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来た!見た!飲んだ!ジュ・ド・レザン2013年

Dec 20, 2013 by weblogland |
来た!
見た!
飲んだ!

ジュ・ド・レザン2013年です(笑)。



今日の午前中に無事マスキューに到着。予約して下さったお客様の発送も終わり、家内と早速試飲です。
私「外観は去年より薄くない?」
家内「そーだね。去年の1本セラーにあるから比べてみようよ。」
セラーから探して持ってきて比べると。
家内「明らかに去年の方が色は濃いね。」
私「こうして比べると2013の方が色は薄いよね。でも2012年の方は丸一年経っているから、熟成して色もより濃くなっているのは、まあ当たり前かな?」



家内「同時に作ったばかりの2012年と2013年は比べられないからね(笑)。早く開けようよ(笑)。」
グラスに注ぎテイスティングが始まりました。
家内「割りとガスがあるね。」
私「去年よりガスが強いかもね。」
家内「うわっ!これはイイ!去年とはスタイルも違う。」
私「おー!リンゴ酸がしっかりしていてフレッシュ感が全面に出てる。」
家内「ジュ・ド・レザンが本来もつ、ハニーな花の香りやリンゴ、レモン、あと紅茶、腐葉土、お芋の味わいもしっかりあるね。」
私「うんうん。あとミントやハーブっぽいニュアンスもある。すべてが揃っていて、しかもフレッシュ。」
私「あと甘味はしっかりあるけれど、余韻が上等なメイプルシロップのように綺麗に消えて行く。」
家内「品の良い後口だよね。あと冷涼な感じだけど逆にそれが幸いしてるね(笑)。」

家内・私「2013年は様々な妖精が盛りだくさん(笑)!これ飲むと元気でるよね(笑)。」

楽しめそうです!

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Dec 18, 2013 by weblogland |
今月12月23日のマスキュー店内試飲会のラインナップきまりました!いつもの月と違い最終土曜日ではありませんので、ご注意を!



まずはお買い得のスペインの白!
モセン・ルエダ 2012年 ボデガス・アンターニョ スペイン ルエダD.O.白 750ml 1165円税込

スペイン王室御用達のワインです(笑)。
オーナーのホセ・ルイス氏は言わばスペインのレストラン王のような人。国王ともお友達と言うことらしいです。その流れでスペイン セレブ御用達でもあるようです。

そんなビジネススタイルを良しとしないマスキューでは、人しれずひっそり売られていました(笑)。

ヴェルデホにヴィウラをアッサンブラージュしたフレッシュでフルーティーなワイン。

わりと美味しいのです。

爽やかな花の香りとふっくらしたボディーのバランスがとてもグッドなのです。ルエダですとあの切れ味鋭いヴェルデホにとどめを刺しますが(笑)、似ているが違うスタイルとして重宝なワインなのです。このワインを飲んで不味いと言う方はないはずですし、使い勝手が幅広いのでレストランなどの業務用アイテムとしては最適なワインです。しかもラベル・デザインもかっこいい。

マスキューでは通常1395円税込で販売しておりましたが、この度なんと1165円税込の大特価にて販売いたします。在庫限りの価格ですので、品切れの節はご容赦くださいませ!

そしてアルザス・ワイン・ファンの為のワイン
エメシュテンツ エーデルツヴィッカー 2012年 ドメーヌ・エメシュテンツ フランス 白 ヴァン・ダルザス エーデルツヴィッカーA.C.750ml 1770円税込

『エーデルツヴィッカー』は数種類の品種をブレンドしたアルザス・ワインの特定名称です。基本的にアルザスでは、単一品種での製品が多いのであまり見かけないワインです。
このワイン、特級畑『シュタイングルバー』の下部の畑。シャスラ60%、シルヴァネール25%、リースリング10%、ゲヴァルツトラミネール5%のセパージュ。シャスラを60%とはかなり珍しい!更に面白いのは、シャスラとシルヴァネールが混醸されます。そして、リースリングとゲヴァルツトラミネールをブレンドしてガラスコーティングしたタンクで6ヶ月熟成後、2~6ヶ月瓶熟成してリリースされます。
溶け込みの良さと複雑さ、ディテイルが明瞭な点秀逸ですね(笑)。
シャスラ由来のライム香、リースリング由来のレモン、グレープフルーツの香り。ゲヴァルツトラミネールらしいハニーな薔薇やライチの香りのハーモニーには心惹かれます。言わばアルザス・ワインの美点の総集編(笑)。アッサンブラージュのセンス・着眼点の良さを感じます。


メメント ネグロ 2008年 ボデガス・ルーアン スペイン プリオラートD.O.Q.赤 750ml 1680円税込み

あのラファージュさんがプロデュースするボデガス・ルーアンがなんと!プリオラートのワインをリリースしました!ちょっとややこしいのですが、フランス資本のボデカス・タイにつくってもらったようです。
当店ベストセラースパニッシュワイン『メメント』の最上級キュヴェ『スーパー・メメント』として3000本のみのリリースです。日本には1800本が入荷しました。

セパージュはカリニェ40%、ガルナッチャ35%、メルロ25%とフランス品種のメルロが入ってるところがミソです。昔のガルナッチャ中心の構成とはちがいますね。ところが味わいはまさに極上のプリオラートの味わいが…。バリックで24ヶ月の長い熟成期間は果実味にプラスにしか作用しません。驚きの凝縮感が存在します。
ブラックチェリーやプラムが、ジャムやリキュールのように凝縮された香りに圧倒されます。深くどこまでも広がる味わいは、まさにグレートワイン!余韻の長さも普通じゃありません。プリオラートらしい強靭な果実味。
『スカラ・ディ』でプリオラートのワインにはまって以来、久しぶりの感激です(笑)。いまではとんでもない価格になり、高嶺の花となったプリオラートのワイン。

また飲めるとは!
感動があります。



●『チェリージ』2009年 ヴィーニャ・ガリアルディ イタリア マルケI.G.T. 赤 750ml 2160円 税込み

皆さん『チリエジョーロ』ご存知ですか?
イタリア、マルケ州などの中部イタリアにある廃れた葡萄品種です(失礼!)。『チリエジョーロ』はチリエージァ(さくらんぼ)に由来する名前で、大きな粒と薄い皮が特徴。もともとトスカーナが発祥でサンジョヴェーゼの補助品種ともなっているようです。ただ人気が衰退し、1990年時点の作付け面積は僅か5000ヘクタールしかないようです。今は2013年ですから、もっと減っているかも知れません。忘れさられそうな地場品種です。
造るチャレンジャーはヴィーニャ・ガリアルディ。ヴェルディッキオ・ディ・マテリカの名人。マスキューが惚れ込んだ『マッカニャーノ』の生産者です。
一年の木樽熟成を経てリリースされ、味わいは濃密!ネットリとした液体からブラックチェリーの砂糖浸けのような強烈な香りが漂います。アマレットや苔、キノコ、腐葉土などの香りの総量は衝撃的。ピノ・ノアール的ではありますが、品行が真逆です。
うーん。
こんなワインがあるのですね!
ワイルド・ピノ・ノアール?
じつはこのワイン、平均樹齢35年で1ヘクタールの畑から3000本しかつくられません。まだまだ商業ベースにはのっていませんね(笑)。
とことん尽力して造られたグレートワインですから、今後見守りたいワインなのです。
あっと驚くこと請け合いなんですが(笑)。
好奇心を刺激するワインです。
好みの別れるワインだと思いますが、見合う造りのワインであることは保証します(笑)。

彼の地でピノ・ノアール造りに腐心するより、遥かに健全で、心意気を感じてしまいます。


さて、今年の試飲会の最後を飾るのはイタリアのグレートワイン2本です!
キックインサイドの一撃なのです(笑)。

●『オピドゥム』2008年 チウ・チウ イタリア 赤 I.G.T.マルケ・ロッソ 750ml 2880円 税込

チウ・チウのトップセレクション。良い年のみ造られます。
間違いなく、今風の頂点ですね。
言葉を失う圧倒的な凝縮感。グレート・ワインと言っても良い出来のキュヴェ『ゴティコ』の、一歩上ゆくグレート・ワインなのです(笑)。
モンテプルチアーノ種100%で造られ、30%はバリック、70%は1000リットルのフレンチ・オークの大樽で12ヶ月熟成されます。


サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2006年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 D.O.C.G・750ml 3510円税込み

ウンブリアの至宝サグランティーノ・ディ・モンテファルコ。作り手はトップ生産者として評価の高いアダンティです。

3000リットルのオーク樽で28ヶ月熟成後12ヶ月以上の瓶熟成をして出荷されます。クラシックなリゼルヴァ以上の規格です。
驚くほどの生命力があり、あと最低でも5年、10年後の成長が期待出来るグレート・ワインです。


以上6本にて今年度は打ち止め!


12月23日はいつも通り14時から20時30分まで開催しておりますので、ご都合の良い時間にお越しくださいませ。
お待ち申し上げます。


桝久商店 岡本利秋・昭子

>> ワインのマスキューの場所

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2013年 心に残った赤ワインの発表です(笑)!

