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Dec 07, 2012 by
weblogland |
『
ドンナルーチェ』2011年がルカ・マローニ誌2013年度版でで99点の最高得点をとったそうです!
インポーターさんがこっそり教えてくれました(笑)。
『
ドンナルーチェ』はイタリア、ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。ドイツのアウスレーゼを辛口に仕立てたような、一風変わったワインです。
しかも今回99点を獲得した白ワインはドンナルーチェだけ!
やりました!
2009年は99点、2010年は98点。3年連続の高得点です。
うーん。
ルカ・マローニ誌も評論本ですから、様々な意図や利害が絡むとは思いますが、基本的にコストパフォーマンス重視です。
いくら美味しくとも何万円もするべらぼうなワインを珍重しない傾向があります。
ワインは実際に飲まれてナンボ。同じ程度の出来栄えでしたら安い方を高く評価する姿勢です。(袖の下もしくは広告料を貰うとなかなかそうもいきませんが。)
こんな点、私はルカ・マローニを割と信頼してます。
それにしても本文では大絶賛してます。たしかにそうだとは思いますが、読んでいてこっちが恥ずかしくなっちゃいました(笑)。
ここでフト我に帰ると、私もだいぶ恥ずかしいこと書いてました(笑)。
いやいや。
ホントにそう思ったことを書いただけです(笑)!
こうなると、あとはポッジョ・レ・ヴォルピがワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたら大願成就です(笑)。
現行のドンナルーチェはまだ2010年ですから、2011年が待ち遠しいですね。
あと赤のバッカ・ロッサもマスキューで扱います。ドンナルーチェよりちょっと高いワインですが、扱わない訳には行きません。行きがかり上(笑)。
近々ご紹介しますので、しばしお待ちを。
あー。
良かった。
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Dec 07, 2012 by
akiko |
ちょっと 贅沢かなぁ とは思ったのですが、フレスコバルディ(13世紀からの貴族です)の銘酒
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステル・ジョコンド2003 取り寄せちゃいました。
一度 飲んでみたかったんですよね。マスキューの勉強用です。
エッジが少し オレンジがかって いい色です。グラス一杯目から 複雑な香り・濃厚な味わいが
噴出してくるようです。十分に力強くて 若々しい果実の印象の中に、煙草やチョコレート、カカオ、
腐葉土、革なんかのニュアンスが潜んで 圧倒的です。 おいしい・・・。牛肉たべたいっというワインです。
飲みきりたいのをぐっとこらえて 翌日。
夜 グラスに注ぐと、昨日のような華やかな広がる香りは 少々おとなしくなってはいますが、
味わいが ぐっと 深く・・・。上品な果実の甘みがなめらか。タンニンはすっかりまるく溶け込んで、
なんだか 上等のリキュールみたい。
あぁ、この幸せ 皆さんにも分けたい。というわけで 店長と相談中です。
もしかしたら 仕入れちゃうかも。マスキューDM 乞うご期待です。
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Dec 06, 2012 by
weblogland |
ここのところ『
キュヴェ・ニコラ』の問い合わせが何件かありました。あの私の愛する南フランスのドメーヌ・ラファージュがグルナッシュだけで造るワインです。息子さんの名前を付けたワインです。
うーん。
なんでかな?
マスキューではひっそり売っているワインですから…。
そこで、インポーターさんに聞きました。
私「もしもし、いつもお世話になっております。ところで、ラファージュさんのニコラなんかあったんですか(笑)?問い合わせがあるんですよ。」
インポーターさん「そうそう。ワイン・アドボケートで92点ついたんですよ!あの価格で92点はインパクトあります!」
なるほど。
まあ、たしかにあの価格で92点はインパクトあります。でもラファージュファンとしては物足りない(笑)。92点じゃ低い!
等と怒っているのは私だけですかね?
まあ、微妙なところです。あまり高くても迷惑ですし、かと言って低いとプライドが傷つきます(笑)。無視されるより良しとしましょう。
でもワイン・アドボケートで取り上げられるにはサンプル提供しなくてはなりません。この点気に喰いませんが、広告も必要ということで許します(笑)。
でも良かった(笑)。
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Dec 05, 2012 by
weblogland |
先日、新聞社から取材の電話がかかってきました!
朝日や読売じゃなくて、酒業界の業界新聞ですが(笑)。
なんでも来年のトレンド特集の取材とか。
記者さん「マスキューさんは来年の酒類のトレンドはどうなると思いますか?」
私「トレンドもなにもマスキューはワインしか売っていませんから参考になる意見にならないと思いますが…。」
記者さん「いやいや、そうおっしゃらずに。もちろんワインが伸びるとは思いますが、その他はどう思いますか?」
私「ワインのようにアルコール分が低めで食事に合わせやすい一部の清酒やマッコリのようなものが伸びると思います。」
記者さん「なるほど。あとスペインの
リアス・バイサスの特集をしようと思うのですが、いかがでしょうか?」
私「あれほど日本人の口に合う白ワインはないと思います。」
記者さん「実はマスキューさんのブログを見てリアス・バイサスで検索すると出てくる出てくる(笑)。それもあってお電話させていただきました(笑)。」
なるほど!
