑)。ブルゴーニュでも南のちょっとトロピカルなニュアンスのシャルドネも良いね(笑)。」
友人「前もって言っておけば良かったなぁ(笑)。今、赤ワインしかないからな。」
ラストーしかありませんが、それでも合うには合う。
私「このラストーの赤でも楽しめるよ(笑)。」
その場は美味しいマンゴーで大盛り上がりでした。
翌日考えました。確かにブルゴーニュのシャルドネは間違いなく合います。でも、もっと合うワインがあるはず!
うーん。
思い出しました!
マストロベラルディーノのフィアーノです!それも2002年ヴィンテージです!
熟成することにより、黄色い熟した果実のニュアンスがたっぷり。まさに打ってつけ。
極上のマンゴーにはこのワインで決まりです!
試したいですが、極上のマンゴー手に入るかな(笑)?
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お盆休みは8月13、14日
Aug 03, 2013 by weblogland |皆さん、お盆休みはいかがされますか?
今年は長めに休む会社が多いようですね。
マスキューも思い切って二日休みます(笑)。基本的に休む習慣がありませんから、二日くらいがちょうど良い(笑)。あまり長いと持て余してしまいます。お客様相手の商売人の性ですね。
休みは家内と相談して決めますが、三日間休む話にはなりません。まず、お世話になっている飲食店関係のお休みをリサーチします。大体皆さん市場のお休みとリンクしますから、それに合わせて休みにします。週末や休み明けはなるべく避けます。
こんな塩梅ですから、今日家内と相談して決まりました(笑)。大企業には出来ない機動性が発揮された訳です(笑)。
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横浜は花火大会でした
Aug 02, 2013 by weblogland |
知り合いが横浜港を臨むお店を借りての花火見物です。バーを丸ごと借りてですから、私はもちろんお手伝い要員です(笑)。
東神奈川にあるスターダストにくっついたポーラスターが会場ですから、ロケーション眺めともに最高でしたね(笑)。参加者も知り合いばかりでしたから、ビールを飲みながら花火見物、あとちょっとお手伝い(笑)。タウザではこんな訳には行きません(笑)。
花火をゆっくり眺めたのは何年ぶりでしょう?
たしか子供が小さい時行ったような記憶が。
うーん。
20年ぶりですか。
花火通の友達に教えてもらいました。打ち上がる高さはランドマーク位、300メートル弱だそうです。そうすると、大きな花火は直径300メートルはあります。壮観でした。
冷静に考えると花火は無駄なんでしょうが、心惹かれます(笑)。
なんででしょう?
もちろん美しさはありますし、スケールが大きい分美しさは更に増幅されます。
根源的に人間の心に訴えるものがありますよね(笑)。
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夏はモンティリャ・モリレスの フィノ いかがです?
Aug 01, 2013 by akiko |もうひとつ お勧めしたいのが、 モンティリャモリレスの フィノタイプ。
スペイン南部のワイン産地 モンティリャ・モリレス とっても暑くて、日中の気温は40~50度。
湿度は0%。・・・なんですって!ちょっと想像できませんね。特に湿度0%って どんな感じなんでしょう。
海苔のついたお煎餅を 出しておいたら、日本では海苔がすぐへにゃへにゃになりますけど、
モンティリャ・モリレスでは ぱりっとしたままなんでしょうか。お煎餅持参で現地へ行ってみたくなりますね。
モンティリャ・モリレスはいまいち 知名度が低くて 知る人ぞ知る産地なんですが、ふるくからシェリーみたいな
ワインで有名です。シェリーとの大きな違いは2点。
その一 原料ブドウが より糖度のあがりやすい ペドロヒメネスであること
その二 酒精強化しなくても 高アルコールを達成できること(15%以上)
そんなわけで 味わい・香りとも シェリーより 馴染みがよくて 穏やか、フレッシュになるんだなぁ
と 私は考えています。 シェリーだとときどき つんつん した感じのものがあるじゃないですか。
それが 抑えられていて良いんですよね、モンティリャ・モリレスのフィノって。
冷やして楽しむには もってこいです。
冷蔵庫に入れておけば あけた後も長く楽しめるし、おすすめですよ。
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ドンナルーチェ2011年ヴィンテージが最終入荷
Aug 01, 2013 by weblogland |
ドンナルーチェが無くなる訳ではありませんから、ご心配なく(笑)。
今月半ば過ぎにインポーターさんから連絡がありました。
インポーターさん「ドンナルーチェ明日から出荷できますが、如何しますか?」
私「あー、良かった!あと在庫が数本でした。助かった(笑)。じゃあ、とりあえず…。」
そして翌日追加の予約をしようと連絡したところ。
インポーターさん「マスキューさん!実は昨日のうちに全部売れちゃったんです。」
私「えー!ホント?ちなみに何本来たんですか?」
インポーターさん「ポッジョ・レ・ヴォルピの在庫自体2011年がほとんど無く、500本しか来ませんでした。」
私「そーだったんですか。まあ、売れることは良いことですから、しょうがありませんね(笑)。ところで次回はどうなんですか?」
インポーターさん「次回は8月半ば過ぎに2012年で届く予定です。」
私「2011年はマスコミに大きく取り上げられたから、売りやすかったですが…。まあ、2012年は2011年に遜色のない作柄ですから品質には不安はないでしょう(笑)。」
インポーターさん「ポッジョ・レ・ヴォルピは安定してますから(笑)。」
ドンナルーチェ、じわじわ人気が上がってきてますね(笑)。輸入の間隔が短くなっています。
まあ、今くらいの人気でちょうど良いんですが…。
とりあえずご報告いたします!