Dec 17, 2013 by weblogland |
うーん。

やはり、驚きの生命力をみせたイタリア ウンブリアでファレスコが造る『マルシリアーノ2000年』ですね。想像以上の生命力には度肝を抜かれました。言わば今風の頂点にあるワインなのですが、熟成能力はナンバー1かも?濃いだけで熟成しない今風のワインが多いなか、あの隠れた力は畏れに近かったでしたね。知らない世界がちょっと解ったような気がしました。
あと、今月の試飲会のトリを飾るアダンティのサグランティーノ・ディ・モンテファルコ2006年も良かったです。ジビエの為にあるワインですから癖もありますが、圧倒的な旨味と深みがあります。インポーターさんの試飲会で飲んだ折り、意地悪な私ですら言葉を失いました(笑)。23日のマスキュー試飲会で出ますから楽しみにしていてくださいね(笑)。
期せずしてウンブリアのワインが2本出ちゃいました(笑)。
そうそう、フランス ボルドー サン・テミリオンのエタンダール・ド・シャトー・ヴァラッド2010年も良かったです。このワインは言わばセカンドなのですが、数合わせのセカンドじゃありません(笑)。優良なサン・テミリオンの良さを思い出させてくれました。シャトー・ヴァラッドをまだ飲んでいないのが、惜しまれてしょうがありません(笑)。
あと、エスピエのジゴンダスには相変わらず心惹かれますね。今のローヌではきっとピカ一でしょう。
そうそう!南フランス サン・シニアンのパン・デ・マルグリットの『ルーガベル』はいわゆるビオ・ワインの絶品でした。あんなに安いのが不思議(笑)。
そうなるとエンリケの『ラ・リニア』も素晴らしかった!あれで買い酒とは…。実に旨かった(笑)。

このペース挙げて行くとキリがありませんね(笑)。

番外編、今年私が一番数飲んだ赤ワインは、恐らくオーストリアのヘレラーが造る『ツヴァイゲルト』ですね。お世話になりました(笑)。

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メメント ネグロ 2008年 ボデガス・ルーアン、大バーゲン

Dec 16, 2013 by weblogland |
嬉しくて、ちょっと悲しいお知らせです!

マスキューの定番ワイン メメント・ネグロ2008年。スペイン プリオラートD.O.Q.のいかにもプリオラートの味わいの優れたワインです。
クラシックな味わいで、ようやく2008年が飲み頃になったところです。
家内共々大好きで、マスキューの定番になってから20本以上飲んでますね(笑)。
そんな中、今日インポーターさんから連絡が入りました。
インポーターさん「マスキューさん、いつもメメント・ネグロを扱っていただきありがとうございます。実はメメント・ネグロの再輸入を諦めることになりました。」
私「えー、なんでですか?2008年せっかく美味しくなってきたのに…。」
インポーターさん「そーなんですよ。2008年の質の高さを見込んで新しいヴィンテージのサンプルを取り寄せたんですが、今一つ良くないのです。」
私「なるほど。あのワイン メメントはブランドで無名なドメーヌから買い上げてますからね。良いワインを調達出来なかったんですね。生産者にしてみれば『もっと高く売れる。』と考えても不思議はないですよね(笑)。」
インポーターさん「そーなんですよ。メメント・ネグロはプリオラートにしては珍しくお買い得なワインでしたから、当方としても残念です。」
私「また探しますか(笑)。」
インポーターさん「すみません。この際、残りを大バーゲンしますので、お客様にご奉仕してください。」

そんな訳で!

メメント ネグロ 2008年 ボデガス・ルーアン
1980円税込をなんと1680円税込にて、販売いたします!

ケース買いしてください(笑)。早い者勝ちです。

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恒例の司牡丹の4斗樽も入荷

Dec 16, 2013 by weblogland |
今日の日曜日は今年最後のお休みです(笑)。
日頃サボっているお墓の掃除に出かけました。
昼間は風もなく暖かかったですが、日が落ちると寒い!冬ですね。

ところで来週の23日はマスキュー店内試飲会です。普段より1週間前倒しですから、スケジュールはタイト。でも大体決まりました(笑)。
やはり、一年を締めくくるに相応しいワインを飲んでいただきたい!
まだ秘密です(笑)。

あと、マスキュー恒例の司牡丹の4斗樽も入荷してます。週明けには1升瓶に詰めないといけませんし。更に19日には待ちに待ったジュ・ド・レザン2013年が入荷します。
今週から来週にかけて忙しさはピークを迎えます。
毎年のことですが、これから完全に年末モードに突入です(笑)。

あと2週間と少し、頑張らなくては!

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ジュ・ド・レザン2013年早く、来ないかな(笑)

Dec 15, 2013 by weblogland |
もうそろそろポール・ジローのジュ・ド・レザン2013年がきますね(笑)。

それでは今年も恒例のジュ・ド・レザンの唄をご唱和くださいませ!

せーの

もう~
いーくつ 寝ると~
ジュ ド レザンがやってくる~!

あー、すっきりした(笑)。毎年この唄を唄わないと気がすまなくなってきています。
習慣とはこうして形成されるのですね(笑)。

お陰様で予約販売の方も大体終わりになりそうです。ありがとうございました。
とは言え需要と供給のバランスは取れていませんから、完売が毎年早くなっています。良い物を見分ける目を皆さんがお持ちの証拠ですから、とても嬉しい限りなのですが。増産出来る類の商品ではないので、完売の節はお許しくださいませ。

一応、入荷予定は12月19日となっておりますが、到着するまでハラハラです。
今年はどんな味わいでしょうね(笑)?

すぐ完売しそうですが、私と家内の飲む分の1本だけは見逃してくださいね。

早く、来ないかな(笑)。

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2013年の心に残る白ワイン!

Dec 13, 2013 by weblogland |
ソーブレ・リアスドンナルーチェは毎年心に残りますから、除外しましょうね(笑)。

そうすると、やはりドメーヌ・コアぺのジェランソン・セックの最高峰『ラ・カノペ2011』ですね(笑)。
試飲会の時、ラインナップはカノペ以外のジェランソン・セックを出す予定だったのですが、皆さんの強いご要望と私と家内がどうしても飲みたくなり、急遽開けました(笑)。
美味しかったですね。
完全に忘我の境地に陥りましたね(笑)。
一生忘れない味わいでした。

あと、試飲会ではお披露目していませんが、イタリア ピエモンテのリス・ネリスがつくるユローサ・シャルドネの完成度の高さは心に残りますね(笑)。このところリス・ネリスは白ワインのスペシャリストとして知られてきました。特にピノ・グリージョが有名です。世界的な評価を得ています。でも、私はユローサ・シャルドネを推します(笑)。本場ブルゴーニュのトップ生産者と遜色ない出来には驚きましたね。

あと、完全に私の趣味なのですが、『メフォファー』 アルター・ヴァインガルテン ゲミシュター・サッツ 2011年 ヴァイングート・メフォファー-ヌーデゲルホーフが造る オーストリアの白ワインは外せませんね。
混植混醸の世界を知りましたね(笑)。セパージュを云々言うのが馬鹿らしくなるほどでした(笑)。

それから、皆さんはおそらく忘れていると思いますが(笑)、イェマヌエヴァ アイレイン 2011年が良かったです。ラ・マンチャの白ワインです。造りは今風ですが、深みがあり気に入りました。価格を考えると驚きのワインでしたね。

そうなるとモントナーレのルガーナには、生命力の深淵さを見せつけられました。このワインも外せませんね。

あと、今月12月23日の試飲会で凄い白ワインが出そうです(笑)。家内イチオシのイタリアの白ワインです。今晩試飲する予定です。このワインも心に残ったらどうしよう?

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知る人ぞ知るワイン、アダンティですよ!しかも安い

Dec 13, 2013 by weblogland |
夜になると寒さがましますね。
暖かい部屋でワインを飲むのが楽しみな季節でもありますね(笑)。

今日早速お問い合わせいただきました。

お客様「マスキューさん!今日ホームページにアップしたアダンティのサグランティーノ・ディ・モンテファルコ2006年まだありますか?」

私「大丈夫です。すぐには無くなりません(笑)。マイナーなワインですから(笑)。」

お客様「確かに知る人ぞ知るワインですけど(笑)、アダンティですよ!しかも安い!」

私「良くご存知ですね(笑)。価値を知る人がいて良かった(笑)。嬉しくてニヤニヤしてるのは私と家内くらいじゃないかって、さっき二人で話していたんですよ(笑)。」

お客様「マスキューさんらしいなぁ(笑)。ここにも一人いますよ(笑)。サグランティーノ・ディ・モンテファルコって今風の濃くて飲みやすいだけのワインじゃないんですな。その分飲み頃になるまで時間がかかりますが、飲み頃になると実に素晴らしい!良いレストランで飲むにふさわしいワイン。ジビエ食べながら飲むに尽きます。ところでこのワインは2006年ですが、どうでした。まだ飲み頃とは言えないのでは?」

私「おっしゃる通り!今飲んで飲めなくはありませんが、ゆっくり時間をかければなんとか…。デカンタージュしても良いかと。ただし、デカンタに移す時はゆっくりゆっくり注いでくださいね。」