考えてみるとリアス・バイサスで書き散らかしてました(笑)。知らないところで読まれてましたね。インターネットの良いところですが、改めて言われるとちょっと恥ずかしいですね(笑)。
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Dec 04, 2012 by
weblogland |
大きいですね(笑)。
カーヴァのマグナム瓶なんですが、単に倍の1.5リットル以上に入っているみたいですよね。シャンパン瓶は大きくなればなるほどガス圧による危険が増しますから、瓶の厚さが増します。ですから普通のスティル・ワインのマグナム瓶より重く大きくなります。(隣に普通のマグナム瓶を置いてみましたから比べてみてください。)あとカッコイイですよね(笑)。プロポーションを保ちながら容量を倍にしてますから、余計大きく見えます。
実際持ってみると、重さは3倍以上ありそうです。
当然中身も通常のワインより熟成に向くものを入れますから、その分を含めても価格は高い(笑)。日本人の感覚だと量が多いほど安くなるんですが、ワインに関しては違います。大きな瓶のワインの方が割高?となります。
でも実物を手にすると何となく解ります。
立派なのです(笑)。
近々
ホームページにてご紹介しますから、とりあえず見てください(笑)。
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Dec 04, 2012 by
akiko |
12月です。なんとな~く 一年を振り返ってみたくなったりします。
年末恒例のDM企画、独断と偏見で選ぶ(私の)今年の一本 も 着々と準備中です。
私の好きなワインだけ 選ぶのですから 気合が入ります。
・・・ただ 毎年 絶対に一本に絞れなくて 結局 10本くらい 選ぶことになっちゃうんですけれど。
今月は 早めにDMを発送できるように がんばります。
さてさて 先日 高校の同窓会があり、私も久しぶりに参加させてもらいました。
私の出身高校ではクラス替えがなく 3年間一緒。だから みんな仲良し。会えばすぐ話が弾みます。
卒業後 30年以上経過していますから、外見は ちょっと?老けたけれど 昔どおり。
だけど やっぱり ちょっと若いときとは違う。
経験を積んだからこそのいい感じの軽やかさ とか 温かさ を みんな 持っている。
素敵な人たちだなぁ・・・熟成したワインと同じ・・・なんて 感じました。
楽しい時間をすごしました。
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Dec 04, 2012 by
weblogland |
ソムリエ志願のF君が来られました。
F君「こないだはデカンタージュの話ありがとうございました。マスキューさんはデカンタージュもカラフェも否定的でしたが、やっぱりしない方が良いんですか?知り合いのソムリエはやるのが当たり前みたいですが…。」
私「そうですね。レストランでは食事にかける時間が決まってますから、若いワインはやった方が良いかましれませんよね。」
F君「やるとしたらどんなワインですか?」
私「極端に言えばシャトー・ラツールの2008年とか、マスキューのラインナップで言えばエマニュエル・ダルノーの
クローズ・エルミタージュ2010年、あと
シャトー・ファゲェロールのシャトーヌフ・デュ・パフ キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年なんかはカラフェした方が良いかもしれません。」
F君「古いワインはしない方が良いですか?」
私「そうですね。パニエで寝かせたまま抜栓するのが無難だと思います。まあ、お客様のご要望次第ですが…。」
私「あとデカンタージュにしろカラフェにしろ、やるときはワインをじょぼじょぼ入れないで、ユックリ器壁を伝うようにした方が良いですよ。あと入れ終わってからぐるぐる回しちゃダメですよ。ワインが壊れますから。」
F君「そーなんですか?良く見る光景ですが…。」
私「一気に香りが出ちゃいますから、グラスに入れて飲む時には香りが無くなっていたり、バランスを崩したりします。」
F君「そーなんですか。」
私「今度機会があったら実験してみましょうか(笑)。」
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Dec 02, 2012 by
weblogland |
今日のラグビー早×明戰良かったですね(笑)。
まさかの明治大逆転!
久しぶりにしびれました!
見所満載でしたね。
早稲田の1・2番の走れる第一列にはビックリ(笑)。いままでにないオプションでしたね。あと左右の両ウイング。素晴らしい走力。早稲田にはスター選手が集まりますね(笑)。将来楽しみな選手です。
対する明治、特別目立つ選手はいません(笑)。いつものように気迫が空回り、どうなることやら不安でしたが…。
愚直さを貫きました!
ひたすら『前に』。
明治らしくて良かったですね。
焦る気持ちを抑え、正攻法で真っ向勝負!
すべてを出し尽くした結果です。
どんな劣勢で相手にリードを許しても、ぶれずにひたむきにゴールラインを目指し前に進む!
そして結果として勝利した。そんな爽やかさがあります。
見習わなくてはいけませんね。
これからのシーズンが楽しみです(笑)。
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Dec 02, 2012 by
weblogland |
シャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年 完売しちゃいましたね。
あまり目立たないワインだったのですが、割と好きなワインでした。薄すぎず濃くもないのですが、何とは無しに家で飲んでしまうワインでした。
私「シャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年って、一応今風なんだけど、何とは無しに飲んじゃうよね。」
家内「そうなんだよね。試飲会なんかに出てたら絶対に見落とすワインだよね(笑)。」
私「流行りのインパクトがないワインだからね(笑)。最初飲んだ時は物足りなかったんだけど、何度も飲むと止められない良さがあったよね。」
家内「いつも飲むものとしては、ある意味100点のワインだったかも(笑)。」
私「どんな時に飲むかによって用途は違うよね。」
家内「いつもパーカーポイント90点以上のワイン飲んでいたら、体力が持たない(笑)。」
私「水っぽい粗悪品は飲みたくないけど、濃ければ良い訳じゃないよね。」
家内「マスキューの品揃えもこの点バランス良くしなきゃいけないよね。」
私「そうだよね。高い値段でも軽いワインはあるけれど、薄いワインを掴ましたらお客様の印象悪いし。かといって暴力的に濃ければ良い訳じゃないし。」
家内「飲み飽きしないワインが一番!豪華なワインはたまにしか飲まないもんね。」
私「それじゃあ、このワインちょっと試してみない?(インポーターさんの資料を見ながら)」
販売しているワインが無くなると、新しく捜す意欲が湧きます(笑)。
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Nov 30, 2012 by
weblogland |
先日ソムリエ志願のF君から質問されました。
F君「マスキューさんはデカンタージュをどう思いますか?」
私「基本的にはしません。」
F君「澱が沢山あるオールド・ヴィンテージなんかデカンタージュした方が良いと思いますが?」
私「たしかにあの微粒な澱はワインの味わいを悪くしますよね。でも、オールド・ヴィンテージのワインをいきなりデカンタージュすることでワインを壊すことの方がリスクが高いと思います。」
F君「壊れちゃいますか?」
私「それより立てて置いて、ゆっくりサーヴィスした方が確実ですよ。」
F君「でも、お店でいきなりオーダーが入ったら、前もって立てて置けないじゃないですよね?」
私「そうですよね。前もって何日か前から出すワインが解っていれば良いのですが、現実にはそんなお客様は少ない(笑)。そんな時はとにかくワインを揺らさないように、澱を極力立てないようにサーヴィスするしかないですよね。」
F君「デカンタージュはお客様の意思にお任せするのがベストという事ですね。」
私「そうです。あくまでお客様次第ですから。」
F君「じゃあ、まだ若いワインを出す場合にはデカンタージュした方が良いのですか?」
私「カラフェですね。これも判断が難しいですね。基本的にはデカンタージュせずにゆっくり召し上がっていただくのがベストかと。大きめなグラスでゆっくり飲めば同じですから。いきなりデカンタージュするとバランスを崩すことがあります。」
F君「そうするとソムリエの仕事が無くなる(笑)。」
私「お客様のデカンタージュの意思があればするべきですし、お店によってはデカンタージュの前にグラスに一杯注いでおき、デカンタージュしたワインとの違いをお客様に楽しんでもらうサーヴィスの仕方をするお店もありますよ(笑)。」
F君「へぇー。それ楽しそうですね(笑)。」
私「間違っても『まだ若すぎるから飲めません!』などと言ってはダメですよ(笑)。」
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Nov 29, 2012 by
weblogland |
スポンサ・ヴェロネーゼ美味しくなって来ています(笑)!