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またまた試飲会の番外編(笑)。
Jul 30, 2013 by weblogland |ワイン・エキスパートで中華街の名店の看板娘(お嫁さん)Oさん。
「なかなか売れないんですよね。この前いただいたチェラスオーロのロゼなんかピリ辛中華には持ってこいなんですけどね。」
「へぇー、そうなんですか?Oさんのお店めちゃくちゃ美味しいし、チェラスオーロなんか打ってつけですよね。グラス売りしたら?」大日本ロゼワイン普及教会CEOのKさん
看板娘Oさん「とにかく一度飲んでもらわないことには、どうにもなりません。」
私「Oさんのお店お客様の年齢層が高いから、ロゼワインに良い印象を持っていない方が多いのかもしれませんね。」
ボルドー・ワイン・ラヴァーで大日本ロゼワイン普及教会の会頭候補のOさん曰く「昔のロゼは甘くて酷かったからなぁ。食事に合わせる代物じゃなかったよね。」
CEOのKさん「Oさんも教会に入ってくださいよ(笑)。」
看板娘Oさん「うぐいす嬢だったらできますよ(笑)。」
こうして看板娘Oさん、大日本ロゼワイン普及教会スポークスマン就任の運びとなりました。
めでたしめでたし(笑)。
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試飲会番外編(笑)?
Jul 29, 2013 by weblogland |「そうそう。シャッターに『節電営業中』とか、『ワイン保存の為シャッター下ろして営業中』とか」
「この暑い中シャッター下りていたら、絶対に営業してるとは見えない。」
私「そーですよね。でもマスキューは知ってる人しか来ませんから、ちょうど良いかと(笑)。」
「ダメダメ!確かにあんまり人が来る超有名店になるのも困るけど(笑)、もっと来やすくした方が良いですよ!有名店にはなってもらわないと(笑)。」
私「あんまりハッキリ言わないでくださいよ(大爆笑)。」
「遠くからわざわざ来てる方も多いし、もっと知ってもらいたいよね。」
私「ありがとうございます。」
「そうだ!シャッターにワインの絵描いたらどうかな?」
「大きなワインボトルの絵なんか良いよね。」
試飲会中、妙に盛り上がりました(笑)。
マスキューはこうしたコアなお客様に支えられています。有り難いことです。
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桝久 試飲会リポート2013July
Jul 29, 2013 by weblogland |暑い暑い時にはまず体をクールダウンしていただきます。いきなり試飲しろなんて酷な話です(笑)。
そんな訳で、ご来店いただいた方のグラスにはタップリと注ぎました(笑)。
〇ヴァルディヴィエソ ブリュット N.V.チリ 発泡性 白 750ml 900円税込み
「うーん。旨い!」
「水分が補給されるね(笑)。」
「私、泡大好きなんですよ(笑)。もちろんシャンパンが一番ですが、こんな暑い時は気軽に爽やかに楽しめる奴が良い(笑)。シャンパンじゃぐびぐび飲むのもったいない(笑)。」
「かと言ってビールも良いけど、ちょっと違うんだよね。」
私「ビールを飲む時とスパーリングワインを飲むのとでは満足する部分が違いますよね(笑)。」
「そうそう。脳の反応するところが違う(笑)。」
「このスパーリング、泡がキメ細かいですよね。注いでから一度液面が落ち着いて、じっくり観察すると液体の中から泡が立ち上ってきてますよね。」
私「ありがとうございます。この価格帯のスパーリングは一度泡が落ち着くと中から泡が立ちのぼることはないかと。技術が高い証かと。」
「うんうん。泡が意地悪じゃないよね。喉が痛くならない(笑)。」
家内「そんなに長くは続きませんが(笑)。まあ、明日まで取っておくほどではありませんが(笑)。」
「何故、優しく感じるんですか?たしかに泡は優しいんですが。」
私「残留糖分の塩梅かと。甘く感じないけど柔らかく感じる程度の残糖の塩梅かと。センス良いですよね。」
「スパーリングって残糖の量で違うんですか?」
私「はい。残糖分が多いと厚みを感じます。あと、どの程度冷やすかによっても感じ方が違います。今かなり温度は下げています。ここまで下げると糖分は感じ難くなります。」
「マスキューさんの計算づくですね(笑)。もう一杯いただいてもよろしいですか(笑)?」
「これを大振りのグラスにタップリ入れて氷浮かべて飲みたいな(笑)。」
私「それもありかも(笑)。」
大好評のうち、なっ、なんと。本日このスパーリング3本空きました!