お客様「私は、今65才ですが、70才になった時に飲めるワインとしては最適ですよね(笑)?」

私「もちろん!75才の時でも大丈夫ですよ(笑)。」

お客様「その前に死んだら飲めないから、今年中に1本とりあえず飲んでみてから決めましょう(笑)。」

私「懸命なご判断かと。」

コアなイタリア・ワイン・ファンの登場でした。
きっと私の何倍もの経験をされているに違いありません(笑)。

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さすがトップセールスマン

Dec 12, 2013 by weblogland |
チャコリ談義しちゃいました(笑)。

今日あるインポーターさんが来店されました。
Kさん「マスキューさん。ご無沙汰してます。弊社のワイン売れ行きはどうですか(笑)?」
私「まあ、時期が時期ですからボチボチですか(笑)。Kさん忙しいでしょう。酒屋回りしてる暇ないんじゃないですか?」
Kさん「いやいや。今、鞭を入れないと売っていただけませんから(笑)。電話だけで済ませばイイもんじゃありません(笑)。」
私「さすがトップセールスマンですね(笑)。」
Kさん「ところで、これはチャコリじゃありませんか!」
私「良くご存知で(笑)。」
Kさん「弊社もチャコリ扱いたかったんですけど、高くて折り合わなかったんですよ。残念でした。個人的にも大好きなんですよ。買っていっても良いですか?」
私「他社製品ですよ(笑)。」
Kさん「いいんです。いいんです。勉強しなきゃ(笑)。」
私「チャコリって適当な価格のものが少ないですけど、これは良いですよ。ケチなマスキューが仕入れましたからね(笑)。」
Kさん「それを見越してのことです(笑)。ところで弊社のワインご注文ありますか?」
さすが!
根っからの商売人Kさんには敵いません(笑)。

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2013年、心動かされたワイン

Dec 10, 2013 by weblogland |
今年ももう12月になっちゃいました。
一年あっという間ですね(笑)。
そうなると『2013年、心動かされたワイン』を発表せねばなりません(笑)。
思いつくまま言うと去年に引き続き良かったワインが沢山ありますから、マスキュー試飲会リポートを遡って熟慮しなくては!どうしても記憶力の低下の影響がありますから(笑)、古い記憶が心もとないのです。
マスキューの試飲会だけでも12ヶ月×6本はありますから、ざっと72本。正確に思い出せません(笑)。しかも12月23日のマスキュー試飲会がまだありますし…。

振り返ると、完全にお腹の中に入ったワインは別にして、一年で5000本くらいはテイスティングしてますから、72/5000 えーと1/70くらいの確率ですか?でも、インポーターさんの試飲会に行って見つけられるのはその半分位ですから、効率は良くないですね(笑)。

あっ!
今年一番の発見を思い出しました(笑)!
家内発見の『大根おろしとヴァイスブルグンダーのマリアージュ』です。
これは感動的でした(笑)。
是非ともお試しを!

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最近アメリカ ワシントン州のワインを久しぶりに仕入れました。

Dec 09, 2013 by weblogland |
よく出来てますね(笑)。あと、気がついたのですが、2009年のワシントン州のワインは良いですね。驚きました。
アメリカのワインはカリフォルニアに代表されるように畑が砂漠にあったりしますから、大体ヴィンテージに差がありません(笑)。
でも、ワシントンあたりではヴィンテージの差がはっきり感じられますね。
もちろんテクノロジーは発達していますから、悪い年でもあの手この手でそこそこのワインに仕上げます(笑)。
あと、葡萄栽培にコストがかかりますから、出来上がるワインに割高感があります(ごめんなさい)。でも、今回は「これだったらケチなマスキューでも、売ることが出来そう」なワインがありました(笑)。
O・Sワイナリーのスタンダード・キュヴェ レッド・ワイン2009年が明日入荷します。
もともと扱いはありましたが、ちょっとさぼっていましたので、マスキューのラインナップにも載せていませんでした。今回はご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね(笑)。
素晴らしい出来映えです!

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今月の試飲会は12月23日月曜日となりました!

Dec 08, 2013 by weblogland |
毎月最終土曜日にマスキュー店内試飲会は行いますが、12月の最終土曜日は物理的に無理(笑)。
そんな訳で12月のマスキュー店内試飲会は23日の月曜日となりました。
いつもより1週間早いですから、今ラインナップを決めるのに大わらわ。多量のサンプルに囲まれ、プレッシャーと喜びとあい半ば(笑)。

この時期はワインの繁忙期でもありますから、新しいアイテムの入荷が集中します。かと言って良いワインは限られていますし、マスキューに合うワインもしかり。なんでもかんでも入れれば良い訳ではありませんから、勢い試飲する量も増えます。もう、試飲会に通える時間的余裕はありませんから、今までの経験と勘が頼りです(笑)。
あと、欠品との戦いでもあります。
人気のあるワインは欠品したくないのは本音ですが、そうは問屋は卸さない(笑)。ですから、インポーターさんの在庫を常に頭に入れないとイケマセン。良いワインはあっという間に無くなることがありますから、油断大敵です。

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『ゴティコ』2009年人気ありますね

Dec 08, 2013 by weblogland |
ゴティコ』2009年人気ありますね(笑)。イタリア マルケ州の赤ワインです。マスキューの在庫が無くなってしまいました。

先月の試飲会でも好評だったのですが、今週末に一気に加速度がつき完売してしまいました。週明けの月曜日には発注する予定です。まだ、知名度は低いですから(笑)、インポーターさんに在庫はあるとは思いますが…。

『ゴティコ』は濃くてインパクトのあるワインですから、この点解りやすく、しかもお手頃価格。
でも、それだけだと飽きられます。濃さだけが訴求力だと、逆に没個性の落とし穴にはまってしまいます。「どれ飲んでも同じ」というヤツです(笑)。
でも、私は『ゴティコ』に独特な旨味を感じました。
『ゴティコ』も濃いワインのご多分に漏れず「黒系果実」の味わいなのですが、口の中を転がるような旨味があります。あと日本人の嗜好のD.N.A.にある黒系果実の味わいがあります。例えば、山葡萄や蛇イチゴ、小豆、黒豆などの優しい果実味です。カシスではないのです。酸と甘味の質が違う感じと言えば良いですか。
この『ゴティコ』生産者チウ・チウのミドル・レンジクラスなのですが、このキュヴェが一番良さが伝わると確信しての扱い開始となりました。

掴みはO.K.だったかな(笑)?

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レコールNo.41 セミヨン再入荷

Dec 07, 2013 by weblogland |
アメリカ ワシントン州 コロンビア ヴァレーAVA の白ワイン、レコールNo.41 セミヨンが2011年ヴィンテージにて再入荷いたしました!

レコール・NO41はワラ・ワラ・ヴァレーで3番目に古いワイナリーです。(1983年設立)
このセミヨン悔しいほど旨いのです。
買いブドウでつくられていますが、実に旨い!
なんで?
アルコール分は14.5%と高いのですが、凝縮した果実味がとても良く溶け込んで、それを感じさせません。
このワイン90%のセミヨンと10%のソーヴィニヨン・ブランからできています。レッド・マウンテン、ワルーク・スロープ、コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーなどのA.V.A.5ヵ所のヴィンヤードから葡萄は調達されます。

非常に複雑で深みがあり、ハニーでフローラルな味わいは揺ぎがありません。長いハンギング・タイムにより過熟したハニーな香りにレモンやライムの切れの良い香りと柔らかなアプリコットや桃の香りが高密度に溶け込んでいます。酸もしっかりありますから切れと後口がとても美しいのです。黄金色の色合いは味わいの濃密さの証。木樽醗酵・熟成により厚みを増しています。
うーん。
アメリカの技術力に脱帽です。買いブドウでもこれほど雑味がなく、完璧な栽培を連想させるワインを作るのですから…。どこに出しても恥ずかしくないどころか、トップレベルのワインです。
アメリカらしくないお手頃な価格なのが決めてです(笑)。きっとアメリカではセミヨンがあまり人気ないんですね(笑)。
冷涼な彼の地でセミヨンが、栽培に適しているのは間違いありませんね。
このブドウを栽培した農家がなぜ自分でワイン造りをしないのか不思議です。

考え方の違いと言えば違いですが、栽培者とワイン・メーカーにとってこの関係は、一番効率が良く、リスクの少ない方法であるのは事実です。
だって、栽培業者とワイン・メーカーが密な契約を交わせば安定した経営が出来ますし、無駄な設備投下しないで済みます。当然、両者の拡大志向にも合致します。

アメリカって不思議な国ですね。

でも、このワイン旨いんですよね(笑)。

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モントナールは単数形

Dec 06, 2013 by weblogland |
気がつきませんでした!

実は先日のマスキュー試飲会で好評を博したイタリアの白ワイン『モントナール・ルガーナ』なのですが、メインのラベルの下の帯ラベルには『モントナーレ』と書いてあります。
???
なんで?
字体の違いは最後にeが入るか入らないかです。
イタリア語が解らない私の理解を越えた難問です(笑)。
そんな訳で、早速インポーターさんに聞きました。
インポーターさん「マスキューさん、気がつきました(笑)?実は私も不思議に思って社内のイタリア語が出来るスタッフに聞きました。それによると語尾にeがつくと複数形になると。」
私「なーんだ文法上のことなのですか。無知でした(笑)。でも、ラベルに大きく銘柄として書いてある『モントナール・ルガーナ』は単数形として理解できますが、帯ラベルの『モントナーレ』は会社の名前なのに何故複数形なのですか?」
インポーターさん「会社は兄弟3人で経営されているから複数形らしいです。」
私「へぇー。イタリア語って律儀なんですね(笑)。あとついでに『モントナール』の意味は何ですか?」
インポーターさん「村の名前らしいです。住民が160人ほどの小さな村です。」
ようやく謎が解けました。Eさんありがとうございました。
ところでイタリア語では村の名前も複数形になるんですね(笑)?初めて知りました。

ところが数分後に件のインポーターさんからメールが届きました。
インポーターさん「マスキューさん、すみません。実は、正しくは『モントナーレ』で『モントナール』は方言だそうです。」
私「ではブランド名の『モントナール・ルガーナ』の『モントナール』は『モントナーレ』の訛った言い方なのですね?」
インポーターさん「はい。そのような事でした。」

うーん。

モントナールもモントナーレも、どうとでもナーレな気分です(笑)。

やはり真面目に一度しっかり調べてみます!