イタリア ヴェネトのテヌータ・サン・アントニオが造る赤ワインです。アマローネしたカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュしたワイン。入荷当初から比べると明らかに向上しましたね。
カベルネ・ソーヴィニヨンらしさは相変わらずなのですが、バランスが良くなっています。やはり酸がありますから、味わいが落ちません。暖かいニューワールドのファットなだけのワインですと、こうはゆきません。
でも不思議ですよね。アマローネしたワインは基本的に他のワインとは濃度が違いますから、ミスマッチなはず。そうするとアッサンブラージュされた後、繋ぐ酸が多いと考えるべきか?
飲んでみて、まだまだ進化する予感がありましたから驚きです。
解らないことは沢山ありますね(笑)。
もうしばらくこのワインを追跡しなくては!
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Nov 29, 2012 by
akiko |
娘の勤める会社では 忘年会があったそうです。そうですね~。もう あさってには12月。
マスキューでも お歳暮のご注文をいただいたり、暮れのワイン会用ワインを探しにご来店くださる方が
増え始めています。
皆さん、プレゼントやワイン会に持って行くワインを 選ぶとき どうなさいますか。
私が お選びするときには お相手のお好みをお聞きするのは もちろん当然なのですが、
ひとつ 気をつけているのが 食事の好み。
普段 和食をよく食べる あるいは 魚より肉が多い それによって 喜ばれるワインは違ってきます。
また もうひとつ 気をつけるのが 何歳の方に プレゼントするのか ということ。
ご高齢の方に バリバリ パワフルなワインをプレゼントするのも どうかと思うし、
お食事の内容にも合わないんじゃないかなぁ と想像します。もちろん それぞれのお好みはありますが。
また ワインを飲み始めたばかりの方に プレゼントする場合も よくよく 気をつけねば。
場合によっては 飲んでも なんだかよくわからなかった・・・なんてことになっちゃいます。
贈り物って 難しいけど 選んでいるときは とても 楽しい。
贈り物選びの いいお手伝いが出来るように がんばります。
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Nov 29, 2012 by
weblogland |
マスキューの1リットル シリーズです(笑)。
写真向かって右から
●『ツヴァイゲルト』2010年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー販売価格(税込):
1,430円
〇『グリューナー・ヴェルトリーナー』 2011年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー販売価格(税込):
1,430円
〇リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ販売価格(税込):
1,695円
こうして1リットル瓶のワインを並べるとなかなか可愛い(笑)?
今この3種類の1リットルワインがありますが、奇しくももドイツ語圏。
輸入元も同じ(笑)。
でもたまたまそうなっただけですから、深読みはしないでくださいね(笑)。
赤のツヴァイゲルトは優しくて上質なボジョレーのよう。白のグリューナー・ヴェルトリーナーは中華料理にぴったり。あと最近の扱いのリースリングは日本人の味覚に寄り添う可愛いヤツ(笑)。
私、この3種類だけしかワインの選択肢がなくとも、一年は耐える自信があります(笑)。
うーん。
白がなくても赤のツヴァイゲルトだけでも大丈夫ですね(笑)。
飽きのこない良いワインなのです。
資格試験を目指す方には特にオススメ。様々なワインを飲むことも大事ですが、ちゃんと造られた良いワインを飲みつづけることが、ワインを理解する近道なのです。
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Nov 28, 2012 by
akiko |
フランス コート・デュ・ルーションVの赤 ラ・リニア、届いてからの短期間に 2本も飲んじゃいました。
はまってしまって。
一筋縄ではいかないワインなんですが、とにかく 美しく強い。そして 絶妙。
一口目に まず その濃さとエキゾチックな香味に びっくり。
徐々に甘さがきれいに感じられて、ボディはだんだん重くなっていき、エキゾチックと感じた香味が
より明瞭になってくると スパイスやコーヒー・チョコレートにハーブなどのニュアンスが複雑。
こういった多彩な要素が うまく絡み合って ワインじゃないみたいな飲み心地です。
リニアって 英語のラインのことで、輸入元さんの説明によると 国境線 を意味するとのこと。
確かに コート・デュ・ルーションは スペインのごく近くであるし、生産者の名前もエンリケ。なるほど。
ただ それだけでなく
このワインの 一歩 踏み違えるとバランスをとるのが難しい、絶妙なバランス・美しさ・豊かさを思うと
これしかない一本の道 そんな 意味も感じる私です。
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Nov 28, 2012 by
weblogland |
先週の土曜日のマスキュー試飲会のおさらいです(笑)。
試飲会のトップ・セラーは
リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a.でした。1リットル入ったドイツのやや辛口白ワインでした。
実は意外でした(笑)。マスキューのチョイスの傾向は、酸がしっかりしたタイトなワインが比較的多い傾向があります。品種の特徴が出たワイン、個性的なワインを意識して捜します。ですから、柔らかで飲み手の意識が離れるようなスタイルがうけるとは思いませんでした(笑)。
一日の仕事が終わりホッとした後、家族と楽しく食事する日常。余計なことを考えずに過ごす時に邪魔にならない良さって必要ですよね。とりあえずそこそこ美味しければ良い(笑)。
そんなさりげない良さって、我々のチョイスでは欠けることがあると気がつきました。
深く考えない良さって、生活する中では必要ですね。
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Nov 26, 2012 by
weblogland |
寒いし、ちょっと風邪気味でしたが、ボルドーのグラン・ヴァンを中心に150本弱のアイテム数ですから行かない訳にはゆきません。マスキューはあまりボルドーのグラン・ヴァンを売っていませんが(笑)、知らないで売らないのは沽券にかかわる(笑)。
あけて見ると、マルゴーのグラン・ヴァンを中心に2008年と2009年を比べながら飲める豪華版でした。
おー!こりゃ凄い!