試飲会の使用本数単独1位の記録達成です(トホホ)。
T.P.O.の大事さを実感しました(笑)。
さて、続いてはオーストリアの混植混醸 ゲミシュター・サッツの登場です。未体験ゾーンに突入!
〇『メフォファー』 アルター・ヴァインガルテン ゲミシュター・サッツ 2011年 ヴァイングート メフォファー-ヌーデゲルホーフ オーストリア 白 クヴァリテーツワイン トロッケン ニーダーエスタライヒ州 ヴァグラム地域 750ml 2105円税込み スクリュー・キャップ
「うわっ。優しいなぁ。」
「深いし広がりもあるし、優しい。複雑だけど品種が混ざっている感がない(笑)。これが混植混醸か!」
「植物やミネラルの感じもするね。あとハニーだね。」
私「ハニーな感じは遅摘みに由来しているようです。」
「マスキューさん。混植しているから、収穫を遅くすることで品種固有の収穫期のバラツキに折り合いを付けているんですか?」
私「その発想は合理的ですよね。聞くところによると混植するうちに自然と収穫期が一致するようです。考えてみると畑の花粉は入り混じっている訳ですから、授粉果が純粋な品種となりません。もともと変異しやすい葡萄にはセレクションより混ぜることで逆に最適化するのかもしれませんね。」
「ゲミシュター・サッツは寒波などで葡萄が全部枯れることを避けるリスト回避の工夫のようですが、ボルドーのように植えるパーセルを分ける方が効率的だと思いますが。どうなんですか?」
私「おっしゃる通り、ゲミシュター・サッツを進化させたのがボルドーの作付け法かと。『メフォファー』の場合葡萄園は単一畑ですし、ボルドーほどの規模がありませんから、古い形態の方が効果的なのかもしれません。あと、味わいの点も明らかに面白いワインになっているかと。」
「そうそう。このワイン『ドンナルーチェ』に似てますよね(笑)。」
家内「スタイルは共通してますよね(笑)。遅摘みしてますし、酸はタップリあるし。」
「アルザスのワインに近いかも?」
家内「そうですよね。アルザスの伝統的なアルザス・コキアージュに意識は共通しているかも。単一品種じゅなく様々な品種をアッサンブラージュしますから。」
「この大物感はアルザス・グラン・クリュに匹敵するかも(笑)。」
私「このワイン溶け込みが良くて飲みやすいので見過ごされがちですが、とても強いワインです。グレートワインの部類かと。レギュレーションでは残糖分は1リットルで9グラム以下ですが、このワインは残糖分が5グラムです。レベルはかなり高いです。」
「なるほど、つまらないアルザスは飲んだあと舌がべたつく。このワインはそれがないし、バランスが良い。」
「旨さの裏に力強さが隠れているんだ(笑)。」
好奇心を刺激するワインでした(笑)。
さて、次も好奇心を刺激するキック・インサイドの一撃です(笑)。
〇イェマヌエヴァ アイレイン 2011年 ボデガス・ラ・テルシア スペイン 白 ラ・マンチャ 750ml 1340円税込み
「うわっ!鮮烈!圧倒的!突き抜ける(笑)。」
「普通ラ・マンチャのワインってモサッとしてるよね(笑)。このワインは本当にラ・マンチャのワインですか(笑)?」
「洋梨やグリーンのニュアンスが凄いクリア。もっと冷やした方が良いね。」
私「明日になると洋梨のニュアンスがもっと強く出ますよ。」
「メロンや瓜系のグリーンが苦手の人はきついかも?」
私「たしかに。緑の妖精の世界に通じます。」
「『アイレイン』ってスペインでは最も沢山造られる葡萄ですよね。でも『アイレイン』だけで飲むのは初めて(笑)。こんな味なんですね。」
家内・私「我々も『アイレイン』100%のワインは初めてです(笑)。」
家内「『アイレイン』って良い印象がない(笑)。」
私「良いも悪いも印象がない(大笑)。」
家内「でもこのワイン印象的(笑)。」
「斬新。しかもしっかりしてる。酸があるし。でも、どこのワインと聞かれたら答られない(笑)。」
私「誰も分からないでしょうね(笑)。」
家内「でも継続して評価されるとラ・マンチャ『アイレイン』D.O.なんて出来るかもしれませんよ(笑)。」
「ロバート・パーカーなんかに高く評価されたりすると、一気にそんな流れになったりする(笑)。」
私「それってテロワールの本質ですよね(笑)。良いことですけど。」
「このワイン ラベル表記は英語ですけど…。アメリカ市場を意識してますよね?」
家内「はい。この後のヴィーニャ・セロン同様アメリカ市場に打って出ています(笑)。まず何百ヘクタールの畑を持つ大規模ワイナリーがアメリカ市場に進出し、今は中小の家族経営のワイナリーがチャレンジしています。スケールでは勝てませんから、個性と品質で勝負するしかありません。マスキューも目を離せません(笑)。」
そんな訳でスペイン ラ・マンチャの白が続きます。
〇『レモルディミエント』 オーガニック・ホワイト・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み
「色が濃く輝いてますね(笑)。見るからに濃厚そう(笑)。」
家内「新樽のニュアンスは強いんですが…。如何ですか?」
「うん。うん。たしかに新樽らしい(笑)。でもくどくない(笑)。」
「果実らしさもしっかりあるよね。」
家内「明日飲んでも崩れませんよ(笑)。しっかりしたワインです。」
「色ほど重くないよね(笑)。この点ニューワールドとはちょっと違うかな?」
「イメージしていたシャルドネとは違うかな?」
私「そーなんです。暑いところで造ったシャルドネとはちょっと違うんですよね。香りの幅が広いんですよね。」
「ラ・マンチャにしてはアルコール分高くないよね。」
私「さすが良くお気づきで(笑)!さて、ここで問題です。今までに飲んでいただいたゲミシュター・サッツとイェマヌエヴァの アイレインとこのヴィーニャ・セロンのシャルドネでは、どれが一番アルコール分が高いでしょうか?」
「マスキューさん、難易度高いですよ(笑)。」
そうおっしゃいながら、正解率は4割。皆さん大したものです(笑)。レベル高いです!