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恐るべし カンポチェーニ!

Dec 05, 2013 by weblogland |
恐るべし カンポチェーニ

あのトスカーナの名門バローネ・リカーゾリの造るI.G.T.トスカーナの赤ワインです。
先日の試飲会では、他の強力な赤ワインに押され目立ちませんでした(残念!)。
家内とは、「まあ、年内にゆっくり売ればイイんじゃない。悪いワインじゃないんだから…。」
私「今日は、回りが主張のはっきりしたワインばかりだったから、浮いちゃったよね。」
家内「『カンポチェーニ』は普通2000円位するワインだから、マスキューにはちょっと高級過ぎるけど(笑)、今回は特別条件が出て1500円を割ったから、良いと思ったんだけど…。売れ行きはいまいち(失礼)。」
私「『カンポチェーニ』は上品だから、悪いことしたよね。」
家内「そーだよね。だってそのあとの『ジュテーム』なんか『私このワインに騙されたい!』なんてテイスターに名文句吐かせたんだもんね(笑)。」
私「試飲会を振り返ると、あとの赤ワインに比べて『カンポチェーニ』が噛ませ犬みたいになっちゃったよね。可哀想な並びだったよね。良さはあるんだけどね。」

などと家内と反省会をしていました。

でもですね。試飲会のあと『カンポチェーニ』の売れ行きが凄いのです。
やはり、信奉者が多いのですね(笑)。あと、気軽なイタリアンに合わせるならば最適なワインなんでしょうね。この点、用途は試飲会に出した他のワインより幅広いのは確かなのです。
ワインの価値って、単相的に考えてはいけませんね。
思い知りました。

明日には追加で発注しないと間に合いません。
インポーターさんの在庫があれば良いのですが…。

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売れるワインには共通点がありますね

Dec 03, 2013 by weblogland |
うーん。

やはり、売れるワインには共通点がありますね。

まず、第一は旨いこと!
当たり前ですか(笑)。でも、実際は名前だけの高いワインが跋扈してますから、当たり前だけれど当たり前じゃないのも事実。まあ、言い出したらきりがありませんから、名前を知らなくとも美味しいことですね。

次が瓶の形を含めたラベルデザイン。やはり、第一印象は大事ですよね。

土曜日の試飲会でも『イウケニ』チャコリやドメーヌ・バサックの『ジュテーム』は鉄板でした。
両方共に目新しさがありました。
チャコリは言うまでもなく未知のワイン。『ジュテーム』はありふれた産地ラングドックですが(ごめんなさい。)、味わいが斬新。
でも、冷静に考えると、マスキューのお客様だから選んで下さったのでは?
仮にデパートのワイン売り場で全く知らないお客様相手に、マスキュースタイルの試飲会をやっても私は狼狽するだけかも?(実際段取りが大変で不可能ですが)
マスキューの試飲会だと、飲み手の好みを考えることを自然に行っています。誰誰はきっと好きだよねとか、何さんはきっとハマるはずとか ワイン選びに我々の恣意が働いています。ワインの供出温度や並び順もそうです。
我々は作り手を選ぶ訳ですが、実は飲み手に選ばれている訳です。そして、ある意味逆に飲み手をも選ぶことになっているはずです。不遜に聞こえてしまうかもしれませんが、嗜好をシンクロする作業ですから、万人うけしないと考えるのが自然なはず。
なんだか話が禅問答みたいになってきましたが、マスキューはお客様に育てられているのだと。
我々の嗜好に同調して下さることは、有難いことだと。共に美味しくワインを味わえるお客様は宝だと胆に銘じなくては!

試飲会を始めた当初、数名しかお客様が集まらなかったことを忘れてはいけませんね。

恣意を貫くことをお許しください(笑)!

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試飲会リポートの続きです(笑)

Dec 02, 2013 by weblogland |
赤ワインのトップバッターはトスカーナ キャンティの大御所リカーゾリのI.G.T.からです!
●『カンポチェーニ』2011年 バローネ・リカーゾリ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1420円税込み スクリュー・キャップ
「リカーゾリのワインって安いワインないんだよね(笑)。ラベルデザインからして高級だよな(笑)。ブランド品嫌いのマスキューさんにしては珍しい(笑)。」
私「ひょえー!たまには良いかと(笑)。実は今回特別価格で入荷したものでして(笑)。」
「でも、スクリューキャップだから長く保存するワインじゃなさそうだよね。」
私「おっしゃる通り!早飲みです(笑)。パワフルなワインじゃありません。」
「あれっ?このワインのセパージュは何ですか?飲みやすさはキャンティみたいだけど、ちょっと違いますよね?」
家内「そーなんです(笑)。メルロが70%、サンジョベーゼが20%、カベルネが10%です。メルロっぽさが支配的ですよね。」
私「サンジョベーゼのオレンジっぽさよりもメルロのプラムのニュアンスが強いですよね。」
「カベルネは何のために使われているんですか?」
私「このワイン、カベルネがないと柔らかさだけになるはず。カベルネの硬さをアクセントにしているようです。」
「軽いワインですけど、飲み手に何気なく配慮したような感じしますよね。」
「ところでリカーゾリってそんなに有名なんですか?」
家内「キャンティにカナイオーロをブレンドすることを提案したことで知られています。今のキャンティの原形を造った生産者です。元首相を輩出したトスカーナの名門です。」
私「まずは軽くジャブ程度からの発進です(笑)。」

さて、南フランス ラングドックのスター候補の登場です!
●『ジュテーム』2011年 ドメーヌ・バサック 南フランス 赤 コート・デ・トングI.G.P. 750ml 1770円税込み
「おっ!名前がイイね『ジュテーム』 愛だね愛(笑)。これだけで認めたいね(笑)。」
「旨い!豊潤だね(笑)。とっても飲み易い!」
「あー!惹かれるなぁ。このワインに騙されたい(笑)。」
「この豊満さは南フランスらしいけど、アルコールっぽさがないですよね?スッゴく綺麗。」
家内「アルコール分は14%あります。でも感じませんよね(笑)。」
「コーヒーっぽさは確かにルーションの感じだけど、今まで飲んだルーションのワインとは違うよね?」
「セパージュはグルナッシュなんですか?」
私「グルナッシュは40%、カベルネ・フランが40%、シラーが20%なんですよ。ベリーの赤さ明るさが特徴的ですよね(笑)。」
家内「カベルネ・フランが入っている南フランスのワインは初めて飲みました(笑)。」
「この赤いベリーの味わいはカベルネ・フランなんですね?」
私「はい。ルーション辺りだと濃いワインは良く見かけますが、果実味が真っ黒になりがちです(笑)。この点、『ジュテーム』は赤さ明るさがあり斬新かと。果実味の輪郭が明瞭です。」
「ルーションの濃いワインってジャムやペーストっぽくなるけど、味わいはブラックベリー一辺倒だよね(笑)。」
「このワイン、とってもフレッシュなレッドベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、がはっきり感じますよね。」
「グルナッシはどこに行っちゃったんですか(笑)?」
私「よくお気づきで!『ジュテーム』のグルナッシュはチェリーやラズベリーっぽさになっているみたいです。」
「マスキューさん、グルナッシュってプラムっぽくないんですか?」
私「大体は熟したプラムやプルーンっぽいニュアンスになりがちですが、寒暖差のある畑で丁寧に造られたグルナッシはチェリーやラズベリーっぽい上物になります。」
「『ジュテーム』はグルナッシュも上物なんですね(笑)。」
私「『ジュテーム』はドメーヌ・バサックの特別なキュヴェのようです。跡取りのルイさんはまだ24歳ですが、奥さんが日本人とか。その愛する奥さんの母国日本に対する特別品のようです。」
「そりゃ、旨い訳だ(笑)。」
私「あとこのワイン、実は新樽で10ヶ月熟成されてます。でも新樽を使った感じが解りません。」
「そう言えばそうです。それってどう言うことなんですか?」
私「新樽の強い香りより、果実の香りが勝っていると言うことです。良いワインの証です。」
「樽はバリックですか?」
私「確認はしていませんが、おそらく500リットル前後の樽かと。」
「広がりがとてもありますよね。余韻が長くて、いつまでも浸ってられますよね。」
「雑味がないんだよね。南フランスらしくない(笑)。」
私「素晴らしい完成度かと(笑)。」