2009年はさすがに良い作柄ですね。基本的にダメなワインはありません(笑)。中でもカルボーニュの白が素晴らしかったです。これほど堂々としたカルボーニュは初めてでした。あとソーテルヌのシャトー・ギロー2009年は飛び抜けてます。パワー、バランス、深み、複雑さのすべてが高次元で達成されてます。唸っちゃいました(笑)。名に恥じないワインですね。
あー、楽しかった(笑)。
良い勉強になりました。
あっ!
Kさんを誘うの忘れてた!
ゴメンなさい。お許しを。
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Nov 26, 2012 by
weblogland |
昨日は皆様のご来店、ありがとうございました。
ご来店が夕方に集中して行き届かないこともあったと思いますが、お許しください。
それでは、まずドイツのリースリング・トロッケン
〇
リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1695円税込み スクリュー・キャップ
「あっ!飲みやすい(笑)。」
「ドイツのリースリングだからもっと甘くて酸っぱいかと思いましたけど、違いますねぇ(笑)。食事に合わせ易そう。」
家内「野菜、特にこれから寒さが増して甘くなる白菜なんか合うはず。」
「鍋にも良いかも。」
家内「味噌にも合いますよ(笑)。」
「思いきって白菜すきなんかどう?」
私「甘い上等な白菜が手に入ったら最高ですね(笑)。」
「野菜のてんぶらやお寿司もいけそう。」
「これは冷蔵庫に常備したいワインですな(笑)。」
「すぐに飲んじゃうからセラーに入れる必要もない。スクリューキャップなのも楽でイイね。あれ?瓶太くありません?」
私「たっぷり1リットル入っています(笑)。」
「スクリューキャップって良いイメージがないんですが、大丈夫なんですか?」
私「はい。10年も寝かせる必要のないワインでしたらかえってスクリューキャップの方が安全かと。滅多なことで漏れたりしませんし、異臭が着くこともありません。あと世界のトレンドとしてコルクよりスクリューキャップの方がエコだと評価されてます。しかもコルクより安い(笑)。」
「じゃあ、スクリューキャップが普及すると困るのはソムリエさんですか(笑)?」
私「おっしゃる通り(笑)!」
「あと、このワインは辛口ですか?それとも甘口なんですか?」
私「ドイツ語でトロッケンと言うと辛口と訳されます。我々日本人の味覚からするとこのワインは旨口な甘さ加減ですよね(笑)。残糖と酸のバランスが良く、糖分が目立ちません。」
「ところでこのワインはドイツのどこら辺で造られたんですか?」
私「えーと。もうフランス アルザスとの国境付近ですから、ドイツ最南部です。生産者のショイはアルザスにも畑を持っています。国境線は関係ないみたいです(笑)。」
「あの辺りはしょっちゅう国境の線引きが変わるから、住民の国境に対する感覚も違いますよね。」
「そうそう。国境線なんて後で勝手に人間が引いたものですから、この点あまり意味がない(笑)。」
私「勝手に畑に国境線引かれても、そこに変わらぬ生産と生活があることは素晴らしいことですよね。」
「どっちに税金払うかって話だもんね(笑)。」
時節柄、国境の話で妙に盛り上がる。
さて続いてもスクリューキャップの白
〇
ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
「マスキューさん、久しぶりのロス・カルドスの白ですね。一時期止めてましたよね?」
私「良くご存じで!実はワインの調子が悪くなったので止めました。でも今回、醸造長が変わり素晴らしい出来栄えとなりました。再復活となりました(笑)。」
「旨いね。これ。本当にソーヴィニヨン・ブランなんですか?!」
「しかも安い!」
家内「醸造長のボナミさん曰く、『ニュースタイルを目指す』と言ってました。」
私「彼は白ワインのスペシャリストのようです。特にソーヴィニヨン・ブランには並々ならぬ思い入れがありました。」
「このワイン、ソーヴィニヨン・ブランの癖は無くはないけど、目立たない。エレガントだよね。酸もしっかりある。」
「ちゃんと主張してるよね。」
「うーん。近いと言えばロワールかな。でもちょっと違う。」
「ドイツのショイは小樽町民利益還元ワインに似てる(笑)。アルゼンチンの白もなんか飲んだことあるんだよね。」
私「そーだ!余市のケルナー!」
「そうそう。あれって国際的に通用する日本の白ワインだよね。」
私「そーです!日本が誇れる数少ないワインです!」
北海道出身のワイン・ラヴァーOさんと勝手に盛り上がってしまいました(笑)。
「ところでマスキューさん国産のワイン扱ってないけど、飲むんですね(笑)?」
私「ばれました(笑)。最近はほとんど飲んでませんが、以前はだいぶ調査がてら飲みました。もちろん過去に売ったこともあります(笑)。」
冷や汗かいちゃいました(笑)。
さて、後半の赤ワインです。ちょっと並びが変わりました。
●
ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
「あれ?このワイン赤の一番手でしたっけ?」
私「すみません。急遽一番手にしました。なにせ他の3本が個性的なものでして…。」
「いいね。安心して飲める(笑)。えーと、ヴィンテージは2005年ですか。ポテンシャル高いですね。」
「間違いなく右岸ですね(笑)。タンニンが良いですね。」
「こないだこのワイン飲みましたたけど、抜栓してから3日経っても変わらないほどしっかりしてましたよ。濃ければ頑丈だという方程式は万能じゃないという証拠だよね。」