私「正解はゲミシュター・サッツの14%です!ちなみにラ・マンチャは共に12%です。」
「おー!マスキューさん、これマニアック過ぎる(笑)!」
「でも、ワインの何たるが分かりますよね(笑)。」
家内「あと供出温度が難しいので、温度を間違うと当たりませんから、ご注意を(笑)。」
「マスキューさん、こんなことばかり考えてるんですか(笑)?」
私「そーなんです。お恥ずかしい(笑)。勉強、トレーニングの一環なんです(笑)。」
私「ちなみに酸が一番あるのは、どれでしょう(笑)?」
「ゲミシュター・サッツ!」
私「皆さん正解です(笑)。多分。8グラム位は総酸があると思います。」
家内「外れることもあります(笑)。」
さて次はヴィーニャ・セロンの赤。スタンダード・キュヴェです。
●『レモルディミエント』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み
「これは白ほど樽のニュアンスが強くないですよね。樽使ってますか?」
私「はい。白同様にマロラクティック醗酵時にオーク樽使っています。」
家内「樽の使い方が上手いですよね。過剰になっていません。」
「このワインの土の香り…、なんか経験したような…、八角や甘草なんかのニュアンスが…。」
私「アーティチョークっぽさありますよね。ローヌの古いワインに有りがちな。マズールなんかにもありますよね。柏餅っぽい感じかな(笑)。」
「セパージュは雑多ですよね(笑)。その性ですか?ラ・マンチャっぽくないですよね…。」
家内「ビオ系のワインみたいな優しい感じ、広がりがありますよね。」
私「ラ・マンチャっぽい力強さは目立ちませんよね。もっと柔らかさや旨味が出たら凄いワインになりますね。」
さて、本日のメインイベント(笑)。プティ・ヴェルド100%の登場です(笑)。
●『ラビア』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2009年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 2970円税込み
「もの凄い!」
「圧倒的!濃度が桁外れだな。」
「凄い凝縮感だけど滑らかさもあるね(笑)!」
「プティ・ヴェルドってボルドーじゃ補助品種だし…。色を出すために若干使われるだけですよね?こんな味するんだ(笑)。」
私「私も初体験です(笑)。でも有りがちな真っ黒いワインになってないところが斬新かと。赤いベリーのニュアンスがはっきり感じられます。」
家内「あとかなりスパイシーですよね。」
「熟した感じのミントっぽさもあるね。」
「巨大だね(笑)。」
「どの位持ちます?」
私「あと5年位したらピークに入りそうですね。除梗してますから、基本的には早飲みです。」
「早飲みの時間のスパンが違いますね(笑)。」
説得力十分なグレートワインでした。
昨日はありがとうございました。
夕方ご来店が集中しまして、行き届かず失礼いたしました。
重ねてお詫び申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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本日はありがとうございました。
Jul 28, 2013 by weblogland |夕方集中して、行き届かず大変失礼いたしました。
お許し下さいませ。
試飲会レポートは明日アップする予定ですので、しばしお待ちを!