さて、これからクライマックス(笑)。クラシックなイタリア・ワインの登場です(笑)。
モンテファルコ・ロッソ2009年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 モンテファルコ・ロッソD.O.C.750ml 1980円税込み家内「中部イタリア ウンブリア州のワインです。サッカーのペルージャの本拠地です(笑)。」
「ペルージャかぁ(笑)。食べ物の美味しいところですよね(笑)。」
「トスカーナの東隣の山の中だっけ?」
私「海に面していませんよね。」
「おっ!こりゃ、大物ですなぁ(笑)。」
「色はさほど濃くないけど、凄い凝縮感。みっちり詰まってる(笑)。」「果実味が綺麗。しかも膨大。」
「ミネラルや革のニュアンスがあって、ジビエ食べたくなるね(笑)。」
私「いかにも山里のワインですよね。鹿とか野鳥の臭い肉に合うんでしょうね(笑)。」
「そうそう(笑)。鹿だよね鹿(笑)!良いワインって飲んでいると食べ物を連想しちゃうよね(笑)。」
私「そーなんですよ。ワイン自体が、地の食べ物に良く合うようになってるんですね。」
「ところで、日本でも鹿食べられますか?」
私は解りませんんので、食通のTさんに教えていただきました。
Tさん「北海道の利尻で野生の鹿を捕って、出荷してますよ(笑)。あまりに野生の鹿が多いのと、広大な土地を利用して上手に捕まえるみたいですよ。計画的に出荷できるようですから、新鮮なジビエが食べられます。高くないし(笑)。」
「おー!それ良いですね(笑)。」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールに鹿が定番ですけれど、このワインも共通した味わいがありますよね。マスキューさんがピノ・ノワール的と言ったのも解りましたよ(笑)。」
「サンジョベーゼが主体でもこんな味になるんですね。」
「確か、この地域のD.O.C.G.はモンテファルコ・サグランティーノでしたよね。モンテファルコ・ロッソの上のランクですよね?」
家内「格はモンテファルコ・サグランティーノが上ですが、モンテファルコ・ロッソとは別物と考えた方が正しいみたいです。モンテファルコ・ロッソはサグランティーノが15%までですが、モンテファルコ・サグランティーノは75%入れます。出来上がるワインも全く別物、別次元です(笑)。」
私「このアダンティもモンテファルコ・サグランティーノを造っていますが、物凄いワインです。息が出来ないほど(笑)。同じ系列のワインとは思えませんでした。」
「次回の試飲会ででますか(笑)?」
私「ノーコメントです(笑)。」

そして、最後が
●『ゴディコ』2009年 チウ・チウ イタリア マルケ州 赤 ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレD.O.P. 750ml 1980円税込み
「マスキューさん!また、無名な産地のワイン探しましたね(笑)。チウ・チウ?生産者の名前ですか?イイ名前ですねぇ~(笑)。」
私「でしょ(笑)。」
「こりゃ、大物ですな(笑)。パワーが物凄い。あと深い。」
「たしかにディープ。立体的だしね。立派なワインだね(笑)。」
私「この『ゴディコ』チウ・チウのミドル・レンジなんですよ。2009年でようやく飲み頃に入った感じです。生産者は、感覚的には早く飲めるキュヴェとして造ってます(笑)。」
「これで早飲みのスタイルなんだ!? この上のワインはどんな味なんですか?」
私「とりつく島もない感じです(笑)。何時飲み頃になるか解りません(笑)。」
「時間とワイン造りのスパンが違うんだね(笑)。」
「私、『ゴディコ』の下の『バッカス』を先日飲みました(笑)。あれも相当旨かったでしたよ(笑)。マスキューさん取り扱わないんですか?」
私「さすが!良くご存知で!今回は並びの都合で『バッカス』はパスしました(笑)。でも、12月から入荷させますよ(笑)。」
「このワイン、アマローネした高級なモンテプルチアーノみたいだね。本物の味がするね。」
「テヌータ・サン・アントニオのスボンサに似ていませんか?」
私「良くお気づきで!あれはカベルネをアマローネしてブレンドしています。凝縮したカシスの味わいが良く似てますよね。」
「驚くほどの凝縮感があるけれど、カシスや黒スグリの果実味が膨大だよね。余分な物が無い感じ。あと、口当たりが優しいよね。」
私「ありがとうございます。この点、日本人の口に合うかと。山葡萄や甘く煮た黒豆に合うと思います。カベルネにある硬さがないんですよね。」
家内「タンニンの量は膨大なんですが、意地悪に感じません。」

実はマスキューのセラーには、チウ・チウが造ったオフィーダ2005年が1本あります(笑)。もちろんD.O.C.G.昇格前のワインです。あまりに凄くて、ついつい仕入れてしまったワインです(笑)。
あと10年たったら一緒に飲んでみませんか(笑)?


ご来店ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 2013Nov

Dec 02, 2013 by weblogland |
昨日は皆様のご来店ありがとうございました。

まず冒頭から変更です(すみません。)。
予定ではモントナールの『ルガーナ』がトップで、『チャコリ』が二番手でしたが、家内と抜栓して試飲してみると
家内「チャコリのフルーティーさは際だっているから、一番手が良いんじゃないかな?」
私「そーだよね。たしかに!チャコリは冷やして供出するから、最初に出すべきだね。」

こんな訳で…。
まずは
〇『エウケニ』 チャコリ 2012年 アルトマーニャ・チャコリ スペイン バスク チャコリ・デ・アラバD.O.750ml 1980円税込み
「さっ・わっ・やっ・かぁー!」
「ライムの天使降臨!」
「アルコールっぽさや口の中を邪魔する癖がない。」
「癖はあるけど癖がない(笑)?凄い個性だよね。」
「ワインだけどワインっぽくない。」
家内「そーなんです(笑)。とってもユニークなんですよ。私チャコリが好きで好きで(笑)、ずっと探していたんですよ。でもなかなか無くて。」
私「チビチビ飲む気にはならないですよね(笑)。」
「そうそう。グビグヒ行かなきゃ!」
私「今日は試飲会なのでご勘弁を(笑)!」
「初めてチャコリ飲みました(笑)。マスキューさんの言う通りシードル的ですよね。冷涼な産地で育まれた文化を感じるよね。ところでチャコリ調べたんだけど、凄く高価ですよね。3000円以下のものはないし、なかには9000円なんてあるんでビックリしましたよ。」
私「そーなんです。基本的にはバスク内で一年の内に地産地消されますから域外には出ません。あと晴れと雨曇りが半々の気候ですから、葡萄栽培はかなり困難のようです。糖分が上がらないのと病気の対処が大変なようです。」
家内「畑も急峻で、全体で200ヘクタールしかないようですから生産量はもともと少ないんですよね。」
「バスクもリアス・バイサスみたいに棚仕立てですよね。日本もフランスやイタリアの著名ワインの真似ばかりやるんじゃなくて、気候風土にあったワイン造り出来ないものですかね?ヒントはあると思うんですが。」
「海外のコンテストで金賞取ったというのも販売戦略でしょうが、まずは地産地消のワイン文化が日本にも出来ると良いですね(笑)。」
「マスキューさん!これは瓶を高く掲げてグラスに注ぎ込むんだよね。やってみてよ!」
私「無理です(笑)!絶対にこぼします。」
「あれってワインの香りを出すためにやるんですよね?シェリーなんかと一緒ですよね?」
私「良くご存知で!シェリーを樽からグラスに注ぐ時に、蔵人(ベネンシア・ドール)がやりますよね。樽の眠りから、一気に空気に触れさせて目覚めさせる訳です。」
家内「チャコリはシェリーほど頑強ではないんですが、空気を入れて香りを立てて一気に飲む感じなんでしょうね。グビグヒと(笑)。」
私「今、ロンドンのバーを中心にカクテルを造る時、シェーカーを振らないで二つのシェーカーを口を開けたまま高低差をつけてジョコジョコ混ぜるスローイングというやり方が流行ってます。スペインの影響です。日本のバーでもやっているお店があります(笑)。」
「イギリス人はスペイン好きだからなぁ(笑)。」
「スペインはイギリス人の避寒地ですもんね。スペイン人の明るいところをイギリス人は好きなんでしょうね。」
「ボルドーからだと海岸線沿いに車で3時間ほどでバスクにつくけれど、バスクは全く異郷の地(笑)。驚くほどでしたね。」
「学生時代バスク解放独立同盟みたいのがあって爆弾テロが頻発してたよね。IRAと双璧だったな。今の人に言っても解らないか(笑)。」
「バスクのワインは初めて飲みましたが、何と合わせるのですか?」
家内「有名なのがスケトウ鱈ですか。牛乳で煮るみたいですよ。北大西洋ね鱈は大きいんですよ(笑)。」
私「あまりピンときませんよね(笑)。でもチャコリの酸のニュアンスは日本人には好ましいと思うんですが…。カボスなんかに良く合うかな。」
「ポン酢醤油には合いますよね。考えると涎が出ちゃう(笑)。」
家内「そーなんです。私はチャコリって、ちょっと辛いキムチ鍋のお友達だと確信してます(笑)。」
「なるほど!夏の暑い時に涼を求めて飲む印象がありますが、逆に冬に合わせるんですね!」
「ところで店長!このチャコリアルコール分12%もありますよ!」
私「あっ!本当だ!私ずっとチャコリはアルコール分8%だと思い込んでました。失礼いたしました!」
家内「このチャコリは海岸部の古い伝統的な産地ではなく2002年にD.O.指定された内陸の新しい産地です。チャコリ・デ・アラバと言います。海岸部より雨も少なく日照量も多いようです。糖分も高くなるようですね。」
私「たしかに8%のアルコール分だと輸出には無理があります。」
「なんでですか?」
私「輸送に耐えられません(笑)。品質が変わり易くて、扱えません。」
「このチャコリは大丈夫なんですか?」
私「大丈夫かと。ただし何年も寝かせるようなワインではありませんね。早く飲むに限ります。」
「ラベル・デザインを見るといかにもスペインっぽくてカッコイイですよね。心惹かれますね(笑)。」
「海外市場を意識してるんですね。」
「ソムリエ協会の教本に『名だたる白ワイン』とわざわざ書いてありましたよ(笑)。教本でワインを誉めるなんて異例ですよね。価値ある白ワインなんですね。」
家内「私はここに『日本チャコリ普及同盟』の設立と会長職につくことを宣言します!」
私「家内の暴走は止まりません(笑)。とりあえず、私は理事長に就任いたします。」