私「中身に何が入っているか秘密なのですが、シャトー・アンジェラスのオーナーの名前をつけたキュヴェですから、変なワインは入れるはずはないかと。」
「そーだよね(笑)。ブライドがかかってるよね、このワイン。」
「あのアンジェラスのオーナーが小銭稼ぎで自分の名前付けてワイン売ったなんて言われたら末代までの恥だもんね(笑)。」
「でも、それに近いことやってる奴はいるよね(大爆笑)。」
「僕も名前で売れるほどビッグになりたい(大爆笑)。」
私「憧れますね(笑)。」
皆さん辛口のボルドー・ワイン・ラヴァーです。良いワインをしっかり見抜きます。さすが!
さて、次はプリミティブで端正な野生児
●
ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
「いかにもルーションのワインですね。マスキューさんのプリミティブの意味通りですね(笑)。」
私「ありがとうございます。でもネゴス物だから凄いかと。」
「そーですよね。ネゴス物だからと言って馬鹿にできませんよね。フランスって奥深いですね。」
「柔らかくて濃くて、しかも味わいがハッキリしてますよね。最近のマスキューさんのテーマ『明瞭』ですね(笑)。」
私「いやはやお恥ずかしい(笑)。」
「このワイン、モノセパージュみたい。すごくバランスが良いですよね。余分なものが入ってないような感じかな。」
「この土の感じがたまりません!土の味のするワインって好きなんですよね(笑)。」
家内「私も好きなんですよ(笑)。風景が浮かんで来ちゃいます(笑)。」
「ジャムやコンポートのニュアンスが押し付けがましくなくてエレガント。体に染み入るね(笑)。」
「シンプルなんだけどシンプルじゃないみたいな(笑)。」
さて、次はシラーの新機軸?
●
ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
「うーん。綺麗だなぁ。綺麗過ぎてブラインドティスティングしたら外すね(笑)。」
「赤いベリーの香りがはっきりわかる。あと舌触りが素敵。滑らか。」
「シラーって暴力的(笑)だと思ってたからびっくり(笑)。こんなシラーあるんですね。」
家内「力強さは隠れてますが、実は堅牢なんですよ。スパイシーさも全開(笑)。」
時間が経つに連れだんだんらしさが出てきました。
「なめし皮みたいな感じ?納豆(笑)?」
私「私のグラスのワインは今日の2時に注いだものですが、ペパーミントの香りがし始めました。濃いシラーの特徴です。」
「あっ、本当だ。ワインって面白いんですね。」
「品の良いシラーって初めて。」
私「私もです(笑)。」
さて最後は私のマイブーム(笑)。
●
ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
「うわっ!圧倒的だな!」
「あれ、これってでも2010年でしょ?飲みやすい?」
私「そーなんです。この点今風かと。」
「どれくらい持つんでしょう?」
私「正直解りません。すぐにヘタリはしないとは思いますが…。通例物の本では5年くらいと言われてますが、定点観測の対象です(笑)。」
「グルナッシュってピノ・ノワールっぽくなるんですね。」
「うーん。たしかにピノ・ノワールっぽいけど、やはり違う。飲んでるとクラクラしちゃう(笑)。」
「アルコールに弱い私には重荷(笑)。」
「やっぱり濃くてカロリーの高いワインは旨い!カロリーオフなんか糞喰らえだ(大爆笑)。」
私「毎日は飲めなくともたまには良いですよね(笑)。」
皆さん昨日はお疲れ様でした。
良い勉強になりました。
ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Nov 25, 2012 by
weblogland |
本日はマスキューの試飲会にお越しくださいましてありがとうございました。
まだバタバタしておりますので、詳細は明日ホームページにてお知らせいたします。
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Nov 23, 2012 by
weblogland |
今日は祝日なので店は静か。明日来られない常連の方がわざわざお越しくださいました。
お客様「こんにちは!明日行けないんで今日きました(笑)。えーと。明日はどのワインでしたっけ?」
私「わざわざありがとうございます。奥のテーブルに並んでますので…。」
お客様「ほうほう。ドイツのリースリングが気になりまして(笑)。」
私「なかなか良く出来てますよ。ドイツワインと言うよりアルザスに近いかも。」
お客様「良いですね(笑)。好みなんですよ。ところでマスキューさん最近ローヌに凝ってますよね?」
私「はい。割とコストパフォーマンスに優れたワインが見つかるんで…。ちょっとアルコール分は高いのですが…。今回もメインはジゴンダスです(笑)。」
お客様「そうそう先月のシャトーヌフ良かったですよ!試飲会には出なかったけど(笑)。数が少ないだけありましたよ。ところで、このジゴンダスはすぐ無くなったりしませんか?」
私「シャトー・ファゲェロールの『アントナン』気に入ってくれましたか?ありがとうございます。このエスピエのジゴンダスはあれよりもっとピノ・ノワールっぽいかと。数はどうにか大丈夫かと。」
お客様「とりあえず試飲会に出るワインとシャトーヌフいただけますか?」
私「ありがとうございます。」
明日が楽しみです。
皆さんのお越しお待ちしております。
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Nov 23, 2012 by
akiko |