本日はありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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シャンパン談義の続き
Jul 26, 2013 by weblogland |セラーの前の棚に試飲会で出すワインが並びました。

へへへ(笑)。
新しいワインが並んでいるのを見ると、ついついニヤニヤしてしまいます(笑)。
今回は白ワインが多いのですが、なかなか個性派揃いです。皆さんのご感想が楽しみです(笑)。

家内「確かにエグリ・ウーリエやアンジェリーヌみたいな極上のシャルドネの香りは良いんだけど、普段飲むには高級過ぎるよね(笑)。」
私「それもそーかもね。木樽熟成するシャンパンって、それなりに濃さはあるしね。」
家内「そーなんだよね。立派なレストランの料理じぁないとダメだよね。たまに家で飲むには、木樽熟成しないブラン・ドゥ・ブランなんかが相応しいよね。」
私「そうすると、味わいのタイプは似てくるね(笑)。」
家内「私は秋空を突き抜けるようなピエール・ジモネに尽きるね(笑)。」
私「あの純粋さはブラン・ドゥ・ブランの有るべき姿だよね。でも一方、もっとシャルドネらしいアプリコットのニュアンスがしっかりしてるヴォアラン・ジュメルなんか好む人いるよね。」
家内「そーだよね。ヴォアラン・ジュメルって春の空みたいな感じするよね。潤いと温かみがあるよね。」
私「冴えてるね(笑)。」
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シャンパンの続き
Jul 25, 2013 by weblogland |
家内「それにしても不思議なのは、エグリ・ウーリエにシャルドネが25%しか入っていないことだよね?」
私「ピノ・ノワールが75%なのにシャルドネの香りが優位だよね。」
家内「あの圧倒的なアプリコットの果実味は、どう考えたってシャルドネだよね。」
私「J・ラサールの『アンジェリーヌ』もシャルドネは40%でピノ・ノワールより少ないんだよね。でも味わいの中心はアプリコット…。やはりシャルドネなんだよね。」
家内「そうするとシャンパーニュでは香りの強さはシャルドネが最も強いんだよね。」
私「あのアプリコットや桃の香りは尽力されて造られた、しかも特別な畑でしか出ないシャルドネ固有の香りだよね。」
家内「そこがグラン・クリュの証かな(笑)。」
私「ブラン・ドゥ・ブランはもちろんだけど、アッサンブラージュ・スタイルだと、いかに良いシャルドネを入れるかに全体の品質は左右されるんだろうな。」
家内「シャルドネの品質ってかなり重要なんだね。」
私「ブラン・ドゥ・ノワールに近いようなシャンパンにシャルドネをちょっと入れたくなるのが分かるよね(笑)。香りの幅がぐっと広がる。」
家内「シャルドネは魔法の秘薬だよね(笑)。」
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眺めてるだけで楽しいなぁ
Jul 25, 2013 by weblogland |
向かって左がブリュット・セレクションで右がブラン・ドゥ・ノワール。ホントはあと1種類ゼロ・ブリュットが来るはずでしたが、うっかりして間に合いませんでした(残念!)。
私「嬉しいなぁ。眺めてるだけで楽しいなぁ(笑)。しばらくご無沙汰してたから、余計愛おしいなぁ。」
家内「まあね(こんな私を見ながら冷笑している。)。ヴェルズネイのピノ・ノワールって、良いよね。力強いんだけど、重くないんだよね。いくら濃いシャンパン飲んでも、香りの広がりの強さは及ばないよね。」
私「そーなんだよね。香りの広がり方のベクトルが強いんだよね。濃くて力強いスタイル、いわゆるフル・ボディーのシャンパンとは比べるところが違うんだよね。」
家内「ペウ・シモネはミディアム・ボディーのスタイルだから、クリュッグみたいなフル・ボディーのシャンパンより格下に思われがちだけど違うんだよね。」
私「なんかの評価本にクリュッグやエグリ・ウーリエ等のフル・ボディーシャンパンは最上位に評価されてるけどね(笑)。でも良く見るとJ・ラサールも最上位だった(笑)。」
家内「『アンジェリーヌ』なんか変わるものがないスーパー・エレガントなシャンパンだよね。」
私「まあ、J・ラサールみたいな軽くてエレガントなシャンパンも評価されているから良しとしよう(笑)。」
家内「ところで、ペウ・シモネもそのうち木樽熟成の高いワインをリリースするんだろうね(笑)。」
私「スターへの登竜門かな(笑)。まあ、価格が良心的だったらイイけどね(笑)。一万円を越えるシャンパンを扱う勇気がないんだよね(笑)。」
家内「そーだよね。なんか悪い気がしちゃうよね(笑)。」
我々の良心と見るか?貧乏性と見るか?は、あなた次第です(笑)。
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到着しました!
Jul 23, 2013 by weblogland |到着しました!
今週末7月27日のマスキュー店内試飲会で出す予定のスペイン ラ・マンチャのヴィーニャ・セロンのワインです。
今回出すイェマヌエヴァ同様、安さばかりでなく品質アイデンティティー重視の生産者です。

どちらも中規模の家族経営です。安いワインだけ生産していたら、大手の下請け。バルクワインの供給源に甘んじるしかありません。プライドをかけて生き残るには高品質なワイン造りを目指す他ありません。とは言えまだまだ途上ですから、お買い得であることは間違いないし(笑)!
共に共通するのは、無理にアルコール分を上げない造りです。簡単に14%位のアルコール分のワインが出来る土地柄。出来るワインは、飲み応えはあっても飲み飽きしがちです。そんな中アルコール分を12%に抑えて、しっかり酸を残すスタイルです。もちろん低収量で丹念な栽培管理は必須。
こうして出来た白ワインは土地の味わいと造り手の意思が表れた味わいになります。
今までのラ・マンチャにはない斬新で印象的なものです。
グローバリゼーションに引っ張られる形ではありますが、ローカリゼーションが萌芽しているのです。
棲み分けできるはず!