さて、続いてイタリアの白ワインです。
モントーナル・ルガーナ2011年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み
「柔らかいなぁ。」
「ふくよかで美味しい!」
「いかにも、豊かなイタリアワインですよね。」
私「雑味がありませんよね。柑橘類や桃やらフルーツのニュアンスに美しさがあります。無理に遅摘みしたようなくどさもないです。広がりと余韻の美しさから化学薬品などの影響も感じられません。」
「出しゃばったところがないけど、特別な個性もない?」
私「たしかに(笑)。そうも言えますね。完成度が高すぎるのかも?」
家内「実はモンスターなんですよ(笑)。」
「トレビアーノ・ルガーナってトレビアーノの亜種じゃないんですか?」
私「はい。私もずっと亜種かと思っていたんですが、モントナールの次男ロベルトさんから教えてもらいました。実際写真を見ると葉っぱの形状や大きさはいわゆる地中海系やヨーロッパ系とは違いました。あと、一房が大きい(笑)。500g以上ありますからビックリ。」
家内「ワイン用葡萄品種としては異例な大きさです。」
「ワイン用葡萄って小さいですよね。その方が良いワインが出来るって聞きました。」
私「そーなんです。まるでワイン用に品種改良する以前のような葡萄です(笑)。実際D.N.A.鑑定すると3000年ほど遡るようです。そして、1本の葡萄樹に3房残すことでベストなワインが造れるようです。」
「かなり特殊なんですね。」
私「実はここに11月14日に開けたルガーナが少し残っています。」
家内「ロベルト夫妻が来た時、一緒にテイスティングした残りなんですよ(笑)。」
「11月14日というと今日が11月30日だから…、二週間以上前のワインですか?」
私「もう香りや甘味はないんですが、ちょっとだけ飲んでみますか?」
一同「じぇ、じぇ、じぇ~!」
「ワインの味がする!」
「たしかに骨格しか残ってないけれど、まだしっかりしている!」
「酸が生きている!」
「マスキューさん、これどうやって保存してたんですか?」
私「普通にほっぽらかしですが…。」
「何回くらい途中にグラスに注いだんですか?」
私「もう底から2cmくらいしか残ってませんから、ちょくちょくテイスティングしましたよ。」
「私も途中何度かテイスティングさせてもらいましたけど、ここまで生命力があるとは!」
信じられない完成度と生命力!
「ワインの価値って価格じゃ決められないんですね。凄いワインが知らないところで知らない人が造っているんですね。」
「最初の優しい印象からは解らない堅牢さがあったんですね。マスキューさんは最初から解ってたんですか?」
私「解りませんでした。どのくらいでヘタルか知りたくて、ワインを残しました。でも、これほど生命力があるとは…。我ながらビックリしていました。」
家内「未知の良いワインって沢山ありそうですね(笑)。」


白ワインだけで、リポートが長くなってしまいましたので、次回に続きます(笑)。

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明日11月30日はマスキュー店内試飲会です(笑)。

Nov 29, 2013 by weblogland |
今少し前に試飲会のワインを並べました。



セラーの前の棚は明日のワインでぎっしりです。届いた段ボール箱を開け、新しいワインを並べるのは快感なのです(笑)。もちろん通関検査で箱は一度開けられて、中味を確認してから出荷されますが、届いたばかりの段ボールを開ける時、箱の中に現地の空気がまだ残っていて、現地の匂いがするような錯覚を起こします(笑)。
私「よーし。よーし。よく届いたね(笑)。優しく並べてあげるからね。」一歩間違うと危ないおじさんです(笑)。
家内「長旅のホコリをはらって綺麗にしましょうね。」こちらも劣らず危険な香りが(笑)…。

さて、明日はどなたがみえますか?頭の中ではシュミレーションが進みます。
私「濃密で抜けが良い『ジュテーム』は皆さんの目を引くワインだよね。」
家内「私の愛する『チャコリ』はどうかな?きっとKさんは賛同してくれるハズ!」
私「うーん。『チャコリ』は売れても売れなくてもいいんじゃないかな(笑)。扱うことに意義がある(笑)!」
家内「そうね(笑)。あまりにマイナーだもんね(笑)。でも、解ってくれる人が一人でも増えたら嬉しいな(笑)。」
私「モントナールのルガーナ足りるかな?味わいの良さは鉄板だからね。」
家内「モントナールのルガーナはあとで補充が効くけれど、リカゾリの『カンポチェーニ』は在庫のみだから、ちゃんとその旨伝えないとね。」
私「最後に出すチウ・チウの『ゴティコ』とアダンティのモンテファルコ・ロッソはみんなビックリするだろうな(笑)。」
家内「価格が手頃なのがイイね。今年のホームランになるかな(笑)?」

皆さんのお越しお待ち申し上げます。

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カクテルコンペの審査員してました

Nov 28, 2013 by weblogland |
今日はカクテルコンペの審査員してました(笑)。
オープンな大会ではなく、時代屋グループの社内コンペです。私は端くれの一人として審査員を仰せつかりました(笑)。
川崎の時代屋さんのカウンターが舞台ですから、実践形式です。いわゆるちょっと大仰なコンペティションではなく、お客様とフェイス・ツー・フェイスの形式ですから、逆にバーテンダーの力量が出ますね。プレッシャーかけちゃったかな?

エントリーされたカクテルは練りに練った作品ばかり、どれも光るものがありました。皆さん自分のお店を代表してますから、気合いの入り方が違いましたね(笑)。
私がこんな事を言ってはいけないとは思いますが、思った以上にレベルが高かったでした。技術はもちろん、お酒の理解度が向上していました。5年10年前とは段違いです。やはり、お客様のレベルが上がっている影響ですね(笑)。
昔は「私はバーテンダーだからワインの勉強はしません。」なんてうそぶくバーテンダーがいましたが、今やワインはバーテンダーの基本知識。ワインのことを知らずに務まりません。ウイスキーやジンをはじめほとんどのヨーロッパのお酒はワインの模倣がスタートなのですから、ワインの勉強をしないと時代に置いていかれます。もちろん料理の勉強もしかりです。

飲酒人口が減る現在、サービス・知識・技術の質を上げることが至上命題なのです。私マスキューにも共通した命題でもあります。

私も頑張らなくては!の感を受けました。
出場者の皆さん、ありがとうございました。

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今年のジュ・ド・レザン出来はどうだったんですか

Nov 27, 2013 by weblogland |
今年はジュ・ド・レザンの問い合わせが去年にも増した感じです。

お客様「マスキューさん。今年のジュ・ド・レザン出来はどうだったんですか?」
私「まだ飲んでいないもので…。」
お客様「でも、ボジョレーが芳しくなかったから、ジュ・ド・レザンも良くなかったんでしょうね?」
私「豊作・不作、単に量だけでしたら不作ですね。」
お客様「やっぱりね。数が減ったと言っていた通りなんですね。」
私「でも、味わいにはかなり期待しています(笑)。」
お客様「???駄目だったんじゃないんですか?」
私「量も少なく葡萄の糖度は上がってないはず。りんご酸も強いはずです。」
お客様「ですよね。」
私「もともとコニャック地方は冷涼で濃いワインが出来ません。ですから出来の悪いワインを蒸溜することでブランデーを造っています(笑)。ワインがちゃんと出来る産地ではありません(笑)。」
お客様「じゃあ、なんでジュ・ド・レザンは美味しいのですか?」
私「普通にワインに出来る果汁を飲むと甘すぎてペーストを飲んでいるようで、ジュースとしては飲みにくいのです。」
お客様「私も不思議に思っていたんですが、ジュ・ド・レザンって甘さが目立たない!糖分がワイン用果汁より低いからなんですか?」
私「はい。それもあります。あと酸が多量にあるため甘さを感じにくいのです。」
お客様「なるほどね。怪我の功名ですか(笑)?」
私「(笑)。あと、特筆すべきは酸があるので料理とマリアージュします。こんなジュースはないはずです。」
お客様「たしかに!スーパーで売っている濃縮還元ジュースを飲みながら食事は楽しめない(笑)。ジュ・ド・レザンってフォアグラとも合いますもんね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。ですから、今年のように厳しい作柄の年は逆により飲みやすくて美味しくなる可能性があります(笑)。期待しているんですが(笑)。」
お客様「期待しましょう(笑)!」