月曜日から な~んか寒気がするし調子悪いなぁと 思っていたら、遂に発熱と関節の痛みまで・・・。
辛すぎる・・・。急ぎ、近所の薬局へ 駆け込みました。この薬局は とても見立てが良くて、頼りになります。
で、今回進めてくれたのが 私初体験の 漢方。葛根湯(液体)と地竜エキス・桔梗エキス配合の顆粒。
両方を熱湯に溶かして 飲むといいですよ とのことでしたので さっそく実行。
初めて 飲むものは何故か テイスティングモードに入ってしまう 私。
色は 褐色。オロロソとかリヴサルトの感じ。ワインだとしたら 傷んでいる色に見える。やや濁りあり。
鼻が詰まっているので 匂いはまったくわからない。
口に含むと ニッキの強い味。モストコットのような甘み。なんだか判らないけど木の根の苦味。
熟成した シェリーのような、でも ものすごく硬くて飲みにくい。甘いんだか苦いんだか・・・の味。
・・・とにかく私はニッキが大の苦手なので はっきりいって 不味い。
我慢して 全部 飲んだ甲斐があり その日のうちに 体調は劇的に回復、です。
これなら 明日の試飲会 いい感じで臨めそうです。T薬局さん ありがとう。
明日は マスクをつけての店番になると思いますが よろしくお願いします。
ご来店 お待ち申し上げます。
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Nov 22, 2012 by
toshiaki |
今日珍しいお客様が来店されました(笑)。
「ごめんください。ご無沙汰しております(笑)。」
私「あっ!O君!久しぶりですね。今どうしているの?」
O君「あのレストランにまだいます(笑)。就職祝いで頂いた『ドンナルーチェ』が忘れられなくて買いにきました。」
私「それはそれは良かった(笑)。ありがとうございます。」
実は以前勤めたお店を移った時、O君はわざわざ挨拶に来てくれました。今度はイタリア・レストランに勤めると聞いて、お祝いに『ドンナルーチェ』を差し上げました。
O君「『ドンナルーチェ』って美味しいですよね。甘いんですが砂糖の甘さじゃなくて…。上手く言えませんが(笑)。ところでどうすればソムリエの資格取れますか?先々のことを考えたら金バッチが必要だと思うのです。」
私「ソムリエの資格を真剣に必要だと思うことが一番大事です。ですからO君は大丈夫ですよ(笑)。」
O君「勉強の仕方も解らないし、どんなワインが美味しいのかも解りません。」
私「でも『ドンナルーチェ』を美味しいと思ったんでしょ(笑)?解るじゃないですか(笑)。」
O君「そう言われればそうですが(笑)…。」
私「マスキューの試飲会に毎月来れば味わいは覚えられますよ。タダだし(笑)。」
O君「でも、勉強がかなり大変そうですよね?」
私「そりゃあ、すべて完璧に覚えるの大変です。でも一次試験は70点でも100点でも合格ですから、70点で合格できる勉強の仕方があります。とりあえず教本を買って、熟読してみてください。覚えようとしなくて良いですから。」
O君「でも、その後の二次試験の実技が…。」
私「一次が受かったら特訓してあげます(笑)。」
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Nov 22, 2012 by
toshiaki |
今日はあるインポーターさん(実はモトックスさん)の試飲会で外苑前まで行ってきました。
アイテム数も50本弱くらいでちょうどよかったです。
面白かったのはイタリア シチリアで
フランケッティさんが造る
パッソピッシャーロです。通常のものとラベルが違うので、よく見ると、標高の違う畑シリーズで4本出ていました。
●ランバンテ2010年
●シャラヌオヴァ2010年
●ボルカリア2010年
●キァッベ・マチーネ2010年
上から標高の高い順で、一番出来の良いパーセルだけで造ったそうです。
飲んでみると確かに違う、基本的にネレッロ・マスカレーゼ独特の味わいがしますが、微妙に違う。それぞれ長い生命力を持ったグレートワインでした。
ふと疑問に思ったのですが、これらをアッサンブラージュしても通常のパッソピッシャーロにはならないのでは(笑)?
聞いたところ、やはりそうでした。一番良い部分を取り出してますから、パッソピッシャーロを凌ぐようでした。あとパッソピッシャーロの方が早飲みに造られてますね。きっと。
良い勉強になりました。
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Nov 20, 2012 by
weblogland |
マスキューの定番ワイン、シチリアでペリグリーノ社が造る『
ピニャネロ』がリニューアルして『ピニャテッロ』になり人気が出てます。セパージュや造りは基本的には変わらないとインボーターさんは言っておられましたが、明らかに旨くなってます。雑味が減り滑らかさが増しました。この点ちょっとピノ・ノワール的。なんかワン・ランク質が上がったような気がします。
うーん。
ヴィンテージの性ですかね?
セパージュはネレッロ・マスカレーゼとネロ・ダーヴォラと変わりません。アッサンブラージュに一工夫加えたかも?フレッシュな酸が秘密の鍵かも?
今までこのワインを「
ソース焼きそばに合うワイン。」として皆さんに紹介してましたが(笑)、もう少し昇格させた方が良いかも?トマトやオリーブオイルとの相性は鉄板ですね。
一応ソース焼きそばにも合うとは思いますが…。
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Nov 19, 2012 by
weblogland |
もうーいーくつ寝ると~
ジュ・ド・レザンがやってくる!