心に届く味わいです(笑)。
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今月のおすすめは・・・
Jul 23, 2013 by akiko |DMを 読んでから試飲会に参加してくださる方も多いというのに、申し訳ありません。
今月は スペイン ラ・マンチャから気合の入ったワインが届いています。
比較的 小規模な家族経営のワイナリー 2軒 の 赤と白です。
ラ・マンチャといえば すぐ 頭に浮かぶ あのどこか懐かしく美味しいワインではなく、
シャルドネやプティ・ヴェルドなど 国際的な品種を使っていたり
醸造も 緻密な温度管理の元で行っていたり。
自分のワインを世界へ発信するぞ という やる気を感じる 作り手です。
スペインワインが 好きで 色々 試している方も おっ!と 驚くんじゃないかな。
ただ ちょっと 味わいが単調かも。それが 残念なのですが
将来への期待もこめて 応援したいワイナリーです。
暑い中の試飲会ですが ご参加 お待ちしております。
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良いワインを前にすると理性が無くなる夫婦です
Jul 23, 2013 by weblogland |イタリアワインの老舗インポーターF社の試飲会です。
良いワインが沢山ありました(笑)。出掛ける前に家内から「月末だから余計なワインは取らないように!」と厳命されましたから、チェックのみ(笑)!
そんな中見つけました!
なっ、なんと。
オズヴァルド・ヴィベルディのバローロがあるじゃあーりませんか!
家内共々大好きなバローロなのです。
マスキューに戻ってから、早速報告です(笑)。
私「なかなか良いワインあったよ。今日は君が行った方が良かったんじゃないかな?」
家内「どんなの出たの?」
私(知らん顔して)「うん。これリスト。」
家内「どれどれ(笑)。これどうだった?」
私「割に良かったよ。でもマスキューには高級過ぎるかな(笑)。」
家内「じゃあ、これは?」
私「良いけど、イメージが違うかも。」
家内「あっ! じぇ じぇ オズヴァルド・ヴィベルディのバローロ! 注文した?」
私「まだだよ(笑)。」
家内「あー!飲みたかった!」
家内「どのヴィンテージにしようか?」
私「それは〇〇に決まってるでしょ(笑)。」
家内「やっぱりね(笑)。明日在庫問い合わせよう!」
良いワインを前にすると理性が無くなる夫婦なのです(笑)。
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7月27日マスキューの店内試飲会ラインナップ
Jul 21, 2013 by weblogland |暑い暑い中ご来店下さっていきなりテイスティングは酷(笑)。そこで、まず喉を潤し体温を少し下げていただきます(笑)。何も考えず、爽快感に浸っていただきます。
〇ヴァルディヴィエソ ブリュット N.V.チリ 発泡性 白 750ml 900円税込み
マスキュー最安値のスパーリングです(笑)!
セパージュはシャルドネ主体でピノ・ノワールとセミヨンが入っているそうですが、そんなのどうでもイイ(笑)!
邪魔になりません。香り、甘さ、泡立ちのどれもが突出しません。気がつくとボトルが空いてる。『もう1本飲もう!』
と言えば解りやすいかと(笑)。
T.P.O.は大事なのです(笑)。
さて、これから試飲会の本番に突入。本日のテーマは『ラ・マンチャ』なのですが、その前にオーストリアの混植混醸で造られた珍しい味わいを!
未体験ゾーンに突入です(笑)。
〇『メフォファー』 アルター・ヴァインガルテン ゲミシュター・サッツ 2011年 ヴァイングート メフォファー-ヌーデゲルホーフ オーストリア 白 クヴァリテーツワイン トロッケン ニーダーエスタライヒ州 ヴァグラム地域 750ml 2105円税込み スクリュー・キャップ
『ゲミシュター・サッツ』は混植混醸の意。畑にはフリューローターヴェルトリーナー、トラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン、シルヴァネール、ミュスカテラーが入り乱れて植わっており、それをまとめて収穫醸造するそうです(笑)。ウィーン界隈の伝統的なワインの造り方です。冷害などに遇った際、全滅を避けるためのようです。
基本的にはアルザスの辛口を凝縮したような感じ。非常に質感があります。
深み、広がり、まとまり、が素晴らしい!