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今月の試飲会行けないんですよ。何がオススメですか

Nov 26, 2013 by weblogland |
今日、常連のワイン・ラヴァーSさんぎ見えました。

Sさん「マスキューさん、今月の試飲会行けないんですよ。何がオススメですか?」
私「一応全部です(笑)。Sさんはしっかりがっちりした赤ワインがお好きでしたよね。その線で行きますか(笑)?」
Sさん「え・へへ(笑)。最後の2本に興味そそられたんですよ(笑)。ブログに書いてあった。モンテファルコ・ロッソと、えーとマルケのピチェーノでしたっけ?」
私「手の内を読まれてますね(笑)。両方ともかなり良い出来です。もの凄い力がありながらバランスが良いですよ(笑)。モンテファルコ・ロッソがブルゴーニュ的、ピチェーノがボルドー的ですか?ちょっとこじつけかな(笑)。」
Sさん「どちらも2009年ですよね。」
私「飲み頃に入ったばかりの感じです。2009年とは思えませんよ(笑)。」
Sさん「あと、スペインのチャコリはどれですか?(瓶を見ながら)斬新ですねぇ。また、変なワイン見つけましたね(笑)。知らないワインを目にすると飲んでみたくなるんですよね(笑)。」
私「味わいもユニークで美味しいですよ(笑)。」

どうやら、Sさんの好奇心に火をつけたようです(笑)。

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2013年11月30日マスキュー店内試飲会のラインナップ

Nov 25, 2013 by weblogland |
今月11月30日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!

遅くなりましたが、ようやく決まりました(笑)。



まずは先日マスキューにご夫婦でお越し下さった、イタリアワインの生産者モントーナルの白ワインです。
モントーナル・ルガーナ2011年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み
イタリア ロンバルディアの白ワインです。
味わいはまさにネクター。桃や柑橘類の果肉だけ搾ったかのようです。余分な雑味がなく、ふくよかなこと、この上ありません(笑)。翌日になるとはっきりしたミネラルを感じますが、冷やして飲むと、驚くほどのピュアネスなのです。
うーん。
こんなワインがあったとは!
目を開かされるワインです(笑)。

このワイン品種はトレビアーノ ルガーナと言い、世にいうトレビアーノです。???トレビアーノって、こんなに果実味豊かだっけ?
そーなんです。
この品種じつはトレビアーノとは別物。
経験的にトレビアーノというとアロマチックな印象はありません。安いワインや補助的に使われるイメージでした。

生産者のモントナーレは葡萄の皮がもつハーブ系の香りを避けるためにスキンコンタクトを一切行わないようです。一気に圧搾・搾汁するようです。一晩低温で澱を沈めたあと、上澄みのジュースだけを自然酵母で低温発酵。発酵後はシュール・リーの状態で6ヶ月間熟成、そして一週間に一度撹拌させます。全ての過程はステンレス・タンクで温度管理しながら行われ、マロラクティック発酵は基本的には行わないようです。雑味の排除と多量の酸の角を取ることに腐心しています。
ここに造り手の意図があります。
もちろん原料となる葡萄が良いことが前提ですが、この点抜かりがない(笑)。
現行の2011年を先日から飲んでいますが、10日経っても飲める品質の良さにビックリ!
ただ者ではないワインなのです(笑)。

そしてスペイン バスクの珍品(笑)チャコリの登場です。家内イチ押しの変な白ワインなのです(失礼!)
『エウケニ』 チャコリ 2012年 アルトマーニャ・チャコリ スペイン バスク チャコリ・デ・アラバD.O.750ml 1980円税込み
このチャコリは非常に爽やかで飲みやすく清涼感に溢れたワインですから、バスク地方の豊富な魚介類に欠かせないワインとなっています。シードル的な白ワインとでも言えましょうか。
ただワインの性格上バスク域内で一年の内に消費されるサイクルに沿った生産がされますから、域外には出ない訳です。またワイン自体が安定していませんから、当然輸出には向かないこともあり、知る人ぞ知るワインとなっています(笑)。
今までは現地のお土産か高価な稀少品としてしか味わえなかったチャコリ。
ようやく手の届くチャコリが日本に輸入されるようになりました!
斬新なボトルやラベルデザインに生産者の意欲を感じます(笑)。

さて次は、マスキューでは珍しい有名スターの登場です(笑)。
『カンポチェーニ』2011年 バローネ・リカーゾリ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1420円税込み スクリュー・キャップ
キャンティーの大御所 バローネ・リカーゾリが造る洗練された赤ワインです。

このワイン メルロー70%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。醗酵は12~16日かけて、24~27℃に保たれ行われます。熟成は80%がオーク樽、20%がステンレス・タンク。
飲んだ第一印象は、柔らかさと雑味の無さ。樽由来のフレーバーが邪魔にならず、滑らかさに繋がっています。メルロ由来の赤い果実にはフレッシュネスが伴い、サンジョヴェーゼらしい酸味が纏まりとワインの特徴となっています。センス良いですね(笑)。
もちろん今風の飲みやすいワインですが、育ちの良さを感じます。
この『カンポチェーニ』はリカーゾリのラインナップではいわゆる普及版なのですが、ありがちな下品なパワー全開のワインではありません(笑)。キャンティー本来のエレガントなスタイルを受け継いだ遺伝子を感じます。
コンセプトとテロワールがあります。トスカーナらしさがあるのです。

基本的に価格の高いリカーゾリですが、今回は現物限りの特売品です。
お見逃しなきよう!

そして、マスキューの隠し玉の登場です(笑)。数がなくて今までひっそりと売っていました(スイマセン)。
『ジュテーム』2011年 ドメーヌ・バサック 南フランス 赤 コート・デ・トングI.G.P. 750ml 1770円税込み
ドメーヌ バサックはラングドックの平野部のピュイサリコンという小さい村にあります。なんでも150年前まではマールを生産していたそうです。鉄道の開設により、遠方へのワイン販売が可能になり、ワイン生産を開設したそうです。

現在は1989年生まれの9代目ルイさんが主になってドメーヌを切り盛りしています。マスキューではルイさんに代が変わる前からドメーヌ・バサックを扱っていますが、ワインの質が確実に良くなっています。今までは自然に有機栽培をしていたような感じだったのが、意識が高まり更に品質の向上に努めている変化があります。キメの細やかさ、ムラのない濃度感、広がりと奥行き。グレードが上がっています。代替わりで失速するドメーヌが多いなか、きっとルイさんは素晴らしい跡取りなのでしょうね(笑)。このまま行けば南フランスのスターになるはず。
実はそんなルイさんの奥様は、なんと日本女性!
来日が待たれますね。
そして、この『ジュテーム』は愛する奥様の日本のために造られたスペシャル・キュヴェ!
旨い訳です(笑)。
カベルネ・フラン40%、グルナッシュ40%、シラー20%のセパージュ。新樽で10ヶ月の樽熟成されます。
芳醇で濃厚。でも、有りがちな力づくではありません(笑)。新樽を使っているのが解らないほど充実した果実味。赤や黒の果実の織り成す様は見事!明瞭さはこの地域では経験したことがないレベルです。南フランスの今風ワインの到達点と言うべき出来栄えです。
しかも、価格は良心的(笑)。
前回入荷した時は、あまりに数が少なかったため宣伝せずに店頭で販売していましたが、ワイン・ハンター(笑)に見つかりあっという間に完売してしまいました。

お見逃しなく、是非お試しを!

さて、これからクライマックス!
キック・インサイドの中部イタリアの赤ワイン2連発です(笑)。
モンテファルコ・ロッソ2009年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 モンテファルコ・ロッソD.O.C.750ml 1980円税込みウンブリア州は、中部イタリアで海に面さない『緑の心臓』と言われています。サッカーのペルージャのあるところと言えば、皆さんご存知ですね。
このワインはサンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%、バルベーラ5%、メルロ5%のセパージュです。かなり複雑。
造りは手摘みで収穫後破砕・除梗 28℃に管理されたステンレス・タンクでアルコール醗酵します。そして3~4週間醪のまま果皮浸漬後、オークの大樽で12ヶ月熟成させます。
飲んだ印象は、まず非常にクリア。赤いベリー系果実が複雑でしかも明瞭。色も割と薄く、ちょっとピノ・ノワール的。もちろん力強さがあり、芳香のパワーと伸びやかさにビックリ。タンニンが強いにも拘わらず雑味もありません。
クラシックな、全房醗酵したピノ・ノワール的な佇まいとでも言えましょうか。
時間が経つと白い花やミネラル、ハーブのニュアンスが出てきます。ちゃんとしたレストランで食事に合わせたくなります(笑)。
実に良く出来ています!
しかも手強い(笑)。

モンテファルコ・ロッソと言うとモンテファルコ・サグランティーノの弟分と思っていましたが、大間違い(笑)。モンテファルコ・ロッソはサンジョヴェーゼに真骨頂がありました。もちろん他の品種の手助けは必要なのですが、これほどまで華やかなワインが造られることに驚きがあります。
好奇心を刺激する逸品なのです。