去年も一昨年も先一昨年もこの時期唄ってましたっけ(笑)。
毎年恒例、私の大好物でもあります。
今年はどんな味わいでしょうか?実はジュ・ド・レザンは作柄が冷涼で不作の年の方が旨いのです。もともとワイン造りに適していないコニャック地方。葡萄の糖度が高くなりません。出来上がりのワインも酸が強く水っぽくなりがち。こんな事情があり、出来上がったワインを蒸溜するブランデー造りが盛んになりました。
でも、だからジュースとして飲むにはくどくなくてちょうど良いのです。今年のような作柄は酸が多く糖分をマスキングして、甘さをあまり感じない大人の味わいのはず。
去年のように作柄に恵まれ過ぎると強すぎて、お子様の中には拒絶してしまう事もありました。
「今年はどんな具合かな?」
親子で確認しあうなんて良いですよね。年に一度の豊かな楽しみなのです。
ところで作柄が悪く収穫量が半減したため、マスキューの割り当ても半減。毎年、暮れに入荷してから翌年の一月いっぱいくらいは売ることができましたが、今年は無理そうです。年内の販売がやっとこのような気がします。あまり煽るようで気が進みませんが、早めのご予約をお勧めいたします。
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Nov 18, 2012 by
weblogland |
今月11月24日(土曜日)マスキューの店内試飲会を行います。時間はいつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご都合でお越しくださいませ。
今回は新着ワインです。
まずはマスキューでは珍しいドイツの辛口白ワインです。
〇
リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1650円税込み スクリュー・キャップ
久しぶりの辛口リースリングです(笑)。
「なんだ。モーゼルじゃないんだ!」などとはおっしゃらず(笑)。
ドイツでは食事に合わせる普段飲みの辛口白ワインを割とつくっています。昔はいい加減な物が多かったのですが(笑)、このワインはいけるかと…。
そしてようやく復活したアルゼンチンのドニャ・パウラが造るソーヴィニヨン・ブランです。醸造長も変わり心機一転、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランを造っています。
〇
ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
一時期調子が悪くなってましたが、復活しました!おそらく世界で一番癖のないソーヴィニヨン・ブランかと。先々ソーヴィニヨン・ブランのリーダーになるかも?
そしてこれから赤ワインが4本。
まずはボルドーの良心
●
ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
このワイン格はいわゆるネゴシアン物のボルドーA.C.。マスキューでは基本的には扱わないランクのワインです(笑)。
テクニカルの資料もほとんどなく、解ることはラベルに書いてある、セパージュはメルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。バリックで12ヶ月の熟成くらいです。
でも、このワインとても美味しいのです。それには訳があります。
ラベルに大きく書いてある銘柄名『ユベール・ド・ボウアール』。ディープなボルドーファンならもうお気づきかと(笑)。そう、あのシャトー・アンジェラスのオーナー ユベール・ド・ボウアールのことです。
このワイン中身に何が入っているかは企業秘密のようですが、まず右岸であることは間違いなし(笑)。特にシルキーで奥深く上品な舌触りのタンニンはサンテミリオンの極上ワインに通じる高貴さがあります。
通常の試飲会でしたら赤のトップバッターにはしませんが、きめ細かなタンニンを是非とも味わっていただくために、本日の赤ワイン一番手といたしました(笑)。
そしてローヌのエレガントなシラーです。
●
ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
力強さに美点がデフォルメされがちなシラーですが(笑)、たまにはこんなにクリーンで美しいシラーも良いかと。シンメトリーな味わいに経験値上がること間違いなし!?
さて次は何番目に出すか?順番に悩む個性派
●
ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
私の愛するドメーヌ・ラファージュの近所のワインなのですが、スタイルはラファージュとは真逆。バランスは良く飲みやすいのですが、ワイルド(笑)。リヴサルト造りで有名なアペラシオンの特徴を好きになるか?拒絶するか?決めるのはあなたです(笑)。
最後は大物です。あまり知られてないローヌのジゴンダスです。
●
ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
このワイン、グルナッシュ75%、シラー25%のジゴンダスらしい古典的割合。でも味わいは極上のピノ・ノアールのような滑らかさと香りの広がりがあります。
衝撃的ですぞ!
皆様のご来店お待ち申し上げます。
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Nov 18, 2012 by
weblogland |
先日アルゼンチンのドニャ・パウラの醸造責任者デヴィット・ボノミさんがマスキューに来てくださいました。著名エノロゴ ステファン・ガンドリーノの後を受け去年から醸造責任者となったとのこと。このおり、ドニャ・パウラの現在の有り様や、目指す方向性など最新の話をしてくださいました。アルゼンチンのワイン生産スタイルを理解する良い機会となりました。リポートを含めちょっと考察したいと思います。
今や世界第5位のワイン生産国アルゼンチン、その全体の80%がメンドーサ州で造られています。中でも優良な産地はルハン・デ・クージョ(セントラル)を中心に、ノース、イースト、セントラル、ウコ・ヴァレー、サウスの5つのサブ・ゾーンが設定されています。(セントラルから畑が広がった結果のようですから、まだこの先サブ・ゾーンが広がる可能性が大です。)
ドニャ・パウラもセントラルのウガルテックに畑と醸造所を持ち、南隣のウコ・ヴァレーのトゥプンガトに畑を所有するようになったようです。現在は同じウコ・ヴァレーの南西端アンデス山脈の際にグァルタラリーとサウスのアルタミラに畑を所有しています。なんと総面積704ヘクタールだとか。40名の栽培責任者が分担して管理しています。ちょっと考えられない効率の良さです。