冷涼で水捌けの良いローム質の良さが充分伝わってきます。
オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類が中心ですが、ミネラル感、ハーブの香り、ハニーなニュアンスが高次元。圧倒的で複雑なエレガンス。果汁濃度と酸の量が正比例してますね(笑)。
〇イェマヌエヴァ アイレイン 2011年 ボデガス・ラ・テルシア スペイン 白 ラ・マンチャ 750ml 1340円税込み
このボデガス・ラ・テルシア1920年に設立された家族経営のワイナリー。45ヘクタールの畑を所有しています。驚くべきは、すべて自根で平均樹齢が50年以上。フィロキセラが及ばないんですね。中にはプレ・フィロキセラの樹齢100年を越える葡萄樹もあるとか(笑)。
アルコール分は12.5%とラ・マンチャとは思えぬ仕上がり。アルコール分が簡単に上がる気候、砂地の畑とは思えません。完璧な収穫判断の元、一気に収穫しているようです。昔ながらの厚ぼったいアルコリックな安ワインではありません(笑)。ドライな切れ味にビックリしました。
手摘みで収穫した葡萄は、破砕してすぐにプレスしないでステンレスタンクで10℃でクールマセラシオンを8時間。かなり優しくプレスして17℃で7日間アルコール醗酵し、シュール・リーの状態でタンク熟成しているようです。
造りは低温で温度管理されていて、マロラクティック醗酵もやっていませんね。葡萄樹は古いが造りは新しいモダンスタイルです。
ワインの中に鎮座している洋梨の香りは圧倒的。
イノヴェーションを感じます。
さて、残りの3本(白1本、赤2本)はマスキュー初登場、ラ・マンチャのヴィーニャ・セロンのワインです。
1895年創業の歴史ある家族経営ながら、世界市場に打って出るチャレンジャーなのです。
ビオやオーガニックを唄い文句にしていますが、液体濃度の濃さ、樽材の使い方の上手さ、酸をしっかり残すこと。この3点に置いてラ・マンチャでは最先端。もちろん、土の香りがするローカルらしさもあり、好ましいかと。
今や大規模生産者が幅をきかせるスペインワインにあって、こうした中・小規模の生産者の活躍は称賛に値します。グローバリゼーションに挑むローカリゼーション。人事ではないのです(笑)。
『レモルディミエント』とは『夢』の意味。一族の夢のようですね。
〇『レモルディミエント』 オーガニック・ホワイト・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み
シャルドネ100%で造られる樽醗酵、樽熟成のワインです。樽醗酵はバリック、熟成はフランス産とアメリカ産のオーク樽で3ヶ月ほどするようです。新樽のニュアンスは強いですが、ワイン自体の果実味との溶け込みが良く、嫌みになっていません。あと、低温での管理が徹底しています。もちろんマロラクティック・コントロールもしているはず。酸がしっかりありますから、構造がしっかりしていて揺るがない良さがあります。
●『レモルディミエント』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み
この赤ワイン、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、プチ・ヴェルド。
造りは白同様に樽醗酵、樽熟成。
フレッシュネスと土の香りが溶け合った優しさ満点の味わい。広がりがあって奥深い。
マスキューで扱っているコート・デュ・ローヌのマズールや、フィトウにちょっと似ていますか?
優良な自然派生産者のワインに共通するものがあります。
樽が全く気にならないエレガントさはスペインらしからぬ斬新さなのです。
最期はヴィーニャ・セロンの最上級銘柄です。『ラビア』は『剛勇』の意味。
●『ラビア』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2009年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 2970円税込み
ヴィーニャ・セロン渾身のグレートワイン。
このワイン、なっ、なんと プチ・ヴェルド100%で造られています。計算通り赤い果実味は見事!
暑いラ・マンチャでは赤ワインの果実味は、濃く造れば造るほど黒くなりがち。これだけでも斬新です(笑)。
熟成はフランス産の新樽40%、アメリカ産の古樽60%で14ヶ月熟成させます。
白同様、樽香が邪魔に感じません。
解りやすい奥深さは見事。
実に旨い!
※実はまだ品物が届いていないので、映像がアップできません。到着次第アップしますので、お許しを!
7月27日(土曜日)、いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、皆様のご来店をお待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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来週の土曜日7月27日がマスキューの店内試飲会
Jul 20, 2013 by weblogland |試飲会のラインナップは間際まで決まりません(笑)。
今回はスペイン ラ・マンチャということでテーマは決まりましたが、その順番や本数で揉めます(笑)。
家内「まずトップパッターはイェマヌエヴァのアイレインで良いとは思うけど、いきなりハードな白だからお客様は辛くない?」
私「そこなんだよね。イェマヌエヴァのアイレインは斬新で素晴らしいとは思うんだけど、いきなりだと唐突だよね?」
家内「そーなんだよね。やっぱり暑い中わざわざご来店して下さった方に、いきなり強い白ワインを出したら、拒絶反応がでるかも?」
私「確かに!そうなるとイントロダクションが必要だよね。爽やかで清涼感があって、とりあえず体温を下げてもらわないとね(笑)。」
家内「そうそう。いくら良いワインて言っても、暑い外から来て、汗も引かない内に味わいを訴求してもKYだよね。まずは体温を下げてもらわなきゃ。」
私「それと『メフォファー』をどこに入れようか?」
家内「そこなんだよね。ラ・マンチャの白が強力だから順番を間違えると『メフォファー』の複雑さが伝わらない可能性があるよね。」
私「『メフォファー』も強さはあるけど、スペインのワインとは質が違うもんね。」
ワインは、それ自体の良さは前提ですが、T.P.O.はかなり大事です。ましてやいくつものワインを比べるとなると、供出の順番はかなり大事です。間違えると、そのワインを殺してしまいます。
最期の最期まで悩みます。
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ソムリエ協会の資格認定試験
Jul 19, 2013 by weblogland |何がって?