『ゴディコ』2009年 チウ・チウ イタリア マルケ州 赤 ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレD.O.P. 750ml 1980円税込み
ロッソ・ピチェーネ・スペリオーレD.O.C.と言うと本で調べても中々記載されていません(笑)。2011年にD.O.C.G.に昇格したオッフィーダと重なるD.O.C.です。
このワイン、セパージュはモンテプルチアーノ70%、サンジョヴェーゼ30%。5000リットルのオーク樽に12ヶ月熟成後6ヶ月瓶熟成して出荷されます。
とにかくタンニンと果実味の有様は立派(笑)。酸もしっかりありますから、構造が頑強。抜栓後何日経っても、崩れない崩れない。旨味の厚みが分厚いことに驚きがあります。
味わいの芯は黒いベリー系の果実です。軽めのモンテプルチアーノ・ダブルッツォのラズベリーの味わいとはまるで違った印象です。そして、香り立つと言うより液体の味わいに溶け込んでいる感じです。いわゆるクラシックなイタリア・スタイルです。口の中で旨さを感じるワインなのです。そして、その旨味も膨大(笑)。
樽香はでしゃばらず、あくまで脇役。スパイシーさ、チョコレートっぽさを演出するに留まっています。
この『ゴディコ』はチウ・チウの中でミドル・レンジのワインなのですが、造り手の尽力・意図・意思を感じる素晴らしくコストパフォーマンスの高いワインとなっています。
まるで、アマローネしたモンテプルチアーノを連想させる力強さは驚きです。


以上6本です!
いつも通り14時から20時30分まで行っておりますので、ご都合のよろしい時間にお越しくださいませ。
ご来店お待ちしております。


桝久商店 岡本利秋・昭子

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豊かで伝統的な食文化でしたね。

Nov 23, 2013 by weblogland |
今朝テレビでスペインのバスクが放映されてましたね!
朝の番組で世界の新婚さんの朝ご飯を紹介する番組です。いつも見ていますが、今朝はバスク!まず家内と狂喜乱舞(笑)。
シードルを造ってましたね。杓で高いところからコップに溢れるように注いでました。そうすると香りが立つと言ってました。チャコリも同じように注ぐんですよ(笑)。それを見た瞬間我が家は最高潮(笑)。
家内・私「おー!チャコリと同じだ!」
バールで出される豊富な魚介類を使ったピンチョスには画面を凝視(笑)。
男性ばかりの料理クラブを見ながら下を向く私(早く場面が変わるのを待つ。)

肝心の新婚さんの朝ご飯の充実ぶりには、いつもながらビックリ。
「朝からあんなに沢山食べられるはずないよ~。しかもだぞ、朝から鰻の稚魚あんなに沢山食べて良いのか!?」

今朝は大盛り上がりの我が家でした(笑)。
豊かで伝統的な食文化でしたね。
羨ましい!

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変わったワイン見つけちゃいました

Nov 22, 2013 by weblogland |
ふふふ(笑)。

変わったワイン見つけちゃいました(笑)!

ちゃ こ り です。

正確にはチャコリ・デ・アラバまたはアラバコ・チャコリ。

スペイン北部大西洋沿岸で造られる白ワインです。スペイン バスクの中心部と言えば解りやすいですね。
ラベル表記もガリシア語、バスク語、カタルニア語、カスティリア語が認められる異色の地。もちろんワインのラベル表記が何語か解りません(胸をはって)。

ほとんどが現地で消費されるワインなので、日本ではあまり見かけません。あまり数多く造っていないこともあり、見つけてもかなり高価。ちょっとマスキューで扱うには高級過ぎました。

でも、今回手の届くチャコリを見つけました!
嬉しいなぁ(笑)。

家内曰く『鱈鍋の最終兵器』(なんのこっちゃ。)。
もちろん、今月末のマスキュー試飲会に出しますから、一度飲んでみてくださいね(笑)。

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今日はボジョレーヌーボーの解禁日

Nov 22, 2013 by weblogland |
今日はボジョレーヌーボーの解禁日。あまりマスキューは一生懸命やってませんが(笑)、それでもバタバタしました。有り難いことです。
今年はやはり糖度がいま一つ上がらなかった分、酸が強いですね。でも、リンゴ酸ですから冷やすと冴えます。ちょっと冷やして飲むには良い塩梅かと。

ところで来週の土曜日(11月30日)はマスキューの店内試飲会です。先週から我が家では常に5本くらいのワインが開いた状態。次から次にテイスティングしなくてはならないワインが待ってますから、毎日2本は入れ代わりで新しいワインが追加されます。そんな訳で常に5本が開いている状態が続いています。
そんな甲斐あって、今日だいたい決まりました!
あー、良かった。
もちろん先日ご夫婦で来店して下さったモントナールの『ルガーナ』は外せません(笑)。あとは、新着の中部イタリアのワインが中心となります。南フランスのワインも1本入りましたっけ。
今回はコストパフォーマンスに優れたヘビー級の赤ワインが出ますから、期待していてくださいね(笑)。
詳細は後ほどホームページで発表しますから、しばしお待ちください。

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ボジョレーヌーボーの解禁日

Nov 20, 2013 by weblogland |
明日はボジョレーヌーボーの解禁日ですね(笑)。

ワイン・ラヴァーのAさんがご来店くださいました。
Aさん「マスキューさん!ボジョレー来ましたか?」
私「ようやく今さっき全て届きました。ホッとしたところです(笑)。」
Aさん「解禁日が決まってるから、遅れたりすると困りそうですよね?」
私「はい。そーなんですよ。遅れたりしたら洒落にならない(笑)。新酒が届くのは嬉しいんですが、時間通りにお客様に届けないといけませんから、いつもこの時期はハラハラしてます(笑)。」
Aさん「ところで今年はどうなんですか?マスキューさんのブログではあまり良くないみたいですけど…。もうボジョレー飲みましたか?」
私「まだ飲んでいません(笑)。見るだけですよ(笑)。」
Aさん「こればかりは飲まないと解らないからなぁ。」
私「おっしゃる通り(笑)。ただ、アルコール分を見ると、ボジョレーもボジョレー・ヴィラージュも12%なんですよね。」
Aさん「それってどう言うこと?」
私「通常はボジョレーよりボジョレー・ヴィラージュの方が0.5%ほどアルコール分が高くなります。その分品質も価格も高くなる訳です。」
Aさん「じゃあ、同じアルコール分と言うことは品質が同じなんですか?今年は?」
私「想像でしか言えませんが…、やはり今年はかなりの困難が伴ったような…。まあ、ガロフォリみたいに11.5%のアルコール分しか上がらなくても、驚くほど美味しい新酒を造る生産者もいますから、断言できませんが。まあ、何はともあれ新酒が飲めることに感謝です。」
Aさん「そうですね(笑)。日本人は世界で一番早くヌーボーが飲めるだけでも幸せ感じなきゃね(笑)。」

とりあえず無事届いて良かったです。

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一番早く売り切れてしまいました!

Nov 19, 2013 by weblogland |
やっぱり一番早く売り切れてしまいました!

ティニ・マルケ IGT 2013年 『神』ガロフォリが造るノヴッロです。
です。

実は、他のノヴェッロと比べると価格が高いので、「どうかな?」と心配していました(笑)。

ただ、圧倒的に美味しいので、一度飲んだ方のリピートが多かったでした。いわゆる初物は一度口に入れれば良しとしがちです。ボジョレーなんかその典型ですよね(笑)。まあ、それはそれでビジネスモデルでもありますから、否定はしませんが…。でも、「美味しいからもう1本ください!」って言われたいんですよね(笑)。
まずい物を、初物で売れる事に胡座をかいているとしたらプライドが許せない(笑)。やはり、「あれ美味しかったよ。」と言われたい(笑)。

かつてボジョレー・ヌーボー全盛の頃マスキューも沢山売ってました(笑)。でも、味わいより価格が優先する商品ですから、力のある大型店には勝てません。そうなると美味しいワインしかありません。基本的に、美味しいワインは沢山造れませんから、逆に我々が扱うのにはちょうど良いのです。
あと、美味しいワインを求めるお客様が増えたような気がします。知的好奇心とワインの経験値の結び付いた方が増えました。
サボっていると見透かされます(笑)。頑張らなくては!

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ワインは私にとって天職ですね

Nov 18, 2013 by weblogland |
ジュ・ド・レザン年々人気が増してますね。
これで割り当て数が増えていれば言う事なしなのですが(笑)、そうは問屋は卸さない。まったくそのまんまです(笑)。
今思うと、昔は売れない売れない(笑)。もちろん大した数も取りませんでしたが、確実に不良在庫として残ってました。こうして日の目を見るとは!もちろん良い商品と惚れ込んで販売は続けましたが、隔世の感です。この点、マスキューもジュ・ド・レザンの認知度が上がったことに多少貢献できたのかな(笑)?
冗談です(笑)。
マスキューはじっと売りつづけただけなのです。実際は、消費者の方が気づいただけなのです。ワインに対して、より良い選択と判断力が育ってきた証と考えるべきなのです。
いくら私だけで良さを主張しても、駄目に決まっています。それよりもぶれずに売りつづけたことを誇りたいですね(笑)。ワインの良し悪しを正確に判断できる方が増えるなんて、私がワインを始めた頃には考えられませんでした。売っている私だって、旨いか・まずいか判断出来ませんでした。あるワインを飲んで旨さにハマッて、生業兼趣味として目覚めただけです。家業が酒屋でなかったら、今ほどワインを飲むことは無かったはず。
そうするとワインは私にとって天職ですね(笑)。

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