平らな土地に葡萄だけが整然と植えられている畑ですから作業効率が良く、しかも雨は200mlほどしか降りませんからアンデスの豊富な伏流水を集中管理することで潅漑も完璧です。また、基本的に農薬を撒く必要もありませんから余分な手間がかかりません。(場合によってボルドー液等は使うようですが。)冬に堆肥を撒く程度のようです。
また、日照が強いため葡萄樹の仕立てが高く葉を十分繁らせる必要があります。このため畝間も広くとりますから細かな剪定作業も行う必要がないようです。さらに害虫もつきませんから葡萄果は健全にかつ均等に生育しますのでグリーン・ハーベストや摘果摘房の必要もないようです。驚くことに撰果もほとんど必要ないようです。夏場の雹を防ぐネットを張ることと、春先に吹く風速80メートルにも達する(世界3大突風とのこと。)アンデスから吹きおろす突風に備えて針がねや潅漑用ホースを支える支柱を強固にすることくらいが余分な手間のようです。
ただでさえ土地は広いですし、超効率的な管理が可能ですから葡萄栽培地は広がる一方です。「逆にテロワールが無い同じようなつまらないワインが大量に造られる可能性もありますね?」と聞いたところ、畑をボーリングして徹底的に調べると言っていました。
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Nov 16, 2012 by
weblogland |
昨日のおさらいです(笑)。
今、昨日開けた
ボジョレーと
ボジョレー・ヴィラージュをまた飲んでみました。
まず、共通してリンゴ酸を強く感じますね。気温が上がらなかった感じがします。厚みのあるヴィラージュはリンゴ酸を上手くマスキングしてますね。価格の差ですか(笑)。
あと、思った以上にバランスを保っています。線は細いのですが、崩れません。より糖度を上げられるよう、最大限の努力をしたようです。クリアネスもありますから葡萄果の選別もしっかりやってます。単に農家からワインを買うだけのネゴシアンでは、こうはいきません。農家と良い関係を結んでいるようです。
さすがカンソン社。
恵まれた作柄の年は誰もが苦労なくワインを造れますが、今年のようなハードワークを要する作柄では、栽培の尽力が欠かせません。カンソン社は栽培・管理にも力を注いでいますね。ネゴシアンとしての役割がこんなところからうかがえます。
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Nov 15, 2012 by
weblogland |
皆さん飲みましたか?
何を?って
ボジョレー・ヌーヴォ2012年です(笑)。私は今ティスティングしたところです。普通は今晩でしたね。
マスキュー恒例のカンソン社の2012年は如何に?
まぜボジョレーの方は、普通の感じですね(笑)。2011年より明らかに小ぶり。酸はフルーティーになっていますが、もうちょい厚みがあれば…。作柄を考えるとよく頑張っていますね。小ぶりながらまとまってますからどうにか及第点かな。
ヴィラージの方もいつもより落ちますね。
カンソンのヴィラージュは2011、2010年など糖度がしっかり上がるとコンポートのようなニュアンスが出て、クリュ・ボジョレーの世界となりますが、今年はちょっと無理だったようです。まあ、普通のボジョレー・ヴィラージュの印象でした。
収穫を遅らせて糖度が上がるのが待てないヌーヴォ造りの難しさが出たようです。出来上がりの甘さや深さに欠けてしまったようですね。
まあ、厳しい作柄でしたから、良く頑張ってくれたと誉めるべきですか。
とにもかくにも新酒が出来たこと万歳なのです(笑)。
今マスキューでは試飲出来ますから、お寄りの節に飲んでミソ(笑)。
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Nov 15, 2012 by
weblogland |
ようやく
ジュ・ド・レザンの入荷予定が決まりました。コニャックの最良の地グラン・シャンパーニュでポール・ジローが造る葡萄ジュースです。
あー、良かった(笑)。
でも割り当て数が半減しました。
がーん!
毎年恒例の商品としてマスキューではずっと扱ってきましたが…。
去年は生育が一ヶ月前倒しになった上に酷暑でしたから、入荷は今年より一ヶ月以上早まりました。もちろん酷暑により収穫減でしたから、割り当てが初めて減りました。やはり農産物だと実感しました。
今年はコニャック地方も例外に漏れず不作、なんと割り当てが半減!こんなに減るとは…。
マスキューでは、数が確定するまで予約販売をしないことが皮肉にも当たりました。(嬉しくありませんが。)数が足りない上に先行予約したら、えらいことになります。レストランや毎年楽しみにしているお客様に迷惑をかけてしまいます。
とは言え、我々販売者は代替え品を探したりして凌ぐことができますが、生産者は収入が半減します。農業のリスクを実感しました。
決まった広さの畑から出来る収穫量は限度がありますし、限度を超えて生産すれば品質が低下します。農家にすれば適正量を適正価格で売れることが一番のはず。ジュ・ド・レザンは本業のコニャック造りのおまけみたいな商品ですからそれ自体は影響しないとは思いますが、本業のコニャック造りに今年の作柄が影響しないか心配になります。
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Nov 14, 2012 by
akiko |
大の大人が・・・って言われちゃいそうですが、
今 朝7時から放送しているNHK Eテレの シャキーン が 妙に面白い。
不思議な動きがキュートなナオト君、一歩先行く星人という 出色のキャラクター。
十人十色、るるるの歌 なんていう 考えさせられる名曲。なかなかに奥深い番組です。
子供向けと侮ってはいけません。物事の切り口が すっごく意表をついていて 面白い。おすすめです。
Eテレを こんなに頻繁に視聴するようになったのは 語学番組がきっかけです。
日替わりで イタリア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語。この4カ国は全てワイン産出国。
つづけていれば ワインに関すること なんか言うかも くらいの軽い気持ちでみていたのですが
意外や意外、ワイン畑が映ったり ワインそのものを取り上げたり、ワインを買うとき・楽しむときなどなど
頻繁にワインが登場します。
また、ちょっと 気をつけて聞いていると あっこの単語ワインのラベルに書いてあったとか、
形容詞が具体的に判って ワインに反映できたり と かなり 役に立ちます。
・・・語学はあんまり得意じゃないので 自分でしゃべったりは できそうにありませんけど・・・
そんなこんなで Eテレのお蔭で すっかり テレビっ子になってしまいました。
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