ソムリエ協会の資格認定試験です。
受験者の方々、もうそろそろ勉強トップギアにしていますか?あと少しですから、頑張ってください。特に、ソムリエ志望の方は人生が変わりますから、最期まで諦めないでください。
ところで、今月27日は、マスキューの店内試飲会です。今、家内と「あーでもない。こーでもない。」と話しをしていました(笑)。
今回のテーマは『ラ・マンチャ』に決定!
暑い時、暑い産地のワインで逆療法(笑)?
冗談はさておき、最近マスキュー注目の産地ラ・マンチャ。安くデイリーなワインの優良産地です。でも、かなり質の高いユニークなワインも見受けられるようになりました。一昔前のたっぷりしているが、ぶっきらぼうなだけではありません。
ラ・マンチャのポテンシャルの高さに、更なる可能性があります。ミドルクラスから上に、面白いワインがあります。
それに、あと1本オーストリアの混植混醸の白が入ります。でも、今、順番に悩んでいるところです(笑)。
今回は全部で6本の予定です。
詳細は追ってお知らせしますから、しばしお待ちくださいね。
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ボジョレーの作柄情報
Jul 19, 2013 by weblogland |
マスキューでは白ワインとロゼしか売れません(笑)。ここまで暑いと我々売る側もついつい白やロゼあと泡を勧めてしまいます(笑)。
お蔭さまで山羊のロゼだけは好調です。スペイン ペネデスでロシャレルが造るアマルティアのロゼです。
大日本ロゼワイン普及協会の会長(家内)曰く「食事の際、肉まで合わせられる優れ者です。」
同じく大日本ロゼワイン普及協会の理事長(私)曰く「ストロベリーなんかを使ったデザートとの相性も抜群です。」
会長と理事長のツープラトン攻撃で普及を計っております(笑)。
ところで、今年の作柄情報がまた入りました。
ボジョレーの情報です。
今年は収穫が10月になりそうとのこと。
うーん。
やはり花ぶるいや開花不良があったようですね。
通常開花から100日ほどで収穫となりますから、逆算すると開花が7月になります。通例はそんなに遅くないですから、アクシデントがあったようです。葡萄樹は、花芽がダメになっても再び開花します。凄い遺伝子なのです。ただし収穫量は通例より減りますから、この点生産者は苦しくなります。
あとは収穫まで天候が順調ならば、より凝縮した素晴らしい果実が得られます。
お祈りしましょう!
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2013年の作柄ピンチかも?
Jul 18, 2013 by weblogland |2013年の作柄ピンチかも?
今日、或生産者の作柄情報が届きました。
内容はあまり具体的に作柄に触れていませんが、収穫が遅れそうで収穫量も少なそうな感じでした。
6月から7月にかけて良くなかったようですね。花ぶるいやカビ病が発生したかも?
もちろんまだ7月ですから先は解りませんが、なんやら嫌な雰囲気です。最近のニュースから、チェコで大雨が降り大洪水。2002年を連想しました。たしかあの年はヨーロッパ南部で洪水が起き、畑ごと流されたり散々の年でした。
今年は今のところ生産量は少なそうですが、夏後半から秋にかけての天候次第では驚くような葡萄が収穫出来ることがあります。もちろん生産者の不屈のハートがないとダメです。どれ程畑で尽力するかが分かれ目になります。ただその努力が報われるかどうかは別です。
祈るのみ!
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ロズリー・デ・アリズィエのオート・コート・ド・ニュイ 2011年-数少ない全房醗酵のブルゴーニュ
Jul 16, 2013 by weblogland |ご投稿ありがとうございました。
クロズリー・デ・アリズィエのオート・コート・ド・ニュイ 2011年気に入ってくださりありがとうございます。
あのワイン、クロズリーのラインナップの中でも、数少ない全房醗酵のブルゴーニュです。硬さはありますが、あのクラシックな味わいは良いですよね(笑)。全房醗酵するようなワインが減っている昨今、レアなスタイルになってしまいました(笑)。もちろん早く飲めるような工夫はしていますが、ワインに立体感と奥行きがあって、宜しいかと(笑)。80年代以前からのワインファンには懐かしい味わいですよね。
ところで、先日2013年度版のソムリエ協会の教本を見て驚きました。
なんと、赤ワインの製造過程で除梗するものとなっていました。
ガーン!
確かに今風ではほとんどの赤ワインは除梗していますが、基本的な赤ワイン造りではありません。
せめて注釈くらいは付けて欲しいものです。
ソムリエ協会どうかしています。新奇に走りたい気持ちは解りますが、あくまで教本です。ワインの基本を間違って覚えてしまいます。
勇み足だと良いのですが…。
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コメント - オート・コート・ド・ニュイ 2011年 クロズリー・デ・アリズィエ
Jul 16, 2013 by weblogland |bauhaus様、コメントのご寄稿、ありがとうございました。
おすすめレベル:★★★★★
小さい頃の古い記憶を突っつかれるような、何ともたまらない香りに、すっかりやられてしまいました。
あっという間に身体の隅々にまで沁み渡るような感じで、まるでポカリ◯◯ットのようです。
本当に素晴らしいワインです。
この一本に出逢えて良かった。
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